JPH0518852A - 非接触加振器 - Google Patents

非接触加振器

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Publication number
JPH0518852A
JPH0518852A JP3173663A JP17366391A JPH0518852A JP H0518852 A JPH0518852 A JP H0518852A JP 3173663 A JP3173663 A JP 3173663A JP 17366391 A JP17366391 A JP 17366391A JP H0518852 A JPH0518852 A JP H0518852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
measured
vibration
force
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3173663A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Takayama
佳久 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3173663A priority Critical patent/JPH0518852A/ja
Publication of JPH0518852A publication Critical patent/JPH0518852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、被測定体が小型軽量の構造物であっ
ても被測定体の本来の振動特性を正確に測定できるよう
にしたものである。 【構成】被測定体に非磁性体を介して設けられた磁界発
生手段(5,6) と、この磁界発生手段の磁界内に配置され
この磁界内に交番磁界を発生して電磁力により被測定体
に振動を加える交番磁界発生手段(7,8) と、この交番磁
界発生手段に加わる振動を検出する力センサ(10,11) と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動試験及びその評価装
置に適用される非接触加振器に関する。
【0002】
【従来の技術】振動試験では小型軽量の構造物などの被
測定体に対して振動を加え、このときの被測定体におけ
る変位や保持力、破壊、又は耐久性、振動に対する応答
を測定している。このような試験では振動発生機つまり
加振器を用いて被測定体に振動を加えている。この加振
器としては動電型加振器、電気油圧式加振器などがあ
り、これら加振器はいずれも被測定体と結合体を介した
状態で振動を加えている。
【0003】従って、被測定体が大型の構造物であれば
よいが、小型軽量の構造物になると結合体を介して振動
を加えるために、結合体の振動特性の影響を受けて被測
定体の本来の振動特性を正確に測定できなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように被測定体
が小型軽量の構造物になると、結合体の振動特性の影響
を受けて被測定体の本来の振動特性を正確に測定できな
い。そこで本発明は、被測定体が小型軽量の構造物であ
っても被測定体の本来の振動特性を正確に測定できる非
接触加振器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定体に非
磁性体を介して設けられた磁界発生手段と、この磁界発
生手段の磁界内に配置されこの磁界内に交番磁界を発生
して電磁力により被測定体に振動を加える交番磁界発生
手段と、この交番磁界発生手段に加わる振動を検出する
力センサとを備えて上記目的を達成しようとする非接触
加振器である。
【0006】
【作用】このような手段を備えたことにより、被測定体
に非磁性体を介して設けられた磁界発生手段の磁界内に
交番磁界発生手段により交番磁界を発生してその電磁力
により被測定体に振動を加え、この振動を力センサによ
り検出する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0008】図1は非接触加振器の構成図である。被測
定体1は発砲ポリウレタン2上に載置されている。又、
被測定体1上にはそれぞれ非磁性体3、4を介して永久
磁石5、6が設けられている。これら永久磁石5、6は
s極とN極とが所定間隔をおいて対向配置されている。
そして、これら非磁性体3、4及び永久磁石5、6は共
に変形せず、かつ質量及び大きさが被測定体1と比較し
て無視できるほどに小さく形成されている。
【0009】一方、四辺形に形成された閉ループの導線
7が配置され、この導線7に交流電源8が接続されてい
る。なお、この導線7は変形しない構造となっている。
この導線7の下部の一辺7aは各永久磁石5、6との間
に介在し、かつ永久磁石5、6との間の磁界方向に対し
て直交する方向に配置されている。又、この導線7の上
部は図2に示すように支持ブロック9により支持されて
いる。この支持ブロック9には力センサ10、11が設
けられ、これら力センサ10、11が固定体12に固定
されている。これら力センサ10、11は導体7に加わ
る上下方向の力を検出するものとなっている。又、被測
定体1の上方には所定間隔をおいて被接触振動計13が
配置されている。この被接触振動計13は例えば変位セ
ンサ、速度センサである。次に上記の如く構成された加
振器の作用について説明する。
【0010】交流電源8から導線7に交流電流が供給さ
れると、導線7の周囲には交流電流により交番磁界が発
生する。しかるに、各永久磁石5、6間の磁界と交番磁
界とによってフレミングの左手の法則に従って永久磁石
5、6間の磁界方向に対して垂直方向に電磁力Fが発生
する。この電磁力Fは、永久磁石5、6間の磁界をB、
交流電流をI、磁界Bと交わる導線7の長さをWとすれ
ば、
【0011】F=B・I・W により表される。この結果、この電磁力Fの反力により
被測定体1は矢印(イ)方向に交流電源8の周波数に応
じた振動数で振動する。一方、この振動は導線7を介し
て各力センサ10、11に伝播し、これら力センサ1
0、11は導線7の振動により加わった上下方向(イ)
の力を検出する。又、被測定体1の振動は被接触振動計
13により測定される。
【0012】このように上記一実施例においては、被測
定体1に非磁性体3、4を介して設けられた永久磁石
5、6の磁界範囲内に導体7を配置して交番磁界を発生
し、このときに生じる電磁力Fにより被測定体1に振動
を加え、この振動による力を力センサ10、11により
検出するようにしたので、非接触の状態で被測定体1に
振動を加えることができて被測定体1の特有の振動特性
などを力センサ10、11や非接触振動計13により正
確に測定できる。
【0013】又、永久磁石5、6や導線7の大きさを被
測定体1に対して適切なものを選択すれば、小形の構造
物に対する振動特性を測定できる。さらに、交流電源8
の電源周波数を可変すれば、周波数に対する力及び振動
の変化を測定でき、いわゆる周波数応答関数を求めるこ
とができる。
【0014】力センサ10、11は導線7の上下方向に
加わる力のみを検出するので、たとえ被測定体1が変形
して磁界B及び交流電流Iの流れる方向が変化しても精
度高く導線7に加わる力を検出できる。さらに導線7に
流す交流電流の大きさ、磁界Bの大きさは任意に設定で
きるので、被測定体1に対する最適な振動特性を測定で
きる。
【0015】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。例えば、永久磁石5、6は一定の磁界を発生すれば
よいので、永久磁石5、6に代えて電磁石にしてもよ
い。又、導線7は変形しなければよいので、その幅や長
さ、或いは径等は任意に設定してよい。さらに、導線7
はコイル状に形成してもよい。又、被測定体1を載置す
るものは発砲ポリウレタンに限らず非常に弱いばねの特
性を持つようなものであればよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、被
測定体が小型軽量の構造物であっても被測定体の本来の
振動特性を正確に測定できる非接触加振器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触加振器の一実施例を示す構
成図。
【図2】同装置における導線の固定状態を示す図。
【符号の説明】
1…被測定体、2…発砲ポリウレタン、3,4…非磁性
体、5,6…永久磁石、7…導体、8…交流電源、9…
支持ブロック、10,11…力センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被測定体に非磁性体を介して設けられた
    磁界発生手段と、この磁界発生手段の磁界内に配置され
    この磁界内に交番磁界を発生して電磁力により前記被測
    定体に振動を加える交番磁界発生手段と、この交番磁界
    発生手段に加わる振動を検出する力センサとを具備した
    ことを特徴とする非接触加振器。
JP3173663A 1991-07-15 1991-07-15 非接触加振器 Pending JPH0518852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173663A JPH0518852A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 非接触加振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173663A JPH0518852A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 非接触加振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518852A true JPH0518852A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15964796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3173663A Pending JPH0518852A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 非接触加振器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0518852A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356154C (zh) * 2004-09-28 2007-12-19 浙江大学 固定均匀弦振动实验装置

Cited By (1)

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CN100356154C (zh) * 2004-09-28 2007-12-19 浙江大学 固定均匀弦振动实验装置

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