JPH05176530A - スイッチング電源回路装置 - Google Patents

スイッチング電源回路装置

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JPH05176530A
JPH05176530A JP3356215A JP35621591A JPH05176530A JP H05176530 A JPH05176530 A JP H05176530A JP 3356215 A JP3356215 A JP 3356215A JP 35621591 A JP35621591 A JP 35621591A JP H05176530 A JPH05176530 A JP H05176530A
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JP
Japan
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piezoelectric ceramic
voltage
ceramic transformer
output
load
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JP3356215A
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English (en)
Inventor
Tamamasa Miura
玲昌 三浦
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NEC Tohoku Corp
Original Assignee
NEC Tohoku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷の変動に対して変化の激しい圧電セラミ
ックトランスの二次電圧を有効に定電圧制御し得るスイ
ッチング電源回路装置を提供すること。 【構成】 一次側に入力電源51を装備した圧電セラミ
ックトランス6と、この圧電セラミックトランス6の出
力側に装備された整流回路12とを備え、圧電セラミッ
クトランス6の出力側に、当該圧電セラミックトランス
6の出力側の電圧変動を検出する電圧変動量検出部30
を装備し、この電圧変動量検出部30の出力に基づいて
圧電セラミックトランス6の出力電圧を定電圧制御する
定電圧制御回路部20を装備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源回路
装置に関し、特に圧電セラミックトランスを用いたスイ
ッチング電源回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電セラミックトランスを用いた
スイッチング電源は、高電圧電源回路に比較的多く使用
されている。図4にその従来例を示す。この図4に示す
従来例は、入力電源51,入力平滑コンデンサ52,自
励発振回路53,スイッチングトランジスタ54,駆動
トランス55,圧電セラミックトランス56,倍電圧整
流平滑回路57とを備えた構成となっている。このスイ
ッチング電源回路の動作周波数は図3に示す圧電セラミ
ックトランス56の昇圧比の最も大きい周波数B点で動
作するように設定され、入力された一次側の電力を二次
側に伝送して倍電圧整流平滑回路57により高電圧出力
を得て負荷8に供給されるようになっている。
【0003】
【発明は解決しようとする課題】圧電セラミックトラン
スを用いたスイッチング電源回路は、出力電圧の定電圧
制御がされていないため、また圧電セラミックトランス
の二次側が高いインピーダンスであるため、負荷58が
変化すると出力電圧が変動し易い。従って、上述したス
イッチング電源は、インピーダンスの変動が少ない負荷
に使用され、磁気トランスを用いたスイッチング電源が
使用されるようなインピーダンスの変化が大きく、且つ
出力の定電圧特性が要求されるような負荷には使用でき
ないという欠点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに負荷の変動に対して変化の激しい圧電
セラミックトランスの二次電圧を有効に定電圧制御し得
るスイッチング電源回路装置を提供することを、その目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、一次側に入
力電源を装備した圧電セラミックトランスと、この圧電
セラミックトランスの出力側に装備された整流回路とを
備え、圧電セラミックトランスの出力側に、当該圧電セ
ラミックトランスから負荷に印加される負荷電圧の変動
を検出する電圧変動量検出部を装備している。そして、
この電圧変動量検出部の出力に基づいて圧電セラミック
トランスの昇圧比を変化させ当該圧電セラミックトラン
スの出力電圧を定電圧制御する定電圧制御回路部を装備
する、という構成を採っている。これによって前述した
目的を達成しようとするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。ここで、前述した従来例と同一の構成部材につ
いては同一の符号を用いるものとする。この図1に示す
実施例は、一次側に入力電源51を装備した圧電セラミ
ックトランス6と、この圧電セラミックトランス6の出
力側に装備された整流回路12とを備えている。圧電セ
ラミックトランス6の出力側には、当該圧電セラミック
トランス6から負荷58に印加される負荷電圧の変動を
検出する電圧変動量検出部30が装備されている。そし
て、この電圧変動量検出部の出力30に基づいて圧電セ
ラミックトランス6の昇圧比を変化させ当該圧電セラミ
ックトランス6の出力電圧を定電圧制御する定電圧制御
回路部20が装備されている。
【0007】定電圧制御回路部20は、電圧変動量検出
部30の出力が低下した場合には制御信号の周波数を高
く設定する電圧制御発振器9と、この電圧制御発振器9
の出力に基づいて圧電セラミックトランス6の動作点を
可変設定する動作点可変設定制御部20Aとを備えてい
る。また、電圧変動量検出部30は、基準電圧源11
と、この基準電圧源11の出力を基準として圧電セラミ
ックトランス6から負荷58に印加される負荷電圧の変
動量の増減を定量的に検出しその差を出力する誤差増幅
器10とを備えている。
【0008】これを更に詳述すると、入力電源51の+
側は、入力平滑コンデンサ52の+端子及びインダクタ
3の巻線に接続されている。インダクタ3の巻線の他方
は、スイッチングトランジスタ4のドレイン,クランプ
ダイオード5のカソード及び圧電セラミックトランス6
の一次側に接続されている。スイッチングトランジスタ
4のゲートは、駆動回路7の出力に接続される。このク
ランプダイオード5とスイッチングトランジスタ4とに
より動作点可変設定制御部20Aが形成されている。ま
た、入力平滑コンデンサ52の一端子,スイッチングト
ランジスタ4のソース,クランプダイオード5のアソー
ド,圧電セラミックトランス6の一次側の各他方は、入
力電源51の−側に接続されている。圧電セラミックト
ランス6の二次側は、整流回路12の入力に接続され、
圧電セラミックトランス6の二次側の他方は整流回路1
2の他方の入力に接続されている。
【0009】さらに、整流回路12の出力は、平滑コン
デンサ13と、抵抗14及び抵抗15の直列接続と、負
荷16との並列回路に並列接続されている。誤差増幅回
路10の−入力端子は、抵抗13と抵抗14の中点に接
続され、他方の+入力端子は基準電圧源11の+側に接
続され、出力端子は電圧制御発振器9に接続されてい
る。また、電圧制御発振器9の出力はパルス発生器8に
入力され、パルス発生器8の出力は駆動回路7へ入力さ
れる。
【0010】図2に、圧電セラミックトランス6の内部
等価回路を示す。また図3には、圧電セラミックトラン
スの昇圧比の周波数特性例を示す。
【0011】次に、動作について説明する。入力電源5
1が投入されると圧電セラミックトランス6の一次側の
内部等価キャパシタンスにインダクタ3を通じて充電さ
れる。入力電源51の投入時は、二次側に接続されてい
るコンデンサ13に電圧が貯えられていないため、誤差
増幅器10の−側入力端子電圧は低電位となる。誤差増
幅器10の出力は基準電圧源11と比較され高電位とな
る。電圧制御発振器9は、誤差増幅器10の出力信号が
入力され出力信号の発振周波数は設定値の最大周波数と
なり、図3の周波数特性のB点となる。
【0012】電圧制御発振器9の出力は、パルス発生器
8でパルス波形に波形整形され、駆動回路7に入力さ
れ、スイッチングトランジスタ4のゲートに入力され
る。スイッチングトランジスタ4のゲートに入力された
パルス信号で、スイッチングトランジスタ4がオンす
る。この時、スイッチングトランジスタ4のドレインを
通じて、圧電セラミックトランス6の一次側の内部キャ
パシタンスに充電されている電荷が放電され、インダク
タ3にはエネルギが蓄えられる。次に、スイッチングト
ランジスタ4がオフすると、インダクタ3に蓄えられた
エネルギが放出され圧電セラミックトランス6の一次側
の内部キャパシタンスに充電される。
【0013】このインダクタ3に蓄えられたエネルギが
放出され圧電セラミックトランス6の一次側の内部キャ
パシタンスに放電される時間は、インダクタ3と内部キ
ャパシタンスの時定数によって決まる。インダクタ3と
内部キャパシタンスの時定数は、圧電セラミックトラン
ス6の使用最大周波数より高い周波数になる値に設定さ
れる。圧電セラミックトランス6は、スイッチングトラ
ンジスタ4のオン時間の放電,インダクタ3へのエネル
ギ蓄積とスイッチングトランジスタ4のオフ時間のイン
ダクタ3からの一次側の内部キャパシタンスへの充電に
より、この充電放電の繰り返しによって圧電セラミック
トランス6の二次側に出力が伝達される。
【0014】圧電セラミックトランス6の二次側の出力
は、整流回路12,平滑コンデンサ13により整流平滑
され、負荷16に供給される。負荷16の両端の電圧が
高くなると、抵抗14と抵抗15の中点の電圧が基準電
圧源11よりも高くなり、誤差増幅器10の入力端子電
圧が上昇する。このため、誤差増幅器10の出力電圧は
低下し、電圧制御発振器9の発振周波数は図3のB点か
ら低周波数のA点へ移行し、圧電セラミックトランス6
の昇圧比の小さい動作条件に移行するために出力電圧は
低下する。また、負荷16の両端の電圧が低下し抵抗1
4と抵抗15の中点の電圧が基準電圧源11よりも低く
なると、誤差増幅器10の出力電圧は上昇して電圧制御
発振器9の発振周波数が高くなり、圧電セラミックトラ
ンス6の昇圧比はA点から昇圧比の大きいB点の方向に
移行して出力電圧は上昇する。
【0015】このように、出力電圧が変化するとスイッ
チングトランジスタ4を駆動するパルス信号の周波数を
制御し、圧電セラミックトランス6の昇圧比を変化させ
ることにより出力電圧の安定化を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、圧
電セラミックトランスを用いたスイッチング電源におい
て、圧電セラミックトランスが持つ昇圧比の周波数特性
を用い負荷インピーダンスの変動に対する出力電圧の変
化を検出し、誤差増幅器で基準電圧と比較してスイッチ
ングトランジスタを駆動するパルス信号の周波数を制御
し、圧電セラミックトランスの昇圧比を変化させて出力
電圧を制御する回路を有することにより、負荷の変動に
対して出力電圧の安定化を図ることができるという従来
にない優れたスイッチング電源回路装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図
【図2】圧電セラミックトランスを示す等価回路図
【図3】圧電セラミックトランスの昇圧比の周波数特性
の一例を示す線図
【図4】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
6 圧電セラミックトランス 9 電圧制御発振器 10 誤差増幅器 11 基準電圧源 12 整流回路 20 定電圧制御回路部 20A 動作点可変設定制御部 30 電圧変動量検出部 51 入力電源 58 負荷

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側に入力電源を装備した圧電セラミ
    ックトランスと、この圧電セラミックトランスの出力側
    に装備された整流回路とを備え、前記圧電セラミックト
    ランスの出力側に、当該圧電セラミックトランスから負
    荷に印加される負荷電圧の変動を検出する電圧変動量検
    出部を装備し、この電圧変動量検出部の出力に基づいて
    前記圧電セラミックトランスの昇圧比を変化させ当該圧
    電セラミックトランスの出力電圧を定電圧制御する定電
    圧制御回路部を装備したことを特徴とするスイッチング
    電源回路装置。
  2. 【請求項2】 前記定電圧制御回路部が、前記電圧変動
    量検出部の出力が低下した場合には制御信号の周波数を
    高く設定する電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の
    出力に基づいて前記圧電セラミックトランス動作点を可
    変設定する動作点可変設定制御部とを備えていることを
    特徴とした請求項1記載のスイッチング電源回路装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧変動量検出部が、基準電圧源
    と、この基準電圧源の出力を基準として前記圧電セラミ
    ックトランスから負荷に印加される負荷電圧の変動量の
    増減を定量的に検出しその差を出力する誤差増幅器とを
    備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のスイ
    ッチング電源回路装置。
JP3356215A 1991-12-24 1991-12-24 スイッチング電源回路装置 Withdrawn JPH05176530A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237943A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Nec Corp 圧電トランスを用いたdc/dcコンバータ
US5886514A (en) * 1996-12-03 1999-03-23 Nec Corporation Piezoelectric transformer driving curcuit and method capable of stabilizing load current
US6013969A (en) * 1998-03-31 2000-01-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric transformer inverter
US6819028B2 (en) * 2000-03-21 2004-11-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for selecting piezoelectric transformer characteristic

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Effective date: 19990311