JPH05146458A - 歯列矯正材料 - Google Patents
歯列矯正材料Info
- Publication number
- JPH05146458A JPH05146458A JP3312388A JP31238891A JPH05146458A JP H05146458 A JPH05146458 A JP H05146458A JP 3312388 A JP3312388 A JP 3312388A JP 31238891 A JP31238891 A JP 31238891A JP H05146458 A JPH05146458 A JP H05146458A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- wire
- amorphous alloy
- friction
- orthodontic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチブラケット法による歯列矯正において
歯に装着するブラケット及びワイヤ間の摩擦を低減し、
矯正効果を改善する。 【構成】 表面にアモルファス合金のコーティングを施
す。 【効果】 表面粗さが低減され、ブラケット4とワイヤ
5との間の摩擦は著しく低減され、ブラケット4はワイ
ヤ5をガイドとして円滑にスライディングするようにな
るため、矯正すべき歯も円滑に移動するようになる。高
硬度となる上に、耐食性、耐摩耗性も大幅に向上する。
歯に装着するブラケット及びワイヤ間の摩擦を低減し、
矯正効果を改善する。 【構成】 表面にアモルファス合金のコーティングを施
す。 【効果】 表面粗さが低減され、ブラケット4とワイヤ
5との間の摩擦は著しく低減され、ブラケット4はワイ
ヤ5をガイドとして円滑にスライディングするようにな
るため、矯正すべき歯も円滑に移動するようになる。高
硬度となる上に、耐食性、耐摩耗性も大幅に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯列矯正材料に係り、特
にマルチブラケット法による歯列矯正において歯に装着
するブラケット及びワイヤ等の歯列矯正材料であって、
矯正効果が著しく改善された歯列矯正材料に関する。
にマルチブラケット法による歯列矯正において歯に装着
するブラケット及びワイヤ等の歯列矯正材料であって、
矯正効果が著しく改善された歯列矯正材料に関する。
【0002】
【従来の技術】歯列矯正の一手段としてマルチブラケッ
ト法がある。マルチブラケット法は図1に示す如く、大
臼歯1と移動させる歯(図においては犬歯)2とにそれ
ぞれ接着したブラケット3、4と、このブラケット3、
4間に組み込んで架け渡したワイヤ5とのスライディン
グを利用する方法である。即ち、プラスチックチェーン
6の引張力により、ブラケット4がワイヤ5をガイドと
して歯を伴って移動することにより犬歯2が矢印A方向
に移動する。
ト法がある。マルチブラケット法は図1に示す如く、大
臼歯1と移動させる歯(図においては犬歯)2とにそれ
ぞれ接着したブラケット3、4と、このブラケット3、
4間に組み込んで架け渡したワイヤ5とのスライディン
グを利用する方法である。即ち、プラスチックチェーン
6の引張力により、ブラケット4がワイヤ5をガイドと
して歯を伴って移動することにより犬歯2が矢印A方向
に移動する。
【0003】このブラケットの移動に際しては、ブラケ
ットとワイヤとの間の摩擦が小さいことが重要な条件と
なる。このため、従来においては、ブラケット及びワイ
ヤの表面を研磨したり、両者の接触面積を小さくするこ
とにより、摩擦の低減を図っている。
ットとワイヤとの間の摩擦が小さいことが重要な条件と
なる。このため、従来においては、ブラケット及びワイ
ヤの表面を研磨したり、両者の接触面積を小さくするこ
とにより、摩擦の低減を図っている。
【0004】特に、ブラケットとワイヤとの接触面積を
小さくする方法としては、図2(a)に示す4個の方形
ホルダ11でワイヤ5を移動する通常のブラケット10
に対して、図2(b)に示す如く、ホルダ12を2個に
することによりワイヤ5との接触面積を小さくしたブラ
ケット10A、或いは、図2(c)に示す如く、加工に
よりホルダ13の接触面を曲面としてワイヤ5との接触
面積を小さくしたラウンドワイズブラケット10Bが提
案されている。
小さくする方法としては、図2(a)に示す4個の方形
ホルダ11でワイヤ5を移動する通常のブラケット10
に対して、図2(b)に示す如く、ホルダ12を2個に
することによりワイヤ5との接触面積を小さくしたブラ
ケット10A、或いは、図2(c)に示す如く、加工に
よりホルダ13の接触面を曲面としてワイヤ5との接触
面積を小さくしたラウンドワイズブラケット10Bが提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の改良ブラケ
ットのうち、ホルダを2個にしたブラケット10Aで
は、支点が上下2ケ所となるため安定性が劣り、ワイヤ
上をブラケットが平行に移動しにくいという欠点があ
る。
ットのうち、ホルダを2個にしたブラケット10Aで
は、支点が上下2ケ所となるため安定性が劣り、ワイヤ
上をブラケットが平行に移動しにくいという欠点があ
る。
【0006】一方、ラウンドワイズブラケット10Bは
支点が上下4ケ所であるが、加工費が高くつく、ワイヤ
との間でガタツキが生じやすい、といった欠点がある。
支点が上下4ケ所であるが、加工費が高くつく、ワイヤ
との間でガタツキが生じやすい、といった欠点がある。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、材
料、寸法、形状等の設計を変更することなく、ワイヤと
ブラケットとの間の摩擦を低減して矯正能力を改善した
歯列矯正材料を提供することを目的とする。
料、寸法、形状等の設計を変更することなく、ワイヤと
ブラケットとの間の摩擦を低減して矯正能力を改善した
歯列矯正材料を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の歯列矯正材料
は、歯列矯正のために歯に装着する歯列矯正材料であっ
て、表面にアモルファス合金のコーティングが施されて
なることを特徴とする。
は、歯列矯正のために歯に装着する歯列矯正材料であっ
て、表面にアモルファス合金のコーティングが施されて
なることを特徴とする。
【0009】以下に本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明の歯列矯正材料は、特に、マルチブ
ラケット法で使用されるブラケット及びワイヤに好適で
ある。以下においては、本発明をマルチブラケット法で
使用されるブラケット及びワイヤに適用した例について
説明するが、本発明は以下の例に限らず、表面の摩擦の
低減が望まれる他の歯列矯正材料、更には、耐食性、耐
摩耗性、硬度等の改善が望まれる歯列矯正材料等、あら
ゆる歯列矯正材料に適用可能であることは言うまでもな
い。
ラケット法で使用されるブラケット及びワイヤに好適で
ある。以下においては、本発明をマルチブラケット法で
使用されるブラケット及びワイヤに適用した例について
説明するが、本発明は以下の例に限らず、表面の摩擦の
低減が望まれる他の歯列矯正材料、更には、耐食性、耐
摩耗性、硬度等の改善が望まれる歯列矯正材料等、あら
ゆる歯列矯正材料に適用可能であることは言うまでもな
い。
【0011】通常、マルチブラケット法に使用されるブ
ラケットはSUS304合金製であり、一方、ワイヤは
Co−Cr合金である。本発明の歯列矯正材料は、この
ような通常のブラケットやワイヤにアモルファス合金の
コーティングを施すことにより、容易に提供される。な
お、ブラケット形状としては、前述の図2(a)〜
(c)に示されるもののうち、加工の必要がなく、支点
の安定性にも優れることから、図(a)に示すブラケッ
ト10を採用するのが好ましい。
ラケットはSUS304合金製であり、一方、ワイヤは
Co−Cr合金である。本発明の歯列矯正材料は、この
ような通常のブラケットやワイヤにアモルファス合金の
コーティングを施すことにより、容易に提供される。な
お、ブラケット形状としては、前述の図2(a)〜
(c)に示されるもののうち、加工の必要がなく、支点
の安定性にも優れることから、図(a)に示すブラケッ
ト10を採用するのが好ましい。
【0012】本発明において、アモルファス合金組成と
しては、次の表1,表2,表3に示されるものが好まし
く、これらのうち特にWを含有する組成が好ましい。
しては、次の表1,表2,表3に示されるものが好まし
く、これらのうち特にWを含有する組成が好ましい。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】
【0016】このようなアモルファス合金のコーティン
グ方法としてはイオンプレーティング、蒸着、イオン注
入、めっき等の各種の方法を採用可能であるが、必要と
する部分に均一かつ大量にコーティングすることがで
き、しかも、組成のコントロールも容易であり、また、
独特のクリーニング処理により平滑なコーティング面を
高い付着力で形成できることから、スパッタリング法が
最も適している。
グ方法としてはイオンプレーティング、蒸着、イオン注
入、めっき等の各種の方法を採用可能であるが、必要と
する部分に均一かつ大量にコーティングすることがで
き、しかも、組成のコントロールも容易であり、また、
独特のクリーニング処理により平滑なコーティング面を
高い付着力で形成できることから、スパッタリング法が
最も適している。
【0017】また、コーティング厚さは0.05〜10
μmの範囲で十分な効果を得ることができ、このような
極薄コーティングであれば、ブラケットやワイヤの寸法
精度誤差内であるため、寸法上問題となることはない。
μmの範囲で十分な効果を得ることができ、このような
極薄コーティングであれば、ブラケットやワイヤの寸法
精度誤差内であるため、寸法上問題となることはない。
【0018】アモルファス合金のコーティングは、少な
くともブラケット及びワイヤのいずれか一方の摩擦面に
施せば良いが、更に、アモルファス合金による硬度、耐
食性等の改善も望まれる場合には、ブラケット及びワイ
ヤの全表面にコーティングを施しても良い。
くともブラケット及びワイヤのいずれか一方の摩擦面に
施せば良いが、更に、アモルファス合金による硬度、耐
食性等の改善も望まれる場合には、ブラケット及びワイ
ヤの全表面にコーティングを施しても良い。
【0019】
【作用】少なくともブラケット及びワイヤのいずれか一
方の摩擦面に、アモルファス合金のコーティングを施す
ことにより、表面粗さが低減され、ブラケットとワイヤ
との間の摩擦は著しく低減され、ブラケットはワイヤを
ガイドとして円滑にスライディングするようになる。こ
のため、矯正すべき歯も円滑に移動するようになる。
方の摩擦面に、アモルファス合金のコーティングを施す
ことにより、表面粗さが低減され、ブラケットとワイヤ
との間の摩擦は著しく低減され、ブラケットはワイヤを
ガイドとして円滑にスライディングするようになる。こ
のため、矯正すべき歯も円滑に移動するようになる。
【0020】しかも、アモルファス合金のコーティング
を施すことにより、高硬度となる上に、耐食性、耐摩耗
性も大幅に向上し、ブラケットやワイヤの耐久性も高め
られる。
を施すことにより、高硬度となる上に、耐食性、耐摩耗
性も大幅に向上し、ブラケットやワイヤの耐久性も高め
られる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
【0022】実施例1 ロッキーマウンテン社製016×016ブルーエルジロ
イワイヤー及びユニテック社製上顎犬歯用フック付スタ
ンダードブラケットに、各々スパッタリング法により
0.1μmの膜厚のアモルファス(Ta=10原子%、
W=45原子%、Fe=35原子%、Ni=10原子
%)コーティングを施し、下記特性試験を行ない、未コ
ーティングのものと比較した。
イワイヤー及びユニテック社製上顎犬歯用フック付スタ
ンダードブラケットに、各々スパッタリング法により
0.1μmの膜厚のアモルファス(Ta=10原子%、
W=45原子%、Fe=35原子%、Ni=10原子
%)コーティングを施し、下記特性試験を行ない、未コ
ーティングのものと比較した。
【0023】 硬度,表面粗さ アモルファス合金のコーティングを施したワイヤと未処
理のワイヤについて、それぞれ硬度(マイクロビッカー
ス硬度)及び表面粗さ(中心線平均粗さ)を調べ、結果
を表4に示した。
理のワイヤについて、それぞれ硬度(マイクロビッカー
ス硬度)及び表面粗さ(中心線平均粗さ)を調べ、結果
を表4に示した。
【0024】
【表4】
【0025】表4より、次のことが明らかである。即
ち、アモルファス合金のコーティング膜厚が薄いため、
硬度についてはわずかな上昇のみで顕著な差は認められ
なかった。しかしながら、表面粗さについては、アモル
ファス合金のコーティングを施したものは、その表面粗
さが著しく低減された。電子顕微鏡による両者の表面の
観察結果からも、アモルファス合金のコーティングを施
したものは、表面が均一かつ平滑であることが認められ
た。
ち、アモルファス合金のコーティング膜厚が薄いため、
硬度についてはわずかな上昇のみで顕著な差は認められ
なかった。しかしながら、表面粗さについては、アモル
ファス合金のコーティングを施したものは、その表面粗
さが著しく低減された。電子顕微鏡による両者の表面の
観察結果からも、アモルファス合金のコーティングを施
したものは、表面が均一かつ平滑であることが認められ
た。
【0026】 3点曲げ試験及び引張試験 アモルファス合金のコーティングを施したワイヤと未処
理のワイヤについて、それぞれ3点曲げ試験(スパン:
15mm)及び引張試験(ゲージ間隔:50mm)を行
ない結果を図3、図4に示した。
理のワイヤについて、それぞれ3点曲げ試験(スパン:
15mm)及び引張試験(ゲージ間隔:50mm)を行
ない結果を図3、図4に示した。
【0027】また、引張試験機を利用して両者の摩擦を
比較した。即ち、それぞれのワイヤをエアーチャックを
用いて0.4MPaの力で把持し、力を加えたときの滑
りを比較し、結果を図5に示した。
比較した。即ち、それぞれのワイヤをエアーチャックを
用いて0.4MPaの力で把持し、力を加えたときの滑
りを比較し、結果を図5に示した。
【0028】図3及び図4より、弾性率については両者
に差異は殆どないものの、アモルファス合金のコーティ
ングを施したワイヤは未処理ワイヤに比べて耐力及び降
伏点が大きいことが明らかである。
に差異は殆どないものの、アモルファス合金のコーティ
ングを施したワイヤは未処理ワイヤに比べて耐力及び降
伏点が大きいことが明らかである。
【0029】また、図5の結果より、未処理ワイヤは、
約1150MPaの応力で滑りを起こして最後には破断
するのに対して、アモルファス合金のコーティングを施
したワイヤは約880MPaの応力で滑りを起こしその
まま破断することなく滑り続けることから、アモルファ
ス合金のコーティングを施すことにより、摩擦が低減さ
れることが明らかである。
約1150MPaの応力で滑りを起こして最後には破断
するのに対して、アモルファス合金のコーティングを施
したワイヤは約880MPaの応力で滑りを起こしその
まま破断することなく滑り続けることから、アモルファ
ス合金のコーティングを施すことにより、摩擦が低減さ
れることが明らかである。
【0030】 スライディング試験 タイポドント用の上顎犬歯用、第一大臼歯用メタルティ
ースをビーズワックス内に埋入し、018×025のフ
ルサイズのワイヤでレベリング後、ワイヤ及びブラケッ
トを表5に示す組み合わせで用い、図1、図6(ただ
し、図6においてチェーン6は省略)に示す状態でスラ
イディング試験を行なった。
ースをビーズワックス内に埋入し、018×025のフ
ルサイズのワイヤでレベリング後、ワイヤ及びブラケッ
トを表5に示す組み合わせで用い、図1、図6(ただ
し、図6においてチェーン6は省略)に示す状態でスラ
イディング試験を行なった。
【0031】即ち、タイポドント上で、犬歯−第一大臼
歯間にほぼ均一に150〜200gの力が加わるように
パワーチェーンをかけ、約50℃の温湯に浸し5分毎の
移動量をノギスで計測した。計測は、犬歯ブラケット遠
心から第一大臼歯バッカルチューブ近心までのブラケッ
ト間距離(図6のL)について行い、移動距離を求め
た。結果を図7に示す。
歯間にほぼ均一に150〜200gの力が加わるように
パワーチェーンをかけ、約50℃の温湯に浸し5分毎の
移動量をノギスで計測した。計測は、犬歯ブラケット遠
心から第一大臼歯バッカルチューブ近心までのブラケッ
ト間距離(図6のL)について行い、移動距離を求め
た。結果を図7に示す。
【0032】
【表5】
【0033】図7より次のことが明らかである。即ち、
単位時間当りの移動量を比較すると、ワイヤ及びブラケ
ットの少なくとも一方にアモルファス合金をコーティン
グしたA,B,C群は、両者ともにコーティングを施し
ていないD群に比べて移動量は有意に大きい。この結果
から、アモルファス合金のコーティングを施して摩擦を
減らすことにより、より効率的な歯牙移動を行なえるこ
とが明らかである。
単位時間当りの移動量を比較すると、ワイヤ及びブラケ
ットの少なくとも一方にアモルファス合金をコーティン
グしたA,B,C群は、両者ともにコーティングを施し
ていないD群に比べて移動量は有意に大きい。この結果
から、アモルファス合金のコーティングを施して摩擦を
減らすことにより、より効率的な歯牙移動を行なえるこ
とが明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の歯列矯正材
料によれば、現状の材料、寸法、形状を変更することな
く、表面平滑で低摩擦であることから、歯牙移動能力に
優れた歯列矯正材料が提供される。しかも、本発明の歯
列矯正材料は高硬度で、耐食性、耐摩耗性にも優れ、耐
久性が著しく高い。
料によれば、現状の材料、寸法、形状を変更することな
く、表面平滑で低摩擦であることから、歯牙移動能力に
優れた歯列矯正材料が提供される。しかも、本発明の歯
列矯正材料は高硬度で、耐食性、耐摩耗性にも優れ、耐
久性が著しく高い。
【0035】特に、スパッタリングによりコーティング
されてなる本発明の歯列矯正材料であれば、上記効果は
より一層高められる。
されてなる本発明の歯列矯正材料であれば、上記効果は
より一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチブラケット法による歯列矯正法を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】従来のブラケットを示す正面図である。
【図3】実施例1における曲げ試験結果を示すグラフで
ある。
ある。
【図4】実施例1における引張試験結果を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】実施例1における引張試験機による滑り試験結
果を示すグラフである。
果を示すグラフである。
【図6】実施例1におけるスライディング試験方法を示
す平面図である。
す平面図である。
【図7】実施例1におけるスライディング試験結果を示
すグラフである。
すグラフである。
1 大臼歯 2 犬歯 3,4 ブラケット 5 ワイヤ 6 プラスチックチェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 6/00 Z 7019−4C 6/04 7019−4C
Claims (1)
- 【請求項1】 歯列矯正のために歯に装着する歯列矯正
材料であって、表面にアモルファス合金のコーティング
が施されてなる歯列矯正材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312388A JPH05146458A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 歯列矯正材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312388A JPH05146458A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 歯列矯正材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146458A true JPH05146458A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18028653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3312388A Withdrawn JPH05146458A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 歯列矯正材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05146458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2735696A1 (fr) * | 1995-06-21 | 1996-12-27 | Ormco Corp | Appareils orthodontiques revetus d'oxyde ayant un coefficient de frottement reduit |
JP2006246978A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Makoto Hasegawa | 歯科矯正用ワイヤー |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP3312388A patent/JPH05146458A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2735696A1 (fr) * | 1995-06-21 | 1996-12-27 | Ormco Corp | Appareils orthodontiques revetus d'oxyde ayant un coefficient de frottement reduit |
JP2006246978A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Makoto Hasegawa | 歯科矯正用ワイヤー |
JP4649238B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2011-03-09 | 信 長谷川 | 歯科矯正用ワイヤー |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |