JPH05173911A - Xサーバシステム - Google Patents
XサーバシステムInfo
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- JPH05173911A JPH05173911A JP3338232A JP33823291A JPH05173911A JP H05173911 A JPH05173911 A JP H05173911A JP 3338232 A JP3338232 A JP 3338232A JP 33823291 A JP33823291 A JP 33823291A JP H05173911 A JPH05173911 A JP H05173911A
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- JP
- Japan
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- host
- download
- server program
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- Stored Programmes (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】Xサーバプログラムのダウンロードをホストコ
ンピュータ(以下、ホストと称す。)のみでなく、Xウ
ィンドウターミナル(以下、XTと称す。)からも可能
とすることにより、ダウンロードによるホストの負荷を
低減する。 【構成】Xサーバプログラムを格納しているホスト10
と複数のXT30〜50とが通信網20で接続されてい
るXサーバシステムにおいて、XT30は、立ち上げ時
に、ホスト10および他のXT40,50に対して、ダ
ウンロード要求をブロードキャストし、該ダウンロード
要求に対して最も早く確認応答を返送したホスト10ま
たはXT40,50から、Xサーバプログラムをダウン
ロードする。なお、ホスト10は、上記ダウンロード要
求を受け取った際に、確認応答を返送し、XT40,5
0は、上記ダウンロード要求を受け取った際に、自分が
Xサーバプログラムをダウンロード済みならば、確認応
答を返送する。
ンピュータ(以下、ホストと称す。)のみでなく、Xウ
ィンドウターミナル(以下、XTと称す。)からも可能
とすることにより、ダウンロードによるホストの負荷を
低減する。 【構成】Xサーバプログラムを格納しているホスト10
と複数のXT30〜50とが通信網20で接続されてい
るXサーバシステムにおいて、XT30は、立ち上げ時
に、ホスト10および他のXT40,50に対して、ダ
ウンロード要求をブロードキャストし、該ダウンロード
要求に対して最も早く確認応答を返送したホスト10ま
たはXT40,50から、Xサーバプログラムをダウン
ロードする。なお、ホスト10は、上記ダウンロード要
求を受け取った際に、確認応答を返送し、XT40,5
0は、上記ダウンロード要求を受け取った際に、自分が
Xサーバプログラムをダウンロード済みならば、確認応
答を返送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Xサーバプログラムを
格納しているホストコンピュータ(以下、ホストと称
す。)と複数のXウィンドウターミナル(以下、XTと
称す。)とが通信網で接続されているXサーバシステム
において、XTの立ち上げ時におけるXサーバプログラ
ムのダウンロード方式に関する。
格納しているホストコンピュータ(以下、ホストと称
す。)と複数のXウィンドウターミナル(以下、XTと
称す。)とが通信網で接続されているXサーバシステム
において、XTの立ち上げ時におけるXサーバプログラ
ムのダウンロード方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、XTには、Xサーバプログラム
をROMに内蔵したもの(ROMバージョン)と内蔵し
ていないもの(RAMバージョン)とがある。RAMバ
ージョンのXTは、Xサーバプログラムを内蔵していな
いので、毎回使用するときに、ホストから通信網を経由
してダウンロードする必要があるが、バージョンアップ
の際に、ホストに格納されているXサーバプログラムの
みを書換えればよいので、多数のXTを使用するときに
便利である。一方、ROMバージョンのXTは、内蔵し
ているXサーバプログラムを使用するので、ダウンロー
ドする必要はないが、バージョンアップの際には、RO
Mを交換するか、RAMバージョンのXTのように、ホ
ストから新しいバージョンのXサーバプログラムをダウ
ンロードするという面倒がある。
