JPH05140599A - 液体洗浄用組成物 - Google Patents

液体洗浄用組成物

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JPH05140599A
JPH05140599A JP4104935A JP10493592A JPH05140599A JP H05140599 A JPH05140599 A JP H05140599A JP 4104935 A JP4104935 A JP 4104935A JP 10493592 A JP10493592 A JP 10493592A JP H05140599 A JPH05140599 A JP H05140599A
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JP
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acid
monomer
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polymer
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JP4104935A
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Mark Philip Houghton
マーク・フイリツプ・ホートン
Albertus Jurgens
アルベルツス・ユルヘンス
Paul Kimpton
ポール・キンプトン
Stephen William Russell
ステイーブン・ウイリアム・ラツセル
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Unilever NV
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    • C11D3/378(Co)polymerised monomers containing sulfur, e.g. sulfonate
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】実質的に非水性の液体洗浄用製品、特に粒状固
体物質を含有する洗剤組成物を提供する。 【構成】非水性液体相に分散した粒状固相及びポリマー
を含有する非水性液体洗浄用組成物であって、ポリマー
が一般式: A [式中、Aはポリアルコキシ、ポリアルコキシル化脂肪
アルコール、等から選択した、固相表面から伸張できる
基を含むモノマーまたはモノマー混合物であり;Bは酸
またはそれに対応する塩もしくはエステルとしてのスル
ホン酸基等から選択した、固相と会合できる基を含むモ
ノマーまたはモノマー混合物であり;Cは他のモノマー
(混合物)または存在せず;n:mのモル比は100:
1−1:100であり、(n+m):pのモル比は10
0:1−1:100である]を有するランダムまたはブ
ロックコポリマーである前記組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は実質的に非水性の液体洗浄用製
品、特に粒状固体物質を含有する洗剤組成物に関する。
非水性液体とは水をまったくまたはほとんど含まない液
体である。
【0002】通常の液体洗剤、特にファブリック洗濯用
液体洗剤の場合、洗濯水中で有効な補助作用を持つ固体
粒子、例えば水の硬度を中和する洗剤ビルダー及び漂白
剤を懸濁させることがしばしば望まれる。
【0003】EP−A−413616は、非イオン表面
活性剤、固体粒子及びα,β−モノエチレン不飽和のカ
ルボキシ含有モノマー由来のポリマーを含有する非水性
液体洗剤組成物を開示している。
【0004】多くの場合、これらの系に1つ以上の成分
を添加して、次の効果: (a)系の固体懸濁特性の改良; (b)保存の際の透明層形成の減少; (c)他の安定化物質の必要性の低下; (d)ファブリック洗濯用途では灰化の減少; (e)(H. Barnes 、J.F. Hutton 、K. Walters、「An
introduction to Rheology 」、Elsevier Press、1989
に記載のような)製品のコンシステンシーの低下; (f)系内の高い固体物質濃度に対する耐性の増加; (g)洗浄力の向上; (h)保存の際の系の沈降の減少; の1つ以上を得ることが望ましい。
【0005】本発明者らは、分散した固相を含有する改
良された非水性液体洗剤組成物が、組成物中に特定のポ
リマー物質を導入することにより処方できることを発見
した。好適なポリマー物質は少なくとも1つの固相と会
合(association) できる基と少なくとも1つの固相から
伸張できる基を含む。
【0006】本発明により提供される非水性液体相に分
散した粒状固相及びポリマーを含有する非水性液体洗浄
用組成物は、ポリマーが一般式: An m p [式中、Aはポリアルコキシ、ポリアルコキシル化脂肪
アルコール、長鎖アルキル、ポリビニルアルコール、ポ
リエチレングリコール、ポリアルコキシル化アルキル及
びポリエステルから選択した、固相表面から伸張できる
基を含むモノマーまたはモノマー混合物であり;Bは酸
またはそれに対応する塩もしくはエステルとしてのスル
ホン酸基及び硫酸基、並びにアミン基、シランから選択
した、固相と会合できる基を含むモノマーまたはモノマ
ー混合物であり;CはA及びBと共重合できるA及びB
以外のモノマーもしくはモノマー混合物であるか、また
は存在せず;n:mのモル比は100:1−1:100
であり、pは0もしくは0より大きく、(n+m):p
のモル比は100:1−1:100である]を有するラ
ンダムまたはブロックコポリマーであることを特徴とす
る。
【0007】ポリマー 本発明の非水性液体洗浄用製品に使用するポリマーは少
なくとも2種のモノマーからなり、第一のモノマーは固
相と会合できる基好ましくは側基を含み、第二のモノマ
ーは固相表面から伸張できる基好ましくは側基を含む。
本発明のポリマーは、これら2種のモノマーの他に、適
宜1つ以上の他の種類のモノマーを含んでもよい。
【0008】従って、一般に本発明製品に使用するため
に好ましいポリマーは、一般式 An m p [式中、Aは固相表面から伸張できる基を含むモノマー
またはモノマー混合物であり;Bは組成物の粒状固相と
会合できる基を含むモノマーまたはモノマー混合物であ
り;CはA及びBと共重合できるA及びB以外のモノマ
ーもしくはモノマー混合物であるか、または存在しな
い]のランダムまたはブロックコポリマーである。モノ
マーは無作為に分布してもよく、ブロックでかたまって
いてもよい。本明細書中で使用する場合、コポリマーと
いう用語は2つ以上の異なる種類のモノマーから形成さ
れるポリマーを意味する。
【0009】ブロックの配列については、B−(A)n
及び−(−A−B)n も有利であるが、A−B及びA−
B−Aが最も好ましい。あまり好ましくないが、B−A
−B、(A−B)n 及び−(−B−A)n も可能であ
る。
【0010】上記式中、n:mのモル比は、好ましくは
100:1−1:100、より好ましくは50:1−
1:50、最も好ましくは10:1−1:10である。
pが0である、すなわちモノマーCが存在しないのが好
ましい。p>0の場合、(n+m):pのモル比は、好
ましくは100:1−1:100、より好ましくは5
0:1−1:50、最も好ましくは5:1−1:30で
ある。n及びmは各々少なくとも1であり、例えば少な
くとも10である。
【0011】ポリアクリレート標準物質を使用する水性
ゲル透過クロマトグラフィーで測定したポリマー物質の
平均分子量は、好ましくは500−500,000、よ
り好ましくは1,000−100,000、最も好まし
くは3,000−25,000である。この測定法は2
15nmに設定した紫外線検出器を備えたToya S
oda及びPolymer Laboratories
の水性ゲルカラムを使用する水性リン酸バッファ溶出液
に基づくものである。
【0012】本発明組成物に使用するポリマーは、製品
の固相から伸張できる基を少なくとも1つ有するモノマ
ーAを1つ以上含む。
【0013】この目的のためには、伸長基が、本発明の
非水性液体洗剤製品の液体相に主として可溶であるか、
または該液体相と少なくとも相容性であることが重要で
ある。
【0014】固相表面から伸張できる基はポリアルコキ
シ、ポリアルコキシル化脂肪アルコール、長鎖アルキル
及びポリエステルから選択できる。
【0015】例えば、製品の液体相がアルコキシル化脂
肪アルコールまたはポリアルコキシル化脂肪アルコール
からなるときには、表面から伸張できる好ましい基はポ
リアルコキシル化C5 −C22脂肪アルコール基またはポ
リアルコキシ基例えばポリエトキシ−、ポリプロポキシ
−、またはポリエトキシ/プロポキシ基である。このよ
うな基の中で、アルコキシ基の数は好ましくは1−50
0個、より好ましくは3−100個、最も好ましくは1
0−75個である。液体相が主としてアルコキシル化脂
肪アルコールからなるときには、他の好適な可溶性の基
は例えばC5-20アルキル基を有する長鎖アルキル基、及
び疎水性残基とポリアルコキシ残基の両者を有する基、
例えば無水マレイン酸とアルコキシル化脂肪アルコール
との反応により形成されたものである。
【0016】例えば製品の液体相が別の溶媒物質例えば
グリセロールトリアセテートからなるときには、表面か
ら伸長する好ましい基は(エステル及びその対応の酸ま
たは塩としての)ポリエステル、例えばポリカプロラク
トン、フェニルメチルメタクリレート、ポリメチルメタ
クリレート、ポリヒドロキシプロピルアクリレート、ポ
リアクリルエチルエステル及びポリエチルメタクリレー
ト基である。
【0017】本発明組成物に使用するポリマーは、製品
の固相と会合できる基を少なくとも1つ有するモノマー
Bも含む。理論で縛るつもりはないが、本出願人は、固
相と基が会合する1つの好ましいメカニズムは直接結
合、例えば吸収または吸着によるものであると推測し
た。
【0018】従って、基は、分散した固相粒子と会合可
能な基との間に吸引力が存在するように選択するのが好
ましい。この吸引力は化学的なもの(グラフティング)
または溶液からの吸着エネルギーで測定される物理的な
ものでありうる。
【0019】理論で縛るつもりはないが、モノマーBが
固相に結合できる1つの考えられるメカニズムは、基が
不溶性になるような固体粒子表面上の酸性基の吸着及び
中和を含みうる。また、吸引力は例えば静電性のもので
あってよく、水素橋または任意の他の極性相互作用によ
る結合を含む。また、モノマーBは液体相に主として不
溶であることが好ましく、これにより吸着が生ずる。こ
のようなメカニズムが組合わさっていてもよい。
【0020】好ましい会合基は陰イオン性の基、例えば
酸またはその対応のエステルまたは塩としてのスルホン
酸基、硫酸基、並びに他の反応性の基例えばアミン基及
びシランである。
【0021】特に、会合基は酸またはその対応のエステ
ルまたは塩としての、スルホン酸基(例えば、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホネートまたはビ
ニルスルホネート)または硫酸基である。
【0022】上記の基は、液体非イオン表面活性剤から
なる液体相と、漂白剤物質、漂白剤活性化物質及び/ま
たはビルダー物質からなる固相とからなる組成物への使
用に特に適している。
【0023】任意のフィラーモノマーCはA及びBと共
重合できるA及びB以外のモノマーまたはモノマー混合
物であるか、または存在しない。モノマーCはモノマー
A及びBと反応できる任意のモノマーまたはモノマー混
合物でありうる。例えば、モノマーCはアクリル酸及び
メタクリル酸のエステル及びエーテル、エチレン、スチ
レン、不飽和短鎖酸等であってよい。好ましくはモノマ
ーCは不飽和短鎖酸及びアクリル酸エステル及びメタク
リル酸エステルからなる。
【0024】モノマーCは環境上の理由からポリマーに
含むことができる。また、モノマーCを導入すると合成
が容易になり、また安い経費で合成できる。
【0025】ポリマー物質は慣用の重合法で製造でき
る。得られたポリマーは異なるモノマー単位が1つ以上
のブロックに集まるブロックポリマーであってよいが、
ポリマー中に種々のモノマーが無作為に分布していても
よく、例えば付加遊離ラジカル重合法で製造したポリマ
ーであってもよい。
【0026】しかし、好ましくは、ポリマーは洗剤及び
/または多価アルコールのエステルからなる実質的に非
水性の液体媒質中で好適なモノマーを重合させて製造す
る。最も好ましくは、この媒質が洗剤からなるときに
は、媒質は非イオンまたは陽イオン液体洗剤である。こ
のような非イオン液体媒質の例はポリアルコキシル化ア
ルコールである。好ましい多価アルコールのエステルは
グリセロールトリアセテート(GTA)または他のグリ
セロールエステルである。特定の重合反応のために選択
する液体洗剤媒質の最も望ましい型は、種々の要件例え
ば液体洗浄用製品の意図した最終処方によって決定され
る。しかし、特に好ましい重合媒質には、平均組成C1
0(酸化エチレン)6のアルコールエトキシレートまた
はグリセロールトリアセテートが包含される。好ましく
は、媒質の水分含量は10重量%以下、例えば5重量%
未満、好ましくは3重量%未満、最も好ましくは1重量
%未満である。
【0027】ポリマー物質は好ましくは組成物の0.0
1−10重量%、より好ましくは0.05−8重量%、
最も好ましくは0.1−3重量%の量で使用する。
【0028】製品形態 本発明組成物はすべて液体洗浄用製品である。本明細書
では、液体洗浄用製品についての記載はすべて大気圧、
25℃で液体である製品を意味する。本発明組成物は目
的の用途に従って非常に広範囲の形態に処方できる。本
発明組成物は硬質表面用クリーナー(任意に研磨剤を含
む)として、または手でまたは機械的手段で食器を洗浄
する(皿や刃物等を洗浄する)ための薬剤として、また
特定用途の洗浄用製品例えば手術器具や義歯のための洗
浄用製品の形態で処方できる。好ましくは、本発明組成
物はファブリックの洗濯及び/またはコンディショニン
グ用の薬剤として処方する。
【0029】従って、本発明組成物は目的の用途に応じ
て選択した、物品の洗浄及び/またはコンディショニン
グを促進する薬剤を少なくとも1つ含有する。通常、こ
の薬剤は表面活性剤、酵素、漂白剤、ビルダー、バッフ
ァ、殺微生物剤、(ファブリック用)ファブリック柔軟
仕上げ剤及び(硬質表面洗浄の場合には)研磨剤から選
択する。もちろん、多くの場合、これらの薬剤の1つ以
上と当該製品に通常使用されている他の成分が存在す
る。
【0030】本発明組成物がファブリック洗浄用製品の
ときには、非イオン表面活性剤を含有する液体相と液体
相に分散した固相とを含有するのが好ましく、前記固相
は1つ以上の次の成分、すなわち漂白剤、漂白剤活性化
剤、ビルダー及び固体表面活性剤を含む。本発明組成物
を他の用途、例えば食器洗い機に使用するときには、液
体相が非イオン表面活性剤以外の溶媒物質例えばグリセ
ロールトリアセテート、パラフィン、低分子量ポリエチ
レングリコールまたはエトキシル化ポリエチレングリコ
ールからなることもある。その場合、製品の固相は一般
に1つ以上のビルダー、研磨剤物質及び固体表面活性剤
物質からなる。
【0031】表面活性剤 表面活性剤が固体のときには、表面活性剤は通常液体相
に溶解または分散する。表面活性剤が液体のときには、
表面活性剤は通常液体相の全体または一部を構成する。
しかし、表面活性剤が組成物中で相変化することもあり
うる。
【0032】一般に、本発明組成物に使用する表面活性
剤は、「Surface Active Agents 」、第1巻、Schwartz
& Perry著、Interscience、1949及び「Surface Active
Agents 」、第2巻、Schwartz、Perry 及びBerch 著
(Interscience 1958 )、Manufacaturing Confectione
rs CompanyのMcCutcheon部門が発行した「McCutcheon′
s Emulsifiers & Detergents」最新版または「Tensid-T
aschenbuch」、H. Stache 、第2版、Carl Hanser Verl
ag、Meunchen & Wien 、1981に記載の全ての物質、サブ
クラス及び特定物質から選択できる。
【0033】非イオン表面活性剤 非イオン洗剤表面活性剤は当業界でよく知られている。
非イオン表面活性剤は通常、例えばアルキル基の炭素原
子数が約6個から約12個のアルキルフェノール、各ア
ルキル基の炭素原子数が6−12個のジアルキルフェノ
ール、好ましくは炭素原子数8−20個の第一、第二ま
たは第三脂肪アルコール(またはそのアルキル付加誘導
体)、アルキル基の炭素原子数が10から約24個のモ
ノカルボン酸及びポリオキシプロピレン由来の有機疎水
基と化学的に結合したモノ−またはジ−アルカノールア
ミド基または水可溶化ポリアルコキシレンからなる。脂
肪酸基のアルキル基が10から約20個の炭素原子を含
有し、アルキロイル基が1から3個の炭素原子を含有す
る脂肪酸モノ−及びジアルカノールアミドも一般的であ
る。モノ−及びジアルカノールアミド誘導体のいずれで
も、適宜、分子の後者の基と疎水性部分とを結び付ける
ポリオキシアルキレン部分があってよい。ポリアルコキ
シレン含有表面活性剤では、ポリアルコキシレン部分は
好ましくは平均2−20個の酸化エチレン基または酸化
エチレン基と酸化プロピレン基からなる。後者の中で
は、本出願人の欧州特許明細書EP−A−225,65
4に記載のものを特に液体相の全部または一部として使
用するのが好ましい。また、炭素原子数9−15個の脂
肪アルコールを3−11モルの酸化エチレンと縮合させ
た縮合生成物であるエトキシル化非イオン物質も好まし
い。これらの例としては、C11−13アルコールと
(例えば)3−7モルの酸化エチレンの縮合生成物があ
る。これらのものは唯一の非イオン表面活性剤として、
または前記欧州特許明細書に記載のものと組み合わせ
て、特に液体相の全体または一部として使用することが
できる。
【0034】他の種類の好適な非イオン物質はアルキル
多糖類(ポリグリコシド/オリゴ糖類)例えばUS3,
640,998;US3,346,558;US4,2
23,129;EP−A−92,355;EP−A−9
9,183;EP70,074、’75、’76、’7
7;EP75,994、’95、’96明細書のいずれ
かに記載のものからなる。
【0035】異なる種類の非イオン洗剤表面活性剤の混
合物も使用できる。洗浄力のある非イオン物質と非洗浄
力の非イオン物質を組み合わせて使用することが特に好
ましく、例えば5−10個のEO基を含有するアルコキ
シル化脂肪アルコールと2−4個のEO基を含有するア
ルコキシル化アルコールとの混合物を使用する。
【0036】非イオン洗剤表面活性剤と他の洗剤表面活
性剤例えば陰イオン、陽イオンまたは両性洗剤表面活性
剤及び石鹸との混合物も使用できる。
【0037】組成物中の非イオン表面活性剤の量は好ま
しくは1−90重量%、より好ましくは5−75重量
%、最も好ましくは20−60重量%である。
【0038】陰イオン表面活性剤 好適な陰イオン洗剤表面活性剤の例は、アルキル基の炭
素原子数が10−18個であるアルキルベンゼンスルホ
ン酸または第一アルキル硫酸、アルキル基の炭素原子数
が10−24個のアルキル硫酸及びアルキルエーテル硫
酸、1−5個の酸化エチレン基を有するアルキルエーテ
ル硫酸、C10−24α−オレフィンをスルホン化後ス
ルホン化反応の生成物を中和し、加水分解して製造する
オレフィンスルホン酸のアルキル金属、アンモニウム及
びアルキロールアミン塩並びにこのような陰イオン表面
活性剤の安定な遊離酸型を包含する。
【0039】本発明組成物は液体相に分散した固相から
なる。本明細書では、「固体」という用語は、組成物に
添加されて、固体の形で組成物中に分散している固相中
の物質、液体相に溶解する固体物質及び組成物中で固化
(相変化)後、分散される液体相中の物質を意味する。
【0040】非水性有機溶媒 一般的に、液体相として選択する最も好適な液体は極性
分子を有する有機物質である。特に、比較的親油性な部
分と比較的親水性な部分、特に孤立電子対の多い親水性
部分とからなる有機物質がよく適する傾向にある。これ
は、液体表面活性剤、特にポリアルコキシル化した非イ
オン物質が液体相物質の1つの好ましい種類であるとい
う観察に完全に一致する。
【0041】液体相として使用するのに適した非表面活
性剤には上記の好ましい分子型を有するものを含んいる
が、他の種類も、特に前者のより好ましい型のものと合
わせて使用できる。一般に、表面活性剤ではない溶媒は
単独でも他の液体表面活性剤と共にも使用できる。前者
の型のより好ましいカテゴリーの分子構造を有する表面
活性剤ではない溶媒には、エーテル、ポリエーテル、ア
ルキルアミン及び脂肪アミン、(特にジ及びトリアルキ
ル及び/または脂肪−N−置換アミン)、そのアルキル
(または脂肪)アミド及びモノ−及びジ−N−アルキル
置換誘導体、アルキル(または脂肪)カルボン酸低級ア
ルキルエステル、ケトン、アルデヒド及びグリセリドが
含まれる。特定例には各々、ジアルキルエーテル、ポリ
エチレングリコール、アルキルケトン(例えばアセト
ン)及びグリセリルトリアルキルカルボキシレート(例
えばグリセリルトリアセテート、本明細書中以下GTA
と称する)、グリセリン、プロピレングリコール及びソ
ルビトールが含まれる。
【0042】多くの系でほとんどまたはまったく親水性
のない多くの軽質溶媒は単独では余り好適ではない。こ
れらの例は低級アルコール例えばエタノール、または高
級アルコール例えばドデカノール、並びにアルカン及び
オレフィンである。しかし、他の液体物質と組合わせる
こともできる。
【0043】液体相の割合 好ましくは、本発明組成物は全組成物の少なくとも10
重量%の液体相(液体表面活性剤を含んでも含まなくて
もよい)を含有する。組成物中に存在する液体相の量は
約90%まで高くてよいが、多くの場合、実際的な量は
組成物の20−70重量%、好ましくは35−60重量
%である。
【0044】固体含量 一般に、製品の固体含量は非常に広範であり、例えば最
終組成物の10−90重量%、通常30−80重量%、
好ましくは40−65重量%である。固相は粒状の形態
であり、重量平均粒径は300ミクロン未満、好ましく
は200ミクロン未満、より好ましくは100ミクロン
未満、特に10ミクロン未満でなければならない。粒径
はサブミクロンの大きさでもよい。適当な粒径は適当な
大きさの物質を使用することにより、または好適な粉砕
装置で製品全体を粉砕することにより得られる。組成物
の再分散できない沈澱や沈降を招く固相の凝集を抑制す
るために、組成物に解膠剤を含むのが好ましい。
【0045】他の成分 既に述べた成分の他に、液体洗浄用製品には非常に多数
の他の成分を導入することができる。
【0046】このような他の成分は非常に広範囲であ
り、製品の意図した用途に応じて選択できる。しかし、
ファブリックの洗濯及び/またはコンディショニング用
の製品では最も多種のものが認められる。この目的の多
くの成分は他の用途の製品(硬質表面クリーナー及び食
器洗い用洗剤)にも使用されよう。
【0047】疎水性に改質させた物質 驚くべきことに、疎水性に改質させた分散剤(本明細書
中以下HM物質と称する)を使用すると、非水性液体洗
剤組成物の物理的安定性をさらに改善でき、及び/また
は沈降の問題を最小限に抑制できることを発見した。本
発明の目的では、分散剤物質は組成物を安定化すること
が主目的の物質である。疎水性に改質させた分散剤物質
は粒状物質であり、その外側表面は親水性を低下させる
