JPH05165343A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05165343A JPH05165343A JP32784191A JP32784191A JPH05165343A JP H05165343 A JPH05165343 A JP H05165343A JP 32784191 A JP32784191 A JP 32784191A JP 32784191 A JP32784191 A JP 32784191A JP H05165343 A JPH05165343 A JP H05165343A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、画像形成装置本体の大型化
を抑え、保守の際には簡単に本体からの着脱作業が行え
る構造の転写・分離装置を備えた画像形成装置を得るこ
とにある。 【構成】 本発明は、転写部6Aおよび分離部6Bを搬
送ガイド部材10の占有スペ−ス内において浮動関係を
設定した状態で実質一体化し、搬送ガイド部材10は、
本体ハウジングに対して係合爪10C、10Dと係合部
1B1、1B2との係脱関係の設定により着脱できるよ
うになっていることを特徴としている。
を抑え、保守の際には簡単に本体からの着脱作業が行え
る構造の転写・分離装置を備えた画像形成装置を得るこ
とにある。 【構成】 本発明は、転写部6Aおよび分離部6Bを搬
送ガイド部材10の占有スペ−ス内において浮動関係を
設定した状態で実質一体化し、搬送ガイド部材10は、
本体ハウジングに対して係合爪10C、10Dと係合部
1B1、1B2との係脱関係の設定により着脱できるよ
うになっていることを特徴としている。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
さらに詳しくは、同装置に用いられる転写・分離装置の
構造に関する。
さらに詳しくは、同装置に用いられる転写・分離装置の
構造に関する。
【従来の技術】周知のように、電子写真方式を適用した
複写機やプリンタにおいては、例えば、ドラム状の感光
体を用いた場合、その感光体の周囲に画像形成のための
装置を配置するようになっているが、その装置のなかの
一つに、感光体上に担持されているトナ−像を普通紙な
どの記録紙に転写するための転写装置がある。この転写
装置は、感光体上に担持されているトナ−像の帯電極性
と反対極性の帯電特性および帯電電位を設定されること
で、感光体上のトナ−を記録紙上に静電的に転移させる
ようになっており、この転写装置による転写が行われた
記録紙は、定着装置に向け搬送されてトナ−像を定着さ
れるようになっている。そして、このような転写装置に
おいては、記録紙側へのトナ−の静電転写を行う際に記
録紙も帯電するので、記録紙が感光体上に付着したまま
となり、定着装置への搬送ができなくなる場合がある。
このため、従来では、記録紙の移動方向において転写位
置の下流側に今一つの帯電装置を設け、記録紙に帯電し
た電荷を中和させて感光体上から記録紙を分離する構造
を備えた転写・分離装置が用いられる場合がある。とこ
ろで、上述した転写・分離装置においては、帯電装置で
構成されている転写・分離部に対し、記録紙が搬送され
てくる入り口側および定着装置に向け記録紙を搬送する
ための出口側にそれぞれ搬送ガイドが設けられ、記録紙
の円滑な搬送を行えるようにしてあるが、これら記録紙
が通過する各部分での部品の交換などの保守を容易にす
る目的で、各部分を独立させて配置し、これら各部分の
構成部品を画像形成装置の本体内で着脱できるようにし
た構造が提案されている(例えば、特開昭61−156
681号公報)。
複写機やプリンタにおいては、例えば、ドラム状の感光
体を用いた場合、その感光体の周囲に画像形成のための
装置を配置するようになっているが、その装置のなかの
一つに、感光体上に担持されているトナ−像を普通紙な
どの記録紙に転写するための転写装置がある。この転写
装置は、感光体上に担持されているトナ−像の帯電極性
と反対極性の帯電特性および帯電電位を設定されること
で、感光体上のトナ−を記録紙上に静電的に転移させる
ようになっており、この転写装置による転写が行われた
記録紙は、定着装置に向け搬送されてトナ−像を定着さ
れるようになっている。そして、このような転写装置に
おいては、記録紙側へのトナ−の静電転写を行う際に記
録紙も帯電するので、記録紙が感光体上に付着したまま
となり、定着装置への搬送ができなくなる場合がある。
このため、従来では、記録紙の移動方向において転写位
置の下流側に今一つの帯電装置を設け、記録紙に帯電し
た電荷を中和させて感光体上から記録紙を分離する構造
を備えた転写・分離装置が用いられる場合がある。とこ
ろで、上述した転写・分離装置においては、帯電装置で
構成されている転写・分離部に対し、記録紙が搬送され
てくる入り口側および定着装置に向け記録紙を搬送する
ための出口側にそれぞれ搬送ガイドが設けられ、記録紙
の円滑な搬送を行えるようにしてあるが、これら記録紙
が通過する各部分での部品の交換などの保守を容易にす
る目的で、各部分を独立させて配置し、これら各部分の
構成部品を画像形成装置の本体内で着脱できるようにし
た構造が提案されている(例えば、特開昭61−156
681号公報)。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に示されているように、転写・分離装置の構成部品を
独立させて配置した場合には、各部品の配置のためのス
ペ−スを設ける必要から、画像形成装置の全体構造での
大きさが大きくなる虞れがある。また、各構成部品は着
脱できるようにしてあることから螺子止めにより本体に
固定されることが多く、この場合には、取外しに手間が
かかり、保守操作が面倒になることもある。しかも、転
写・分離部を取り出す場合には、ネジを弛めるためのド
ライバを差し入れる必要や、この近傍に配置してある入
り口側および出口側搬送ガイドと干渉しないようにする
ことが必要であることから、例えば、転写・分離部を傾
けることになり、この状態で、上述した搬送ガイド部側
に向けて取り出すようなことがあれば、その搬送ガイド
部を乗り超える状態を設定しなければならず、この場合
には、画像形成装置の本体上部を取り外したり、あるい
は開閉若しくは傾斜させて取り出しのための空間部を設
けることが必要になる。このような本体の取り外しのた
めに画像形成装置本体の一部を取り外したり開閉または
傾斜させるようにすると、例えば、装置本体の移動側に
相当する部分に現像ユニットやクリ−ニングユニットが
配置されていた場合には、それらユニット内からのトナ
−の漏洩や飛散が生じる虞れがあり、本体内部あるいは
その周辺部を汚染してしまうおそれがある。そこで、本
発明の目的は、上述した転写・分離装置を備えた画像形
成装置における問題に鑑み、画像形成装置本体の大型化
を抑え、保守の際には簡単に本体からの着脱作業が行え
る構造の転写・分離装置を備えた画像形成装置を得るこ
とにある。
報に示されているように、転写・分離装置の構成部品を
独立させて配置した場合には、各部品の配置のためのス
ペ−スを設ける必要から、画像形成装置の全体構造での
大きさが大きくなる虞れがある。また、各構成部品は着
脱できるようにしてあることから螺子止めにより本体に
固定されることが多く、この場合には、取外しに手間が
かかり、保守操作が面倒になることもある。しかも、転
写・分離部を取り出す場合には、ネジを弛めるためのド
ライバを差し入れる必要や、この近傍に配置してある入
り口側および出口側搬送ガイドと干渉しないようにする
ことが必要であることから、例えば、転写・分離部を傾
けることになり、この状態で、上述した搬送ガイド部側
に向けて取り出すようなことがあれば、その搬送ガイド
部を乗り超える状態を設定しなければならず、この場合
には、画像形成装置の本体上部を取り外したり、あるい
は開閉若しくは傾斜させて取り出しのための空間部を設
けることが必要になる。このような本体の取り外しのた
めに画像形成装置本体の一部を取り外したり開閉または
傾斜させるようにすると、例えば、装置本体の移動側に
相当する部分に現像ユニットやクリ−ニングユニットが
配置されていた場合には、それらユニット内からのトナ
−の漏洩や飛散が生じる虞れがあり、本体内部あるいは
その周辺部を汚染してしまうおそれがある。そこで、本
発明の目的は、上述した転写・分離装置を備えた画像形
成装置における問題に鑑み、画像形成装置本体の大型化
を抑え、保守の際には簡単に本体からの着脱作業が行え
る構造の転写・分離装置を備えた画像形成装置を得るこ
とにある。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、感光体に対向して同感光体上に担持され
ているトナ−像を記録紙に静電転写する転写部と、この
転写部に対して上記記録紙の移動方向下流側に位置して
転写後の記録紙を静電的に感光体から分離する分離部と
を併設した転写・分離装置を備えている画像形成装置に
おいて、上記転写・分離装置は、上記転写部および上記
分離部とこれら各部に対する記録紙の搬送方向上流側お
よび下流側に配置してある搬送ガイド部、さらに上記転
写部および分離部への給電部を実質的に一体化した構造
とされていることを特徴としている。また本発明は、転
写・分離装置における転写部および分離部が、搬送ガイ
ド部に対して浮動状態に設けられていて、感光体側に向
け移動する習性を付与され、この習性による移動を、上
記搬送ガイド部に設けられている係止部により規制され
る構成とされていることを特徴としている。さらに本発
明は、搬送ガイド部が、壁部の一方側に、通常、画像形
成装置本体側の係合部に係合する習性を付与されている
第1の係合爪を、そして上記壁部の他方側に画像形成装
置本体の係合部に嵌合可能な第2の係合爪をそれぞれ設
けられており、第2の係合爪を画像形成装置本体側の係
合部に嵌合させた状態で第1の係合爪を画像形成装置本
体側の係合部に係り止めすることで画像形成装置本体に
固定され、そして、この第1の係合爪の係り止めを解除
することで第2の係合爪を支点として画像形成装置本体
から抜去できる態位を設定して画像形成装置本体から取
り外されるようになっていることを特徴としている。
め、本発明は、感光体に対向して同感光体上に担持され
ているトナ−像を記録紙に静電転写する転写部と、この
転写部に対して上記記録紙の移動方向下流側に位置して
転写後の記録紙を静電的に感光体から分離する分離部と
を併設した転写・分離装置を備えている画像形成装置に
おいて、上記転写・分離装置は、上記転写部および上記
分離部とこれら各部に対する記録紙の搬送方向上流側お
よび下流側に配置してある搬送ガイド部、さらに上記転
写部および分離部への給電部を実質的に一体化した構造
とされていることを特徴としている。また本発明は、転
写・分離装置における転写部および分離部が、搬送ガイ
ド部に対して浮動状態に設けられていて、感光体側に向
け移動する習性を付与され、この習性による移動を、上
記搬送ガイド部に設けられている係止部により規制され
る構成とされていることを特徴としている。さらに本発
明は、搬送ガイド部が、壁部の一方側に、通常、画像形
成装置本体側の係合部に係合する習性を付与されている
第1の係合爪を、そして上記壁部の他方側に画像形成装
置本体の係合部に嵌合可能な第2の係合爪をそれぞれ設
けられており、第2の係合爪を画像形成装置本体側の係
合部に嵌合させた状態で第1の係合爪を画像形成装置本
体側の係合部に係り止めすることで画像形成装置本体に
固定され、そして、この第1の係合爪の係り止めを解除
することで第2の係合爪を支点として画像形成装置本体
から抜去できる態位を設定して画像形成装置本体から取
り外されるようになっていることを特徴としている。
【作用】本発明によれば、転写・分離装置における記録
紙の搬送およびこの記録紙に対する転写処理に必要な構
成部品は実質的に一体とされているので、各構成部品毎
の組立てスペ−スを必要としない状態で画像形成装置本
体内に組み込まれる。また、本発明によれば、転写部お
よび分離部は、感光体側に向け移動する習性およびこの
習性による移動を搬送ガイド部側で規制することで画像
形成装置本体の一部が開閉または傾斜された場合に不用
意な飛び出しを防止され、かつ、この状態で規制を解除
することで搬送ガイド部からの取外しが行える。さらに
本発明によれば、転写部および分離部と一体化されてい
る搬送ガイドが、第1および第2の係合爪の係脱により
画像形成装置本体との着脱を行われる。
紙の搬送およびこの記録紙に対する転写処理に必要な構
成部品は実質的に一体とされているので、各構成部品毎
の組立てスペ−スを必要としない状態で画像形成装置本
体内に組み込まれる。また、本発明によれば、転写部お
よび分離部は、感光体側に向け移動する習性およびこの
習性による移動を搬送ガイド部側で規制することで画像
形成装置本体の一部が開閉または傾斜された場合に不用
意な飛び出しを防止され、かつ、この状態で規制を解除
することで搬送ガイド部からの取外しが行える。さらに
本発明によれば、転写部および分離部と一体化されてい
る搬送ガイドが、第1および第2の係合爪の係脱により
画像形成装置本体との着脱を行われる。
【実施例】以下、図1乃至図4において、本発明実施例
の詳細を説明する。図1には、本発明実施例による画像
形成装置の全体構成が示されており、本実施例による画
像形成装置1は、例えば、本体内を分割することで画像
読み取り部1Aと画像記録部1Bとを設けられ、図中、
二点鎖線で示すように装置の一部を開閉できる構造のレ
−ザ−プリンタであり、画像読み取り部1Aには、原稿
載置台1A1上に載置された原稿を光学的に走査して画
像情報を制御部に取り込み、後述する画像記録部での感
光体への露光の際の光源における動作信号として用いる
ための処理操作が行われるようになっている。一方、画
像記録部1Bは、本実施例の場合、ドラム状の感光体2
を備えており、この感光体ドラム2の周囲には、回転方
向に沿って周知の複写行程を実行するための帯電装置
3、露光装置4、現像装置5、転写・分離装置6および
クリ−ニング装置7がそれぞれ配置してある。画像記録
部1Bでは、帯電装置3により一様帯電が行われた感光
体ドラム2に対し、露光装置4からの露光による静電潜
像の形成、現像装置5による静電潜像の可視像処理が実
行された後、給紙カセット8から繰り出される記録紙に
対して転写・分離装置6による可視像転写が行われ、感
光体ドラム2から記録紙を分離した後に、記録紙上の可
視像が定着装置9により定着されて排出されるようにな
っている。また、可視像転写後の感光体ドラム2は、ク
リ−ニング装置7により残留トナ−や残留電荷の除去を
受けるようになっている。なお、この感光体ドラム2
は、一部が開閉されるうちの移動する側に配置されてい
る。ところで、感光体ドラム2に担持されている可視
像、この場合にはトナ−像を記録紙に転写するためおよ
び記録紙が感光体ドラム2に付着していた場合の分離を
行う転写・分離装置6は、図2に示す構成とされてい
る。この転写・分離装置6は、感光体ドラム2と対向す
るチャ−ジャワイヤ6A1、6B1を配備されて転写部
および分離部を構成する転写ユニット6Aと分離ユニッ
ト6Bとを備え、これら各ユニットは、後述する搬送ガ
イド部材10により浮動状態で支持されるようになって
いる。すなわち、搬送ガイド部材10は、本実施例の場
合、樹脂成形により形成されて画像記録部1Bのハウジ
ングの一部に載置される板状部材であり、図2におい