をROMに内蔵したもの(ROMバージョン)と内蔵し
ていないもの(RAMバージョン)とがある。RAMバ
ージョンのXTは、Xサーバプログラムを内蔵していな
いので、毎回使用するときに、ホストから通信網を経由
してダウンロードする必要があるが、バージョンアップ
の際に、ホストに格納されているXサーバプログラムの
みを書換えればよいので、多数のXTを使用するときに
便利である。一方、ROMバージョンのXTは、内蔵し
ているXサーバプログラムを使用するので、ダウンロー
ドする必要はないが、バージョンアップの際には、RO
Mを交換するか、RAMバージョンのXTのように、ホ
ストから新しいバージョンのXサーバプログラムをダウ
ンロードするという面倒がある。
【0003】上述したRAMバージョンのXTにおいて
は、従来、立ち上げ時に、内部の不揮発性メモリ(以
下、NVRAMと称す。)に格納されているホストのイ
ンターネットプロトコルアドレス(以下、IPアドレス
と称す。)を取得し、DARPインターネットプロトコ
ル仕様に記述されているトリビアルファイル転送プロト
コル(以下、TFTPと称す。)を使用して、ホストか
らXサーバプログラムをダウンロードするようになって
いた。
は、従来、立ち上げ時に、内部の不揮発性メモリ(以
下、NVRAMと称す。)に格納されているホストのイ
ンターネットプロトコルアドレス(以下、IPアドレス
と称す。)を取得し、DARPインターネットプロトコ
ル仕様に記述されているトリビアルファイル転送プロト
コル(以下、TFTPと称す。)を使用して、ホストか
らXサーバプログラムをダウンロードするようになって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ホス
トが他のXTから依頼された処理を実行しているとき
に、XTへのダウンロードを行うと、ホストの負荷が増
加し、依頼された処理の動作が遅くなるという問題点が
あった。また、複数のXTからのダウンロード要求が重
なると、ホストの負荷が増加し、ダウンロードに時間が
かかるという問題点があった。
トが他のXTから依頼された処理を実行しているとき
に、XTへのダウンロードを行うと、ホストの負荷が増
加し、依頼された処理の動作が遅くなるという問題点が
あった。また、複数のXTからのダウンロード要求が重
なると、ホストの負荷が増加し、ダウンロードに時間が
かかるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、Xサーバプログラムのダ
ウンロードをホストのみでなく、XTからも可能とする
ことにより、ダウンロードによるホストの負荷を低減す
ることにある。
ウンロードをホストのみでなく、XTからも可能とする
ことにより、ダウンロードによるホストの負荷を低減す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、Xサーバプログラムを格納しているホス
トと複数のXTとが通信網で接続されているXサーバシ
ステムにおいて、XTがRAMバージョンのXTである
場合、すなわち、立ち上げ時にXサーバプログラムをダ
ウンロードする手段を有しているXTである場合に、上
記ダウンロード手段に、ホストおよび他のXT全てに対
して、ダウンロード要求をブロードキャストする機能
と、該ダウンロード要求に対して最も早く確認応答を返
送したホストまたはXTから、Xサーバプログラムをダ
ウンロードする機能とを備えるようにしている。さら
に、XTおよびホストに、上記ブロードキャスト機能に
よりダウンロード要求を受け取った際に、自分がXサー
バプログラムをダウンロードしてあげることが可能な状
態ならば、確認応答を返送する機能を備えるようにして
いる。
に、本発明は、Xサーバプログラムを格納しているホス
トと複数のXTとが通信網で接続されているXサーバシ
ステムにおいて、XTがRAMバージョンのXTである
場合、すなわち、立ち上げ時にXサーバプログラムをダ
ウンロードする手段を有しているXTである場合に、上
記ダウンロード手段に、ホストおよび他のXT全てに対
して、ダウンロード要求をブロードキャストする機能
と、該ダウンロード要求に対して最も早く確認応答を返
送したホストまたはXTから、Xサーバプログラムをダ
ウンロードする機能とを備えるようにしている。さら
に、XTおよびホストに、上記ブロードキャスト機能に
よりダウンロード要求を受け取った際に、自分がXサー
バプログラムをダウンロードしてあげることが可能な状
態ならば、確認応答を返送する機能を備えるようにして
いる。
【0007】
【作用】XTは、立ち上げ時に、自分のIPアドレスを
含んだダウンロード要求をブロードキャストする。ブロ
ードキャストされたダウンロード要求を受信したホスト
およびXTは、自分がダウンロードしてあげることが可
能な状態ならば、ダウンロード要求に含まれているIP
アドレスを取得し、該IPアドレスを宛先として、自分
のIPアドレスを含んだ確認応答を返送する。
含んだダウンロード要求をブロードキャストする。ブロ
ードキャストされたダウンロード要求を受信したホスト
およびXTは、自分がダウンロードしてあげることが可
能な状態ならば、ダウンロード要求に含まれているIP
アドレスを取得し、該IPアドレスを宛先として、自分
のIPアドレスを含んだ確認応答を返送する。
【0008】ダウンロードしてあげることが可能な状態
とは、ホストの場合は、Xサーバプログラムを格納して
いるので、常にダウンロードしてあげることが可能な状
態であり、また、XTの場合は、Xサーバプログラムを
既にダウンロード済みの状態がダウンロードしてあげる
ことが可能な状態である。
とは、ホストの場合は、Xサーバプログラムを格納して
いるので、常にダウンロードしてあげることが可能な状
態であり、また、XTの場合は、Xサーバプログラムを
既にダウンロード済みの状態がダウンロードしてあげる
ことが可能な状態である。
【0009】ダウンロード要求をブロードキャストした
XTは、確認応答を受信すると、確認応答に含まれてい
るIPアドレスを取得し、TFTPを使用して、該IP
アドレスを宛先として、ダウンロード要求を送信する。
自分が宛先となったダウンロード要求を受信したホスト
またはXTは、TFTPを使用して、Xサーバプログラ
ムを転送する。
XTは、確認応答を受信すると、確認応答に含まれてい
るIPアドレスを取得し、TFTPを使用して、該IP
アドレスを宛先として、ダウンロード要求を送信する。
自分が宛先となったダウンロード要求を受信したホスト
またはXTは、TFTPを使用して、Xサーバプログラ
ムを転送する。
【0010】なお、ブロードキャストされたダウンロー
ド要求に対して、ホストまたは他のXTから確認応答が
複数個返送されてくることがある。この場合は、最初に
受信した確認応答のみを採用する。これは、最も早く確
認応答を返送したホストまたはXTが1番負荷が少ない
とみなすことができるためである。
ド要求に対して、ホストまたは他のXTから確認応答が
複数個返送されてくることがある。この場合は、最初に
受信した確認応答のみを採用する。これは、最も早く確
認応答を返送したホストまたはXTが1番負荷が少ない
とみなすことができるためである。
【0011】これにより、例えば、ホストの負荷が増加
している場合で、かつ、他のXTがXサーバプログラム
をダウンロード済みである場合には、該XTからの確認
応答の方がホストからの確認応答よりも早く返送され、
該XTからXサーバプログラムをダウンロードすること
になるので、ホストに一層の負荷がかかるのを防ぐこと
ができる。
している場合で、かつ、他のXTがXサーバプログラム
をダウンロード済みである場合には、該XTからの確認
応答の方がホストからの確認応答よりも早く返送され、
該XTからXサーバプログラムをダウンロードすること
になるので、ホストに一層の負荷がかかるのを防ぐこと
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例のXサーバシステ
ムの全体構成を示す図である。図中、10はホスト、2
0はイーサネット、30,40,50はXTである。
ムの全体構成を示す図である。図中、10はホスト、2
0はイーサネット、30,40,50はXTである。
【0014】図2はホスト10およびXT30〜50の
内部構成を示す図である。図中、11はXサーバプログ
ラムが格納されているディスク装置、12,32,4
2,52はダウンロード処理部、33,43,53はX
T30〜50のシステムメモリである。
内部構成を示す図である。図中、11はXサーバプログ
ラムが格納されているディスク装置、12,32,4
2,52はダウンロード処理部、33,43,53はX
T30〜50のシステムメモリである。
【0015】ここで、XT40,50は、既にXサーバ
プログラムをシステムメモリ43,53にダウンロード
済みであるとする。
プログラムをシステムメモリ43,53にダウンロード
済みであるとする。
【0016】いま、XT30を立ち上げる場合を考え
る。
る。
【0017】XT30の電源を投入すると、ダウンロー
ド処理部32は、TFTPを使用して、自分のIPアド
レスを含んだダウンロード要求をイーサネット20を経
由してブロードキャストする。
ド処理部32は、TFTPを使用して、自分のIPアド
レスを含んだダウンロード要求をイーサネット20を経
由してブロードキャストする。
【0018】ホスト10は、Xサーバプログラムがディ
