JPH05169382A - 自動工具交換用カップラーの脱落防止機構 - Google Patents

自動工具交換用カップラーの脱落防止機構

Info

Publication number
JPH05169382A
JPH05169382A JP34097891A JP34097891A JPH05169382A JP H05169382 A JPH05169382 A JP H05169382A JP 34097891 A JP34097891 A JP 34097891A JP 34097891 A JP34097891 A JP 34097891A JP H05169382 A JPH05169382 A JP H05169382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
air
port
automatic tool
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34097891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2881271B2 (ja
Inventor
Hisanori Nakamura
尚範 中村
Tomokazu Sendai
智一 千代
Tatsuya Nakamura
竜哉 中村
Hideo Morimoto
森本  英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP34097891A priority Critical patent/JP2881271B2/ja
Publication of JPH05169382A publication Critical patent/JPH05169382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2881271B2 publication Critical patent/JP2881271B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ロボット出力部にフローティング機構を介して
取付けられたユニット1とツール側ユニット2からなる
自動工具交換カップラーにおいて,誤操作や電気ノイズ
等による誤動作があってもユニット2が不用意にユニッ
ト1から脱落しないようにする。 【構成】空気圧シリンダーにより作動する自動工具脱着
機構において,空気圧供給部に脱落防止機構Dを設け
る。空気圧供給通路90の上部に排出通路がある。空気
注入口91に空気注入管96の接続時の気密を保持する
Oリング93を設ける。空気注入管96は工具置台4に
固定され,その先端の高さはユニット2が置台の適正位
置に載置されたときに空気注入口91に接続されるよう
に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロボット用の出力部
に取付けられる第1ユニットと、この第1ユニットに接
続される工具を有したワーク側の第2ユニットとから成
る自動工具交換用カップラー、特に、オペレータの誤操
作や雷やその他の電気的ノイズで空気圧の制御系が誤動
作したとしても、ロボットのアームから不用意に第2ユ
ニットが脱落しないようにする自動工具交換用カップラ
ーの脱落防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動工具交換用カップラーは、
通常、第1ユニットに復動シリンダーと係止具を具備さ
せてあり、前記復動シリンダーへの空気の供給に伴う復
動シリンダーの出力軸を伸長・縮短により前記係止具を
移動せしめ、この移動せしめられた係止具と第2ユニッ
ト部分との係合・解除により第1ユニットに対して第2
ユニットを接続・切離するようにしている。
【0003】即ち、復動シリンダーにおけるピストンを
挟んだ二つのポートのうち、接続ポート側に空気が供給
せしめられたときには、上記係止具が第2ユニットと係
合されるべく移動せしめられて第1ユニットに対して第
2ユニットを接続でき、逆に、復動シリンダーの切離し
ポート側に空気が供給せしめられたときには、上記係止
具が第2ユニットと係合解除されるべく移動せしめられ
て第1ユニットに対して第2ユニットが切離しできるよ
うにしてあるのである。
【0004】ところが、上記自動工具交換用カップラー
では、オペレータの誤操作や雷やその他の電気的ノイズ
で空気圧の制御系が誤動作してシリンダーの切離しポー
トに空気が供給された場合、ロボットのアームから第2
ユニットが脱落するという事故が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、第1ユニットに対する第2ユニットの容易な接続・
切離の阻害とならず、更に、オペレータの誤操作や雷や
その他の電気的ノイズで空気圧の制御系が誤動作したと
しても、ロボットのアームから不用意に第2ユニットが
脱落しないようにする自動工具交換用カップラーの脱落
防止機構を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この請求項1記載の発明
は、切離し時に置台に載置されるツール側の第2ユニッ
トと、ロボットの出力部に取付けられる第1ユニットと
から成り、前記第1ユニットに具備させた復動シリンダ
ーの切離しポート又は接続ポートへの空気の供給により
前記復動シリンダーの出力軸を伸長・縮短させ、これに
より第1ユニットに対して第2ユニットを接続・切離す
る形式の自動工具交換用カップラーに取付けられる脱落
防止機構であって、第1ユニット側に切離しポートへの
空気流路の一部となるように設けられた通路と、前記通
路と連通するように設けられた空気注入口と、上記置台
に切離しポートへ空気を注入するために設けられた空気
注入具とを具備し、第1ユニットと接続状態にある第2
ユニットが置台の適正位置に載置されたときに、前記空
気注入口と空気注入具が気密状態で接続されるようにし
ている。
【0007】請求項2記載の発明は、切離し時に置台に
載置されるツール側の第2ユニットと、ロボットの出力
部に取付けられる第1ユニットとから成り、前記第1ユ
ニットに具備させた復動シリンダーの切離しポート又は
接続ポートへの空気の供給により前記復動シリンダーの
出力軸を伸長・縮短させ、これにより第1ユニットに対
して第2ユニットを接続・切離する形式の自動工具交換
用カップラーに取付けられる脱落防止機構であって、第
1ユニット側に切離しポートへの空気流路の一部となる
べく設けられた通路と、前記通路と連通し且つ外部と繋
がるように設けられた空気逃口と、上記置台に設けられ
た栓体とを具備し、第1ユニットと接続状態にある第2
ユニットが置台の適正位置に載置されたときに、前記空
気逃口が栓体により閉塞されるようにしている。
【0008】請求項3記載の発明は、切離し時に置台に
載置されるツール側の第2ユニットと、ロボットの出力
部に取付けられる第1ユニットとから成り、前記第1ユ
ニットに具備させた復動シリンダーの切離しポート又は
接続ポートへの空気の供給により前記復動シリンダーの
出力軸を伸長・縮短させ、これにより第1ユニットに対
して第2ユニットを接続・切離する形式の自動工具交換
用カップラーに取付けられる脱落防止機構であって、前
記復動シリンダーの切離しポートへの空気流路中に設け
た常閉弁を具備し、第1ユニットと接続状態にある第2
ユニットが置台の適正位置に載置されたときに、置台側
からの押圧力により常閉弁の入力部が押し込まれて前記
常閉弁が開弁状態になるようにしている。
【0009】
【作用】この発明は次のように作用する。 (請求項1記載の発明の作用)自動工具交換用カップラ
ーにこの脱落防止機構を具備させた場合、ロボットの出
力部に取付けられた第1ユニットに第2ユニットが接続
せしめられた状態で前記出力部が動作しているとき(第
2ユニットが置台の適正位置に載置されていないとき)
に、たとえ、オペレータの誤操作や雷やその他の電気的
ノイズで空気圧の制御系が誤動作したとしても、空気は
空気注入具から大気中に放出されるだけで復動シリンダ
ーの切離しポートには到らないこととなる。
【0010】そして、第1ユニットと接続状態にある第
2ユニットが置台の適正位置に載置されたときには、前
記空気注入具と空気注入口とが気密状態で接続されるよ
うにしてあるから、空気は空気注入具→空気注入口→通
路の経路で復動シリンダーの切離しポートに至り、その
結果、従来の自動工具交換装置と同様に、第1ユニット
に対して第2ユニットを切離しできることとなる。 (請求項2記載の発明の作用)自動工具交換用カップラ
ーにこの脱落防止機構を具備させた場合、上記した誤操
作や誤動作したとしても、復動シリンダーの切離しポー
トへの空気流路となる通路に流入した空気は空気逃口か
ら大気中に流出することとなる。
【0011】そして、第1ユニットと接続状態にある第
2ユニットが置台の適正位置に載置されたときには、前
記空気逃口が栓体により閉塞状態となり、上記した通路
に流入した空気は復動シリンダーの切離しポートに至る
こととなって、従来の自動工具交換装置と同様に、第1
ユニットに対して第2ユニットを切離しできることとな
る。 (請求項3記載の発明の作用)自動工具交換用カップラ
ーにこの脱落防止機構を具備させた場合、上記した誤操
作や誤動作したとしても、復動シリンダーの切離しポー
トへの空気流路に設けた常閉弁は閉弁状態となっている
から、前記空気流路を介して復動シリンダーに空気は流
入しないこととなる。
【0012】そして、第1ユニットと接続状態にある第
2ユニットが置台の適正位置に載置されたときには、置
台側からの押圧力により常閉弁の入力部が押し込まれて
前記常閉弁が開弁状態となり、その結果、従来の自動工
具交換装置と同様に、第1ユニットに対して第2ユニッ
トを切離しできることとなる。即ち、従来の自動工具交
換用カップラーに上記した請求項1〜3記載の発明の脱
落防止機構を具備させた場合、第1ユニットに対する第
2ユニットの容易な接続・切離の阻害とならず、更に、
オペレータの誤操作や雷やその他の電気的ノイズで空気
圧の制御系が誤動作したとしても、ロボットのアームか
ら不用意に第2ユニットが脱落しないこととなる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。 (実施例1・・・請求項1記載の発明についての実施
例)この実施例の自動工具交換用カップラーは、図1に
示すように、置台4に載置されるツール側の第2ユニッ
ト2と、所謂フローティング装置Fを介してロボットの
アームAに取付けられる第1ユニット1とから構成され
ており、図2に示す如く、前記第1ユニット1に具備さ
せた復動シリンダー3の切離しポート30又は接続ポー
ト31への空気の供給に伴う出力軸32の伸長・縮短に
より係止具5を移動せしめ、この移動せしめられた係止
具5と第2ユニット2部分との係合・解除により、第1
ユニット1に対して第2ユニット2を接続・切離するも
のである。そして、第1ユニット1からの第2ユニット
2の不用意な脱落を阻止するために、図1に示すよう
に、脱落防止機構Dを具備させてある。
【0014】係止具5は、図2及び図3に示すように、
上記第1ユニット1に揺動自在に軸支された扇形カム5
0により構成されており、第1ユニット1に形成した一
対の開口10から出没できるようになっている。復動シ
リンダー3は、同図に示すように、上記した接続ポート
31側に圧縮バネ33を有するものであり、シリンダ本
体35の後端部に軸36を設けてある。そして、前記出
力軸32の端部及び軸36の端部をそれぞれピンを介し
て上記した扇形カム50に取付けてあり、出力軸32の
伸長・縮短により扇形カム50,50が第1ユニット1
の開口10から出没するようにしてある。
【0015】又、上記開口10と対応する第2ユニット
2部分には、図2に示すように、それぞれピン20を設
けてあり、同図の実線に示す如く、扇形カム50が開口
10から突出した状態にあるときにはこれと前記ピン2
0とが係合状態になって第2ユニット2が第1ユニット
1に対して適正な状態で保持され、逆に、同図の二点鎖
線に示す如く、扇形カム50が没入した状態にあるとき
にはこれと前記ピン20との係合が解除されて第2ユニ
ット2が第1ユニット1から切離しできるようになって
いる。
【0016】上記した脱落防止機構Dは、図4に示すよ
うに、第1ユニット1に設けられた側方に向かって突出
する張出部95と、この張出部95に切離しポート30
への空気流路と連通配設された通路90と、前記通路9
0と連通し且つ張出部95の外面下部に開放するが如く
配設された空気注入口91と、上記した置台4上に突設
した空気注入管96(手段の欄の空気注入具と対応す
る)とを有するものであり、前記空気注入口91となる
孔の構成壁面には、同図に示すように、周溝を形成して
あると共にこの周溝にOリング93を装着してある(空
気注入口91となる孔の構成壁面にOリング93を装着
することなく、空気注入管96にOリングを外装したも
のでもよい)。尚、この実施例のものでは、Oリング9
3の存在により、空気注入口91に空気注入管96が外
周気密状態に挿入されるようにしてある。
【0017】この実施例のものは上記の如く構成されて
いるから使用状態において、ロボットのアームAに取付
けられた第1ユニット1に第2ユニット2が接続せしめ
られた状態で前記アームAが動作しているとき(第2ユ
ニット2が置台4の適正位置に載置されていないとき)
に、たとえ、オペレータの誤操作や雷やその他の電気的
ノイズで空気圧の制御系が誤動作したとしても、空気は
空気注入管96から大気中に放出されるだけで復動シリ
ンダー3の切離しポート30には到らないこととなる。
【0018】そして、第1ユニット1と接続状態にある
第2ユニット2が置台4の適正位置に載置されたときに
は、図5に示す如く、前記空気注入口91に空気注入管
96が外周気密状態に挿入されるようにしてあるから、
空気は空気注入管96→空気注入口91→通路90の経
路で復動シリンダー3の切離しポート30に至り、その
結果、第1ユニット1に対して第2ユニット2を切離し
できることとなる。
【0019】即ち、この実施例のものは、従来の自動工
具交換装置と同様に、第1ユニットに対して第2ユニッ
トの接続・切離が容易にでき、更に、ロボットのアーム
に取付けられた第1ユニットに第2ユニット2が接続せ
しめられた状態で前記アームAが動作しているときに、
たとえ、オペレータの誤操作や雷やその他の電気的ノイ
ズで空気圧の制御系が誤動作したとしても、ロボットの
アームから不用意に第2ユニット2が脱落しないものと
なる。 (実施例2・・・請求項2記載の発明についての実施
例)この実施例のものは、第1ユニット1及び第2ユニ
ット2等の基本的構成を上記実施例1とほぼ同様にして
あるが、脱落防止機構Dは以下の構成としてある。
【0020】即ち、脱落防止機構Dは、図6に示すよう
に、第1ユニット1に設けた側方に向かって突出する張
出部85と、この張出部85に切離しポート30への空
気流路と連通接続された通路80と、前記通路80と連
通し且つ張出部85の外面下部に開放するが如く配設さ
れた空気逃口81と、上記した置台4上に突設した棒状
の栓体86とを有するものとしてあり、前記空気逃口8
1となる孔の構成壁面には、同図に示すように、周溝を
形成してあると共にこの周溝にOリング83を装着して
ある(空気逃口81となる孔の構成壁面にOリング83
を装着することなく、栓体86にOリングを外装したも
のでもよい)。尚、この実施例のものでは、Oリング8
3の存在により、空気逃口81に栓体86の先端部が外
周気密状態に挿入されるようにしてある。
【0021】したがって、請求項2記載の発明の作用の
欄に記載した如く、第1ユニット1と接続状態にある第
2ユニット2が置台4の適正位置に載置されたとき(図
7参照)のみ、前記第2ユニット2を切離しできること
となり、誤操作及び誤動作によって、第2ユニット2が
ロボットのアームから不用意に脱落しないものとなる。 (実施例3・・・請求項3記載の発明についての実施
例)この実施例のものは、第1ユニット1及び第2ユニ
ット2等の基本的構成を上記実施例1とほぼ同様にして
あるが、脱落防止機構Dは、図8に示すように、復動シ
リンダー3の切離しポート30への空気流路に設けた常
閉弁6と、置台4上に突設した棒状の押圧部材69とか
ら構成させてあり、第1ユニット1と接続状態にある第
2ユニット2が置台4の適正位置に載置されたときに、
前記押圧部材69に常閉弁6の入力部が押し込まれて図
9に示す如く前記常閉弁6が開弁状態になるようにして
ある。
【0022】常閉弁6は、図8及び図9に示すように、
筒状の本体61と、この本体61内に収容され且つ流路
64を有する弁体62と、この弁体62を下方に付勢す
る圧縮バネ63とから構成されており、押圧部材69に
より入力軸60が所定量押し込まれた状態にあるとき
に、流路64を介して復動シリンダー3の切離しポート
30への空気通路が開通するようにしてある。
【0023】したがって、請求項3記載の発明の作用の
欄に記載した如く、第1ユニット1と接続状態にある第
2ユニット2が置台4の適正位置に載置されたとき(図
7参照)のみ、前記第2ユニット2を切離しできること
となり、誤操作及び誤動作によって、第2ユニット2が
ロボットのアームから不用意に脱落しないものとなる。
【0024】尚、上記常閉弁6は、第1ユニット1中に
弁室を設けると共にこの弁室内に弁体を収容させるよう
にしても構成させることができる。 (実施例4・・・請求項3記載の発明についての実施
例)この実施例のものは、第1ユニット1及び第2ユニ
ット2等の基本的構成を上記実施例1とほぼ同様にして
あるが、脱落防止機構Dを、図10に示すように、第1
ユニット1及び第2ユニット2の周壁を張出させて成る
張出部11,21と、前記張出部11における切離しポ
ート30への空気流路に構成させた常閉弁7と、前記張
出部21に形成した貫通孔22に昇降可能に設けた押し
軸75とを有するものとしてあり、第1ユニット1と接
続状態にある第2ユニット2が置台4の適正位置に載置
されたときに、図11に示す如く、押し軸75を介して
常閉弁7が開弁状態となるようにしてある。
【0025】常閉弁7は、図10に示すように、流路7
4を有した弁体72と、この弁体72を下方に付勢する
圧縮バネ73と、前記弁体72の下部に突出する軸状の
入力部71とを有するもので、上記した入力部71が圧
縮バネ73の付勢力に抗して一定量押し込まれた(以
下、所定押込量という)ときにのみ、流路74を介して
切離しポート30への空気流路が開通するようにしてあ
る。
【0026】押し軸75は、同図に示すように、圧縮バ
ネ76により下方に付勢してあり、その下端部を所定押
込量分のみ第2ユニット2の下面から突出させてある。
したがって、実施例3と同様に、第1ユニット1と接続
状態にある第2ユニット2が置台4の適正位置に載置さ
れたときのみ、前記第2ユニット2を切離しできること
となり、誤操作及び誤動作によって、第2ユニット2が
ロボットのアームから不用意に脱落しないものとなる。
【0027】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。この請求項1〜3記載の発明の
ものは、第1ユニットに対する第2ユニットの容易な接
続・切離の阻害とならず、更に、オペレータの誤操作や
雷やその他の電気的ノイズで空気圧の制御系が誤動作し
たとしても、ロボットのアームから不用意に第2ユニッ
トが脱落しないものとなる。
【0028】即ち、第1ユニット1に対する第2ユニッ
ト2の容易な接続・切離の阻害とならず、更に、オペレ
ータの誤操作や雷やその他の電気的ノイズで空気圧の制
御系が誤動作したとしても、ロボットのアームから不用
意に第2ユニットが脱落しない自動工具交換用カップラ
ーの脱落防止機構が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボットのアームに取付けられたこの発明の脱
落防止機構を具備させた実施例1の自動工具交換用カッ
プラーと、前記自動工具交換用カップラーの第2ユニッ
トを載置する為の置台を示す図。
【図2】前記自動工具交換用カップラーにおける第1ユ
ニットと第2ユニットの説明図。
【図3】前記自動工具交換用カップラーにおける第1ユ
ニットの斜視図。
【図4】前記自動工具交換用カップラーを置台に載置し
ない状態における、空気注入口と空気注入管との関係を
示す図。
【図5】前記自動工具交換用カップラーを置台に載置し
た状態における、空気注入口と空気注入管との関係を示
す図。
【図6】実施例2の自動工具交換用カップラーを置台に
載置しない状態における、空気逃口と栓体との関係を示
す図。
【図7】実施例2の自動工具交換用カップラーを置台に
載置した状態における、空気逃口と栓体との関係を示す
図。
【図8】実施例3の自動工具交換用カップラーを置台に
載置しない状態における、常閉弁と押圧部材との関係を
示す図。
【図9】実施例3の自動工具交換用カップラーを置台に
載置した状態における、常閉弁と押圧部材との関係を示
す図。
【図10】実施例4の自動工具交換用カップラーを置台
に載置しない状態における、常閉弁と押し棒との関係を
示す図。
【図11】実施例4の自動工具交換用カップラーを置台
に載置した状態における、常閉弁と押し棒との関係を示
す図。
【符号の説明】
1 第1ユニット 2 第2ユニット 3 復動シリンダー 4 置台 6 常閉弁 7 常閉弁 30 切離しポート 31 接続ポート 80 通路 81 空気逃口 86 栓体 90 通路 91 空気注入口 95 張出部 96 空気注入管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 竜哉 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式 会社奈良工場内 (72)発明者 森本 英夫 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式 会社奈良工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切離し時に置台に載置されるツール側の
    第2ユニットと、ロボットの出力部に取付けられる第1
    ユニットとから成り、前記第1ユニットに具備させた復
    動シリンダーの切離しポート又は接続ポートへの空気の
    供給により前記復動シリンダーの出力軸を伸長・縮短さ
    せ、これにより第1ユニットに対して第2ユニットを接
    続・切離する形式の自動工具交換用カップラーに取付け
    られる脱落防止機構であって、第1ユニット側に切離し
    ポートへの空気流路の一部となるように設けられた通路
    と、前記通路と連通するように設けられた空気注入口
    と、上記置台に切離しポートへ空気を注入するために設
    けられた空気注入具とを具備し、第1ユニットと接続状
    態にある第2ユニットが置台の適正位置に載置されたと
    きに、前記空気注入口と空気注入具が気密状態で接続さ
    れるようにしたことを特徴とする自動工具交換用カップ
    ラーの脱落防止機構。
  2. 【請求項2】 切離し時に置台に載置されるツール側の
    第2ユニットと、ロボットの出力部に取付けられる第1
    ユニットとから成り、前記第1ユニットに具備させた復
    動シリンダーの切離しポート又は接続ポートへの空気の
    供給により前記復動シリンダーの出力軸を伸長・縮短さ
    せ、これにより第1ユニットに対して第2ユニットを接
    続・切離する形式の自動工具交換用カップラーに取付け
    られる脱落防止機構であって、第1ユニット側に切離し
    ポートへの空気流路の一部となるべく設けられた通路
    と、前記通路と連通し且つ外部と繋がるように設けられ
    た空気逃口と、上記置台に設けられた栓体とを具備し、
    第1ユニットと接続状態にある第2ユニットが置台の適
    正位置に載置されたときに、前記空気逃口が栓体により
    閉塞されるようにしたことを特徴とする自動工具交換用
    カップラーの脱落防止機構。
  3. 【請求項3】 切離し時に置台に載置されるツール側の
    第2ユニットと、ロボットの出力部に取付けられる第1
    ユニットとから成り、前記第1ユニットに具備させた復
    動シリンダーの切離しポート又は接続ポートへの空気の
    供給により前記復動シリンダーの出力軸を伸長・縮短さ
    せ、これにより第1ユニットに対して第2ユニットを接
    続・切離する形式の自動工具交換用カップラーに取付け
    られる脱落防止機構であって、前記復動シリンダーの切
    離しポートへの空気流路中に設けた常閉弁を具備し、第
    1ユニットと接続状態にある第2ユニットが置台の適正
    位置に載置されたときに、置台側からの押圧力により常
    閉弁の入力部が押し込まれて前記常閉弁が開弁状態にな
    るようにしたことを特徴とする自動工具交換用カップラ
    ーの脱落防止機構。
JP34097891A 1991-12-24 1991-12-24 自動工具交換用カップラーの脱落防止機構 Expired - Lifetime JP2881271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34097891A JP2881271B2 (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動工具交換用カップラーの脱落防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34097891A JP2881271B2 (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動工具交換用カップラーの脱落防止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05169382A true JPH05169382A (ja) 1993-07-09
JP2881271B2 JP2881271B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=18342071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34097891A Expired - Lifetime JP2881271B2 (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動工具交換用カップラーの脱落防止機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2881271B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1245348A1 (de) * 2001-03-29 2002-10-02 Dürr Systems GmbH Werkzeugwechselsystem für eine Maschine
WO2015074710A1 (de) * 2013-11-22 2015-05-28 Stäubli Tec-Systems GmbH Vorrichtung und verfahren zum verriegeln und entriegeln einer aufnahmeplatte
WO2016028388A1 (en) * 2014-08-20 2016-02-25 Ati Industrial Automation, Inc. Robotic tool changer with tool stand decouple power supply
JP2019072827A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 キヤノン株式会社 ツールストッカー、ツールストッカーを含めたロボットシステム
US20200114481A1 (en) * 2018-10-11 2020-04-16 Samuel J. Steeb Method and Assembly for Docking and Retrieving a Filament Holding Device
US10661449B2 (en) 2014-08-20 2020-05-26 Ati Industrial Automation, Inc. Safe robotic tool changer
CN111246981A (zh) * 2017-10-30 2020-06-05 霓达株式会社 自动工具更换用联接器及自动工具更换装置
DE10394188C5 (de) * 2003-03-12 2020-07-09 Ati Industrial Automation, Inc. Werkzeugseitige Robotersicherheitsverriegelung
US11097390B2 (en) 2014-08-20 2021-08-24 Ati Industrial Automation, Inc. Pneumatic safety interlock

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1245348A1 (de) * 2001-03-29 2002-10-02 Dürr Systems GmbH Werkzeugwechselsystem für eine Maschine
DE10394188C5 (de) * 2003-03-12 2020-07-09 Ati Industrial Automation, Inc. Werkzeugseitige Robotersicherheitsverriegelung
WO2015074710A1 (de) * 2013-11-22 2015-05-28 Stäubli Tec-Systems GmbH Vorrichtung und verfahren zum verriegeln und entriegeln einer aufnahmeplatte
WO2016028388A1 (en) * 2014-08-20 2016-02-25 Ati Industrial Automation, Inc. Robotic tool changer with tool stand decouple power supply
US10661449B2 (en) 2014-08-20 2020-05-26 Ati Industrial Automation, Inc. Safe robotic tool changer
US11097390B2 (en) 2014-08-20 2021-08-24 Ati Industrial Automation, Inc. Pneumatic safety interlock
JP2019072827A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 キヤノン株式会社 ツールストッカー、ツールストッカーを含めたロボットシステム
CN111246981A (zh) * 2017-10-30 2020-06-05 霓达株式会社 自动工具更换用联接器及自动工具更换装置
CN111246981B (zh) * 2017-10-30 2022-10-04 霓达株式会社 自动工具更换用联接器及自动工具更换装置
US20200114481A1 (en) * 2018-10-11 2020-04-16 Samuel J. Steeb Method and Assembly for Docking and Retrieving a Filament Holding Device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2881271B2 (ja) 1999-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05169382A (ja) 自動工具交換用カップラーの脱落防止機構
KR100387364B1 (ko) 진공발생용 유니트
KR100301341B1 (ko) 진공변기의조작을제어하기위한장치
AU709361B2 (en) Fastener driving device having full cycle valve
US4813492A (en) Low pressure shut off device contained within a pneumatic tool
US4921008A (en) Automatic fluid flow shutoff device
JP3312257B2 (ja) 自動工具交換装置
EP0260021A2 (en) Pilot operated valves
JP2001208268A (ja) 迅速継手のソケット
JP3273320B2 (ja) 方向切換弁、それによる消火栓装置の放出点検方法及びそれを備えた消火栓装置
US5419308A (en) Gas-using water heater having a water pressure-controlled gas general switch
JP3500507B2 (ja) 自動工具交換装置
USRE28334E (en) Cranage coupler assemblt
JPH06143077A (ja) 自動工具交換用カップラー
JPH0658443A (ja) プラグ型ガスコンセント
GB1528070A (en) Fluid control valve
GB2134883A (en) Fuel delivery gun
USRE28241E (en) Cranage coupler asskmbly
KR960000407Y1 (ko) 복귀수단이 형성된 액화석유가스용 압력조정기의 과류차단장치
JP2535972Y2 (ja) 落下防止装置付エアシリンダ
JPH04331089A (ja) ロボットハンド取付装置
JP2001336654A (ja) ガス放出防止器
JPH0674427A (ja) アセチレンガス逆火防止器
JPH06210537A (ja) 自動工具交換装置
US2604906A (en) Automatic control valve for measuring apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110205

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120205

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term