JPH05150780A - 楽音合成装置 - Google Patents

楽音合成装置

Info

Publication number
JPH05150780A
JPH05150780A JP3315031A JP31503191A JPH05150780A JP H05150780 A JPH05150780 A JP H05150780A JP 3315031 A JP3315031 A JP 3315031A JP 31503191 A JP31503191 A JP 31503191A JP H05150780 A JPH05150780 A JP H05150780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
cycle
address
output
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3315031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3404756B2 (ja
Inventor
Tetsuo Nishimoto
哲夫 西元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP31503191A priority Critical patent/JP3404756B2/ja
Publication of JPH05150780A publication Critical patent/JPH05150780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404756B2 publication Critical patent/JP3404756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定フォルマント的な音色を上手く表現でき
る楽音合成装置を提供する。 【構成】 各周期の開始点と終了点の波形値が「0」
で、各周期の開始点の波形データにマークが付された複
数周期の波形データを記憶する波形メモリと、各々、発
音すべき音高に対応した時間だけ相互に遅延し、周期の
開始点に対応した値から終了点に対応した値に一定レー
トで変化する多層の位相データを発生し、波形メモリか
らマークの付された波形データで始まる1周期分の波形
データを読み出す動作を各相に対応した位相データに従
って並列実行し、1周期分の波形データを読み出した後
は、前記周期の開始点に対応した位相データが供給され
るのに応答し、既に読み出した周期の次の周期の波形デ
ータを読み出すアドレスジェネレータと、読み出された
各波形データの波形値を加算して出力し、波形データが
読み出されていない期間については振幅「0」の波形値
を出力するアキュムレータとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フォルマント音を合
成する楽音合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自然楽器や人声の発音機構は、直接的に
振動が励起される「励振器」と励振器により励起された
振動に共鳴する「共鳴器」とから構成されるとみること
ができる。例えば、図12に示すように、バイオリンは
弦が「励振器」であり、胴が「共鳴器」である。サック
スはリードが「励振器」であり、管が「共鳴器」であ
る。また、人声の発音機構においては声帯が「励振器」
であり、声道が「共鳴器」である。ここで、励振器は発
音すべき音のピッチによって音を構成するスペクトルの
分布が変化する。図13(a)は、ピッチの低い音を発
声した(上側)場合およびピッチの高い音を発声した場
合(下側)に、励振器たる声帯に発生する振動のスペク
トルを例示したものである。これらの図に示すように、
発生する音のピッチが高くなると、スペクトルの分布は
各スペクトルの包絡線形状を維持した状態で横軸(周波
数)方向に一律引き延ばしたものとなる。このようなピ
ッチ変化に対するスペクトルの分布の振る舞いを以下、
便宜上“移動フォルマント的である”という。一方、共
鳴器たる声道は、図13(b)に示すように、声帯から
伝播してくる音振動のピッチとは無関係に所定の伝送利
得周波数特性を維持する。このように、発音あるいは共
鳴しようとする音のピッチに依らず、一定のフォルマン
ト形状を出力する性質のことを以下では“固定フォルマ
ント的である”という。
【0003】このように、「励振器」と「共鳴器」とで
は演奏ピッチの高低に対するスペクトラム包絡特性の変
化の仕方は異なっている。また、人声あるいは楽器等に
よりその音色に対する「励振器」と「共鳴器」の寄与す
る割合は各々異なっている。例えば人声の場合、「共鳴
器」である声道の特性が支配的であり、固定フォルマン
ト的な音色となる。一方、金管楽器等の場合、「共鳴
器」の影響をあまり受けず、移動フォルマント的な音色
となる。さらに、ギター等の場合、「励振器」と「共鳴
器」の両方の特徴を備えた音色となる。
【0004】ところで、従来、楽音合成装置としてFM
方式を利用したものや、PCM方式を利用したサンプラ
等が知られている。これらによる合成音は、基本的には
ピッチ変化に対してスペクトルの凹凸形状が横軸(周波
数)方向に伸縮する、いわゆる移動フォルマント音であ
る。このため、従来、ピッチ変化に対してスペクトルの
凹凸形状が固定されている、いわゆる固定フォルマント
音を表現するために様々な工夫がなされてきた。例え
ば、FM方式を利用した楽音合成装置においては、変調
指数をキースケーリングすることにより固定フォルマン
ト的な音色を表現していた。また、サンプラ等の波形記
憶/読み出し方式を利用した楽音合成装置においては、
鍵盤音域を細かく分割して各区間毎にその区間の代表的
なピッチで発音された生楽器音を録音してそれらの波形
を取り込む。そして、音域毎のサンプル波形を再生する
ことにより、固定フォルマント的な音色を表現してい
た。一方、固定フォルマント音の合成専用装置として
は、LPC型、PARCOR型等の音声合成装置が知ら
れている。また、その他の例は特開平2−254497
および特開平2−271397に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したF
M方式を利用した楽音合成装置においては、ある特定の
音域以外は固定フォルマント的な音色を上手く表現でき
なかった。一方、上述したサンプラ等においては、1つ
1つのキーについてサンプリングを行えば固定フォルマ
ント的な音色を上手く表現できると考えられる。しかし
ながら、それを行った場合、ハードウエアの構成が複雑
になると同時に製造コストが著しく嵩み、コスト/性能
比に見合わなくなることが予想され現実的でない。この
ように、従来の楽音合成装置は人声やオーボエの様な極
度に固定フォルマント的な音色には対応しきれず、上述
した固定フォルマント音の合成専用装置には到底及ばな
いという問題があった。
【0006】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、固定フォルマント的な音色を上手く表現でき
る楽音合成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上に述べた
課題を解決するために、複数周期からなり、各周期の開
始点および終了点における波形値が「0」である波形デ
ータを記憶し、各周期の開始点に対応する波形値につい
ては、マークの付された波形データを記憶している波形
メモリと、各々、発音すべき音高に対応した時間だけ相
互に遅延し、前記周期の開始点に対応した値から終了点
に対応した値に一定レートで変化する多層の位相データ
を発生する位相発生手段と、前記波形メモリから前記マ
ークの付された波形データで始まる1周期分の波形デー
タを読み出す動作を前記各相に対応した位相データに従
って並列実行し、1周期分の波形データを読み出した後
は、前記周期の開始点に対応した位相データが供給され
るのに応答し、既に読み出した周期の次の周期の波形デ
ータを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によ
って読み出された各波形データの波形値を加算した波形
値を出力し、波形データが読み出されていない期間につ
いては振幅「0」の波形値を出力する加算手段とを具備
することを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の構成によれば、各々、発音すべき音高に
対応した時間だけ相互に遅延し、上記波形メモリに記憶
される波形の周期の開始点に対応した値から終了点に対
応した値に一定レートで変化する多層の位相データが発
生される。そして、上記波形メモリから上記マークの付
された波形データで始まる1周期分の波形データを読み
出す動作が前記各相に対応した位相データに従って並列
実行され、1周期分の波形データが読み出された後は、
前記周期の開始点に対応した位相データが供給されるの
に応答し、既に読み出された周期の次の周期の波形デー
タが読み出される。さらに、読み出された各波形データ
の波形値は加算されて出力され、波形データが読み出さ
れていない期間については振幅「0」の波形値が出力さ
れる。この結果、不連続点のない波形による固定フォル
マント音が合成される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1は、この発明の一実施例による
楽音合成装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は音色選択部である。操作者は、この音色選択部
1に設けられた操作子を操作することにより、発音させ
るべき音が移動フォルマント音であるか、あるいは固定
フォルマント音であるかを設定する。2は音色設定部で
ある。操作者は、移動フォルマント音および固定フォル
マント音を含んだ音を合成する場合、この音色設定部2
に設けられた操作子を操作することにより、発音させる
べき音における移動フォルマント音と固定フォルマント
音との混合比を設定する。そして、音色選択部1および
音色設定部2によって設定された設定情報は、音色パラ
メータ記憶部3に記憶される。
【0010】4は押鍵検出割当回路であり、操作者によ
り鍵盤部5における任意のキーが押された場合、押され
たキーに対応するキーコード信号KCと、キーオンパル
スKONPを出力する。6は波形メモリであり、予め録
音採取した原音のサンプル波形を後に詳述する所定の加
工を施した状態で記憶している。
【0011】7は固定フォルマント合成部であり、音色
パラメータ記憶部3に固定フォルマント音の合成を指示
する情報が記憶されている場合、押鍵検出割当回路4か
らキーコード信号KCとキーオンパルスKONPを取り
