JPH0516991B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516991B2 JPH0516991B2 JP59223037A JP22303784A JPH0516991B2 JP H0516991 B2 JPH0516991 B2 JP H0516991B2 JP 59223037 A JP59223037 A JP 59223037A JP 22303784 A JP22303784 A JP 22303784A JP H0516991 B2 JPH0516991 B2 JP H0516991B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser beam
- laser
- diffraction grating
- frame
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 5
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業利用上の利用分野
本発明はレーザ光線をガラス繊維で作つた回折
格子によりレーザ光点列を前方に形成することに
よつて土木建築等の墨出しや各種材料切断等に用
いられるけがき装置に係わるものである。
格子によりレーザ光点列を前方に形成することに
よつて土木建築等の墨出しや各種材料切断等に用
いられるけがき装置に係わるものである。
従来の技術
従来のレーザ光によるけがき装置は第3図に示
すように直接レーザ光の射出口又はレーザ光学系
の合焦光学系3の前面にシリンドリカルレンズ1
を装着し、光束を一方向に拡散させ、レーザ光を
目標点に対して線分として投射させ、シリンドリ
カルレンズをレーザ光軸X−X′の回りに回転さ
せることによりレーザ線分2を水平・垂直又は傾
斜線分として投射するけがき装置を構成してい
た。しかし、こうした従来のレーザけがき装置は
定められたレーザ光点のエネルギーを連続的な線
分として横方向に広げるため、拡散角を大きくす
るとレーザ線分は暗くなり、日中の建築現場等で
は線分の確認が困難となるため拡散角は35°〜40°
が限度であつた。そこで本発明は前期従来のシリ
ンドリカルレンズに変えて、同一の直径のガラス
繊維を連続的に接して並べた回折格子を用い、レ
ーザ光線の回折現象により、一直線上に且つ等間
隔dの光点列を作るようにして、レーザ測量機望
遠鏡又はレーザ照準器の前面に着脱自在に取り付
けることによつて、光点列の輝度を大巾に且つ拡
散角を従来の3倍以上に拡大でき、日中でも建築
土木現場や木材・鋼板等のけがき作業に容易に使
用できるレーザけがき装置を提供するものであ
る。
すように直接レーザ光の射出口又はレーザ光学系
の合焦光学系3の前面にシリンドリカルレンズ1
を装着し、光束を一方向に拡散させ、レーザ光を
目標点に対して線分として投射させ、シリンドリ
カルレンズをレーザ光軸X−X′の回りに回転さ
せることによりレーザ線分2を水平・垂直又は傾
斜線分として投射するけがき装置を構成してい
た。しかし、こうした従来のレーザけがき装置は
定められたレーザ光点のエネルギーを連続的な線
分として横方向に広げるため、拡散角を大きくす
るとレーザ線分は暗くなり、日中の建築現場等で
は線分の確認が困難となるため拡散角は35°〜40°
が限度であつた。そこで本発明は前期従来のシリ
ンドリカルレンズに変えて、同一の直径のガラス
繊維を連続的に接して並べた回折格子を用い、レ
ーザ光線の回折現象により、一直線上に且つ等間
隔dの光点列を作るようにして、レーザ測量機望
遠鏡又はレーザ照準器の前面に着脱自在に取り付
けることによつて、光点列の輝度を大巾に且つ拡
散角を従来の3倍以上に拡大でき、日中でも建築
土木現場や木材・鋼板等のけがき作業に容易に使
用できるレーザけがき装置を提供するものであ
る。
作 用
本発明を第4図で説明すると各々のガラス繊維
4は相接して並べて一つの回折格子を形成する。
このように並べられたガラス繊維上に直接レーザ
光17を照射するか対物レンズから平行光線約
15φmmで作られたヘリウムネオンガスレーザ光を
透過させると回折現象が起きることが知られてい
る。この現象によつて複数本のガラス繊維を連続
的に相接して並べると回折現象によつて一定間隔
dのレーザ光点列5が一直線にできる。18はレ
ーザ光17を水平に投射したときレーザ光がレー
ザ光点列に拡散された面を垂直に切つた垂直断面
である。この場合直接レーザ管から射出されたレ
ーザ光の中心にこの回折格子を置くと前述の光点
列5は距離が長くなるとその光点の大きさも大き
くなる欠点があるため輝度の高い最小径を得るに
は合焦光学系の前面に置く必要がある。本発明で
は合焦光学系の前面にこれを置くことによつて、 ()……対物レンズから射出される光束を目標点
に集光するように合焦させると光点列の光点は
輝度の高い最小径に結像させることができる。
この回折格子は薄いガラス板でサンドイツチ型
にしたものである。ガラス繊維を並べたときの
回折格子の大きさは5×5cm〜10×10mm程度の
ものである。合焦光学系の対物レンズの大きさ
は40〜45mmφである。然るに対物レンズ前面取
り付けるには前記ガラス板を40〜45mmφにした
だけでは回折格子にひずみが入り輝度の高いレ
ーザ光点を得ることはできない。そこで本発明
実施例では合焦光学系の対物レンズの前面に装
着するには、ガラス板中央に上記回折格子を接
着して、そのガラス板を回転装置に固定する。
4は相接して並べて一つの回折格子を形成する。
このように並べられたガラス繊維上に直接レーザ
光17を照射するか対物レンズから平行光線約
15φmmで作られたヘリウムネオンガスレーザ光を
透過させると回折現象が起きることが知られてい
る。この現象によつて複数本のガラス繊維を連続
的に相接して並べると回折現象によつて一定間隔
dのレーザ光点列5が一直線にできる。18はレ
ーザ光17を水平に投射したときレーザ光がレー
ザ光点列に拡散された面を垂直に切つた垂直断面
である。この場合直接レーザ管から射出されたレ
ーザ光の中心にこの回折格子を置くと前述の光点
列5は距離が長くなるとその光点の大きさも大き
くなる欠点があるため輝度の高い最小径を得るに
は合焦光学系の前面に置く必要がある。本発明で
は合焦光学系の前面にこれを置くことによつて、 ()……対物レンズから射出される光束を目標点
に集光するように合焦させると光点列の光点は
輝度の高い最小径に結像させることができる。
この回折格子は薄いガラス板でサンドイツチ型
にしたものである。ガラス繊維を並べたときの
回折格子の大きさは5×5cm〜10×10mm程度の
ものである。合焦光学系の対物レンズの大きさ
は40〜45mmφである。然るに対物レンズ前面取
り付けるには前記ガラス板を40〜45mmφにした
だけでは回折格子にひずみが入り輝度の高いレ
ーザ光点を得ることはできない。そこで本発明
実施例では合焦光学系の対物レンズの前面に装
着するには、ガラス板中央に上記回折格子を接
着して、そのガラス板を回転装置に固定する。
()……レーザ光線を軸にして、回転するとレー
ザの光点列(Y−Y′)は中心の光点19を中
心に回転する。このことを利用すると水平面鉛
直面・傾斜面を設定することができる。
ザの光点列(Y−Y′)は中心の光点19を中
心に回転する。このことを利用すると水平面鉛
直面・傾斜面を設定することができる。
()……さらには、等間隔のレーザ光点列(Y−
Y′)が得られるためレーザ光点をマーキング
することによつて等間隔のマーキングを行なう
ことができる。
Y′)が得られるためレーザ光点をマーキング
することによつて等間隔のマーキングを行なう
ことができる。
()……又、等間隔のレーザ光点列は距離によつ
て間隔が変わるが、ガラス繊維の太さによつて
も変わるため必要な間隔を得たい場合太さの違
つた格子板を交換することによつてその目的を
達することもできる。
て間隔が変わるが、ガラス繊維の太さによつて
も変わるため必要な間隔を得たい場合太さの違
つた格子板を交換することによつてその目的を
達することもできる。
実施例
実施例の1として以上の様に構成したガラス繊
維の格子4を第1図の様に合焦光学系を有したレ
ーザレベル・レーザセオドライトあるいはレーザ
照準器の対物レンズ枠体6に取り付ける。ガラス
繊維の格子は枠体7に固定され枠体が回れば同時
に格子も回転する。対物レンズ枠体6には指標8
を設け、枠体7の周囲に角度目盛9を付ける。
又、対物レンズ枠体6と枠体7とを着脱可能且つ
固定するために固定ねじ10を設けて、目盛と指
標を合わせて固定する機構を備えている。水平0
度目盛の時にガラス繊維は垂直に並べた様にし
て、格子を固定形成する。然るにこの場合のレー
ザ光点列は水平に形成されている。さらに第2の
実施例として第2図は対物レンズ枠体6に格子4
を回転する機構と水平機構を備えたレーザけがき
装置であつて、その構成は枠体12に気泡管11
を備え且つ格子枠体15は枠体12に対して回動
自在にし前記格子枠体15の周囲に角度目盛13
をほどこして角度目盛線13と指標14とを、角
度目盛に対して一致させるように格子枠体15を
回転固定することにより、レーザ光点列の直線を
水平・垂直・傾斜自在に傾むけることができる様
に構成したものである。尚、気泡管11と格子4
気泡管11が水平のとき、レーザ光点列が水平に
なる様に気泡管11と指標14、目盛13の0°と
回折格子4の位置関係を調節しておけばよい。
又、気泡管11は格子枠体15に取り付けたもの
でもよい 効 果 従来のレーザけがき装置はシリンドリカルレン
ズを使つているためけがき線が暗く、拡散幅も狭
かつたが本発明によれば点輝度が高い光点列を略
120°の拡散角にも広げられるための日中の明るい
作業現場でも容易にけがき線の確認ができ拡散角
が広いため機械を一回据えただけで広い範囲の作
業ができる効果がある。
維の格子4を第1図の様に合焦光学系を有したレ
ーザレベル・レーザセオドライトあるいはレーザ
照準器の対物レンズ枠体6に取り付ける。ガラス
繊維の格子は枠体7に固定され枠体が回れば同時
に格子も回転する。対物レンズ枠体6には指標8
を設け、枠体7の周囲に角度目盛9を付ける。
又、対物レンズ枠体6と枠体7とを着脱可能且つ
固定するために固定ねじ10を設けて、目盛と指
標を合わせて固定する機構を備えている。水平0
度目盛の時にガラス繊維は垂直に並べた様にし
て、格子を固定形成する。然るにこの場合のレー
ザ光点列は水平に形成されている。さらに第2の
実施例として第2図は対物レンズ枠体6に格子4
を回転する機構と水平機構を備えたレーザけがき
装置であつて、その構成は枠体12に気泡管11
を備え且つ格子枠体15は枠体12に対して回動
自在にし前記格子枠体15の周囲に角度目盛13
をほどこして角度目盛線13と指標14とを、角
度目盛に対して一致させるように格子枠体15を
回転固定することにより、レーザ光点列の直線を
水平・垂直・傾斜自在に傾むけることができる様
に構成したものである。尚、気泡管11と格子4
気泡管11が水平のとき、レーザ光点列が水平に
なる様に気泡管11と指標14、目盛13の0°と
回折格子4の位置関係を調節しておけばよい。
又、気泡管11は格子枠体15に取り付けたもの
でもよい 効 果 従来のレーザけがき装置はシリンドリカルレン
ズを使つているためけがき線が暗く、拡散幅も狭
かつたが本発明によれば点輝度が高い光点列を略
120°の拡散角にも広げられるための日中の明るい
作業現場でも容易にけがき線の確認ができ拡散角
が広いため機械を一回据えただけで広い範囲の作
業ができる効果がある。
第1図は本発明第1実施例の一部側断面図、第
2図は本発明第2実施例の一部側断面図、第3図
は従来技術を説明するための斜視図、第4図は本
発明を説明するための回折格子の斜視図。 1……シリンドリカルレンズ、2……レーザ光
線分、3……対物レンズ、X−X′……レーザ光
軸、4……ガラス繊維、5……レーザ光点列、6
……対物レンズ枠体、7……枠体、8……指標、
9……角度目盛、10……固定ねじ、11……気
泡管、12……枠体、13……角度目盛線、14
……指標、15……格子枠体。
2図は本発明第2実施例の一部側断面図、第3図
は従来技術を説明するための斜視図、第4図は本
発明を説明するための回折格子の斜視図。 1……シリンドリカルレンズ、2……レーザ光
線分、3……対物レンズ、X−X′……レーザ光
軸、4……ガラス繊維、5……レーザ光点列、6
……対物レンズ枠体、7……枠体、8……指標、
9……角度目盛、10……固定ねじ、11……気
泡管、12……枠体、13……角度目盛線、14
……指標、15……格子枠体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス繊維を連続的に互に接して、ガラス板
上に並べ構成した回折格子を合焦光学系の前面に
装着して、1列のレーザ光点列を形成したことを
特徴としたレーザけがき装置。 2 特許請求範囲第1項記載のレーザけがき装置
において回折格子を回転させる装置とレーザ光点
列を水平にする装置を構成してなるレーザけがき
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59223037A JPS61103787A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | レ−ザけがき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59223037A JPS61103787A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | レ−ザけがき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61103787A JPS61103787A (ja) | 1986-05-22 |
JPH0516991B2 true JPH0516991B2 (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16791848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59223037A Granted JPS61103787A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | レ−ザけがき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61103787A (ja) |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP59223037A patent/JPS61103787A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61103787A (ja) | 1986-05-22 |
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