JPH0518283Y2 - - Google Patents

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JPH0518283Y2
JPH0518283Y2 JP6677983U JP6677983U JPH0518283Y2 JP H0518283 Y2 JPH0518283 Y2 JP H0518283Y2 JP 6677983 U JP6677983 U JP 6677983U JP 6677983 U JP6677983 U JP 6677983U JP H0518283 Y2 JPH0518283 Y2 JP H0518283Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、製品保持器に係り、特に、一枚シー
ト状素材の両端部をなす二枚の底板を互いに重ね
合わせた状態に相連結してなる底部を有する製品
収納体に関する。
〔従来の技術〕
米国特許第4077095号(1978年5月1日本考案
の譲受人により所有されている)明細書には製品
収納体上に設けられた板連結構造が示されてい
る。この板連結構造においては、肩部付ロツク片
が、保持片により形成されたロツク孔中に押入れ
られる。この際、ロツク片の底部に形成された固
定孔が、ロツク孔の端から出る固定片を受入れ
る。この型のロツクの堅固性は、米国特許第
4093116号(1978年6月6日、本考案の譲受人に
譲渡されている)明細書に示された構造により高
められる。この構造においては、ロツク片の一面
に、保持片の自由端を受入れるための溝の如き保
持手段が形成される。これによつて、ロツク片お
よび固定片が、角度をなして相互に支持する状態
に保たれる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この構造では板連結構造の堅固性が十
分確保できなかつた。本考案は、ロツク片および
保持片を有する板連結構造の堅固性をさらに高め
るための構造を有する製品収納体を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するために、一枚シート状素材
の両端部をなす二枚の底板を互いに重ね合わせた
状態に相連結してなる底部を有する製品収納体に
おいて、二枚の底板のうち一方の底板から打出さ
れるロツク片と、切り込み線を挟んで互いに隣合
うように他方の底板から打出される二枚一組の保
持片とを備え、ロツク片はその基部が一方の底板
に連結され、かつロツク片は、その両端縁から横
方向に張り出す一対の凸部と、基部に形成された
固定孔とを有し、両保持片は、切り込み線を挟ん
で互いに実質的に向き合う位置に配される一対の
折目線に沿つて他方の底板に折り曲げ可能に連結
され、かつ両保持片は折目線に沿つて折り曲げら
れたときに他方の底板に一つのロツク孔を形成
し、両保持片は、切り込み線の一端を挟んで互い
に隣合う角部に形成された凹部を各々有し、さら
に他方の底板はロツク孔の縁部からロツク孔内へ
突出する固定片を有し、ロツク片はロツク孔に挿
入されて一方の底板に対して角度をなす位置に置
かれ、かつロツク片の固定孔には固定片が挿入さ
れ、両保持片は折り曲げられてロツク片をその両
凸部側から挟む位置へ配され、かつロツク片の両
凸部が両保持片の凹部に各々係合している。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
図において、符号1は本考案の製品収納体の天
井板を示し、符号2,3は指入れ孔(把握孔)片
を示す。これらの片2,3は、それぞれ折目線
4,5に沿つて天井板1に可折曲げに連結されて
いる。符号6〜13は、収納体中に包装されるび
んの頸部を受入れるために天井板1に形成された
孔を示す。
天井板1の両側端には、折目線15に沿つて傾
斜肩板14が可折曲げに連結され、また、折目線
17に沿つて傾斜肩板16が連結される。頸部受
入れ孔6〜13の各々に対して、びん頸部クツシ
ヨンスリツトおよび弱め線が肩板14,16およ
び一部は天井板1に形成される。孔6に対して、
図示のように、スリツトは18,19として示さ
れ、また、弱め線は20,21として示される。
このようなスリツトと弱め線18〜21は孔7〜
13の各々に対しても用いられる。
肩板14の下端には、折目線23に沿つて側壁
22が可折曲げに連結され、肩板16の下端には
折目線25に沿つて側壁24が連結される。側壁
24には既知の構造の裂断条が形成される。この
裂断条は、引張片26、これに連結された裂断条
27、引張片28およびこれに連結された裂断条
29からなる。周知のように、引張片26,28
に力を加えて裂断条27,29を除去することに
より、側壁24が破られ、これにより、使用場所
において、包装されたびんに手を触れることが容
易になる。
側壁22の下端には、中断された折目線31に
沿つた傾斜板30が可折曲げに連結され、傾斜板
30には、既知の構造の多数のびん踵部受入れ孔
32〜35が形成されている。
同様に側壁24の下端には、中断された折目線
37に沿つて傾斜板36が連結され、傾斜板36
には、びん踵部受入れ孔38〜41が形成され
る。
傾斜板30には、中断された折目線43に沿つ
て重ね合わせ底板42が可折曲げに連結される。
底板42は緊張孔44〜47を有する。この底板
42には、中断された折目線49に沿つて中間キ
ール板48が可折曲げに連結される。
素材の他端においては、傾斜板36に中断され
た折目線51に沿つて重ね合わせ底板50が可折
曲げに連結される。この底板50は多数の緊張孔
52〜55を有する。
第1図に示した素材から、第4図に示す如き本
考案の収納体を形成するには、まず、一群のびん
が直線形に並べられ、ついで、素材が上方から下
げられる。こん際、びんB1〜B8の頸部は、頸部
受入れ孔6〜13から突出する。ついで、傾斜肩
板14,16および側壁22,24が下方に折曲
げられ、ついで、底板42がびんB1〜B4の下に
折曲げられてキール板48が板42に対して直角
に、びんB1〜B4の列とB5〜B8の列との間に置か
れる。ついで、底板50が包装物の下に折曲げら
れ、板42と50とが緊張された後、連結手段に
より相連結される。
また、第1図に示す如く、底板50からはロツ
ク片56〜60が打出され、底板42中には、ロ
ツク孔61〜65が形成される。ロツク孔62〜
64は保持片を折り曲げることにより形成され
る。
ロツク片56〜60および、ロツク孔62〜6
4を形成する保持片の実施例は第2図に示され
る。第2図において保持片はT1,T2として、ま
たロツク片はLT1として拡大して示されている。
ロツク片LT1およびこれに形成された固定孔SA1
は、保持片T1,T2および固定片ST1と協働する。
保持片T1は、斜めの折目線F1に沿つて底板42
に可折曲げに連結され、保持片T2は、斜めの折
目線F2に沿つて底板42に同様に連結される。
ロツク片LT1はその基部が底板50に連結さ
れ、かつ、その両側縁から横方向に張り出す凸部
S1,S2を有する。
第3図に示すようにロツク片LT1が保持片T1
T2を押し退けてロツク孔に挿入され、かつ底板
50に対して角度をなす位置におかれたとき、保
持片T1,T2はロツク片LT1を両側から挟む
位置に配される。このとき、保持片T1はその凹
部C1がロツク片LT1の凸部S1に係合し、保
持片T2はその凹部C2がロツク片LT1の凸部
S2に係合する。場合によつては、保持片の凹部
以外の部分がロツク片と係合するような構成とし
てもよい。
第2図に示すように、保持片T1,T2はそれら
の間の切り込み線E2を挟んで互いに隣合うよう
に底板42から打ち出されたものである。切り込
み線E1は切り込み線E2に対して直角をなす方向
に延在する。これら切り込み線E1,E2により両
保持片T1,T2の角部が形成される。前記凹部C1
C2はこれら保持片T1,T2の角部に形成されてい
る。
折目線F1,F2は切り込み線E2に対して斜めに
延在する。また、折目線F1,F2は互いに角度を
なすとともに固定片ST1に向かつて前記角度を開
くように配置されている。固定片ST1は切り込み
線E2の延長線上に配置されるとともに、ロツク
孔の縁部から切り込み線E2の延在方向に沿つて
ロツク孔内に突出する。
上記連結手段(ロツク片、保持片、固定孔およ
び固定片)を用いて底板42,50を連結する。
まず、緊張用の機械部品が緊張孔44〜47中に
入れられ、これらと協働する対向部品が緊張孔5
2〜55中に入れられる。これら二群の部品が相
互に向けて近寄せられると素材が緊張される。つ
いで、上記部品はロツク片56〜60に係合し
て、これらを保持片61〜65により形成された
ロツク孔中に押入れる。この操作の時に、ロツク
片LT1は、保持片T1およびT2を両側に押し退け
てロツク孔に入る。その時に、保持片T1,T2
それらの折目線F1,F2に沿つて折り曲げられる。
これによつて保持片がロツク片LT1を両側から
挟む位置に配され、ロツク片LT1の凸部S1,
S2がそれぞれ保持片T1,T2の凹部C1,C2上に
載ることになる。言いかえれば、保持片T1,T2
がロツク片LT1の両側位置でロツク片の凸部の下
側に入り込む。そこで、この構造は、第3図に示
すように、相互に対称的に支持されたロツク状態
に保たれる。保持片T1,T2の凹部C1,C2はロツ
ク片LT1の凸部S1,S2と各々係合する。保持片
T1,T2は、折目線F1,F2に沿う折曲げにより発
生する厚紙の反発力により、ロツク片の両凸部側
からロツク片に押し付けられる。従つて、第3図
に示す如く、ロツク片LT1と保持片とは相互に支
持されたロツク状態に堅固に保持される。固定片
ST1は、前述の米国特許第4077095号明細書に示
されたように、固定孔SA1中に挿入される。
ちなみに、第3図に示すようなロツク状態の連
結手段(ロツク片LT1および保持片T1,T2)は、
びんB1〜B8が収納体内に装填されたとき、他の
多くの公知収納体の連結手段同様、これら複数の
びん(横断面円形)B1〜B8の間の隙間に配され
る(第1図および第4図参照)。従つて、このよ
うなロツク状態の連結手段がびんの邪魔になつた
りびんに圧し潰されたりすることはない。
第2図には、さらに、本考案の他の三つの実施
例が示されている。
第2図から明らかなように、ロツク片LT2
LT4およびこれらに形成された固定孔SA2〜SA4
は、それぞれロツク片LT1および固定孔SA1と同
等である。
保持片T3,T4は、斜めの折目線S3,S4に沿つ
て底板42に可折曲げに連結される。保持片T3
T4は保持片T1,T2と少し変つた形を有する。凹
部C3,C4は、凹部C1,C2に相当する。保持片T3
T4の機能は実質的に保持片T1,T2と同じであ
る。
保持片T5,T6は、折目線F5,F6が交点Iで収
斂していないことを除いては保持片T3,T4と実
質的に同等であり、機能は保持片T1,T2および
T3,T4と実質的に同じである。
保持片T7,T8は他の保持片と異なり、これら
の折目線F7,F8は相互に平行である。しかし、
固定片ST4は他の固定片と同様であり、凹部C7
C8もこれに相当する他の凹部C1〜C6と実質的に
同じである。保持片T7,T8の折目線F7,F8は平
行であるから、ロツク状態における保持片T7
T8の角度位置、および、ロツク片LT4の凸部と
の係合状態は、保持片T1〜T6の姿勢と少し異な
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ロツク片をその両凸部側から
挟む位置に配された両保持片がその曲げにより生
じた反発力によつてロツク片の両凸部側からロツ
ク片に押し付けられ、ロツク片の凸部の下側に入
り込んで凸部と係合している。従つて、ロツク片
のロツク孔からの抜け出しが確実に防止される。
言い換えれば、本考案の製品収納体においては二
枚の底板を堅固に連結することができる。本考案
の製品収納体は、高湿度環境、およびぶつかり合
い及び振動を伴う乱暴な使用状態に対して最適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の製品収納体を組みたてる前の
状態であるシート状素材の平面図、第2図は第1
図に示した素材の底板中に作られる連結手段の
種々な形を示す説明図、第3図は本考案によつて
形成されたロツク状態の連結手段を示す部分図、
第4図は第1図の素材から作られた本考案の収納
体の斜視図である。 1……天井板、14,16……傾斜肩板、2
2,24……側壁、26,28……引張片、2
7,29……裂断条、42,50……重ね合わせ
底板、56〜60……ロツク片、61〜65……
ロツク孔、T1〜T8……保持片、LT1〜LT4……
ロツク片、C1〜C8……保持片の凹部、S1〜S2
…ロツク片の凸部、E2……切り込み線、F1,F2
……折目線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一枚シート状素材の両端部をなす二枚の底板
    42,50を互いに重ね合わせた状態に相連結
    してなる底部を有する製品収納体において、上
    記二枚の底板のうち一方の底板50から打出さ
    れるロツク片LT1と、切り込み線E2を挟ん
    で互いに隣合うように他方の底板42から打出
    される二枚一組の保持片T1,T2とを備え、
    上記ロツク片LT1はその基部が上記一方の底
    板50に連結され、かつ上記ロツク片LT1は、
    その両側縁から横方向に張り出す一対の凸部S
    1,S2と、上記基部に形成された固定孔SA
    1とを有し、上記両保持片T1,T2は、上記
    切り込み線E2を挟んで互いに実質的に向き合
    う位置に配される一対の折目線F1,F2に沿
    つて上記他方の底板に折り曲げ可能に連結さ
    れ、かつ上記両保持片は上記折目線に沿つて折
    り曲げられたときに上記他方の底板42に一つ
    のロツク孔62を形成し、上記両保持片T1,
    T2は、上記切り込み線E2の一端を挟んで互
    いに隣合う角部に形成された凹部C1,C2を
    各々有し、さらに上記他方の底板42は上記ロ
    ツク孔62の縁部からロツク孔内へ突出する固
    定片ST1を有し、上記ロツク片LT1はロツク
    孔62に挿入されて上記一方の底板42に対し
    て角度をなす位置に置かれ、かつ上記ロツク片
    LT1の固定孔SA1には固定片ST1が挿入さ
    れ、上記両保持片T1,T2は折り曲げられて
    ロツク片LT1をその両凸部側から挟む位置へ
    配され、かつ上記ロツク片LT1の両凸部が両
    保持片T1,T2の凹部C1,C2に各々係合
    していることを特徴とする製品収納体。 2 上記折目線F1,F2が上記切り込み線E2
    に対して斜めに延びる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の製品収納体。 3 上記固定片ST1は上記切り込み線E2に沿
    う方向に突出し、上記両折目線F1,F2は互
    いに角度をなすとともに上記固定片ST1に向
    かつて上記角度を開くように配置されている実
    用新案登録請求の範囲第2項記載の製品収納
    体。 4 上記両折目線F1,F2は互いに平行に配置
    される実用新案登録請求の範囲第1項記載の製
    品収納体。 5 上記両保持片T1,T2の上記角部は、上記
    切り込み線E2とこの切り込み線E2に対して
    直角に延びる他の切り込み線E1とにより形成
    される角部である実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の製品収納体。
JP6677983U 1983-05-02 1983-05-02 板連結構造 Granted JPS59172162U (ja)

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JPS59172162U JPS59172162U (ja) 1984-11-17
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