JPH0516565Y2 - - Google Patents

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JPH0516565Y2
JPH0516565Y2 JP1985190904U JP19090485U JPH0516565Y2 JP H0516565 Y2 JPH0516565 Y2 JP H0516565Y2 JP 1985190904 U JP1985190904 U JP 1985190904U JP 19090485 U JP19090485 U JP 19090485U JP H0516565 Y2 JPH0516565 Y2 JP H0516565Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は光プラグに係り、特に発光素子及び受
信用コンタクトピンを有する構成でありソケツト
に接続される光プラグに関する。
従来の技術 内部に発光ダイオードとフアイバとが近接して
相対向するように固定されてなる光コネクタが例
えば特開昭59−158114号に示されている。一般に
発光ダイオードは、前面側の他に側面側も発光す
る。上記の光コネクタにおいては、発光ダイオー
ドは樹脂モールド内に埋め込まれている。
考案が解決しようとする問題点 このため、発光ダイオードの前面側より発した
光だけがフアイバ内に進入して光学的信号として
使用され、側面より発した光は光学的信号として
は使用されていず、発光ダイオードが発する光量
が有効に使用されていなかつた。
また、光プラグは、ホトダイオードが発光ダイ
オードの影響を受けない構造であること、及びフ
アイバと発光ダイオード及びホトダイオードとの
光軸ずれが生じない構造であることが要求され
る。
そこで、本考案は、上記問題点を解決すると共
に上記要求を満足した光プラグを提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、フアイバケーブルの端に設けてあ
り、先端にコンタクトピンを有し、内部に発光素
子及び受光素子がフアイバの先端面に対向して組
込まれ、ソケツトを接続されて使用される光プラ
グであつて、 上面20aに仕切り壁20bを有する単一の支
持台20の上面20aに、前記発光素子3と受光
素子4とが上記仕切り壁20bに対して両端の部
位に配されて固着され、 一対のフアイバ39a,39bが固定されたフ
エルール37と前記支持台20とが、前記一対の
フアイバ39a,39bが夫々前記発光素子3及
び上記受光素子4と対向し且つ前記フエルールの
端面37aが前記支持台20の前記上面20aに
密着した状態で、金属製パイプ11内に嵌合して
固定してあり、 且つ上記支持台のうち該発光素子の周囲に、該
発光素子より側方に発した光を上記フアイバの先
端面に向かうように反射させる反射面58,59
を形成してなる構成としたものである。
作用 単一の支持台に、発光素子と受光素子とを固着
した構成は、発光素子と受光素子との位置精度を
高めるように作用する。
支持台とフエルールとを金属製パイプ内に嵌合
して固定した構成は、両者を強固に固定するよう
に作用する。
支持台に仕切り壁を設け、フエルールの端面が
支持台の上面に密着した構成は、発光素子からの
光が受光素子側に漏れないように作用する。
発光素子が固着されている部分の周囲の反射面
は、発光素子より側方に発した光がフアイバ内を
伝達される光学的信号として使用されることを可
能とするように作用する。
実施例 次に本考案になる光プラグの一実施例について
説明する。
まず、本考案が適用してあるコネクタについて
説明する。コネクタは、第1図A,Bに示す光送
受信モジユール構造の光プラグ1(以下単にプラ
グという)と、このプラグ1が接続される第2図
乃至第5図及び第11図、第12図に示すソケツ
ト2とよりなる。
プラグ1は第1図A,Bに示すように、内部
に、発光ダイオード3、ホトダイオードIC4、