込み、これに基づいて固定フォルマント音を合成する。
なお、固定フォルマント合成部7による固定フォルマン
ト音の合成については後述する。
【0012】8は移動フォルマント合成部であり、音色
パラメータ記憶部3に移動フォルマント音の合成を指示
する情報が記憶されている場合、押鍵検出割当回路4か
らキーコード信号KCとキーオンパルスKONPを取り
込み、キーコード信号KCに対応したピッチに応じた読
み出し速度でサンプル波形を波形メモリ6から読み出
し、移動フォルマント音を合成する。
【0013】乗算器9,10およびこれらの乗算器の出
力信号を加算する加算器11により、固定フォルマント
音および移動フォルマント音を混合する混合器が構成さ
れている。ここで、固定フォルマント音および移動フォ
ルマント音の混合比は、乗算器9および10に供給され
る乗算係数により決定されるものであり、これらの各乗
算係数は音色パラメータ記憶部3に記憶される設定情報
に応じたものが発生される。12はサウンドシステムで
あり、加算器11から取り込んだ固定フォルマント音と
移動フォルマント音との混合音の信号に基づき発音を行
う。
【0014】次に、本実施例において行われるべき前処
理について説明を行う。この前処理とは、原音を録音採
取してサンプル波形を加工し波形メモリ6に記憶させる
処理を指している。以下、図2に示す本実施例において
行われるべき前処理のフローチャートを参照しながら説
明を行う。まず、ステップS1において、楽器演奏によ
る原音の録音採取を行う。次に、ステップS2に進む
と、ステップS1において採取された原音のピッチ抽出
を行い、ピッチデータを得る。ピッチデータは複数周期
の平均によって決定することができる。また、一般にピ
ッチ抽出は計算量が膨大であることも考慮して、本実施
例ではピッチ抽出が比較的容易な非実時間分析によって
行う。なお、ステップS1,S2の処理はコンピュータ
上で行われる。
【0015】次に、ステップS3に進むと、ステップS
2において得られたピッチデータに基づき、原音波形を
ピッチ周期毎に切り出す。このとき、切り出したポイン
トから1番近いゼロクロス・ポイントを検出し、そのポ
イントを周期波形の境とする。続いて、その境からステ
ップS2で求められたピッチ周期で切り出し、同様に1
番近いゼロクロス・ポイントを捜す。この処理を繰り返
す。このような周期波形の切り出し点を求める処理は入
力波形にローパス処理を行った後に行うとよい。ここ
で、図3は原音波形の例を示す図であり、図中の垂線L
は平均ピッチ周期の境を示している。図中Pに示すよう
に、原音波形は平均ピッチ周期の境で振幅が「0」にな
っていない。この状態のまま波形切り出しを行い波形メ
モリ6に記憶させた場合、読み出しのピッチ周期を変え
ると、波形の不連続点が発生しノイジーな音になってし
まう。上記ゼロクロス検出処理において、ある程度ピッ
チ周期の境を振幅「0」に近づけることができるが、そ
れだけでは不十分である。そこで、次にステップS4あ
るいはステップS4′に進み、ピッチ周期の境における
位相あるいは振幅を強制的に「0」にする。
【0016】ステップS4に進んだ場合、切り出し波形
毎にFFT(高速フーリエ変換)分析を行った後、逆F
FTを行って合成し直す。この結果、位相「0」から始
まる波形が得られる。一方、ステップS4′に進んだ場
合、切り出し波形毎にウィンドウ波形を乗算して、ピッ
チ周期の境における振幅を「0」にする。図4は、切り
出し波形にウィンドウ波形を乗算した状態を示す図であ
る。ステップS4あるいはステップS4′の処理が終了
すると、次にステップS5に進む。
【0017】ステップS5に進むと、ピッチ周期の境す
なわち切り出し波形の境を識別できるようにした後、波
形メモリ6に記憶させる。図5は、波形メモリ6の記録
内容を示す図である。先頭フィールドには、原音をサン
プルした時のサンプルレートが記録され、2番目のフィ
ールドには、サンプリングした楽音波形の音高、すなわ
ちサンプルキーが記録されている。そして、これらに続
くフィールドに切り出された波形データが各々マークビ
ットを含んで順次記録されている。図5には、波形デー
タのMSBをマークビットとした場合の例が示されてい
る。各ピッチ周期の開始点にはMSBが“1”である振
幅「0」の波形データが記憶されており、ピッチ周期の
途中の波形データはMSBが“0”となっている。ここ
で、マークビットにはMSB、LSBのどちらのビット
を使用しても良い。
【0018】このようにして、波形メモリ6に記憶され
たサンプル波形は、固定フォルマント音の合成時におい
て、様々なピッチ周期に対応した時間間隔で読み出され
る。図6は、サンプル波形を低ピッチ再生した場合と高
ピッチ再生した場合を示す波形図である。(a)は原音
のサンプル波形を示しており、(b)は低ピッチ再生に
よる読み出し波形を示し、(c)は高ピッチ再生による
読み出し波形を示している。低ピッチ再生の場合、個々
の波形データを読み出す時間間隔はサンプリング時のサ
ンプル周期と同じであるが、1波を読み出す毎に振幅が
「0」の区間を挿入することによりピッチ周期t′とし
ている。一方、高ピッチ再生の場合、個々の波形データ
の読み出し周期は、低ピッチ再生のときと同様、サンプ
リング時のサンプル周期に対応した読み出し速度で読み
出しを行うが、前の波形の読み出しが終わらないうちに
前の波形の読み出し開始時刻から時間t″だけ経過した
時点で次の波形が読み出される。そして、読み出された
各波を重ねて振幅を加算することにより高ピッチによる
読み出し波形が得られる。
【0019】次に、図7および図8を参照しながら、固
定フォルマント合成部7の構成について詳述する。図7
は固定フォルマント合成部7の構成(波形メモリ6を含
めて図示してある。)を示すブロック図であり、図8は
波形メモリ6の記憶内容と各アドレスの関係を示す図で
ある。図7において、61a〜dはアドレスジェネレー
タであり、再生時のピッチ周期分位相をずらした波形メ
モリ6の相対アドレスAG1〜4を50kHZのアドレ
ス発生レートで出力する。この相対アドレスAG1〜4
とは、図8に示すように、読み出すべきサンプル波形の
周期の開始点のアドレスを開始アドレス「0」とした各
波形データの相対アドレスのことである。また、図7に
おいて、図示を省略したアドレス選択信号発生源によ
り、アドレスジェネレータ61a〜dによるアドレス発
生レートの4倍の周波数、すなわち200kHZのパル
スがアドレス選択信号ADSELとして発生される。
【0020】62a〜dはラッチ回路であり、アドレス
ジェネレータ61a〜dに各々対応しており、サンプル
波形における周期の開始点の絶対アドレスAA1〜4が
書き込まれる。この絶対アドレスAA1〜4とは、図8
に示すように、波形メモリ6の先頭アドレスから起算し
た各サンプル波形の周期の開始点を捜すための絶対アド
レスのことである。63a〜dは加算器であり、アドレ
スジェネレータ61a〜dから出力される相対アドレス
AG1〜4と、ラッチ回路62a〜dから出力される絶
対アドレスAA1〜4とを各々について加算し、波形メ
モリ6の実効アドレスAD1〜4として出力する。
【0021】64は波形アドレス選択部であり、加算器
63a〜dから出力される実効アドレスAD1〜4を、
アドレス選択信号ADSELが発生される毎にAD1〜
4の順番で順次選択して出力する。65はセレクタであ
り、波形アドレス選択部64から出力される実効アドレ
スAD1〜4が入力端子Aに入力され、後述するマーク
アドレス供給部69から出力されるサンプル波形の周期
の開始点を捜すためのアドレス信号MAが入力端子Bに
入力される。そして、これらをアドレス選択信号ADS
ELに従って選択し、波形メモリ6に対して順次出力す
る。
【0022】66はマーク検出部であり、波形メモリ6
の読み出しデータからマークビットが検出されると、マ
ーク検出信号MFを出力する。67はセレクタであり、
マーク検出信号MFを入力し、これをアドレス選択信号
ADSELに従って出力端子AあるいはBから出力す
る。すなわち、アドレス選択信号ADSELがHigh
レベルの場合、出力端子Aからマーク読取パルスMKW
を出力する。一方、アドレス選択信号ADSELがLo
wレベルの場合、出力端子Bからマーク探索パルスMK
Mを出力する。
【0023】68はフリップフロップ回路であり、セレ
クタ67から出力されるマーク探索パルスMKMによっ
てセットされ、後述するピッチクロック発生部81から
出力されるフェーズパルスφによってリセットされる。
70は加算器であり、後述するスタートアドレスSTA
Dに「1」を加算して出力する。マークアドレス供給部
69は、キーオンパルスを取り込んだタイミングで、加
算器70から出力された値を初期値としてカウントアッ
プを開始する。そして、フリップフロップ回路68から
出力される出力信号Q1に基づいてカウントの停止と再
開を制御し、各時点のカウント値を周期の開始点を捜す
ためのアドレス信号MAとして出力する。71はラッチ
回路であり、セレクタ67から出力されるマーク探索パ
ルスMKMをラッチ信号として受けると、マークアドレ
ス供給部69から出力される周期の開始点を捜すための
アドレス信号MAをラッチし、これをアドレス信号MA
Aとして出力する。
【0024】72a〜dはセレクタである。セレクタ7
2aにはスタートアドレスSTADが入力端子Aに入力
され、ラッチ回路71から出力されるアドレス信号MA
Aが入力端子Bに入力される。セレクタ72b〜dには
アドレス「0」が入力端子Aに入力され、ラッチ回路7
1から出力されるアドレス信号MAAが入力端子Bに入
力される。キーオンパルスKONPがHighレベルの
場合、セレクタ72aは、スタートアドレスSTADを
ラッチ回路62aに対して出力し、セレクタ72b〜d
は、アドレス「0」をラッチ回路62b〜dに対して出
力する。一方、キーオンパルスKONPがLowレベル
の場合、セレクタ72a〜dは、アドレス信号MAAを
各々ラッチ回路62a〜dに対して出力する。73a〜
dはOR回路であり、各々後述するフリップフロップ回
路80a〜dから出力されるカウントイネーブル信号C
E1〜4とキーオンパルスKONPとのORをとったラ
ッチ信号をラッチ回路62a〜dに対して出力する。
【0025】74はラッチ回路であり、アドレス選択パ
ルスADSELを受けると、波形メモリ6から異なる4
位相のアドレスにより読み出された波形データをラッチ
し、これを出力する。75はアキュームレータであり、
ラッチ回路74から出力された異なる4位相の波形デー
タを加算して出力する。
【0026】ピッチクロック発生部81は、キーコード
に対応した周波数ナンバを記憶しており、キーコード信
号KCを取り込むと、これに対応する周波数ナンバを順
次累算し、この結果に基づいてフェーズパルスφを発生
する。したがって、このフェーズ信号φのパルスはピッ
