JPH05177110A - 再混入防止壁付の集塵器 - Google Patents

再混入防止壁付の集塵器

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JPH05177110A
JPH05177110A JP4130116A JP13011692A JPH05177110A JP H05177110 A JPH05177110 A JP H05177110A JP 4130116 A JP4130116 A JP 4130116A JP 13011692 A JP13011692 A JP 13011692A JP H05177110 A JPH05177110 A JP H05177110A
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particles
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filter element
flow
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JP4130116A
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Roger D Williams
ロジャー・デー・ウィリアムズ
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NIYUUMAFUIRU CORP
Pneumafil Corp
Original Assignee
NIYUUMAFUIRU CORP
Pneumafil Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D46/2403Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies characterised by the physical shape or structure of the filtering element
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】輸送空気から粒子をより速やかにかつより効率
的に分離し、直接的に捕集ホッパーへ移動させることに
より再混入の問題を著しく軽減できる集塵機を提供。 【構成】輸送空気を導入し、かつこれに室内において螺
旋状の流路をとらせるための接線状入口を有するほぼ円
筒状の室を有するハウジング12を含み、輸送空気の流
れに乗って搬送される粒子を除去するための集塵機。複
数個の垂直に延びる円筒状フィルター要素30が室内に
設けられ、かつ、従来のような逆パルスジェット42が
設けられ、フィルター要素を通して外向きに空気の逆流
を起させることによりこれを周期的に清浄化する。壁配
列50が各フィルター要素に隣接して設けられ、清浄化
空気の外向きの流れと、これによりフィルター要素から
除去された粒子を、輸送空気の主螺旋状流路の方向へ向
けて、除去された粒子の再混入を著しく減少せしめるよ
うになした流れのチャンネルを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】空気のような輸送流体の流れに乗って搬送
される各種の粒状物質や不純物の除去に使用される集塵
器が知られてから若干時が経つが、かような集塵器が工
業的利用に予定される場合は、これらには典型的に、汚
濁空気室に設けた複数個のフィルター要素が含まれ、輸
送空気をフィルター要素を通して内方へ流させ、フィル
ター要素の外方表面に微粒子物質を沈殿せしめかつ、清
浄化された空気をフィルター要素の内方部分から除去
し、清浄空気室を通って塵収集器へ放出させること可能
ならしめることになろう。フィルター要素は通常、織布
袋であって、例えば、合衆国特許第1743934号に
開示されたようなもの、または円筒形のひだのある紙製
のフィルター要素で、例えば、合衆国特許第42182
27号、4395267号及び4277260号に開示
されたようなものである。
【0002】この一般的な型の集塵器が工業的または、
商業的用途に使用される場合は、輸送空気中の微粒子状
物質の濃度は比較的に高いのが普通で、かつ、従ってこ
の微粒子状物質の傾向としては、フィルター要素の外方
表面に速かに集りかつ、輸送空気がこれを通過して流れ
るのを妨害し、かくて、フィルター要素は、収集粒子
が、フィルター要素の外方表面から定期的に除去されな
い限り、その所期の機能を果すことはできなくなるだろ
う。
【0003】フィルター要素からかような粒子を除去す
る典型的な方法は、フィルター手段の内部へ導入されか
つ、輸送空気の正常流れと反対方向に、フィルター要素
を通して外方へ流される清浄化空気の逆流を周期的に与
えることであり、清浄化空気のこの逆流によってフィル
ター要素外方表面上に収集された微粒子状物質の少くと
も幾分かはフィルタ要素から除去されることとなり、従
って重力が、微粒子状物質を下向きに移動させ、結局は
この汚濁空気室の底部に届けるだろうし、ここで微粒子
状物質はホッパーに収集され定期的に除去されるかまた
は、例えば、これらは場合によってはバキュームによ
り、あるいはロータリーバルブを経て出口を経て連続的
に除去される。清浄化空気のこの逆流は、様々な形状の
ものであってよいが、しかし最も普通な形状は、フィル
ター要素の内部に清浄化空気の短いが高圧のパルスを生
じさせることであり、これによって、例えば、かような
フィルター要素の圧力降下が、微粒子状物質がフィルタ
ー要素の外方表面に収集された結果、予め設定した最大
値(例えば、水柱2インチ)に達する場合に周期的間隔
で各フィルターを振動させる。
【0004】フィルター要素を通しての輸送空気の正常
な内向き流れは清浄化逆流によって短時間遮断されるだ
けであるから、フィルター要素の表面から外向きに追い
やられる粒子の多くはフィルター要素を通ってその正常
な流れに戻ると輸送空気に再混入されることになり、か
つ、これらの再混入された粒子はフィルター要素の表面
に送り戻され、そして再びこの上に捕集されることにな
ろう。しかし、このような粒子は、それらがフィルター
の表面から除去されそして次に、表面に戻される都度、
少くともある短い距離,重力によって下向きに移動させ
られることになろうから、これら粒子は、フィルター要
素の表面に沿って、徐々に下向きに移動することにな
り、結局は、これらは場合によってはフィルター底部に
達しかつ、重力によってハウジングの底部分に落下す
る。粒子の少くとも幾らかの、この徐々な移動の結果、
フィルター要素の表面から究極的には連続的に粒子が除
去されることになり、このような除去速度が比較的遅い
ことと、輸送空気中の粒子の連続的、再混入によってフ
ィルター要素に課せられるフィルター荷重は大きくな
り、従って、いわゆる空気対布比がかなり制限される
(例えば、フィルター要素が示す濾過剤の面積に対する
輸送空気量の比)。例えば、インチ当りのひだ数が多い
ひだ付きセルローズ紙フィルター要素を使用する集塵器
の殆どの工業的用途では、空気対布比は3に等しいか3
以下に維持せねばならずかつ、多くの場合、この比は2
以上であることはできない。この限界は全く重要であ
る。というのは空気対布比が任意の与えられた用途に対
してより小さくなるにつれて、与えられた量の輸送空気
に対して設けねばならない濾過装置は増大せねばなら
ず、かくて、濾過装置を支えるためささげねばならない
装置ならびに床面積に関連して資本と運転経費が嵩むこ
とになるからである。
【0005】その上、経済的に好ましいのは集塵器内の
各フィルター要素を相互にできるだけ接近させて配置
し、与えられた寸法の集塵器に含まれる濾過表面積が、
例えば合衆国特許第4655799号に論じられている
ように出来る限り大きくすることである。しかし、濾過
要素を相互に近接して配置する場合には、再混入の問題
は、一つの濾過要素の表面から除去されて隣接濾過要素
の表面に運ばれる幾らかの粒子の交差汚濁によって悪化
する。各隣接濾過要素の交差汚濁の問題を処理するため
の一つの提案が合衆国特許第4775398号に開示さ
れており、これによれば、ほぼ四角な形の清浄空気室に
は清浄空気室を4個の小室に区分している複数個の仕切
りが設けられていて、一つの濾過要素が、夫々の小室に
配置されて、その中の各濾過要素を孤立させ、かくて、
交差汚濁を防止するようになしてある。この配列は、あ
る程度、交差汚濁の問題を処理はするが、集塵器装置の
寸法を増大するように各隣接フィルター要素間の間隔を
若干拡大する必要があり、更に大切なことは、これによ
って各個々のフィルター要素の表面において再混入の問
題は軽減されないしかつ、実際、この再混入の問題は悪
化する可能性がある。というのは、各フィルター要素に
対して非常に狭い室が要求されることになり、その結
果、かかるフィルター要素から除去されたより多くの粒
子が、フィルター要素を貫流する輸送空気中に再混入す
ることになり得るからである。
【0006】最後に、複数個の垂直に延びるバッグフィ
ルターが配置されているほぼ円筒状の室が含まれてい
て、各バッグが、それ自体の清浄化ゼットを備えている
集塵器が市販で入手できる。輸送空気はその湾曲した内
壁に対して接線方向に室内に導入され、螺旋状の流路が
形成されるようになしてある。これらの集塵器において
は、輸送空気の螺旋状流れに密接するバッグの外方表面
から除去された粒子の小部分はこのような流れに再導入
される可能性があるが、しかし、バッグフィルターの他
の部分で再混入を処理する過程はなく、かつ、各隣接フ
ィルターバッグの交差汚濁を処理する設備は全くない。
【0007】本発明によれば、一つの集塵器が備けられ
ているが、これによって上記の両種の再混入は著しく低
減されかつ、これによりこの一般型の従来の集塵器に比
べて空気対布比が著しく増大する。
【0008】本発明の集塵器に含まれているのは、ほぼ
円筒状の室と、輸送流体を、これに粒子を混入させて、
その室内へ導入する入口であるが、その方向は輸送流体
がその室の内方表面に沿ってほぼ螺旋状の流路を進むこ
とになる方向かつ、除去された塵粒子が捕集されかつ/
またはハウジングから放出されるハウジング部分への方
向である。フィルター手段はその室内に延びていて、輸
送流体が、フィルター要素の外方表面を通過して内方へ
流れることを許容するようにかつ、混入粒子が輸送流体
から除去されこのような外方表面に捕集されるようにな
している。従来のようなフィルター清浄化装置が設けら
れていて、清浄化流体の逆流をフィルター手段を通し
て、輸送流体の正常流れとは反対方向に周期的に逆流さ
せるようにして、フィルター手段上に捕集された粒子の
少くとも幾分かをその外方表面から離れ去らしめるよう
にしてある。壁がその室内に設けられていて、フィルタ
ー手段に対する配列としては、その壁とそのフィルター
手段の外方表面との間に流れチャンネルを構成するよう
になっており、従って、清浄化流体の前記逆流の少くと
も幾らかと、かくてフィルター手段から除去された粒子
とを、輸送流体の前記螺旋状流路に向う方向へ流さしめ
ることになるだろうし、かくて、かような粒子はかよう
な螺旋状流路内へ再導入されかつ、ハウジングの放出な
いし捕集部の方へ運ばれることになるだろう。除去され
た粒子の多くは輸送空気の下向きの螺旋運動によって再
捕捉されるから、これらは、フィルター手段に向けかつ
これを通過して流れている輸送流体の部分に直ちに再混
入されるよりもむしろハウジングの捕集ないし放出部分
へ向って移動し易い。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、フ
ィルター手段には、円筒形をした外方表面を有する複数
個のフィルター要素が含まれており、壁は各フィルター
要素の外方表面から間隔をおいておりかつ、それらの間
に環状流れチャンネルを形成するに相当する曲率を呈し
ている。更に、フィルター要素の室内の配置は、各フィ
ルター要素の外方表面の最初の部分が輸送流体の螺旋状
流路に隣接しかつこれに面して配置されていて、フィル
ター要素のこの最初の部分から清浄化流体によって除去
された粒子が、かくて、このような螺旋状流路へ向け、
かつその中へ向けられるようになしてあり、かつ、各フ
ィルター要素の室内の配置は、その外方表面の第二部分
の向きが輸送流体の螺旋状流路から外れるようになして
あり、かつ、壁手段は外方表面のこの第二部分に対して
のみ間隔をおいて配置されており、かくて、清浄化流体
によりこれから除去された粒子はフィルタ表面の第二部
分と壁の間の環状流れチャンネル中に生じた流れによっ
て輸送流体の螺旋状流路の方へ向けられることになろ
う。複数個のフィルター要素は好ましくは、輸送流体の
螺旋状流路の領域内で花房状に配置し、かつ、チャンネ
ル形成壁も、隣接する各フィルター要素間に延びてい
て、一つのフィルター要素から他の要素への除去粒子の
いかなる交差汚濁も防止するかあるいは少くとも著しく
低減させるようになしている。
【0010】本発明の一つの実施態様においては、円筒
状の各フィルター要素が、それらの軸線が相互にかつ、
室の軸線に平行に延びるように、また、フィルター要素
の各軸線が、室の軸線と共通な軸線を有する円内にある
ように室内に配置されている。各フィルター要素用の各
壁の夫々の端末部分、ほぼ半径方向に、室の内方表面に
向けて、かつ、各隣接フィルター要素の間に延びてい
る。本発明の別の実施態様では、各壁の両端末部分は隣
接フィルター要素から反って、かつ螺旋流路における流
れの方向に向いた方向に曲っており、清浄化空気中の除
去粒子が、このような螺旋状流路に向けて、これにほぼ
接線方向に案内されるようになしてある。
【0011】今、付図を更に詳しく注目すれば図1〜図
3は、普通は空気あるいは同類の如き輸送流体の流れに
乗って搬送される粒子の除去のための本発明を具現する
集塵器10を例示している。集塵器10に含まれている
のは、仕切板18により上部清浄空気室部分20と下部
汚濁空気室部分22とに分割されているほぼ円筒状内部
室16を画定する垂直に延びる円形側壁14を有するハ
ウジング12であり、仕切板18は、入口管32に隣接
し、かつ、円形側壁14から間隔をおいた垂直部分で形
成されて、入口管32に隣接する環状室16′を形成す
るようになしている。ハウジング12の底部は逆円錐状
であり、やがて説明予定のように空気から除去されたダ
ストを捕集するためのホッパー24を形成している。捕
集されかつ、ホッパー24に貯蔵されたダストは、図1
に示された如く接続管28を経てドラム26へダストを
連続的に放出するといったような、あるいは例えば、ホ
ッパー24の出口で真空を利用して、またはロータリー
バルブによって捕集したダストを連続的に除去するとい
ったような従来の方法で除去することができる。
【0012】複数個のフィルター要素30は仕切板18
に、これから垂直下向きにかつ、下部汚濁空気室22内
へ延びるように装着してある。本発明の好ましい実施態
様においては、フィルター要素30は、集塵器におい
て、しばしば使用される型の、従来の円筒状ひだ付き紙
製濾過カートリッジであり、これらは、その垂直軸線
を、相互にかつ、室22の軸線にも平行に延びるように
配置される。本発明の例示実施態様においては、4個の
フィルター要素30が使用されており、かつ、これら
は、フィルター要素30の垂直軸線が、室22と同じ軸
線を有する円内にあるように室22の中心に花房状に配
置されている。図1と図2で最もよく分るように、汚濁
空気入口管32は、下部汚濁空気室22の内壁に対して
接線方向に下部室22中に直接延びており、かつ、ハウ
ジング12には、上部清浄空気室20へ開放している清
浄空気出口管34が設けられている。
【0013】集塵器10にはまた、いずれ更に詳しく説
明予定のようにフィルター要素30を周期的に清浄する
ための従来のようなパルスジェット清浄装置も含まれて
いる。この清浄装置には貯槽36も含まれていて、これ
は、仕切板18の中心に、これに対して垂直に延びるよ
うに装着されている。そして圧搾空気入口管38がハウ
ジング12の外部から貯槽36へ延びていて、任意の便
利な供給源からの圧搾空気が貯槽36へ導入され、所定
の圧力に維持されることができる。4本の出口管40
は、貯槽36から放射状に延び、その端末で、従来のパ
ルスジェット機構42と支持しているが、これらは各フ
ィルター要素30の中心の真上に配置してあり、パルス
ジェット42の夫々は、すべて当業者に周知の方法で、
コントロールパネル46から延びる空気配管44により
予め定められた順序で、空気圧により操作される。
【0014】本発明の集塵器10は塵粒子または各種の
異物が空気のような大量の輸送流体に乗って搬送される
広汎な種類の工業用途に使用することができる。集塵器
10が配置される装置においては、その中に粒子を混入
している輸送空気が予め定めた速度でハウジング入口管
内32へ導入され、そしてこの空気は究極的には、濾過
媒体を経て内部方向へ、フィルター要素30を通過しか
くて、混入粒子は空気から濾過され、かつ、フィルター
要素30の外方表面上に捕集され、かつ、清浄化された
空気は、次にフィルター要素30の内部から入口室20
の方へ流れ、そして次に出口管34を経て装置内へ戻る
ようになる。上述のように、粒子はフィルター要素30
の外方表面上に集りかつ、粒子が堆積するにつれて、フ
ィルター要素30を通る空気の流れを減少させかつ、フ
ィルター要素30の濾過媒体による圧力降下が漸増す
る。多くの用途において、フィルター清浄化装置の設計
は、圧力降下が所定の水準に(例えば水柱2″)達する
とフィルター要素30を清浄するようになっているが、
しかし、フィルター要素が周期的時限間隔で、または他
の基準を用いて清浄化されるように装置をプログラミン
グすることも可能である。とにかく、使用する制御装置
次第で、制御パネル46は、周期的間隔で、各フィルタ
ー要素30のパルスジェット42へ制御信号を送り、そ
の際、弁が開き、そして空気の高圧パルスが、ジェット
から発送されるのは図1の線48で図示されている通り
であり、そして、フィルター要素30の内部の中央開口
部へ送りこまれる。清浄化空気のこのパルスはフィルタ
ー要素30の濾過媒体を通って外方へ、輸送空気の正常
の内向き流れと反対の方向へ進み、かつ、フィルター要
素30の外方表面上に捕集された粒子の少くとも幾らか
を、フィルター要素30の表面から外向きに伝播せしめ
る。上述のように、公知のまたは従来の集塵器では、こ
れらの粒子の多くは清浄化空気のパルスが停止した後で
は輸送空気中に再混入され、かつ、これらはフィルター
要素30の幾らか下方の位置とはいえ、粒子に及ぼす重
力の影響で、その表面へ、戻され、従って、粒子は徐々
に、フィルター要素30の底部へ移動し、たまたま捕集
及び/または放出用のホッパーへ落下する。フィルター
要素30の表面に沿って下向きの粒子の漸進的移動は本
発明の集塵器10においてもある程度起るので、本発明
ではまた、独特の配列を設けて輸送空気内への粒子の再
混入をかなり増大させ、かつ、このような粒子のホッパ
ー24の方への下向きの移動を加速するようにしてい
る。
【0015】本発明の一つの重要な特徴によれば、か
つ、図2と図3から最もよく分るように、集塵器10に
は、ほぼ、下部室22の中心に、かつ、フィルター要素
30の夫々に隣接して配置されたチャンネル形成壁配列
50が含まれており、この壁配列50はフィルター要素
30の全長に亘って垂直に延びている。図2と図3から
最もよく分るように、壁配列50には、下部室22の円
形内壁から向きを外らしているフィルター要素30のほ
ぼ円筒状外方表面のその部分に隣接しかつこれと間隔を
おいている湾曲した弓形の壁52が含まれており、かく
て各フィルター要素30のその部分とその隣接湾曲弓形
の壁52の間に流れチャンネル54を形成するようにな
している。注目されると思うが、各チャンネル54は形
がほぼ環状で、各チャンネルの夫々の端末はほぼ半径方
向に、外部室22の内方表面に向けて外向きに面してい
る。更に、注目されると思うが、湾曲した弓形壁52は
各隣接フィルター要素30の間に延びていて、各隣接フ
ィルター要素30の交差汚濁を防止する障壁を与えるよ
うになっているが、これは下記に更に詳しく説明の予定
である。操作する場合、粒子を混入した輸送空気は所定
の速度で、接線方向に延びる入口管32を通して下部室
22へ導入され、そして、この接線方向の入口と、下部
室22の円形内部壁と、輸送空気の速度の組合わせによ
って輸送空気と混入粒子は下部室22の円筒状内方表面
に沿って円形形態で流れることになる。更に、出口管3
4で、比較的な負圧が、フィルター要素30の全垂直長
さに沿って加わるので、輸送空気と混入粒子のほぼ円形
の流れ形態が内部室22の内表面に沿って、ほぼ螺旋状
の流路に形成され、これはホッパー24に向けて徐々に
下向きに移動し、輸送空気とこれに混入した粒子の部分
は内向きに、フィルター要素30の方へかつ、これを通
して徐々に引っぱられる。フィルター要素30の上部
の、入口管32に隣接した環状室部分16′の領域は、
当初、輸送空気と混入粒子が所望の螺旋状流路に形成さ
れるのを助ける。輸送空気中に混入される粒子の質量
は、これらの粒子をしてこの同じ螺旋流路に追随させる
ことになりかつ、実際、多くの用途において、粒子の質
量によって、粒子の多くが、フィルター要素30へ引っ
ぱられないで螺旋状流路によって直にホッパー24へ運
ばれることになろう。軽めの粒の少くとも幾らかと、多
くの用途では大部分が、輸送空気と共に、螺旋状流路か
ら外れて、フィルター要素30の方へ引っぱられ、輸送
空気はフィルター要素を通過し、粒子をフィルター要素
30の外表面上に沈着させる。図3では、螺旋状流路は
全体として参考番号56で示してあり、かつ、参考番号
56′は全般的に、フィルター要素30の方への輸送空
気と混入粒子の流れを示している。
【0016】上述のように、パルスジェット48の夫々
は周期的間隔で“発射”されて、清浄化空気のパルスを
フィルター要素30の内部へ向けて発射し、かくて、輸
送空気の正常の内向き流れと反対の方向に、フィルター
要素の外方表面を通して、清浄化空気の流れを戻させ
る。清浄化空気のこの外向きの流れの作用により、フィ
ルター要素30の外方表面に捕集された粒子の少くとも
幾らかは外方表面から離脱する。本発明では、チャンネ
ル54の区域は清浄化空気のこの外向きの流れを画定し
かつ方向付けて、これがチャンネル54に沿ってかつ、
その開放端から外向きに、螺旋状流路56の方向へ流れ
ねばならないように設計されており、この外向き流れは
全体として参考番号58で示してある。清浄化空気のこ
の指向された流路によって、フィルター要素30の表面
から、清浄化空気のパルスによって除去された粒子の多
くは清浄化空気のこの指向流れと共に搬送されて、各チ
ャンネル54の両端から、下向きに指向された螺旋状流
路56へ再導入される。従って、これらの粒子は、輸送
空気へ直ちには再混入されず、かつ、従来の集塵器に関
して上に述べたようにして、殆ど即刻、フィルター要素
の表面に再沈着する。むしろ、これらの粒子は螺旋状流
路56によってホッパー24の方へ、より速やかに搬送
されかつ、これらの粒子の幾らかまたは全部が、ある点
でフィルター要素30の表面へ流れ戻るかもしれない一
方、このことは、従来の集塵器中の再混入粒子の徐々の
移動と比べて、粒子が除去された点より相当低い、フィ
ルター要素30のある点で発生するだろう。これも注目
されるだろうことだが、夫々の湾曲した弓形状壁52の
各端末はそれらが隣接する各フィルター要素30の間に
障壁を構成し、かくて、清浄化空気の逆流によって除去
された粒子がある隣接フィルター要素30の外表面上へ
直接流れないようになるに十分な範囲だけ、外向けに延
びている。最後に、注目されると思われるが、各湾曲弓
状壁52は、その隣接するフィルター要素30の外部円
筒状表面のほぼ半分を囲繞し、このフィルター要素30
の半分の部分は下部室22の内方表面から向きを外らし
ている部分である。フィルター要素30の残り半分の部
分は室22の内表面に面するように、かつ、螺旋状流路
56に隣接して配置されていて、フィルター要素の前方
を向いた半分を経て外向きに向う清浄化空気の流れがか
くて除去された粒子を、螺旋状流路56に直接導入させ
るようになしており、粒子のこの動きは、少くともある
程度、チャンネル54の端末から出る空気によって生じ
る清浄化空気の流れによって支援される。集塵器10に
おける塵粒子の下向きの流れも、壁配列50の上端が仕
切板18に直接接着していて、チャンネル54の上端が
仕切板18によって閉ざされてはいるが各フィルター要
素30の底部においてチャンネル54の下端は開いてお
り、したがって、清浄化空気の逆流の一部分がチャンネ
ル54の底部からホッパー24に向けて垂直下方に向け
られかつ、空気のその逆流中の全粒子がホッパー24へ
直接搬入されるであろうという事実によって改善され
る。
【0017】図1〜図3に例示の本発明の実施態様には
4個のフィルター要素30が含まれているが、容易に明
白であると思われることだが、フィルター要素の、別の
数量と形態も、本発明の範囲を逸脱することなく使用す
ることができる。また、チャンネル54のほぼ環状の形
態が好ましくはあるが、もしこれらの流れチャンネルが
粒子をフィルター要素から離散させかつ、輸送空気の本
流路内へ送るような清浄化空気の適正に方向付けた流れ
に結局なりさえすれば、これらの流れチャンネルの別の
形態も、様々な用途に利用することができる。例えば図
4に例示するのは、チャンネル54の形態の一つの代替
実施態様である。この実施態様では、螺旋状流路は、矢
56で示すように時計の針の方向であり、かつ、チャン
ネル54の各端末は、図3の実施態様のように放射状に
指向されるよりは寧ろ、全体的に、時計針方向の螺旋状
流路への方向に湾曲していて、チャンネル54の端末か
ら外方へ向けられた清浄化空気が、この流路に対してほ
ぼ接線方向に、螺旋状流路内へ再導入されて、清浄化空
気中の粒子が、螺旋状流路56内へ円滑に再導入される
だろうようになしている。
【0018】当業者には明白と思われるが、本発明の集
塵器10は、輸送空気から粒子をより速やかにかつより
効率的に分離しかつ、これらを、より直接的にかつより
早く捕集ホッパー24へ移動させることにより再混入の
問題を著しく軽減する。この改善の一つの直接の結果と
して、集塵器10の効率は、上述の空気対布比が著しく
増大可能であるという範囲にまで顕著に向上される。従
って、この型の従来の集塵器に比べて、遥かに小型の集
塵器で、フィルター要素30の数が少いものを、与えら
れた量の輸送空気を効率的に清浄化するため使用でき
て、かくて、集塵器購入にかかわる資本費用を著しく低
下させかつまた、小型集塵器の運転費用ならびに集塵器
が占める床面積を低減させることができる。従って、当
業者なら容易に理解できると思われるが、本発明は広範
な用役と応用が可能である。本発明のここに記述した以
外の多くの実施態様と改作、ならびに、多くの変形,修
正及び同様の配列が、本発明及びその前記の説明から明
白で、かつ、これらによって合理的に提案されていて、
しかも本発明の本題または範囲から逸脱することはない
だろう。従って、本発明は、ここに、その好ましい実施
態様に関して詳細に記述されてはいるが、この開示は、
本発明のほんの例示的なものにすぎず、かつ、本発明の
開示を提供する目的のために示していると理解すべきで
ある。前記の開示は本発明を制限するためあるいはその
他、いかなるかような他の実施態様,改作,変形,修正
及び同様の配列を除外することを意図するものでも、そ
う解釈されたりすべきものでもなく、本発明を制限する
ものはここに添えられた請求項及びそれと同等のものに
限られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具現する集塵器の側面図である。
【図2】図1の、線2−2に沿って切断した断面であ
る。
【図3】図2の、線3−3に沿って切断した断面であ
る。
【図4】図3に類似の断面であるが、本発明の代替実施
態様を示す。
【符号の説明】
10 集塵器 12 ハウジング 14 円形側壁 16 室 18 仕切板 20 清浄空気室 22 汚濁空気室 32 入口 24 ホッパー 26 ドラム缶 28 接続管 30 フィルター 34 清浄空気入口 36 貯槽 38 圧搾空気 40 出口 42 パルスジェット 46 制御パネル 48 ジェット

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気あるいは同類の如き輸送流体の流れ
    に乗って搬送される粒子を除去するための集塵器におい
    て、 (a)ほぼ円筒形の室を有したハウジングを具備し、前
    記輸送流体を前記室に導入する入口手段を備え、この入
    口手段は前記輸送流体を前記室の内方表面に沿ってほぼ
    螺旋状の流路で移動するようにしかつ除去された塵粒子
    が集められたりあるいはハウジングから放出されるハウ
    ジングの部分に向うようになされており、 (b)前記室内に広がったフィルター手段を具備し、こ
    のフィルター手段は前記輸送流体を該フィルター手段の
    外方表面を通って内方へ流れるのを許容しかつ輸送流体
    から粒子が除去されて前記外方表面に集められるように
    し、 (c)前記フィルター手段に集められた粒子の少なくと
    も幾分かを、その外方表面から取去るために、輸送流体
    の通常の流れとは反対の方向に、清浄化流体の逆流を前
    記フィルター手段に周期的に戻し流させるフィルター浄
    化手段を具備し、 (d)前記室内に設けられた壁手段を具備し、この壁手
    段は前記フィルター手段の前記外方表面との間に、流れ
    チャンネルを形成するように前フィルター手段に関して
    配列されていて、清浄化流体の前記逆流と前記フィルタ
    ー手段から離れた粒子の少なくとも幾分かを前記輸送流
    体の前記のほぼ螺旋状の流路に向う方向へ流すように
    し、しかして前記粒子が再び前記輸送流体の前記螺旋状
    の流路に導入されて前記のハウジングの前記放出収塵部
    の方へ運ばれるようにしたことを特徴とする集塵器。
  2. 【請求項2】 前記フィルター手段に少くとも2個のフ
    ィルター要素が含まれており、夫々の要素が円筒状の外
    方表面を有し、かつ前記壁手段がある曲率で形成されて
    おり、かつ、前記フィルター要素外方表面と間隔をおい
    ていてその間に環状流れチャンネルを形成したことを特
    徴とする請求項1に定義するような集塵器。
  3. 【請求項3】 前記の各フィルター要素が前記室内に設
    けられていて、その前記外方表面の第一部分が、前記輸
    送流体の前記螺旋状流路に隣接しかつ面して配置され
    て、前記清浄化流体により前記第一部分から除去された
    前記粒子が、これにより前記螺旋状の方へ、かつ内部へ
    向けられるようにしかつ、前記外方表面の第二部分の向
    きが、前記螺旋状の流路から外れるようにしたことと、
    かつ、前記壁手段が、前記外部表面の前記第二部分に対
    してのみ間隔をおいて設けられていることを特徴とする
    請求項2に定義するような集塵器。
  4. 【請求項4】 前記壁手段が、前記フィルター要素の夫
    々の間に配置されていて、前記清浄化流体によって前記
    フィルター要素の一つから除去された塵粒子が、隣接フ
    ィルター要素の外方表面へ流れるのを防止するようにし
    たことを特徴とする請求項1に定義のような集塵器。
  5. 【請求項5】 前記フィルター要素の夫々がほぼ円筒形
    状であり、かつ、前記複数個のフィルター要素が、前記
    室の前記内方表面の限界内に花房状に配置されていて、
    前記フィルター要素の軸線が前記室の軸線にほぼ平行に
    延びていることを特徴とする請求項4に定義のような集
    塵器。
  6. 【請求項6】 前記の壁手段に、前記花房状の前記夫々
    のフィルター要素の前記外方表面から間隔をおいた湾曲
    した壁部分が含まれていて、これと前記流れチャンネル
    を形成し、夫々の前記湾曲した壁部分は隣接フィルター
    要素の前記軸線の周りに形成された曲率半径を有してお
    りしかして、前記流れチャンネルがほぼ円形となること
    を特徴とする請求項5に定義のような集塵器。
  7. 【請求項7】 前記フィルター要素の前記軸線が前記円
    筒形室の内方表面の軸線と、かつ、前記輸送流体の前記
    螺旋状流路の軸線と軸線が共通である円内にあることを
    特徴とする請求項6に定義するような集塵器。
  8. 【請求項8】 夫々の前記フィルター要素の外方表面の
    第一部分が前記輸送流体の前記螺旋状流路に隣接しかつ
    面して配置されていて、前記清浄化流体により夫々の前
    記フィルター要素の前記第一部分から除去された前記粒
    子が、かくて、前記螺旋状流路の方へ向けられるように
    したことと、夫々の前記フィルター要素の前記外方表面
    の第二部分の向きが前記螺旋状流路から外れることと、
    かつ、前記壁手段の前記湾曲壁部分が、夫々の前記フィ
    ルター要素の前記第二部分と間隔をおいてかつ、隣接す
    る各フィルター要素間に設けられていることを特徴とす
    る請求項6に定義するような集塵器。
  9. 【請求項9】 前記壁手段の夫々の端末部分が、前記室
    の内方表面に向けてほぼ半径方向に延びていることを特
    徴とする請求項6に定義するような集塵器。
  10. 【請求項10】 前記壁手段の一端末部分が、隣接する
    フィルター要素から外曲しており、かつ前記螺旋状流路
    において輸送流体の流れの方を指向していて、前記螺旋
    状流路に対し、ほぼ接線方向に、これに向けて、前記除
    去された粒子を導くようにしたことを特徴とする請求項
    6に定義するような集塵器。
  11. 【請求項11】 前記壁手段の両端末部分が、前記螺旋
    状流路に対してほぼ接線方向に、これに向けて、前記除
    去粒子を導くような方向に湾曲していることを特徴とす
    る請求項10に定義するような集塵器。
  12. 【請求項12】 空気あるいは同類の如き輸送流体の流
    れに乗って搬送される粒子を除去するための集塵器にお
    いて; (a)ほぼ円筒形の室を有したハウジングを具備し、前
    記輸送流体を前記室に導入する入口手段を備え、この入
    口手段は前記輸送流体を前記室の内方表面に沿ってほぼ
    螺旋状の流路で移動するようにしかつ除去された塵粒子
    が集められたりあるいはハウジングから放出されるハウ
    ジングの部分に向うようになされており、 (b)前記室内で延びているほぼ円筒状の複数個のフィ
    ルター要素を具備し、これらの軸は前記室の軸線にほぼ
    平行になっていて前記輸送流体が、前記フィルター要素
    の外方表面を経て内方に流れるのを許容しかつ、前記粒
    子を前記輸送流体から除去せしめ、かつ、前記外方表面
    上に捕集せしめるようになし、前記フィルター要素は、
    前記室内に花房状に配列され、前記各フィルターは第一
    外方表面部分が、前記室の前記内方表面に面しており、
    第二外方表面部分が前記室の前記内方表面外へ面してい
    るようにし、 (c)前記フィルター要素上に集められた粒子の少くと
    も幾分かを、前記その外方表面から除かしめるため、前
    記輸送流体の通常の流れとは反対の方向に、洗浄化流体
    の逆流を前記フィルター要素に周期的に戻し流させるフ
    ィルター浄化手段を具備し、かつ、 (d)前記室内に、前記各フィルター要素間に設けられ
    た壁手段を具備し、かつ、前記壁手段は、各前記フィル
    ター要素の前記第二外方表面部分に対して、これと共に
    流れチャンネルを形成するように配列されていて、かく
    て、前記第二内方表面部分を通過する清浄化流体の前記
    逆流と、かくて前記フィルター要素から除かれた前記粒
    子を、前記輸送流体の前記ほぼ螺旋状の流路の方向へ流
    さしめ、かくて、前記粒子が前記輸送流体中に再導入さ
    れかつ、前記ハウジングの前記放出または収集部の方へ
    運ばれるようにしたことを特徴とする集塵器。
  13. 【請求項13】 前記壁手段に、各前記フィルターの前
    記第二表面部分に対し間隔をおいて、これと同軸に配置
    された湾曲した壁部分が含まれ、かくて、前記螺旋状流
    路の方向へ前記清浄化流体を向けるようにその各端末を
    配列させた環状チャンネルとして前記流れチャンネルを
    形成するようにしたことを特徴とする請求項12に定義
    するような集塵器。
  14. 【請求項14】 各前記湾曲した壁部分が前記フィルタ
    ー要素の各隣接要素間に延びていて、フィルター要素の
    前記外方表面から除去された粒子が、隣接フィルター要
    素の前記外方表面の方へ移動するのを防止することを特
    徴とする請求項13に定義するような集塵器。
  15. 【請求項15】 空気あるいは同類の如き輸送流体の流
    れに乗って搬送される粒子を除去するための集塵器にお
    いて;前記集塵器が (a)ほぼ中空の室を有したハウジングを具備し、前記
    輸送流体を前記室に導入する入口手段を備え、その入口
    手段は前記輸送流体を、前記室の内方表面に沿ってほぼ
    下向きの流路で移動するようにし、かつ、除去された塵
    粒子が集められたりあるいはハウジングから放出される
    前記ハウジングの部分に向うようになされており、 (b)前記室内に広がったフィルター手段を具備し、こ
    のフィルター手段は前記輸送流体を前記フィルター手段
    の外方表面を通って内方へ流れるのを許容し、かつ、輸
    送流体から粒子が除去されて前記外方表面に集められる
    ようにし、 (c)前記フィルター手段に集められた粒子の少なくと
    も幾分かをその外方表面から取去るために、輸送流体の
    通常の流れとは反対の方向に清浄化流体の逆流を前記フ
    ィルター手段に周期的に戻し、流させるフィルター浄化
    手段を具備し、 かつ、 (d)前記室内に設けられた壁手段を具備し、この壁手
    段は前記フィルター手段の前記外方表面との間に流れチ
    ャンネルを形成するように前記フィルター手段に関して
    配列されていて、清浄化流体の前記逆流と前記フィルタ
    ーから離れた粒子の少なくとも幾分かを前記輸送流体の
    前記のほぼ下向きの流路に向かう方向へ流すようにし、
    しかして前記粒子が再び前記輸送流体の前記下向きの流
    路に導入されて前記ハウジングの前記放出収集部の方へ
    運ばれるようにしたことを特徴とする集塵器。
  16. 【請求項16】 前記フィルター手段に、少なくとも2
    個のフィルター要素が含まれており、夫々の要素は円筒
    状の外方表面を有し、かつ前記壁手段がある曲率で形成
    されかつ、前記フィルター要素外方表面と間隔をおいて
    いてこれらの間に環状の流れチャンネルを形成するよう
    にしたことを特徴とする請求項15に定義するような集
    塵器。
  17. 【請求項17】 前記の各フィルター要素が、その前記
    外方表面の第一部分が、前記輸送流体の前記下向き流路
    に隣接して、これに面するように前記室内に配置されて
    いて、前記清浄化流体によって前記第一部分から除去さ
    れた前記粒子が、かくて、前記下向き流路に向って、か
    つ、その流路内へ向けられるようになし、かつ、前記外
    方表面の第二部分の向きが前記下向き流路から外れるよ
    うになすことと、かつ、前記壁手段が前記外方表面の前
    記第二部に対してのみ間隔をおいて設けられていること
    とを特徴とする請求項16に定義するような集塵器。
  18. 【請求項18】 前記壁手段が、前記フィルター要素の
    夫々の間に配置されていて、前記清浄化流体によって前
    記フィルター要素の一つから除去された塵粒子が、隣接
    するフィルター要素の一つの外方表面へ流れることを防
    止するようにすることを特徴とする請求項15に定義す
    るような集塵器。
JP4130116A 1991-04-25 1992-04-22 再混入防止壁付の集塵器 Pending JPH05177110A (ja)

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