JPH05148823A - バキユームマウス - Google Patents

バキユームマウス

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JPH05148823A
JPH05148823A JP34185991A JP34185991A JPH05148823A JP H05148823 A JPH05148823 A JP H05148823A JP 34185991 A JP34185991 A JP 34185991A JP 34185991 A JP34185991 A JP 34185991A JP H05148823 A JPH05148823 A JP H05148823A
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suction
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mouse
vacuum
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JP34185991A
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Yoshio Sato
宣雄 佐藤
Yasumasa Arakawa
泰正 荒川
Yoshikatsu Sako
義勝 酒向
Shoichi Ichihara
正一 市原
Shinichi Matsumoto
伸一 松本
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Taisei Corp
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Taisei Corp
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート工事現場等において破砕粉塵等
を対象としてバキューム作業をする場合、これらを高い
効率で吸引排気させることができるバキュームマウスを
得る。 【構成】 バキュームマウスは、床面に接する吸込み口
を形成したマウスハウジングの上面部に吸気装置に通じ
る負圧吸引口を開口している。このようなバキュウーム
マウスにおいて、前記マウスハウジング内の少なくとも
後縁部に噴射方向を前方下部に向けた流体噴射ノズルパ
イプを設けて流体を噴射して付着物を吹上げ、負圧吸引
口には旋回スクリュウを設けて旋回流によって排出する
構造とした。必要に応じて吸引口部分には旋回ガイド翼
を設け、旋回流を誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバキュームマウスに係
り、特に工事現場におけるコンクリート面等のバキュー
ム作業に使用するのに好適なバキュームマウスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】工事現場等でコンクリート面やアスファ
ルト面をバキューム清掃する必要がある場合、バキュー
ム車に接続されるバキュームマウスによって吸引清掃す
るようにしている。この種のバキュームマウスは家庭用
掃除機のバキュームマウスを拡大した構造とされ、マウ
スハウジングによって床面との間に密閉空間を形成する
とともに、マウスハウジングに吸引負圧を作用させて吸
引口から塵埃を吸込んで排気搬送するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のバキ
ュームマウスでは、コンクリートのハツリ作業によって
発生する含水粉塵のようなものを吸引しようとする場合
には吸引効率が非常に悪く、十分な清掃処理ができない
欠点があった。特に、床面に濡れ付着しているゴミ類は
付着力が強く、これらを確実に吸引排出することは困難
となっていた。大型のコンプレッサ等を用いて吸引負圧
を高めることは浮遊粉塵等の場合には有効であるが、含
水性の付着物を吸引排出することができず、十分な吸引
能力が得られないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に着目し、ゴ
ミ等の付着力を低下させるとともに、これらを吸引口に
集積させて確実に排出できるようにしたバキュームマウ
スを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るバキュームマウスは、床面に接する吸
込み口を形成したマウスハウジングの上面部に吸気装置
に通じる負圧吸引口を開口したバキュウームマウスにお
いて、前記マウスハウジング内の少なくとも後縁部に噴
射方向を前方下部に向けた流体噴射ノズルを設けるとと
もに、前記負圧吸引口には旋回スクリュウまたはガイド
翼を設けた構成としたものである。この場合において、
前記流体噴射ノズルはパイプにスリット加工によって形
成し、あるいはパイプに複数のノズルユニットを取付け
た構造とすることができる。また、マウスハウジングの
側縁側から中央の吸込み口に噴射方向が向けられたノズ
ルを設けることも可能である。
【0006】
【作用】上記構成によれば、マウスハウジング内に配設
されたノズルパイプから水や気体等の流体を前方下部に
向けて噴射させるので、清掃面への付着物はこれによっ
て容易に剥離し、吸引口側に寄せることができる。そし
て吸引口には旋回スクリュウが取付けられているため、
吸引口で旋回状態で吸込まれる。旋回エネルギにより吸
引搬送力が増大するので、吸引効率が増大し、コンプレ
ッサ側の容量増大化を図ることなくバキューム作業能率
を向上させることができるのである。
【0007】
【実施例】以下に本発明に係るバキュームマウスの具体
的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1〜図3は実施例に係るバキュームマウ
スを示している。これらの図に示すように、当該バキュ
ームマウスは長尺直方体として形成された前部ブロック
10と、これとほぼ同様に形成された後部ブロック12
を平行に間隔をあけて配置させ、これらの上面に天板1
4を取付けるとともに、側端部を側板16によって覆っ
て内部に吸込み空間18を形成してなるマウスハウジン
グ20を備えている。天板14は中央から両端にかけて
傾斜しており、隅部の吸引力が大きくなるように設定し
ている。そして天板14の中央部には吸引パイプ22と
接続される吸引口24が開口し、これを通じて吸引排気
できるようにしている。
【0009】このような基本的なバキュームマウスの構
造に対し、実施例では吸込み空間18の内部において、
吸込み空間18の後縁部となっている後部ブロック12
の内面と側板16の内面に沿うように屈曲された流体噴
射ノズルパイプ26を前記吸引口24を挟んで対象に左
右対称になるように配置している。このノズルパイプ2
6における後部ブロック12に沿った部分には一定の間
隔でスリット加工された噴射ノズル28Aが形成され、
その噴射方向が前方下部となるように30〜40度の俯
角に設定されているとともに、空間18の中央側に噴射
するように進行方向に対して30〜40度中央側に向け
られた角度に設定されている。同様に側板16に沿った
ノズルパイプ26にも噴射方向が30〜40度の俯角に
設定されて下向きにされることによって空間18の中央
側に噴射方向を向けた噴射ノズル28Bが形成され、こ
れらの噴射作用によって清掃面状の粉塵等を吸引口24
側に集積するようにしている。
【0010】また、吸引口24の内部にはその通路に螺
旋状の吸引通路を形成するリボンスクリュウ30が取付
けられている。これは予め取付けパイプ32の内部にリ
ボンスクリュウ30を一体的に取付けたアッセンブリを
吸引口24と吸引パイプ22の間に固定することによっ
て配設している。したがって、吸気時にこれを通過する
気流が旋回流として流出させるようにしている。更に、
図3に示しているように、吸込み空間18において旋回
流を誘引させるために一対の旋回ガイド翼34が設けら
れている。これは前部ブロック10と後部ブロック12
の内壁面に吸気口24の中心に対して点対称となるよう
に左右にずらして配置されている。これらは各内壁面か
ら三角状に突出するように形成されたものであり、それ
らの頂部が吸気口24の開口縁近傍に位置するように形
成されている。これにより、側方から流れる気流は吸引
口24部に達するときに平面上で旋回方向に流れ方向が
誘導され、吸引口24への導入時にリボンスクリュウ3
0による旋回流出が容易に行われるようになっている。
なお、旋回ガイド翼34は単純な翼断面をして点板14
に吊下げ状態で取付けるようにしてもよい。
【0011】更にバキュームマウスにおいて、前記前部
ブロック10と後部ブロック12の下面には摩擦抵抗の
小さいスライダー36F、36Rが取付けられている。
このスライダー36F、36Rはハウジング20の下面
からやや突出しており、これが直接清掃面を摺動するよ
うにしている。この場合、前部スライダー36Fは後部
スライダー36Rより進行方向(矢印)に幅広く形成さ
れているが、この摺動面には特に進行方向と直交するよ
うに複数の溝38が形成され、この下面から流入する気
流を乱流化させており、これによって吸込み効率を向上
させるようにしている。
【0012】このように構成されたバキュームマウスの
機能を、基本的要素からなるバキュームマウスと比較し
た。すなわち、噴射ノズルパイプ26、リボンスクリュ
ウ30、旋回ガイド翼34、スライダー溝38の無いバ
キュームマウスを比較例として実験を行った。この場
合、図5に示すように、高圧水噴射によってチッピング
を行うコンクリートチッピング作業台車40に後続して
バキュームマウスを牽引させ、清掃領域に含水模擬砂を
撒き、バキューム作業を行わせて残存率を比較したもの
である。
【0013】実験条件は次のようになっている。模擬砂
として5mmアンダーカットのものを30リットル用い、
1.8m×5mの範囲に均一に敷き詰めた。水は砂重量の20
%を砂の上に散水した。バキューム台車は41m3/minの
容量のものを使用し、バキューム圧はバキューム車側で
7cmHgである。移動速度は5m/minとした。コンクリー
トチッピング台車では常時高圧水を噴射させる。このよ
うな条件の下で清掃後に残留した砂の割合を求めたのが
次表である。
【0014】
【表1】
【0015】上記結果から明らかなように、噴射ノズル
28A、28Bから水噴射をなすようにし、スライダー
溝38を設けるとともに、スクリュウ30、およびガイ
ド翼34を設けることによってバキューム効率が向上す
ることが理解できる。
【0016】なお、上記実施例では噴射ノズルから水を
噴射させるようにしているが、ノズルパイプ26をコン
プレッサの排気口に接続し、気体を噴射させることも可
能である。また、前部スライダー36Fに形成する溝3
8は進行方向に直交する方向に沿って形成しているが、
これは任意の方向でよく、碁盤目状に形成することも可
能である。
【0017】次に、図6には第2実施例を示す。これは
前記第1の実施例では噴射ノズル28A、28Bをノズ
ルパイプ26に対してスリット加工によって形成してあ
るが、第2実施例では複数のノズルユニット42をノズ
ルパイプ26に取付けた点が異なる。すなわち、吸込み
空間18の後壁面と天板14のコーナ部分に沿ってノズ
ルパイプ26を配置し、これに扇形ノズル構造とされた
ノズルユニット42を適宜間隔で取付けている。ノズル
ユニット42による噴射方向は第1実施例の場合と同様
であり、噴射方向がセンターとなるように取付けてい
る。このようなノズル構成となっているバキュームマウ
スによっても、前記第1実施例と同様な効果が得られ
た。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マウスハウジング内の少なくとも後縁部に噴射方向を前
方下部に向けた流体噴射ノズルパイプを設けるととも
に、前記負圧吸引口には旋回スクリュウを設けたので、
コンクリート粉塵、砂あるいはゴミ等の付着力を低下さ
せるとともに、これらを吸引口に集積させて確実に排出
できるバキュームマウスとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るバキュームマウスの正面断面図で
ある。
【図2】同バキュームマウスの部分断面側面図である。
【図3】同バキュームマウスの底面図である。
【図4】スリットノズルが加工されたノズルパイプの底
面図である。
【図5】実験装置の模式図である。
【図6】第2実施例に係るバキュームマウスの正面断面
図と底面図である。
【符号の説明】
10 前部ブロック 12 後部ブロック 14 天板 16 側板 18 吸込み空間 20 マウスハウジング 22 吸引パイプ 24 吸引口 26 流体噴射ノズルパイプ 28A 噴射ノズル 28B 噴射ノズル 30 リボンスクリュウ 32 スクリュウ取付けパイプ 34 旋回ガイド翼 36F、36R スライダー 38 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒向 義勝 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 市原 正一 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 松本 伸一 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に接する吸込み口を形成したマウス
    ハウジングの上面部に吸気装置に通じる負圧吸引口を開
    口したバキュウームマウスにおいて、前記マウスハウジ
    ング内の少なくとも後縁部に噴射方向を前方下部に向け
    た流体噴射ノズルを設けるとともに、前記負圧吸引口に
    は旋回スクリュウまたはガイド翼を設けたことを特徴と
    するバキュームマウス。
JP3341859A 1991-11-29 1991-11-29 バキュームマウス Expired - Lifetime JP2561194B2 (ja)

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