スク装置11に格納されているので、ダウンロードして
あげることが可能な状態である。XT40,50は、X
サーバプログラムをシステムメモリ43,53にダウン
ロード済みであるので、ダウンロードしてあげることが
可能な状態である。
スク装置11に格納されているので、ダウンロードして
あげることが可能な状態である。XT40,50は、X
サーバプログラムをシステムメモリ43,53にダウン
ロード済みであるので、ダウンロードしてあげることが
可能な状態である。
【0019】そこで、ダウンロード処理部12,42,
52は、ブロードキャストされたダウンロード要求を受
信すると、該ダウンロード要求に含まれているダウンロ
ード先となるXT(XT30)のIPアドレスを取得
し、取得したXT30のIPアドレスを宛先として、T
FTPを使用して、自分のIPアドレスを含んだ確認応
答をイーサネット20を経由して返送する。
52は、ブロードキャストされたダウンロード要求を受
信すると、該ダウンロード要求に含まれているダウンロ
ード先となるXT(XT30)のIPアドレスを取得
し、取得したXT30のIPアドレスを宛先として、T
FTPを使用して、自分のIPアドレスを含んだ確認応
答をイーサネット20を経由して返送する。
【0020】従って、XT30は、ホスト10およびX
T40,50から確認応答を受信することとなり、ダウ
ンロード処理部32は、これらの確認応答のうち1番最
初に受信した応答を採用し、該確認応答に含まれている
IPアドレスを取得する。ここで、1番最初に受信した
確認応答に含まれているIPアドレスがXT40のIP
アドレスであるとすると、ダウンロード処理部32は、
取得したXT40のIPアドレスを宛先として、TFT
Pを使用して、自分のIPアドレスを含んだダウンロー
ド要求をイーサネット20を経由して送信する。
T40,50から確認応答を受信することとなり、ダウ
ンロード処理部32は、これらの確認応答のうち1番最
初に受信した応答を採用し、該確認応答に含まれている
IPアドレスを取得する。ここで、1番最初に受信した
確認応答に含まれているIPアドレスがXT40のIP
アドレスであるとすると、ダウンロード処理部32は、
取得したXT40のIPアドレスを宛先として、TFT
Pを使用して、自分のIPアドレスを含んだダウンロー
ド要求をイーサネット20を経由して送信する。
【0021】ダウンロード処理部42は、自分が宛先と
なったダウンロード要求を受信すると、該ダウンロード
要求に含まれているダウンロード先となるXT(XT3
0)のIPアドレスを取得し、取得したXT30のIP
アドレスを宛先として、TFTPを使用して、システム
メモリ43内に既にダウンロードされているXサーバプ
ログラムをイーサネット20を経由して転送する。
なったダウンロード要求を受信すると、該ダウンロード
要求に含まれているダウンロード先となるXT(XT3
0)のIPアドレスを取得し、取得したXT30のIP
アドレスを宛先として、TFTPを使用して、システム
メモリ43内に既にダウンロードされているXサーバプ
ログラムをイーサネット20を経由して転送する。
【0022】ダウンロード処理部32は、転送されてき
たXサーバプログラムをシステムメモリ33に書き込ん
でダウンロード終了となる。
たXサーバプログラムをシステムメモリ33に書き込ん
でダウンロード終了となる。
【0023】図3(a)はダウンロードするXTの処理
フローチャート、図3(b)はホストおよびダウンロー
ドするXT以外のXTの処理フローチャートである。
フローチャート、図3(b)はホストおよびダウンロー
ドするXT以外のXTの処理フローチャートである。
【0024】ホスト10においては、図3(b)に示す
フローチャートの処理を行うサブルーチンプログラムが
組込まれており、XT30〜50においては、図3
(a)および図3(b)に示すフローチャートの処理を
行うサブルーチンプログラムが組込まれており、一定間
隔で、これらのサブルーチンプログラムが呼出される。
フローチャートの処理を行うサブルーチンプログラムが
組込まれており、XT30〜50においては、図3
(a)および図3(b)に示すフローチャートの処理を
行うサブルーチンプログラムが組込まれており、一定間
隔で、これらのサブルーチンプログラムが呼出される。
【0025】図3(a)において、ダウンロードするX
Tは、まず、ダウンロードが必要か否かをチェックし
(ステップ300)、必要ならば、自分のIPアドレス
を含んだダウンロード要求をブロードキャストする(ス
テップ310)。そして、その確認応答を受信すると
(ステップ320)、受信した確認応答からダウンロー
ド元となるXTのIPアドレスを取得する(ステップ3
30)。続いて、取得したIPアドレスを宛先として、
ダウンロード要求を送信する(ステップ340)。そし
て、Xサーバプログラムが転送されてくると、転送され
てきたXサーバプログラムをシステムメモリ33に格納
する(ステップ350)。
Tは、まず、ダウンロードが必要か否かをチェックし
(ステップ300)、必要ならば、自分のIPアドレス
を含んだダウンロード要求をブロードキャストする(ス
テップ310)。そして、その確認応答を受信すると
(ステップ320)、受信した確認応答からダウンロー
ド元となるXTのIPアドレスを取得する(ステップ3
30)。続いて、取得したIPアドレスを宛先として、
ダウンロード要求を送信する(ステップ340)。そし
て、Xサーバプログラムが転送されてくると、転送され
てきたXサーバプログラムをシステムメモリ33に格納
する(ステップ350)。
【0026】図3(b)において、ホストおよびダウン
ロードするXT以外のXTは、まず、ブロードキャスト
されたダウンロード要求を受信したか否かをチェックし
(ステップ360)、受信したならば、自分がXサーバ
プログラムをダウンロードしてあげることが可能な状態
か否かをチェックする(ステップ370)。ダウンロー
ドしてあげることが可能な状態であれば、受信したダウ
ンロード要求からダウンロード先となるXTのIPアド
レスを取得し(ステップ380)、取得したIPアドレ
スを宛先として、確認応答を返送する(ステップ39
0)。その後、自分が宛先となったダウンロード要求を
受信したか否かをチェックし(ステップ400)、受信
したならば、該ダウンロード要求からダウンロード先と
なるXTのIPアドレスを取得し(ステップ410)、
取得したIPアドレスを宛先として、Xサーバプログラ
ムを転送する(ステップ420)。
ロードするXT以外のXTは、まず、ブロードキャスト
されたダウンロード要求を受信したか否かをチェックし
(ステップ360)、受信したならば、自分がXサーバ
プログラムをダウンロードしてあげることが可能な状態
か否かをチェックする(ステップ370)。ダウンロー
ドしてあげることが可能な状態であれば、受信したダウ
ンロード要求からダウンロード先となるXTのIPアド
レスを取得し(ステップ380)、取得したIPアドレ
スを宛先として、確認応答を返送する(ステップ39
0)。その後、自分が宛先となったダウンロード要求を
受信したか否かをチェックし(ステップ400)、受信
したならば、該ダウンロード要求からダウンロード先と
なるXTのIPアドレスを取得し(ステップ410)、
取得したIPアドレスを宛先として、Xサーバプログラ
ムを転送する(ステップ420)。
【0027】なお、図3(a)のステップ320〜ステ
ップ350の間に、ホスト10および他のXTからも確
認応答が返送されてくるが、1番早く返送された確認応
答を採用するので、これらは無視する。1番早く確認返
送された応答を採用するのは、1番早く確認応答を返送
したXTが1番負荷が少ないとみなすことができるから
である。
ップ350の間に、ホスト10および他のXTからも確
認応答が返送されてくるが、1番早く返送された確認応
答を採用するので、これらは無視する。1番早く確認返
送された応答を採用するのは、1番早く確認応答を返送
したXTが1番負荷が少ないとみなすことができるから
である。
【0028】このように、本実施例では、ホストからダ
ウンロードするばかりではなく、他のXTからもダウン
ロードすることができるので、ホストの負荷が増加して
いるときには、他のXTからダウンロードすることとな
り、ホストの負荷が一層増加するのを防ぐことができ
る。なお、他のXTから1つも確認応答が返送されなく
ても、ホストからは必ず確認応答が返送されることとな
るので、Xサーバプログラムをダウンロードできないこ
とはない。
ウンロードするばかりではなく、他のXTからもダウン
ロードすることができるので、ホストの負荷が増加して
いるときには、他のXTからダウンロードすることとな
り、ホストの負荷が一層増加するのを防ぐことができ
る。なお、他のXTから1つも確認応答が返送されなく
ても、ホストからは必ず確認応答が返送されることとな
るので、Xサーバプログラムをダウンロードできないこ
とはない。
【0029】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0030】本実施例のXサーバシステムの全体構成は
図1と同様である。
図1と同様である。
【0031】図4はXT30〜50の内部構成を示す図
である。図中、31,41,51はNVRAM、32,
42,52はダウンロード処理部、33,43,53は
XT30〜40のシステムメモリである。
