JPH0518581Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518581Y2
JPH0518581Y2 JP8367887U JP8367887U JPH0518581Y2 JP H0518581 Y2 JPH0518581 Y2 JP H0518581Y2 JP 8367887 U JP8367887 U JP 8367887U JP 8367887 U JP8367887 U JP 8367887U JP H0518581 Y2 JPH0518581 Y2 JP H0518581Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
circuit
voltage
signal
built
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8367887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63193200U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8367887U priority Critical patent/JPH0518581Y2/ja
Publication of JPS63193200U publication Critical patent/JPS63193200U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518581Y2 publication Critical patent/JPH0518581Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガス漏れ警報器が送出したガス漏れ
検知信号を遮断弁内蔵ガスメータの遮断弁動作信
号として与えるようにしたガス供給路遮断システ
ムに関する。
(従来の技術) 周知のように、最近のガスメータは、ガス遮断
弁は勿論のこと、ガスの使用状態を自動分析する
マイクロプロセツサ等をも組込み、これらを組み
合わせてガス使用時の安全性を一段と高め得る構
成となつている。
ところで、このような遮断弁内蔵ガスメータの
一運用方式として、室内等に設置されるガス漏れ
警報器が送出したガス漏れ検知信号を遮断弁内蔵
ガスメータの遮断弁動作信号として与える方式が
ある。この、いわゆるガス供給路遮断システムで
は、通常、ガス漏れ警報器と遮断弁内蔵ガスメー
タの制御回路とを直接、2芯ケーブルで接続し、
ガス漏れ検知信号としての接点信号あるいは電圧
信号を上記制御回路に与えるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように構成されたガス供
給路遮断システムにあつては次のような問題があ
つた。すなわち、ガス漏れ警報器は、通常、電源
として商用電源を使用している。一方、遮断弁内
蔵ガスメータは、これ単独での使用を可能化する
とともに設置の自由度を増すためにめに、電源と
して、通常、一次電池を使用している。しかし、
上記のように電源として一次電池を使用した遮断
弁内蔵ガスメータとガス漏れ警報器とを組み合わ
せたガス供給路遮断システムでは、遮断弁内蔵ガ
スメータ側の電池が短時間で電圧低下するのを防
止するために高性能で、かつ大容量の一次電池を
組み込まなければならず、システム全体が高価に
なる問題があた。また、電池電圧の低下を報知す
るために電力消費の生じるアラーム回路を設ける
必要があり、このことが逆に電池電圧の低下を速
めるなどの問題があつた。
そこで本考案は、高価な大容量一次電池を組み
込む必要性をなくすことができるとともに電池切
れの心配がなく、システム全体の低価格化および
安全装置としての信頼性を向上させ得るガス供給
路遮断システムを提供することを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ガス供給路に電池を電源として動作
する遮断弁内蔵ガスメータを設置するとともにガ
ス使用室内にガス漏れ警報器を設置し、上記ガス
漏れ警報器のガス漏れ検知信号を上記遮断弁内蔵
ガスメータの遮断弁動作信号として与えるように
したガス供給路遮断システムにおいて、ガス漏れ
警報器として、平常時には電圧V1の信号を、ガ
ス漏れ検知時には上記V1よりレベルの高い電圧
V2の信号を出力する回路を備えたものを使用し、
また遮断弁内蔵ガスメータとして、前記電池とし
ての二次電池を備えるとともに前記ガス漏れ警報
器の出力で上記二次電池を充電する回路および上
記ガス漏れ警報器から前記電圧V2が出力された
とき前記遮断弁を動作させる回路を備えたものを
使用している。
(作用) 遮断弁内蔵ガスメータに組み込まれた二次電池
は、ガス漏れ警報器の出力によつて常に充電され
る。したがつて、高価な大容量一次電池の必要性
をなくすことができるばかりか、いわゆる電池切
れの発生を防止できることになる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るガス供給路遮
断システムの概略構成図である。
同図において、1はガス需用家口に設けられた
遮断弁内蔵ガスメータを示し、2はガス需用家の
建屋内に設けられたガス漏れ警報器を示し、3は
ガス漏れ警報器2の出力を遮断弁内蔵ガスメータ
1へ送る伝送ラインを示している。
遮断弁内蔵ガスメータ1は次のように構成され
ている。すなわち、ガス供給管11に直列に介挿
された永久磁石保持式で逆励磁駆動式の遮断弁1
2と、この遮断弁12より下流位置に直列に介挿
され流量を光あるいは電気信号に変換する流量検
知器13と、この流量検知器13の出力信号を処
理するとともに選択的に遮断弁12を遮断制御す
る制御回路14と、流量および遮断弁12の状態
を表示する表示器15と、入力端に一定レベル
V20以上の電圧信号が導入されたとき制御回路1
4に向けて遮断信号を出力するレベル判定回路1
6と、これら要素の電源となる二次電池17と、
太陽電池を主体に構成され、その出力電圧をレベ
ル判定回路16に導入する光電変換回路18と、
この光電変換回路18の出力で二次電池17を充
電する充電回路19と、光電変換回路18に近接
して設けられた発光素子20とで構成されてい
る。ガス漏れ警報器2は、商用電源を電源とし、
第2図に示すように断線時や停電時には電圧0の
信号を、平常時には電圧V1の信号を、ガス漏れ
検知時にはV1よりレベルの高い電圧V2の信号を
出力し、また、ガス漏れ検知時には報知動作も行
なうように構成されている。
一方、信号伝送ライン3は、ガス漏れ警報器2
の出力を遮断弁内蔵ガスメータ1内の発光素子2
0に印加する2芯ケーブルによつて構成されてい
る。
このような構成であると、ガス漏れ警報器2
は、前述の如く断線時や停電時には電圧0の信号
を、平常時には電圧V1の信号を、ガス漏れ検知
時にはV1よりレベルの高い電圧V2の信号を出力
する。このため、発光素子20がこれらの信号に
対応した強度の光を送出し、これによつて光電変
換回路18から上記各信号に対応したレベルの電
圧が出力される。レベル判定回路16は光電変換
回路18から電圧V2に対応した電圧V20が出力さ
れたとき遮断信号を制御回路14に与える。上述
した説明から判かるように、光電変換回路18か
ら電圧V20が出力されるときはガス漏れが検知さ
れたときである。制御回路14はレベル判定回路
16から遮断信号が与えられると遮断弁12を遮
断制御する。したがつて、ガス漏れが生じると、
遮断弁12が強制的に閉じられることになり、安
全が確保されることになる。
一方、光電変換回路18の出力は充電回路19
を介して二次電池17を常に充電する。ガス漏れ
は希に発生するものであるから、二次電池17は
常に充分に充電された状態に保持されることにな
る。
このように、遮断弁内蔵ガスメータ1を動作さ
せるのに必要な電池として二次電池を組み込み、
しかもガス漏れ警報器2として平常時には電圧
V1の信号を、ガス漏れ検知時にはV1よりレベル
の高い電圧V2の信号を出力するものを使用し、
平常時出力される電圧V1を使つて二次電池17
を常時充電するようにしている。したがつて、高
価な大容量の一次電池を組み込む必要がないので
システム全体の低価格化を実現できる。また、電
池切れの心配もなくシステムとしての信頼性を向
上させることができる。また、実施例のように信
号伝送ラインに光電変換系を介在させておくと、
ガス漏れ警報器2側と遮断弁内蔵ガスメータ1側
とを完全に絶縁分離でき、相互間での干渉を防止
できるばかりか伝送線に誘導されたノイズが原因
して遮断弁12が遮断制御されるのを防止でき、
保安機器としての安全性および信頼性を一層向上
させることができる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではない。すなわち、上述した実施例では伝送
ラインに光電変換系を介在させてガス漏れ警報器
側と遮断弁内蔵ガスメータ側とを完全に絶縁分離
させているが、この絶縁分離手段としてはガス漏
れ警報器側の出力信号を交流信号として出力させ
るとともに絶縁変圧器を使用して分離するように
してもよい。また、必ずしも絶縁分離させなくて
もよい。さらに、二次電池17への充電が追い付
かない場合を想定して、第1図中に破線で示すよ
うに容量の小さい一次電池21を補助電源として
組み込むようにしてもよい。その他、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形することができ
る。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、システム
全体の低価格化を実現できるとともにシステムの
信頼性を向上させ得るガス供給路遮断システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るガス供給路遮
断システムの概略構成図、第2図は同実施例に組
み込まれたガス漏れ警報器の出力レベルを説明す
るための図である。 1……遮断弁内蔵ガスメータ、2……ガス漏れ
警報器、3……伝送ライン、12……遮断弁、1
4……制御回路、16……レベル判定回路、17
……二次電池、18……光電変換回路、19……
充電回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガス供給路に電池を電源として動作する遮断
    弁内蔵ガスメータを設置するとともにガス使用
    室内にガス漏れ警報器を設置し、上記ガス漏れ
    警報器のガス漏れ検知信号を伝送ラインを介し
    て上記遮断弁内蔵ガスメータの遮断弁動作信号
    として与えるようにしたガス供給路遮断システ
    ムにおいて、上記ガス漏れ警報器は平常時には
    電圧V1の信号を、ガス漏れ検知時には上記V1
    よりレベルの高い電圧V2の信号を出力する回
    路を備え、前記遮断弁内蔵ガスメータは前記電
    池としての二次電池を備えるとともに前記ガス
    漏れ警報器の出力で上記二次電池を充電する回
    路および上記ガス漏れ警報器から前記電圧V2
    が出力されたとき前記遮断弁を動作させる回路
    を備えていることを特徴とするガス供給路遮断
    システム。 (2) 前記遮断弁内蔵ガスメータは、前記ガス漏れ
    警報器から出力されるレベルの異なる電圧信号
    を光の強弱信号に変換する回路と、この回路の
    出力光を電圧レベル信号に変換する回路とを含
    んでいることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のガス供給路遮断システム。 (3) 前記光信号を電圧レベル信号に変換する回路
    は、太陽電池を主体に構成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    ガス供給路遮断システム。 (4) 前記遮断弁内蔵ガスメータは、前記ガス漏れ
    警報器から出力されるレベルの異なる電圧信号
    を絶縁変圧器を介して導入する回路を含んでい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のガス供給路遮断システム。
JP8367887U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0518581Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8367887U JPH0518581Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8367887U JPH0518581Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63193200U JPS63193200U (ja) 1988-12-13
JPH0518581Y2 true JPH0518581Y2 (ja) 1993-05-18

Family

ID=30937482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8367887U Expired - Lifetime JPH0518581Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518581Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056008A (en) * 1997-09-22 2000-05-02 Fisher Controls International, Inc. Intelligent pressure regulator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63193200U (ja) 1988-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9812869B2 (en) Rapid shutdown and safety disconnect for hybrid PV systems
US20030184444A1 (en) Event notification system and wet well monitor
CN202353876U (zh) 集中型安全疏散引导系统
CN103047601A (zh) 混合能源供电的应急照明及疏散指引装置
JP2000164906A (ja) 太陽電池の盗難検知回路及び太陽電池配電盤
CN109891705B (zh) 电力供给装置以及蓄电装置
US4893324A (en) Portable fire detection system
US6734642B1 (en) Monitoring and management system for lighting networks
JP2016214003A (ja) 電力供給システム
JPH0518581Y2 (ja)
JP2000004545A (ja) 電源電力供給総合管理システム
CN102201149A (zh) 集中式民用燃气泄露监测报警装置
CN115419840A (zh) 一种换热站漏水检测系统
US20130112877A1 (en) Battery-operated object detecting device
KR200442059Y1 (ko) 센서 복합식 무배선 다목적 화재감지기
JP2003022487A (ja) 無線式ガス検出装置
JP2007040767A (ja) 非接触センサ
CN108877157A (zh) 一种多功能家用报警装置
CN112291894B (zh) 腔中腔结构排氢式应急照明控制系统
CN108999114A (zh) 一种高安全性光电感应式小区门禁道闸
JP2002246964A (ja) 電力線搬送通信装置
CN208861157U (zh) 一种智能电气安全管家系统
CN208092489U (zh) 一种不间断供电楼宇安防监控系统
JPH10262345A (ja) 太陽電池発電システム
KR100412772B1 (en) Remote monitor of electricity incoming and distributing equipment having power line communication modem