JPH05164036A - 波力発電台船 - Google Patents
波力発電台船Info
- Publication number
- JPH05164036A JPH05164036A JP3351234A JP35123491A JPH05164036A JP H05164036 A JPH05164036 A JP H05164036A JP 3351234 A JP3351234 A JP 3351234A JP 35123491 A JP35123491 A JP 35123491A JP H05164036 A JPH05164036 A JP H05164036A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- floats
- racks
- power generation
- pinion
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03B—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
- F03B13/00—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates
- F03B13/12—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy
- F03B13/14—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy using wave energy
- F03B13/16—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy using wave energy using the relative movement between a wave-operated member, i.e. a "wom" and another member, i.e. a reaction member or "rem"
- F03B13/20—Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates characterised by using wave or tide energy using wave energy using the relative movement between a wave-operated member, i.e. a "wom" and another member, i.e. a reaction member or "rem" wherein both members, i.e. wom and rem are movable relative to the sea bed or shore
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 沿岸域における漁業関連設備の電源として用
い得る波浪エネルギー利用の小型の発電台船に関するも
ので、沿岸で発生する波周期の短かい波高の低い波浪を
効率良く利用して発電する。 【構成】 台船１の両舷にフロート２が複数個配置さ
れ、舷側に揺動自在に取付けたレバー３の一端にフロー
ト２が固着される。レバー３の他端は台船１上に水平方
向に支承された複数本のラック４の一端に係止され、波
浪によりフロート２が上昇するとラック４に推力が与え
られるよう構成される。各ラック４は内部に一方向回転
クラッチを内蔵するピニオン５と噛み合う。各ピニオン
５は台船１上に水平方向に配設軸支された１本の主軸６
に取付けられ、ラック４に与えられた推力をピニオン５
を介して主軸６に回転力として集約する。一方向回転ク
ラッチにより、フロート２が下降した場合には逆方向の
回転力を伝達しない。
い得る波浪エネルギー利用の小型の発電台船に関するも
ので、沿岸で発生する波周期の短かい波高の低い波浪を
効率良く利用して発電する。 【構成】 台船１の両舷にフロート２が複数個配置さ
れ、舷側に揺動自在に取付けたレバー３の一端にフロー
ト２が固着される。レバー３の他端は台船１上に水平方
向に支承された複数本のラック４の一端に係止され、波
浪によりフロート２が上昇するとラック４に推力が与え
られるよう構成される。各ラック４は内部に一方向回転
クラッチを内蔵するピニオン５と噛み合う。各ピニオン
５は台船１上に水平方向に配設軸支された１本の主軸６
に取付けられ、ラック４に与えられた推力をピニオン５
を介して主軸６に回転力として集約する。一方向回転ク
ラッチにより、フロート２が下降した場合には逆方向の
回転力を伝達しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は沿岸域における漁業関連
設備の電源として用い得る波浪エネルギーを利用した小
型の発電台船に関する。
設備の電源として用い得る波浪エネルギーを利用した小
型の発電台船に関する。
【０００２】
【従来の技術】波浪エネルギーを利用して発電をしてい
る従来装置の１例として、航路標識灯の概念図を図４に
示す。図において０１はブイ、０２は重錘、０３は空気
タービン発電機、０４は標識灯、０５は係留索である。
る従来装置の１例として、航路標識灯の概念図を図４に
示す。図において０１はブイ、０２は重錘、０３は空気
タービン発電機、０４は標識灯、０５は係留索である。
【０００３】波浪発電の原理は、波浪によるブイ０１の
上下揺れに伴なって生ずるブイ０１内側の水位変動によ
って空気をタービン０３に送り込み発電するものであ
る。
上下揺れに伴なって生ずるブイ０１内側の水位変動によ
って空気をタービン０３に送り込み発電するものであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来の波浪発電標識ブイは波周期３sec 程度が設計点に
なっており、発電機の稼働率は比較的高い。したがっ
て、このような波周期は短かいが発現頻度の高い波浪を
対象とした小規模な波浪発電システムができれば、それ