及び信号処理用の回路基板組立体5が組み込まれ
ており、先端に、受信データ用コンタクトピン
6、接地用コンタクトピン7、送信データ用コン
タクトピン8、電源用コンタクトピン9,10が
金属製のシールド用パイプ11に囲まれて突出し
た構成であり、二芯フアイバケーブル12の両方
の端に設けてある。
ソケツト2は、第2図乃至第5図に示すよう
に、受信データ用コンタクト部材13、接地用コ
ンタクト部材14、送信データ用コンタクト部材
15、電源用コンタクト部材16,17が合成樹
脂成形品であるソケツト本体18内に組み込まれ
て、離脱しないように背面側より取り付けられた
カバー部材19により係止された構成であり、例
えばコンピユータ本体のプリント回路基板に固定
されてコンピユータ本体の背面に設けてある。
プラグ1をソケツト2に接続することにより、
二台のコンピユータ本体間が二芯フアイバケーブ
ル12により接続される。
発光ダイオード3及びホトダイオードIC4は、
第6図A,Bに示すように略円柱形状の支持台2
0に固着してある。支持台20の上面20aの中
央には、仕切り壁20bが形成してある。発光ダ
イオード3は、支持台20の上面20aのうち仕
切り壁20bに対して一方側の部位に固着してあ
り、ホトダイオードIC4は支持台20の上面2
0aであつて仕切り壁20aに対して反対側の部
位に固着してある。発光ダイオード3とホトダイ
オードIC4とは同じ支持台20に固着してある
ので、発光ダイオード3とホトダイオードIC4
との位置精度は高い。この支持台20と、各コン
タクトピン6〜10を貫通して保持している略円
柱形状の保持部材21は、第7図A乃至Cに示す
ように回路基板組立体5の両端に嵌合してコンタ
クトピン及び端子を梨地で示すように半田付けさ
れて固定してあり、光送受信ユニツト22を構成
している。回路基板組立体5は、回路基板23上
にCMOS型ICチツプ24、トランジスタ25,
26、チツプコンデンサ27,28を実装してな
る構成である。上記のユニツト22は、第8図に
示すような回路構成である。ホトダイオードIC
4で受光した光信号はホトダイオードIC4内で
波形成形等が成され、インターフエイス回路29
を介してCMOS用のレベルにレベル変換されて
コンタクトピン6より電気的信号として出力され
る。コンタクトピン8に入力した電気的信号は、
発光ダイオード駆動回路30に加えられ、これよ
りの出力が定電流回路31を介して発光ダイオー
ド3に加えられ、これを発光される。
保持部材21の周面には第7図A乃至Cに示す
ように、共に保持部材21の軸線方向に延在する
断面三角形状の溝32a,32b,32cと断面
四角形状の溝33a,33b,33cとが非等間
隔で形成してある。パイプ11には、第9図A乃
至Cに示すように、溝32a〜32cに対応する
断面三角形状の突条34a〜34c,及び溝33
a〜33cに対応する内側への切り起こし片35
a〜35cが形成してある。第7図C,第9図C
中β1,δ1は夫々135°、β2,β3,δ2,δ3は夫々
112.5°、γ1,γ2,ε1,ε2,は夫々150°、γ3,ε3

夫々60°である。またパイプ11の先端近傍の左
右側には小さい開口36a,36bが形成してあ
る。
上記のユニツト22は、保持部材21の溝32
a〜32cが対応する突条34a〜34cと嵌合
して周方向上位置決めされて回動を制限されると
共に、且つ第10図に示すように溝33a〜33
cの終端部が対応する切り起こし片35a〜35
cに係止されて矢印A方向への移動を制限され
て、即ちパイプ11よりの抜け出しを制限された
状態でパイプ11内に組み込まれている。
なお、パイプ11の反対側には、第1図及び第
10図に示すように、フエルール37の先端が圧
入して固定してある。これにより、上記ユニツト
22は、回動及び軸方向の移動を制限されて、パ
イプ11内に固定してある。
第1図に示すように二芯フアイバケーブル12
