JPH0518803A - 流量計 - Google Patents
流量計Info
- Publication number
- JPH0518803A JPH0518803A JP26676791A JP26676791A JPH0518803A JP H0518803 A JPH0518803 A JP H0518803A JP 26676791 A JP26676791 A JP 26676791A JP 26676791 A JP26676791 A JP 26676791A JP H0518803 A JPH0518803 A JP H0518803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- passage
- flowmeter
- flow meter
- casing
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流量計の測定精度の向上に寄与することを目
的とする。 【構成】 流体流通路に流入したガス等の気体を外部に
排気させるべく該流体流通路の流出路9に連通するガス
抜き用分岐路10を介してガス抜き弁35が設けられて
なることを特徴とする。
的とする。 【構成】 流体流通路に流入したガス等の気体を外部に
排気させるべく該流体流通路の流出路9に連通するガス
抜き用分岐路10を介してガス抜き弁35が設けられて
なることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流量計、さらに詳しくは
容積式流量計の改良に関する。
容積式流量計の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種容積式流量計は比較的測定精度が
高く、且つ流体の流れの状態による影響が少ない等の利
点を有するために、測定精度が要求される場合の流量計
として幅広く使用されるに至っている。
高く、且つ流体の流れの状態による影響が少ない等の利
点を有するために、測定精度が要求される場合の流量計
として幅広く使用されるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば配管
内にエアが侵入したり、或いは流通流体が発泡性のある
薬品を溶解せしめたものである場合には、配管経路にエ
アやガス等が流通してこれが流量計内に溜まって流体の
測定上好ましくない事態が生じる。しかるに、上記従来
のものはガス等の排気手段は何ら具備しないために、配
管を分解して流量計内のガスを抜かざるを得ないという
大なる不都合があった。
内にエアが侵入したり、或いは流通流体が発泡性のある
薬品を溶解せしめたものである場合には、配管経路にエ
アやガス等が流通してこれが流量計内に溜まって流体の
測定上好ましくない事態が生じる。しかるに、上記従来
のものはガス等の排気手段は何ら具備しないために、配
管を分解して流量計内のガスを抜かざるを得ないという
大なる不都合があった。
【0004】また、通常流量計の流出側の配管には、簡
易且つ安価な塩化ビニルパイプ等の可撓性を有するもの
が使用されるが、例えば往復動ポンプ等にこの流量計を
取付けて使用するような場合、往復動ポンプの吐出圧の
影響等を受けて前期塩化ビニルパイプ等が拡縮するため
に、一旦流出した流体が再度流量計内に逆流してしまう
こととなり、流体の測定に悪影響を及ぼすという致命的
な問題点を有していたのである。
易且つ安価な塩化ビニルパイプ等の可撓性を有するもの
が使用されるが、例えば往復動ポンプ等にこの流量計を
取付けて使用するような場合、往復動ポンプの吐出圧の
影響等を受けて前期塩化ビニルパイプ等が拡縮するため
に、一旦流出した流体が再度流量計内に逆流してしまう
こととなり、流体の測定に悪影響を及ぼすという致命的
な問題点を有していたのである。
【0005】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、流量計の測定精度の
向上に寄与することを課題とする。
決するためになされたものであり、流量計の測定精度の
向上に寄与することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明は、流入口2と流出口3とを具備する容
積式流量計に於いて、流体流通路に流入したガス等の気
体を外部に排気させるべく該流体流通路の流出路9に連
通するガス抜き用分岐路10を介してガス抜き弁35が
設けられてなる流量計である。また、前記流出口3に逆
止弁25を設けて構成してもよい。
るために本発明は、流入口2と流出口3とを具備する容
積式流量計に於いて、流体流通路に流入したガス等の気
体を外部に排気させるべく該流体流通路の流出路9に連
通するガス抜き用分岐路10を介してガス抜き弁35が
設けられてなる流量計である。また、前記流出口3に逆
止弁25を設けて構成してもよい。
【0007】
【作用】従って、上記構成を特徴とする流量計に於いて
は、例えばその流入口2をポンプ等の吐出口に直接又は
配管を介して間接的に接続すると共に、流出口3に逆止
弁25を介して可撓性のある塩化ビニルパイプ等を接続
して使用する。
は、例えばその流入口2をポンプ等の吐出口に直接又は
配管を介して間接的に接続すると共に、流出口3に逆止
弁25を介して可撓性のある塩化ビニルパイプ等を接続
して使用する。
【0008】そして、流入口2から流体流通路を介して
流入した流体の吐出流量が容積式流量計にて測定される
こととなるが、流体中にエアやガス等の気体を含む場合
はこれらが流量計内に溜まってしまい、実際の吐出流量
と測定流量とに誤差を生ずるという測定上好ましくない
事態が発生する。
流入した流体の吐出流量が容積式流量計にて測定される
こととなるが、流体中にエアやガス等の気体を含む場合
はこれらが流量計内に溜まってしまい、実際の吐出流量
と測定流量とに誤差を生ずるという測定上好ましくない
事態が発生する。
【0009】しかるに、流量計にはガス抜き弁35が設
けられてなるため、このガス抜き弁35により流量計内
に溜まったガス等を外部に排気すれば、かかる貯留ガス
等の影響を受けることがなくなり、よって正確な流量測
定に寄与しうることとなる。
けられてなるため、このガス抜き弁35により流量計内
に溜まったガス等を外部に排気すれば、かかる貯留ガス
等の影響を受けることがなくなり、よって正確な流量測
定に寄与しうることとなる。
【0010】また、流出口3に逆止弁25を設けておく
と、該流出口3から流出した流体は流量計内に逆流する
ことがなくなるために、良好な流量測定が行えるのであ
る。
と、該流出口3から流出した流体は流量計内に逆流する
ことがなくなるために、良好な流量測定が行えるのであ
る。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面に従っ
て説明する。
て説明する。
【0012】図1乃至図3に於いて、1は各側面に流入
口2と流出口3とが夫々設けられた熱可塑性樹脂からな
るケーシングを示し、該ケーシング1の略中央部には収
納室4が形成されてなる。5はケーシング1の収納室4
に装着される上面が開口した平面略瓢箪形状のインナー
ケースで、該インナーケース5は収納室4の内径寸法よ
りも小なる外径寸法に設定されてなるが、その両側部に
は貫通孔(図示せず)を有する凸状部6が夫々突設され
ており、インナーケース5をケーシング1の収納室4に
装着する際に、該凸状部6は収納室4の側壁により潰さ
れる状態で圧入されてインナーケース5の離脱が阻止さ
れることとなる。
口2と流出口3とが夫々設けられた熱可塑性樹脂からな
るケーシングを示し、該ケーシング1の略中央部には収
納室4が形成されてなる。5はケーシング1の収納室4
に装着される上面が開口した平面略瓢箪形状のインナー
ケースで、該インナーケース5は収納室4の内径寸法よ
りも小なる外径寸法に設定されてなるが、その両側部に
は貫通孔(図示せず)を有する凸状部6が夫々突設され
ており、インナーケース5をケーシング1の収納室4に
装着する際に、該凸状部6は収納室4の側壁により潰さ
れる状態で圧入されてインナーケース5の離脱が阻止さ
れることとなる。
【0013】7はインナーケース5の底面に突設された
複数の突起であり、該インナーケース5の収納室4への
装着時に於いて、インナーケース5の上端部は若干収納
室4から突出する。8はケーシング1の流入口2とイン
ナーケース5の一方の貫通孔とを連通させるべく設けら
れた流入路で、9はケーシング1の流出口3とインナー
ケース5の他方の貫通孔とを連通させるべく設けられた
流出路であり、該流出路9にはガス抜き用分岐路10が
分岐形成され、該分岐路10に連通して外周面に雄ネジ
を有する環状部11がケーシング1の側面に突設されて
なる。
複数の突起であり、該インナーケース5の収納室4への
装着時に於いて、インナーケース5の上端部は若干収納
室4から突出する。8はケーシング1の流入口2とイン
ナーケース5の一方の貫通孔とを連通させるべく設けら
れた流入路で、9はケーシング1の流出口3とインナー
ケース5の他方の貫通孔とを連通させるべく設けられた
流出路であり、該流出路9にはガス抜き用分岐路10が
分岐形成され、該分岐路10に連通して外周面に雄ネジ
を有する環状部11がケーシング1の側面に突設されて
なる。
【0014】第3図中、12,12はインナーケース5
内に所定間隔隔てて突設された一対の固定軸で、該固定
軸12,12には相互に噛合する楕円歯車13,13が
夫々回転自在に取付けられている。尚、前記インナーケ
ース5は楕円歯車13,13と同じ熱膨張係数を有する
熱可塑性樹脂で構成されてなる。
内に所定間隔隔てて突設された一対の固定軸で、該固定
軸12,12には相互に噛合する楕円歯車13,13が
夫々回転自在に取付けられている。尚、前記インナーケ
ース5は楕円歯車13,13と同じ熱膨張係数を有する
熱可塑性樹脂で構成されてなる。
【0015】14は収納室4を覆うためのカバー体で、
該カバー体14をネジ等(図示せず)でケーシング1に
固定する際に、このネジの締着力等によりインナーケー
ス5の突起7…が潰れてカバー体14とケーシング1の
上面部に密着して、Oリング15にて両者間のシールが
図られることとなる。尚、カバー体14は前記インナー
ケース5と同様の素材にて構成されている。
該カバー体14をネジ等(図示せず)でケーシング1に
固定する際に、このネジの締着力等によりインナーケー
ス5の突起7…が潰れてカバー体14とケーシング1の
上面部に密着して、Oリング15にて両者間のシールが
図られることとなる。尚、カバー体14は前記インナー
ケース5と同様の素材にて構成されている。
【0016】16,16はケーシング1の下面とカバー
体14の上面に取付けられた蓋体で、金属板からなる。
17は楕円歯車13に設けられた孔18に嵌入した磁石
で、19はこの孔18を覆うべく該孔18に装着された
キャップである。
体14の上面に取付けられた蓋体で、金属板からなる。
17は楕円歯車13に設けられた孔18に嵌入した磁石
で、19はこの孔18を覆うべく該孔18に装着された
キャップである。
【0017】20はエポキシ樹脂等からなる充填材21
によりカバー体14に固定された磁気センサーで、前記
磁石17の回転を検出して電気信号に交換する。22は
磁気センサー20に接続されたコードであり、楕円歯車
13の回転時には信号が送られてケーシング1の前面に
設けられた出力信号用ランプ23が点灯する。24は流
量計が通電状態にある場合に点灯する電源用ランプであ
る。
によりカバー体14に固定された磁気センサーで、前記
磁石17の回転を検出して電気信号に交換する。22は
磁気センサー20に接続されたコードであり、楕円歯車
13の回転時には信号が送られてケーシング1の前面に
設けられた出力信号用ランプ23が点灯する。24は流
量計が通電状態にある場合に点灯する電源用ランプであ
る。
【0018】25はケーシング1の流入口2に螺合接続
したジョイントを示す。26はケーシング1の流出口3
に螺合接続した逆止弁であり、図3のように底部に貫通
孔27を有する弁座28が設けられた逆止弁本体29に
貫通孔30を有するボールガイド31が嵌入されてな
り、この両者間にはチャッキボール32が内装されてい
る。33は逆止弁26に螺合した継手で、34は継手3
3に螺合した袋ナットである。
したジョイントを示す。26はケーシング1の流出口3
に螺合接続した逆止弁であり、図3のように底部に貫通
孔27を有する弁座28が設けられた逆止弁本体29に
貫通孔30を有するボールガイド31が嵌入されてな
り、この両者間にはチャッキボール32が内装されてい
る。33は逆止弁26に螺合した継手で、34は継手3
3に螺合した袋ナットである。
【0019】35はケーシング1の環状部11の雄ネジ
に螺合接続したガス抜き弁であり、常時は先端に尖鋭部
36を有する弁体37にてケーシング1の分岐路10が
閉塞され、ガス抜きナット38を螺脱せしめると、該ガ
ス抜きナット38と共に略中央にガス抜き通路39を有
する押圧体40が外側に移動し、流量計内の圧力を受け
て弁体37が分岐路10から離脱して、流量計内に溜ま
ったガス等がガス抜き通路39から外部に排気される。
に螺合接続したガス抜き弁であり、常時は先端に尖鋭部
36を有する弁体37にてケーシング1の分岐路10が
閉塞され、ガス抜きナット38を螺脱せしめると、該ガ
ス抜きナット38と共に略中央にガス抜き通路39を有
する押圧体40が外側に移動し、流量計内の圧力を受け
て弁体37が分岐路10から離脱して、流量計内に溜ま
ったガス等がガス抜き通路39から外部に排気される。
【0020】本実施例は以上のような構成からなるが、
例えば図4の如くダイヤフラムポンプ41の吐出口42
に流量計のジョイント25を接続すると共に、流量計の
逆止弁26に取付けらた袋ナット34で可撓性を有する
塩化ビニルパイプ43の鍔部44を継手33に圧接させ
るように接続して使用する。
例えば図4の如くダイヤフラムポンプ41の吐出口42
に流量計のジョイント25を接続すると共に、流量計の
逆止弁26に取付けらた袋ナット34で可撓性を有する
塩化ビニルパイプ43の鍔部44を継手33に圧接させ
るように接続して使用する。
【0021】そして、ダイヤフラムポンプ41の作動せ
しめると、その吐出口42からジョイント25を介して
所望量の流体が流量計内に流入し、その流入路8よりイ
ンナーケース5の貫通孔を介して該インナーケース5内
に流入した流体は、楕円歯車13,13を回転せしめこ
の回転数により通過流量が測定される。尚、この楕円歯
車13,13の回転時には、出力信号用ランプ23が点
灯する。そして、インナーケース5の他方の貫通孔から
流出路9,流出口3及び逆止弁26等を介して塩化ビニ
ルパイプ43から流体が吐出されることとなる。
しめると、その吐出口42からジョイント25を介して
所望量の流体が流量計内に流入し、その流入路8よりイ
ンナーケース5の貫通孔を介して該インナーケース5内
に流入した流体は、楕円歯車13,13を回転せしめこ
の回転数により通過流量が測定される。尚、この楕円歯
車13,13の回転時には、出力信号用ランプ23が点
灯する。そして、インナーケース5の他方の貫通孔から
流出路9,流出口3及び逆止弁26等を介して塩化ビニ
ルパイプ43から流体が吐出されることとなる。
【0022】この場合に於いて、流量計の流出口3には
逆止弁26が設けられてなるため、一旦吐出された流体
は一切流量計内に逆流することがなくなり、簡易且つ安
価な可撓性を有する塩化ビニルパイプ43を流出側の配
管として使用できるという利点がある。
逆止弁26が設けられてなるため、一旦吐出された流体
は一切流量計内に逆流することがなくなり、簡易且つ安
価な可撓性を有する塩化ビニルパイプ43を流出側の配
管として使用できるという利点がある。
【0023】また、作業者或いは測定計器等により実際
の吐出流量と流量計による測定流量とに誤差があると認
められた場合、ガス抜き弁35により流量計内の溜まっ
たガスを外部に排気すればよく、かかるガス抜きにより
流量計の測定動作を妨げることがなくなって、該流量計
による測定精度の維持に大いに寄与することとなる。し
かも、このガス抜き作業は極めて簡易であり煩雑になる
こともない。尚、前記測定計器等と連動せしめてガス抜
き弁35の開放動作を制御しうるように構成することも
可能である。
の吐出流量と流量計による測定流量とに誤差があると認
められた場合、ガス抜き弁35により流量計内の溜まっ
たガスを外部に排気すればよく、かかるガス抜きにより
流量計の測定動作を妨げることがなくなって、該流量計
による測定精度の維持に大いに寄与することとなる。し
かも、このガス抜き作業は極めて簡易であり煩雑になる
こともない。尚、前記測定計器等と連動せしめてガス抜
き弁35の開放動作を制御しうるように構成することも
可能である。
【0024】さらに、ケーシング1とインナーケース5
とは別体に構成されてなるため、高精度の寸法が要求さ
れるインナーケース5をケーシング1の影響を受けずに
製作できることとなり、その寸法精度を確保できると共
に強度の維持を各別に図れるという利点がある。
とは別体に構成されてなるため、高精度の寸法が要求さ
れるインナーケース5をケーシング1の影響を受けずに
製作できることとなり、その寸法精度を確保できると共
に強度の維持を各別に図れるという利点がある。
【0025】また、固定軸12はインナーケース5に一
体形成されてなるため、固定軸12に偏心が生ずること
もなくなって、楕円歯車13とインナーケース5の側壁
とのクリアランスを極小に設定できる結果、測定精度の
向上が図れると共に、組立作業の簡略化も図れてコスト
ダウンにも大いに寄与しうるという利点もある。
体形成されてなるため、固定軸12に偏心が生ずること
もなくなって、楕円歯車13とインナーケース5の側壁
とのクリアランスを極小に設定できる結果、測定精度の
向上が図れると共に、組立作業の簡略化も図れてコスト
ダウンにも大いに寄与しうるという利点もある。
【0026】尚、上記実施例に於いては、流量計にガス
抜き弁35及び逆止弁26とを設けてなるが、逆止弁2
6は必ずしも設けなくてもよく必要に応じて設ければよ
い。
抜き弁35及び逆止弁26とを設けてなるが、逆止弁2
6は必ずしも設けなくてもよく必要に応じて設ければよ
い。
【0027】また、ダイヤフラムポンプ41から吐出さ
れる流量を測定すべく流量計を使用した場合について説
明したが、この流量計の使用態様は決してこれに限定さ
れるものではない。
れる流量を測定すべく流量計を使用した場合について説
明したが、この流量計の使用態様は決してこれに限定さ
れるものではない。
【0028】さらに、流量計の具体的な構成も該実施例
に限定されず、要は容積式流量計であればよい他、該流
量計に接続する配管構成も問わない。
に限定されず、要は容積式流量計であればよい他、該流
量計に接続する配管構成も問わない。
【0029】その他、逆止弁26やガス抜き弁35の形
状等の具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて
任意に設計変更自在である。
状等の具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて
任意に設計変更自在である。
【0030】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は流量計内に溜まっ
たガス等の気体を外部に排気させるためのガス抜き弁を
設けてなるため、流量計内へのガス等の貯留に起因して
実際の吐出流量と流量計による測定流量との間に誤差が
生じても、従来の如く配管等を分解することなくガス抜
き弁にて貯留ガスを外部へ簡易に排気できることとなる
結果、ガス等の貯留が流量計の測定動作に影響を与える
ことなく、その測定精度の維持に大いに寄与するという
格別の効果を得るに至った。
たガス等の気体を外部に排気させるためのガス抜き弁を
設けてなるため、流量計内へのガス等の貯留に起因して
実際の吐出流量と流量計による測定流量との間に誤差が
生じても、従来の如く配管等を分解することなくガス抜
き弁にて貯留ガスを外部へ簡易に排気できることとなる
結果、ガス等の貯留が流量計の測定動作に影響を与える
ことなく、その測定精度の維持に大いに寄与するという
格別の効果を得るに至った。
【0031】また、流量計の排出口に逆止弁を設ける
と、たとえ吐出側配管に可撓性を有する塩化ビニルパイ
プ等を使用しても、従来のように流量計内の圧力により
塩化ビニルパイプ等が拡縮して一旦吐出された流体が流
量計内に逆流するような不都合を排除できるという測定
上好ましい効果を奏する。
と、たとえ吐出側配管に可撓性を有する塩化ビニルパイ
プ等を使用しても、従来のように流量計内の圧力により
塩化ビニルパイプ等が拡縮して一旦吐出された流体が流
量計内に逆流するような不都合を排除できるという測定
上好ましい効果を奏する。
【図1】本発明に係る流量計の一実施例を示す正面図。
【図2】同流量計の断面図。
【図3】同流量計の内部構成を示す一部断面正面図。
【図4】(イ)は流量計の使用状態を示す正面図、
(ロ)は同側面図。
(ロ)は同側面図。
2…流入口
3…流出口
10…ガス抜き用分岐路
26…逆止弁
35…ガス抜き弁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 米田 泉
大阪市中央区南船場2丁目4番8号第百生
命ビル7F 日本フイーダー工業株式会社
内
(72)発明者 中野 吉雅
東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田
工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 流入口2と流出口3とを具備する容積式
流量計に於いて、流体流通路に流入したガス等の気体を
外部に排気させるべく該流体流通路の流出路9に連通す
るガス抜き用分岐路10を介してガス抜き弁35が設け
られてなることを特徴とする流量計。 - 【請求項2】 前期流出口3に逆止弁26が設けられて
なる請求項1記載の流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26676791A JPH0518803A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26676791A JPH0518803A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518803A true JPH0518803A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=17435422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26676791A Pending JPH0518803A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518803A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5769209A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-27 | Oval Eng Co Ltd | Unit type flowmeter |
JPS6330973U (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-29 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP26676791A patent/JPH0518803A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5769209A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-27 | Oval Eng Co Ltd | Unit type flowmeter |
JPS6330973U (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-29 |
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