JPH05147681A - 食品用包装装置 - Google Patents
食品用包装装置Info
- Publication number
- JPH05147681A JPH05147681A JP34014691A JP34014691A JPH05147681A JP H05147681 A JPH05147681 A JP H05147681A JP 34014691 A JP34014691 A JP 34014691A JP 34014691 A JP34014691 A JP 34014691A JP H05147681 A JPH05147681 A JP H05147681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- miso
- container
- filled
- food
- packaging device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packages (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 味噌等の調味料を物流に供するときに、酸素
に触れて酸化するのを防止するとともに、取出すときに
手を汚すことなく味噌を取扱うことを可能にする。 ［構成］ 味噌等の調味料やゲル状の食品を供給するた
めの食品用包装装置に関するものであって、例えば味噌
をカプセルから成る可食性容器１１内に充填するととも
に、カプセル１１に充填された味噌を外装容器１２の凹
部１３内に収納し、開口部をバリヤ性ラップフィルム１
４によって覆うようにしたものである。
に触れて酸化するのを防止するとともに、取出すときに
手を汚すことなく味噌を取扱うことを可能にする。 ［構成］ 味噌等の調味料やゲル状の食品を供給するた
めの食品用包装装置に関するものであって、例えば味噌
をカプセルから成る可食性容器１１内に充填するととも
に、カプセル１１に充填された味噌を外装容器１２の凹
部１３内に収納し、開口部をバリヤ性ラップフィルム１
４によって覆うようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は食品用包装装置に係り、
とくに味噌等の調味料やスープ、ジャム等の半流動性食
品の供給に用いて好適な食品用包装容器に関する。
とくに味噌等の調味料やスープ、ジャム等の半流動性食
品の供給に用いて好適な食品用包装容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】生産された味噌を物流に供して消費者に
供給するために、上記の味噌を何等かの容器に充填する
必要がある。そこで従来はこのような味噌をカップ状の
容器内に充填して供給するようにしていた。すなわち合
成樹脂材料から成るシートを圧空成形してカップ状に成
形された容器内に味噌を充填して物流に供するようにし
ていた。
供給するために、上記の味噌を何等かの容器に充填する
必要がある。そこで従来はこのような味噌をカップ状の
容器内に充填して供給するようにしていた。すなわち合
成樹脂材料から成るシートを圧空成形してカップ状に成
形された容器内に味噌を充填して物流に供するようにし
ていた。
【０００３】味噌を物流に供するための別の包装方法
は、バッグ状の容器を用いることである。すなわち高分
子フィルムから成る袋の中に味噌を充填して開口部をシ
ールし、物流に供するようにしていた。
は、バッグ状の容器を用いることである。すなわち高分
子フィルムから成る袋の中に味噌を充填して開口部をシ
ールし、物流に供するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】カップ状をなす容器内
に味噌を充填して供給する方法は、一旦このカップ状容
器を開封すると、中の味噌が酸素と接触して酸化され、
味噌に変色を生ずる欠点がある。これに対してバッグ状
の容器を用いると、取出し時以外は開口部を輪ゴム等で
閉じておくことができ、これによって味噌が酸素に接触
することを防止することができる。ところがバッグ状の
容器は味噌の取出しが不便で取扱い難い欠点がある。
に味噌を充填して供給する方法は、一旦このカップ状容
器を開封すると、中の味噌が酸素と接触して酸化され、
味噌に変色を生ずる欠点がある。これに対してバッグ状
の容器を用いると、取出し時以外は開口部を輪ゴム等で
閉じておくことができ、これによって味噌が酸素に接触
することを防止することができる。ところがバッグ状の
容器は味噌の取出しが不便で取扱い難い欠点がある。
【０００５】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、開封後に内容物の変色が生ぜず、取出
しに不便を生じたりすることがないようにした食品用包
装装置を提供することを目的とするものである。
たものであって、開封後に内容物の変色が生ぜず、取出
しに不便を生じたりすることがないようにした食品用包
装装置を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定量の食品
を可食性容器内に充填するとともに、酸素バリヤ性を有
する外装容器内に前記食品を充填した可食性容器を収納
するようにしたことを特徴とする食品用包装装置に関す
るものである。
を可食性容器内に充填するとともに、酸素バリヤ性を有
する外装容器内に前記食品を充填した可食性容器を収納
するようにしたことを特徴とする食品用包装装置に関す
るものである。
【０００７】
【作用】食品は可食性容器内に充填されるとともに、さ
らに酸素バリヤ性を有する外装容器内に充填収納された
状態で物流に供されるようになる。中の食品を取出す場
合には、まず外装容器から可食性容器内に充填されてい
る食品を取出す。そしてこのままで食品を調理したり食
したりすることになる。
らに酸素バリヤ性を有する外装容器内に充填収納された
状態で物流に供されるようになる。中の食品を取出す場
合には、まず外装容器から可食性容器内に充填されてい
る食品を取出す。そしてこのままで食品を調理したり食
したりすることになる。
【０００８】
【実施例】以下本発明を味噌の包装容器に適用した一実
施例を図面によって説明する。
施例を図面によって説明する。
【０００９】図１に示すように、１〜２食分の味噌１０
をカプセルから成る可食性容器１１内に充填する。１つ
のカブセル１１に充填される味噌の量としては、例えば
１０〜２０ｇ程度の量の味噌であってよい。そしてこの
ような味噌１０は、カゼイン、オブラート、あるいは黒
酵母から成る微生物による澱粉分解生成物であるプルラ
ン等の材料から構成されてよい。そしてこのようなカブ
セル１１内に味噌１０を充填してパックする。
をカプセルから成る可食性容器１１内に充填する。１つ
のカブセル１１に充填される味噌の量としては、例えば
１０〜２０ｇ程度の量の味噌であってよい。そしてこの
ような味噌１０は、カゼイン、オブラート、あるいは黒
酵母から成る微生物による澱粉分解生成物であるプルラ
ン等の材料から構成されてよい。そしてこのようなカブ
セル１１内に味噌１０を充填してパックする。
【００１０】カプセル１１内に充填された味噌１０は図
２および図３に示すように、バリヤ性の材料から成る外
装容器１２の凹部１３内に並べて収納される。外装容器
１２はその内外層がポリエチレンあるいはポリプロピレ
ンから構成されるとともに、中間層はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体から成るエバールによって構成される。そ
してこのような容器１２の凹部１３の外表面はラップフ
ィルム１４によって覆われるようになる。ラップフィル
ム１４は酸素バリヤ性を有するフィルムであってよく、
例えば内外層がポリエチレンあるいはポリプロピレンか
ら構成されるとともに、中間層がエチレン−酢酸ビニル
共重合体のエバールから構成されるか、あるいはまたポ
リ塩化ビニル性のラップフィルムであってよい。
２および図３に示すように、バリヤ性の材料から成る外
装容器１２の凹部１３内に並べて収納される。外装容器
１２はその内外層がポリエチレンあるいはポリプロピレ
ンから構成されるとともに、中間層はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体から成るエバールによって構成される。そ
してこのような容器１２の凹部１３の外表面はラップフ
ィルム１４によって覆われるようになる。ラップフィル
ム１４は酸素バリヤ性を有するフィルムであってよく、
例えば内外層がポリエチレンあるいはポリプロピレンか
ら構成されるとともに、中間層がエチレン−酢酸ビニル
共重合体のエバールから構成されるか、あるいはまたポ
リ塩化ビニル性のラップフィルムであってよい。
【００１１】このように味噌１０は可食性容器から成る
カプセル１１内に充填されるとともに、複数のカプセル
１１が図２および図３に示すように、外装容器の凹部１
３内に収納され、ラップフイルム１４によって覆われた
状態で物流に供されることになる。従ってとくに外装容
器１２およびラップフィルム１４の酸素バリヤ性によっ
て、この容器１２内に収納されている味噌１０が酸素と
接触することがなく、物流段階での変色が確実に防止さ
れ、物流段階での風味の低下が回避されることになる。
カプセル１１内に充填されるとともに、複数のカプセル
１１が図２および図３に示すように、外装容器の凹部１
３内に収納され、ラップフイルム１４によって覆われた
状態で物流に供されることになる。従ってとくに外装容
器１２およびラップフィルム１４の酸素バリヤ性によっ
て、この容器１２内に収納されている味噌１０が酸素と
接触することがなく、物流段階での変色が確実に防止さ
れ、物流段階での風味の低下が回避されることになる。
【００１２】このような包装状態で供給された味噌１０
は、ラップフィルム１４を破断することによって開封さ
れる。そして味噌１０はカプセル容器１１に充填された
ままの状態で取出されるとともに、カプセル容器１１か
ら取出すことなくそのままの状態で鍋に導かれる。従っ
てこの味噌１０を取出す際に、手に味噌１０が触れるこ
とがなくなる。従って手を汚すことなく味噌１０を取出
すことが可能になる。
は、ラップフィルム１４を破断することによって開封さ
れる。そして味噌１０はカプセル容器１１に充填された
ままの状態で取出されるとともに、カプセル容器１１か
ら取出すことなくそのままの状態で鍋に導かれる。従っ
てこの味噌１０を取出す際に、手に味噌１０が触れるこ
とがなくなる。従って手を汚すことなく味噌１０を取出
すことが可能になる。
【００１３】このような包装容器は、味噌以外にも、醤
油、油、だしの素類、スープ、乾燥食品等の各種の食品
の供給が可能になる。とくにこのような包装容器は、流
動性あるいは半流動性の調味料や流動性の食品等の供給
に用いて好適なものである。
油、油、だしの素類、スープ、乾燥食品等の各種の食品
の供給が可能になる。とくにこのような包装容器は、流
動性あるいは半流動性の調味料や流動性の食品等の供給
に用いて好適なものである。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、所定量の食品を
可食性容器内に充填するとともに、酸素バリヤ性を有す
る外装容器内に上記の食品を充填した可食性容器を収納
するようにしたものである。
可食性容器内に充填するとともに、酸素バリヤ性を有す
る外装容器内に上記の食品を充填した可食性容器を収納
するようにしたものである。
【００１５】従って食品は可食性容器内に充填されると
ともに、酸素バリヤ性を有する外装容器内に収納した状
態で物流に供されることになり、とくに酸素バリヤ性を
有する外装容器によって内容物が酸素と接触することが
防止される。また外装容器を開封することによって、可
食性容器内に充填された食品を取出すことができ、その
ままの状態で調理したり食したりすることができる。従
って可食性容器内に充填されている食品に触れることな
く食べたり調理したりすることが可能になる。
ともに、酸素バリヤ性を有する外装容器内に収納した状
態で物流に供されることになり、とくに酸素バリヤ性を
有する外装容器によって内容物が酸素と接触することが
防止される。また外装容器を開封することによって、可
食性容器内に充填された食品を取出すことができ、その
ままの状態で調理したり食したりすることができる。従
って可食性容器内に充填されている食品に触れることな
く食べたり調理したりすることが可能になる。
【図１】内容物を充填した可食性容器の断面図である。
【図２】可食性容器を収納した外装容器の断面図であ
る。
る。
【図３】同ラップフィルムの一部を破断した外観斜視図
である。
である。
１０ 味噌 １１ 可食性容器（カプセル） １２ 外装容器 １３ 凹部 １４ バリヤ性ラップフィルム
Claims (1)
- 【請求項１】 所定量の食品を可食性容器内に充填する
とともに、酸素バリヤ性を有する外装容器内に前記食品
を充填した可食性容器を収納するようにしたことを特徴
とする食品用包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34014691A JPH05147681A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 食品用包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34014691A JPH05147681A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 食品用包装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147681A true JPH05147681A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18334169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34014691A Pending JPH05147681A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 食品用包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147681A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1985004608A1 (en) * | 1984-04-07 | 1985-10-24 | Fanuc Ltd | Device for forming an initial hole in a discharge machining apparatus |
| WO1989007033A1 (en) * | 1988-02-08 | 1989-08-10 | Fanuc Ltd | Initial hole machining unit for wire cut electric discharge machines |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP34014691A patent/JPH05147681A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1985004608A1 (en) * | 1984-04-07 | 1985-10-24 | Fanuc Ltd | Device for forming an initial hole in a discharge machining apparatus |
| WO1989007033A1 (en) * | 1988-02-08 | 1989-08-10 | Fanuc Ltd | Initial hole machining unit for wire cut electric discharge machines |
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