JPH05164304A - エマルジョン - Google Patents

エマルジョン

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JPH05164304A
JPH05164304A JP36093091A JP36093091A JPH05164304A JP H05164304 A JPH05164304 A JP H05164304A JP 36093091 A JP36093091 A JP 36093091A JP 36093091 A JP36093091 A JP 36093091A JP H05164304 A JPH05164304 A JP H05164304A
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water
liquid fuel
stirring
tank
emulsion
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JP36093091A
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Kiichi Hirata
紀一 平田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、液体燃料と水とを混合攪拌させた
エマルジョンであり、このエマルジョンを燃焼させて低
公害で効率の良い燃焼システムを実現する。 【構成】水と炭化水素系液体燃料又は固体燃料とのエマ
ルジョンである。このエマルジョンは、微細な液体燃料
又は固体燃料分子と、液体燃料又は固体燃料分子の回り
に水のクラスターがミセルを形成し親液コロイド粒子と
なり、水を励起させて自転運動であるベアリング運動を
生じさせた励起水とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水と液体燃料とを混
ぜたエマルジョンに関する。更に詳しくは、石油、液化
ガス等の液体燃料又は固体燃料と水とを混合攪拌させて
エマルジョンを製造し、それを燃焼させるためのエマル
ジョンに関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼機器は単独あるいは燃焼室と組合わ
せて用いられるが、最も重要な機能として、供給される
燃料を完全に燃焼させる必要がある。すなわち燃焼効率
は100%近いものでなければならない。また火炎の大
きさ・形状は、それぞれの条件に適したものになる必要
があり、燃焼負荷率は適当な値でなければならない。場
合によっては、温度分布が均一あるいは所望の分布にな
ることが要求される。
【0003】また近年、窒素酸化物、ばいじん、一酸化
炭素などの大気汚染物質の生成および騒音発生はできる
限り小さくする社会的要請が強い。例えば、ボイラおよ
び窯炉用燃料には、B,C重油が使用されている。しか
し、最近では排ガス中の硫黄酸化物(SOx)や窒素酸
化物(NOx)が問題となっており、そのため原油、ナ
フサ、燈油などが使用されることもある。排ガス中のS
Oxは燃料の硫黄含有量に依存する。
【0004】したがって、排ガス中のSOx規制強化に
伴い燃料の硫黄含有量は、低いものが使用されている。
これに対処するため低硫黄原油の使用、脱硫装置の設
置、排煙脱硫装置の設置、燃料転換などが実施されてい
る。しかし、原油の低硫黄化はほぼ限界に達している。
また、排ガス中のNOxは主として燃焼により生成する
ものであるが、一部燃料中の窒素がNOxに転換する。
この転換率は10〜40%と言われている。
【0005】一方、燃焼機器は、一般に燃料供給系と空
気供給系より構成されている。燃料供給系の主要部とな
っているのは燃料噴射機器で、燃料を適当な運動量で噴
射し、液体燃料の場合、微粒化し、分散させている。空
気供給系の主要部はエアレジスタで、噴射された燃料に
燃焼用空気を有効に混合させ、気流のなかで火炎を安定
化させるとともに、燃焼特性を制御するために、空気流
を規制および調整する機能をもっている。すなわち、空
気を積極的に最適量送る必要がある。
【0006】液体燃料を燃焼させる燃焼機器は一般にオ
イルバーナといわれ、噴霧形と蒸発形に分けられる。噴
霧形は、燃料の単位容積当たりの表面積すなわち比表面
積をできるだけ大きくするため、直径の小さい多数の油
滴群に霧化して燃焼させる方式で燃焼負荷率をあまり高
くすることはできないが、重質系の燃料でも燃焼させる
ことができる。これに対して蒸発形は、高温物体面を利
用して燃料を蒸発させる方式である。
【0007】ところで、近年地球環境に対する関心が高
まり、窒素酸化物(NOx)の低減化の要請がとみに強
まっている。窒素酸化物(NOx)を低減させる方法
は、種々提案されているがこの中で例えば特開昭61−
91407号公報には、水と高濃度酸素含有空気又はお
よび純酸素を混合し、更にこれを炭化水素系燃料の一部
若しくは全部と混合して燃焼設備へ供給する燃焼設備ヘ
の酸素添加エマルジョン燃料供給方法が記載されてい
る。
【0008】このシステムは、純酸素または高濃度酸素
含有空気を供給する必要がある。また空気を使用した場
合は、空気中の窒素の影響で窒素酸化物が増加し、シス
テムも複雑な回路を組む必要がある。燃料に水または蒸
気のみを混合する方法も数多く提案されている。(特開
昭52−25807号、特開昭63−148012号な
ど多数。)
【0009】また、液体または気体燃料を燃焼の前に予
め磁場の中を通した後、空気を混合させて燃焼させるも
のも数多く提案されている。例えば、特開昭63−24
7511号、特開昭60−218519号などがある。
しかし、いずれも燃焼時に積極的に空気供給手段により
空気を供給するものであり、過剰空気による窒素酸化物
の生成は避けられない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、窒
素酸化物を低減させるためのエマルジョンを提供するこ
とにある。
【0011】この発明の他の目的は、燃焼効率を向上さ
せるために、水と液体燃料又は固体燃料とをエマルジョ
ン化させて燃焼させるためのエマルジョンを提供するこ
とにある。
【0012】この発明の他の目的は、燃焼効率を向上さ
せるために水と液体燃料又は固体燃料をイオン化させて
燃焼させるためのエマルジョンを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。水と炭化水素系液体燃料又は
固体燃料とのエマルジョンであって、微細な前記液体燃
料又は固体燃料分子と、前記液体燃料又は前記固体燃料
分子の回りに前記水のクラスターがミセルを形成し親液
コロイド粒子となり、前記水を励起させて自転運動であ
るベアリング運動を生じさせた励起水と、からなるエマ
ルジョンである。
【0014】前記エマルジョンは、液体燃料を貯蔵する
ための液体燃料タンク(64)と、水を貯蔵するための
水タンク(58)と、前記液体燃料タンク(64)およ
び前記水タンク(58)から前記液体燃料及び前記水が
供給される攪拌槽(50)と、前記攪拌槽(50)内に
設けられ前記液体燃料および前記水を攪拌混合するため
の攪拌翼(51)と、前記攪拌翼(51)に配置された
複数個の可動磁石(65a,65b)と、前記攪拌翼
(51)を回転駆動するための攪拌翼駆動モータ(5
3)とからなるエマルジョン製造装置で製造されたもの
であることを特徴とするエマルジョンである。
【0015】前記エマルジョンは、液体燃料を貯蔵する
ための液体燃料タンク(2)と、水を貯蔵するための水
タンク(3)と、前記液体燃料タンク(2)および前記
水タンク(3)から前記液体燃料及び前記水が供給され
る攪拌槽(6)と、前記攪拌槽(6)内に設けられ前記
液体燃料および前記水を攪拌混合するための第1攪拌翼
(30a)と、前記第1攪拌翼(30a)に配置された
複数個の第1可動磁石(34a,34b,34c,34
d)と、前記第1攪拌翼(30a)を回転駆動するため
の第1攪拌翼駆動モータ(22a)と、前記第1攪拌翼
(30a)と対向して前記燃料攪拌部(6)内に設けら
れた第2攪拌翼(30b)と、前記第2攪拌翼(30
b)に配置された複数個の第2可動磁石と、前記第2攪
拌翼(30b)を回転駆動するための第2攪拌翼駆動モ
ータ(22b)とからなるエマルジョン製造装置で製造
されたものであることを特徴とするエマルジョンであ
る。
【0016】
【作用】油分子の回りに水の双極子が規則正しく極性に
従って、微細なクラスター(動的分子集団構造)となっ
て、攪拌装置により自転運動、ここで言う励起水とな
る。この励起されたクラスターは、油分子の回りにホイ
ップして最小単位のミセル(micelle)を形成す
る。即ち、このミセルは、多数(普通数個から数十個)
の小分子が分子間力で会合して出来た親液コロイド粒子
を生成し、エマルジョン(Emulsion)となる。
【0017】外側に規則正しく方向性を保った水のクラ
スターが同様に輪殼をなす。またその外輪に同様なこと
が起こり、全く陽子に影響を受けない励起した水分子は
ミセルの外をブラウン運動、即ち熱による不規則運動し
ている。中核のオレフィン系不飽和炭化水素は励起され
た水と結び付き、有機物を生成する。この生成された有
機物は、燃焼する。
【0018】一方、外殻のベアリング運動している励起
水(Bearing move−ment of Ac
tive−water cluster)は中核にある
油の燃焼の際、水蒸気爆発(Detonation o
f steam)を起こし、超微細化した水のクラスタ
ーがHとOに分解して未燃焼油を完燃せしめる。故に、
燃焼時の空気の供給料を通常の燃焼時の30分の1に減
少しても、燃焼し、しかも排気は窒素酸化物(NOx)
が30分の1、イオウ酸化物(SOx)を3分の1に減
少させる。
【0019】
【実施例】
実施例1燃焼システムの概要 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、燃焼システムの概要を示すブロック図である。
第1液体燃料タンク1は、後述する燃焼缶16を予熱す
るための液体燃料を貯蔵するためのタンクである。この
液体燃料は、コック18aを介してバーナ15内のポン
プ(図示せず)に送られ、ポンプはこれを加圧して燃料
噴射弁18に送る。第2液体燃料タンク2には、燃料用
の液体燃料が貯蔵されている。水タンク3は、第2液体
燃料タンク2からの液体燃料と後述する方法で混合攪拌
するための水が貯蔵されている。液体燃料タンク2内の
液体燃料は、パイプにより流量調整弁4、流量計5を介
して燃料攪拌部6に供給される。
【0020】水タンク3の水は、パイプにより流量調整
弁7、流量計8を介して燃料攪拌部6に供給される。燃
料攪拌部6に入る直前の水は、コイル9内を通される。
コイル9には、直流電源10に接続されている。コイル
9は、磁場を形成するものである。この磁場内の磁力線
を水が切断する。この磁場内の水の貫通により、水内に
渦電流が発生し水がイオン化される。なお、コイル9を
巻くパイプは、磁力線の抵抗が低い強磁性体であるフェ
ライトなどが望ましい。
【0021】直流電源10の電圧は、本実施例では10
0Vを使用した。燃料攪拌部6に供給された第2液体燃
料タンク2の液体燃料と水タイク3の水とは、燃料攪拌
部6に供給され後述するような手段で混合攪拌される。
混合攪拌された水と液体燃料はエマルジョン化され、コ
ック11を通りポンプ12により燃料攪拌部6から吸引
された後、加圧されてバーナ15に供給される。
【0022】圧力計13は、ポンプ12の吐出圧力を計
測して監視して一定に保持するための計器である。流量
計14は、ポンプ12からバーナ15により一定量の混
合された液体燃料を計測するためのものである。バーナ
15は、燃料を圧力によってオリフィスより高速で噴出
させ液体燃料を微粒化させる燃料噴射弁18,19と、
送風機を備えている。バーナ15は公知の構造であり、
ここではその構造を詳記しない。本実施例では、予熱用
の燃料噴射弁18と燃焼用の燃料噴射弁19の2つが配
置されている。予熱用の燃料噴射弁18と送風機は、燃
焼缶16を予熱するときのみ使用する。燃料噴射弁19
により微粒化されたエマルジョンは、燃焼缶16内で燃
焼し、燃焼室17を加熱する。
【0023】燃料攪拌部6 図2(a)は、燃料攪拌部6の構造を示す透視図であ
り、図2(b)は図2(a)のb−b矢視図である。攪
拌槽20は、円筒状のもので非磁性体であるステンレス
板で作られている。本実施例では、約200mmの直径
である。攪拌槽20の外周面ので等角度の間隔で4か所
の位置には、4個の永久磁石21a,21b,21c,
21dが固定されている。永久磁石21aの磁化の方向
は、永久磁石21aの厚さ方向に磁化されており図のよ
うに攪拌槽20側をS極、反対側をN極に磁化されてい
る。
【0024】永久磁石21bは、永久磁石21aと90
度の角度を置いてかつ磁極が逆方向になるように配置さ
れている。同様に、永久磁石21cは永久磁石21aと
対向して同じ向きに、永久磁石21dは永久磁石21b
と対向して同じ向きに配置されている。本実施例では、
永久磁石21a〜21dは、約9,000ガウスのもの
を使用した。
【0025】一方、攪拌槽20の一端外部には、モータ
22aが配置されている。モータ22aの出力軸23に
は、継手(図示せず)を介して攪拌翼軸24が連結され
ている。攪拌翼軸24の一端は、攪拌槽20の端面に回
転自在に軸受25を介して支持されている。軸受25に
は、攪拌槽20から液体燃料が漏れないように公知のシ
ール部材(図示せず)が設けられている。攪拌翼軸24
の先端には、攪拌翼30aが設けられている。
【0026】攪拌翼30a 図3は燃料攪拌部6内の攪拌翼の斜軸投影図、図4は図
3のIV矢視図、 図5は図3のV矢視図である。攪拌
翼30aは、図に示すように全体は円板状の羽根本体3
1を有し、その前端面には、直線状の4枚の羽根32
a,32b,32c,32dが等角度位置に配置されて
いる。 羽根32a,32b,32c,32dは、長方
形状の平板であり、その一端が羽根本体31に溶接また
はボルトなどの機械的連結手段で固定されている。羽根
32a,32b,32c,32dは、羽根本体31の前
端面に角度θを成している(図5参照)。羽根32a,
32b,32c,32dに沿って本体31には、貫通孔
33a,33b,33c,33dが形成されている。
【0027】角度θは、90度より角度が小さい鋭角で
ある。望ましくは、この攪拌翼30の軸線方向に燃料を
推進する角度が望ましい。永久磁石34a,34b,3
4c,34dは、等角度で同一半径Rの円周上に配置さ
れている。更に、羽根本体31内には、4個の円柱状の
永久磁石34a,34b,34c,34dが埋め込んで
固定されている。永久磁石34aは、図5に示すように
磁石の厚さの方向に磁化されている。
【0028】この永久磁石34aと逆方向の向きの永久
磁石34bは羽根本体31に固定されている。永久磁石
34cは、永久磁石34aと同一方向に永久磁石34d
は永久磁石34bと同一方向にそれぞれ埋め込まれてい
る。なお、本実施例の実験装置では、羽根本体31の直
径は、約60mmで磁石34a〜34dの強さは、約
3,000〜4,000ガウスのものを使用した。羽根
本体31、羽根32a,32b,32c,32dは、非
磁性体であるステンレス製である。
【0029】なお、この材質は、非磁性で耐腐食性のあ
るものが望ましいが、非磁性でかつ耐腐食性の高いもの
であれば鋼板などの磁性体でも機能上は問題はない。攪
拌翼30aと全く同一の攪拌翼30bが、攪拌槽20に
対称的に対向して配置されている。すなわち、攪拌翼軸
24と同一軸線上に攪拌翼30bに配置されている。攪
拌翼30bの構造は、攪拌翼30aと同一構造なのでこ
の説明は省略する。同攪拌翼30a,30bの中間距離
でかつ中心位置には、吸引パイプ35の吸入口36が配
置されている。
【0030】燃焼缶16 吸引パイプ35を出た液体燃料と水とのエマルジョン
は、ポンプ12で吸引されかつ加圧されてバーナ15の
燃料噴射弁19に供給される。バーナ15は、燃焼缶1
6内にエマルジョンを霧状に霧化して燃焼缶16内に吹
き込む。図6は、燃焼缶16の外観を示す図である。図
7は、燃焼缶16の分解図である。図8は、図6図のV
III−VIII線の切断断面図である。燃焼缶16
は、外側燃焼缶40と内側燃焼缶41の2重管の構造を
有している。
【0031】外側燃焼缶40と内側燃焼缶41は、管状
の形状をしており、この外周にはそれぞれ複数のスリッ
ト42が周面に沿って開けられている。外側燃焼缶40
の外径は、内側燃焼缶41の外径より大きいので、この
両者の間には空隙42が形成されている。エマルジョン
は、この空隙42と外側燃焼缶40の外部すなわち燃焼
室17で燃焼を行う。
【0032】作 動 以上のようなエマルジョン製造装置と、エマルジョン燃
焼システムは、次のように作動し使用する。まず、液体
燃料1からコック18aを介してバーナ15内のポンプ
(図示せず)に液体燃料が供給される。本実施例では、
この液体燃料に市販されている燈油を用いた。バーナ1
5内のポンプは、液体燃料を加圧して燃料噴射弁18に
送る。燃料噴射弁18は、加圧供給された液体燃料を霧
化して燃焼缶16に送る。燃焼缶16内の霧化された液
体燃料は、着火手段(図示せず)により着火され燃焼す
る。
【0033】液体燃料は、送風機により送られた空気に
より、燃焼を開始し、この燃焼熱により燃焼缶16を充
分に加熱する。この予備加熱により燃焼缶16が加熱さ
れると、コック18aを閉じて液体燃料タンク1からの
燃焼の供給を止める。
【0034】次に、コック18を閉じる前にモータ22
a,22bを起動させ攪拌翼30a,30bを互いに逆
方向に回転させる。本例では、約3,400rpmの速
度で回す。コック18を閉じた後、コック11を開ける
と、ポンプ12は吸引口36からエマルジョン化および
イオン化された水と液体燃料のエマルジョンを、吸引
し、加圧され(本例では、約8kg/cm)バーナ1
5に送られて燃焼缶16の内側燃焼缶41内に露化して
送る。あらかじめ燃焼缶16は予熱されているので、こ
の予熱により燃焼を開始する。この燃焼中には、積極的
な空気送風は行う必要がない。
【0035】一方、燃料攪拌部6では、液体燃料タンク
2から供給された液体燃料(本実施例で燈油)と水タン
ク3から供給された水とが攪拌翼30a,30bにより
混合攪拌される。両攪拌翼30a,30bにより攪拌さ
れた両液体の分子は、その中間部で激しく激突しかつ永
久磁石34a,34b,34c,34dの回転にともな
い磁力線を水および液体燃料が切断するので渦電流を生
起されてイオン化し、かつ機械的混合によりエマルジョ
ン化される。
【0036】同時に両液体は、攪拌槽20の外周に配置
された磁石21a,21b,21c,21dの磁力線も
その運動により切断するので、その内部に渦電流が生じ
させられ、より一層のイオン化が促進される。両液体が
イオン化されるということはイオン化エネルギーを有し
ているので、燃焼させるときに燃焼しやすい状態である
とも言える。また、このエマルジョンは、水と油の分子
がコロイド粒子あるいはそれより小さな粒子として分散
して乳状になっているので、完全に燃焼しやすい状態で
ある。したがって、燃焼缶16内に積極的に空気を供給
しなくても自然の通風により連続燃焼ができる。
【0037】この連続燃焼原理は、以下のように推定さ
れる。HO(水)は周知のように双極子であり、各電
荷までの長さは酸素原子(O)を中心に核陽子(Pro
ton)までも0.99オングストロームでありe
で0.99オングストロームで平衡を保っており、
【化1】 の角度は105°3′である。
【0038】クラスター(cluster)は、多粒子
系において一部の粒子が局部的に相関しあっている状態
である。水の動的分子集団構造(即ち、cluste
r)は、10−12secで離散、形成を繰り返してい
る。水にeの電荷を与え、2価のイオンOの電荷を高
めると陽子(Proton)はe(電子)に引き付け
られ、その角度は105°3′より大きくなる。
【0039】
【化2】 陽子(Proton)は、eの電荷量に左右され、絶
えず微小振動してもとにもどろうとする。即ち、水に外
力を加え、電荷を高めることにより、双極子能率が高め
られ、水は励起(excitation)され、動的分
子集団構造(クラスター)は最小に分割され、高密度に
なって形成離散し、速度は10−12secより早くな
り、ブラウン運動(Brownian movemen
t)を呈す。
【0040】この励起した
【化3】 をオレフィン系不飽和炭化水素と物理的に微小混合(m
icro−blend)即ち、前記した攪拌装置で混合
すると、
【化4】 の反応を行う。この反応はオゾニド化合物、即ちエチレ
ン結合をもつ化合物の二重結合部分にオゾンが付加した
化合物と同様な反応であり、炭素と酸素はイオン結合
し、RCHOCHRと酸素を中心に持った炭化水素
構造を呈す。
【0041】
【化3】 は炭化水素の32分の1の力で陽子(Proton)に
引き付けられる。即ち、油分子の回りに水の双極子が規
則正しく極性に従って、微細なクラスター(動的分子集
団構造)となって、前記攪拌装置により回転運動、ここ
で言うベアリング運動を起こされた状態、即ち励起水と
なる。この励起された水のクラスターは、油分子の回り
にホイップして最小単位のミセル(micelle)を
形成する。即ち、このミセルは、多数(普通数個から数
十個)の小分子が分子間力で会合して出来た親液コロイ
ド粒子を生成し、エマルジョン(Emulsion)と
なる。
【0042】
【化5】 油分子を取り巻く励起した水の双極子の回転速度は、1
−6sec位で引き付けられている分だけ最外殼のク
ラスターよりは遅い。その外側に規則正しく方向性を保
った水のクラスターが同様に輪殼をなす。その回転速度
は、10−9sec位である。またその外輪に同様なこ
とが起こり、全く陽子に影響を受けない励起した水分子
はミセルの外をブラウン運動、即ち熱による不規則運動
している。
【0043】
【化6】 中核のオレフィン系不飽和炭化水素は励起された
【化3】 と結び付き、
【化7】 である有機物1molを生成し、この生成された有機物
は、
【化8】 の如く燃焼する。
【0044】一方、外殼のベアリング運動している励起
水(Bearing move−ment of Ac
tive−water cluster)は中核にある
油の燃焼の際、水蒸気爆発(Detonation o
f steam)を起こし、超微細化した水のクラスタ
ーがHとOに分解して未燃焼油を完燃せしめる。故に、
燃焼時の空気の供給量を通常の燃焼時の30分の1に減
少させても(後述する。)燃焼し、しかも排気は窒素酸
化物(NOx)が30分の1、イオウ酸化物(SOx)
を3分の1に減少させる。
【0045】水55%投入によるこのエマルジョンは、
燃焼効率(節約実質効率)40%を保持する。ベアリン
グ運動をしていない通常のエマルジョンは、顕微鏡で見
ると油の中に水が5〜50μmの水滴となって乳化点在
し、コロイド状になっているだけであり、燃焼時の水滴
の蒸気泡は60〜600μmになり、蒸発熱損失は水の
添加量1%に対し、熱損失は0.08%であり、5%の
水を加えるとエマルジョンの燃焼熱損失は0.4%とな
ってしまう。したがって、5%以上の水の添加は望めな
い。なお、通常のエマルジョンは、ベアリング運動もな
く、ブチレンの二重結合に結び付くこともなく、55%
の水の投入によって燃焼することはできない。
【0046】本発明の新しいエマルジョンは、従来のエ
マルジョンとは全く違った燃焼理論により、前述の如く
55%の水の投入により、炉内温度は40%上昇する画
期的な燃焼方法である。
【0047】なお、水を励起させる手段として、本実施
例では前記製造装置を用いたが他の手段でも良い。例え
ば、物質的に超音波60〜90Hzの振動を与えるのと
同時に電場、磁場、放電、光電板、電子銃などで水にe
を注入することにより水は双極子能率が高められ励起
し、活性状態となり、イオン水となる。また、前記実施
例は液体燃料を燃焼させたものであるが、炭化水素系で
あれば石炭などの固体燃料でも良い。このとき数ミクロ
ン単位の粒子に粉砕した微小のものを用いると良い。こ
のイオン水をオレフィン系炭化水素と物理的な外力(超
音波、圧力、ミクロレンダーPAT.)により混合す
る。
【0048】実験データ 灯油と本発明のシステムによって製造されたエマルジョ
ンを実際に燃焼させ、排気ガスの窒素酸化物(NOx)
と硫黄酸化物(SOx)を測定した。以下、その実験デ
ータを示す。
【0049】燃焼缶(以下、炉芯という。)は、外径2
70mmφ、長さ550mmの円筒状である。材料は、
クロームモリブデン鋼(日本工業規格、SCM415)
を使用した。燃焼室(以下、炉内という。)は、高さ1
000mm、奥行き950mm、幅1100mmであ
る。炉の外壁は、耐火レンガで断熱した。
【0050】
【表1】 流量も測定した。その結果、空気量は灯油燃焼時に
は、2.2m/minであり、エマルジョン燃焼時
には、0.073m/minであった。
【0051】従って、灯油のみの燃焼空気量を100%
とした場合、エマルジョン燃焼時に使用する空気量は
3.3%となり、前記表に示した値により排気ガス中の
窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)は、エマ
ルジョン使用時の方が灯油使用時より、実質的により少
なく約30倍になる。
【0052】燃焼攪拌装置の実施例2 図9は、他の攪拌装置の概念図であり、第2実施例を示
す。前記第1実施例には、一定流量のエマルジョンを連
続的に供給するものである。第2実施例は、必要な量の
エマルジョンを必要な量だけ自動的に供給するものであ
る。攪拌層50は、円筒状の形をしたものである。攪拌
層50内には、2枚の攪拌翼51が回転自在に設けられ
ている。攪拌翼51の中心軸52は、軸受及びオイルシ
ール(図示せず)を介して攪拌槽50の底板に回転自在
に支持されている。中心軸52の他端は、モータ53の
出力軸に連結されている。攪拌槽50には、パイプ54
が連続されている。パイプ54には、電磁切換弁55、
流量調節弁56、ポンプ57が順次接続されている。
【0053】ポンプ57は、水タンク58内の水を加圧
し、攪拌槽50に供給するものである。一方、攪拌槽5
0に接続されたパイプ60には、同様に電磁切換弁6
1、流量調節弁62、ポンプ63が接続されている。ポ
ンプ63は、液体燃料を液体燃料タンク64から吸い揚
げて攪拌槽50に供給する。攪拌翼51の両端には、永
久磁石65a,65bが設けられている。攪拌槽50の
内周壁面には、永久磁石66a,66bが取り付けられ
ている。攪拌翼51の永久磁石65a,65bは、攪拌
槽50の内周壁の永久磁石66a,66bと対応して前
記したように互いに磁束線を切る。
【0054】攪拌層50内には、浮き子67が配置され
ている。この浮き子67の動きに連動してポテンション
メータ68が動作する。ポテンションメータ68の出
力、すなわち攪拌槽50のエマルジョンの現在量は、制
御部70に入力される。制御部70は、エマルジョンが
一定量以下になると電磁切換弁61,55を切り換え、
かつモータ53をONする。
【0055】液体燃料タンク64の燃料は、ポンプ63
により吸い揚げられ流量調節弁62、電磁切換弁61を
介して、攪拌槽50に供給される。同様に、水タンク5
8内の水は、ポンプ57により吸い揚げられ流量切換弁
56、電磁切換弁55を介して攪拌槽50に供給され
る。前記第1実施例と同様の作用で攪拌槽50内でエマ
ルジョンが製造される。製造されたエマルジョンは、ポ
ンプ72により必要な機器に必要な量だけ供給される。
【0056】エマルジョンが一定量以下になると、浮き
子67が下がり、ポテンションメータ68からその信号
が出力される。制御部70は、この信号を受けて電磁切
換弁55,61を開けて水と液体燃料を供給し、モータ
53を駆動させて前記同様にエマルジョンを作る。な
お、第9図では、永久磁石66a,66bは、攪拌槽5
0の円周壁に2個配置した例を示したが、4個でもよ
い。
【0057】第2実施例の攪拌槽50は、円筒状のもの
で非磁性体であるステンレス板で作られ約200mmφ
の直径であり、モータ53の回転数は約150rpmで
ある。流量調節弁62,56を調節して、供給時の水と
油の比率は55%と45%である。
【0058】燃焼缶の実施例2 図10は、燃焼缶80を球形で、かつ二重壁式の炉心と
した例である。内壁81と外壁82(約300mmφ)
を設け、それぞれの外周面に複数の火炎放射口85を設
けている。エマルジョン燃料の供給は、内壁81の外周
から60度の噴射角度を有するノズル84により行う。
ノズル84ヘの供給は、送油管83により行う。なお、
このときのノズル84の噴射位置及び角度は、大きい角
度でかつ内壁81の中心で行うのが望ましい。
【0059】その他の実施例 前記実施例の攪拌槽20に配置した永久磁石21a,2
1b,21c,21dは、設けなくても良い。若干効率
は下がるがエマルジョンを充分に製造できる。攪拌槽5
0に配置した永久磁石66a,66bも前記と同様なこ
とが言える。第1実施例では、水タンク13からの出口
のパイプにコイル9、直流電源10を配置し、電磁石を
構成した。しかし、電磁石でなくても永久磁石でも良い
し、また必ずしもこれらのものを配置しなくても良い。
同様なことは、永久磁石21a,21b,21c,21
d,66a,66bにも言える。この永久磁石21a,
21b,21c,21d,66a,66bは、永久磁石
を用いたが電磁石を用いても良い。また、この永久1石
21a,21b,21c,21d,66a,66bの数
も4個に限定されるものではない。
【0060】第1実施例の羽根本体31の4個の永久磁
石34a,34b,34c,34dは、必須のものであ
るが、4個に限定されるものでもなく異なる円周上に多
数個配置しても良い。また羽根32a,32b,32
c,32dの形状も実施例に限定されるものでもなく、
他の公知の形状でも良い。第2実施例の羽根翼51及び
永久磁石の配置にも同様なことが言える。
【0061】
【発明の効果】本発明のエマルジョンを燃焼させると
き、積極的に空気を供給する必要がないので、NOxが
極めて少ない燃焼ガスが実現できる。また、この発明の
燃焼システムでこのエマルジョンを燃焼させると、燃焼
ガス中に蒸気が多いので、熱伝達率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の燃焼システムの概要を示す機
能ブロック図である。
【図2】図2(a)は燃料攪拌部の詳細を示す外観図で
ある。図2(b)は図2(a)のb−b矢視図である。
【図3】図3は攪拌翼の外観を示す透視図である。
【図4】図4は第3図のVI矢視図である。
【図5】図5は図3のV矢視図である。
【図6】図6は燃焼缶の外観図である。
【図7】図7は燃焼缶の分解図である。
【図8】図8は図6のVIII−VIII切断断面図で
ある。
【図9】図9は他の実施例の攪拌装置の概念図出ある。
【図10】図10は燃焼缶を球形で二重壁の炉心とした
他の実施例である。
【符号の説明】
2…液体燃料タンク、3…水タンク、6…燃料攪拌部、
7…流量調整弁、8…流量計、9…コイル、10…直流
電流、12…ポンプ、15…バーナ、17…燃焼室、1
8…燃料噴射弁、20…攪拌槽、21a,21b,21
c,21d…永久磁石、30a…攪拌翼、34a,34
b,34c,34d…永久磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水と炭化水素系液体燃料又は固体燃料との
    エマルジョンであって、 微細な前記液体燃料又は固体燃料分子と、 前記液体燃料又は前記固体燃料分子の回りに前記水のク
    ラスターがミセルを形成し親液コロイド粒子となり、 前記水を励起させて自転運動であるベアリング運動を生
    じさせた励起水とからなるエマルジョン。
  2. 【請求項2】請求項において、 前記エマルジョンは、 液体燃料を貯蔵するための液体燃料タンク(64)と、 水を貯蔵するための水タンク(58)と、 前記液体燃料タンク(64)および前記水タンク(5
    8)から前記液体燃料及び前記水が供給される攪拌槽
    (50)と、 前記攪拌槽(50)内に設けられ前記液体燃料および前
    記水を攪拌混合するための攪拌翼(51)と、 前記攪拌翼(51)に配置された複数個の可動磁石(6
    5a,65b)と、 前記攪拌翼(51)を回転駆動するための攪拌翼駆動モ
    ータ(53)とからなるエマルジョン製造装置で製造さ
    れたものであることを特徴とするエマルジョン。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記エマルジョンは、 液体燃料を貯蔵するための液体燃料タンク(2)と、 水を貯蔵するための水タンク(3)と、 前記液体燃料タンク(2)および前記水タンク(3)か
    ら前記液体燃料及び前記水が供給される攪拌槽(6)
    と、 前記攪拌槽(6)内に設けられ前記液体燃料および前記
    水を攪拌混合するための第1攪拌翼(30a)と、 前記第1攪拌翼(30a)に配置された複数個の第1可
    動磁石(34a,34b,34c,34d)と、 前記第1攪拌翼(30a)を回転駆動するための第1攪
    拌翼駆動モータ(22a)と、 前記第1攪拌翼(30a)と対向して前記燃料攪拌部
    (6)内に設けられた第2攪拌翼(30b)と、 前記第2攪拌翼(30b)に配置された複数個の第2可
    動磁石と、 前記第2攪拌翼(30b)を回転駆動するための第2攪
    拌翼駆動モータ(22b)とからなるエマルジョン製造
    装置で製造されたものであることを特徴とするエマルジ
    ョン。
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