JPH05146447A - プラスチツクピンセツト - Google Patents

プラスチツクピンセツト

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Publication number
JPH05146447A
JPH05146447A JP31682991A JP31682991A JPH05146447A JP H05146447 A JPH05146447 A JP H05146447A JP 31682991 A JP31682991 A JP 31682991A JP 31682991 A JP31682991 A JP 31682991A JP H05146447 A JPH05146447 A JP H05146447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pieces
tweezers
plastic
putting
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31682991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Minato
一正 湊
Hirotaka Yoshii
宏貴 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawa Seisakusho Ltd
Original Assignee
Ishikawa Seisakusho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawa Seisakusho Ltd filed Critical Ishikawa Seisakusho Ltd
Priority to JP31682991A priority Critical patent/JPH05146447A/ja
Publication of JPH05146447A publication Critical patent/JPH05146447A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
    • A45D26/0066Tweezers

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強く挟持しても、挟持性状態を確実に維持で
きるプラスチックピンセットを提供する。 【構成】 先端部に挟持域を有する一対の挟持片を、所
定の開き角で対向するように両基部を固着してなるプラ
スチックピンセットにおいて、前記挟持片のうち一方の
内側適所に突起を設け、かつ他方の挟持片の該突起対向
部に該突起のガイド穴を設け、強く挟持した時でも、両
挟持片の対向状態を不変に維持できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軽量・安価なプラス
チックピンセットの挟持性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ピンセットは、先端部に挟持域
を有する一対の挟持片を、所定の開き角で対向させた構
成になっている。ここで、挟持片は金属(ステンレス)
またはプラスチックなどの可撓性部材からなっており、
先端部で物体を挟持する時、弱く挟持すれば先端がほぼ
点接触状態となり、強く挟持すれば、挟持片は適宜撓ん
で、先端の挟持域がほぼ面接触状態となるように構成さ
れている。
【0003】即ち、例えば、手術の際、糸やガーゼの端
部を摘む取る時は小さな力で、ガーゼや脱脂綿を押しつ
けたりする時は、強い力で摘むことで、その挟持状態を
適宜調整できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のピンセット
において、金属製ピンセットは、強度が高く、挟持性に
も優れているという性質を持っている。このため、特
に、医療用分野におけるピンセットは、大半が金属製ピ
ンセットになっている。しかしながら、金属ピンセット
は、 本体及びメンテナンス価格が高価であるという問題点
を有している。
【0005】即ち、金属ピンセットの価格が、例えば、 1本=2000〜3000円 (金属) であるとすると、プラスチックピンセットの価格は、 1本= 100〜 200円 (プラスチック) であり、格段の開きがある。
【0006】このため、金属ピンセットは、滅菌して再
使用することが一般的に行われるが、この殺菌処理に必
要なコストが、1本当たり100円程度もかかっている
のが現状である。また、金属ピンセットには、 本体重量が重いという、もうひとつの重大な欠点があ
る。
【0007】即ち、例えば、外科手術などにおいては、
ガーゼ、脱脂綿、包帯、糸などをピンセットで挟持する
動作が、数百回にも及ぶため、ピンセットの本体重量が
術者に与える負担は予想外に大きいという事情がある。
これに対し、プラスチックピンセットは、前述したよう
に、 本体価格は、金属ピンセットの約10分の1以下と安
価であり、しかも 本体重量は、3分の1以下と軽量である。従って、金
属ピンセットをプラスチックピンセットに代替できれば
理想的なわけであるが、プラスチックピンセットには、 強く挟持すると、挟持片に捩じりが生じ、先端挟持域
の合わせ面がはずれてしまうことがあるという欠点を有
している。
【0008】例えば、ピンセット先端で被挟持物(糸な
ど)を挟持した後(図3(a))、強く挟持していくと
(同図(b)、(c))、挟持片が交差して、被挟持物
を取り落としてしまうことがある(同図(d))。この
発明は上記の点に鑑み、強く挟持しても、挟持性状態を
確実に維持できるプラスチックピンセットを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めこの発明は、先端部に挟持域を有する一対の挟持片
を、所定の開き角で対向するように両基部を固着してな
るプラスチックピンセットにおいて、前記挟持片のうち
一方の内側適所に突起を設け、かつ他方の挟持片の該突
起対向部に該突起のガイド穴を設け、強く挟持した時で
も、両挟持片の対向状態を不変に維持できるようにした
ものである。
【0010】また、前記2本の挟持片を一体成形品で構
成し、部品点数の削減と製造コストの低減を実現できる
ようにしたものである。これにより、ディスポーザブル
(使い捨て)方式で、衛生管理の万全なピンセット供給
体制を実現できるようにしたものである。
【0011】
【作用】一対の挟持片の中央部を押圧すると、先端部の
挟持域が密接して対象物を挟持できる。次に、しだいに
挟持力を上げていくと、一方の内側適所に設けられた突
起が他方のガイド穴に嵌入する。このため、2本の挟持
片は、互いの捩じれや平行移動を生じることがなく、常
に安定した挟持状態が維持される。
【0012】
【実施例】図1は本願プラスチックピンセットの全体構
成を示す斜視図、図2は突起とガイド穴の関係を示す説
明図、図3(a)〜(d)は従来のプラスチックピンセ
ットで発生する挟持エラーの説明図である。図におい
て、1はプラスチックピンセットの本体で、該本体1
は、互いに対向する一対の先細挟持片2、3により構成
され、各挟持片2、3の先端部2a,3aが所定の開き
角度で対向するように、両基部K,Kが一体成形により
固着されている。
【0013】ここで、該挟持片2、3は適宜の可撓性を
備えており、両挟持片2、3を閉じ方向に握ることによ
り、両先端部内側の挟持領域T、Tを介して、対象とす
る小物体を挟持できるようになっている。該挟持領域
T、Tには、波形の滑り止め面が形成されている。4は
突起で、該突起4は一方の挟持片2(または3)の内側
中間部に突設されている。該突起4は、挟持片3の厚さ
寸法より小さな高さを有し、やや先細に形成されてい
る。5は該突起4のガイド穴で、該ガイド穴5は、もう
一方の挟持片3(または2)の内側で、該突起4の対向
位置に設けられている。該突起4はガイド穴5に対し
て、ほぼ隙間なく嵌入できるように構成されており、前
記挟持片2、3を握り込んだ時に嵌入状態となり、挟持
片2、3の相対的位置ずれを規制できるようになってい
る。
【0014】尚、該ガイド穴5は、前記突起4の高さと
同程度の深さを有する溝である例を示したが、挟持片
2、3の相対位置ずれの規制角度範囲を広くするため
に、突起の高さをもっと高くする場合は、突起4をもっ
と高くして、ガイド穴5は貫通穴としてもよい。Sはピ
ンセット本体1を握るための把持面で、該把持面Sは挟
持片2、3の外側中央部に設けられている。該把持面S
は波形滑り止め面からなっている。
【0015】尚、前記突起4とそのガイド穴5は、円筒
形、楔形など、いろいろな形態に構成することが可能で
ある。また、両者を入れ子状に構成すれば、挟持片2、
3の開き角度が小さな段階から係合状態を実現すること
ができ、捩じれ防止をより早く作用させることもでき
る。上記実施例において、ピンセット本体1の挟持片
2、3の把持面Sを押圧すると、まず挟持片2、3の先
端が接して、小物品や布地、糸などの被挟持物をポイン
ト挟持することができる。次に、本体1の挟持片2、3
をさらに押圧すると、挟持片2、3が適宜撓んで、先端
挟持域T,Tが密接して、被挟持物をより強い力で挟持
することができる。この時、挟持片2の突起4が、対向
する挟持片3のガイド穴5に嵌入するため、両挟持片
2、3は互いの位置関係を変えることができず、従っ
て、従来のプラスチックピンセットのような、捩じれに
よる横ずれ、挟持エラーは生じない。
【0016】
【発明の効果】上記のようにこの発明は、先端部に挟持
域を有する一対の挟持片を、所定の開き角で対向するよ
うに両基部を固着してなるプラスチックピンセットにお
いて、前記挟持片のうち一方の内側適所に突起を設け、
かつ他方の突起対向部に該突起のガイド穴を設けたこと
を特徴としているので、強く挟持した時でも、挟持片の
先端部の挟持状態を維持することができる。
【0017】また、前記2本の挟持片を一体成形品で構
成することにより、部品点数の削減と製造コストの低減
を実現することができる。この結果、価格と機能性の両
面で金属ピンセットに優るプラスチックピンセットの飛
躍的普及が可能となり、特に医療分野において、ディス
ポーザブル(使い捨て)方式で、衛生管理の万全なピン
セット供給体制を実現できるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願プラスチックピンセットの全体構成を示す
斜視図である。
【図2】突起とガイド穴の関係を示す説明図である。
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)は従来のプラ
スチックピンセットで発生する挟持異常の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プラスチックピンセット本体 2 挟持片 3 挟持片 2a、3a 先端部 4 突起 5 ガイド穴 T 挟持域 K 基部 S 把持面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に挟持域を有する一対の挟持片
    を、所定の開き角で対向するように両基部を固着してな
    るプラスチックピンセットにおいて、前記挟持片のうち
    一方の内側適所に突起を設け、かつ他方の突起対向部
    に、該突起のガイド穴を設けたことを特徴とするプラス
    チックピンセット。
  2. 【請求項2】 前記一対の挟持片が一体成形品である請
    求項1に記載のプラスチックピンセット。
JP31682991A 1991-11-29 1991-11-29 プラスチツクピンセツト Pending JPH05146447A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31682991A JPH05146447A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 プラスチツクピンセツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP31682991A JPH05146447A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 プラスチツクピンセツト

Publications (1)

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JPH05146447A true JPH05146447A (ja) 1993-06-15

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ID=18081387

Family Applications (1)

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JP31682991A Pending JPH05146447A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 プラスチツクピンセツト

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JP (1) JPH05146447A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000126198A (ja) * 1998-10-29 2000-05-09 Olympus Optical Co Ltd 超音波処置具
JP2015037502A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 緑野 谷川 医用を含む精密作業用ピンセット
JP2020054705A (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 株式会社高山医療機械製作所 医療用ステンレス製ピンセット
JP2021112154A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 宅三 中村 骨抜き具

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