である。図中、31,41,51はNVRAM、32,
42,52はダウンロード処理部、33,43,53は
XT30〜40のシステムメモリである。
【0032】NVRAM31,41,51には、それぞ
れ、自XTがXサーバプログラムをダウンロードすると
きのダウンロード元となるXTのIPアドレスが予め格
納されている。ここでは、NVRAM31には、XT4
0のIPアドレスが格納され、NVRAM41には、X
T50のIPアドレスが格納され、NVRAM51に
は、XT30のIPアドレスが格納されているとする。
また、XT40は、既にXサーバプログラムをシステム
メモリ43にダウンロード済みであるとする。
れ、自XTがXサーバプログラムをダウンロードすると
きのダウンロード元となるXTのIPアドレスが予め格
納されている。ここでは、NVRAM31には、XT4
0のIPアドレスが格納され、NVRAM41には、X
T50のIPアドレスが格納され、NVRAM51に
は、XT30のIPアドレスが格納されているとする。
また、XT40は、既にXサーバプログラムをシステム
メモリ43にダウンロード済みであるとする。
【0033】いま、XT30を立ち上げる場合を考え
る。
る。
【0034】XT30の電源を投入すると、ダウンロー
ド処理部32は、NVRAM31からダウンロード元と
なるXT(XT40)のIPアドレスを取得し、取得し
たXT40のIPアドレスを宛先として、TFTPを使
用して、ダウンロード要求をイーサネット20を経由し
て送信する。
ド処理部32は、NVRAM31からダウンロード元と
なるXT(XT40)のIPアドレスを取得し、取得し
たXT40のIPアドレスを宛先として、TFTPを使
用して、ダウンロード要求をイーサネット20を経由し
て送信する。
【0035】XT40は、Xサーバプログラムをシステ
ムメモリ43にダウンロード済みであるので、ダウンロ
ードしてあげることが可能な状態である。
ムメモリ43にダウンロード済みであるので、ダウンロ
ードしてあげることが可能な状態である。
【0036】そこで、ダウンロード処理部42は、自分
が宛先となったダウンロード要求を受信すると、該ダウ
ンロード要求に含まれているダウンロード先となるXT
(XT30)のIPアドレスを取得し、取得したXT3
0のIPアドレスを宛先として、TFTPを使用して、
システムメモリ43内に既にダウンロードされているX
サーバプログラムをイーサネット20を経由して転送す
る。
が宛先となったダウンロード要求を受信すると、該ダウ
ンロード要求に含まれているダウンロード先となるXT
(XT30)のIPアドレスを取得し、取得したXT3
0のIPアドレスを宛先として、TFTPを使用して、
システムメモリ43内に既にダウンロードされているX
サーバプログラムをイーサネット20を経由して転送す
る。
【0037】ダウンロード処理部32は、転送されてき
たXサーバプログラムをシステムメモリ33に書き込ん
でダウンロード終了となる。
たXサーバプログラムをシステムメモリ33に書き込ん
でダウンロード終了となる。
【0038】図5(a)はダウンロードするXTの処理
フローチャート、図5(b)はダウンロードするXT以
外のXTの処理フローチャートである。
フローチャート、図5(b)はダウンロードするXT以
外のXTの処理フローチャートである。
【0039】XT30〜50においては、図5(a)お
よび図5(b)に示すフローチャートの処理を行うサブ
ルーチンプログラムが組込まれており、一定間隔で、こ
れらのサブルーチンプログラムが呼出される。
よび図5(b)に示すフローチャートの処理を行うサブ
ルーチンプログラムが組込まれており、一定間隔で、こ
れらのサブルーチンプログラムが呼出される。
【0040】図5(a)において、ダウンロードするX
Tは、まず、ダウンロードが必要か否かをチェックし
(ステップ500)、必要ならば、NVRAMからダウ
ンロード元となるXTのIPアドレスを取得し(ステッ
プ510)、取得したIPアドレスを宛先として、自分
のIPアドレスを含んだダウンロード要求を送信する
(ステップ520)。そして、Xサーバプログラムが転
送されてくると、転送されてきたXサーバプログラムを
システムメモリに格納する(ステップ530)。続い
て、ダウンロードが正常終了したか否かをチェックし
(ステップ540)、正常終了ならば、ダウンロード終
了とし、異常終了ならば、従来と同様に、NVRAMか
らホストのIPアドレスを取得し(ステップ550)、
取得したホストのIPアドレスを宛先として、自分のI
Pアドレスを含んだダウンロード要求を送信する(ステ
ップ560)。そして、Xサーバプログラムが転送され
てくると、転送されてきたXサーバプログラムをシステ
ムメモリに格納する(ステップ570)。
Tは、まず、ダウンロードが必要か否かをチェックし
(ステップ500)、必要ならば、NVRAMからダウ
ンロード元となるXTのIPアドレスを取得し(ステッ
プ510)、取得したIPアドレスを宛先として、自分
のIPアドレスを含んだダウンロード要求を送信する
(ステップ520)。そして、Xサーバプログラムが転
送されてくると、転送されてきたXサーバプログラムを
システムメモリに格納する(ステップ530)。続い
て、ダウンロードが正常終了したか否かをチェックし
(ステップ540)、正常終了ならば、ダウンロード終
了とし、異常終了ならば、従来と同様に、NVRAMか
らホストのIPアドレスを取得し(ステップ550)、
取得したホストのIPアドレスを宛先として、自分のI
Pアドレスを含んだダウンロード要求を送信する(ステ
ップ560)。そして、Xサーバプログラムが転送され
てくると、転送されてきたXサーバプログラムをシステ
ムメモリに格納する(ステップ570)。
【0041】図5(b)において、ダウンロードするX
T以外のXTは、まず、自分が宛先となったダウンロー
ド要求を受信したか否かをチェックし(ステップ58
0)、受信したならば、自分がXサーバプログラムをダ
ウンロードしてあげることが可能な状態、すなわち、X
サーバプログラムをダウンロード済みであるか否かをチ
ェックする(ステップ590)。ダウンロードしてあげ
ることが可能な状態であれば、受信したダウンロード要
求からダウンロード先となるXTのIPアドレスを取得
し(ステップ600)、取得したIPアドレスを宛先と
して、Xサーバプログラムを転送する(ステップ61
0)。また、ダウンロードしてあげることが可能な状態
でなければ、受信したダウンロード要求からダウンロー
ド先となるXTのIPアドレスを取得し(ステップ62
0)、取得したIPアドレスを宛先として、否定応答を
返送する(ステップ630)。
T以外のXTは、まず、自分が宛先となったダウンロー
ド要求を受信したか否かをチェックし(ステップ58
0)、受信したならば、自分がXサーバプログラムをダ
ウンロードしてあげることが可能な状態、すなわち、X
サーバプログラムをダウンロード済みであるか否かをチ
ェックする(ステップ590)。ダウンロードしてあげ
ることが可能な状態であれば、受信したダウンロード要
求からダウンロード先となるXTのIPアドレスを取得
し(ステップ600)、取得したIPアドレスを宛先と
して、Xサーバプログラムを転送する(ステップ61
0)。また、ダウンロードしてあげることが可能な状態
でなければ、受信したダウンロード要求からダウンロー
ド先となるXTのIPアドレスを取得し(ステップ62
0)、取得したIPアドレスを宛先として、否定応答を
返送する(ステップ630)。
【0042】なお、図5(a)のステップ540の判定
において、異常終了する場合としては、XTの電源が投
入されていない場合と、XTの電源が投入されている
が、Xサーバプログラムをダウンロード済みでないの
で、否定応答が返送された場合とがある。
において、異常終了する場合としては、XTの電源が投
入されていない場合と、XTの電源が投入されている
が、Xサーバプログラムをダウンロード済みでないの
で、否定応答が返送された場合とがある。
【0043】このように、本実施例では、予めダウンロ
ード元となるXTが決められており、該XTからダウン
ロードするようにしており、該XTがダウンロードして
あげることが可能な状態でない場合に、ホストからダウ
ンロードするようにしているので、ホストの負荷が一層
増加するのを防ぐことができる。
ード元となるXTが決められており、該XTからダウン
ロードするようにしており、該XTがダウンロードして
あげることが可能な状態でない場合に、ホストからダウ
ンロードするようにしているので、ホストの負荷が一層
増加するのを防ぐことができる。
【0044】なお、本実施例においては、予めダウンロ
ード元となるXTが決められている場合について説明し
たが、ホストが、ダウンロードが終了したXTの情報を
記憶しておき、この情報をXTに転送するようにし、X
Tは、ホストから転送された情報に基づいて、ダウンロ
ード済みのXTからダウンロードするようにしてもよ
い。
ード元となるXTが決められている場合について説明し
たが、ホストが、ダウンロードが終了したXTの情報を
記憶しておき、この情報をXTに転送するようにし、X
Tは、ホストから転送された情報に基づいて、ダウンロ
ード済みのXTからダウンロードするようにしてもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
Xサーバプログラムのダウンロードがホストのみでなく
XTからも行えるようになるので、ダウンロードするこ
とによるホストの負荷を低減することができるという効
果がある。
Xサーバプログラムのダウンロードがホストのみでなく
XTからも行えるようになるので、ダウンロードするこ
とによるホストの負荷を低減することができるという効
果がある。
【図1】本発明の一実施例のXサーバシステムの全体構
成を示す図。
成を示す図。
【図2】ホストおよびXTの内部構成を示す図。
【図3】本実施例の処理フローチャート。
【図4】XTの内部構成を示す図。
【図5】本実施例の処理フローチャート。
10…ホストコンピュータ(ホスト)、11…ディスク
装置、20…イーサネット、30,40,50…Xウィ
ンドウターミナル(XT)、31,41,51…不揮発
性メモリ、32,42,52…ダウンロード処理部、3
3,43,53…システムメモリ。
装置、20…イーサネット、30,40,50…Xウィ
ンドウターミナル(XT)、31,41,51…不揮発
性メモリ、32,42,52…ダウンロード処理部、3
3,43,53…システムメモリ。
Claims (1)
- 【請求項1】Xサーバプログラムを格納しているホスト
コンピュータ(以下、ホストと称す。)と複数のXウィ
ンドウターミナル(以下、XTと称す。)とが通信網で
接続されているXサーバシステムにおいて、 上記XTは、立ち上げ時に、Xサーバプログラムをダウ
ンロードする手段を有しており、 上記XTのダウンロード手段は、上記ホストおよび他の
XT全てに対して、ダウンロード要求をブロードキャス
トする機能と、該ダウンロード要求に対して最も早く確
認応答を返送したホストまたはXTから、Xサーバプロ
グラムをダウンロードする機能とを備え、 上記XTおよび上記ホストは、上記ブロードキャスト機
能によりダウンロード要求を受け取った際に、自分がX
サーバプログラムをダウンロードしてあげることが可能
な状態ならば、確認応答を返送する機能を備えたことを
特徴とするXサーバシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3338232A JPH05173911A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Xサーバシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3338232A JPH05173911A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Xサーバシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05173911A true JPH05173911A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18316175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3338232A Pending JPH05173911A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Xサーバシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05173911A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005317037A (ja) * | 2005-05-19 | 2005-11-10 | Sharp Corp | 情報交換システム |
JP2021081990A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | シャープ株式会社 | ユーザー認証装置、それを備えた画像処理装置およびユーザー認証方法 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3338232A patent/JPH05173911A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005317037A (ja) * | 2005-05-19 | 2005-11-10 | Sharp Corp | 情報交換システム |
JP2021081990A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | シャープ株式会社 | ユーザー認証装置、それを備えた画像処理装置およびユーザー認証方法 |
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