の一端の各フアイバケーブル12a,12bは
夫々ホルダ38内に絞め付けられて固定してあ
る。ホルダ38はフエルール37内に圧入固定し
てあり、各フアイバケーブル12a,12bより
露出したフアイバ39a,39bがフエルール3
7内に固定してある。各フアイバ39a,39b
の先端面が夫々発光ダイオード3及びホトダイオ
ードIC4に近接して対向している。
支持台20とフエルール37とについてみる
と、両者はパイプ11によつて強固に固着してあ
り、経年変化による位置ずれは発生しない。従つ
て、フアイバ39aと発光ダイオード3との光軸
ずれ、及びフアイバ34bとホトダイオードIC
4との光軸ずれは発生しない。フエルール37の
先端の端面37aは、支持台20の上面20aに
密着してあり、仕切り壁20bと上記フエルール
37の端面37aとの間には隙間が無い。
このため、発光ダイオード3とホトダイオード
IC4とは、仕切り壁20bと上記端面37aと
によつて完全に遮蔽されて仕切られている。従つ
て、ホトダイオードIC4は発光ダイオード3と
並んで同じ支持台20上に固着してあるけれど
も、発光ダイオード3より出た光がホトダイオー
ドIC4上に漏れ込んでくることは確実に防止さ
れている。
40はケーブルカバー、41はプラグホルダで
ある。プラグホルダ41は、第14図に示す略U
字形の固定部材42によりフエルール37に固定
してあり、フエルール37及びパイプ11を覆つ
ている。
第2図に示すように、ソケツト本体18は、コ
ンタクト部材を収容する円柱部50及びこの周囲
の環状空間51を有する。
円柱部50の周面には、パイプ11の突条34
a〜34cに対応する断面三角形状の溝52a,
52b,52cが夫々軸線方向に延在して形成し
てある。第2図中、θ1は135°、θ2,θ3は夫々112.5
である。
また、第3図に示すように、接地用コンタクト
部材14は、接地用コンタクトピン7と接触する
第1の接触部14aに加えて、パイプ11と接触
する第2の接触部14bを有する。第2の接触部
14bは、上記環状空間51のうち下側の個所に
位置している。
また、第4図、第5図に示すように、コンタク
ト部材17,16,13,15は夫々コンタクト
ピン10,9,8,6が接触する接触部17a,
16a,13a,15aを有する。
また円柱部50の前面には、接触部13a、第
1の接触部14a及び接触部15a,16a,1
7aに対応して前記コンタクトピンが挿入するた
めの孔53〜57が形成してある。
上記のプラグ1は、突条34a〜34cを夫々
溝52a〜52cに対応するように位置合せして
第1図中矢印A方向に押し付けることにより、第
3図に示すように、パイプ10が環状空間51内
に挿入して第2の接触部14bを押し拡げてこれ
と接触し、コンタクトピン7が孔54を挿通して
第1の接触部14aを押し拡げてこれと接触し、
第4図に示すように、コンタクトピン9,10が
夫々孔56,57を挿通して接触部16a,17
aを拡げてこれと接触し、第5図に示すように、
コンタクトピン6,8が夫々孔53,55を挿通
して接触部13a,15aを押し拡げてこれと接
触して、ソケツト2と接続される。
プラグ1がソケツト2に接続されると、コンピ
ユータ同志が接続され、ソケツト2が取り付けて
ある第1のコンピユータよりの電気的な出力信号
は、コンタクト部材15,コンタクトピン8を介
して第8図に示す回路30に加えられ、回路30
よりの出力電流が回路31を介して発光ダイオー
ド3に加えられ、これが上記出力信号に応じて発
光し、こゝで上記電気的な信号が光学的な信号に
変換され、以後はこの光学的な信号がフアイバ3
9aを通して第2のコンピユータに送信される。
支持台20には、第6図A,Bに示すように、発
光ダイオード3の周囲を囲むように逆円錐形状の
環状の斜面58が形成してある。この斜面58に
は、Ni(Ag,Cu,Au,又はSb等でもよい)の金
属膜59が被着してあり、斜面58は反射面を構
成している。斜面58の角度αは、発光ダイオー
ド3の側面より出射した光をフアイバ39aの先
端面に向かうように反射させる角度に定めてあ
る。このため、発光ダイオード3の前面より出射
した光は勿論、側面より出射した光も斜面58で
反射してフアイバ39a内に進入して光学的信号
の一部に使用される。従つて発光ダイオード3よ
り出射した光量が、フアイバ39a内を伝送され
さ光学的信号として無駄なく有効に使用される。
上記第2のコンピユータよりの信号は光学的信
号としてフアイバ39b内を伝送され、ホトダイ
オードIC4により受光されてこゝで電気的信号
に変換され、第8図の回路29を通つて、更には
コンタクトピン6、コンタクト部材13を介して
第1のコンピユータに供給される。こゝで、ホト
ダイオード部とIC部とが一体となつたホトダイ
オードIC4を使用しているため、ホトダイオー
ド部で変換された電気的信号はIC部で直ちに増
幅され比較されて波形成形されて出力される。こ
のため、ホトダイオードICとを別々に設けたよ
うな場合に起こりうるホトダイオードIC間での
ノイズの混入が皆無となり、S/N比の向上が図
られている。
また光プラグ1がソケツト2に接続された状態
において、突条34a〜34cが溝52a〜52
cと嵌合しており、プラグ1がソケツト2に対し
て周方向に回動することが防止されている。従つ
てプラグ1に回動力が付与された場合にも、この
回動力は突条34a〜34cと溝52a〜52c
とにより受けられ、回動力がコンタクトピン及び
コンタクト部材に作用することが避けられる。
また、第3図乃至第5図中、ソケツト2の前面
より第1の接触部14aまでの距離をa、同じく
接触部17a,16aまでの距離をb、同じく接
触部13a,15aまでの距離をcとすると、a
<b<cの関係にある。また各コンタクトピン6
〜10の先端は第1図に示すように同一面上に位
置している。このため、プラグ1をソケツト2内
に挿入すると、まず最初に、接地用コンタクトピ
ン7がコンタクト部材14と接触し、次いで電源
用コンタクトピン9,10が夫々コンタクト部材
16,17と接触し、最後に受信データ用コンタ
クトピン6及び送信データ用コンタクトピン8が
夫々コンタクト部材13,15と接触する。
接地される以前及び電源が接続される以前に、
受信用コンタクトピン6及び送信用コンタクトピ
ン8が対応するコンタクト部材13,15に接触
すると、CMOS型ICチツプ24の一部が破壊す
る虞れがあるが、本実施例においては、コンタク
トピン6,8は、接地がとられた後及び電源が接
続された後に、対応するコンタクト部材13,1
5に接触するため、接続の際における上記の
CMOS型ICチツプ24の破壊が確実に防止され
る。
また、上記のように接地用コンタクトピン7が
先に接触し、その後に電源用コンタクトピン9,
10が接触することが望ましいが、この順番は絶
対的なものではない。
なお、第3図中、第1の接触部14aと第2の
接触部14bとの間の距離dと第1図中各コンタ
クトピンの先端とパイプ11の先端との間の距離
eとは等しく定めてある。これにより、コンタク
トピン7が第1の接触部14aと接触すると同時
に、パイプ11が第2の接触部14bと接触す
る。
また各コンタクトピンが対応する接触部に接触
してこれを押し拡げるときに、プラグ1は挿入に
抗する力を受ける。ところで、各コンタクトピン
が接触部に接触するタイミングは上記のように食
い違つているため、プラグ1のソケツト2への接
続時にプラグ1がソケツト2より受ける抗力は分
散されることになり、一度に大なる力を加える必
要がなく、プラグ1をソケツト2内に挿入する
際、プラグの挿入はスムーズに行なわれる。
また、ソケツト2内の各コンタクト部材13〜
17を上記のように配設する代わりに、プラグの
コンタクトピンを上記コンタクト部材と同様に配
設しても同様の効果が得られる。即ち、プラグを
第15図に示す光送信ユニツト22Aが組み込ま
れた構造としてもよい。第15図中、第7図Bに
示す構成部分と対応する部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。接地用コンタクトピン
7Aが最も長く最大突出しており、電源用コンタ
クトピン9A,10Aは夫々の先端が接地用コン
タクトピン7Aの先端より寸法e後退しており、
受信データ用コンタクトピン6A及び送信データ
用コンタクトピン8Aは夫々の先端が接地用コン
タクトピン7Aの先端より寸法f(>e)後退し
ている。
このプラグが接続されるソケツトは、複数のコ
ンタクト部材が夫々の先端の接触部 が同一面上
に位置するように配された構成とされる。
上記のプラグをこのソケツトに挿入接続する
と、前記の場合と同様に、まず最初に 、接地用
コンタクトピン7Aが対応するコンタクト部材と
接触し、次いで電源用コンタクトピン9A,10
Aが対応するコンタクト部材と接触し、最後に受
信データ用コンタクトピン6A及び送信データ用
コンタクトピン8Aが夫々対応するコンタクト部
材と接触する。従つて、前記のようにソケツト内
のコンタクト部材をその接触部の位置を違えて配
した構造と同様の効果が得られる。
なお、生産性を考慮した場合には、第15図に
示すようにプラグのコンタクトピン に段差を持
たせた構成よりも、第3図乃至第4図に示すよう
にソケツトのコンタクト部材に段差を持たせた構
成とした方が有利である。何故ならばソケツトに
組み込まれるコンタクト部材の形状は元々夫々異
なつており、従つてこの寸法を変えても組立上問
題はないからである。またソケツトを第3図乃至
第5図に示す構成とすることにより、同一形状、
同一寸法のコンタクトピンが使用出来、プラグの
組立上有利となる。
また、第2図,第11図、第12図に示すよう
に、ソケツト2内には、弾性嵌合部材60,61
が設けてある。弾性嵌合部材60,61は、夫々
金属片をプレス加工して形成されたものであり、
先端に半球形状の凸部60a,61aが形成され
た弾性片60b,61bを有する。この弾性嵌合
部材60,61は、ソケツト本体18の左右側面
の内側の溝62,63内に背面側より挿入され
て、カバー部材19により抜け止めされた状態で
左右両側に組み込まれており、凸部60a,61
aが夫々環状空間51内に突出している。
プラグ1をソケツト2内に挿入する過程におい
て、パイプ11は、凸部60a,61aを外側に
押し退ける。第13図に示すように、プラグ1が
ソケツト2と正常に接続された最終位置まで挿入
されると、パイプ11の開口36a,36bが
夫々凸部60a,61aに対向して凸部60a,
61aが開口36a,36b内に弾性的に嵌合す
る。凸部60a,61aの開口36a,36b内
への嵌合時に、音が発生してこれが作業者の耳に
伝わり、且つクリツク感がプラグ1を把持した手
に伝わることにより、作業者はプラグ1の接続の
完了したことを感知することが出来、所謂接続操
作感触が向上する。また開口36a,36b内に
嵌合した凸部60a,61aはプラグ1の抜け止
めとしても機能する。
考案の効果 上述の如く、本考案になる光プラグによれば、以
下に挙げる効果を有する。
発光素子と受光素子とは共通の支持台に固着
してあるため、両者の位置精度は高く、しか
も、支持台とフエルールとは金属パイプによつ
て強固に固着してあり、両者間の位置ずれが生
じないため、光フアイバと発光素子及び受光素
子との位置ずれが生ずることが無く、信頼性の
向上を図ることが出来る。
発光素子と受光素子とは共通の支持台に固着
してあるけれども、発光素子からの光が受光素
子に漏れ込むことを確実に防止することが出来
る。これにより受光素子が発光素子からの光に
よつて悪影響を受けることを確実に防止するこ
とが出来る。
発光素子の前面より発した光は勿論、側面よ
り発した光もフアイバ内に導かれて光学的信号
として使用されるため、発光素子より発する光
を光学的信号として最大限有効に使用出来、良
質の光学的信号を送信し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは夫々本考案になる光プラグの一
実施例の断面側面図及び正面図、第2図は第1図
A,Bの光プラグが接続されるソケツトの一実施
例の正面図、第3図、第4図、第5図は夫々第2
図中−線、−線、−線に沿う断面矢
視図、第6図Aは発光ダイオード及びホトダイオ
ードICが固定された支持台の正面図、第6図B
は第6図A中B−B線に沿う断面矢視図、第
7図A乃至Cは夫々光送受信ユニツトの側面図、
平面図、正面図、第8図は光送受信ユニツトの回
路図、第9図A,B,Cは夫々シールド用パイプ
の側面図、同図A中B−B線に沿う断面矢視
図、正面図、第10図は光送受信ユニツトがパイ
プ内に固定された状態を示す図、第11図及び第
12図は夫々ソケツトの一部横断平面図及び側面
図、第13図はプラグが接続された状態のソケツ
トを示す一部横断平面図、第14図は固定部材の
斜視図、第15図は光プラグの変形例の要部をな
す光送受信ユニツトの平面図である。 1……光プラグ、2……ソケツト、3……発光
ダイオード、4……ホトダイオードIC、5……
回路基板組立体、6,6A……受信データ用コン
タクトピン、7,7A……接地用コンタクトピ
ン、8,8A……送信データ用コンタクトピン、
9,9A,10,10A……電源用コンタクトピ
ン、11……金属製のシールド用パイプ、12…
…二芯フアイバケーブル、13……受信データ用
コンタクト部材、13a〜17a,14b……接
触部、14……接地用コンタクト部材、15……
送信データ用コンタクト部材、16,17……電
源用コンタクト部材、18……ソケツト本体、1
9……カバー部材、20……支持台、21……保
持部材、22,22A……光送受信ユニツト、2
3……回路基板、24……ICチツプ、25,2
6……トランジスタ、27,28……チツプコン
デンサ、29……インターフエイス回路、30…
…発光ダイオード駆動回路、31……定電流回
路、32a〜32c……断面三角形状の溝、33
a〜33c……断面四角形状の溝、34a〜34
c……突条、35a〜35c……切り起こし片、
36a,36b……開口、37……フエルール、
38……ホルダ、39a,39b……フアイバ、
40……ケーブルカバー、41……プラグホル
ダ、42……固定部材、50……円柱部、51…
…環状空間、52a〜52c……断面三角形状の
溝、53〜57……孔、58……斜面、59……
金属膜、60,61……弾性嵌合部材、60a,
61a……凸部、60b,61b……弾性片、6
2,63……溝、20a……上面、20b……仕
切り壁、37a……端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フアイバケーブルの端に設けてあり、先端にコ
    ンタクトピンを有し、内部に発光素子及び受光素
    子がフアイバの先端面に対向して組込まれ、ソケ
    ツトを接続されて使用される光プラグであつて、 上面20aに仕切り壁20bを有する単一の支
    持台20の上面20aに、前記発光素子3と受光
    素子4とが上記仕切り壁20bに対して両端の部
    位に配されて固着され、 一対のフアイバ39a,39bが固定されたフ
    エルール37と前記支持台20とが、前記一対の
    フアイバ39a,39bが夫々前記発光素子3及
    び上記受光素子4と対向し且つ前記フエルールの
    端面37aが前記支持台20の前記上面20aに
    密着した状態で、金属製パイプ11内に嵌合して
    固定してあり、 且つ上記支持台のうち該発光素子の周囲に、該
    発光素子より側方に発した光を上記フアイバの先
    端面に向かうように反射させる反射面を形成して
    なる構成の光プラグ。
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