JPH05146429A - 診断用超音波センサ - Google Patents
診断用超音波センサInfo
- Publication number
- JPH05146429A JPH05146429A JP3183959A JP18395991A JPH05146429A JP H05146429 A JPH05146429 A JP H05146429A JP 3183959 A JP3183959 A JP 3183959A JP 18395991 A JP18395991 A JP 18395991A JP H05146429 A JPH05146429 A JP H05146429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- frequency
- mhz
- image
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波で歯や骨を透過させ、損傷などの有無
の情報を画像として瞬時に検出し、その画像で診断で
き、人体には害がない。 【構成】 超音波診断装置本体１には、画像表示部１０
が設けてあり、この診断本体から発生する超音波の周波
数は、１１ＭＨｚ〜３００ＭＨｚであり、ブロープ２の
先端部には、軟質材３が装着してあり、この周波数の出
力調整つまみ１２が設けてある。
の情報を画像として瞬時に検出し、その画像で診断で
き、人体には害がない。 【構成】 超音波診断装置本体１には、画像表示部１０
が設けてあり、この診断本体から発生する超音波の周波
数は、１１ＭＨｚ〜３００ＭＨｚであり、ブロープ２の
先端部には、軟質材３が装着してあり、この周波数の出
力調整つまみ１２が設けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば歯科または外科
における歯または骨のような硬質の物質の損傷の情報
を、反射波の画像として検知できる診断用超音波センサ
に関するものである。
における歯または骨のような硬質の物質の損傷の情報
を、反射波の画像として検知できる診断用超音波センサ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在の診断用の超音波センサは、その周
波数は１ＭＨｚ〜１０ＭＨｚ程度のものであり、この周
波数程度では歯や骨の内部への透過は可能であるが、分
解能が低いので、歯や骨の内部の損傷の情報を検出する
のには不十分である。そのため医療用としては、人体の
内臓や眼など軟質の測定に限定して使用されている。ま
た歯や骨などの損傷の診断は、Ｘ線の放射に頼っている
のが実情である。
波数は１ＭＨｚ〜１０ＭＨｚ程度のものであり、この周
波数程度では歯や骨の内部への透過は可能であるが、分
解能が低いので、歯や骨の内部の損傷の情報を検出する
のには不十分である。そのため医療用としては、人体の
内臓や眼など軟質の測定に限定して使用されている。ま
た歯や骨などの損傷の診断は、Ｘ線の放射に頼っている
のが実情である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなＸ
線の放射が人体に有害なこともある。さらに、Ｘ線の照
射では写真にとる必要があり、そのための時間が必要で
ある。
線の放射が人体に有害なこともある。さらに、Ｘ線の照
射では写真にとる必要があり、そのための時間が必要で
ある。
【０００４】そこで本発明の目的は、特に歯や骨などの
硬質の物質を対象とし、このような硬質の物質の中を透
過して、その損傷の状態を瞬時に診断できる超音波セン
サを提供することにある。
硬質の物質を対象とし、このような硬質の物質の中を透
過して、その損傷の状態を瞬時に診断できる超音波セン
サを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、超音波診断装置本体に発生する超音波の周波数
は、１１ＭＨｚ〜３００ＭＨｚであり、ブロープの先端
部には、軟質材が装着してあるところにある。
ろは、超音波診断装置本体に発生する超音波の周波数
は、１１ＭＨｚ〜３００ＭＨｚであり、ブロープの先端
部には、軟質材が装着してあるところにある。
【０００６】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【０００７】超音波を発生させる装置本体１には、ブロ
ープ２が連結してあり、この装置本体には、画像表示部
１０や周波数の調整ダイヤル１１や出力調整つまみ１２
が設けてある。ブロープ２の先端は、診断の対象物の表
面に凹凸があっても密に接触可能なように、歯や骨の性
質に似た軟質材のシリコンゴム３が装着してある。この
シリコンゴム３は、歯の凹凸面に高周波の超音波を放射
する場合、空気中に超音波が洩れないようにする。なお
ブロープ２から放射させる超音波のビームは、ビーム集
束装置１３で絞ることができるようにすれば、狭い部分
の歯や骨の内部の情報を、画像として検出することがで
きる。
ープ２が連結してあり、この装置本体には、画像表示部
１０や周波数の調整ダイヤル１１や出力調整つまみ１２
が設けてある。ブロープ２の先端は、診断の対象物の表
面に凹凸があっても密に接触可能なように、歯や骨の性
質に似た軟質材のシリコンゴム３が装着してある。この
シリコンゴム３は、歯の凹凸面に高周波の超音波を放射
する場合、空気中に超音波が洩れないようにする。なお
ブロープ２から放射させる超音波のビームは、ビーム集
束装置１３で絞ることができるようにすれば、狭い部分
の歯や骨の内部の情報を、画像として検出することがで
きる。
【０００８】本体で発生する超音波の周波数は、１１Ｍ
Ｈｚ〜３００ＭＨｚであり、１０ＭＨｚ以下であると、
歯や骨の内部には透過するが、分解能が低いので、歯や
骨の内部の損傷の情報を画像として検出するのは困難と
なる。しかし３００ＭＨｚを越えると装置が大型化し、
不要な電力を必要とする。また１１ＭＨｚ〜３００ＭＨ
ｚまで広帯域に変化するには、調整ダイヤル１１のよう
な装置を用いることになる。そして１１ＭＨｚ〜３００
ＭＨｚの高周波では、歯や骨の内部での分解能を向上さ
せることができるため、歯や骨の内部の損傷を情報を画
像として検出することができる。
Ｈｚ〜３００ＭＨｚであり、１０ＭＨｚ以下であると、
歯や骨の内部には透過するが、分解能が低いので、歯や
骨の内部の損傷の情報を画像として検出するのは困難と
なる。しかし３００ＭＨｚを越えると装置が大型化し、
不要な電力を必要とする。また１１ＭＨｚ〜３００ＭＨ
ｚまで広帯域に変化するには、調整ダイヤル１１のよう
な装置を用いることになる。そして１１ＭＨｚ〜３００
ＭＨｚの高周波では、歯や骨の内部での分解能を向上さ
せることができるため、歯や骨の内部の損傷を情報を画
像として検出することができる。
【０００９】さらに超音波の発振周波数を、１ＭＨｚ〜
３００ＭＨｚの範囲に調整可能とすると、１ＭＨｚ〜１
０ＭＨｚの低周波帯域では、皮膚や内臓、眼球の内部の
損傷の情報を画像として検出でき、また１１ＭＨｚ〜３
００ＭＨｚの高周波では、歯や骨の内部の損傷を情報を
画像として検出することができる。
３００ＭＨｚの範囲に調整可能とすると、１ＭＨｚ〜１
０ＭＨｚの低周波帯域では、皮膚や内臓、眼球の内部の
損傷の情報を画像として検出でき、また１１ＭＨｚ〜３
００ＭＨｚの高周波では、歯や骨の内部の損傷を情報を
画像として検出することができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によると、超音波で硬質の物質の
表面と内部を透過させ、損傷などの有無の情報を画像と
して瞬時に検出し、時間的な無駄がなく、その画像を見
ながらその場で診断することができ、人体には害がな
い。
表面と内部を透過させ、損傷などの有無の情報を画像と
して瞬時に検出し、時間的な無駄がなく、その画像を見
ながらその場で診断することができ、人体には害がな
い。
【図１】 本発明の斜視図である。
１ 装置本体 １０ 画像表示部 １１ 調整ダイヤル １２ 出力調整つまみ １３ ビーム集束装置 ２ ブロープ ３ 軟質材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 規貴 東京都町田市成瀬が丘３−28−８
Claims (2)
- 【請求項１】 超音波診断装置本体と、この本体に連結
してあるプローブとよりなり、 上記装置本体には、画像表示部が設けてあり、さらにこ
の本体で発生する超音波の周波数は、１１ＭＨｚ〜３０
０ＭＨｚであり、 上記ブロープの先端部には、軟質材が装着してあること
を特徴とする診断用超音波センサ。 - 【請求項２】 超音波診断装置本体と、この本体に連結
してあるプローブとよりなり、 上記装置本体には、画像表示部が設けてあり、さらにこ
の本体で発生する超音波の周波数は、１１ＭＨｚ〜３０
０ＭＨｚであり、 上記ブロープの先端部には、軟質材が装着してあり、 さらに上記装置本体には、上記周波数を変化させる手段
が設けてあることを特徴とする診断用超音波センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183959A JPH05146429A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 診断用超音波センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183959A JPH05146429A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 診断用超音波センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05146429A true JPH05146429A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=16144817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3183959A Pending JPH05146429A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 診断用超音波センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05146429A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002136520A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-14 | Aloka Co Ltd | 硬組織診断用超音波探触子 |
| JP2016522709A (ja) * | 2013-12-26 | 2016-08-04 | ノースン・カンパニー・リミテッドＮｏｈｓｎ Ｃｏ．， Ｌｔｄ． | 超音波又は光音響プローブとこれを用いた超音波診断システム、超音波治療システム、超音波診断及び治療システム、並びに超音波又は光音響システム |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183959A patent/JPH05146429A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002136520A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-14 | Aloka Co Ltd | 硬組織診断用超音波探触子 |
| JP4598257B2 (ja) * | 2000-11-06 | 2010-12-15 | アロカ株式会社 | 硬組織診断用超音波探触子 |
| JP2016522709A (ja) * | 2013-12-26 | 2016-08-04 | ノースン・カンパニー・リミテッドＮｏｈｓｎ Ｃｏ．， Ｌｔｄ． | 超音波又は光音響プローブとこれを用いた超音波診断システム、超音波治療システム、超音波診断及び治療システム、並びに超音波又は光音響システム |
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