JPH0516482Y2 - - Google Patents

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JPH0516482Y2
JPH0516482Y2 JP1988094613U JP9461388U JPH0516482Y2 JP H0516482 Y2 JPH0516482 Y2 JP H0516482Y2 JP 1988094613 U JP1988094613 U JP 1988094613U JP 9461388 U JP9461388 U JP 9461388U JP H0516482 Y2 JPH0516482 Y2 JP H0516482Y2
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handle
scale
bolt
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beak
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 この考案は、ボルトおよびナツトの締め付け、
分解などに使用するスパナを選択するための、ボ
ルトおよびナツトのサイズ測定用具に関する。 〈従来の技術〉 一般に、ボルトおよびナツトの締め付け、分解
などにはスパナを使用する。その際、ボルトおよ
びナツトのサイズに適応した寸法のスパナを選ん
で用いる。従つて、締め付け、分解などの作業を
能率的にするためには、適応したスパナを速やか
に見い出すことである。 従来、ボルトおよびナツトの締め付け、分解な
どの作業に際して、スパナを選択する手段として
は、ボルトあるいはナツトにスケールを当てて、
そのサイズを測定するか、あるいは勘に頼るかで
あつた。 〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、たとえスケールを当てて、サイ
ズを調べる場合でも、簡単で迅速に正確な寸法を
読みとることがむずかしく、わずかな大きさの差
を見誤つてしまい、サイズ違いのスパナを持つて
作業に掛つてしまうという手違いがしばしば起こ
つている。また、相当の熟練者が勘に頼つてスパ
ナを選択しても、間違いが避けられないという問
題点があつた。 本考案は、上記のような従来の技術の課題を解
消することを目的とする。すなわち、作業者にボ
ルトおよびナツトに適応したスパナを間違いなく
選び出すことができ、しかも簡便なボルトおよび
ナツトのサイズ測定用具を提供しようとするもの
である。 〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案のボルトおよ
びナツトのサイズ測定用具は、 嘴形くわえ部1を持ち表面にボルトおよびナツ
トのサイズを表わす目盛2と記号3を印し、目盛
2の位置に切り込み15を入れた半円形板4と、
嘴形くわえ部5を持ち表面に寸法目盛6を印した
取つ手7とを重ねて結合し、結合点8とくわえ点
9,10までの長さと、結合点8から半円形板の
末端11までの長さとの比が、1対3から1対8
の範囲の位置で、たがいに擦り合わせられながら
動くように結合した構成であることを特徴とする
ものである。 本考案のボルトおよびナツトのサイズ測定用具
の使用に際して、ボルトあるいはナツトと取付け
部との隙間が狭い場合でも、手を入れて容易に作
業できるように、嘴形くわえ部1と嘴形くわえ部
5は、結合点8で半円形板4と取つ手7の擦り合
わせ面に対して、約15度上向きの角度をつけても
よい。 また、寸法目盛6面が直線部12と間違えて、
目盛合せするのを防止するとともに指でつかむ際
の取扱いを便利にするために、取つ手の末端13
の付近に凹み14を設けることもよい。 さらに、半円形板4の外周において、目盛2の
位置に切り込み15を刻んで目盛を読み易くす
る。 〈作用〉 本考案によれば、くわえ点9とくわえ点10で
目的のボルト、ナツトの対向角をはさむと、その
大きさによつて、半円形板4と取つ手7が、結合
点8を支点として動く。そして取つ手の直線部1
2が半円形板4の外側の切り込み15と一致する
ところを指先で確認し、手許で目盛2と記号3を
読みとり、対応するスパナを選択することができ
る。 支点である結合点8と半円形板の末端11との
間隔は、結合点8とくわえ点9,10の間隔の3
倍から8倍になつているから、嘴形くわえ部の間
隔が半円形板4の外周で拡大されて示されること
になり、更に切り込み15と取つ手7とが一致す
るところを指先で確認できるので読み違いを防止
する作用がある。 取つ手7には寸法目盛6を設けたので簡単なス
ケールとして使用でき、ボルトの長さなどを測定
するのに利用できる。 〈実施例〉 以下、本考案の構成について、その実施例を示
した図面に従つて説明する。 第1実施例 第1図は、本考案のボルトおよびナツトのサイ
ズ測定用具第1実施例の平面図である。嘴形くわ
え部1を持つ半円形板4とくわえ部5を持つ取つ
手7は、厚さ1.5mm前後のステンレス板である。
携帯性がよく、油、水などの汚れにも強く、簡単
に壊れない材料が好ましく、例えば、プラスチツ
ク板でもよい。 半円形板4は円形以外の形状、例えば矩形状、
三角形状でもよいが、取扱い易さ、目盛の読み易
さから、半円形状が最も好ましい。 嘴形くわえ部1,5は、日本工業規格(JIS)
B4630に規定されるスパナの呼び13〜41、すなわ
ち、六角ナツトの幅が13〜41mm基準のものがくわ
えられる角度および寸法とし、嘴形くわえ部1,
5の先端から2mm〜5mmの位置にくわえ点9,1
0を設ける。結合点8は例えば鋲で締め、結合点
8を支点として半円形板4と取つ手7が、くわえ
間隔によつて「やつとこ」のように動く。結合点
8は長孔式としてスライドさせる留め方もでき
る。 結合点8とくわえ点9,10の間の部分を「く
わえ部」、結合点8と半円形板の末端11および
取つ手の末端13の間の部分を「取つ手部」とす
ると、「取つ手部」の長さが、「くわえ部」の長さ
の5倍になる位置に結合点8を設ける。この比率
は3倍から8倍でもよいが、扱い易さ、携帯性か
ら5倍が最も好ましい。 嘴形くわえ部1,5のくわえ点9とくわえ点1
0に、六角ボルト16の対向角をくわえる。その
対向角の範囲に対応するボルトおよびスパナの呼
びの目盛2と記号3とを、半円形板
【表】 4の表面に印字する。スパナの呼びと適応するボ
ルトの関係を、日本工業規格(JIS)とドイツ工
業規格(DIN)に基づいて対応させて抜粋する
と、第1表に示すものとなる。印字は半円形板の
内側より、スパナの呼び、Mはメートルねじの呼
び、Wはウイツトねじの呼びである。例えば19
M12−W7/16とは、スパナは呼び19のものに相
当し、適応するボルトはメートルねじではM12、
ウイツトねじではW7/16が対応することを示す。 取つ手の末端13は、半円形板の末端11より
長くし、半円形の末端11より外側に出る長さに
する。 取つ手7に0.5cm間隔の目盛6をつけスケール
とする。 第2実施例 第2図は、本考案のボルトおよびナツトのサイ
ズ測定用具第2実施例の平面図、第3図は断面図
である。第2図において示すように、半円形板4
の外周に切り込み15を設け、目盛2を読み易く
する。また、取つ手の直線部12と切り込み15
と交わる反対面の取つ手の末端付近に約10mmの凹
み14をつけ、切り込み15との交わる直線部1
2と間違うことを防止するとともに、取扱いを容
易にする。 凹み14のついている側に5mm間隔の目盛13
をつけ、スケールとして利用できるものとする。 「嘴形くわえ部」は「取つ手部」より約15度上
向きになる角度をつける。第3図の断面図は、角
度を示す図であるが、第3図によれば「嘴形くわ
え部」を水平にして、ボルトをくわえる際「取つ
手部」と水平面に隙間があくことが示され、「取
つ手部」を持つ手が操作しやすいことが理解され
る。角度は15度より大きくても小さくてもよい
が、取扱いの便利さから約15度がよい。 《測定例 1》 第4図は、本考案第2実施例のボルトおよびナ
ツトのサイズ測定用具を用いた六角ナツトの測定
例を示す平面図である。嘴形くわえ部1,5のく
わえ点9,10によつて、測定する六角ナツト1
6の対向角をくわえると、取つ手の直線部12の
位置が、半円形板の切り込み15と交わり、その
目盛2の上に刻印されている。30 M20を読みと
り、この六角ボルトにはスパナ呼び30、すなわち
30mmスパナを使用することがわかる。 《測定例 2》 第5図は、本考案第1実施例のボルトおよびナ
ツトのサイズ測定用具を用いた六角ボルトの長さ
の測定例を示す一部切欠き平面図である。図にお
いて、取つ手7の寸法目盛6により、六角ボルト
17の長さは、65mmであることを示す。 〈考案の効果〉 (1) この考案は、上記実施例、測定例により説明
したように、ボルトおよびナツトのサイズの小
さな差でも拡大して検出することができるの
で、作業前にボルトあるいはナツトのサイズを
正確に把握することができる。従つて、従来の
ように、スケールによる測定、あるいは勘によ
り判断して選んだスパナを持つて修理現場へ行
つてから、間違いに気づくということがなくな
るので、極めて能率的である。 (2) 取つ手に寸法目盛を設けたので、汎用定規と
しても利用でき、ボルトおよびナツトのサイズ
の測定とともに、例えば、ボルトの長さも測定
することができる。 (3) うすいステンレス板、プラスチツク板などで
作られているので、堅牢でしかも軽量であり携
帯にも便利である。他の工具とともに持ち運ん
で不便なく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案ボルトおよびナツトのサイズ
測定用具第1実施例の平面図、第2図は、第2実
施例の平面図、第3図はその断面図、第4図は、
第1測定例を示す平面図、第5図は、第2測定例
を示す一部切欠き平面図である。 1……嘴形くわえ部、4……半円形板、5……
嘴形くわえ部、7……取つ手、8……結合点、9
……くわえ点、10……くわえ点、14……凹
み、15……切り込み、16……六角ナツト、1
7……六角ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 嘴形くわえ部1を持ち表面にボルトおよびナツ
    トのサイズを表わす目盛2と記号3を印し、目盛
    2の位置に切り込み15を入れた半円形板4と、
    嘴形くわえ部5を持ち表面に寸法目盛6を印した
    取つ手7とを重ねて結合し、結合点8とくわえ点
    9,10までの長さと、結合点8から半円形板の
    末端11までの長さとの比が、1対3から1対8
    の範囲の位置で、たがいに擦り合わせられながら
    動くように結合した構成であることを特徴とする
    ボルトおよびナツトのサイズ測定用具。
JP1988094613U 1988-07-19 1988-07-19 Expired - Lifetime JPH0516482Y2 (ja)

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JP1988094613U JPH0516482Y2 (ja) 1988-07-19 1988-07-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094613U JPH0516482Y2 (ja) 1988-07-19 1988-07-19

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JPH0216002U JPH0216002U (ja) 1990-02-01
JPH0516482Y2 true JPH0516482Y2 (ja) 1993-04-30

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JP1988094613U Expired - Lifetime JPH0516482Y2 (ja) 1988-07-19 1988-07-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5055862U (ja) * 1973-09-18 1975-05-27

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Publication number Publication date
JPH0216002U (ja) 1990-02-01

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