JPH05143648A - 情報登録検索装置 - Google Patents

情報登録検索装置

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Publication number
JPH05143648A
JPH05143648A JP3306002A JP30600291A JPH05143648A JP H05143648 A JPH05143648 A JP H05143648A JP 3306002 A JP3306002 A JP 3306002A JP 30600291 A JP30600291 A JP 30600291A JP H05143648 A JPH05143648 A JP H05143648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
key
hash value
chain
hash
Prior art date
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Pending
Application number
JP3306002A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Saito
晃宏 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3306002A priority Critical patent/JPH05143648A/ja
Publication of JPH05143648A publication Critical patent/JPH05143648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ検索時間の短縮を図り検索処理効率の向
上を図る。 【構成】データ登録手段21は算出されたハッシュ値に
よりハッシュテーブル14のエントリーを検索する。そ
してハッシュ値が同じでキー名が異なる場合にはキーテ
ーブルにより通常のシノニムチェインを作ってデータを
登録し、またハッシュ値及びキー名が同じ場合には対応
するキーテーブルからデータテーブルにより同名チェイ
ンを作ってデータを登録する。またデータ検索手段22
は算出されたハッシュ値によりハッシュテーブルのエン
トリーを検索する。そしてハッシュ値が同じでキー名が
異なる場合には通常のシノニムチェインを辿ってデータ
を検索し、またハッシュ値及びキー名が同じ場合には同
名チェインを辿ってデータを検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハッシュテーブルを使
用してデータの登録、検索を行う情報登録検索装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】データ検索する場合に文字列等、通常キ
ーと呼ばれる検索情報を使用し、このキーと一致するキ
ーを格納したデータテーブルを検索してデータの検索を
行うものがある。このようなデータ検索においてデータ
テーブルを単純に記憶装置上に連続的に並べて格納して
おき、データ検索時には記憶装置上のデータテーブルに
格納されているキーとの一致を順次見て検索したのでは
検索に膨大な時間がかかるという問題がある。
【0003】そこで従来、データの検索を迅速に行う方
式としてハッシュ方式が知られている。この方式は検索
情報(キー)にハッシュ関数を加えてハッシュ値を求
め、このハッシュ値によって一意に定まる記憶領域に該
当するデータを格納するようになっている。しかしハッ
シュ方式では異なるキー、例えば「Classic 」と「Core
l 」のハッシュ値が等しくなる、いわゆるハッシュ値の
衝突が発生することがある。
【0004】このようなことから従来においては、ハッ
シュ値から直接決定する記憶アドレスを先頭のデータ又
はデータのポインタへのアドレスとして同一のハッシュ
値に属する他のデータを先頭のデータ又は先頭のポイン
タから順次データ又はポインタの連鎖を作って格納する
方式が採用されている。同一ハッシュ値に属するデータ
群から目的のデータを検索するには、そのデータ又はポ
インタ中にある検索情報(キ−)と目的の検索情報(キ
ー)が一致するものをキーの照合操作により行うように
なっている。
【0005】すなわち従来は図12に示すように、記憶
装置1に同一ハッシュ値のデータテーブルd1 ,d2 ,
d3 及びデータテーブルd4 ,d5 をそれぞれポインタ
で連鎖させて格納している。各データテーブルd1 〜d
5 はキー格納部1a、データ格納部1b、ポインタ格納
部1cからなり、ポインタ格納部1cには連鎖する次の
データテーブルのアドレスが保持され、連鎖する次のデ
ータテーブルが無い場合には最終データテーブルを示
す、例えば「0」が書込まれるようになっている。
【0006】そして検索情報レジスタ2に格納されてい
るキーをハッシュ関数部3に入力してハッシュ値を求
め、そのハッシュ値により記憶装置1内のハッシュテー
ブル4から1つのエントリーを得る。ハッシュテーブル
4の各エントリーには該当するハッシュ値に属するデー
タテーブルの先頭アドレスが書込まれている。
【0007】今、ハッシュテーブル4によりデータテー
ブルd1 のアドレスが指定されたとすると、データテー
ブルd1 のキー格納部1aを読出して検索情報レジスタ
2のキーと比較する。そしてもし一致していればそのデ
ータテーブルd1 のデータ格納部1bに格納されている
データが検索すべきデータとなる。また一致していなけ
ればデータテーブルd1 のポインタ格納部1cを読出
し、それをアドレスとして次に連鎖しているデータテー
ブルd2のキー格納部1aを読出して検索情報レジスタ
2のキーと比較する。そしてもし一致していればそのデ
ータテーブルd2のデータ格検索すべき納部1bに格納
されているデータが検索すべきデータとなる。また一致
していなければデータテーブルd2 のポインタ格納部1
cを読出し、それをアドレスとして次に連鎖しているデ
ータテーブルd3 のキー格納部1aを読出して検索情報
レジスタ2のキーと比較する。以上のようにして記憶装
置1から目的のデータを検索するようになっている。
【0008】また他の例として例えば特開平2−227
734号公報に見られるように、キーとデータの属性と
を使用することによりハッシュ値を生成し、データの属
性に基づいてデータを個別に登録及び検索することによ
り登録、検索の効率向上を図るものが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来装置では、データ登録の際、同一キーをもつデータ
が多数登録されていると、対応するシノニムチェインの
キー数が増大し、キーの平均検索時間が長くなる問題が
あった。そこで本発明は、データ検索時間の短縮を図る
ことができて検索処理効率を向上できる情報登録検索装
置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、キーからハッ
シュ関数によりハッシュ値を算出するハッシュ値算出手
段を設け、このハッシュ値算出手段により算出されたハ
ッシュ値によりハッシュテーブルを参照してシノニムチ
ェインを検索し、データの登録、検索を行う情報登録検
索装置において、ハッシュ値算出手段により算出された
キーのハッシュ値によりそのハッシュ値に対応するハッ
シュテーブルのエントリーによりポインタで連結された
キーテーブルのシノニムチェインを検索し、同一のキー
を含むキーテーブルが存在しないときにはそのシノニム
チェインに今回のキーを含むキーテーブルをポインタで
連結してデータを登録し、同一のキーを含むキーテーブ
ルが存在するときには存在した同一キーを含むキーテー
ブルから別のポインタで連結された同名データチェイン
にデータを登録するデータ登録手段と、ハッシュ値算出
手段により算出されたキーのハッシュ値によりそのハッ
シュ値に対応するハッシュテーブルのエントリーにより
ポインタで連結されたキーテーブルのシノニムチェイン
及び別のポインタで連結された同名データチェインを検
索してデータを検索するデータ検索手段を設けたもので
ある。
【0011】
【作用】このような構成の本発明においては、データを
登録するときには、キーによりハッシュ値を算出し、そ
のハッシュ値に対応するハッシュテーブルのエントリー
によりポインタで連結されたキーテーブルのシノニムチ
ェインを検索し、同一のキーを含むキーテーブルが存在
しないときにはそのシノニムチェインに今回のキーを含
むキーテーブルをポインタで連結してデータを登録し、
同一のキーを含むキーテーブルが存在するときには存在
した同一キーを含むキーテーブルから別のポインタで連
結された同名データチェインにデータを登録する。こう
して登録されたデータを検索するときには、キーのハッ
シュ値を算出し、そのハッシュ値に対応するハッシュテ
ーブルのエントリーによりポインタで連結されたキーテ
ーブルのシノニムチェイン及び別のポインタで連結され
た同名データチェインを検索してデータを検索する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において11は記憶装置、12はマイクロプ
ロセッサで、両者はバスライン13によって接続されて
いる。
【0013】前記記憶装置11には、ハッシュテーブル
14、複数のキーテーブル15a,15b,15c,1
5d,15e,15f,…、複数のデータテーブル16
a,16b,16c,…が設けられている。前記各キー
テーブル15a〜15f…はキーを格納したキー部17
a、次の同一ハッシュ値をもつキーテーブルを指定する
ポインタが格納されるシノニムチェイン用ポインタ部1
7b、データを格納したデータ部17c、例えば文字列
や数値等データの属性が格納されたデータ属性部17
d、同一キーのデータが複数ある場合にデータのみを格
納するデータテーブルを連結するためのポインタが格納
される同名データチェィン用ポインタ部17eによって
構成されている。前記各データテーブル16a〜16c
…はデータ部18a、データ属性部18b、同名データ
チェィン用ポインタ部18cによって構成されている。
このデータ部18a、データ属性部18b、同名データ
チェィン用ポインタ部18cも前記各キーテーブル15
a〜15f…のデータ部17c、データ属性部17d、
同名データチェィン用ポインタ部17eと同様のデータ
やポインタが格納されるようになっている。従って図に
おいてはキーテーブル15b,15c,15d及び15
e,15fがそれぞれ同一のハッシュ値に属しシノニム
チェイン用ポインタ部17bのポインタによって連結さ
れていることを示している。またキーテーブル15c及
びデータテーブル16a,16b,16cが同一キー名
をもち同名データチェィン用ポインタ部17e及び18
cによって連結されていることを示している。なお、シ
ノニムチェイン用ポインタ部17b及び同名データチェ
ィン用ポインタ部17e及び18cは新規にキーテーブ
ルやデータテーブルを作成したときにはNULL値が格納さ
れるようになっている。
【0014】前記ハッシュテーブル14は、ハッシュ値
に対応するエントリーを有し、各エントリーには対応す
るシノニムチェインが存在する場合にはその先頭のキー
テーブルを指定するポインタが格納され、そのようなシ
ノニムチェインが存在しなしときにはNULL値が格納され
るようになっている。
【0015】前記マイクロプロセッサ12には、データ
登録手段21、データ検索手段22、ハッシュ値算出手
段23、検索情報レジスタ24、第1、第2、第3のア
ドレスレジスタ25,26,27が設けられている。こ
のマイクロプロセッサ12では登録又は検索されるキー
を検索情報レジスタ24に取込み、その検索情報レジス
タ24のキーをハッシュ値算出手段23に入力してハッ
シュ値を出力させるようになっている。
【0016】そしてこのハッシュ値により前記記憶装置
11のハッシュテーブル14の1エントリーが決定さ
れ、その内容である記憶アドレスによってそのハッシュ
値に属する先頭のキーテーブルのアドレスが決定される
ようになっている。
【0017】前記データ登録手段21は図2に示す処理
を行うようになっている。まずハッシュ値算出手段23
を使用してキーのハッシュ値を算出させる。そしてその
ハッシュ値に基づいてハッシュテーブル14からエント
リーを検索し、そのエントリーの内容がNULLか否かをチ
ェックする。そしてNULLであったら記憶装置11内にキ
ーテーブルを作成する。このときキー、データ、データ
属性をキー部17a、データ部17c、データ属性部1
7dに書込み、シノニムチェイン用ポインタ部17bと
同名データチェィン用ポインタ部17eにはNULL値を格
納する。その後先に求めたハッシュ値から得られるハッ
シュテーブル14のエントリーとして今回作成したキー
テーブルの先頭アドレスを格納して登録を終了する。
【0018】またエントリーがNULLでなければ、このエ
ントリーから始まるシノニムチェインに登録されている
キーテーブルのキーと今回登録すべきキーとを順番に比
較する。そしてシノニムチェインを最後まで辿って同一
キーが1つも登録されなかった場合は、記憶装置11内
にキーテーブルを作成する。このキーテーブルの作成は
上述したキーテーブルを新規に作成する場合と同様であ
る。そしてキーテーブルの作成が終了すると今回検索し
たシノニムチェインの最後のキーテーブルのシノニムチ
ェイン用ポインタ部17bのNULL値に代えて今回作成し
たキーテーブルの先頭アドレスを格納して登録を終了す
る。
【0019】また今回登録すべきキーがすでにハッシュ
テーブル14のエントリーから始まるシノニムチェイン
に登録されている場合は、新たにキーテーブルを作成す
る代わりにデータテーブルを作成する。そしてデータテ
ーブルのデータ部18a、データ属性部18bにはそれ
ぞれデータ、データの属性を格納し、同名データチェイ
ン用ポインタ部18cにはNULL値を書込む。そして今回
登録すべきキーと同一のキーをもつキーテーブルの同名
データチェインを辿り同名データチェインの最後のデー
タテーブルの同名データチェイン用ポインタ部18c
(なお、同名データチェインがまだ無い場合はキーテー
ブルの同名データチェイン用ポインタ部17e)に今回
作成したデータテーブルの先頭アドレスを格納し登録を
終了する。
【0020】前記データ検索手段22は図3に示す処理
を行うようになっている。まずハッシュ値算出手段23
を使用してキーのハッシュ値を算出させる。そしてその
ハッシュ値に基づいてハッシュテーブル14からエント
リーを検索し、そのエントリーを指定するアドレスを第
1のアドレスレジスタ25に格納する。次にハッシュテ
ーブル14のエントリーの内容がNULLか否かをチェック
する。そしてNULLであればデータが未登録であると判断
して検索処理を終了する。
【0021】またNULLでなければハッシュテーブル14
のエントリー内容を第3のアドレスレジスタ27に格納
する。そして与えられたキーと第3のアドレスレジスタ
27で指定されるキーテーブルのキーを比較する。比較
結果一致すると、同名データチェインを辿りデータの属
性をもとに目的のデータを得て検索を終了する。また比
較結果一致しないときにはキーテーブルのシノニムチェ
イン用ポインタ部17bを参照し、NULLならばデータが
未登録であると判断して検索を終了する。またNULLでな
ければ第3のアドレスレジスタ27の内容を第2のアド
レスレジスタ26にコピーする。そしてキーテーブルの
シノニムチェイン用ポインタ部17bの内容を第3のア
ドレスレジスタ27に格納し、次のキーテーブルについ
て再度同様のキー照合を行う。このようにしてシノニム
チェインを辿りキーテーブルのシノニムチェイン用ポイ
ンタ部17bがNULLになるか、キーが一致して所望のデ
ータが得られるまで繰り返す。
【0022】このような構成の実施例においては、まず
データを登録する場合には、キーのハッシュ値をハッシ
ュ値算出手段23により算出する。今ハッシュテーブル
14とキーテーブルとの関係が図4に示すようになって
いる状態で、キーが「lemon」、データが「classic 」
というエントリーを登録したとき、キー「lemon 」のハ
ッシュ値が「28」であったとすると、最終的には図5
に示すようになる。すなわちハッシュ値「28」で指定
されるハッシュテーブル14のエントリーで指定される
キーテーブル31のシノニムチェイン用ポインタ部17
bに今回登録するキーテーブル32の先頭アドレスを指
定するポインタを格納し、キーテーブル31と32のシ
ノニムチェインを確立する。これによりキーテーブル3
2が新たな最終のキーテーブルとなり、このキーテーブ
ル32のシノニムチェイン用ポインタ部17b及び同名
データチェイン用ポインタ部17eにはNULL値が格納さ
れる。
【0023】また同一キーを含むキーテーブルが存在す
る場合には次のようになる。今ハッシュテーブル14と
キーテーブルとの関係が図4に示すようになっている状
態で、例えばキーが「apple 」、データが「Mac 」とい
うエントリーを登録したとき、キー「apple 」のハッシ
ュ値が「64」であるから、最終的には図6に示すよう
になる。すなわちハッシュ値「64」で指定されるハッ
シュテーブル14のエントリーで指定されるキーテーブ
ル33の同名データチェイン用ポインタ部17eに今回
登録するデータテーブル34の先頭アドレスを指定する
ポインタを格納する。これによりキーテーブル33に対
して同名データチェインが確立される。次にデータを検
索する場合について述べる。
【0024】記憶装置11に対して図7に示す状態で登
録されるているデータに対してキー「redsox」が与えら
れてデータ検索する場合は、先ずハッシュテーブル14
のエントリーを指定するアドレスが第1のアドレスレジ
スタ25に格納される。そしてエントリーの内容が第3
のアドレスレジスタ27に格納され、先ずキーテーブル
41が検索される。ここにはキー「redsox」が格納され
ていないので第3のアドレスレジスタ27の内容が第2
のアドレスレジスタ26にコピーされ、キーテーブル4
1のシノニムチェイン用ポインタ部17bの内容が第3
のアドレスレジスタ27に格納される。
【0025】そして次のキーテーブル42が検索され
る。ここにもキー「redsox」が格納されていないので第
3のアドレスレジスタ27の内容が第2のアドレスレジ
スタ26にコピーされ、キーテーブル42のシノニムチ
ェイン用ポインタ部17bの内容が第3のアドレスレジ
スタ27に格納される。
【0026】そして次のキーテーブル43が検索され
る。ここにはキー「redsox」が格納されているのでこの
キーテーブル43あるいはこのキーテーブル43と同名
チェインのデータテーブル44のデータ部から目的のデ
ータが検索される。そしてこのときの各レジスタ25,
26,27の内容は図8に点線で示すアドレスの内容と
なっている。
【0027】このように同一キー名の場合にはデータの
みを格納した同名チェインを作ってデータのみの比較に
より所望のデータを検索できるようにしているので、検
索時間の短縮を図ることができ検索の処理効率を向上で
きる。
【0028】ところで検索処理において所望のデータが
シノニムチェインの先頭のキーテーブルに格納されてい
る場合と、先頭以外のキーテーブルに格納されている場
合がある。そして所望のデータがシノニムチェインの先
頭以外のキーテーブルに格納されている場合にはデータ
検索されたキーテーブルをシノニムチェインの先頭に持
ってくる。これは一旦検索されたキーテーブルを次回以
降のデータ検索に優先させてデータの平均検索時間をよ
り短縮している。
【0029】具体的には図8の状態において、第2のア
ドレスレジスタ26の内容で指定されるキーテーブル4
2のシノニムチェイン用ポインタ部17bに第3のアド
レスレジスタ27の内容で指定されるキーテーブル43
のシノニムチェイン用ポインタ部17bの内容を格納す
る。すなわち図9に示す状態となる。
【0030】次に第1のアドレスレジスタ25の内容で
指定されるハッシュテーブル14のエントリーの内容を
第2のアドレスレジスタ26に格納する。そして第1の
アドレスレジスタ25で指定されるアドレス、すなわち
ハッシュテーブル14のエントリーに第3のアドレスレ
ジスタ27の内容、すなわちキーテーブル43へのポイ
ンタを格納する。すなわち図10に示す状態となる。
【0031】そして最後に第2のアドレスレジスタ26
の内容を第3のアドレスレジスタ27で指定されるキー
テーブル43のシノニムチェイン用ポインタ部17bに
格納する。こうして図11に示す状態となる。すなわち
シノニムチェインの先頭にはキーテーブル43が位置
し、続いてキーテーブル41、42、…という順序に変
更されたことになる。
【0032】このようにデータ検索を行った後、次回の
検索のためにシノニムチェインの更新処理を行うことに
より、検索確立の高いデータをシノニムチェインの前に
位置させることができ平均検索時間をより短縮すること
が可能となる。
【0033】なお、この場合、シノニムチェインの短い
ものについてこのような更新処理を行うと更新処理のた
めにかえって時間がかかる場合が生じることになる。そ
こでシノニムチェインの長さを管理し、シノニムチェイ
ンの比較的長いものについてのみ更新処理を行うように
すれば平均検索時間のより短縮化を確実に実現できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ータ検索時間の短縮を図ることができて検索処理効率を
向上できる情報登録検索装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるデータの登録処理を示す流れ
図。
【図3】同実施例におけるデータの検索処理を示す流れ
図。
【図4】同実施例におけるデータ登録時の動作を説明す
るための図。
【図5】同実施例におけるデータ登録時の動作を説明す
るための図。
【図6】同実施例におけるデータ登録時の動作を説明す
るための図。
【図7】同実施例におけるデータ検索時の動作を説明す
るための図。
【図8】同実施例におけるデータ検索時の動作を説明す
るための図。
【図9】同実施例におけるシノニムチェインの更新処理
を説明するための図。
【図10】同実施例におけるシノニムチェインの更新処
理を説明するための図。
【図11】同実施例におけるシノニムチェインの更新処
理を説明するための図。
【図12】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
11…記憶装置、12…マイクロプロセッサ、14…ハ
ッシュテーブル、15a〜15f…キーテーブル、16
a〜16c…データテーブル、21…データ登録手段、
22…データ検索手段、23…ハッシュ値算出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーからハッシュ関数によりハッシュ値
    を算出するハッシュ値算出手段を設け、このハッシュ値
    算出手段により算出されたハッシュ値によりハッシュテ
    ーブルを参照してシノニムチェインを検索し、データの
    登録、検索を行う情報登録検索装置において、 前記ハッシュ値算出手段により算出されたキーのハッシ
    ュ値によりそのハッシュ値に対応する前記ハッシュテー
    ブルのエントリーによりポインタで連結されたキーテー
    ブルのシノニムチェインを検索し、同一のキーを含むキ
    ーテーブルが存在しないときにはそのシノニムチェイン
    に今回のキーを含むキーテーブルをポインタで連結して
    データを登録し、同一のキーを含むキーテーブルが存在
    するときには存在した同一キーを含むキーテーブルから
    別のポインタで連結された同名データチェインにデータ
    を登録するデータ登録手段と、前記ハッシュ値算出手段
    により算出されたキーのハッシュ値によりそのハッシュ
    値に対応する前記ハッシュテーブルのエントリーにより
    ポインタで連結されたキーテーブルのシノニムチェイン
    及び別のポインタで連結された同名データチェインを検
    索してデータを検索するデータ検索手段を設けたことを
    特徴とする情報登録検索装置。
JP3306002A 1991-11-21 1991-11-21 情報登録検索装置 Pending JPH05143648A (ja)

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ID=17951895

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