なりに利用価値が高いと考えられる。
従来の波浪発電標識ブイは波周期３sec 程度が設計点に
なっており、発電機の稼働率は比較的高い。したがっ
て、このような波周期は短かいが発現頻度の高い波浪を
対象とした小規模な波浪発電システムができれば、それ
なりに利用価値が高いと考えられる。
【０００５】しかしながら発電量を増そうとして波浪発
電標識ブイと同じ方式のものを複数個寄せ集めて発電シ
ステムとするのはコストがかかり過ぎ、実用的ではな
い。
電標識ブイと同じ方式のものを複数個寄せ集めて発電シ
ステムとするのはコストがかかり過ぎ、実用的ではな
い。
【０００６】したがって、もっと簡単なメカニズムで発
電でき、しかも時間的にばらばらに変動する波力を集約
した形で発電できるシステムが望ましい。
電でき、しかも時間的にばらばらに変動する波力を集約
した形で発電できるシステムが望ましい。
【０００７】本発明は波周期が３sec 程度と短かい波浪
で上下運動するフロートを複数個用いて、それらの運動
によって得られる駆動力を一方向の軸回転に変換し、１
本の主軸の回転に集約することによって発電機を駆動
し、発電効率が高く、かつ発電量の多い波力発電台船を
提供することを目的とするものである。
で上下運動するフロートを複数個用いて、それらの運動
によって得られる駆動力を一方向の軸回転に変換し、１
本の主軸の回転に集約することによって発電機を駆動
し、発電効率が高く、かつ発電量の多い波力発電台船を
提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成として本発明の波力発電台船は、台船の両舷に、
複数個のフロートをそれぞれレバーを介して揺動可能に
装着し、該各レバーの他端を、台船上に支承した複数本
のラックの端部にそれぞれ係止し、該ラックを一方向回
転のみを伝えるクラッチを内蔵する複数個のピニオンに
それぞれ噛み合わせると共に、前記各ピニオンに伝えら
れるフロートからの駆動力を１本の主軸に集約し台船上
に搭載した発電機を駆動し得るように構成したことを特
徴としている。
の構成として本発明の波力発電台船は、台船の両舷に、
複数個のフロートをそれぞれレバーを介して揺動可能に
装着し、該各レバーの他端を、台船上に支承した複数本
のラックの端部にそれぞれ係止し、該ラックを一方向回
転のみを伝えるクラッチを内蔵する複数個のピニオンに
それぞれ噛み合わせると共に、前記各ピニオンに伝えら
れるフロートからの駆動力を１本の主軸に集約し台船上
に搭載した発電機を駆動し得るように構成したことを特
徴としている。
【０００９】
【作用】本発明の波力発電台船は、台船の両舷に装着さ
れた複数個の各フロートが波浪により上昇すると、図３
に示すようにレバー３を介してこれと係合するラック４
に推力が与えられ、それによってラックと噛み合うピニ
オン５およびこれら各ピニオンと一体的に固着した主軸
６、ハズミ車７が図示矢印方向に回転する。
れた複数個の各フロートが波浪により上昇すると、図３
に示すようにレバー３を介してこれと係合するラック４
に推力が与えられ、それによってラックと噛み合うピニ
オン５およびこれら各ピニオンと一体的に固着した主軸
６、ハズミ車７が図示矢印方向に回転する。
【００１０】この回転力によって台船１上に搭載した発
電機８を駆動し電気エネルギーに変換し発電する。
電機８を駆動し電気エネルギーに変換し発電する。
【００１１】ピニオンの内部には一方向回転クラッチが
内蔵されているので、フロートが下降する場合にはピニ
オン５は空転するので逆方向の回転力は伝達されない。
内蔵されているので、フロートが下降する場合にはピニ
オン５は空転するので逆方向の回転力は伝達されない。
【００１２】
【実施例】以下図面により本発明の１実施例について説
明すると、図１は実施例波力発電台船の正面図、図２は
同平面図である。
明すると、図１は実施例波力発電台船の正面図、図２は
同平面図である。
【００１３】これらの図において、１は台船でその平面
図に示すように縦長の形状とし、船首部より係留索１０
により波浪中で一点係留されるものとする。
図に示すように縦長の形状とし、船首部より係留索１０
により波浪中で一点係留されるものとする。
【００１４】２は台船の両舷に配置したフロートで本実
施例のものは直径または一辺が１．５ｍ〜２．０ｍであ
るとする。３は１端にフロート２を固定し、その基部を
台船１の両舷に揺動可能に取付けたレバー、４は該レバ
ー３の他端に係合連結したラックである。
施例のものは直径または一辺が１．５ｍ〜２．０ｍであ
るとする。３は１端にフロート２を固定し、その基部を
台船１の両舷に揺動可能に取付けたレバー、４は該レバ
ー３の他端に係合連結したラックである。
【００１５】ラック４は台船１上に水平方向に支承され
ており、図２に示すようにその一端はそれぞれ各フロー
ト２を一端に取付けたレバー３の他端と係止しており、
波浪によりフロート２が上昇すると該ラック４に推力が
与えられるよう構成している。
ており、図２に示すようにその一端はそれぞれ各フロー
ト２を一端に取付けたレバー３の他端と係止しており、
波浪によりフロート２が上昇すると該ラック４に推力が
与えられるよう構成している。
【００１６】各ラック４は、内部に一方向回転クラッチ
を内蔵するピニオン５とそれぞれ噛み合っている。
を内蔵するピニオン５とそれぞれ噛み合っている。
【００１７】各ピニオン５は台船１上に水平方向に配設
軸支された１本の主軸６に装架されており、フロート２
の上昇によりレバー３を揺動しラック４に与えられた推
力をピニオン５を介して主軸６に回転力として集約して
いる。
軸支された１本の主軸６に装架されており、フロート２
の上昇によりレバー３を揺動しラック４に与えられた推
力をピニオン５を介して主軸６に回転力として集約して
いる。
【００１８】ピニオン５内部に内蔵した一方向回転クラ
ッチ（図示していない）により、フロート２が下降した
場合にはピニオン５は空転し、逆方向の回転力を伝達し
ない。
ッチ（図示していない）により、フロート２が下降した
場合にはピニオン５は空転し、逆方向の回転力を伝達し
ない。
【００１９】７は台船１上に設置したハズミ車、８は発
電機で、ギヤを介して連結され回転数は増速される。９
は送電線である。
電機で、ギヤを介して連結され回転数は増速される。９
は送電線である。
【００２０】本実施例の場合フロート２の直径または一
辺を１．５〜２．０ｍとしている。これは沿岸で最も発
現頻度の高い波浪からエネルギーを得ようとするため
で、波周期がＴW ＝２．５〜３．０sec の場合、波長は
λ＝（ｇ／２π）ＴW 2 ＝１０〜１４ｍであり、フロー
トは波長に比べて十分小さいので、波浪の上下運動に従
って運動する。
辺を１．５〜２．０ｍとしている。これは沿岸で最も発
現頻度の高い波浪からエネルギーを得ようとするため
で、波周期がＴW ＝２．５〜３．０sec の場合、波長は
λ＝（ｇ／２π）ＴW 2 ＝１０〜１４ｍであり、フロー
トは波長に比べて十分小さいので、波浪の上下運動に従
って運動する。
【００２１】台船１は一点係留されており、船首が波に
立つような向きとなり、このような短周期の波では台船
は殆んど運動せず、したがってフロート２のみがよく運
動する。
立つような向きとなり、このような短周期の波では台船
は殆んど運動せず、したがってフロート２のみがよく運
動する。
【００２２】また本発明は、フロート２を複数個配置し
それらによって得られる駆動力を１本の主軸６に集約し
て発電している。波浪によりフロートはそれぞれ異なっ
た位相で運動するので、駆動力の発生も時間的にまちま
ちであるが、本発明ではそれらを１本の主軸に集約する
ようにしているので、発電機は全体で１個で良く、しか
も平滑化された出力が得られる。
それらによって得られる駆動力を１本の主軸６に集約し
て発電している。波浪によりフロートはそれぞれ異なっ
た位相で運動するので、駆動力の発生も時間的にまちま
ちであるが、本発明ではそれらを１本の主軸に集約する
ようにしているので、発電機は全体で１個で良く、しか
も平滑化された出力が得られる。
【００２３】さらに本発明においては、フロートに作用
する波力から直接回転軸を駆動している。従来のもの
は、波浪と浮体の相対運動を一旦空気の流れに変換し、
それで空気タービンを駆動し発電する方式となってい
る。これに対し本発明のものは高価な空気タービンを介
さず、単純な機構を採用しているので、製作コストも低
い。
する波力から直接回転軸を駆動している。従来のもの
は、波浪と浮体の相対運動を一旦空気の流れに変換し、
それで空気タービンを駆動し発電する方式となってい
る。これに対し本発明のものは高価な空気タービンを介
さず、単純な機構を採用しているので、製作コストも低
い。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明の波力発電台船
によれば、沿岸で発生する波周期も短かく波高も低い波
浪を効率よく利用して発電できると共に、小規模ではあ
るが、波浪という形の自然エネルギーを低コストで簡便
に利用できる効果を奏する。
によれば、沿岸で発生する波周期も短かく波高も低い波
浪を効率よく利用して発電できると共に、小規模ではあ
るが、波浪という形の自然エネルギーを低コストで簡便
に利用できる効果を奏する。
【図１】本発明の１実施例に係る波力発電台船の正面図
である。
である。
【図２】同台船の平面図である。
【図３】本発明の作用説明図である。
【図４】従来装置の１例の概念図である。
１ 台船 ２ フロート ３ レバー ４ ラック ５ ピニオン ６ 主軸 ７ ハズミ車 ８ 発電機 ９ 送電線 １０ 係留索
Claims (1)
- 【請求項１】 台船の両舷に、複数個のフロートをそれ
ぞれレバーを介して揺動可能に装着し、該各レバーの他
端を、台船上に支承した複数本のラックの端部にそれぞ
れ係止し、該ラックを一方向回転のみを伝えるクラッチ
を内蔵する複数個のピニオンにそれぞれ噛み合わせると
共に、前記各ピニオンに伝えられるフロートからの駆動
力を１本の主軸に集約し台船上に搭載した発電機を駆動
し得るように構成したことを特徴とする波力発電台船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3351234A JPH05164036A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 波力発電台船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3351234A JPH05164036A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 波力発電台船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164036A true JPH05164036A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18415961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3351234A Withdrawn JPH05164036A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 波力発電台船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05164036A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-12-13 JP JP3351234A patent/JPH05164036A/ja not_active Withdrawn
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| KR100777028B1 (ko) * | 2006-03-31 | 2007-11-16 | (주)제일피앤피 | 물결을 이용한 에너지 발생장치의 동력전달장치 |
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