JPH05163856A - 把手を有する戸 - Google Patents
把手を有する戸Info
- Publication number
- JPH05163856A JPH05163856A JP35380091A JP35380091A JPH05163856A JP H05163856 A JPH05163856 A JP H05163856A JP 35380091 A JP35380091 A JP 35380091A JP 35380091 A JP35380091 A JP 35380091A JP H05163856 A JPH05163856 A JP H05163856A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- plate body
- decorative
- handle
- synthetic resin
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- Granted
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 爪や指輪によって把手の周囲の、板本体の表
面部分に傷が付いたり、表面塗膜が剥がれたりしないよ
うにする。 【構成】 保護板7によって手がよく当たる、把手9の
周囲の、板本体3の表面部分を保護する。
面部分に傷が付いたり、表面塗膜が剥がれたりしないよ
うにする。 【構成】 保護板7によって手がよく当たる、把手9の
周囲の、板本体3の表面部分を保護する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流し台・調理台・洗
面台等のキャビネットの把手を有する戸に関する。
面台等のキャビネットの把手を有する戸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種戸として以下の如きものは
知られている。即ち、化粧板と、この化粧板の表面側に
取付られた把手とを有しており、前記化粧板が、表面が
塗装されたり、表面が塩化ビニルシート等によってコー
ティングされた板本体と、この板本体の全周縁に、成形
時の自己接着力によって取り付けられた合成樹脂製の装
飾縁とを有しているものは知られている。
知られている。即ち、化粧板と、この化粧板の表面側に
取付られた把手とを有しており、前記化粧板が、表面が
塗装されたり、表面が塩化ビニルシート等によってコー
ティングされた板本体と、この板本体の全周縁に、成形
時の自己接着力によって取り付けられた合成樹脂製の装
飾縁とを有しているものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の戸には以下の如き欠点が
あった。即ち、戸の開閉のため把手に手を掛けとき、爪
や指輪が把手の周囲(近く)の、板本体の表面部分に当
たることが多く、そのため、爪や指輪によって把手の周
囲の、板本体の表面部分に傷が付いたり、表面塗膜が剥
がれたりして、把手の周囲の、板本体の表面部分が汚く
なるという欠点があった。
あった。即ち、戸の開閉のため把手に手を掛けとき、爪
や指輪が把手の周囲(近く)の、板本体の表面部分に当
たることが多く、そのため、爪や指輪によって把手の周
囲の、板本体の表面部分に傷が付いたり、表面塗膜が剥
がれたりして、把手の周囲の、板本体の表面部分が汚く
なるという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、化粧板と、この化粧板に取り付けられた把手具とを
有しており、前記化粧板が、板本体と、この板本体の周
縁に取り付けられた合成樹脂製の装飾縁とを有してお
り、前記把手具が、板本体表面に当てられた保護板と、
この保護板に連設された板本体側に向かって張り出した
連結縁と、前記保護板に設けられた把手とを有してお
り、前記連結縁が、板本体に形成された溝に充填された
合成樹脂材に埋設・固定されると共に合成樹脂製の装飾
縁に埋設・固定されているものである。
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、化粧板と、この化粧板に取り付けられた把手具とを
有しており、前記化粧板が、板本体と、この板本体の周
縁に取り付けられた合成樹脂製の装飾縁とを有してお
り、前記把手具が、板本体表面に当てられた保護板と、
この保護板に連設された板本体側に向かって張り出した
連結縁と、前記保護板に設けられた把手とを有してお
り、前記連結縁が、板本体に形成された溝に充填された
合成樹脂材に埋設・固定されると共に合成樹脂製の装飾
縁に埋設・固定されているものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。保護板によって手がよく当たる、把手の周囲の、
板本体の表面部分を保護するので、爪や指輪によって把
手の周囲の、板本体の表面部分に傷が付いたり、表面塗
膜が剥がれたりすることがない。また、保護板に連設さ
れた連結縁が、板本体に形成された溝に充填された合成
樹脂材に埋設・固定されると共に合成樹脂製の装飾縁に
埋設・固定されているので、ねじ等を使用することなく
把手具を板本体に、強固に、且つ、美しく取り付けるこ
とが出来る。
ある。保護板によって手がよく当たる、把手の周囲の、
板本体の表面部分を保護するので、爪や指輪によって把
手の周囲の、板本体の表面部分に傷が付いたり、表面塗
膜が剥がれたりすることがない。また、保護板に連設さ
れた連結縁が、板本体に形成された溝に充填された合成
樹脂材に埋設・固定されると共に合成樹脂製の装飾縁に
埋設・固定されているので、ねじ等を使用することなく
把手具を板本体に、強固に、且つ、美しく取り付けるこ
とが出来る。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
【0007】戸1は、化粧板2と、この化粧板2に取付
られた把手具6とを有している。前記化粧板2は、表面
が塗装されたり、表面が塩化ビニルシート等によってコ
ーティングされた板本体3と、この板本体3の全周縁に
成形時の自己接着力によって取り付けられた合成樹脂製
の装飾縁4とを有している。前記把手具6が、板本体3
の表面に当てられたステンレス等の金属製保護板7と、
この保護板7の周縁に折曲・連設された板本体3側に向
かって張り出したエンドレス又はエンドレスでない連結
縁8と、前記保護板7に設けられた把手9とを有してい
る。そして、前記連結縁8が、板本体3に形成された溝
11に充填された合成樹脂材12に埋設・固定されると
共に合成樹脂製の装飾縁4に埋設・固定されている。な
お、前記溝11の両端は板本体3の端に開放している。
られた把手具6とを有している。前記化粧板2は、表面
が塗装されたり、表面が塩化ビニルシート等によってコ
ーティングされた板本体3と、この板本体3の全周縁に
成形時の自己接着力によって取り付けられた合成樹脂製
の装飾縁4とを有している。前記把手具6が、板本体3
の表面に当てられたステンレス等の金属製保護板7と、
この保護板7の周縁に折曲・連設された板本体3側に向
かって張り出したエンドレス又はエンドレスでない連結
縁8と、前記保護板7に設けられた把手9とを有してい
る。そして、前記連結縁8が、板本体3に形成された溝
11に充填された合成樹脂材12に埋設・固定されると
共に合成樹脂製の装飾縁4に埋設・固定されている。な
お、前記溝11の両端は板本体3の端に開放している。
【0008】
【実施例の製造方法】次に実施例の戸1の製造方法を図
3を参照しつつ説明する。割り成形型16内に、把手具
6及び板本体3を図示の状態で納める。然る後、板本体
3の周端と成形型16との間に形成されたキャビティー
に合成樹脂の流動体を流し込む。そうすることによっ
て、溝11の端部から溝11にも合成樹脂の流動体が流
れ込む。そして、合成樹脂の流動体が硬化後、即ち、装
飾縁4および溝11内の合成樹脂材12が硬化後、成形
型16より戸1を取り出す。
3を参照しつつ説明する。割り成形型16内に、把手具
6及び板本体3を図示の状態で納める。然る後、板本体
3の周端と成形型16との間に形成されたキャビティー
に合成樹脂の流動体を流し込む。そうすることによっ
て、溝11の端部から溝11にも合成樹脂の流動体が流
れ込む。そして、合成樹脂の流動体が硬化後、即ち、装
飾縁4および溝11内の合成樹脂材12が硬化後、成形
型16より戸1を取り出す。
【0009】図4〜図6には変形例が示されている。こ
れら図において、図1〜図3に示した部材と同一の部材
は同一の符号で示す。
れら図において、図1〜図3に示した部材と同一の部材
は同一の符号で示す。
【0010】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。 保護板によって手がよく当たる、把手の周囲(近く)
の、板本体の表面部分を保護するので、爪や指輪によっ
て把手の周囲の、板本体の表面部分に傷が付いたり、表
面塗膜が剥がれたりすることがない。 保護板に連設された連結縁が、板本体に形成された溝
に充填された合成樹脂材に埋設・固定されると共に合成
樹脂製の装飾縁に埋設・固定されているので、ねじ等を
使用することなく把手具を板本体に、強固に、且つ、美
しく取り付けることが出来る。
て、以下の如き効果を奏するものである。 保護板によって手がよく当たる、把手の周囲(近く)
の、板本体の表面部分を保護するので、爪や指輪によっ
て把手の周囲の、板本体の表面部分に傷が付いたり、表
面塗膜が剥がれたりすることがない。 保護板に連設された連結縁が、板本体に形成された溝
に充填された合成樹脂材に埋設・固定されると共に合成
樹脂製の装飾縁に埋設・固定されているので、ねじ等を
使用することなく把手具を板本体に、強固に、且つ、美
しく取り付けることが出来る。
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】板本体及び把手具を成形型に収納した状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図4】この発明の変形例1を示す一部破砕斜視図であ
る。
る。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】この発明の変形例2を示す要部縦断面図であ
る。
る。
1 戸 2 化粧板 3 板本体 4 装飾縁 6 把手具 7 保護板 8 連結縁 9 把手 11 溝 12 合成樹脂材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 賢信 大阪府大阪市住之江区平林南2丁目10番60 号 永大産業株式会社内 (72)発明者 三浦 はる奈 大阪府大阪市住之江区平林南2丁目10番60 号 永大産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 化粧板と、この化粧板に取り付けられた
把手具とを有しており、前記化粧板が、板本体と、この
板本体の周縁に取り付けられた合成樹脂製の装飾縁とを
有しており、前記把手具が、板本体表面に当てられた保
護板と、この保護板に連設された板本体側に向かって張
り出した連結縁と、前記保護板に設けられた把手とを有
しており、前記連結縁が、板本体に形成された溝に充填
された合成樹脂材に埋設・固定されると共に合成樹脂製
の装飾縁に埋設・固定されている、把手を有する戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3353800A JP2617440B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 把手を有する戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3353800A JP2617440B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 把手を有する戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163856A true JPH05163856A (ja) | 1993-06-29 |
JP2617440B2 JP2617440B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18433304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3353800A Expired - Fee Related JP2617440B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 把手を有する戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617440B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008104970A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 鏡面塗装体の製造方法と鏡面塗装体 |
CN106930658A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-07-07 | 沈建君 | 衣柜用门板以及具有该门板的衣柜 |
JP2018155011A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 大建工業株式会社 | 表面部分強化扉 |
AU2018276930B2 (en) * | 2017-05-27 | 2020-04-30 | Zbom Home Collection Co., Ltd. | Cabinet door |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4717444U (ja) * | 1971-03-27 | 1972-10-28 | ||
JPS56171984U (ja) * | 1980-05-23 | 1981-12-18 | ||
JPS5813358U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | 松下冷機株式会社 | 把手の取付構造 |
JPS5860185U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫用ハンドル |
JPS6432900U (ja) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP3353800A patent/JP2617440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4717444U (ja) * | 1971-03-27 | 1972-10-28 | ||
JPS56171984U (ja) * | 1980-05-23 | 1981-12-18 | ||
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JPS5860185U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫用ハンドル |
JPS6432900U (ja) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 |
Cited By (4)
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JP2008104970A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 鏡面塗装体の製造方法と鏡面塗装体 |
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CN106930658A (zh) * | 2017-04-19 | 2017-07-07 | 沈建君 | 衣柜用门板以及具有该门板的衣柜 |
AU2018276930B2 (en) * | 2017-05-27 | 2020-04-30 | Zbom Home Collection Co., Ltd. | Cabinet door |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2617440B2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |