JPH0515593Y2 - - Google Patents

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JPH0515593Y2
JPH0515593Y2 JP4679989U JP4679989U JPH0515593Y2 JP H0515593 Y2 JPH0515593 Y2 JP H0515593Y2 JP 4679989 U JP4679989 U JP 4679989U JP 4679989 U JP4679989 U JP 4679989U JP H0515593 Y2 JPH0515593 Y2 JP H0515593Y2
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JP
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casing
curvature
impeller
circular curvature
casing part
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JP4679989U
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフレキシブルロータポンプに関す
る。
〔従来の技術〕
フレキシブルロータポンプは、上部及び側部に
それぞれ吸入口及び吐出口を持つ筒状のケーシン
グ内に、放射状にベーンないし羽根が伸長してい
るゴム等の弾性材料製のインペラが収納されてい
る。
ケーシング内周は均一半径を有する円曲率内面
からなるが、その一部にこれより小さい曲率の円
曲率内面を作るべく三日月形部ないしカム部が設
けられ、インペラが中心部に配置されたシヤフト
により回転させられ、各ベーンの先端がケーシン
グの内周を摺動し、これらベーンが三日月形部を
摺動するとき、ベーンが弾性的に屈曲し、隣同士
のベーンの間の容積が縮小して液体が吐出口から
吐出されるものである(例:実開昭55−44068号
公報)。
このようなフレキシブルロータポンプにおい
て、内部のインペラを交換するときは、第4図の
ようにケーシングの側板を外し、プライヤ等の工
具を逆に持つて柄の部分でインペラを挟み、イン
ペラを回転方向に回転させながら、シヤフトから
引き抜き、新しいインペラを同様にプライヤの柄
の部分で挟み、インペラを回転方向に回転させな
がら押し込むようにして装着していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、ゴム等の弾性材料からなるインペラ
は、新しいときは弾性があり、プライヤの柄の部
分を利用して比較的簡単に取り外しや取り付けが
できるが、長時間運転したり、放置した後では、
インペラが硬化したり、インペラがケーシングに
固着したりして、プライヤの柄で挟んでインペラ
を回転させようとしても回転しなかつたり、回転
しても重く、取り出しに多大の時間と労力を必要
とした。またプライヤを逆に握つて力を入れるた
め、手を痛くしたり、場合により怪我をする危険
もあつた。
この考案の第1の目的は、インペラを簡単に交
換できるフレキシブルロータポンプを提供するこ
とである。
この考案の第2の目的は、第1の目的を達成す
るのにおいて、機能上の支障を確実に回避でき、
かつ加工上、有利なフレキシブルロータポンプを
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
これらの目的を達成させるために、この考案
は、次のような構成としている。すなわち、吸入
口8及び吐出口9を有し、内周が、均一半径の円
曲率内面2と、これより小さい曲率の円曲率内面
4とを有するケーシング1内に、弾性材料製のイ
ンペラ12を嵌装されるフレキシブルロータポン
プにおいて、ケーシング1を、均一半径の円曲率
内面を有するケーシング部3と、これより小さい
曲率を有する円曲率内面のケーシング部5との二
部分に分割可能とし、前記小さい曲率の円曲率内
面を有するケーシング部に、吸入口と吐出口を設
けているように構成したものである。
〔作用〕
この考案の上述の構造のフレキシブルロータポ
ンプにおいて、インペラ12を交換するとき、ケ
ーシング部5をケーシング部3から分離するとイ
ンペラ12が露出し、インペラ12を簡単にケー
シング1の外に取り出せる。
〔実施例〕
この考案のフレキシブルロータの一実施例の側
面を、側板を外した状態及びその断面を示す第
1,3図において、金属製のケーシング1は二部
分に分割可能にされている。すなわち均一半径の
円曲率内面2を有するケーシング部3と、これよ
り小さい曲率の円曲率内面4を有するケーシング
部5とである。
均一半径の円曲率内面2を有するケーシング部
3には、ベアリングを内蔵するベアリングケース
6(第2図)が設けられ、このベアリングケース
6を通つて、シヤフト7がケーシング1内に導か
れている。一方、円曲率内面2より小さい曲率の
円曲率内面4を有したケーシング部5には、吸入
口8と吐出口9とが設けられている。
ケーシング部3とケーシング部5はパツキン1
0を挟んで、ボルト11により互いに固定されて
いる。ケーシング1の中央に挿入されたシヤフト
7には、ゴム製のインペラ12が嵌着されてい
る。またケーシング1の側部には側板13が取り
付けられる。
シヤフト7が回転し、インペラ12が回転する
と、インペラ12の各ベーン14の先端が円曲率
内面2ないし4を摺動する。吸入口8から入つた
液体はベーン間に保持されて移動し、小さい曲率
を有する円曲率内面4の所でベーン14が弾性的
に屈曲し、隣同士のベーンの間の容積が縮小する
ため、保持されていた液体が吐出口9から吐出す
る。
インペラ12を交換するときは、側板13を外
し、ボルト11を外してケーシング部5をケーシ
ング部3から分離する。これによつてインペラ1
2が露出し、簡単にシヤフト7から取り外せる。
〔考案の効果〕
この考案では、ケーシングが均一半径の円曲率
内面を有するケーシング部と、これより小さい曲
率の円曲率内面を有するケーシング部の二部分に
分割可能になされ、小さい曲率の円曲率内面を有
するケーシング部に吸入口と吐出口が設けられ、
小さい曲率の円曲率内面を有するケーシング部
を、他方のケーシング部から分離するとケーシン
グ内のインペラが露出するので、インペラを工具
等を使用せずに簡単にシヤフトから外すことがで
き、インペラが硬化していたり、ケーシングに固
着していても簡単に取り出せ、時間をかけず、労
力をあまり必要とせずに、安全にインペラの交換
作業ができるという利点がある。
更にこの考案では、ケーシングの分断面は曲率
の異なる2個の円曲率内面の境界部とされる。し
たがつて、個々のケーシング部は単一の円曲率内
面を有するので、ケーシング部の内面の加工が容
易となる。また、ケーシング部の製造誤差等のた
めに、ケーシング部を接合すると、ケーシングの
内面に段差が生じるが、曲率が変化する個所に段
差が生じるので、多少の段差は吸収され、良好な
ポンプ機能を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のフレキシブルロータポンプ
の一実施例の側板を外した状態の側面図、第2図
はこの考案のフレキシブルロータポンプの平面
図、第3図は第2図の−線による断面図、第
4図は従来のフレキシブルロータポンプにおいて
インペラをケーシングから外す状態を示す図であ
る。 なお図において、1……ケーシング、2……均
一半径を有する円曲率内面、3……ケーシング
部、4……小さな曲率を有する円曲率内面、5…
…ケーシング部、8……吸入口、9……吐出口、
12……インペラ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸入口8及び吐出口9を有し、均一半径の円曲
    率内面2と、これより小さい曲率の円曲率内面4
    とを有するケーシング1内に、弾性材料製のイン
    ペラ12を嵌装されるフレキシブルロータポンプ
    において、ケーシング1を、均一半径の円曲率内
    面を有するケーシング部3と、これより小さい曲
    率の円曲率内面を有するケーシング部5との二部
    分に分割可能とし、前記小さい曲率の円曲率内面
    を有するケーシング部に、吸入口と吐出口を設け
    ることを特徴とするフレキシブルロータポンプ。
JP4679989U 1989-04-24 1989-04-24 Expired - Lifetime JPH0515593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4679989U JPH0515593Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24

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JP4679989U JPH0515593Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02137587U JPH02137587U (ja) 1990-11-16
JPH0515593Y2 true JPH0515593Y2 (ja) 1993-04-23

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ID=31562187

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JP4679989U Expired - Lifetime JPH0515593Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24

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JP (1) JPH0515593Y2 (ja)

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JPH02137587U (ja) 1990-11-16

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