て、矢印で示す記録紙の移動方向と直角な方向、換言す
れば、記録紙の幅方向に沿った長手方向を設定されてい
る。そして、搬送ガイド部材10の上面には、分離ユニ
ット6Bから記録紙が排出される側に、記録紙の幅方向
に沿って複数の搬送リブ10Aが設けられており、この
搬送リブ10Aと隣合う位置に、転写ユニット6Aおよ
び分離ユニット6Bが配置してある。転写ユニット6A
および分離ユニット6Bは、境界部を仕切られて上方を
開放させたケ−シングで構成されており、記録紙の幅方
向両端に相当する位置には、内部にチャ−ジャ−ワイヤ
6A1、6B1の接続端子を有するエンドブロック11
が配置されている。また、この転写ユニット6Aに対し
て記録紙の移動方向上流側には転写ユニット6Aの壁部
と一体にされた入り口側ガイド板6A2が、そして分離
ユニット6Bにおける壁部上面には記録紙の幅方向に沿
って並べられたリブで構成してある転写ガイド6B2が
設けてある。転写、分離の各ユニット6A、6Bは、図
3に示すように、搬送ガイド10の上面に位置するバネ
12によって、感光体ドラム2側に向けての移動習性を
付与されており、この習性による移動は、図3において
各ユニットの壁部のうち、矢印で示す記録紙の移動方向
での両端側に位置する壁部にそれぞれ設けてある係止爪
13を搬送ガイド部材10の上面に設けてあるユニット
取付用爪10Bの下側から当接させることで規制される
ようになっている。また、上述したエンドブロック11
の上面には、感光体ドラム2側に向け突出している位置
決めピン11Aが設けてあり、この位置決めピン11A
は、図3に示すように、感光体ドラム2を支持する側板
14に形成してある凹嵌部14Aに嵌合できるようにな
っており、この位置決めピン11Aが凹嵌部14Aに嵌
合するのにあわせてエンドブロック11に反時計方向の
モ−メントが生じることによるエンドブロック11の上
面と側板14との当接により、感光体ドラム2に対する
転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bの対向間隔を
含めた位置決めを行えるようになっている。一方、搬送
ガイド部材10には、図4に示すように、記録紙の幅方
向両端側に相当する位置の壁部において、下方に向け延
長された第1の係合爪10Cおよび第2の係合爪10D
がそれぞれ設けてある。第1の係合爪10Cは、例え
ば、他の部分よりも薄くした状態で成形されることで可
撓変形ができる爪とされ、また、第2の係合爪10Dは
他の部分と同じ厚さにより変形しにくい状態に成形され
た爪とされている。そして、第1の係合爪10Cは、図
4において、画像記録部1Bにおけるハウジングの壁部
に形成されている係合孔1B1に対して撓み変形するこ
とで係脱できるようになっており、また、第2の係合爪
10Dは、ハウジングの壁部に設けてある係止片部1B
2の下面に挿入されることにより上方への移動を阻止さ
れるようになっている。この第2の係合爪10Dは、ハ
ウジングの係止片部1B2に挿入され、嵌め込まれてい
るだけであって下方への動きを規制されていないので、
第1の係合爪10Cがハウジング側の係合孔1B1から
抜かれた際に搬送ガイド部材10を揺動させるための支
点位置とされている。従って、搬送ガイド部材10は、
画像形成装置1内でのハウジングに対して第1の係合爪
10Cの係脱により着脱できるようにされ、そして転写
および分離の各ユニット6A、6Bは、搬送ガイド部材
10に対して係止爪13とユニット取付用10Bとの間
の係脱により着脱できるようにされていることになる。
一方、上述した搬送ガイド部材10には、転写ユニット
6Aおよび分離ユニット6Bのワイヤ−チャ−ジャへの
給電部が設けてある。この給電部は、図4において、搬
送ガイド部材10の下面に位置し、絶縁性部材により締
結されることで搬送ガイド部材10に一体とされている
プリント基板15と、このプリント基板15上に配置し
てある電源部であるパワ−パック回路部16とで構成さ
れており、このプリント基板15からの給電路は、図4
において符号15Aで示すコイルを用いたリ−ド線をエ
ンドブロック11内の接続端子11Bに配線することに
より構成されている。また、このような電装部品を取り
付けた場合、ノイズ対策としてのア−ス、さらには、チ
ャ−ジャワイヤの結露を防止することを必要とする場合
がある。そこで、本実施例にあっては、このようなア−
スおよび結露防止のための構造を設ける場合において
も、必要最小限のスペ−スを確保するようになってい
る。すなわち、図4において、搬送ガイド部材10にお
ける転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bを配置し
ている側の面には、搬送ガイド部材10の一部から突出
させたボス部10Eが設けてあり、このボス部10Eに
結露防止のためのヒ−タおよびこのヒ−タの駆動回路を
装備した支持部材17を載置し、この支持部材17にお
ける駆動回路の接地部にネジ18を挿通するようになっ
ている。そして、この支持部材17を固定しているネジ
18は、搬送ガイド部材10におけるボス部10Eと反
対側の面に配置されたア−ス板19に形成してあるバ−
リング部に螺子止めされることで接地回路への導電露を
形成するようになっている。また、上述したア−ス板1
9には、転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bを押
し上げるために付勢するバネ12を固定するために用い
られるネジ20も螺子止めされるとともに、上述したプ
リント基板15の接地部固定してある支持ピン15Aを
当接させるようになっており、このア−ス板19を、転
写ユニットおよび分離ユニットの位置よりもかなり低い
位置に設けてある画像形成装置本体側のカバ−1B3の
接地部に螺子止めすることで、単一部材による複数の接
地回路をまとめた状態でしかも、その配置スペ−スを搬
送ガイド部材10の占有スペ−ス内に納めた状態で構成
されるようになっている。本実施例は以上のような構成
であるから、画像形成装置1における転写・分離位置に
転写・分離装置6を組み込む場合には、搬送ガイド部材
10に転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bを組み
込み、各ユニットに設けてある係止爪13を搬送ガイド
部材10側のユニット取付用爪10Bに係合させること
でバネ12による飛び出しを阻止した状態で各ユニット
の浮動関係を設定する。勿論、この時にあわせてパワ−
パック回路16を取り付けたプリント基板15およ結露
防止用の支持部材17さらにはア−ス板19が前以って
それぞれ取り付けられていることはいうまでもない。ま
た、画像形成装置1における感光体ドラム2に対向させ
る場合には、まず、搬送ガイド部材10の壁部に設けて
ある第2の係合爪10Dを画像形成装置1のハウジング
側に位置する係止片部1B2に挿入し、一方、第1の係
合爪10Cをハウジング側の係合孔1B1に自らの習性
によって係合させることで、本体側に載置された状態を
維持させる。そして、このような各ユニットの組込に際
しては、装置本体の一部が開放されているので、この開
放された一部を従って、搬送ガイド部材10を組み込む
場合には、螺子止めと異なり、単に係合爪の係合操作の
みによって可能になる。一方、搬送ガイド部材10を取
り出す場合には、例えば、給紙カセット8(図1参照)を
外した上で、搬送ガイド部材10の第1の係合爪10C
をハウジング側の係合孔1B1から抜く。これにより、
搬送ガイド部材10の一部が画像形成装置1のハウジン
グとの係合を解除されたことになり、この時点で、搬送
ガイド部材10の第2の係合爪10Dを支点として第1
の係合爪10C側を持ち上げる。この場合には、感光体
ドラム2を支持している側板14が上方に向け開放され
ることで、感光体ドラム2との干渉が起こらない状態と
されており、また、ア−ス板19は、転写ユニット6A
および分離ユニット6Bの位置よりもかなり低い位置で
締結されるようになっているので、各ユニットが占める
装置の高さ方向でのスペ−スに比較して少ないスペ−ス
により締結を解除できるようになっている。従って、搬
送ガイド部材10が装置本体のハウジングから抜去でき
る状態とされると、転写ユニット6Aおよび分離ユニッ
ト6Bがバネ12の付勢により上方に移動しようとする
が、この移動は係止爪13がユニット取付用爪10B2
により係止されることで規制された状態とされる。
の詳細を説明する。図1には、本発明実施例による画像
形成装置の全体構成が示されており、本実施例による画
像形成装置1は、例えば、本体内を分割することで画像
読み取り部1Aと画像記録部1Bとを設けられ、図中、
二点鎖線で示すように装置の一部を開閉できる構造のレ
−ザ−プリンタであり、画像読み取り部1Aには、原稿
載置台1A1上に載置された原稿を光学的に走査して画
像情報を制御部に取り込み、後述する画像記録部での感
光体への露光の際の光源における動作信号として用いる
ための処理操作が行われるようになっている。一方、画
像記録部1Bは、本実施例の場合、ドラム状の感光体2
を備えており、この感光体ドラム2の周囲には、回転方
向に沿って周知の複写行程を実行するための帯電装置
3、露光装置4、現像装置5、転写・分離装置6および
クリ−ニング装置7がそれぞれ配置してある。画像記録
部1Bでは、帯電装置3により一様帯電が行われた感光
体ドラム2に対し、露光装置4からの露光による静電潜
像の形成、現像装置5による静電潜像の可視像処理が実
行された後、給紙カセット8から繰り出される記録紙に
対して転写・分離装置6による可視像転写が行われ、感
光体ドラム2から記録紙を分離した後に、記録紙上の可
視像が定着装置9により定着されて排出されるようにな
っている。また、可視像転写後の感光体ドラム2は、ク
リ−ニング装置7により残留トナ−や残留電荷の除去を
受けるようになっている。なお、この感光体ドラム2
は、一部が開閉されるうちの移動する側に配置されてい
る。ところで、感光体ドラム2に担持されている可視
像、この場合にはトナ−像を記録紙に転写するためおよ
び記録紙が感光体ドラム2に付着していた場合の分離を
行う転写・分離装置6は、図2に示す構成とされてい
る。この転写・分離装置6は、感光体ドラム2と対向す
るチャ−ジャワイヤ6A1、6B1を配備されて転写部
および分離部を構成する転写ユニット6Aと分離ユニッ
ト6Bとを備え、これら各ユニットは、後述する搬送ガ
イド部材10により浮動状態で支持されるようになって
いる。すなわち、搬送ガイド部材10は、本実施例の場
合、樹脂成形により形成されて画像記録部1Bのハウジ
ングの一部に載置される板状部材であり、図2におい
て、矢印で示す記録紙の移動方向と直角な方向、換言す
れば、記録紙の幅方向に沿った長手方向を設定されてい
る。そして、搬送ガイド部材10の上面には、分離ユニ
ット6Bから記録紙が排出される側に、記録紙の幅方向
に沿って複数の搬送リブ10Aが設けられており、この
搬送リブ10Aと隣合う位置に、転写ユニット6Aおよ
び分離ユニット6Bが配置してある。転写ユニット6A
および分離ユニット6Bは、境界部を仕切られて上方を
開放させたケ−シングで構成されており、記録紙の幅方
向両端に相当する位置には、内部にチャ−ジャ−ワイヤ
6A1、6B1の接続端子を有するエンドブロック11
が配置されている。また、この転写ユニット6Aに対し
て記録紙の移動方向上流側には転写ユニット6Aの壁部
と一体にされた入り口側ガイド板6A2が、そして分離
ユニット6Bにおける壁部上面には記録紙の幅方向に沿
って並べられたリブで構成してある転写ガイド6B2が
設けてある。転写、分離の各ユニット6A、6Bは、図
3に示すように、搬送ガイド10の上面に位置するバネ
12によって、感光体ドラム2側に向けての移動習性を
付与されており、この習性による移動は、図3において
各ユニットの壁部のうち、矢印で示す記録紙の移動方向
での両端側に位置する壁部にそれぞれ設けてある係止爪
13を搬送ガイド部材10の上面に設けてあるユニット
取付用爪10Bの下側から当接させることで規制される
ようになっている。また、上述したエンドブロック11
の上面には、感光体ドラム2側に向け突出している位置
決めピン11Aが設けてあり、この位置決めピン11A
は、図3に示すように、感光体ドラム2を支持する側板
14に形成してある凹嵌部14Aに嵌合できるようにな
っており、この位置決めピン11Aが凹嵌部14Aに嵌
合するのにあわせてエンドブロック11に反時計方向の
モ−メントが生じることによるエンドブロック11の上
面と側板14との当接により、感光体ドラム2に対する
転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bの対向間隔を
含めた位置決めを行えるようになっている。一方、搬送
ガイド部材10には、図4に示すように、記録紙の幅方
向両端側に相当する位置の壁部において、下方に向け延
長された第1の係合爪10Cおよび第2の係合爪10D
がそれぞれ設けてある。第1の係合爪10Cは、例え
ば、他の部分よりも薄くした状態で成形されることで可
撓変形ができる爪とされ、また、第2の係合爪10Dは
他の部分と同じ厚さにより変形しにくい状態に成形され
た爪とされている。そして、第1の係合爪10Cは、図
4において、画像記録部1Bにおけるハウジングの壁部
に形成されている係合孔1B1に対して撓み変形するこ
とで係脱できるようになっており、また、第2の係合爪
10Dは、ハウジングの壁部に設けてある係止片部1B
2の下面に挿入されることにより上方への移動を阻止さ
れるようになっている。この第2の係合爪10Dは、ハ
ウジングの係止片部1B2に挿入され、嵌め込まれてい
るだけであって下方への動きを規制されていないので、
第1の係合爪10Cがハウジング側の係合孔1B1から
抜かれた際に搬送ガイド部材10を揺動させるための支
点位置とされている。従って、搬送ガイド部材10は、
画像形成装置1内でのハウジングに対して第1の係合爪
10Cの係脱により着脱できるようにされ、そして転写
および分離の各ユニット6A、6Bは、搬送ガイド部材
10に対して係止爪13とユニット取付用10Bとの間
の係脱により着脱できるようにされていることになる。
一方、上述した搬送ガイド部材10には、転写ユニット
6Aおよび分離ユニット6Bのワイヤ−チャ−ジャへの
給電部が設けてある。この給電部は、図4において、搬
送ガイド部材10の下面に位置し、絶縁性部材により締
結されることで搬送ガイド部材10に一体とされている
プリント基板15と、このプリント基板15上に配置し
てある電源部であるパワ−パック回路部16とで構成さ
れており、このプリント基板15からの給電路は、図4
において符号15Aで示すコイルを用いたリ−ド線をエ
ンドブロック11内の接続端子11Bに配線することに
より構成されている。また、このような電装部品を取り
付けた場合、ノイズ対策としてのア−ス、さらには、チ
ャ−ジャワイヤの結露を防止することを必要とする場合
がある。そこで、本実施例にあっては、このようなア−
スおよび結露防止のための構造を設ける場合において
も、必要最小限のスペ−スを確保するようになってい
る。すなわち、図4において、搬送ガイド部材10にお
ける転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bを配置し
ている側の面には、搬送ガイド部材10の一部から突出
させたボス部10Eが設けてあり、このボス部10Eに
結露防止のためのヒ−タおよびこのヒ−タの駆動回路を
装備した支持部材17を載置し、この支持部材17にお
ける駆動回路の接地部にネジ18を挿通するようになっ
ている。そして、この支持部材17を固定しているネジ
18は、搬送ガイド部材10におけるボス部10Eと反
対側の面に配置されたア−ス板19に形成してあるバ−
リング部に螺子止めされることで接地回路への導電露を
形成するようになっている。また、上述したア−ス板1
9には、転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bを押
し上げるために付勢するバネ12を固定するために用い
られるネジ20も螺子止めされるとともに、上述したプ
リント基板15の接地部固定してある支持ピン15Aを
当接させるようになっており、このア−ス板19を、転
写ユニットおよび分離ユニットの位置よりもかなり低い
位置に設けてある画像形成装置本体側のカバ−1B3の
接地部に螺子止めすることで、単一部材による複数の接
地回路をまとめた状態でしかも、その配置スペ−スを搬
送ガイド部材10の占有スペ−ス内に納めた状態で構成
されるようになっている。本実施例は以上のような構成
であるから、画像形成装置1における転写・分離位置に
転写・分離装置6を組み込む場合には、搬送ガイド部材
10に転写ユニット6Aおよび分離ユニット6Bを組み
込み、各ユニットに設けてある係止爪13を搬送ガイド
部材10側のユニット取付用爪10Bに係合させること
でバネ12による飛び出しを阻止した状態で各ユニット
の浮動関係を設定する。勿論、この時にあわせてパワ−
パック回路16を取り付けたプリント基板15およ結露
防止用の支持部材17さらにはア−ス板19が前以って
それぞれ取り付けられていることはいうまでもない。ま
た、画像形成装置1における感光体ドラム2に対向させ
る場合には、まず、搬送ガイド部材10の壁部に設けて
ある第2の係合爪10Dを画像形成装置1のハウジング
側に位置する係止片部1B2に挿入し、一方、第1の係
合爪10Cをハウジング側の係合孔1B1に自らの習性
によって係合させることで、本体側に載置された状態を
維持させる。そして、このような各ユニットの組込に際
しては、装置本体の一部が開放されているので、この開
放された一部を従って、搬送ガイド部材10を組み込む
場合には、螺子止めと異なり、単に係合爪の係合操作の
みによって可能になる。一方、搬送ガイド部材10を取
り出す場合には、例えば、給紙カセット8(図1参照)を
外した上で、搬送ガイド部材10の第1の係合爪10C
をハウジング側の係合孔1B1から抜く。これにより、
搬送ガイド部材10の一部が画像形成装置1のハウジン
グとの係合を解除されたことになり、この時点で、搬送
ガイド部材10の第2の係合爪10Dを支点として第1
の係合爪10C側を持ち上げる。この場合には、感光体
ドラム2を支持している側板14が上方に向け開放され
ることで、感光体ドラム2との干渉が起こらない状態と
されており、また、ア−ス板19は、転写ユニット6A
および分離ユニット6Bの位置よりもかなり低い位置で
締結されるようになっているので、各ユニットが占める
装置の高さ方向でのスペ−スに比較して少ないスペ−ス
により締結を解除できるようになっている。従って、搬
送ガイド部材10が装置本体のハウジングから抜去でき
る状態とされると、転写ユニット6Aおよび分離ユニッ
ト6Bがバネ12の付勢により上方に移動しようとする
が、この移動は係止爪13がユニット取付用爪10B2
により係止されることで規制された状態とされる。
【発明の効果】以上のように本発明によれば、転写・分
離装置を構成する転写部および分離部は勿論、この位置
に記録紙をを搬送するためのガイド部、そして、転写・
分離部への給電部をまとめて実質的に一体とし、とく
に、転写部および分離部は搬送ガイド部が占有している
スペ−ス内に含めるようにできるので、各構成部品を配
置して取り付けるためのスペ−スを少なくすることがで
き、装置の大型化が防止できる。また、本発明によれ
ば、転写・分離装置を取り外す際に、装置の一部を開放
する必要がある場合には、搬送ガイド部材とハウジング
との一体化が締結によらない構造とされていることによ
って、ドライバなどの挿入スペ−スを必要としない分、
開放量を少なくすることができ、これにより、移動する
側の装置の一部に配置してある現像装置やクリ−ニング
装置からのトナ−の溢れ出しによる漏洩は飛散を抑える
ことが可能となり、装置内部あるいは周辺部の汚染を未
然に防止することができる。さらに本発明によれば、搬
送ガイド部材を装置本体のハウジングから取り外した場
合には、転写ユニットおよび分離ユニットに付与されて
いる習性による各ユニットの飛び出しを、搬送ガイド部
材側との係合構造により阻止することができ、所謂、ワ
ンタッチでの転写・分離装置の取り出しを行なう際の弊
害をなくすことができる。
離装置を構成する転写部および分離部は勿論、この位置
に記録紙をを搬送するためのガイド部、そして、転写・
分離部への給電部をまとめて実質的に一体とし、とく
に、転写部および分離部は搬送ガイド部が占有している
スペ−ス内に含めるようにできるので、各構成部品を配
置して取り付けるためのスペ−スを少なくすることがで
き、装置の大型化が防止できる。また、本発明によれ
ば、転写・分離装置を取り外す際に、装置の一部を開放
する必要がある場合には、搬送ガイド部材とハウジング
との一体化が締結によらない構造とされていることによ
って、ドライバなどの挿入スペ−スを必要としない分、
開放量を少なくすることができ、これにより、移動する
側の装置の一部に配置してある現像装置やクリ−ニング
装置からのトナ−の溢れ出しによる漏洩は飛散を抑える
ことが可能となり、装置内部あるいは周辺部の汚染を未
然に防止することができる。さらに本発明によれば、搬
送ガイド部材を装置本体のハウジングから取り外した場
合には、転写ユニットおよび分離ユニットに付与されて
いる習性による各ユニットの飛び出しを、搬送ガイド部
材側との係合構造により阻止することができ、所謂、ワ
ンタッチでの転写・分離装置の取り出しを行なう際の弊
害をなくすことができる。
【図1】本発明実施例による画像形成装置の構成を説明
するための配置図である。
するための配置図である。
【図2】図1に示した装置に用いられる転写・分離装置
の概略構成を示す斜視図である。
の概略構成を示す斜視図である。
【図3】図2中、符号−線で示す方向の概略端面図
である。
である。
【図4】図2中、符号−線で示す方向の概略端面図
である。
である。
1 画像形成装置 1B1 係合孔 1B2 係止片部 2 感光体ドラム 6 転写・分離装置 6A 転写ユニット 6A2 入り口側ガイド板 6B 分離ユニット 6B2 転写ガイド 10 搬送ガイド部材 10B2 ユニット取付用爪 10C 第1の係合爪 10D 第2の係合爪
Claims (3)
- 【請求項1】感光体に対向して同感光体上に担持されて
いるトナ−像を記録紙に静電転写する転写部と、この転
写部に対して上記記録紙の移動方向下流側に位置して転
写後の記録紙を静電的に感光体から分離する分離部とを
併設した転写・分離装置を備えている画像形成装置にお
いて、 上記転写・分離装置は、上記転写部および上記分離部と
これら各部に対する記録紙の搬送方向上流側および下流
側に配置してある搬送ガイド部、さらに上記転写部およ
び分離部への給電部を実質的に一体化したことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、転
写・分離装置における転写部および分離部は、搬送ガイ
ド部に対して浮動状態に設けられていて、感光体側に向
け移動する習性を付与され、この習性による移動を、上
記搬送ガイド部に設けられている係止部により規制する
画像形成装置。 - 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、搬
送ガイド部は、壁部の一方側に、通常、画像形成装置本
体側の係合部に係合する習性を付与されている第1の係
合爪を、そして上記壁部の他方側に画像形成装置本体の
係合部に嵌合可能な第2の係合爪をそれぞれ設けられて
おり、第2の係合爪を画像形成装置本体側の係合部に嵌
合させた状態で第1の係合爪を画像形成装置本体側の係
合部に係り止めすることで画像形成装置本体に固定さ
れ、そして、この第1の係合爪の係り止めを解除するこ
とで第2の係合爪を支点として画像形成装置本体から抜
去できる態位を設定して画像形成装置本体から取り外さ
れるようになっている画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32784191A JPH05165343A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32784191A JPH05165343A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05165343A true JPH05165343A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18203588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32784191A Pending JPH05165343A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05165343A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041067A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社リコー | 帯電装置の位置調整装置及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP32784191A patent/JPH05165343A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041067A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社リコー | 帯電装置の位置調整装置及び画像形成装置 |
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