JPH05141505A - コルゲートギア - Google Patents
コルゲートギアInfo
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- JPH05141505A JPH05141505A JP33262791A JP33262791A JPH05141505A JP H05141505 A JPH05141505 A JP H05141505A JP 33262791 A JP33262791 A JP 33262791A JP 33262791 A JP33262791 A JP 33262791A JP H05141505 A JPH05141505 A JP H05141505A
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- JP
- Japan
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- corrugated
- gear
- gears
- plate
- unit
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- Gears, Cams (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第１に、ギア幅に限界がないので製造される
波板の幅にも制限がなく、第２に、各種パターンの波板
が自在かつ容易に製造でき、第３に、しかもその製作，
準備も簡単かつ容易である、コルゲートギアを提案す
る。 【構成】 このコルゲートギア４は、上下対をなして回
転駆動され、各々外周に波形の凹凸が所定ピッチで形成
されており、材料の帯状の平板を挟み込んで通すことに
より、波形の凹凸が連続的に折曲形成された帯状の波板
が得られる。そしてコルゲートギア４は、複数個の単位
コルゲートギア５が適宜選択して組み合わされ、軸方向
に組み付けられ集合せしめられてなる。これらの単位コ
ルゲートギア５は、軸方向の幅，波形のピッチ位置，波
形の方向等の形状が種種の態様で異なったものが予め製
作されており、製造される波板に応じ、その中から適宜
選択して集合される。
波板の幅にも制限がなく、第２に、各種パターンの波板
が自在かつ容易に製造でき、第３に、しかもその製作，
準備も簡単かつ容易である、コルゲートギアを提案す
る。 【構成】 このコルゲートギア４は、上下対をなして回
転駆動され、各々外周に波形の凹凸が所定ピッチで形成
されており、材料の帯状の平板を挟み込んで通すことに
より、波形の凹凸が連続的に折曲形成された帯状の波板
が得られる。そしてコルゲートギア４は、複数個の単位
コルゲートギア５が適宜選択して組み合わされ、軸方向
に組み付けられ集合せしめられてなる。これらの単位コ
ルゲートギア５は、軸方向の幅，波形のピッチ位置，波
形の方向等の形状が種種の態様で異なったものが予め製
作されており、製造される波板に応じ、その中から適宜
選択して集合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コルゲートギアに関す
る。すなわち、波形の凹凸が連続的に折曲形成された波
板の製造に用いられる、コルゲートギアに関するもので
ある。
る。すなわち、波形の凹凸が連続的に折曲形成された波
板の製造に用いられる、コルゲートギアに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図５は、このようなコルゲートギアの従
来例の斜視図である。コルゲートギア１は、上下対をな
して回転駆動され、各々外周に波形の凹凸が所定ピッチ
で形成されており、材料の帯状の平板２を挟み込んで通
すことにより、波形の凹凸が連続的に折曲形成された帯
状の波板３が得られる。そして従来のコルゲートギア１
は、図示のごとく一体物よりなり、製造される各種の波
板３に合わせ、それぞれ対応したものが使用されてい
た。すなわち図４は波板３の斜視図であり、（１）図は
一般的な波板３を、（２）図は波形のピッチがずれた波
板３を、（３）図はいわゆるヘリカル形状の組み合わせ
よりなる波板３を示すが、例えばこのような各種の波板
３を製造すべく、従来は、各々に専用のコルゲートギア
１が製作，準備され、使用されていた。
来例の斜視図である。コルゲートギア１は、上下対をな
して回転駆動され、各々外周に波形の凹凸が所定ピッチ
で形成されており、材料の帯状の平板２を挟み込んで通
すことにより、波形の凹凸が連続的に折曲形成された帯
状の波板３が得られる。そして従来のコルゲートギア１
は、図示のごとく一体物よりなり、製造される各種の波
板３に合わせ、それぞれ対応したものが使用されてい
た。すなわち図４は波板３の斜視図であり、（１）図は
一般的な波板３を、（２）図は波形のピッチがずれた波
板３を、（３）図はいわゆるヘリカル形状の組み合わせ
よりなる波板３を示すが、例えばこのような各種の波板
３を製造すべく、従来は、各々に専用のコルゲートギア
１が製作，準備され、使用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち第１に、従来のコルゲートギア１は幅に限界があり、
製造される波板３の幅にも制限があった。すなわち、コ
ルゲートギア１自体を製作する製作機械の能力面から、
軸方向の幅がある程度以上のコルゲートギア１は製作，
準備不能であり、もって、このような制限されたコルゲ
ートギア１にて製造される波板３の幅にも自ずと制限が
あり、幅の広いものが得られないという問題があった。
第２に、従来のコルゲートギア１は、特定の１種類の形
状等の波板３のみしか製造できないので、各種の波板３
のパターンに対応すべく（図４参照）、種種のコルゲー
トギア１を専用に準備する必要があるという問題があっ
た。第３に、特にヘリカル形状を組み合わせた波板３
（図４の（３）図参照）等、特殊なパターンの波板３を
製造するためのコルゲートギア１は、それ自体の製作，
準備が非常に困難であって、時間，手間，コストがかか
るという問題もあった。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち第１に、従来のコルゲートギア１は幅に限界があり、
製造される波板３の幅にも制限があった。すなわち、コ
ルゲートギア１自体を製作する製作機械の能力面から、
軸方向の幅がある程度以上のコルゲートギア１は製作，
準備不能であり、もって、このような制限されたコルゲ
ートギア１にて製造される波板３の幅にも自ずと制限が
あり、幅の広いものが得られないという問題があった。
第２に、従来のコルゲートギア１は、特定の１種類の形
状等の波板３のみしか製造できないので、各種の波板３
のパターンに対応すべく（図４参照）、種種のコルゲー
トギア１を専用に準備する必要があるという問題があっ
た。第３に、特にヘリカル形状を組み合わせた波板３
（図４の（３）図参照）等、特殊なパターンの波板３を
製造するためのコルゲートギア１は、それ自体の製作，
準備が非常に困難であって、時間，手間，コストがかか
るという問題もあった。
【０００４】本発明は、このような実情に鑑み上記従来
例の問題点を解決すべくなされたものであって、請求項
１では、複数個の単位コルゲートギアを集合させ、請求
項２では更に、その幅，ピッチ位置，形状等を異ならし
めたことにより、第１に、製造される波板の幅に制限が
なく、第２に、各種の波板を自在かつ容易に製造でき、
しかも第３に、それ自体も簡単かつ容易に製作，準備で
きる、コルゲートギアを提案することを目的とする。
例の問題点を解決すべくなされたものであって、請求項
１では、複数個の単位コルゲートギアを集合させ、請求
項２では更に、その幅，ピッチ位置，形状等を異ならし
めたことにより、第１に、製造される波板の幅に制限が
なく、第２に、各種の波板を自在かつ容易に製造でき、
しかも第３に、それ自体も簡単かつ容易に製作，準備で
きる、コルゲートギアを提案することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。まず請求項１に
ついては次のとおり。すなわち、このコルゲートギア
は、上下対をなし回転駆動され、各々外周に波形の凹凸
が所定ピッチで形成されており、材料の帯状の平板を挟
み込んで通すことにより、波形の凹凸が連続的に折曲形
成された帯状の波板が得られる。そしてこのコルゲート
ギアは、複数個の単位コルゲートギアが、軸方向に組み
付けられ集合せしめられてなる。請求項２のコルゲート
ギアについては次のとおり。すなわち、請求項１に記載
されたものにおいて、該単位コルゲートギアは、軸方向
の幅，波形のピッチ位置，波形の方向等の形状につい
て、少なくともそのいずれかが異なって集合せしめられ
てなる。
明の技術的手段は、次のとおりである。まず請求項１に
ついては次のとおり。すなわち、このコルゲートギア
は、上下対をなし回転駆動され、各々外周に波形の凹凸
が所定ピッチで形成されており、材料の帯状の平板を挟
み込んで通すことにより、波形の凹凸が連続的に折曲形
成された帯状の波板が得られる。そしてこのコルゲート
ギアは、複数個の単位コルゲートギアが、軸方向に組み
付けられ集合せしめられてなる。請求項２のコルゲート
ギアについては次のとおり。すなわち、請求項１に記載
されたものにおいて、該単位コルゲートギアは、軸方向
の幅，波形のピッチ位置，波形の方向等の形状につい
て、少なくともそのいずれかが異なって集合せしめられ
てなる。
【０００６】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので次のよ
うに作用する。まず、複数個の単位コルゲートギアを選
択して集合させ、次に、このように準備された１対のコ
ルゲートギアを回転駆動しつつ、平板を挟み込んで通す
ことにより、所望の波板が製造される。そこで第１に、
種種の幅の単位コルゲートギアを製作しておき、その中
から適宜選択して集合させることにより、コルゲートギ
アの幅に限界がなくなり、各種幅の波板が制限なく製造
可能となる。第２に、各単位コルゲートギアの波形のピ
ッチ位置をずらして集合させたり、又、波形の方向が傾
斜した単位コルゲートギアを組み合わせたり、更に、そ
の他種種の組み合わせにより、波形のピッチ位置がずれ
た波板やヘリカル形状を組み合わせた波板、その他各種
パターンの波板が、自在かつ容易に製造可能となる。第
３に、しかもこのコルゲートギアは、種種の単純な形状
の単位コルゲートギアを製作しておき、その中から適宜
選択して集合させれば準備でき、製作，準備が簡単かつ
容易である。
うに作用する。まず、複数個の単位コルゲートギアを選
択して集合させ、次に、このように準備された１対のコ
ルゲートギアを回転駆動しつつ、平板を挟み込んで通す
ことにより、所望の波板が製造される。そこで第１に、
種種の幅の単位コルゲートギアを製作しておき、その中
から適宜選択して集合させることにより、コルゲートギ
アの幅に限界がなくなり、各種幅の波板が制限なく製造
可能となる。第２に、各単位コルゲートギアの波形のピ
ッチ位置をずらして集合させたり、又、波形の方向が傾
斜した単位コルゲートギアを組み合わせたり、更に、そ
の他種種の組み合わせにより、波形のピッチ位置がずれ
た波板やヘリカル形状を組み合わせた波板、その他各種
パターンの波板が、自在かつ容易に製造可能となる。第
３に、しかもこのコルゲートギアは、種種の単純な形状
の単位コルゲートギアを製作しておき、その中から適宜
選択して集合させれば準備でき、製作，準備が簡単かつ
容易である。
【０００７】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて詳細に説明する。図１，図２，図３は本発明の第
１，第２，第３実施例を示し、それぞれ（１）図は集合
前のものを、（２）図は集合したものを示す。
いて詳細に説明する。図１，図２，図３は本発明の第
１，第２，第３実施例を示し、それぞれ（１）図は集合
前のものを、（２）図は集合したものを示す。
【０００８】まずこのコルゲートギア４は、上下対をな
して回転駆動され、各々外周に波形の凹凸が所定ピッチ
で形成されており、材料の帯状の平板２（図５参照）を
挟み込んで通すことにより、波形の凹凸が連続的に折曲
形成された帯状の波板３が得られる。すなわちこのコル
ゲートギア４は、その外周面に波形の凹凸、例えば三角
形，半六角形，台形，その他の凹凸が、等間隔の所定ピ
ッチと高さで形成され、全体が略歯車状をなしている。
そして、波形の凹凸が対応したものが平板２を挟み込む
僅かな間隔で上下に２個配設され、駆動機構にて回転駆
動される。平板２としては、平坦な帯状の金属箔等が使
用され、製造される波板３は、所定ピッチと高さの波形
の凹凸、例えば三角形，半六角形，台形，その他の凹凸
が、長手方向に連続的に折曲形成された帯状をなす。こ
のような波板３は、例えば、平板２と交互に多層に組み
付けられ、全体がロール状等をなすと共にハニカム構造
をなす触媒担体として、排気ガスを清浄化する触媒コン
バーターに用いられる。
して回転駆動され、各々外周に波形の凹凸が所定ピッチ
で形成されており、材料の帯状の平板２（図５参照）を
挟み込んで通すことにより、波形の凹凸が連続的に折曲
形成された帯状の波板３が得られる。すなわちこのコル
ゲートギア４は、その外周面に波形の凹凸、例えば三角
形，半六角形，台形，その他の凹凸が、等間隔の所定ピ
ッチと高さで形成され、全体が略歯車状をなしている。
そして、波形の凹凸が対応したものが平板２を挟み込む
僅かな間隔で上下に２個配設され、駆動機構にて回転駆
動される。平板２としては、平坦な帯状の金属箔等が使
用され、製造される波板３は、所定ピッチと高さの波形
の凹凸、例えば三角形，半六角形，台形，その他の凹凸
が、長手方向に連続的に折曲形成された帯状をなす。こ
のような波板３は、例えば、平板２と交互に多層に組み
付けられ、全体がロール状等をなすと共にハニカム構造
をなす触媒担体として、排気ガスを清浄化する触媒コン
バーターに用いられる。
【０００９】そしてこのコルゲートギア４は、複数個の
単位コルゲートギア５が、軸方向Ｌに組み付けられ集合
せしめられてなる。単位コルゲートギア５は、軸方向Ｌ
の幅が同じものは勿論のこと、軸方向Ｌの幅が２種類以
上異なったものや、波形の方向等の形状が２種類以上異
なったもの等が集合せしめられたり、又、その波形のピ
ッチ位置をずらして集合せしめられたり、更に、これら
を組み合わせて集合せしめられる。
単位コルゲートギア５が、軸方向Ｌに組み付けられ集合
せしめられてなる。単位コルゲートギア５は、軸方向Ｌ
の幅が同じものは勿論のこと、軸方向Ｌの幅が２種類以
上異なったものや、波形の方向等の形状が２種類以上異
なったもの等が集合せしめられたり、又、その波形のピ
ッチ位置をずらして集合せしめられたり、更に、これら
を組み合わせて集合せしめられる。
【００１０】これらについて詳述すると、まず単位コル
ゲートギア５は、従来より公知の製作機械により、種種
のものが予め製作される。すなわち、軸方向Ｌの幅が同
じ単位コルゲートギア５3,５4,５5,５6 （図２の第２実
施例参照）や、これに対し、軸方向Ｌの幅が各種異なる
単位コルゲートギア５1,５2 （図１の第１実施例参照）
および単位コルゲートギア５7,５8,５9,５10，５11（図
３の第３実施例参照）が予め用意される。又、従来の一
般的なコルゲートギア１（図５参照）と同様に、波形の
方向が軸方向Ｌに沿って平行な単位コルゲートギア５1,
５2 （図１の第１実施例参照）および単位コルゲートギ
ア５3,５4,５5,５6 （図２の第２実施例参照）および単
位コルゲートギア５8,５10（図３の第３実施例参照）
や、これに対し、波形の方向が軸方向Ｌに対し様様な態
様で傾斜した、いわゆるヘリカル形状の単位コルゲート
ギア５7,５9,５11（図３の第３実施例参照）が、予め用
意される。そして図示のごとく、これらの各要素が加重
された形態で、各種の単位コルゲートギア５が予め用意
される。
ゲートギア５は、従来より公知の製作機械により、種種
のものが予め製作される。すなわち、軸方向Ｌの幅が同
じ単位コルゲートギア５3,５4,５5,５6 （図２の第２実
施例参照）や、これに対し、軸方向Ｌの幅が各種異なる
単位コルゲートギア５1,５2 （図１の第１実施例参照）
および単位コルゲートギア５7,５8,５9,５10，５11（図
３の第３実施例参照）が予め用意される。又、従来の一
般的なコルゲートギア１（図５参照）と同様に、波形の
方向が軸方向Ｌに沿って平行な単位コルゲートギア５1,
５2 （図１の第１実施例参照）および単位コルゲートギ
ア５3,５4,５5,５6 （図２の第２実施例参照）および単
位コルゲートギア５8,５10（図３の第３実施例参照）
や、これに対し、波形の方向が軸方向Ｌに対し様様な態
様で傾斜した、いわゆるヘリカル形状の単位コルゲート
ギア５7,５9,５11（図３の第３実施例参照）が、予め用
意される。そして図示のごとく、これらの各要素が加重
された形態で、各種の単位コルゲートギア５が予め用意
される。
【００１１】そして図１の第１実施例では、軸方向Ｌの
幅が異なると共に、波形の方向が軸方向Ｌに沿って平行
な２個の単位コルゲートギア５1,５2 が集合せしめられ
ている。又、図２の第２実施例では、軸方向Ｌの幅が同
じであると共に、波形の方向も軸方向Ｌに沿って平行で
共通な４個の単位コルゲートギア５3,５4,５5,５6 が集
合されるが、これらの単位コルゲートギア５3,５4,５5,
５6 は、集合に際しその波形のピッチ位置をそろえず、
隣接する相互間で少しずつ周方向にずらして組み付けら
れている。更に、図３の第３実施例では、軸方向Ｌの幅
が各種異なると共に、波形の方向が軸方向Ｌに沿って平
行なものと軸方向Ｌに対し傾斜したものとが混在した、
５個の単位コルゲートギア５7,５8,５9,５10, ５11が集
合せしめられている。
幅が異なると共に、波形の方向が軸方向Ｌに沿って平行
な２個の単位コルゲートギア５1,５2 が集合せしめられ
ている。又、図２の第２実施例では、軸方向Ｌの幅が同
じであると共に、波形の方向も軸方向Ｌに沿って平行で
共通な４個の単位コルゲートギア５3,５4,５5,５6 が集
合されるが、これらの単位コルゲートギア５3,５4,５5,
５6 は、集合に際しその波形のピッチ位置をそろえず、
隣接する相互間で少しずつ周方向にずらして組み付けら
れている。更に、図３の第３実施例では、軸方向Ｌの幅
が各種異なると共に、波形の方向が軸方向Ｌに沿って平
行なものと軸方向Ｌに対し傾斜したものとが混在した、
５個の単位コルゲートギア５7,５8,５9,５10, ５11が集
合せしめられている。
【００１２】本発明のコルゲートギア４は、以上説明し
たごとく構成されている。そこで以下のようになる。波
板３の製造に際しては、まず、各単位コルゲートギア５
を適宜選択し組み合わせ、ねじ等を用いて相互間を不動
に組み付けて集合させ、次に、このように準備されたコ
ルゲートギア４を上下対をなし僅かな間隔を存して配設
し、しかる後、これらを回転駆動しつつ、両者間に平板
２（図５参照）を挟み込んで通すことにより、所望の波
板３（図４参照）が得られる。さてこのように、このコ
ルゲートギア４は、各単位コルゲートギア５の中から必
要なものを適宜選択して組み合わせ、軸方向Ｌに組み付
けて集合せしめてなる。そこで、次の第１，第２，第３
のようになる。
たごとく構成されている。そこで以下のようになる。波
板３の製造に際しては、まず、各単位コルゲートギア５
を適宜選択し組み合わせ、ねじ等を用いて相互間を不動
に組み付けて集合させ、次に、このように準備されたコ
ルゲートギア４を上下対をなし僅かな間隔を存して配設
し、しかる後、これらを回転駆動しつつ、両者間に平板
２（図５参照）を挟み込んで通すことにより、所望の波
板３（図４参照）が得られる。さてこのように、このコ
ルゲートギア４は、各単位コルゲートギア５の中から必
要なものを適宜選択して組み合わせ、軸方向Ｌに組み付
けて集合せしめてなる。そこで、次の第１，第２，第３
のようになる。
【００１３】第１に、予め種種の軸方向Ｌの幅の単位コ
ルゲートギア５を製作しておき、波板３の製造に際し、
その中から適宜選択して集合させることにより、コルゲ
ートギア４の軸方向Ｌの幅に限界がなくなる（図１の第
１実施例その他参照）。従って、このように自在に組み
合わせが変更可能なコルゲートギア４により、長短任意
の幅の各種波板３が、制限なく自在に製造可能となる
（図４参照）。第２に、各単位コルゲートギア５の波形
のピッチ位置をずらして集合させることにより（図２の
第２実施例参照）、長手方向に沿って区画され、区画さ
れた各部について、波形のピッチ位置が隣接する相互間
で長手方向にずれた波板３が製造される（図４の（２）
図参照）。又、波形の方向が軸方向Ｌに対し傾斜した種
種のヘリカル形状の単位コルゲートギア５7,５9,５11,
（図３の第３実施例参照）を製作しておき、これを波形
の方向が軸方向Ｌに平行な単位コルゲートギア５8,５10
中に組み合わせることにより（図３の第３実施例参
照）、各種ヘリカル形状を組み合わせた所定の波板３が
製造される。（なお、波形の方向が帯状の辺に対して傾
斜したヘリカル形状のみを組み合わせた波板３の１例と
しては、図４の（３）図に示したものを参照。）その
他、種種の形状の単位コルゲートギア５を適宜変更して
組み合わせることにより、各種パターンの波板３が、自
在かつ容易に製造可能となる。第３に、しかもこのよう
なコルゲートギア４は、予め、種種の単純な形状の単位
コルゲートギア５1 から５11（図１，図２，図３の各実
施例参照）を製作しておくだけで、事後は、その中から
適宜選択して集合させれば準備でき、その製作，準備は
簡単かつ容易である。
ルゲートギア５を製作しておき、波板３の製造に際し、
その中から適宜選択して集合させることにより、コルゲ
ートギア４の軸方向Ｌの幅に限界がなくなる（図１の第
１実施例その他参照）。従って、このように自在に組み
合わせが変更可能なコルゲートギア４により、長短任意
の幅の各種波板３が、制限なく自在に製造可能となる
（図４参照）。第２に、各単位コルゲートギア５の波形
のピッチ位置をずらして集合させることにより（図２の
第２実施例参照）、長手方向に沿って区画され、区画さ
れた各部について、波形のピッチ位置が隣接する相互間
で長手方向にずれた波板３が製造される（図４の（２）
図参照）。又、波形の方向が軸方向Ｌに対し傾斜した種
種のヘリカル形状の単位コルゲートギア５7,５9,５11,
（図３の第３実施例参照）を製作しておき、これを波形
の方向が軸方向Ｌに平行な単位コルゲートギア５8,５10
中に組み合わせることにより（図３の第３実施例参
照）、各種ヘリカル形状を組み合わせた所定の波板３が
製造される。（なお、波形の方向が帯状の辺に対して傾
斜したヘリカル形状のみを組み合わせた波板３の１例と
しては、図４の（３）図に示したものを参照。）その
他、種種の形状の単位コルゲートギア５を適宜変更して
組み合わせることにより、各種パターンの波板３が、自
在かつ容易に製造可能となる。第３に、しかもこのよう
なコルゲートギア４は、予め、種種の単純な形状の単位
コルゲートギア５1 から５11（図１，図２，図３の各実
施例参照）を製作しておくだけで、事後は、その中から
適宜選択して集合させれば準備でき、その製作，準備は
簡単かつ容易である。
【００１４】
【発明の効果】本発明に係るコルゲートギアは、以上説
明したごとく、請求項１では、複数個の単位コルゲート
ギアを集合させ、請求項２では更に、その幅，ピッチ位
置，形状等を異ならしめたことにより、次の効果を発揮
する。
明したごとく、請求項１では、複数個の単位コルゲート
ギアを集合させ、請求項２では更に、その幅，ピッチ位
置，形状等を異ならしめたことにより、次の効果を発揮
する。
【００１５】まず第１に、製造される波板の幅に制限が
なくなる。すなわち、コルゲートギアの軸方向の幅に限
界がないので、製造される波板の幅も制限がなくなり、
どのような幅の波板にも自在に対応できるようになる。
第２に、各種の波板を自在かつ容易に製造できる。すな
わち、長手方向に沿って区画された各部について波形の
ピッチ位置がずれた波板、又、波形の方向が傾斜してい
るヘリカル形状を組み合わせた波板、更に、その他特殊
な各種パターンの波板が、自在かつ容易に製造できるよ
うになる。第３に、しかもこのコルゲートギアは、それ
自体の製作，準備が簡単かつ容易である。すなわち、困
難な作業を伴わず簡単かつ容易に製作，準備でき、時
間，手間，コストが軽減できる。このように、この種従
来例に存した問題点が一掃される等、本発明の発揮する
効果は顕著にして大なるものがある。
なくなる。すなわち、コルゲートギアの軸方向の幅に限
界がないので、製造される波板の幅も制限がなくなり、
どのような幅の波板にも自在に対応できるようになる。
第２に、各種の波板を自在かつ容易に製造できる。すな
わち、長手方向に沿って区画された各部について波形の
ピッチ位置がずれた波板、又、波形の方向が傾斜してい
るヘリカル形状を組み合わせた波板、更に、その他特殊
な各種パターンの波板が、自在かつ容易に製造できるよ
うになる。第３に、しかもこのコルゲートギアは、それ
自体の製作，準備が簡単かつ容易である。すなわち、困
難な作業を伴わず簡単かつ容易に製作，準備でき、時
間，手間，コストが軽減できる。このように、この種従
来例に存した問題点が一掃される等、本発明の発揮する
効果は顕著にして大なるものがある。
【図１】本発明に係るコルゲートギアの第１実施例を示
す斜視図であり、（１）図は集合前のものを、（２）図
は集合したものを示す。
す斜視図であり、（１）図は集合前のものを、（２）図
は集合したものを示す。
【図２】同第２実施例の斜視図であり、（１）図は集合
前のものを、（２）図は集合したものを示す。
前のものを、（２）図は集合したものを示す。
【図３】同第３実施例の斜視図であり、（１）図は集合
前のものを、（２）図は集合したものを示す。
前のものを、（２）図は集合したものを示す。
【図４】波板の斜視図であり、（１）図は一般的な波板
を、（２）図は波形のピッチがずれた波板を、（３）図
はいわゆるヘリカル形状の波板を示す。
を、（２）図は波形のピッチがずれた波板を、（３）図
はいわゆるヘリカル形状の波板を示す。
【図５】従来のコルゲートギアの斜視図である。
１ コルゲートギア（従来例のもの） ２ 平板 ３ 波板 ４ コルゲートギア（本発明のもの） ５ 単位コルゲートギア Ｌ 軸方向
Claims (2)
- 【請求項１】 上下対をなして回転駆動され各々外周に
波形の凹凸が所定ピッチで形成されており、材料の帯状
の平板を挟み込んで通すことにより、波形の凹凸が連続
的に折曲形成された帯状の波板が得られるコルゲートギ
アであって、複数個の単位コルゲートギアが、軸方向に
組み付けられ集合せしめられていること、を特徴とする
コルゲートギア。 - 【請求項２】 該単位コルゲートギアは、軸方向の幅，
波形のピッチ位置，波形の方向等の形状について、少な
くともそのいずれかが異なって集合せしめられているこ
と、を特徴とする請求項１記載のコルゲートギア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33262791A JPH05141505A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | コルゲートギア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33262791A JPH05141505A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | コルゲートギア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141505A true JPH05141505A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18257072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33262791A Pending JPH05141505A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | コルゲートギア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141505A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103097112A (zh) * | 2010-07-07 | 2013-05-08 | Bj2有限责任公司 | 用于制备波纹产品的设备和方法 |
| JP5607803B1 (ja) * | 2013-09-17 | 2014-10-15 | 有限会社Ｄａｃ | 台形歯すじ歯車 |
| CN104259355A (zh) * | 2014-08-06 | 2015-01-07 | 安徽省芜湖仪器仪表研究所 | 确保强迫对流流场均匀的半蜂窝状钢带滚齿机 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP33262791A patent/JPH05141505A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103097112A (zh) * | 2010-07-07 | 2013-05-08 | Bj2有限责任公司 | 用于制备波纹产品的设备和方法 |
| JP5607803B1 (ja) * | 2013-09-17 | 2014-10-15 | 有限会社Ｄａｃ | 台形歯すじ歯車 |
| CN104259355A (zh) * | 2014-08-06 | 2015-01-07 | 安徽省芜湖仪器仪表研究所 | 确保强迫对流流场均匀的半蜂窝状钢带滚齿机 |
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