JPH05149912A - CaF2 固体電解質を使用するセンサー - Google Patents

CaF2 固体電解質を使用するセンサー

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JPH05149912A
JPH05149912A JP3341963A JP34196391A JPH05149912A JP H05149912 A JPH05149912 A JP H05149912A JP 3341963 A JP3341963 A JP 3341963A JP 34196391 A JP34196391 A JP 34196391A JP H05149912 A JPH05149912 A JP H05149912A
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JP
Japan
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metal
reference electrode
fluorine
solid electrolyte
molten
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Withdrawn
Application number
JP3341963A
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English (en)
Inventor
Shigeo Matsubara
茂雄 松原
Ryuji Tagami
竜司 田上
Tatsuhiro Den
達博 傳
Kazunari Nakamoto
一成 中本
Iwao Katayama
巖 片山
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低融点金属および合金中の特定金属の濃度を
測定する装置の提供。 【構成】 CaF2基固体電解質の内部容器と、それに
収容された所定のフッ素ポテンシャルを与える参照極
と、この参照極と溶融金属のそれぞれに接続されるリー
ド材でフッ素濃淡電池を構成する。 【効果】 550℃以下の溶融金属(合金)中の目的金
属と平衡するフッ素のポテンシャルを迅速に測定するこ
とによって該金属の濃度の測定が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低融点の溶融金属および
合金中の目的金属と平衡するフッ素ポテンシャルを測定
することによって該目的金属の濃度を測定するためのC
aF2固体電解質センサーに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】最近鋼板の溶融亜鉛めっき工
程において亜鉛めっき層の性質向上のために亜鉛浴に微
量のAlを添加することが行われている。これはメッキ
後の熱処理工程において鉄の拡散速度を制御するために
AlとFeの金属間化合物を界面に形成させることを目
的とするものであり、その生成の安定を図るためには、
亜鉛浴中のAlの濃度を厳しく制御することが必要とさ
れる。亜鉛中のAlの定量に関して、溶融塩を電解質と
した電池による起電力法が有効であることが知られてい
る。(J.E.Hillard,B.L.Averbac
h,M.Cohen:Acta Metallurgi
ca (1954),62)。
【0003】そしてこれを応用した混合塩化物の固液共
存相からなるコンポジット型電解質を用いた溶融亜鉛め
っき浴用AlセンサーがCAMP−ISIJ Vol.
4(1991)p.669に報告されている。この溶融
亜鉛めっき浴用Alセンサーは以下に示す構成のAl濃
淡電池である。 Zn+Al|NaCl+AlCl3+ZnCl2|β-Al2O3|NaCl+AlCl3
|Al この濃淡電池の起電力は低Al濃度領域では E=RT/3F ln aAl (Zn+Al)/aAl° =2.303RT/3F(log
wt%Al +const.) で表わされる。即ち、β−アルミナの隔壁(容器)の外と
内に溶融塩を配置し、それぞれ左極と右極での平衡を達
成させたNa+イオン伝導体からなる。 隔壁(容器)と
して用いるβ−アルミナは、左極のAl濃度が極めて低
い場合にZnとの置換反応に伴う溶融液の組成変動の影
響を防ぐためのものである。通常、石英の外部容器であ
って小孔を有するものと、固体電解質(この場合β−ア
ルミナ)の内部容器よりなり、内部容器内に(NaCl
+AlCl3)を容れ、内外容器の間に(NaCl+A
lCl3+ZnCl2)を入れ、内外塩浴をリード線で結
んだものよりなり、石英容器をAlを含む溶融Zn浴中
に浸漬して両塩浴間の電位を測定するように構成されて
いる。(NaCl+AlCl3)浴とZn浴は小孔を介し
て平衡する。これらの塩浴は吸湿性であるから、大気を
遮断する手段を有する。
【0004】しかし、この溶融亜鉛めっき浴用Alセン
サーは、 (1) 非常に高価なβ−アルミナ容器が必要である。 (2) 溶融塩(AlCl3+NaCl)が吸湿性のため取
扱いが非常に困難である。 (3) Al濃度の変化に対する起電力の変化が少い。
0.1〜0.2%Alで約15mV。 (4) 初期応答が遅い。 (5) 起電力の温度依存性が大きい。 などの欠点があり、比較的安価で、取扱いが容易で、
(500℃程度の温度)で安定な固体電解質センサーが
望まれる。
【0005】
【問題解決の手段】従来より溶鋼や溶銅にジルコニア酸
素センサーが使用されており、その参照電極として使用
されているのは、溶鋼用にはCr−Cr23系、 Mo
−MoO2系など、溶銅用にはNi−NiO系、Fe−
FeO系などの固体極である。これらの場合使用温度が
1000〜1800℃と高いため起電力の応答は十分速
い。しかしこれらの固体極を温度が350〜550℃の
比較的低温の溶融金属に用いた場合には、起電力が安定
するまでに要する時間が非実用的なほど長いか、または
安定しない。本発明者等はこの点に注目し、CaF2基固
体電解質の容器とこの固体電解質の内表面に接して目的
金属とフッ化物溶融塩からなる参照電極と、低融点の溶
融金属をリード材で接続して構成される CaF2固体電
解質センサーを用いることにより、溶融金属中のフッ素
ポテンシャルを信頼性よく測定でき、従ってこれよりフ
ッ素イオンと平衡する金属の濃度が測定できる知見を得
た。本発明はこの知見に基づき従来の問題を克服した
CaF2固体電解質センサーを提供する。
【0006】
【発明の構成】本発明によれば、350〜550℃の溶
融金属中のフッ素と平衡する目的金属の濃度を測定する
ための、該溶融金属および目的金属のフッ化物に対して
安定な物質で造られた小孔を有する外部容器と、CaF2
基固体電解質の内部容器と、内部容器に納められた該目
的金属と該金属のフッ化物からなる参照電極と、内外容
器の間に納められた該金属のフッ化物からなる電解質と
電圧測定装置と該電圧測定装置と容器内外のフッ化物を
結ぶリード線からなる装置が提供される。
【0007】CaF2固体電解質センサーは、参照電極
とCaF2固体電解質と溶融金属とリード線からなるフ
ッ素濃淡電池の起電力を測定することによってフッ素と
平衡する金属の濃度を決定する。本発明において対象と
する350〜550℃の温度で溶融状態となる低融点金
属としては、亜鉛,鉛,スズ,ビスマス,インジウム,
ガリウムおよびそれらの金属の合金などである。本発明
において CaF2固体電解質はフッ素イオンの電導体と
して機能する。フッ素濃淡電池のセルの構成は、例えば
溶融金属中のAlの場合 Al,AlF3|CaF2|M−Al,AlF3 となる。 CaF2固体電解質を溶融金属を接触させるこ
とにより、参照電極と溶融金属または合金中のフッ素ポ
テンシャルの差によって起電力が発生する。起電力E
は、 E=−RT/3F・lnaAl=−RT/3F・(lnN+const.) で表わされる。
【0008】参照電極としては、目的金属とそのフッ化
物によって構成され、測定温度において常に塩相を呈す
るものが用いられる。通常液体参照電極を用いる場合、
高温では大気中の酸素のための酸化による参照電極の劣
化を防止するために不活性ガスまたはシール材により大
気との遮断を図る必要がある。測定温度において固相の
参照電極を用いた場合には、十分な起電力を安定に発生
することができず、液相の参照電極を用いることにより
所定のフッ素ポテンシャルが安定に発生する。この理由
は、固相の参照電極を用いた場合、フッ素イオンの授受
が固体間で行われるため、比較的低温の領域においては
フッ素イオンが平衡に達するのが非常に遅く安定起電力
が得られない。ところが参照電極が液相の場合は、フッ
素イオンが平衡に達するのが非常に速く、また固体電解
質と参照電極のぬれ性がよくなり抵抗が小さくなるた
め、起電力が安定して得られるためと考えられる。
【0009】参照電極は、測定状態において溶融金属中
にその金属のフッ化物粒子が分散した状態にあり、参照
電極金属中にはフッ素が飽和状態で溶解していると考え
られ、これにより熱力学的に計算される所定のフッ素ポ
テンシャルが与えられる。なお参照電極を容れた Ca
2固体電解質容器を測定前に予め測定対象の溶融金属
温度近傍まで予熱することは、参照電極が前述の状態と
なり、測定の応答性と安定性を高める上で好ましく、ま
た溶融金属または合金中にCaF2固体電解質容器を浸
漬する際のCaF2固体電解質への熱衝撃を緩和するう
えからも好ましい。参照電極の具体的な例としては、A
l−AlF3系が好適に用いられる。好適な外部容器の
材料は石英であるが、適当なセラミック材料を使用する
こともでき、小孔(ピンホール、物質の移動を実質的に
許さない大きさ)を設けるかわりに多孔性であってもよ
い。
【0010】次に参照電極および低融点の溶融金属に接
続されるリード材としては、溶融金属および参照電極と
反応またはそれに溶解しない金属が用いられる。リード
材が溶融金属や溶融状態の参照電極金属と反応または溶
解すると、リード材金属が不純物となって溶融金属を汚
染する。一方リード材が参照電極と反応またはそれに溶
解すると、参照電極のフッ素ポテンシャルが変化し起電
力も影響を受けるので、測定精度および安定性を損う結
果となる。またリード材金属が溶融金属や溶融状態の参
照電極金属と反応して溶融金属と合金化する場合には、
フッ素ポテンシャル差により生ずる起電力以外に、リー
ド材金属と新たな合金相の間の起電力が生じ、フッ素ポ
テンシャルに基づく正確な起電力を測定できない。本発
明者らの実験によれば、C,W,Mo,Re,Ta,I
r,Osおよびステンレス鋼をリード材として用いた場
合これらの金属は低融点の溶融金属や溶融状態の参照電
極とは反応または溶解せずリード材として好適であっ
た。
【0011】本発明の CaF2固体電解質を用いるセン
サーの一つの用途は前述したように亜鉛めっき浴中に溶
解したAl濃度の測定である。鋼板の溶融亜鉛めっき用
の亜鉛浴は通常少量(約0.2質量%まで)のAlを含
む。高速溶融亜鉛めっきラインにおける品質管理のため
にはAlの迅速定量法が必要である。それゆえ化学分析
はもはや行われず、蛍光X線分析が使用されている。し
かしながらこのような機器分析も、かなりの時間を要
し、その分析結果は全Al量であり、一方知らねばなら
ないのは溶解している金属Alの量である。本発明者ら
はCaF2固体電解質センサーを少量のAlを含む溶融
亜鉛浴に浸漬させることにより参照電極と溶融亜鉛浴の
フッ素ポテンシャルの差によって起電力を発生し、フッ
素ポテンシャルを決定することにより亜鉛浴中のAlを
定量できることに想到し、亜鉛浴中のAl濃度を本発明
のCaF2固体電解質センサーを用いて亜鉛浴のフッ素
ポンテンシャルを測定することにより極めて迅速に定量
できることを知見した。
【0012】
【発明の具体的開示】本発明に係るCaF2固体電解質
を用いるセンサーについて、亜鉛浴中のAlと平衡する
フッ素のポテンシャルを測定してAl濃度を測定した例
を図1に基づき説明する。
【0013】
【実施例】図1に示すような、CaF2固体電解質の内
部容器1と、Al+AlF3参照電極2と、リード材3
と、ポテンシオメーター4、小孔6を有する石英ガラス
5の外部容器と溶融AlF3からなる装置を、Alを含む
溶融亜鉛浴8中に浸漬して、リード材を接続することに
より、参照電極と溶融金属の間に発生する起電力を測定
した。結果を表1に示す。別に参照電極についてはフッ
素ポテンシャル(起電力)と溶融亜鉛めっき浴のAl濃
度の関係が確められて計算図表が構成される。このよう
にして求めた起電力とAl濃度との関係を図2に示す。
図2より測定された起電力は直ちにAl濃度を教示す
る。
【表1】浴 温 (℃) Al濃度(%) EMF(mV) 480 0.01 151.5 480 0.02 138.0 480 0.05 128.1 480 0.10 106.2 480 0.20 87.5 480 0.30 78.0 480 0.50 67.5 480 1.00 53.1 460 0.01 139.2 460 0.02 123.5 460 0.05 114.0 460 0.10 91.1 460 0.20 72.3 460 0.30 67.1 460 0.50 56.5 460 1.00 42.8 500 0.10 121.3 500 0.20 102.5 520 0.10 136.5 520 0.20 117.9
【0014】
【発明の効果】本発明によれば低融点の溶融金属中のフ
ッ素ポテンシャルを迅速に測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定装置の構成を示す模式図。
【図2】本発明の装置を用いて測定した起電力とAl含
有量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…CaF2固体電解質内部容器 2…参照電極Al+AlF3 3…リード材 4…ポテンシオメーター 5…石英ガラス 6…石英ガラスの側面に設けた小孔 7…Alを含む溶融亜鉛(Zn+Al) 8…AlF3
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中本 一成 兵庫県尼崎市鶴町1番地 日新製鋼株式会 社加工技術研究所内 (72)発明者 片山 巖 大阪府高槻市日吉台1丁目10番56号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 350〜550℃の溶融金属中のフッ素
    と平衡する目的金属の濃度を測定するための、該溶融金
    属および目的金属のフッ化物に対して安定な物質で造ら
    れた小孔を有する外部容器と、CaF2基固体電解質の内
    部容器と、内部容器に納められた該目的金属と該金属の
    フッ化物からなる参照電極と、内外容器の間に納められ
    た該金属のフッ化物からなる電解質と電圧測定装置と該
    電圧測定装置を内部容器内外のフッ化物と結ぶリード線
    からなる装置。
  2. 【請求項2】 外部容器が石英製である請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 参照極がAlとAlF3からなり、内外容
    器の間に納められる電解質がAlF3であるZn,Pb中
    のAlを測定するための請求項1に記載の装置。
JP3341963A 1991-11-29 1991-11-29 CaF2 固体電解質を使用するセンサー Withdrawn JPH05149912A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997008543A1 (de) * 1995-08-23 1997-03-06 Maier Horst R Vorrichtung zur messung der konzentration von fluorionen bzw. eines verhältnisses von metallfluoriden in einer schmelze oder einem gasgemisch

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997008543A1 (de) * 1995-08-23 1997-03-06 Maier Horst R Vorrichtung zur messung der konzentration von fluorionen bzw. eines verhältnisses von metallfluoriden in einer schmelze oder einem gasgemisch

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Effective date: 19990204