チ周期に対応して発生される。76は先頭アドレス供給
部であり、キーオンパルスKONPを取り込んだタイミ
ングで記憶してあるスタートアドレスSTADを出力す
る。このスタートアドレスSTADは、図8に示すよう
に第1波の先頭波形データが記憶されているアドレスで
ある。
【0027】77および78は共にデマルチプレクサで
ある。デマルチプレクサ77はピッチクロック発生部8
1から出力されるフェーズパルスφを4つのパルスDP
11〜14に分散して出力する。デマルチプレクサ78
はセレクタ67から出力されるマーク読取パルスMKW
を4つのパルスDP21〜24に分散して出力する。そ
して、デマルチプレクサ77から出力された4つのパル
スDP11〜14は、フリップフロップ回路80a〜d
にセット信号として各々取り込まれる。一方、デマルチ
プレクサ78から出力された4つのパルスDP21〜2
4は、OR回路79a〜dにより各々キーオンパルスK
ONPとORをとられた後、フリップフロップ回路80
a〜dにリセット信号として取り込まれる。フリップフ
ロップ回路80a〜dは、これらセット信号およびリセ
ット信号に対応したカウントイネーブル信号CE1〜4
を、各々アドレスジェネレータ61a〜dおよびラッチ
回路62a〜dに対して出力する。
【0028】次に、固定フォルマント合成部7による波
形メモリ6の読み出し動作について説明する。図9はア
ドレスジェネレータ61a〜dから出力される相対アド
レスAG1〜4に関わる信号のタイミング図である。ア
ドレスジェネレータ61a〜dは、各々カウントイネー
ブル信号CE1〜4に従ってアドレスのカウントを行い
つつ、50kHZのアドレス発生レートに従って相対ア
ドレスAG1〜4を出力する。すなわち、図9におい
て、例えばアドレスジェネレータ61aは、カウントイ
ネーブル信号CE1がLowレベルからHighレベル
に変わると初期値「0」からカウントアップを開始す
る。そして、カウントイネーブル信号CE1がHigh
レベルの間、カウントアップを続ける。次に、カウント
イネーブル信号CE1がHighレベルからLowレベ
ルに変わるとカウントを停止する。そして、カウントイ
ネーブル信号CE1がLowレベルの間、カウントを停
止したまま一定のアドレスを保つ。次に、カウントイネ
ーブル信号CE1がLowレベルからHighレベルに
変わるとアドレスを初期値「0」にクリアした後、再び
カウントアップを開始する。アドレスジェネレータ61
b〜dにおいても、各々カウントイネーブル信号CE2
〜4に従って同様のカウント動作が行われる。また、ア
ドレスジェネレータ61a〜dにキーオンパルスKON
Pが取り込まれると、各々のアドレスは初期値「0」に
クリアされる。
【0029】そして、アドレスジェネレータ61a〜d
から出力される相対アドレスAG1〜4とラッチ回路6
2a〜dから出力される次に読み出すべき周期波形の先
頭を示す絶対アドレスAA1〜4は、加算器63a〜d
によって各々加算される。そして、波形メモリ6の波形
データを読み出すための実効アドレスAD1〜4として
出力される。
【0030】次に、図10を参照しながら、実効アドレ
スAD1〜4が得られた後、波形メモリ6にアドレスが
供給されるまでの動作を説明する。図10は波形メモリ
6に供給されるアドレス信号の生成に関わる信号のタイ
ミング図である。この図において、SCはこの装置のシ
ステムクロックである。また、WAは波形アドレス選択
部64から出力されるアドレス信号であり、SAはセレ
クタ65から出力されるアドレス信号である。波形アド
レス選択部64は実効アドレスAD1〜4を取り込む
と、アドレス選択信号ADSELに同期させてAD1〜
4の順番に並べたアドレス信号WAを出力する。そし
て、セレクタ65はこのアドレス信号WAと周期の開始
点を捜すためのアドレス信号MAに基づき、波形メモリ
6に対しアドレス信号SAを供給する。すなわち、アド
レス選択信号ADSELがHighレベルのとき、実効
アドレスAD1〜4を出力し、アドレス選択信号ADS
ELがLowレベルのとき、周期の開始点を捜すための
アドレスM1,M2,M3,…を出力する。したがっ
て、周期の開始点を捜すためのアドレスM1,M2,M
3,…は常に実効アドレスAD1〜4に対して先行する
ことになり、事前に次に読み出すべき周期波形の開始点
のアドレスが得られることになる。
【0031】このようにして波形メモリ6にアドレスが
供給されると、波形メモリ6から波形データの読み出し
あるいは周期の開始点の検出が行われる。そして、ラッ
チ回路74はアドレス選択信号ADSELをラッチ信号
として受けると、異なる4位相のアドレスにより波形メ
モリ6から読み出された波形データをラッチし、これを
出力する。そして、アキュームレータ75は、ラッチ回
路74から出力された異なる4位相の波形データを加算
して出力する。
【0032】次に、図11を参照しながら、波形メモリ
6においてマークビット検出後、絶対アドレスAA1〜
4がラッチ回路62a〜dから出力されるまでの動作を
説明する。図11は周期の開始点の検出に関わる信号の
タイミング図である。波形メモリ6の読み出しの際にマ
ークビットが検出されると、マーク検出部66は、マー
ク検出信号MFを出力する。そして、セレクタ67はマ
ーク検出信号MFをアドレス選択信号ADSELに基づ
いてマーク読取パルスMKWあるいはマーク探索パルス
MKMとして出力する。すなわち、マーク検出信号MF
のHighレベルとアドレス選択信号ADSELのHi
ghレベルが一致した場合、波形データを読み出すため
の実効アドレスAD1〜4によりマークビットが検出さ
れたことになるので、この時マーク読取パルスMKWを
出力する。一方、マーク検出信号MFのHighレベル
とアドレス選択信号ADSELのHighレベルが一致
しない場合、周期の開始点を捜すためのアドレスM1,
M2,M3,…によりマークビットが検出されたことに
なるので、この時マーク探索パルスMKMを出力する。
【0033】そして、フリップフロップ回路68はセレ
クタ67から出力されるマーク探索パルスMKMをセッ
ト信号として取り込み、ピッチクロック発生部81から
出力されるフェーズパルスφをリセット信号として取り
込む。そして、これらの信号に対応した出力信号Q1を
出力する。さらに、マークアドレス供給部69は、キー
オンパルスKONPを取り込むと、加算器70から取り
込んだスタートアドレスSTADに「1」を加算したア
ドレスを開始アドレスとしてアドレス選択信号ADSE
Lに従いカウントアップを開始する。そして、フリップ
フロップ回路68から出力される出力信号Q1に基づい
てカウントの停止と再開を制御する。すなわち、フリッ
プフロップ回路68から出力される出力信号がHigh
レベルの間はアドレスをカウントアップして周期の開始
点を捜すためのアドレス…,Mk-2,Mk-1として出力
し、Lowレベルの間はアドレスのカウントを停止させ
て周期の開始点のアドレスMkを出力する。そして、ラ
ッチ回路71は、マーク探索パルスMKMをラッチ信号
として受けると、マークアドレス供給部69から出力さ
れるマークアドレスMkをラッチし、これをアドレス信
号MAAとして出力する。
【0034】そして、セレクタ72aは、キーオンパル
スKONPを受けると、入力端子Aに取り込んだスター
トアドレスSTADを選択し、ラッチ回路62aに対し
て出力する。また、セレクタ72b〜dは、キーオンパ
ルスKONPを受けると、入力端子Aに取り込んだアド
レス「0」を選択し、各々ラッチ回路62b〜dに対し
て出力する。このとき、ラッチ回路62a〜dは、各々
OR回路73a〜dからラッチ信号を受けて、スタート
アドレスSTADあるいはアドレス「0」をラッチして
絶対アドレスAA1〜4として出力する。一方、セレク
タ72a〜dは、キーオンパルスKONPを受けていな
いとき、入力端子Bに取り込んだアドレス信号MAAを
選択し、各々ラッチ回路62a〜dに対して出力する。
そして、ラッチ回路62a〜dのうち、カウントイネー
ブル信号CE1〜4に基づくOR回路73a〜dからの
ラッチ信号を受けているものがアドレス信号MAAをラ
ッチして絶対アドレスAA1〜4として出力する。例と
してカウントイネーブル信号CE3と絶対アドレスAA
3を図示してある。以上が固定フォルマント合成部7に
よる波形メモリ6の読み出し動作の説明である。
【0035】次に、本実施例による楽音合成装置の動作
について説明を行う。操作者は、例えば固定フォルマン
ト的な音色と移動フォルマント的な音色との比を8対2
の割合で含んだ音を再生する場合、音色選択部1の操作
子を操作して固定フォルマント音と移動フォルマント音
の両方を選択する。そして、音色設定部2の操作子を操
作して固定フォルマント音と移動フォルマント音との混
合比を8対2に設定する。この結果、音色パラメータ記
憶部3には、固定フォルマント音と移動フォルマント音
との再生割合が8対2であるという設定情報が記憶され
る。
【0036】次に、操作者は鍵盤部5により楽音の演奏
を行う。この演奏による押鍵に伴って、押鍵検出割当回
路4からキーオンパルスKONPと対応するキーコード
信号KCが出力される。そして、音色パラメータ記憶部
3の設定情報に従って、固定フォルマント合成部7と移
動フォルマント合成部8による楽音合成が行われる。固
定フォルマント合成部7は、押鍵検出割当回路4から出
力されたキーオンパルスKONPとキーコード信号KC
を取り込み、上述したキーコード信号KCに対応するピ
ッチに従った波形メモリ6の読み出しを行い、固定フォ
ルマント音の合成を行う。一方、移動フォルマント合成
部8は、キーオンパルスKONPとキーコード信号KC
を取り込み、従来のサンプラと同様にキーコード信号K
Cに対応するピッチに従った読み出し速度で波形メモリ
6の読み出しを行い、移動フォルマント音の合成を行
う。
【0037】固定フォルマント合成部7から出力された
固定フォルマント音の信号は、乗算器9において、音色
パラメータ記憶部3に記憶された混合比0.8を掛け合
わされて出力される。一方、移動フォルマント合成部8
から出力された移動フォルマント音の信号は、乗算器1
0において、音色パラメータ記憶部3に記憶された混合
比0.2を掛け合わされて出力される。そして、乗算器
9から出力された固定フォルマント音の信号と乗算器1
0から出力された移動フォルマント音の信号とは、加算
器11において加算され、混合音の信号として出力され
る。サウンドシステム12は、加算器11から出力され
た混合音の信号に基づき発音を行う。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
固定フォルマント音の場合、サンプリング時のピッチと
異なるピッチで演奏しても原音のフォルマントが固定さ
れたまま再生される。このため、従来のサンプラ等のよ
うに、固定フォルマント音を表現するために、音域を細
かく分割して音域毎のサンプル波形を用意しておく必要
がなくなる。また、操作者が音色選択部1および音色設
定部2の操作子を操作して、原音に対応した固定フォル
マント音と移動フォルマント音の割合を設定することが
できる。また、操作者が意図的に原音の特性とは関係な
く固定フォルマント音と移動フォルマント音の割合を設
定することにより、原音とは違ったニュアンスの音色を
得ることができる。さらに、本実施例においては読み出
しレートをサンプルレートで固定としたが、これを可変
にしておくことにより、フォルマント周波数を上下にシ
フトすることができるので、音色を変えることが可能と
なり、より応用範囲が広がる。また、本実施例のよう
に、移動フォルマント合成部8に従来のPCM方式を利
用したものを使用すれば、固定フォルマント合成部7と
波形メモリ6の共有が可能となり構成が簡略化できる。
この場合、両者による波形メモリ6の読み出しは時分割
で行う。同様に、アドレスジェネレータ61a〜61d
による動作についても時分割で行うとよい。また、アド
レスジェネレータの数は必ずしも4つに限定されない。
本実施例のように4つとした場合、ピッチアップの限界
音域は2オクターブに制限されることになる。
【0039】なお、マークすべきサンプル波形のアドレ
スを波形メモリ6と別のメモリに記憶させておけば、固
定フォルマント合成部7の構成をより簡略化することが
できる。また、同じサンプル波形を何回繰り返して読み
出すかを指定できるようにすれば、音色変化の速さを制
御することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数周期からなり、各周期の開始点および終了点に
おける波形値が「0」である波形データを記憶し、各周
期の開始点に対応する波形値については、マークの付さ
れた波形データを記憶している波形メモリと、各々、発
音すべき音高に対応した時間だけ相互に遅延し、前記周
期の開始点に対応した値から終了点に対応した値に一定
レートで変化する多層の位相データを発生する位相発生
手段と、前記波形メモリから前記マークの付された波形
データで始まる1周期分の波形データを読み出す動作を
前記各相に対応した位相データに従って並列実行し、1
周期分の波形データを読み出した後は、前記周期の開始
点に対応した位相データが供給されるのに応答し、既に
読み出した周期の次の周期の波形データを読み出す読み
出し手段と、前記読み出し手段によって読み出された各
波形データの波形値を加算した波形値を出力し、波形デ
ータが読み出されていない期間については振幅「0」の
波形値を出力する加算手段とを設けたので、原音のサン
プリング時のピッチと異なるピッチで演奏しても、原音
のフォルマント等の特性が変わらずに再生される。この
ため、従来のサンプラ等のように、固定フォルマント的
な音色を表現するために、音域を細かく分割して音域毎
のサンプル波形を用意しておく必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による楽音合成装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 同実施例において行われるべき前処理を示す
フローチャートである。
【図3】 図3は原音波形の例を示す図である。
【図4】 切り出し波形にウィンドウ波形を乗算した状
態を示す図である。
【図5】 波形メモリ6の記録内容を示す図である。
【図6】 サンプル波形を低ピッチ再生した場合と高ピ
ッチ再生した場合を示す波形図であり、(a)は原音の
サンプル波形を示しており、(b)は低ピッチ再生によ
る読み出し波形を示し、(c)は高ピッチ再生による読
み出し波形を示している。
【図7】 固定フォルマント合成部7の構成(波形メモ
リ6を含めて図示してある。)を示すブロック図であ
る。
【図8】 波形メモリ6の記憶内容と各アドレスの関係
を示す図である。
【図9】 アドレスジェネレータ61a〜dから出力さ
れる相対アドレスAG1〜4に関わる信号の波形を示す
図である。
【図10】 波形メモリ6に供給されるアドレス信号の
生成に関わる信号を示す図である。
【図11】 周期の開始点の検出に関わる信号を示す図
である。
【図12】 楽器および人声において、各々「励振器」
と「共鳴器」に対応するものを表にして示した図であ
る。
【図13】 人声を例とした場合の発音ピッチの高低に
対する声帯と声道とのスペクトラム包絡特性の相違を示
す図である。
【符号の説明】
1……音色選択部、2……音色設定部、3……音色パラ
メータ記憶部、4……押鍵検出割当回路、5……鍵盤
部、6……波形メモリ、7……固定フォルマント合成
部、8……移動フォルマント合成部、9,10……乗算
器、11,63a〜d,70……加算器、12……サウ
ンドシステム、61a〜d……アドレスジェネレータ、
62a〜d,71,74……ラッチ回路、64……波形
アドレス選択部、65,67,72a〜d……セレク
タ、66……マーク検出部、68,80a〜d……フリ
ップフロップ回路、69……マークアドレス供給部、7
3a〜d,79a〜d……OR回路、75……アキュム
レータ、76……先頭アドレス供給部、77,78……
デマルチプレクサ、81……ピッチクロック発生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数周期からなり、各周期の開始点およ
    び終了点における波形値が「0」である波形データを記
    憶し、各周期の開始点に対応する波形値については、マ
    ークの付された波形データを記憶している波形メモリ
    と、 各々、発音すべき音高に対応した時間だけ相互に遅延
    し、前記周期の開始点に対応した値から終了点に対応し
    た値に一定レートで変化する多層の位相データを発生す
    る位相発生手段と、 前記波形メモリから前記マークの付された波形データで
    始まる1周期分の波形データを読み出す動作を前記各相
    に対応した位相データに従って並列実行し、1周期分の
    波形データを読み出した後は、前記周期の開始点に対応
    した位相データが供給されるのに応答し、既に読み出し
    た周期の次の周期の波形データを読み出す読み出し手段
    と、 前記読み出し手段によって読み出された各波形データの
    波形値を加算した波形値を出力し、波形データが読み出
    されていない期間については振幅「0」の波形値を出力
    する加算手段とを具備することを特徴とする楽音合成装
    置。
JP31503191A 1991-11-28 1991-11-28 楽音合成装置 Expired - Fee Related JP3404756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31503191A JP3404756B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 楽音合成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31503191A JP3404756B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 楽音合成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05150780A true JPH05150780A (ja) 1993-06-18
JP3404756B2 JP3404756B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=18060594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31503191A Expired - Fee Related JP3404756B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 楽音合成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404756B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3404756B2 (ja) 2003-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006215204A (ja) 音声合成装置およびプログラム
US7276655B2 (en) Music synthesis system
EP0149896A2 (en) Method and apparatus for dynamic reproduction of transient and steady state voices in an electronic musical instrument
JP3601371B2 (ja) 波形生成方法及び装置
JP3654079B2 (ja) 波形生成方法及び装置
JP3654083B2 (ja) 波形生成方法及び装置
US5196639A (en) Method and apparatus for producing an electronic representation of a musical sound using coerced harmonics
JPS6091395A (ja) 電子楽器
JP3654082B2 (ja) 波形生成方法及び装置
JP3654084B2 (ja) 波形生成方法及び装置
US5814751A (en) Musical tone generating apparatus
JPH05150780A (ja) 楽音合成装置
JP2692672B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPS60100199A (ja) 電子楽器
JP3518716B2 (ja) 楽音合成装置
JP2940011B2 (ja) 楽音合成装置
JP3261983B2 (ja) カラオケ装置
JP3090667B2 (ja) 楽音合成装置
JP4238807B2 (ja) 音源用波形データの決定装置
JP2784399B2 (ja) 楽音発生装置
JP3788096B2 (ja) 波形圧縮方法及び波形生成方法
JP3744247B2 (ja) 波形圧縮方法及び波形生成方法
JP2768064B2 (ja) 楽音合成装置
JP3933161B2 (ja) 波形生成方法及び装置
JP2794561B2 (ja) 波形データ発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030204

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees