JPH0516889Y2 - - Google Patents

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JPH0516889Y2
JPH0516889Y2 JP4314588U JP4314588U JPH0516889Y2 JP H0516889 Y2 JPH0516889 Y2 JP H0516889Y2 JP 4314588 U JP4314588 U JP 4314588U JP 4314588 U JP4314588 U JP 4314588U JP H0516889 Y2 JPH0516889 Y2 JP H0516889Y2
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JP
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compost
frame
seeding
fixed frame
transmission shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラクタに取付けられて、心土破
砕、施肥、播種作業を同時に行い得る心土破砕、
施肥、播種同時作業機に関するものである。施設
園芸においては環境制御により、生産性の向上が
図られているが、土地利用型農業においては、根
圏環境の制御により生産性の向上が期待でき、例
えば、根圏気相の改善により生産量が増大する実
験例があり、或いは堆肥の条施用による増収効果
も報告されている。
〔従来の技術〕
これまで心土破砕は、主として排水のために行
われていたため、根の呼吸を良くし光合成を盛ん
にするための根圏改善の効果が少なく、また堆肥
については、全面散布用の堆肥散布機が主体であ
り、作物の播種と肥料の多条施用とを同時に行え
る機械は開発されていなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、土壌の心土破砕と空間形成、堆肥の条
施用、化成肥料の施肥及び播種を同時に行うこと
ができ、それによつて根圏改善の実をあげるとと
もに、作業状態と作業精度の向上並びに増収をも
たらし得る様な同時作業機の開発が待たれてい
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の要請に答えるべく心土破砕装
置と堆肥条施用装置と播種装置との3つの部分か
ら成り、トラクタのPTO軸からの駆動力により
これら装置を同時に作動し得る同時作業機を提供
しようとするものである。
〔実施例〕
心土破砕装置Aは、大別して、全部がトラクタ
(図示せず。)の3点リンクヒツチに取付部3,4
で左右回転自在に取付可能な固定フレーム1と固
定フレーム1に支点5,6で回動自在に支持され
ている振動フレーム2とから構成されており、固
定フレーム1には、動力伝達軸7が設けられてお
りトラクタのPTO軸からの動力が伝達される様
になつている。一方、振動フレーム2には、偏心
カム8が設けられており、これによつてPTO軸
からの回転によつて振動フレーム2を支点5,6
で振動させる。
振動フレーム2の後端には、更に2本の振動シ
ヤンク9が垂設されており、振動シヤンク3の先
端にはトラクタの進行方向を向いたチゼル10が
形成されており、振動フレーム2の振動によりチ
ゼル10はほぼ前後に振動するようになつてい
る。
更に、チゼル10の後部には自由に支持された
モール11がつけられており、このチゼル10と
モール11との振動により土壌は破砕され且つモ
ール11により円柱状の穴が形成される。しか
し、モール11の位置が地表から30cm以内にある
ときは、土壌がやらわかい為に円柱状の穴が形成
されない。
そこで固定フレーム1の後端に2本の固定シヤ
ンク12を垂設し、その下端にモール11の形状
に合わせた円筒空間形成板13を設けてある。か
くして、やわらかな土壌はこの円筒空間形成板1
3とモール11との間で緊めつけられ円筒空間を
形成する。
固定シヤンク12の後部には溝切り板28及び
覆土デイスク29が取り付けられている。また固
定フレーム1の動力伝達軸7には更にスライド式
動力伝達軸7′が連結されており、堆肥条施用装
置BへトラクタのPTO軸からの動力を伝達する。
なお、固定フレーム1の固定シヤンク12及び
振動フレーム2の振動シヤンク9は共に左右に移
動可能であり、播種条間の心土破砕に使用するこ
とができる。
次に、堆肥条施用装置Bについて述べると、本
装置Bは、固定フレーム1の後端に回動可能な支
点15,16により脚15′,16′を介して支持
されているが、必要に応じて例えば作物の生育初
期にかけての心土破砕、培土のためにトラクタ車
輪の踏圧害を回避する目的で、脚15′,16′と
共に前述の心土破砕装置Aから分離することも可
能である。
本装置Bは、概略、堆肥載置用フレーム14と
その底部に設けられた堆肥搬送用のコンベヤ24
と該フレーム内の前端に設けられた細断ロータリ
25と該ロータリの下方に垂設された堆肥送りオ
ーガ26,27と堆肥載置用フレーム14の前壁
に設けられた肥料ホツパ30とから成つており、
更に詳細には、堆肥載置用フレーム14の下部に
は播種装置Cを支持するための2本の支柱40が
垂設されている。
第2図から明らかな様に、堆肥載置用フレーム
14の底部及び前壁にはそれぞれ外側に滑車1
9,20,21が設けられており、固定フレーム
1上のワイヤ取付部23と播種装置Cとの間に張
設したワイヤ22を担持している。また、堆肥載
置用フレーム14の脚15′,16′の中間にはギ
ヤボツクス31が設けられ、スライド式動力伝達
軸7′に連結されている。
このギヤボツクスに伝達された動力は、次いで
第3図に示す様に歯車31′からチエーン39、
歯車34,35、チエーン36、歯車37を経て
堆肥送りオーガ26,27を駆動させるためギヤ
ボツクス32に伝達される。一方、歯車34に隣
接して更に歯車38とこれに噛み合う歯車33と
が設けられ、堆肥搬送コンベア24を駆動する様
になつている。
肥料ホツパ30の下部には、ホース(図示せ
ず。)が取付けられており、化学肥料などがホー
スから排出され、溝切板28の上部に落下し堆肥
と同一場所に入る様になつているが、ホースにビ
ニールなどの様なやわらかいものを用いれば自由
な位置に肥料を施用できる。
播種装置Cは、堆肥載置用フレーム14の下部
に垂設された支柱40と播種装置本体17,18
との間の平行四辺形リンク40′により回動自在
に支持されており、平行四辺形リンク40′には
ワイヤ22が連結されている。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の構成を有するので、堆肥はト
ラクタからの動力により駆動される堆肥搬送コン
ベア24により前方に搬送され、同じくトラクタ
の動力により駆動される細断ロータリ25によつ
て細断され、次いで同じくトラクタの動力により
駆動される堆肥送りオーガ26,27により下方
に送られて条施される。また、細断ロータリ25
は複数のオーガの組合で構成されているから、異
なる寸法のオーガと変換することにより、条施用
のタイプを変えることができる。
次に、堆肥条施用装置Bの脚15′,16′が固
定フレーム1の回動支点15,16で回動可能に
支持されているから、トラクタの3点リンクヒツ
チを上昇させると固定フレーム1もほぼ水平に上
昇し、かくして心土破砕装置A全体が上昇する。
そうすると堆肥条施用装置Bは回動支点15,1
6で脚15′,16′が回動し、堆肥載置用フレー
ム14の前部が高く後部が低い傾斜状態になり、
その結果、固定フレーム1上のワイヤ取付部23
と滑車21の間の距離は大きくなるから、播種装
置Cの平行四辺形リンク40′に連結されたワイ
ヤ22が引き上げられて、同装置Cを自動的に持
ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる心土破砕・施肥・播
種同時作業機の概略斜視図である。第2図は、本
考案の同時作業機の構成の概略を示す説明図であ
る。第3図は、上記同時作業機の堆肥細断ロータ
リ、堆肥送りオーガ部及び堆肥搬送コンベヤへの
動力伝達機構を示す説明図である。第4図は、第
3図の機構側面図である。 A……心土破砕装置、B……堆肥条施用装置、
C……播種装置、1……固定フレーム、2……振
動フレーム、3,4……取付部、5,6……支
点、7……動力伝達軸、7′……スライド式動力
伝達軸、8……偏心カム、9……振動シヤンク、
10……チゼル、11……モール、12……固定
シヤンク、13……円筒空間形成板、14……堆
肥載置用フレーム、15,16……回動支点、1
5′,16′……脚、17,18……播種装置本
体、19,20,21……滑車、22……ワイ
ヤ、23……ワイヤ取付部、24……堆肥搬送コ
ンベヤ、25……堆肥細断ロータリ、26,27
……堆肥送りオーガ、28……溝切板、29……
覆土器、30……肥料ホツパ、31,32……ギ
ヤボツクス、31′,33,34,35,37,
38……歯車、36,39……チエーン、40…
…支柱、40′……平行四辺形リンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 心土破砕装置Aと該心土破砕装置の後端に回
    動可能に支持された堆肥条施用装置Bと該堆肥
    条施用装置の下方に垂設された播種装置Cとか
    ら成る心土破砕、施肥、播種同時作業機であつ
    て;心土破砕装置Aは、前部にトラクタへ回動
    可能に連結するための連結手段3,4とトラク
    タのPTO軸に連結する動力伝達軸7とを有し
    且つ後部に堆肥条施用装置Bの脚15′,1
    6′を回動可能に支持する回動支点15,16
    を有する固定フレーム1と該固定フレームに回
    動可能に吊り下げ支持された振動フレーム2と
    から成り、振動フレームの前端は、動力伝達軸
    7の後端に設けられた偏心カム8と係合してお
    り、後端にはチゼル10及び自由に支持された
    モール11をそれぞれ下端に有する振動シヤン
    ク9が垂設されており;堆肥条施用装置Bは、
    堆肥載置用フレーム14と該フレーム内の前部
    に設けられた堆肥細断ロータリ25と底部に設
    けられた堆肥搬送コンベア24と該ロータリの
    下方に垂設された堆肥送りオーガ26,27と
    から成り、播種装置Cは、播種装置本体17,
    18と該堆肥載置用フレーム14の下部に垂設
    された支柱40に回動可能に連結するための平
    行四辺形リンク40′とから成り、且つ該平行
    四辺形リンクは、堆肥載置用フレーム14の前
    壁及び底壁に設けられた滑車19,20,21
    を通して固定フレーム1から張設されたワイヤ
    22によつて吊り下げられており、更に、堆肥
    条施用装置Bの堆肥搬送コンベア24、堆肥細
    断ロータリ25、及び堆肥送りオーガ26,2
    7は、動力伝達軸7にスライド可能に連結され
    たスライド伝達軸7′、ギヤボツクス31,3
    2、歯車及びチエーン装置31′,39,34,
    35,36,37,38,33により駆動され
    ることを特徴とする、心土破砕・施肥・播種同
    時作業機。 2 該モール11の上方に、固定フレーム1の後
    端から固定シヤンク12により垂設された円筒
    空間形成板13が設けられていることを特徴と
    する、登録請求の範囲第1項に記載の心土破
    砕・施肥・播種同時作業機。
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JPH01146803U JPH01146803U (ja) 1989-10-11
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