JPH0516518B2 - - Google Patents

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JPH0516518B2
JPH0516518B2 JP60097848A JP9784885A JPH0516518B2 JP H0516518 B2 JPH0516518 B2 JP H0516518B2 JP 60097848 A JP60097848 A JP 60097848A JP 9784885 A JP9784885 A JP 9784885A JP H0516518 B2 JPH0516518 B2 JP H0516518B2
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JP
Japan
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magnetic
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light emitting
pole
key
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JP60097848A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁石キー等の磁石符号板を挿入孔
に挿入する挿入動作時にその磁極の配列を順次読
み取る磁極配列読取装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、磁石キー等の磁石符号板(以下、磁石キ
ーを例にとり説明する)の磁極の配列を読み取る
装置として磁界方向を検出するホール素子等のセ
ンサが使用され、このホール素子により磁石キー
の磁極を判別していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のように、従来の磁極配列読取装置では、
例えば磁石キーにおいては、磁石キーに埋め込む
磁石の数(局部的に着磁した場合も含む)をでき
るだけ多くして磁極の配列の組合せ数を多くしよ
うとするため、磁石と磁石との距離が小さくな
り、磁石キーを挿入したときキー挿入孔の入口に
設けたホール素子等のセンサだけでは磁極の配列
を読み取ることが非常に難しいという問題点があ
つた。
すなわち、磁石キーの磁極にはN極、S極およ
び外見は磁石と同一であつても磁極を有していな
いスペースの3種類が種々の組合せで形成されて
おり、これらの3種類のものを識別しようとする
と、極性のないスペースの部分が隣りの磁極に影
響され正確な識別ができないという問題点があつ
た。
例えば、磁極の無いスペースが配列されている
隣りの場所に同極の磁石が連続して埋め込まれて
いる場合は、スペースの部分が隣りの磁石と同じ
磁極として判別されるからである。このため、増
幅回路で補正しようとしても各磁石の強さが同一
でないため調整が非常に困難である等の問題点が
あつた。
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、磁石キー等の磁石符号板の磁極とスペ
ースの配列パターンを順次検知、判別して磁石の
組合せを正確に読み取ることができる磁極配列読
取装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる磁極配列読取装置は、磁石符
号板を挿入する挿入孔内のガイドに発光素子と受
光素子とを1対ずつ磁石符号板に配列された各磁
極とスペースの配列ピツチと同一ピツチでそれぞ
れ順次配列し、かつ、各発光素子から照射され各
受光素子で受光されるそれぞれの光線を磁石符号
板の先端部で順次遮蔽するごとに磁石符号板に配
列された各磁極とスペースの配列順位を順次読み
取つて判別する1対の磁極検出素子を挿入孔の入
口両側に設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、磁石符号板の挿入時に磁
石符号板の先端部が発光素子から受光素子へ向け
て照射している光線を順位遮蔽することにより、
1対の磁極検出素子で磁石符号板のN極、S極お
よびスペースを順次読み取つて磁石キーのN極、
S極およびスペースの配列順位を判別する。
〔実施例〕
第1図a,bはこの発明の一実施例を示す正面
図とI−I線による側断面図、第2図は磁石キー
等の磁石符号板(以下、磁石キーを例にとり説明
する)の磁石とスペースの配列と極性の一例を示
す説明図である。これらの図において、1は磁石
キー、2は前記磁石キー1に埋設された磁石、3
は前記磁石キー1の先端部である。磁石2は第2
図に示すように磁石キー1の一方側1aと他方側
1bに一定ピツチで配列されており、両側の磁石
2は交互にずらしてある。斜線を施してあるのは
N極、メツシユを施してあるのはS極、何も記入
されていないのは磁石2が組み込まれていない個
所、すなわち、スペースである。これらを記号で
N,2S,20と表わすことにする。なお、この
場合のN極、S極とは表面に現われている極性を
指す。また配列の特定場所を示すときには、磁石
キー1の一方側1aから他方側1bへ順次番号を
付して#1〜#14で呼ぶことにする。なお、単に
磁石2と表示する場合はN極2N、S極2S、スペ
ース20を含む全体または任意のものを示すもの
とする。4は前記磁石キー1の挿入孔で、挿入孔
4と一体に磁石キー1のガイド5が設けられてい
る。11は前記ガイド5に設けられた発光素子、
12は前記発光素子11と対向して設けられた受
光素子で、発光素子11と受光素子12とは磁石
2の配列ピツチと同一ピツチで配列されている。
また、発光素子11と受光素子12の特定のもの
を示すときは挿入孔4の入口側から順次番号を付
して111〜117,121〜127と呼ぶことにす
る。なお、単に発光素子11、受光素子12と表
示するときは、いずれも全体または任意のものを
示すものとする。13,14は前記挿入孔4の入
口付近のガイド5に設けられた1対のホール素子
で、ホール素子13,14は磁石キー1が挿入さ
れたときの各磁石2と対向する位置に配列されて
いる。
次に、動作について説明する。
第3図a,b,c,dは磁石キー1が挿入され
ていくときの様子を示す説明図である。
まず、第3図aにおいては、磁石キー1が挿入
され、先端部3が発光素子111(受光素子121
も同様である)1/2だけを遮蔽しているが、照射
光線の1/2が受光素子121に受光されているた
め、ホール素子13,14の出力の読み取り動作
が行われない。
次に、第3図bに示すように、先端部3が発光
素子111を完全に遮蔽して照射光線を遮断する
と、ホール素子13,14は読み取り動作を行う
が、磁石2の#1,#8はスペース20であるた
めホール素子13からは出力が出ず、いずれもス
ペース20であることを判別する。
次に、第3図cにおいては、磁石キー1がさら
に挿入され先端部3が発光素子112の1/2だけ遮
蔽し、磁石2の#2,#9はホール素子13,1
4の1/2が重なつているが、まだ、発光素子112
の照射光線の1/2が受光素子122に受光されてい
るので、ホール素子13,14の出力の読み取り
動作が行われない。
次に、第3図dにおいて、先端部3が発光素子
112を完全に遮断すると、ホール素子13,1
4の出力の読み取り動作が行われるので、磁石2
の#2と#9はいずれもN極2Nであることを判
別する。
第4図a,bは磁石キー1を挿入したとき発光
素子11およびホール素子13,14の各時刻に
おける出力および動作を示す波形図で、t1〜t7
第3図a〜cに示すように磁石キー1の先端部3
が各発光素子111〜117を完全に遮蔽して照射
光線を遮断したときの時刻を示すものである。ま
た、tは前記磁石キー1の挿入するときの時間を
示すものである。なお、磁石キー1の挿入速度
は、時刻t1〜t2間で約20mSecで、その他t2〜t3
t3〜t4,……,t6〜t7間でも同様であるが、この
挿入速度は直接読取りに影響を与えない。また、
図中の符号“0”は出力または動作のないとき、
“1”は出力または動作のあるときのレベルを表
わす。
第4図aは磁石キー1が挿入されたとき、各発
光素子111〜117が磁石キー1の先端部3で順
次遮蔽されることにより照射光線も遮断されてい
くときの波形を示す図である。
第4図bはホール素子13,14のところを磁
石2が通過したときの読み取り動作と極性を出力
したとき波形を示す図で、磁極がN極2N、S極
Sであればホール素子13,14が極性の読み
取りの動作が行われ、ホール素子13,14から
出力を出して極性の配列を順次判別する。また、
スペース20であれば、ホール素子13,14が
読み取りの動作を行つても出力が出ないので、ス
ペース20であることの配列を順次判別する。
このように上記の動作を繰り返してホール素子
13,14は磁石2の各極性2N,2Sを順次読み
取り(スペース20の場合は読み取り動作が行わ
れない)配列と順位を判別する。例えば、第2図
に示す磁石キー1の磁石2の配列順位を、磁石キ
ー1の一方側1aの先端部3から「−NN−SN
−」、他方側1bは同じく「−NS−−−S」
(「−」はスペース20を示す)であることを読み
取つて出力する。
第5図は磁極配列読取装置の回路を示す図で、
15は前記受光素子12に接続されたインバータ
で、151〜157は前記受光素子121〜127
それぞれ接続されたインバータの特定のものを示
し、単にインバータ15と表示するときはいずれ
も全体または任意のものを示す。16は前記イン
バータ15に接続されたシユミツト回路等の波形
整形回路で、全体または任意のものを示し、16
〜167は特定のものを示す。17は前記ホール
素子13に接続されたスイツチング回路、18は
前記ホール素子14に接続されたスイツチング回
路で、また、スイツチング回路17,18はいず
れも波形整形回路161〜167の出力側と接続さ
れている。19は前記スイツチング回路17の出
力側に接続された符号化回路、20は前記スイツ
チング回路18の出力側に接続された符号化回
路、21は前記各符号化回路19,20の出力側
に接続されたメモリである。
次に、動作について説明する。
磁石キー1が挿入されていないときには、発光
素子11からの照射光線が遮蔽されることなく受
光素子12に入射されるので受光素子12から出
力が出る。これらの出力がインバータ15で反転
されるのでインバータ15の出力は“0”とな
り、波形整形回路16に入力はない。このため、
波形整形回路16からの出力もないのでスイツチ
ング回路17,18はオフ状態が保持される。
一方、磁石キー1が挿入されると、まず、発光
素子111からの照射光線が遮断され、受光素子
121に入力されていた光がなくなる。このため、
インバータ151の出力は“1”となり、波形整
形回路161に入力が印加されるので波形整形回
路16から出力が出てスイツチング回路17,1
8をオンとしてホール素子13,14の出力を符
号化回路19,20に入れる。
次いで、磁石キー1がさらに挿入され発光素子
112〜117からの照射光線を順次遮断すると波
形整形回路162〜167から出力がでて、スイツ
チング回路17,18をオンとしてホール素子1
3,14からの出力を符号化回路19,20に入
れる。符号化回路19,20では、ホール素子1
3,14が磁石キー1の磁石2のN極2Nを検出
したときは、コード“10”、S極2Sのときは
“11”、スペース20のときは“00”としてメモリ
21に格納する。
なお、この場合、インバータ15を取り除れば
磁石キー1を全部挿入した後に磁石キー1を順次
抜いていけば、まず発光素子117からの照射光
線が受光素子127に入つて波形整形回路167
出力しスイツチング回路17,18をオンし、前
記実施例と逆動作で磁石2の配列を読み取ること
ができる。
また、上記の各実施例では磁気検出素子にホー
ル素子13,14を用いたが、磁気抵抗効果素子
等の他の磁気検出素子を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、磁石符号板を
挿入する挿入孔内のガイドに発光素子と受光素子
とを1対ずつ磁石符号板に配列された各磁極とス
ペースの配列ピツチと同一ピツチでそれぞれ順次
配列し、かつ、各発光素子から照射され各受光素
子で受光されるそれぞれの光線を磁石符号板の先
端部で順次遮蔽するごとに磁石符号板に配列され
た各磁極とスペースの配列順位を順次読み取つて
判別する1対の磁極検出素子を挿入孔の入口両側
に設けたので、磁石キーに磁石やスペースを埋め
込む数を多くして、磁石と磁石、磁石とスペース
との間隔が小さくなつても隣りの磁極に影響され
ることがなくなつて、1対のホール素子だけで正
確に検出でき、誤動作がなくなる。このため、磁
石やスペースを多く埋め込んだ磁石キーを使用し
ても磁気検出素子の数が1対でよいので、構造が
簡単で配線が容易である等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの発明の一実施例を示す正面
図とI−I線による側断面図、第2図は磁石キー
の磁石の配列と極性の一例を示す説明図、第3図
a,b,c,dは磁石キーが挿入されていくとき
の様子を示す説明図、第4図a,bは磁石キーを
挿入したときの発光素子およびホール素子のそれ
ぞれの時刻における出力と動作を示す波形図、第
5図は磁極配列読取装置の回路を示す図である。 図中、1は磁石キー、2は磁石、2NはN極、
SはS極、20はスペース、3は先端部、4は挿
入孔、5はガイド、11は発光素子、12は受光
素子、13,14はホール素子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定のパターンコードに従つてN極とS極と
    スペースとを組み合わせて両側に一定ピツチで配
    列した磁石符号板の磁極を読取る磁極配列読取装
    置において、前記磁石符号板を挿入する挿入孔内
    のガイドに発光素子と受光素子とを1対ずつ前記
    磁石符号板に配列された前記各磁極とスペースの
    配列ピツチと同一ピツチでそれぞれ順次配列し、
    かつ、前記各発光素子から照射され前記各受光素
    子で受光されるそれぞれの光線を前記磁石符号板
    の先端部で順次遮蔽するごとに前記磁石符号板に
    配列された前記各磁極とスペースの配列順位を順
    次読み取つて判別する1対の磁極検出素子を前記
    挿入孔の入口両側に設けたことを特徴とする磁極
    配列読取装置。
JP60097848A 1985-05-10 1985-05-10 磁極配列読取装置 Granted JPS61257581A (ja)

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JP4001378B1 (ja) * 2007-04-10 2007-10-31 信行 山本 電子ロックシステム
JP4623058B2 (ja) * 2007-06-26 2011-02-02 村田機械株式会社 ドアスイッチシステム

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