JPH0518675A - 同時作動式の冷却及び電力接続装置を備えた真空誘導溶融組立体 - Google Patents

同時作動式の冷却及び電力接続装置を備えた真空誘導溶融組立体

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JPH0518675A
JPH0518675A JP4035795A JP3579592A JPH0518675A JP H0518675 A JPH0518675 A JP H0518675A JP 4035795 A JP4035795 A JP 4035795A JP 3579592 A JP3579592 A JP 3579592A JP H0518675 A JPH0518675 A JP H0518675A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 真空誘導炉のための所要の電力及び冷却の接
続手段を迅速に分離しそして再接続する。それによっ
て、坩堝の除去或は誘導炉の交換に必要とされる所要時
間を最小限度とする。 【構成】 作動組立体10は、一端に雌型のコネクタ2
2Aを備えそして誘導炉に電力と冷却水を供給するため
に接続された可撓性の導体を備えた延長導管22を有す
る。ハウジング20はトラニオン12と同中心にて配置
され、作動装置30のような運動制御手段に応答してト
ラニオン12の方へと、しかもトラニオン12の軸線に
沿って軸線方向に運動された時、雌型コネクタ22A
を、組立体10の対応する雄型コネクタ18に係合せし
める。雄型及び雌型コネクタは遮断弁80のような流量
制御手段を有する。この遮断弁80は、コネクタが係合
された時に、冷却水を冷却水供給源から真空炉へと流動
させ、そして、コネクタが分離された時この冷却水の流
れを停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空誘導溶融炉に関す
るものであり、更に詳しくは、真空誘導溶融炉に対し電
源及び冷却源を、同時に且つ迅速に接続したり、分離し
たりするための手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空誘導溶融は、高性能の合金を製造す
るための確立した技術である。このための真空誘導溶融
組立体は、真空室内に配置された誘導溶融炉と、セラミ
ック耐火坩堝とを有している。真空溶融は、ピー シー
ボーゲルの米国特許第2,433,495号に開示さ
れるような誘導炉によって達成される。この点に関して
は上記米国特許を参照されたい。この米国特許第2,4
33,495号は、軸受に回転自在に担持されたトラニ
オンの回りに傾動可能とされた誘導炉を開示している。
この炉は、坩堝内の最終製品を炉から注ぎ出すために傾
動自在とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実際問題として、誘導
溶融炉は、坩堝を取替えたり修理したり、或は誘導溶融
炉を交換するために真空室から取外されることが頻繁に
ある。従来の真空誘導溶融組立体において誘導溶融炉を
取外すには、多くの時間を要する作業が余儀なくされ
た。その一つの理由は、炉は真空室内に留め、冷却水を
所定時間だけ誘導コイル内に流動させなければならない
からであり、他の理由は、電源及び冷却源の接続手段を
手動で分離しなければならないからである。この修理又
は交換のための従来の作業手順は、炉を冷却するために
要する冷却時間、更には誘導炉を手動により分離しそし
て再接続するために要する多くの時間のために、生産性
を著しく低下させることとなっている。坩堝の迅速な取
替えを可能とし、又、誘導溶融炉の迅速な交換を可能と
し、それによって、付随的に発生する生産性の低下を防
止するための手段が希求されている。
【0004】従って、本発明の目的は、真空誘導炉のた
めの所要の電力及び冷却の接続手段を迅速に分離しそし
て再接続するための手段を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、関連した全ての接続
を同時に達成する迅速分離、再接続手段を提供すること
である。
【0006】本発明の更に他の目的は、真空誘導溶融組
立体に対して内方に位置して、外部の冷却接続手段が分
離されても誘導コイルに対する冷却作用をなすようにし
た手段を提供することである。
【0007】本発明の更に他の目的は、傾動自在の真空
誘導溶融組立体に使用し得る迅速接続、分離手段を提供
することである。
【0008】本発明の更に他の目的は、真空誘導溶融組
立体を傾動するための外部組立体を容易に接続或は分離
するための好便な手段を提供することである。
【0009】本発明の更に他の目的は、冷却源の取外し
を可能とし、一方、同時に分離された冷却材が真空誘導
溶融炉内へと流入しないようにした迅速接続、分離手段
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は迅速に且つ同時
に接続及び分離を行ない、それによって、真空誘導溶融
炉から坩堝を除去したり或は誘導溶融炉の交換を行なう
際に、通常付随して発生する生産性の低下を少なくす
る、接続、分離手段を提供する組立体に関するものであ
る。
【0011】本発明に係る真空誘導溶融組立体は、軸
受、トラニオン、及び第1の複数のコネクタを有し、こ
の第1の複数のコネクタは、組立体に固着されそしてト
ラニオンの内周部に分配して配置される。該組立体は、
更に、トラニオンと同中心にて配置されたハウジングを
有する。ハウジングは、第1の複数のコネクタと係合す
るための第2の複数のコネクタを担持している。このハ
ウジングは、作動装置にて、トラニオン軸線に沿ってト
ラニオンに向かう第1の方向に可動とされる。更に、ハ
ウジングは、作動装置によって、トラニオンから離れる
方向に、しかしその軸線に沿った第2の方向へと可動と
される。トラニオンは、軸受に回転自在に支持されてお
り、そして真空誘導溶融組立体がその回りに傾動し得る
枢動軸線を有する。第1の複数のコネクタは、例えば管
状の導体のようなケーブルに接続され、そして真空誘導
溶融組立体へと又真空誘導溶融組立体から、電力を伝え
そして液体冷却材を搬送する。第2の複数のコネクタ
は、同中心のハウジングによって担持された導管即ち延
長導管を有し、該導管は電源及び液体冷却材供給源へと
又これら両供給源から、電力を伝えそして液体冷却材を
搬送する可撓性のケーブルに接続される。同中心のハウ
ジングの第1の方向への運動によって第1及び第2の複
数のコネクタは同時に係合し、そしてこの二種類のコネ
クタの間にクランプ力を付与し、その間に良好な電気的
接触が達成されるのを保証する。反対に、同中心のハウ
ジングの第2の方向への運動によって、第1及び第2の
複数のコネクタの分離が同時に達成される。
【0012】本発明の上記目的、利益及び新規な特徴部
分は、図面を参照して行なう以下の説明にて明瞭とされ
るであろう。
【0013】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の好ましい実施
例を説明する。しかしながら、本発明はこの実施例に限
定されるものではないことを理解されたい。
【0014】図1は、主として、真空誘導溶融組立体1
4のトラニオン12に接続された作動組立体10を示す
側面図である。真空誘導溶融組立体は、上記ボーゲルの
米国特許第2,433,495号と同様の作動をなす電
気加熱装置である。この米国特許は真空誘導溶融組立体
の軸受に回転自在に支持されたトラニオンを開示してい
る。この組立体の誘導タイプの炉は坩堝を有しており、
炉の最終製品は軸受を介してトラニオンを傾動すること
によりこの坩堝から注ぎ出される。上記米国特許の回転
自在のトラニオンによって達成される機能は、図1に示
すトラニオン12の機能と同様である。
【0015】図1に一部示される本発明の真空誘導溶融
組立体14は、該組立体の両側に一つ或は複数のトラニ
オンを有することができる。各トラニオンは組立体と一
体とされ、そして好ましくは滑り軸受(平軸受)とされ
る軸受によってそれぞれ支持される。この一つ或は複数
とされるトラニオンはそれぞれ軸線を有している。これ
ら軸線は、互に平行とされる。図1に示される実施例で
は、一つのトラニオン12が例示され、対応の軸受15
に支持されている。軸受15は、壁16にて囲包された
領域内に配置され、又、この壁16はフランジ16Aを
備え、フランジ16A内には真空シール28が取り付け
られている。図1は更に、トラニオン12の内面16B
を示す。
【0016】第1の、好ましくは雄型の、複数のコネク
タ18が溶融組立体に固着される。又、このコネクタ1
8は、好ましくは、誘導溶融炉に対して電力を供給し又
液体冷却材を搬送するために水冷式導体18Aを有して
いる。作動組立体10のハウジング20はコネクタ18
に隣接して配置された横部材20Aを有している。この
横部材20Aはブシュを備え、このブシュはハウジング
20にて担持された複数の導管、即ち延長導管22を案
内する。延長導管22は、より明瞭には次に説明する図
3に図示されるが、第2の、好ましくは雌型とされる、
前記雄型コネクタ18に係合する複数のコネクタ22A
を有する。所望によっては、コネクタ22Aを雄型と
し、コネクタ18を雌型とすることも可能である。図1
に示される複数の延長導管22は、コネクタ24に接続
され、又このコネクタ24は可撓性のケーブル24Aに
接続される。図1にはケーブルは一部しか図示されては
いない。延長導管22、コネクタ22A、コネクタ24
及びケーブル24Aは全て、好ましくは、水冷式のもの
とされる。図1に図示されるように、延長導管22は全
て大略等しい長さとされる。延長導管22のコネクタ2
4に対する接続態様は図2に示される。
【0017】図2では、ハウジング20は、トラニオン
12(図示せず)の軸線即ち中心線26に対して同中心
であるとして示されている。トラニオン12及びハウジ
ング20はこの中心線26の回りに傾動可能とされる。
ハウジング20は、真空シール28の囲包領域内に配置
され、又、この真空シール28は、図1の真空壁16の
下方部材16Aの囲包領域内に配置される。図2に示さ
れるように、コネクタ18及び延長導管22が、トラニ
オンの周辺に且つその内側に分配配置されるべく、延長
導管22は、コネクタ18(図1に図示される)と直線
上に整列し且つ同軸にて配置されている。コネクタ18
は、図2に一部図示されるが、真空誘導溶融組立体14
に固着され、そしてトラニオン12と共に旋回即ち回転
する。コネクタ18はトラニオン12に対して回転する
ことはなく、むしろ一体として回転する。このような剛
体的結合により、コネクタ18のケーブル18Aは剛性
を有し、可撓性のないものとすることができる。逆に、
ハウジング20が軸線26の回りにトラニオン12と共
に回転し得るよう、コネクタ24のケーブル24Aは可
撓性のものとされる。
【0018】図2に示す実施例にて、真空誘導溶融組立
体は、24組の水冷式コネクタ18、非可撓性導体18
A、延長導管22、コネクタ22A、コネクタ24及び
可撓性ケーブル24Aを使用している。ある用途では、
単に水を搬送するために使用される、追加のコネクタ1
8、導体18A、延長導管22、コネクタ22A、コネ
クタ24及びケーブル24Aを設けることができる。更
に、所望により、導電性であるが冷却設備を備えていな
い追加のケーブル部品を設けても良い。このような場合
には、ハウジング20によって担持されている全ての部
品22、22A、24及び24Aは、例えば図1に示さ
れる作動装置30のような運動制御手段に応答して軸線
26に沿って同時に移動するように構成される。
【0019】作動装置30は、一部図示されている部材
32に接続されそしてこの部材32にて支持されてい
る。作動装置は、延在して設けられた軸34を備え、
又、この軸34は、一部図示されている支持部材36に
よって支持されている。支持部材36は、継手部材40
の手段によって横部材38に結合される。この継手部材
40は、横部材38を継手部材40に取り付けるための
部材42を有する。横部材38は、上端38A及び下端
38Bにてハウジング20に結合され、一方、中央部分
38Cはそれぞれ対応のラム手段44によって各延長導
管22に接続される。部材36及び40は支承手段(図
示せず)によって相互に結合される。これら支承手段
は、部材36に対して軸線方向及び回転方向に運動する
部材40の回転運動及び軸線方向運動の全てを固定する
ための手段として作用する。部材32及び36は固定さ
れた手段であり、好ましくは壁16に結合される。
【0020】更に詳しく説明すると、作動装置30は、
活動状態とされると、ハウジング20を、トラニオン1
2の方へと軸線26に沿って第1の方向46へと運動せ
しめる。この第1の運動により、コネクタ18とコネク
タ22Aとの間にクランプ力が付与される。このクラン
プ力は、これらコネクタの間の適当な電気的接続を保証
する。作動装置30が不活動状態にもたらされると、ハ
ウジング20はトラニオン12から離れる方向に且つ軸
線26に沿って第2の方向48へと運動される。この第
2の運動により、コネクタ22Aはコネクタ18から分
離される。
【0021】ハウジング20の、トラニオン12に最も
近接した端部は、真空室壁16に設けられた真空シール
28を貫通している。真空シール28は、ハウジング2
0がトラニオン軸線26に沿って運動し得るように、軸
線方向の運動を可能とするタイプのものである。この軸
線方向の運動によりコネクタ22はコネクタ18と係合
しそして分離することが可能となる。真空シール28は
更に、ハウジング20がトラニオンと共に回転して通常
の真空炉傾動作動をなし得るように、回転運動をも可能
とする。ハウジング20が、作動装置30の軸34が最
も延長されたのに対応して最も内方位置へと運動された
時、真空シール50は圧縮され、ハウジング20をトラ
ニオン12の端部に押付けてシール作用をなし、そし
て、真空誘導溶融組立体の真空状態を保証する。溶融組
立体に固着されたコネクタ18は、図3に最も明瞭に図
示されるポート52を貫いて、真空から大気へと突き出
ている。 ポート52は、誘電体物質にて形成され、そ
の内面16Bは真空に露出されており、一方、その外面
は大気に露出されている。図3は、ポート52に接続さ
れたコネクタ18にコネクタ22Aが係合している状態
を示す。ポート52と各コネクタ18との間はそれぞれ
シール部材54により真空シールが達成されている。シ
ール部材54は、ポート52と、好ましくはコネクタ1
8Aに溶接された接合取付け部材54Aとの間に配置さ
れる。コネクタ18Aは、各非可撓性ケーブル18Aの
外面56に形成された螺子56に螺合するナット54B
によって、ポート52に取付けられる。各コネクタ18
は、領域64に形成された各切欠溝にO−リング60及
び62が設置されている。スチールスリーブ66の溝に
は更にO−リング65が設置されている。これらO−リ
ング60、62、65及び全ての関連部材は、要素18
Aと22との間に水密の接続を形成している。各コネク
タ22Aは、スリーブ部材66が挿入される外側部分6
8を有する。前記スチールスリーブ66は、O−リング
62が当接してシール作用をなすための耐久性のある表
面を提供する。更に説明すれば、作動に際して、各O−
リング62はスリーブ66の内径上を摺動する。コネク
タ22の外側部分68、及び各コネクタ18の細部が図
4に示される。図4は図3の線4−4に沿った断面図で
ある。
【0022】図4は、ケーブル18Aの外面の周囲に配
置された各コネクタ22Aの外側部分68を示す。外側
部分68は、コネクタ22A及び延長導管22に対する
電気的導体部材として作用する。外側部分68は、その
外表面に保護層(図示せず)が設けられている。図4は
更に、互に離隔して配置された三つのセグメント70を
示す。このセグメント70は水が流動するための開放空
間を提供する。図4は更に、ブシュ74を支持している
三つの脚72A、72B及び72Cを備えた部材72を
示す。前記ブシュ74は、内部を貫通して遮断弁の軸7
6が摺動する。コネクタ18の本体は電気的に導体であ
り、二つのコネクタ22A及び18の間の有意の接触面
を提供し、それによって所要の電流を誘電炉に供給す
る。一方、各コネクタ18及び22A内に配置された、
後述するような、例えば遮断弁の如き各流量制御手段
は、同心的に配置された水シールを備え、コネクタ18
及び22Aが互に分離される時これらコネクタを通って
水が流れないようにする。冷却水の流量制御は好ましく
は、図3に示す遮断弁80にて達成される。
【0023】図3は、係合状態にある遮断弁80を示
す。この状態にて冷却水は、矢印82で示すように、延
長導管22の内部空間22Bから延長導管22のコネク
タ22Aを通り、コネクタ18へと流動する。更に冷却
水は、好ましくは冷却水が貫流する管状導体とされるケ
ーブル18Aの内部空間18Bを通り、次いで最終目的
地である誘導炉(図示せず)へと流入する。各コネクタ
22A及び各コネクタ18は、それぞれ遮断弁80が配
置されている。図3では、は、分かり易くするために、
コネクタ22A内に配置された遮断弁80に対する参照
番号だけが示される。
【0024】図3の各遮断弁80は、軸76、O−リン
グシール84及びコイルばね86を有する。軸76は、
その第1端部90の周囲に案内ブシュ74が配置され、
各中央空間18B又は22B内での軸の運動を可能とす
る。軸76は、対応のコネクタ18又は22Aの出口部
分から突出する傾斜部分88を有する。更に、軸76
は、外側へと拡開した部分90を備え、そこにO−リン
グ84を座着するための切欠溝を有する。軸76は又、
円筒部分92を有し、この円筒部分92の一側面はO−
リング84のための溝の一部分を形成し、又、他面はば
ね86の一端に接触しそしてその運動を制限するための
当接面を提供する。ばね86の他端は案内ブシュ74に
当接している。図3のばね86は、コネクタ22A及び
18の遮断弁80の突出部分88が互に押圧することに
よって圧縮された、作動状態が示される。このばね86
の作動状態はコネクタ18と22Aとの間での冷却材の
自由な流動を可能とする。ばね86の弛緩した即ち不作
動状態が図5に示される。
【0025】図5は、遮断弁80が互に分離されそして
非係合状態にあるのを示す。更に詳しく言えば、図5
は、コネクタ18の遮断弁80がコネクタ22Aの凹部
94から離れた状態を示す。コネクタ22Aの遮断弁8
0はその傾斜部分88が正に凹部94に入らんとする状
態にある。各コネクタ22Aの凹部94は対応するコネ
クタ18の円滑な挿入を可能とするべく相補的寸法とさ
れる。分かり易くするために、遮断弁80の参照番号
は、コネクタ18に関連してのみ示されている。
【0026】それぞれ非係合状態にある遮断弁80にて
は、ばね86が伸ばされ、対応のO−リング84は対応
のコネクタ22A又は18の出口部分に当接して、この
部分をシールしている。それによって、冷却水はそれぞ
れのコネクタから漏出するのが防止される。遮断弁80
は、本発明の重要な特徴をなす。
【0027】好ましくはそれぞれ遮断弁80を備えたコ
ネクタ18及びコネクタ22Aは、「発明が解決しよう
とする課題」にて述べたように、セラミック坩堝の取替
え或は誘導溶融炉の交換時に通常発生する、真空誘導溶
融組立体の生産性の低下を著しく抑えることができる。
坩堝の取替え或は誘導炉の交換が所望される場合には、
コネクタ22Aが作動装置30に応答してコネクタ18
から迅速に且つ同時に分離され、遮断弁80は互に離れ
る方向に運動し、そしてそれぞれコネクタを貫流する冷
却水を遮断する。次いで、冷却水は、図3に示す補助冷
却手段96によって予め予定された態様にて誘電炉を冷
却するべく、誘電炉に供給することができる。
【0028】図3は、誘電炉への冷却水の通路を提供す
る導体18Aの内部空間18Bに接続された補助冷却手
段96を示す。この補助手段96は、ホース98、コネ
クタ100、及び第2のホース102を有する。第2の
ホース102は、電気的に不良導体であり、電気的絶縁
を行なう。ホース98は液体冷却材供給源に接続されて
いる。手段100は、その入力部がホース98に接続さ
れ、その出力部には、ホース98が接続された時に冷却
水の流動を可能とし、ホース98が分離された時にはそ
れ自体をシールする機構が備えてある。手段102は、
冷却水が存在する場合には冷却水の流動を可能とし、
又、導体18A及びコネクタ100の電気的導体部分
と、内部を流動する冷却水との間の電気的絶縁を行な
う。
【0029】坩堝の除去時に、或は誘導炉の交換時に、
冷却水を供給する他の方法は、炉を分離する直前に圧縮
空気を用いて誘導炉から冷却水を吹き飛ばし、それによ
って冷却水がコネクタ18及び22Bから真空誘導溶融
組立体の真空室へと流入するのを防止する方法である。
冷却水を吹き飛ばす空気は、分離される組立体の上流の
遠隔地点にて冷却水導管に流入される。この実施例で
は、遮断弁80は装着されず、補助冷却水接続手段10
0及び102も同様に設けられることはないであろう。
代わりに、冷却水を吹き飛ばしそして誘導炉を真空誘導
溶融組立体から僅かだけ離動させた後、炉冷却時に冷却
水の流動を行なうべく、補助冷却水コネクタがコネクタ
18に係合される。
【0030】分離時に漏出する冷却水が電気的接触面に
付着しないのを保証するために、図5に示される排液通
路104が設けられる。通路104は、凹部94から、
スチールスリーブ66内の通路を通り、そしてコネクタ
22Aの外側部分68へと至る出口を提供する。コネク
タ22Aはコネクタ18と係合し、その係合作用の一部
は、図6を参照して更に説明するラムピストン手段44
にて制御される。
【0031】各コネクタ22Aは、ラム手段44及び横
部材38によって同中心ハウジング20に固着された対
応の延長導管22によって、担持されている。図1に関
連して前述したように、ラム手段44は個々に横部材3
8に接続されており、又横部材38は同中心ハウジング
20に接続されている。延長導管22は、図6には一部
が図示されており、この延長導管22の各端部は個々に
絶縁ジョイント108によりラム手段44に結合され
る。ハウジング20に接続された支持部材38は、トラ
ニオン12の軸線26の回りに同中心的に配置され、コ
ネクタ22Aを担持している各延長導管22が運動する
際には、この運動が対応するコネクタ18と同軸となる
ように協同する。
【0032】支持部材38に接続された各ラム手段44
は、カップ部材110を有する。このカップ部材110
は、ラム手段44に付与される圧力を発現する流体圧流
体を含んだ導管112に作動的に結合される。このラム
手段44に付与される圧力は、作動装置30とは無関係
である。ラム手段44の目的は、同じ力で各コネクタ1
8及び22Aを共にクランプするのを保証する一定力ば
ねとして作用する。更に、ラム手段44は、経験的に製
造の際に当然に起こるコネクタ組立体の長さ方向の違い
を許容する。延長導管22がラム手段44に対応して運
動する距離は、支持部材38が作動装置30に応答して
運動する距離より実質的に短い。
【0033】ラム手段44は、ピストン状の軸114を
有しており、この軸の第1端部116はO−リング11
8を担持している。O−リングはカップ部材110に近
接して配置される。第1部分116は又、止め輪120
に隣接して配置されている。軸114の動きは、図1の
動き46及び48に一致する。図6に示される軸114
は、その第2端部122が、締め付け部材124によっ
て絶縁ジョイント108に結合される。
【0034】作動に際して、作動装置30がコネクタ1
8及び22Aを分離するべく作動すると、ラム手段44
は、ピストン110が止め輪120と接触状態となるよ
うに、完全に延長した状態とされる。
【0035】本発明を実施すると、冷却水及び電源が真
空誘導溶融組立体から迅速に且つ同時に分離され、又、
冷却水及び電源が真空誘導溶融組立体に対して迅速に且
つ同時に連結されることを理解されたい。斯る連結及び
分離作動により、このような作動が行なわれない場合に
誘導溶融炉の交換時に或は耐火セラミック坩堝の修理時
に起こる生産性の低下が少なくされる。
【0036】更に、図3の補助手段は、このような交換
或は修理時の冷却水の流動を可能とする。更に又、コネ
クタ18及び22Aを分離する直前に、残留する幾らか
の冷却水を誘導炉から吹き飛ばす圧縮空気がこの誘導炉
に付与され得る。この圧縮空気は、冷却水が真空室に流
入しそして真空室を汚染したり損傷したりする可能性を
なくすことができる。コネクタ18及び22Aを開放し
た後、誘導炉は、真空室から短い距離だけ移動され、そ
こで冷却ホースをこの誘導炉に接続することができる。
このように構成することにより、誘導炉を取外して離れ
た位置へと移し、所望の冷却時間の残りの時間の間冷却
することができる。
【0037】本発明の真空誘導溶融組立体は、真空室1
6Bの外側に配置されそして前記ロータリシール15の
ような回転真空シールを介して回転運動を伝達するロー
タリアクチュエータ(回転作動装置)によって傾動され
るのが好ましい。
【0038】傾動機構と真空誘導溶融組立体との間の接
続は、好ましくは、これら両者間の接続及び分離を迅速
に行ない得るものとされる。このような一つの実施態様
としては、回転作動装置か真空誘導溶融炉のいずれかに
タング(舌部材)或はこれと係合するグルーブ(溝部
材)を備えたタング・グルーブジョイントがある。この
ような装置において、タング及びグルーブは関連したト
ラニオンの軸線に沿って配置され、傾動機構は図1の作
動組立体10が配置された場所とは反対の側に配置され
る。この装置にて、タング及びグルーブは垂直に配向さ
れ、真空誘導溶融組立体の誘導炉が水平状態にある場合
のその位置に一致して設けられる。このような一致した
配置構成は、溶融炉を傾動機構から取外す際に便利であ
る。更に詳しくいえば、垂直配向配置とすることによ
り、誘導炉が真空室から持ち上げ可能とされ、又、正し
く配列されたタングとグルーブとの間の分離を可能とす
る。
【0039】傾動機構を真空誘導溶融組立体に接続する
他の態様は、例えばロータリアクチュエータのような傾
動機構を本発明のハウジング20に取り付けることであ
る。このような態様では、アクチュエータのトルクをハ
ウジング20からトラニオン12に伝達するのに、コネ
クタ自体ではない他の手段を設ける必要がある。このた
めに、或るタング・グルーブ接続手段を使用することが
できる。
【0040】或るタイプの真空誘導溶融組立体に対して
は、図1に全体的に示した分離組立体10を真空誘導組
立体の各側に使用することができる。各組立体の傾動軸
線は、互に平行とされる。このような装置では、傾動作
用は、組立体の両側から行なうことが必要とされること
がある。このような装置では、分離組立体10はトラニ
オン12をタング・グルーブタイプのジョイントに係合
させるように構成することができる。上記全ての実施態
様において、傾動作用は、例えば流体圧シリンダに接続
されたレバーアームのような適当な機構によって達成す
ることもできる。
【0041】
【発明の効果】本発明を実施することによって、迅速且
つ同時の接続及び分離作用が達成され、それによって真
空誘導溶融組立体における坩堝の除去或は誘導炉の交換
時に通常付随して起こる生産性の損失を減少することが
できる。更に、本発明は、容易に接続及び分離をなし、
それによって更に上記状態時に発生する生産性の低下を
抑制することのできる誘導炉傾動手段を提供する。
【0042】本発明は、本発明の技術的思想の範囲内に
て他の実施態様にても具現化し得るものであり、従っ
て、上記各実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】主として本発明に係る作動装置を示す一部破断
側面図である。
【図2】図1の線2−2に沿って取った断面図であり、
本発明のハウジングによって担持された延長導管に接続
された可撓性のケーブルを示す。
【図3】図1の線3−3に沿って取った断面図であり、
ハウジングと真空誘導溶融組立体の係合したコネクタの
詳細を示す。
【図4】図3の線4−4に沿って取った断面図であり、
真空誘導溶融組立体のコネクタの横断面を示す。
【図5】ハウジングと真空誘導溶融組立体の、分離状態
にあるコネクタを示す横断面図である。
【図6】図1の線6−6に沿って取った断面図であり、
本発明の、延長導管とハウジングに接続された同中心支
持部材との間の接続態様を示す。
【図7】本発明に係る真空誘導溶融組立体の他の実施例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 作動組立体 12 トラニオン 14 真空誘導溶融組立体 18 第1のコネクタ 18A 剛性導体 22 延長導管 22A 第2のコネクタ 24A 可撓性ケーブル 28、50 真空シール 30 作動装置 44 ラム手段 52 ポート 80 遮断弁 96 補助冷却手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート エル ダンレイ ジユニア アメリカ合衆国 ニユージヤージー州 08107 コリングスウツド ハリソン ア ベニユー 450

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空誘導溶融組立体であって、 (a)軸受; (b)前記真空誘導溶融組立体の坩堝がその回りに傾動
    自在とされる枢動軸線を有し、そして前記軸受に回転自
    在に支持されたトラニオン; (c)前記組立体に固着され且つ前記トラニオンの内側
    周辺に沿って分配配置されており、そして、前記組立体
    の誘導炉へと或は該誘導炉から、電力を伝え且つ液体冷
    却材を搬送するための導体を備えた第1の複数のコネク
    タ; (d)前記トラニオンと同中心にて配置されそして前記
    枢動軸線の回りに回転自在とされたハウジングであっ
    て、前記第1の複数のコネクタと係合するための第2の
    複数のコネクタを備え、該第2の複数のコネクタは、電
    源或は液体冷却材供給源へと或はこれら電源或は液体冷
    却材供給源から電力を伝えそして液体冷却材を搬送する
    可撓性のケーブルに接続するための延長部材に接続され
    て成るハウジング; (e)前記ハウジングに接続されており、そして、活動
    状態への命令が出された時、前記第1及び第2の複数の
    コネクタの間にて係合しそしてクランプ力を発生せしめ
    るべく、前記ハウジングを前記トラニオンの方へと且つ
    前記トラニオンの軸線に沿って第1の方向に運動せし
    め、又、不活動状態への命令が出された時、前記第1及
    び第2の複数のコネクタを分離せしめるべく、前記ハウ
    ジングを前記トラニオンから離れる方へと且つ前記トラ
    ニオンの軸線に沿って第2の方向に運動せしめる運動制
    御手段; を有することを特徴とする真空誘導溶融組立体。
  2. 【請求項2】 前記第1の複数のコネクタは各々、冷却
    材が貫流する管状のコネクタとされる請求項1の真空誘
    導溶融組立体。
  3. 【請求項3】 前記軸受は前記真空室内に配置される請
    求項1の真空誘導溶融組立体。
  4. 【請求項4】 前記第1の複数のコネクタは、誘電体物
    質で形成されたポートに配置され、そして前記ポート
    は、その内面が前記真空室に露出され、又その外面は大
    気に露出されており、更に、前記ポートは、前記第1の
    複数のコネクタの各々の真空シールを提供する請求項1
    の真空誘導溶融組立体。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングは、前記真空室内にて真
    空シール手段を介して前記トラニオンに接続され、そし
    て前記真空シール手段は、前記ハウジングの軸方向運動
    及び前記ハウジングの前記トラニオンの枢動軸線回りの
    回転運動を可能とする請求項1の真空誘導溶融組立体。
  6. 【請求項6】 前記第1の複数のコネクタは雄型とさ
    れ、そして前記第2の複数のコネクタは雌型とされ、
    又、前記第1及び第2の複数のコネクタと、前記全ての
    導体の延長部材とは水冷されて成る請求項1の真空誘導
    溶融組立体。
  7. 【請求項7】 前記第1の複数のコネクタは雌型とさ
    れ、そして前記第2の複数のコネクタは雄型とされ、
    又、前記第1及び第2の複数のコネクタと、前記全ての
    導体の延長部材とは水冷されて成る請求項1の真空誘導
    溶融組立体。
  8. 【請求項8】 前記第1の複数のコネクタの前記ケーブ
    ルは剛体である請求項6の真空誘導溶融組立体。
  9. 【請求項9】 (a)前記第1及び第2の複数のコネク
    タは各々内部に、軸、O−リングシール、コイルばね及
    び案内ブシュを備えた流量制御手段が配設され; (b)前記軸は、この軸の第1端部の回りに配置されそ
    してこの軸が対応のコネクタの凹部の中央部分にて運動
    し得るようにしたブシュを有しており、又、前記軸は、
    他の端部から突出した傾斜部分を備え、更に、前記軸
    は、前記突出部分へと合同する外方へと拡開した部分を
    有し、この拡開部分は前記O−リングを座着せしめるた
    めの切欠溝を有しており、前記軸は更に、一方の側は前
    記切欠溝の一部を形成し、他方の側は前記ばねの一方の
    端部に接触する当接面を提供しており、又、前記ばねの
    他方の端部は前記案内ブシュに当接しており、そして延
    長状態にある前記ばねは前記O−リングを対応するコネ
    クタの前記凹部の出口部分に接触せしめて成る請求項6
    の真空誘導溶融組立体。
  10. 【請求項10】 更に、(a)前記第1の複数のコネク
    タの前記ケーブルの各々に接続された補助冷却手段を備
    え、該補助冷却手段は、 (i) 液体冷却材供給源に接続可能とされたホース; (ii)前記ホースと係合するためのものであって、前記ホ
    ースが分離された時、それ自体をシールするための機構
    を備えた第1のコネクタ; (iii) 前記冷却材を搬送する前記ホースと、前記第1の
    複数のコネクタの前記ケーブルとの間を電気的に絶縁す
    る手段; を有することを特徴とする請求項8の真空誘導溶融組立
    体。
  11. 【請求項11】 前記第1の複数のコネクタは、真空シ
    ールを貫通したハウジングによって囲包されており、前
    記ハウジングは、該ハウジングの外側に配置された回転
    機構に接続され、そして前記トラニオンを傾動するため
    に前記トラニオンに回転運動を伝達するようにした請求
    項1の真空誘導溶融組立体。
  12. 【請求項12】 前記回転機構は、前記誘導炉が水平位
    置にある時、前記誘導炉を前記真空室から除去し得るよ
    うにしたタング・グルーブジョイントによって前記トラ
    ニオンに接続されて成る請求項11の真空誘導溶融組立
    体。
  13. 【請求項13】 更に、(a)前記炉の最初に述べた前
    記軸受とは反対の側に配置された第2の軸受; (b)前記第2の軸受に回転自在に支持されており、そ
    して最初に述べた前記トラニオンの枢動軸線に対して平
    行な枢動軸線を有し、この軸線の回りに前記真空誘導炉
    が回転自在とされる第2のトラニオン; (c)前記組立体に固着され且つ前記第2のトラニオン
    の内側周辺に沿って分配配置されており、そして、前記
    誘導炉へと或は該誘導炉から、電力を伝え且つ液体冷却
    材を搬送するための導体を備えた第3の複数のコネク
    タ; (d)前記第2のトラニオンと同中心にて配置されそし
    て前記第2のトラニオンの前記枢動軸線の回りに回転自
    在とされた第2のハウジングであって、前記第3の複数
    のコネクタと係合するための第4の複数のコネクタを備
    え、該第4の複数のコネクタは、電源或は冷却材供給源
    へと或はこれら電源或は冷却材供給源から電力を伝えそ
    して液体冷却材を搬送する可撓性の導体に接続するため
    の延長部材に接続されて成る第2のハウジング;及び (e)前記第2のハウジングに接続されており、そし
    て、活動状態への命令が出された時、前記第3及び第4
    の複数のコネクタの間にて係合しそしてクランプ力を発
    生せしめるべく、前記第2のハウジングを前記第2のト
    ラニオンの方へと且つ前記第2のトラニオンの軸線に沿
    って第1の方向に運動せしめ、又、不活動状態への命令
    が出された時、前記第3及び第4の複数のコネクタを分
    離せしめるべく、前記第2のハウジングを前記第2のト
    ラニオンから離れる方へと且つ前記第2のトラニオンの
    軸線に沿って第2の方向に運動せしめる第2の運動制御
    手段; を有することを特徴とする請求項11の真空誘導溶融組
    立体。
  14. 【請求項14】 前記第3の複数のコネクタは、真空シ
    ールを貫通した第3のハウジングによって囲包されてお
    り、前記第3のハウジングは、該第3のハウジングの外
    側に配置された第2の回転機構に接続され、そして前記
    第2のトラニオンを傾動するために前記第2のトラニオ
    ンに回転運動を伝達するようにした請求項11の真空誘
    導溶融組立体。
  15. 【請求項15】 前記第2の回転機構は、前記真空誘導
    炉が水平位置にある時、前記真空誘導炉を前記真空室か
    ら除去し得るようにしたタング・グルーブジョイントに
    よって前記第2のトラニオンに接続されて成る請求項1
    4の真空誘導溶融組立体。
  16. 【請求項16】 前記ハウジングの前記延長部材は各々
    大略等しい長さとされ、そして前記第1の複数のコネク
    タとは反対側の端部に絶縁ジョイントを有して成る請求
    項2の真空誘導溶融組立体。
  17. 【請求項17】 前記各延長部材は、対応のラム手段に
    よって支持部材に固着されており、そして前記支持部材
    は前記同中心ハウジングに接続されて成る請求項15の
    真空誘導溶融組立体。
  18. 【請求項18】 前記ラム手段は、(a)流体圧流体を
    含んだ導管に接続するためのものであって、流体圧流体
    によって発現される圧力に応答して移動されるカップ部
    材;及び (b)第1の端部は、前記カップ部材に近接して配置さ
    れたO−リングを担持し又、該第1の端部は止め輪に近
    接して配置されており、そして第2の端部は、締め付け
    手段によって前記延長部材の絶縁ジョイントに接続され
    ているピストン状の軸; を有することを特徴とする請求項16の真空誘導溶融組
    立体。
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