JPH05170050A - バックル緊急引込装置のロック構造 - Google Patents

バックル緊急引込装置のロック構造

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JPH05170050A
JPH05170050A JP3343727A JP34372791A JPH05170050A JP H05170050 A JPH05170050 A JP H05170050A JP 3343727 A JP3343727 A JP 3343727A JP 34372791 A JP34372791 A JP 34372791A JP H05170050 A JPH05170050 A JP H05170050A
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JP
Japan
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slider
buckle
cable
guide plate
ratchet tooth
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JP3343727A
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English (en)
Inventor
Isao Ikegaya
勲 池ケ谷
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックル緊急引込装置のバックル引き下げ量
を変更することなく、小型コンパクト化を図る。 【構成】 安全ベルト装置のバックル12をスライダー
8と連結し、該スライダー8と連結したラッチ5のラチ
ェット歯部4を車体又は座席装置に連結したガイドプレ
ート1のガイド溝2に形成したラチェット歯部3に付勢
して係合させ、該スライダー8が車両衝突時に引き下げ
られるようにしたバックル緊急引込装置において、前記
スライダー8を縦断面コ字型またはL字型として前記バ
ックル12をガイドプレート1からオフセットし、か
つ、オーバーラップして設け、そのケーブル連結部14
にケーブル22を貫通して連結し、該ケーブル22の軸
心とバックル12をスライダー8に連結するボルト16
の中心線Cとが重ならないようにオフセット配置し、か
つ、そのケーブル22を案内するローラー23の溝28
の曲率を大きくするとともに、前記スライダー8が下降
してその下部が進入できる切欠部27を前記ローラー2
3の鍔部23aに形成した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の衝突事故時
に安全ベルト装置のバックルを下方へ引き下げ、これに
よりシートベルトを緊張させて乗員の前方移動を抑制す
るようにしたバックル緊急引込装置のロック構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車における3点支持方式のシートベ
ルトを用いた安全ベルト装置は、車両衝突時の乗員前方
移動を抑止するために設けられているのであるが、僅か
なベルトの緩みが初期制動効果に与える影響は大きいこ
とが知られている。
【0003】そこで、このようなベルトの緩みを極力防
止するため、車両の衝撃を感知してバックルを下方へ引
き下げ、これによりベルトを引き締めるための機械的な
構成(バックル緊急引込装置又はメカニカルバックルプ
リテンショナー)が安全ベルト装置に付属して取り付け
られることがある。
【0004】このバックル緊急引込装置は、図6及び図
7に示したように、車体又は座席装置側部下方に取り付
け固定するガイドプレート51に、鋸歯状のラチェット
歯部53を有するガイド溝52が長手方向へ設けられ、
そのラチェット歯部53に噛合する鋸歯状のラチェット
歯部54をばね55で付勢したラッチ56がガイド溝5
2に係合し、ラッチ56にボルト57で連結したスライ
ダー58にバックル59がその連結部60を介して連結
される。
【0005】一方、連結部60にケーブル61の一端部
が連結され、該ケーブル61の他端部をローラー62を
捲回させてトリガー機構69のベース77と筒体66に
収納された圧縮コイルばね64を貫通してピストン65
に連結し、圧縮ばね64を弾発させるためのパウル67
と中折れ可能に突き合わされた一対のリンク68,68
a及びケーブル61に固定されてベース77に設けた透
孔78を貫通する杆体63とからなるトリガー機構69
を内蔵したセンサー機構70とが設けられる。
【0006】なお、71はガイドプレート51に裏当て
したプレートで、ボルト57の径の幅と略同一幅のガイ
ド長孔72を有する。73はガイド溝52とガイド長孔
72の下部に固定されたストッパーで、連結部60が当
接する。
【0007】このバックル緊急引込装置は、車両衝突の
衝撃でカバー76内の支持ブラケット75に軸支された
センサーマス74が揺動してリンク68,68aを中折
れさせ、パウル67をケーブル61に連結した管体63
から解除動作することによって圧縮コイルばね64を弾
発させ、圧縮コイルばね64の力がピストン65を介し
ケーブル61を引き、連結部60と一体のスライダー5
8を車体床面方向へ引いてバックル59を引き下げ、シ
ートベルトを引き締めて緊張させるようにしたものであ
る。引き下げられたスライダー58は鋸歯状のラチェッ
ト歯部53とラチェット歯部54との噛合にて上方へ移
動することは不可能となる構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバックル緊急引込装置によれば、バックル59を必
要量引き下げるための距離を確保するために、ガイド溝
52とガイドプレート51の長さを一定とした場合、ス
ライダー58とバックル59との連結部60の構造、連
結部60とケーブル61との係合部の構造、及び、ケー
ブル61を曲げて配置するために、ガイドプレート51
の下端部にボルト78で連結固定されたローラー62と
連結部60とが衝突するのを回避させるべき構造、すな
わち、ストッパー73が介在する構造につき、小型コン
パクト化に関し、それぞれ改良すべき余地を残している
といえる。
【0009】バックル緊急引込装置が大型化すれば、当
然に狭小なスペース、とりわけ、車両前部のシートは車
体の所謂トンネルを挟んで配置されていて、そのトンネ
ル側のシート側面にバックルが配置されるから、そこに
取り付けることは設計上多大の工夫を強いられることに
なり、シート及びバックル緊急引込装置の設計の自由度
がきわめて制約される。
【0010】さらに、近時の座席装置は所謂ヒップポイ
ントの設定が極めて低く設定される傾向にあるから、従
来のバックル緊急引込装置はバックルの突出丈がシート
から高くて不適切となる。
【0011】そこで、この発明は上記事情に鑑みて、バ
ックル緊急引込装置を小型コンパクト化することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるバック
ル緊急引込装置のロック構造は、安全ベルト装置のバッ
クルをスライダーと連結し、該スライダーと連結したラ
ッチのラチェット歯部を車体又は座席装置に連結したガ
イドプレートのガイド溝に形成したラチェット歯部に付
勢して係合させ、該スライダーが車両衝突時に引き下げ
られるようにしたバックル緊急引込装置において、前記
バックルをガイドプレートからオフセットし、かつ、オ
ーバーラップして設けたことを特徴とする。
【0013】さらに、安全ベルト装置のバックルをスラ
イダーと連結し、該スライダーと連結したラッチのラチ
ェット歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレー
トのガイド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合
させ、該スライダーにケーブルの一端部を連結し、該ケ
ーブルの他端部をガイドプレートの端部に固定したロー
ラーを捲回して付勢手段に連結し、該ケーブルがセンサ
ーを備えたトリガー機構により弾発するようにしたバッ
クル緊急引込装置において、前記スライダーを縦断面コ
字型、又は、縦断面L字型のいずれかとしたことを特徴
とする。
【0014】また、安全ベルト装置のバックルをスライ
ダーと連結し、該スライダーと連結したラッチのラチェ
ット歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレート
のガイド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合さ
せ、該スライダーにケーブルの一端部を連結し、該ケー
ブルの他端部をガイドプレートの端部に固定したローラ
ーを捲回して付勢手段に連結し、該ケーブルがセンサー
を備えたトリガー機構により弾発するようにしたバック
ル緊急引込装置において、前記スライダーを断面コ字型
とし、該コ字型に曲げた部分にケーブルを貫通して連結
するとともに、該ケーブルの軸心とバックルをスライダ
ーに連結するボルトの軸心線とが重ならないように配置
してなることを特徴とする。
【0015】さらに、安全ベルト装置のバックルをスラ
イダーと連結し、該スライダーと連結したラッチのラチ
ェット歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレー
トのガイド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合
させ、該スライダーにケーブルの一端部を連結し、該ケ
ーブルの他端部をガイドプレートの端部に固定したロー
ラーを捲回して付勢手段に連結し、該ケーブルがセンサ
ーを備えたトリガー機構により弾発するようにしたバッ
クル緊急引込装置において、前記スライダーが下降して
その下部が進入できる切欠部を前記ローラーの鍔部に形
成したことを特徴とする。
【0016】
【作用】この発明によれば、バックルがガイドプレート
にオーバーラップしているので、オーバーラップ分の突
出丈の低下ができるとともに、オフセットしているので
ガイドプレートと衝突することなく下降でき、また、ス
ライダーとケーブルとの連結部が片側寄りに配置されて
いるので、ケーブルの端部を逃がすスペースを確保でき
てその短縮距離分のバックルの突出丈を低くでき、さら
に、スライダーが進入できる切欠部をローラーに設けた
ので、その進入可能な距離分のバックルの突出丈を低く
することができ、これら及びこれらの任意の組み合わせ
によって、バックル引き下げ量を変更することなく、バ
ックル緊急引込装置を小型コンパクト化できる。
【0017】
【実施例】以下にこの発明を図面に基づき説明する。図
1はバックル緊急引込装置の正面図、図2はその要部側
面図及び図3は要部拡大正面図であり、図示のように、
略長方形のガイドプレート1に長手方向へガイド溝2が
開設され、そのガイド溝2の内縁一側に鋸歯状のラチェ
ット歯部3が形成されている。このラチェット歯部3に
係合する鋸歯状のラチェット歯部4を形成したラッチ5
がばね6で付勢されてガイド溝2の長手方向へ摺動可能
に係合している。ラッチ5はガイドプレート1と略同じ
肉厚を有する金属板であり、ガイドプレート1の裏面に
被覆されたプレート7に摺接している。ばね6はラチェ
ット歯部4をラチェット歯部3に常時押し付けてラチェ
ット歯部4とラチェット歯部3が外れないように噛合さ
せている。ラチェット歯部3,4は共に係合してラッチ
5をガイド溝2の長手方向の下方へ移動させることはで
きるが、上方へは移動させることができない。
【0018】ラッチ5をラチェット歯部3からはみ出さ
ないようにガイドプレート1に押し付けるため、スライ
ダー8がガイドプレート1に重ねて配設されている。こ
のスライダー8は、ガイドプレート1に穿設した孔9に
係合する掛止部10を有してラッチ5の大部分を覆う略
扇形の押え部11と、バックル21の連結部12を重ね
るためのバックル連結部13と、押え部11とバックル
連結部13とを所定の距離で離間して結合するケーブル
連結部14とを一体形成した縦断面コ字型の部材であ
る。掛止部10は過大な引き下げ力が加わると容易に孔
9から外れる。
【0019】スライダー8のバックル連結部13には、
連結部12の回転止めをするためのストッパー15,1
5が形成されている。ケーブル連結部14は3面が形成
され、その最下面部はバックル12とスライダー8及び
ラッチ5を連結するボルト16の中心線Cから外れたラ
チェット歯部3の片側に位置している。押え部11とバ
ックル連結部13との間にはスペーサー17が介在す
る。
【0020】ボルト16は、プレート7に摺接する平頭
部18を有し、プレート7にガイド溝2と対応してボル
ト16の直径幅にて形成されたガイド長孔19を貫通
し、ラッチ5、押え部11、スペーサー17、バックル
連結部13及び連結部12を貫通してナット20にて締
結されている。バックル21はストッパー15,15に
挟持される円形部を有する舌片状体である。
【0021】したがって、連結部21はガイドプレート
1の一部からオフセットするとともにオーバーラップす
る状態で配置される。そのため、連結部12に連結され
るバックル21はガイドプレート1に衝突することなく
下降できる。かくして、バックル21がガイドプレート
1にオーバーラップする長さ分、ボルト16に近接させ
ることができ、コンパクト化ができる。
【0022】スライダー8を引き下げるため、ケーブル
22の一端部がスライダー8のケーブル連結部14の最
下面中央にケーブルエンド26にて連結され、該ケーブ
ル22の他端部はガイドプレート1の下端部にボルト2
9で軸支固定されたローラー23を捲回してトリガー機
構24とそれに連結された筒体47及び筒体47内に収
納された圧縮スプリング49を貫通して筒体47内で摺
動可能に収納されたピストン48と連結されている。ケ
ーブルエンド26はボルト16の中心線Cから外れた位
置にあるから、ケーブルエンド26の一部がスペーサー
17と接触する程度に近接してオフセット配置され、そ
れによってケーブルエンド26からはみ出すケーブル2
2の端末を逃がすことができ、その分小型化できる。
【0023】なお、上記スライダー8は縦断面コ字型と
したが、図4に示したように、縦断面L字型のスライダ
ー8aとし、ボルト16に嵌合するスペーサー17を介
してガイドプレート1から所定の高さでオフセットした
位置に保持させてもよい。したがって、ケーブル22の
ケーブルエンド26はスライダー8aの曲げ部8bに前
記同様に連結する。
【0024】ローラー23は鍔部23aの一部に切欠部
27を形成してスライダー8のケーブル連結部14が進
入できるようにし、それによってスライダー8の移動距
離が制約されることを回避できる。また、ケーブル22
が捲回されるローラー23の溝28は、ケーブル22が
ガイド溝2及びガイド長孔19と平行になるように、鍔
部23aの曲率よりも大きな円弧状をなしている。
【0025】ボルト29にウエーブワッシャー30を介
してガイドプレート1と回動可能に連結されるプレート
31にベース33が固定されている。このベース33に
は、カバー32が冠着され、カバー32の内部にはセン
サー機構34と前記トリガー機構24が内蔵されてい
る。
【0026】すなわち、ベース33に透孔33aを設
け、その透孔33aにケーブル22が貫通する管体35
を挿入し、その管体35とケーブル22を連結する。そ
して、管体35の一端部と係脱するパウル36をベース
33に回動可能に軸支し、そのパウル36の他端部に一
端部が係脱するリンク37の他端部にリンク38の一端
部を、矢と矢尻形端部で衝き合わせ、そのリンク38の
他端部をベース33に係合し、かつ、そのリンク37,
38の衝き合わせ部近傍の下部に進入するピン39を設
けたセンサーマス40がベース33に軸41で揺動可能
に軸支されている。
【0027】センサーマス40は、図5(a)に示した
ように、上面に段部42を形成したウエイトブロックか
らなり、所定以上の衝撃を受けて軸41を中心として前
後方向へ揺動できる。そして、その揺動を衝突事故時に
のみ作用させるべく、図5(b)に示したように、セン
サーマス40の段部42を引掛けるカギ形のアーム43
を形成した支持ブラケット44をベース33に固定する
とともに、その支持ブラケット44とセンサーマス40
との間にスプリング45を介在させてある。
【0028】さらに、ベース33に筒体47の一端部が
連結され、その筒体47の軸心部をケーブル22が貫通
し、ケーブル22の端部にピストン48が連結されてい
る。ピストン48は筒体47内を摺動可能に挿入され、
そのピストン48とベース33との間には付勢手段とし
ての圧縮コイルばね49が圧縮して収納され、したがっ
て、ピストン48は常にベース33から離れる方向へ弾
発可能に付勢されている。
【0029】そこで、上記実施例の作用につき説明する
と、車両の衝突事故により、センサーマス40が揺動し
てピン39がリンク37,38の衝接部を押し上げるこ
とによりトリガー機構のリンク37,38が屈折し、こ
れによりパウル36と管体35の係合が外れると、圧縮
コイルばね49が勢いよく弾発してピストン48とケー
ブル22を瞬間的に図示左方へ押す。
【0030】したがって、ケーブル22が移動してスラ
イダー8を下方へ引き、その過大な力で掛止部10が孔
9から外れ、ばね6で付勢されたラチェット歯部4がラ
チェット歯部3を乗り越えながら下降してガイド溝2と
ガイド長孔19の下端部に達し、バックル12を強制的
に引き下げるから(図示1の仮想線図示)、シートに着
座してシートベルトを装着している乗員は、バックル2
1によりウエビングが引かれてシートに拘束される。
【0031】このとき、スライダー8は鋸歯状のラチェ
ット歯部4とラチェット歯部3の係合により、上方へ移
動することはなく、バックル21は下方へ引き下げられ
た状態を維持するため、乗員がシートから再び浮き上が
ることはない。
【0032】なお、スライダー8,8aを引き下げるた
めの付勢手段としては、衝撃を感知したセンサーが起爆
させる火薬を収納したシリンダー内にピストンを挿入
し、そのピストンにケーブル22の一端部を連結し、他
端部を前記スライダー8,8aに連結する構成としても
よい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したこの考案によれば、バック
ルと連結したスライダーをガイドプレートからオフセッ
トするとともにオーバーラップして配置したので、その
オーバーラップ分の長さでバックルの突出丈を低くする
ことができる。
【0034】また、ケーブルの軸線がボルトの軸中心線
と重ならないように配置したから、ケーブルの端末がボ
ルトに当接するのを避けるための逃がし部を形成できる
ので、ケーブル端部のケーブルエンドがボルトに接触す
る程に近接して配置でき、したがって、その短縮分の長
さにおいて、コンパクト化できる。
【0035】さらに、ローラーの鍔部にスライダーの下
部が進入できる切欠部を形成したから、その進入可能な
距離分の長さにおいて、コンパクト化できる。
【0036】かくして、バックルの引き下げ量を変更す
ることなく、バックルの突出丈を低くすることができる
から、低ヒップポイントのシートにも設計の自由度が制
約されることなく対応でき、しかも、無理のない構造で
小型化できるため、コスト低減と重量軽減が可能とな
る、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す正面図。
【図2】図1の要部側面図。
【図3】図1の要部拡大正面図。
【図4】他の例を示す側面図。
【図5】センサーマスの斜視図(a)及びその支持ブラ
ケットの斜視図(b)。
【図6】従来例の正面図。
【図7】従来例の背面図。
【符号の説明】
1…ガイドプレート、3…ラチェット歯部、4…ラチェ
ット歯部、5…ラッチ、6…ばね、8,8a…スライダ
ー、12…連結部、16…ボルト、17…スペーサー、
21…バックル、22…ケーブル、23…ローラー、2
3a…鍔部、27…切欠部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全ベルト装置のバックルをスライダー
    と連結し、該スライダーと連結したラッチのラチェット
    歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレートのガ
    イド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合させ、
    該スライダーが車両衝突時に引き下げられるようにした
    バックル緊急引込装置において、前記バックルをガイド
    プレートからオフセットし、かつ、オーバーラップして
    設けたことを特徴とするバックル緊急引込装置のロック
    構造。
  2. 【請求項2】 安全ベルト装置のバックルをスライダー
    と連結し、該スライダーと連結したラッチのラチェット
    歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレートのガ
    イド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合させ、
    該スライダーにケーブルの一端部を連結し、該ケーブル
    の他端部をガイドプレートの端部に固定したローラーを
    捲回して付勢手段に連結し、該ケーブルがセンサーを備
    えたトリガー機構により弾発するようにしたバックル緊
    急引込装置において、前記スライダーを縦断面コ字型、
    又は、縦断面L字型のいずれかとしたことを特徴とする
    バックル緊急引込装置のロック構造。
  3. 【請求項3】 安全ベルト装置のバックルをスライダー
    と連結し、該スライダーと連結したラッチのラチェット
    歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレートのガ
    イド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合させ、
    該スライダーにケーブルの一端部を連結し、該ケーブル
    の他端部をガイドプレートの端部に固定したローラーを
    捲回して付勢手段に連結し、該ケーブルがセンサーを備
    えたトリガー機構により弾発するようにしたバックル緊
    急引込装置において、前記スライダーを断面コ字型と
    し、該コ字型に曲げた部分にケーブルを貫通して連結す
    るとともに、該ケーブルの軸心とバックルをスライダー
    に連結するボルトの軸心線とが重ならないように配置し
    てなることを特徴とするバックル緊急引込装置のロック
    構造。
  4. 【請求項4】 安全ベルト装置のバックルをスライダー
    と連結し、該スライダーと連結したラッチのラチェット
    歯部を車体又は座席装置に連結したガイドプレートのガ
    イド溝に形成したラチェット歯部に付勢して係合させ、
    該スライダーにケーブルの一端部を連結し、該ケーブル
    の他端部をガイドプレートの端部に固定したローラーを
    捲回して付勢手段に連結し、該ケーブルがセンサーを備
    えたトリガー機構により弾発するようにしたバックル緊
    急引込装置において、前記スライダーが下降してその下
    部が進入できる切欠部を前記ローラーの鍔部に形成した
    ことを特徴とするバックル緊急引込装置のロック構造。
JP3343727A 1991-12-26 1991-12-26 バックル緊急引込装置のロック構造 Pending JPH05170050A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5707080A (en) * 1994-12-12 1998-01-13 Nippondenso Co., Ltd. Seat belt fastening device
CN102910140A (zh) * 2012-10-30 2013-02-06 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 一种调节型汽车安全带锁扣及自动调节控制方法

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