JPH05187799A - 誘導飛翔体 - Google Patents
誘導飛翔体Info
- Publication number
- JPH05187799A JPH05187799A JP4004438A JP443892A JPH05187799A JP H05187799 A JPH05187799 A JP H05187799A JP 4004438 A JP4004438 A JP 4004438A JP 443892 A JP443892 A JP 443892A JP H05187799 A JPH05187799 A JP H05187799A
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- Japan
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- warhead
- aircraft
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- shell
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 航空機やミサイルなど複数種類の目標に対処
可能で、それぞれの目標機種に応じて最適な攻撃を行う
ことができる誘導飛翔体を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の誘導飛翔体は、破片の大きさが互い
に異なる複数種類の弾殻A、Bによって外周が覆われて
いる指向性弾頭と、目標機種及び目標方向を検出し、こ
れらの情報から目標の破壊に最も適した弾殻を目標方向
に向けるように機体のロール回転量及びロール方向を算
出するロール方向・ロール回転量計算部を設けたことを
特徴とする。
可能で、それぞれの目標機種に応じて最適な攻撃を行う
ことができる誘導飛翔体を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の誘導飛翔体は、破片の大きさが互い
に異なる複数種類の弾殻A、Bによって外周が覆われて
いる指向性弾頭と、目標機種及び目標方向を検出し、こ
れらの情報から目標の破壊に最も適した弾殻を目標方向
に向けるように機体のロール回転量及びロール方向を算
出するロール方向・ロール回転量計算部を設けたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指向性弾頭を用いてミ
サイルおよび航空機等を破壊する誘導飛翔体に関する。
サイルおよび航空機等を破壊する誘導飛翔体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、航空機の抗たん性(壊れにくい度
合)の増大に対応し、破壊効果の高い指向性弾頭を用い
た誘導飛翔体の開発が盛んである。指向性弾頭は弾頭の
位置および大きさは変えずに起爆筒の位置を中心から偏
心させ、弾頭の威力を一方向に集中させるようにしたも
のである。
合)の増大に対応し、破壊効果の高い指向性弾頭を用い
た誘導飛翔体の開発が盛んである。指向性弾頭は弾頭の
位置および大きさは変えずに起爆筒の位置を中心から偏
心させ、弾頭の威力を一方向に集中させるようにしたも
のである。
【0003】図5は指向性弾頭の一例であり、多数の破
片52によって形成された弾殻51が弾頭の外周を覆
い、起爆筒50が弾頭の中心Oから偏心した位置に配置
されている。この起爆筒50を起爆させるといわゆるノ
イマン効果により、中心Oをはさんで起爆筒50の配置
された位置と反対側に、より多くの破片が集中して飛散
し、図中矢印で示す方向へ威力が集中するようになる。
片52によって形成された弾殻51が弾頭の外周を覆
い、起爆筒50が弾頭の中心Oから偏心した位置に配置
されている。この起爆筒50を起爆させるといわゆるノ
イマン効果により、中心Oをはさんで起爆筒50の配置
された位置と反対側に、より多くの破片が集中して飛散
し、図中矢印で示す方向へ威力が集中するようになる。
【0004】図6は起爆筒を4か所に設けた弾頭の例で
ある。この弾頭が装備された飛翔体は、発射後、目標方
向を検知し、4つの起爆筒60、61、62、63の中
から、目標方向に弾頭の威力が最も集中する起爆筒を選
択し攻撃を行う。例えば、目標が図6のTで示す位置に
あった場合、起爆筒61を選択することによって、弾頭
威力が目標方向に集中し、高い攻撃能力を得ることがで
きる。
ある。この弾頭が装備された飛翔体は、発射後、目標方
向を検知し、4つの起爆筒60、61、62、63の中
から、目標方向に弾頭の威力が最も集中する起爆筒を選
択し攻撃を行う。例えば、目標が図6のTで示す位置に
あった場合、起爆筒61を選択することによって、弾頭
威力が目標方向に集中し、高い攻撃能力を得ることがで
きる。
【0005】しかしながら、最近では、対空飛翔体は従
来のように航空機だけでなくASM(空対地ミサイル)
やCM(巡航ミサイル)のようなミサイルに対処する必
要性が高まってきた。目標がASMやCMといったミサ
イルの場合は大きさが小さく、地上のセンサでみつける
のは難しい。そのため、どうしても自己から近い位置で
対処しなければならないので、破壊はコントロールキル
でなくミサイルの弾頭を破壊するハードキルなくてはな
らない。なぜなら、コントロールキルされたミサイルの
弾頭で自己が被害を受ける可能性があるからである。
来のように航空機だけでなくASM(空対地ミサイル)
やCM(巡航ミサイル)のようなミサイルに対処する必
要性が高まってきた。目標がASMやCMといったミサ
イルの場合は大きさが小さく、地上のセンサでみつける
のは難しい。そのため、どうしても自己から近い位置で
対処しなければならないので、破壊はコントロールキル
でなくミサイルの弾頭を破壊するハードキルなくてはな
らない。なぜなら、コントロールキルされたミサイルの
弾頭で自己が被害を受ける可能性があるからである。
【0006】通常、ASMやCMの弾頭はブラストタイ
プで、その弾殻はかなり厚い鋼からなる。そのため、こ
のようなミサイルをハードキルするには、対航空機の場
合より大きな破片エネルギーが要求される。破片エネル
ギーは破片速度と破片質量によって決まる。このうち、
破片速度は、弾殻物質と炸薬質量の比で決まってしまう
ので多くは望めない。また、破片質量を大きくすると、
破片エネルギーは増大し、貫徹力は増すものの、航空機
の破壊に必要な破片散布密度が得られなくなり、今度は
対航空機用として適さなくなってしまうという問題点が
あった。
プで、その弾殻はかなり厚い鋼からなる。そのため、こ
のようなミサイルをハードキルするには、対航空機の場
合より大きな破片エネルギーが要求される。破片エネル
ギーは破片速度と破片質量によって決まる。このうち、
破片速度は、弾殻物質と炸薬質量の比で決まってしまう
ので多くは望めない。また、破片質量を大きくすると、
破片エネルギーは増大し、貫徹力は増すものの、航空機
の破壊に必要な破片散布密度が得られなくなり、今度は
対航空機用として適さなくなってしまうという問題点が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、指向
性弾頭を用いた誘導飛翔体にあっては、対航空機攻撃用
としてだけでなく、ASMやCMのようなミサイルにも
対処する必要性が高まっているが、破片エネルギーを増
大させるため、破片質量を大きくした場合航空機攻撃に
必要な破片散布密度が得られなくなり、航空機攻撃用と
して不向きなものとなっていた。
性弾頭を用いた誘導飛翔体にあっては、対航空機攻撃用
としてだけでなく、ASMやCMのようなミサイルにも
対処する必要性が高まっているが、破片エネルギーを増
大させるため、破片質量を大きくした場合航空機攻撃に
必要な破片散布密度が得られなくなり、航空機攻撃用と
して不向きなものとなっていた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、一つの弾頭で対航空機及び対ミサイルといった複数
種類の目標に対処可能で、それぞれの目標に応じて最適
な攻撃を行うことができる誘導飛翔体に関する。
で、一つの弾頭で対航空機及び対ミサイルといった複数
種類の目標に対処可能で、それぞれの目標に応じて最適
な攻撃を行うことができる誘導飛翔体に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、目標情報を検出する目標検出手段を具備す
る誘導飛翔体において、破片の大きさが互いに異なる複
数の弾殻が外周を囲むように配置され、各弾殻に対応し
て内部の偏心位置に起爆筒が設けられる指向性弾頭と、
前記目標検出手段で検出した目標方向情報と外部より受
信する目標識別情報から前記複数の弾殻のうちのいずれ
か適する弾殻を目標方向に向けるような機体のロール角
を算出するロール角算出手段を具備することを特徴とす
る誘導飛翔体によって構成される。
に本発明は、目標情報を検出する目標検出手段を具備す
る誘導飛翔体において、破片の大きさが互いに異なる複
数の弾殻が外周を囲むように配置され、各弾殻に対応し
て内部の偏心位置に起爆筒が設けられる指向性弾頭と、
前記目標検出手段で検出した目標方向情報と外部より受
信する目標識別情報から前記複数の弾殻のうちのいずれ
か適する弾殻を目標方向に向けるような機体のロール角
を算出するロール角算出手段を具備することを特徴とす
る誘導飛翔体によって構成される。
【0010】
【作用】本発明の誘導飛翔体は、目標検出手段で目標方
向を検出し、目標識別結果に応じて対航空機用弾殻ある
いは対ミサイル用弾殻が目標方向に向くように機体のロ
ール角が算出され、この算出結果に基づき機体のロール
角が制御され、目標が航空機の場合は、破片散布密度の
大きい起爆が行われ、ミサイルの場合は、破片エネルギ
ーが大きく、ハードキルに適した起爆が行われる。
向を検出し、目標識別結果に応じて対航空機用弾殻ある
いは対ミサイル用弾殻が目標方向に向くように機体のロ
ール角が算出され、この算出結果に基づき機体のロール
角が制御され、目標が航空機の場合は、破片散布密度の
大きい起爆が行われ、ミサイルの場合は、破片エネルギ
ーが大きく、ハードキルに適した起爆が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず初めに本発明に用いられる弾頭部について説
明する。
する。まず初めに本発明に用いられる弾頭部について説
明する。
【0012】図1は本発明の誘導飛翔体に用いられる弾
頭部の断面図を表わす。図1において、A,Bは破片の
大きさが互いに異なる2種類の弾殻である。弾殻A、B
は例えばタングステンのような密度の大きい材料が選ば
れる。弾殻Aは破片の大きさが弾殻Bの破片より大き
く、対ミサイル用として利用される。弾殻Bは航空機用
として利用される。前述したように、ミサイルは鋼でで
きているため、いわゆるジュラルミン製の航空機と比べ
て厚みがある。これをハードキルするために、弾殻Aの
破片1個あたりの重さは弾殻Bより重くなっている。1
0,11は、各弾殻A,Bに対応して中心Oから離れた
位置に設けられた起爆筒である。弾殻Aを破裂させる場
合は、起爆筒10を起爆し、弾殻Bを破裂させる場合
は、起爆筒11を起爆する。次にこの誘導飛翔体の機体
のロール角制御について説明する。
頭部の断面図を表わす。図1において、A,Bは破片の
大きさが互いに異なる2種類の弾殻である。弾殻A、B
は例えばタングステンのような密度の大きい材料が選ば
れる。弾殻Aは破片の大きさが弾殻Bの破片より大き
く、対ミサイル用として利用される。弾殻Bは航空機用
として利用される。前述したように、ミサイルは鋼でで
きているため、いわゆるジュラルミン製の航空機と比べ
て厚みがある。これをハードキルするために、弾殻Aの
破片1個あたりの重さは弾殻Bより重くなっている。1
0,11は、各弾殻A,Bに対応して中心Oから離れた
位置に設けられた起爆筒である。弾殻Aを破裂させる場
合は、起爆筒10を起爆し、弾殻Bを破裂させる場合
は、起爆筒11を起爆する。次にこの誘導飛翔体の機体
のロール角制御について説明する。
【0013】図2は機体のロール角制御を表わすブロッ
ク図である。初めにシーカ20により目標の方向が検知
される。図3に示すように飛翔体の断面から見た機体座
標系をY軸、Z軸とすると、シーカ20では目標Tの方
向として+Y軸からのロール角φcを検出し、ロール方
向・ロール回転量計算部21に送出する。このロール方
向・ロール回転量計算部21には、発射前に地上のレー
ダ装置で識別した目標識別結果が入力され、目標が航空
機かミサイルかの情報があらかじめ取りこまれる。ロー
ル方向・ロール回転量計算部21では、これらの情報を
基に図1の対ミサイル用弾殻Aまたは対航空機用弾殻B
のいずれか適する弾殻を選択し、機体のロール方向およ
びロール回転量を計算する。即ち、目標がミサイルの場
合は、対ミサイル用弾殻Aの起爆筒10が目標と相反す
る側にくるように、また、目標が航空機の場合は起爆筒
11が目標と相反する側にくるようにそれぞれロール方
向及び回転量を決定する。
ク図である。初めにシーカ20により目標の方向が検知
される。図3に示すように飛翔体の断面から見た機体座
標系をY軸、Z軸とすると、シーカ20では目標Tの方
向として+Y軸からのロール角φcを検出し、ロール方
向・ロール回転量計算部21に送出する。このロール方
向・ロール回転量計算部21には、発射前に地上のレー
ダ装置で識別した目標識別結果が入力され、目標が航空
機かミサイルかの情報があらかじめ取りこまれる。ロー
ル方向・ロール回転量計算部21では、これらの情報を
基に図1の対ミサイル用弾殻Aまたは対航空機用弾殻B
のいずれか適する弾殻を選択し、機体のロール方向およ
びロール回転量を計算する。即ち、目標がミサイルの場
合は、対ミサイル用弾殻Aの起爆筒10が目標と相反す
る側にくるように、また、目標が航空機の場合は起爆筒
11が目標と相反する側にくるようにそれぞれロール方
向及び回転量を決定する。
【0014】ロール方向・ロール回転量計算部21で計
算された値はロールオートパイロール部23に送られ
る。図2のロールオートパイロット部23の点線内部は
ロール角制御の制御ループを示す。ロールオートパイロ
ール部23では、入力されたロール回転量から実際の操
舵及び空気抵抗等によって影響を受ける機体運動を考慮
してロール角のフィードバック制御がなされ、最終的な
ロール角φが算出される。このようにしてロール角が設
定された誘導飛翔体は誘導制御されて目標に接近したと
きに図1の弾頭内部の起爆筒に接続された信管(図示せ
ず)に目標に接近したことを示す近接信号が送られ、信
管が発火し、その発火力で10,11いずれかの起爆筒
が起爆して対応する弾殻が飛散する。
算された値はロールオートパイロール部23に送られ
る。図2のロールオートパイロット部23の点線内部は
ロール角制御の制御ループを示す。ロールオートパイロ
ール部23では、入力されたロール回転量から実際の操
舵及び空気抵抗等によって影響を受ける機体運動を考慮
してロール角のフィードバック制御がなされ、最終的な
ロール角φが算出される。このようにしてロール角が設
定された誘導飛翔体は誘導制御されて目標に接近したと
きに図1の弾頭内部の起爆筒に接続された信管(図示せ
ず)に目標に接近したことを示す近接信号が送られ、信
管が発火し、その発火力で10,11いずれかの起爆筒
が起爆して対応する弾殻が飛散する。
【0015】本実施例によれば、一つの弾殻で複数の目
標に対処可能なことから、目標が航空機の場合は、破片
散布密度が大きい弾殻を使用し、目標がASMやCMと
いったミサイルの場合は破片エネルギーが大きく弾頭の
ハードキルに適した弾殻を使用しているので、一つの弾
頭で対航空機及び対ミサイルといった複数種類の目標に
対処可能で、それぞれの目標に応じて最適な攻撃を行う
ことができる。
標に対処可能なことから、目標が航空機の場合は、破片
散布密度が大きい弾殻を使用し、目標がASMやCMと
いったミサイルの場合は破片エネルギーが大きく弾頭の
ハードキルに適した弾殻を使用しているので、一つの弾
頭で対航空機及び対ミサイルといった複数種類の目標に
対処可能で、それぞれの目標に応じて最適な攻撃を行う
ことができる。
【0016】また、本実施例によれば、対航空機用と対
ミサイル用の2種類の弾頭をミサイルシステムとして持
ち、これらを使い分けるといった面倒な運用をしなくて
済むので非常に効率的である。
ミサイル用の2種類の弾頭をミサイルシステムとして持
ち、これらを使い分けるといった面倒な運用をしなくて
済むので非常に効率的である。
【0017】ところで、指向性弾頭は、弾頭の円周方向
の一部分を使用しているだけで、図5の場合は起爆筒5
0側の破片は航空機に対しては何ら有効に働かない。上
述の実施例の場合は、無駄となっていた円周上の一方の
弾殻を対ミサイル用として用いているので無駄が無く効
率的である。なお、発明は上記実施例に限られるもので
はない。
の一部分を使用しているだけで、図5の場合は起爆筒5
0側の破片は航空機に対しては何ら有効に働かない。上
述の実施例の場合は、無駄となっていた円周上の一方の
弾殻を対ミサイル用として用いているので無駄が無く効
率的である。なお、発明は上記実施例に限られるもので
はない。
【0018】図4は互いに大きさの異なる破片を有する
弾殻を3つ設けた指向性弾頭の断面図を示す。40,4
1,42は起爆筒であり、43,44,45はそれぞれ
破片の大きさが異なる弾殻である。本発明の誘導飛翔体
の指向性弾頭として、図4のように弾殻を2種類以上設
けた弾頭を用いてもよい。図4の場合は、目標の機種に
応じてよりきめ細かな弾殻の選択が可能となり、最適な
攻撃を行うことができる。なお、各弾殻の面積の割合
は、種々変形が可能である。
弾殻を3つ設けた指向性弾頭の断面図を示す。40,4
1,42は起爆筒であり、43,44,45はそれぞれ
破片の大きさが異なる弾殻である。本発明の誘導飛翔体
の指向性弾頭として、図4のように弾殻を2種類以上設
けた弾頭を用いてもよい。図4の場合は、目標の機種に
応じてよりきめ細かな弾殻の選択が可能となり、最適な
攻撃を行うことができる。なお、各弾殻の面積の割合
は、種々変形が可能である。
【0019】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、破片
の大きさが互いに異なる複数種類の弾殻を設け、目標機
種及び目標方向を検出し、これらの情報から目標の破壊
に最も適した弾殻を目標方向に向けるよう機体のロール
角を算出するロール角算出手段を設けたことにより一つ
の弾頭で対航空機及び対ミサイルといった複数種類の目
標に対処可能で、しかもそれぞれの目標機種に応じて最
適な攻撃を行うことができる。
の大きさが互いに異なる複数種類の弾殻を設け、目標機
種及び目標方向を検出し、これらの情報から目標の破壊
に最も適した弾殻を目標方向に向けるよう機体のロール
角を算出するロール角算出手段を設けたことにより一つ
の弾頭で対航空機及び対ミサイルといった複数種類の目
標に対処可能で、しかもそれぞれの目標機種に応じて最
適な攻撃を行うことができる。
【図1】本発明の誘導飛翔体に用いられる指向性弾頭の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図2】本発明のロール角の制御を説明するブロック図
である。
である。
【図3】飛翔体から見た目標方向を説明するための図で
ある。
ある。
【図4】本発明に用いられる指向性弾頭の他の例を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来用いられていた指向性弾頭の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図6】起爆筒を4つ設けた従来の指向性弾頭の断面図
である。
である。
A…対ミサイル用弾殻,B…対航空機用弾殻 10…弾殻A用起爆筒, 11…弾殻B用起爆筒 20…シーカ, 21…ロール方向・ロール回
転量計算部 22…ロールオートパイロット部
転量計算部 22…ロールオートパイロット部
Claims (1)
- 【請求項1】目標情報を検出する目標検出手段を具備す
る誘導飛翔体において、破片の大きさが互いに異なる複
数の弾殻が外周を囲むように配置され、各弾殻に対応し
て内部の偏心位置に起爆筒が設けられる指向性弾頭と、
前記目標検出手段で検出した目標方向情報と外部より受
信する目標識別情報から前記複数の弾殻のうちのいずれ
か適する弾殻を目標方向に向けるような機体のロール角
を算出するロール角算出手段を具備することを特徴とす
る誘導飛翔体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4004438A JPH05187799A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 誘導飛翔体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4004438A JPH05187799A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 誘導飛翔体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05187799A true JPH05187799A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11584232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4004438A Pending JPH05187799A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 誘導飛翔体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05187799A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010528252A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | ラインメタル バッフェ ムニツィオン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 弾頭 |
WO2014072973A1 (en) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Israel Aerospace Industries Ltd. | A warhead |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4004438A patent/JPH05187799A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010528252A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | ラインメタル バッフェ ムニツィオン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 弾頭 |
WO2014072973A1 (en) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Israel Aerospace Industries Ltd. | A warhead |
US9310172B2 (en) | 2012-11-12 | 2016-04-12 | Israel Aerospace Industries Ltd. | Warhead |
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