JPH05145553A - ローカルエリアネツトワーク制御方式 - Google Patents
ローカルエリアネツトワーク制御方式Info
- Publication number
- JPH05145553A JPH05145553A JP33133991A JP33133991A JPH05145553A JP H05145553 A JPH05145553 A JP H05145553A JP 33133991 A JP33133991 A JP 33133991A JP 33133991 A JP33133991 A JP 33133991A JP H05145553 A JPH05145553 A JP H05145553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- transmission
- time
- area network
- local area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単位時間での端末の物理層へのアクセスが均
等にできるLAN制御方式を提供する。 【構成】 トランシーバ11はLANの信号を端末18
に分岐させる。ケーブル12はトランシーバ11からの
信号を端末18へ伝達する。カウンタ14は衝突検出信
号13により+1され、送信が成功すると0にクリアさ
れ、連続して2回以上送信に成功した場合には−1され
る。バックオフ時間再調整制御部15は、カウンタ14
のカウント値によってバイナリイクスポーネンシャルバ
ックオフ制御で決定される時間値を変更する。 【効果】 公平なチャネルサービスを実現できる。
等にできるLAN制御方式を提供する。 【構成】 トランシーバ11はLANの信号を端末18
に分岐させる。ケーブル12はトランシーバ11からの
信号を端末18へ伝達する。カウンタ14は衝突検出信
号13により+1され、送信が成功すると0にクリアさ
れ、連続して2回以上送信に成功した場合には−1され
る。バックオフ時間再調整制御部15は、カウンタ14
のカウント値によってバイナリイクスポーネンシャルバ
ックオフ制御で決定される時間値を変更する。 【効果】 公平なチャネルサービスを実現できる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、ローカルエリアネットワーク
(以下、LANという)制御方式に関し、特に衝突発生
時のLAN制御方式に関する。
(以下、LANという)制御方式に関し、特に衝突発生
時のLAN制御方式に関する。
【0002】
【従来技術】従来、LANにおいて衝突が発生した場合
には、イーサネットで代表されるように、バックオフア
ルゴリズムにより(乱数により)、再送までの時間が決
定される。このバックオフアルゴリズムには、次の三つ
の方式がある。
には、イーサネットで代表されるように、バックオフア
ルゴリズムにより(乱数により)、再送までの時間が決
定される。このバックオフアルゴリズムには、次の三つ
の方式がある。
【0003】コンスタント方式(T=τ・n,nは予
め定められた範囲内の一様乱数)、リーアバックオフ
方式(T=τ・n,n:0≦n≦mの一様乱数,m:衝
突回数)、バイナリイクスポーエシャルバックオフ方
式(T=τ・n,n:0≦n≦2のK乗、K=mn
(m;10):衝突関数、再送開始時間は衝突を繰返す
たびに指数関数的に増加させる)。
め定められた範囲内の一様乱数)、リーアバックオフ
方式(T=τ・n,n:0≦n≦mの一様乱数,m:衝
突回数)、バイナリイクスポーエシャルバックオフ方
式(T=τ・n,n:0≦n≦2のK乗、K=mn
(m;10):衝突関数、再送開始時間は衝突を繰返す
たびに指数関数的に増加させる)。
【0004】従来、この種のバックオフアルゴリズム、
例えばバイナリイクスポーネンシャルバックオフ方式で
は、衝突回数に比例して再送時間が指数関数的に長くな
るので、チャネルの混み具合を類推してそれを緩和し、
衝突増加を防いでいる。しかしながら、ある単位時間内
での連続送信ができた端末も、連続して送信ができない
端末も、同一の乱数制御を実施されるため、必ずしも公
平にチャネルをサービスされるとは限らない。
例えばバイナリイクスポーネンシャルバックオフ方式で
は、衝突回数に比例して再送時間が指数関数的に長くな
るので、チャネルの混み具合を類推してそれを緩和し、
衝突増加を防いでいる。しかしながら、ある単位時間内
での連続送信ができた端末も、連続して送信ができない
端末も、同一の乱数制御を実施されるため、必ずしも公
平にチャネルをサービスされるとは限らない。
【0005】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、単位時間
での端末の物理層へのアクセスが均等にできるローカル
エリアネットワーク(LAN)制御方式を提供すること
である。
での端末の物理層へのアクセスが均等にできるローカル
エリアネットワーク(LAN)制御方式を提供すること
である。
【0006】
【発明の構成】本発明のローカルエリアネットワーク
(LAN)制御方式は、ローカルエリアネットワークに
接続された複数の端末のそれぞれが、カウンタと、前記
カウンタのカウント値によって再送までの時間を調整す
るバックオフ時間再調整制御部と、、前記再調整制御部
からの情報により時間を決定する送信制御部とを有し、
前記カウンタは、前記複数の端末のうち少なくとも二つ
の端末から同時に送信要求が発生し衝突が発生した場合
に、前記衝突を検出した衝突検出信号によりカウント値
が+1され、送信が成功した場合に0クリアされること
を特徴とする。
(LAN)制御方式は、ローカルエリアネットワークに
接続された複数の端末のそれぞれが、カウンタと、前記
カウンタのカウント値によって再送までの時間を調整す
るバックオフ時間再調整制御部と、、前記再調整制御部
からの情報により時間を決定する送信制御部とを有し、
前記カウンタは、前記複数の端末のうち少なくとも二つ
の端末から同時に送信要求が発生し衝突が発生した場合
に、前記衝突を検出した衝突検出信号によりカウント値
が+1され、送信が成功した場合に0クリアされること
を特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を示した図面を参照
して、本発明をより詳細に説明する。
して、本発明をより詳細に説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、トランシーバ11(11A〜11D)はLANの
信号を端末18(18A〜18D)に分岐させる。ケー
ブル12(12A〜12D)はトランシーバ11からの
信号を端末18(18A〜18D)へ伝達する。
いて、トランシーバ11(11A〜11D)はLANの
信号を端末18(18A〜18D)に分岐させる。ケー
ブル12(12A〜12D)はトランシーバ11からの
信号を端末18(18A〜18D)へ伝達する。
【0009】衝突検出信号13はLANの制御信号であ
り、複数の端末から同時送信が発生した場合に発生した
信号の衝突を検出した信号である。カウンタ14(14
A〜14D)は衝突検出信号13により+1され、送信
が成功すると0にクリアされ、連続して2回以上送信に
成功した場合には−1される。
り、複数の端末から同時送信が発生した場合に発生した
信号の衝突を検出した信号である。カウンタ14(14
A〜14D)は衝突検出信号13により+1され、送信
が成功すると0にクリアされ、連続して2回以上送信に
成功した場合には−1される。
【0010】バックオフ時間再調整制御部15Aは、カ
ウンタ14Aのカウント値によって従来の制御であるバ
イナリイクスポーネンシャルバックオフ制御で決定され
る時間値を変更する。送信制御部16Aは従来のバック
オフ制御および送信制御機能を司る。送信信号17はL
ANの物理層(ネットワーク)に送信される。
ウンタ14Aのカウント値によって従来の制御であるバ
イナリイクスポーネンシャルバックオフ制御で決定され
る時間値を変更する。送信制御部16Aは従来のバック
オフ制御および送信制御機能を司る。送信信号17はL
ANの物理層(ネットワーク)に送信される。
【0011】次に、図2を参照して、本実施例の動作に
ついて詳細に説明する。図2は、端末数が4台(18A
〜18D)で、カウンタ14(14A〜14D)の値が
初期値として「0」の状態から衝突検出等を経て、最終
的に端末18B(図示せず)が送信成功となる変化を示
す(a→b→c→d)。
ついて詳細に説明する。図2は、端末数が4台(18A
〜18D)で、カウンタ14(14A〜14D)の値が
初期値として「0」の状態から衝突検出等を経て、最終
的に端末18B(図示せず)が送信成功となる変化を示
す(a→b→c→d)。
【0012】まず、遷移状態(a)では、カウンタ14
A〜14Dともに「0」である。このとき、端末18
B、18Cおよび18Dが同時に送信動作に入ったとす
る。同時に送信動作に入ったことで、ネットワークから
衝突検出信号13を受取り、カウンタ14B、14Cお
よび14Dの値は1だけ増加される。
A〜14Dともに「0」である。このとき、端末18
B、18Cおよび18Dが同時に送信動作に入ったとす
る。同時に送信動作に入ったことで、ネットワークから
衝突検出信号13を受取り、カウンタ14B、14Cお
よび14Dの値は1だけ増加される。
【0013】そして、端末18B、18Cおよび18D
はバックオフ動作にいるが、カウンタ14B〜14Dの
値は、端末18Aのカウンタ14Aの値より1だけ多い
ため、再送時間間隔は従来のバイナリイクスポーネンシ
ャル方式で決定される時間よりも短めに再設定する。
はバックオフ動作にいるが、カウンタ14B〜14Dの
値は、端末18Aのカウンタ14Aの値より1だけ多い
ため、再送時間間隔は従来のバイナリイクスポーネンシ
ャル方式で決定される時間よりも短めに再設定する。
【0014】このためにバックオフ時間再調整制御部1
5B〜15Dから送信制御部16B〜16Dへパラメー
タを渡す。すなわち、端末18よりも短めな時間に設定
される[遷移状態(b)]。
5B〜15Dから送信制御部16B〜16Dへパラメー
タを渡す。すなわち、端末18よりも短めな時間に設定
される[遷移状態(b)]。
【0015】次に、遷移状態(b)から今度は端末18
Bおよび18Cが再び同時に送信動作にいったと仮定す
ると、衝突検出信号13を検出しカウンタ14Bおよび
14Cのカウント値がそれぞれ1ずつ増加し、遷移状態
(c)となる。この状態でもまだどの端末も送信は成功
していない。
Bおよび18Cが再び同時に送信動作にいったと仮定す
ると、衝突検出信号13を検出しカウンタ14Bおよび
14Cのカウント値がそれぞれ1ずつ増加し、遷移状態
(c)となる。この状態でもまだどの端末も送信は成功
していない。
【0016】また、端末18Dは端末18Bおよび18
Cよりもバックオフ動作は後となる。端末18Bおよび
18Cは、他の端末よりもカウンタの値が大きいため、
バックオフ動作は少くとも端末18Aより早くなる。
Cよりもバックオフ動作は後となる。端末18Bおよび
18Cは、他の端末よりもカウンタの値が大きいため、
バックオフ動作は少くとも端末18Aより早くなる。
【0017】そして、端末18Bが端末18Cに打ち勝
ち(乱数の差による)送信が成功すると、端末18Bの
カウンタ14Bの値は0クリアされる。このとき、端末
18Dはまだ送信できていない状態となる(仮に、送信
できていれば、4番のカウンタ1の値は0となってい
る)。
ち(乱数の差による)送信が成功すると、端末18Bの
カウンタ14Bの値は0クリアされる。このとき、端末
18Dはまだ送信できていない状態となる(仮に、送信
できていれば、4番のカウンタ1の値は0となってい
る)。
【0018】図2を参照して述べた実施例の動作説明に
おいては、送信が一回だけ成功した場合について説明し
たが、送信が2回以上連続して成功した場合には、カウ
ンタ14のカウント値が−1される。
おいては、送信が一回だけ成功した場合について説明し
たが、送信が2回以上連続して成功した場合には、カウ
ンタ14のカウント値が−1される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のイーサネットで使用される衝突検出時のバックオ
フ制御に衝突の成功、不成功の状態によりカウンタ1の
内容を増減させる方式を取入れることで、単位時間での
端末の物理層へのアクセスを均等化できる。
従来のイーサネットで使用される衝突検出時のバックオ
フ制御に衝突の成功、不成功の状態によりカウンタ1の
内容を増減させる方式を取入れることで、単位時間での
端末の物理層へのアクセスを均等化できる。
【0020】すなわち、単位時間内に連続(2回以上)
送信が成功した端末は乱数で規定した時間よりも多く再
送時間をとり、連続して送信に失敗した端末に対して
は、乱数で規定した時間よりも短く再送時間をとること
で、公平なチャネルサービスを実現できる。
送信が成功した端末は乱数で規定した時間よりも多く再
送時間をとり、連続して送信に失敗した端末に対して
は、乱数で規定した時間よりも短く再送時間をとること
で、公平なチャネルサービスを実現できる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1に示した実施例における制御部が4個用意
されたときの再送までの遷移の様子を示す図である。
されたときの再送までの遷移の様子を示す図である。
11 トランシーバ 12 ケーブル 13 衝突検出信号 14 カウンタ 15 バックオフ時間再調整制御部 16 送信制御部 17 送信信号 18 端末
Claims (3)
- 【請求項1】 ローカルエリアネットワークに接続され
た複数の端末のそれぞれが、カウンタと、前記カウンタ
のカウント値によって再送までの時間を調整するバック
オフ時間再調整制御部と、前記再調整制御部からの情報
により時間を決定する送信制御部とを有し、前記カウン
タは、前記複数の端末のうち少なくとも二つの端末から
同時に送信要求が発生し衝突が発生した場合に、前記衝
突を検出した衝突検出信号によりカウント値が+1さ
れ、送信が成功した場合に0クリアされることを特徴と
するローカルエリアネットワーク制御方式。 - 【請求項2】 前記カウンタは、予め定められた回数連
続して送信が成功した場合に、カウント値が−1される
ことを特徴とする請求項1記載のローカルエリアネット
ワーク制御方式。 - 【請求項3】 前記カウンタは、電源投入時に0にリセ
ットされることを特徴とする請求項1または2記載のロ
ーカルエリアネットワーク制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33133991A JPH05145553A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ローカルエリアネツトワーク制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33133991A JPH05145553A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ローカルエリアネツトワーク制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145553A true JPH05145553A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18242580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33133991A Pending JPH05145553A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ローカルエリアネツトワーク制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05145553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007128503A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | ネットワーク資源を発見する手法 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP33133991A patent/JPH05145553A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007128503A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | ネットワーク資源を発見する手法 |
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