JPH0516593Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516593Y2 JPH0516593Y2 JP5504988U JP5504988U JPH0516593Y2 JP H0516593 Y2 JPH0516593 Y2 JP H0516593Y2 JP 5504988 U JP5504988 U JP 5504988U JP 5504988 U JP5504988 U JP 5504988U JP H0516593 Y2 JPH0516593 Y2 JP H0516593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model
- case
- support
- piece
- support rod
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 210000004513 dentition Anatomy 0.000 claims description 6
- 230000036346 tooth eruption Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 5
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 208000007565 gingivitis Diseases 0.000 description 1
- 201000001245 periodontitis Diseases 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、診療時に病状の進行過程や治療手順
などを患者に説明するのに使用する歯科用模型に
関する。
などを患者に説明するのに使用する歯科用模型に
関する。
従来技術
従来、診療時に病状の進行状態や治療手順など
を患者に説明するために使用する歯科用模型とし
ては、通常の馬蹄型の全歯揃つた顎模型の、上下
左右を、異なる症例に形成したものが使用されて
いるが、これでは、病状の進行状態などを、顎模
型の上下左右に目を転じて、異なる歯列で比較し
なければならず、同一視野で比較できないため、
患者は各部位を比較し難く、また、比較症例も少
なく、実用性に欠けるものであつた。
を患者に説明するために使用する歯科用模型とし
ては、通常の馬蹄型の全歯揃つた顎模型の、上下
左右を、異なる症例に形成したものが使用されて
いるが、これでは、病状の進行状態などを、顎模
型の上下左右に目を転じて、異なる歯列で比較し
なければならず、同一視野で比較できないため、
患者は各部位を比較し難く、また、比較症例も少
なく、実用性に欠けるものであつた。
考案の解決しようとする課題
本考案は、患者が同一視野で、病状の進行状態
や治療手順を、的確に容易に理解できる歯科用模
型を提供することを課題とする。
や治療手順を、的確に容易に理解できる歯科用模
型を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本考案では、歯列の一部の症例模型を形成し、
これらを支持ケースに複数個支持可能とすること
によつて、上記課題を解決した。
これらを支持ケースに複数個支持可能とすること
によつて、上記課題を解決した。
即ち、本考案の歯科用模型は、(A)支持棒の先端
に、歯列の一部に関する症例模型を取りつけた模
型片、及び(B)Aの模型片を複数個、それぞれ症例
模型を外に突出させた状態で、支持できる支持ケ
ースからなるものである。支持ケースには、模型
片の支持棒を挿入支持するための長孔が複数個、
整列して設けられている。
に、歯列の一部に関する症例模型を取りつけた模
型片、及び(B)Aの模型片を複数個、それぞれ症例
模型を外に突出させた状態で、支持できる支持ケ
ースからなるものである。支持ケースには、模型
片の支持棒を挿入支持するための長孔が複数個、
整列して設けられている。
このように、本考案では、複数個の模型片を支
持ケースに支持させて使用できるため、健康な歯
が蝕まれていく状態、歯肉の変化、又はそれらの
治療の手順など、同一部位の歯列で、数種の症例
模型に形成しておくことにより、それらの模型片
を適当に組み合わせて、支持ケースに支持させ、
患者に見せて、病状の進行状態や治療手順などを
説明できる。
持ケースに支持させて使用できるため、健康な歯
が蝕まれていく状態、歯肉の変化、又はそれらの
治療の手順など、同一部位の歯列で、数種の症例
模型に形成しておくことにより、それらの模型片
を適当に組み合わせて、支持ケースに支持させ、
患者に見せて、病状の進行状態や治療手順などを
説明できる。
症例模型は、支持ケースから突出した状態で、
整列支持されるため、同一視野で、同時に比較で
き、非常に見易いものとなる。
整列支持されるため、同一視野で、同時に比較で
き、非常に見易いものとなる。
なお、本考案において、模型片及び支持ケース
を形成する素材は特に限定されるものではなく、
例えば、模型片の支持棒の先端に取付けられる症
例模型は、義歯及び合成樹脂製の歯肉部材などを
使用して、実際の歯列同様の模型に形成されるの
が好ましいが、場合によつては、粘土、木材など
他の素材で形成されてもよいし、また、写真、図
面などによるものであつてもよい。
を形成する素材は特に限定されるものではなく、
例えば、模型片の支持棒の先端に取付けられる症
例模型は、義歯及び合成樹脂製の歯肉部材などを
使用して、実際の歯列同様の模型に形成されるの
が好ましいが、場合によつては、粘土、木材など
他の素材で形成されてもよいし、また、写真、図
面などによるものであつてもよい。
また、支持ケースの形状は特に限定されない
が、模型片を支持する長孔を、支持ケースの一辺
に症例模型が並んで露出するように、設けるのが
好ましく、長孔内部には、模型片の支持棒固定手
段を、支持ケースの外部から操作できるように取
りつけるのが好ましい。
が、模型片を支持する長孔を、支持ケースの一辺
に症例模型が並んで露出するように、設けるのが
好ましく、長孔内部には、模型片の支持棒固定手
段を、支持ケースの外部から操作できるように取
りつけるのが好ましい。
更に、支持ケースの表には、それが支持する模
型片の支持棒の一部が、外から見えるように、各
長孔の側面に窓を設けるのが好ましく、この場
合、模型片の支持棒に各症例模型の説明等を表示
しておくと、窓から、それを読み取ることがで
き、非常に好都合である。
型片の支持棒の一部が、外から見えるように、各
長孔の側面に窓を設けるのが好ましく、この場
合、模型片の支持棒に各症例模型の説明等を表示
しておくと、窓から、それを読み取ることがで
き、非常に好都合である。
実施例
次に、図面に従つて本考案の一例を説明する。
この例では、硬質ウレタン樹脂からなる支持棒
1の先端に、3本の義歯7をウレタン樹脂製の歯
肉部8で覆つた症例模型2を取付けて模型片3が
形成されている。(第2図及び第4図参照)。
1の先端に、3本の義歯7をウレタン樹脂製の歯
肉部8で覆つた症例模型2を取付けて模型片3が
形成されている。(第2図及び第4図参照)。
また、模型片3の支持ケース5は薄い箱型に形
成されており、このケース5には、模型片3の支
持棒1を挿入できる長孔4が、一側面に開口した
状態で、縦に等間隔に並んで5個設けられてい
る。また、ケース5の表面には、各長孔4部分に
対応して、窓6が設けられており、かつ、長孔4
内部には、ケース5の側面に取りつけられたレバ
ー10によつて操作できる爪9が存在する。模型
片3を長孔4に挿入した場合、模型片3の支持棒
1の下辺に設けられた切欠き部11が、この爪9
と係合して模型片3がケース5に安定して係止で
きるようになつている(第1図及び第3図参照)。
成されており、このケース5には、模型片3の支
持棒1を挿入できる長孔4が、一側面に開口した
状態で、縦に等間隔に並んで5個設けられてい
る。また、ケース5の表面には、各長孔4部分に
対応して、窓6が設けられており、かつ、長孔4
内部には、ケース5の側面に取りつけられたレバ
ー10によつて操作できる爪9が存在する。模型
片3を長孔4に挿入した場合、模型片3の支持棒
1の下辺に設けられた切欠き部11が、この爪9
と係合して模型片3がケース5に安定して係止で
きるようになつている(第1図及び第3図参照)。
このような模型では、例えば、健康な歯列模型
から歯肉炎を起こし、歯槽膿漏になる状態を5段
階の症例模型2として、同一歯列部分で形成し、
模型片3とすることにより、これらの模型片3を
ケース5に並べて装着して、同一視野で一度に比
較できる。
から歯肉炎を起こし、歯槽膿漏になる状態を5段
階の症例模型2として、同一歯列部分で形成し、
模型片3とすることにより、これらの模型片3を
ケース5に並べて装着して、同一視野で一度に比
較できる。
考案の効果
本考案では、所望の症例模型を選んで、支持ケ
ースに模型片を支持させ、使用できるため、同一
視野で同一部位の症例を容易に比較でき、患者に
病状の進行状態や治療手順を説明し易い。更に、
説明の途中で、症例模型の交換も容易にできるの
で、比較対象物を並べたり、色々な症例を任意に
組み合わせて説明できるので、歯科研修用の模型
として有用である。
ースに模型片を支持させ、使用できるため、同一
視野で同一部位の症例を容易に比較でき、患者に
病状の進行状態や治療手順を説明し易い。更に、
説明の途中で、症例模型の交換も容易にできるの
で、比較対象物を並べたり、色々な症例を任意に
組み合わせて説明できるので、歯科研修用の模型
として有用である。
第1図は本考案の一例を示す正面図、第2図は
第1図の例で一部の模型片取り出した状態を示す
正面図、第3図は第1図の支持ケースの斜視図、
第4図は第1図で使用する模型片の一例の斜視図
である。 1……支持棒、2……症例模型、3……模型
片、4……長孔ー、5……支持ケース、6……
窓、7……義歯、8……歯肉部、9……爪、10
……レバー。
第1図の例で一部の模型片取り出した状態を示す
正面図、第3図は第1図の支持ケースの斜視図、
第4図は第1図で使用する模型片の一例の斜視図
である。 1……支持棒、2……症例模型、3……模型
片、4……長孔ー、5……支持ケース、6……
窓、7……義歯、8……歯肉部、9……爪、10
……レバー。
Claims (1)
- 支持棒1の先端に、歯列の一部に関する症例模
型2を取りつけた模型片3、及び該模型片3を複
数個、それぞれ症例模型2を外に突出させた状態
で、支持できる支持ケース5からなるものであ
り、上記支持ケース5には、模型片3の支持棒1
を挿入支持可能な長孔4が複数個、整列して設け
られていることを特徴とする歯科用模型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5504988U JPH0516593Y2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5504988U JPH0516593Y2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160479U JPH01160479U (ja) | 1989-11-07 |
JPH0516593Y2 true JPH0516593Y2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=31280954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5504988U Expired - Lifetime JPH0516593Y2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516593Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP5504988U patent/JPH0516593Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01160479U (ja) | 1989-11-07 |
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