べく化学的に処理されている。
【0048】好ましいHM物質は重量平均粒径が0.0
05−5ミクロン、より好ましくは0.01−3ミクロ
ン、最も好ましくは0.02−0.5ミクロンである。
HM物質の量は好ましくは組成物の0.1−10重量
%、より好ましくは0.3−5重量%、最も好ましくは
0.5−3重量%である。
【0049】好ましくは、粒子表面のヒドロキシ及び/
または酸基の数を疎水性改質処理により減少させる。好
適な反応には親水性基のエステル化またはエーテル化を
含む。好ましくは、粒子表面の親水性基の少なくとも1
0%、より好ましくは40−95%、最も好ましくは5
0−90%を疎水性改質処理する。完全な疎水性改質処
理より部分的な疎水性処理が好ましい。
【0050】分散剤を含有するHMシリカの使用が好ま
しい。シリカ粒子の疎水性改質には、好ましくは、短鎖
アルキルまたはシリル基でシリカ粒子の外側表面の遊離
ヒドロキシ基を置換することを含む。より好ましくは、
表面のヒドロキシ基をメチル基で置換する。
【0051】本発明の液体洗剤組成物の透明層分離をさ
らに減少させるために、粒状の金属酸化物の使用が特に
有用であることが発見された。好ましい懸濁した金属酸
化物のかさ密度は200−1,000g/l、より好ま
しくは250−800g/l、特に好ましくは300−
700g/l、最も好ましくは400−650g/lで
ある。
【0052】好ましくは、金属酸化物は酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム及び酸化アルミニウムから選択す
るが、最も好ましくは酸化マグネシウムを使用する。
【0053】金属酸化物の重量平均粒径は好ましくは
0.1−200ミクロン、より好ましくは0.5−10
0ミクロン、最も好ましくは2−70ミクロンである。
金属酸化物の量は好ましくは組成物の0.1−7重量
%、より好ましくは0.5−5重量%、最も好ましくは
1−4重量%である。
【0054】洗剤ビルダー 洗剤ビルダーは沈澱またはイオン封鎖作用によりカルシ
ウムまたは他のイオンの作用、水の硬度を緩和する物質
である。洗剤ビルダーは無機及び有機ビルダーからな
る。また、リン含有型とリンを含まない型にも分けるこ
とができ、環境への配慮が重要な場合にはリンを含まな
いものが好ましい。
【0055】一般に、無機ビルダーは種々のリン酸塩、
炭酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩及びアルミノケイ酸塩型物
質、特にアルカリ金属塩のものからなる。これらの混合
物も使用できる。
【0056】リン含有無機ビルダーが存在するときに
は、その例には、水溶性塩、特にアルカリ金属のピロリ
ン酸塩、オルトリン酸塩、ポリリン酸塩及びホスホン酸
塩が含まれる。無機リン酸塩ビルダーの特定例にはトリ
ポリリン酸、リン酸及びヘキサメタリン酸のナトリウム
及びカリウム塩が含まれる。
【0057】リンを含有しない無機ビルダーが存在する
ときには、その例には、水溶性のアルカリ金属の炭酸
塩、重炭酸塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩並び
に結晶性及び非結晶性アルミノケイ酸塩が含まれる。特
定例には、(方解石種を含むまたは含まない)炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、並びに重炭酸、ケイ酸及びゼオ
ライトのナトリウム及びカリウム塩が含まれる。
【0058】有機ビルダーの例にはアルカリ金属、アン
モニウム及び置換アンモニウムのクエン酸塩、コハク酸
塩、マロン酸塩、脂肪酸スルホン酸塩、カルボキシメト
キシコハク酸塩、アンモニウムポリ酢酸塩、カルボン酸
塩、ポリカルボン酸塩、アミノポリカルボン酸塩、ポリ
アセチルカルボン酸塩及びポリヒドロキシスルホン酸塩
が含まれる。特定例には、エチレンジアミン四酢酸、ニ
トリロ三酢酸、オキシ二コハク酸、メリット酸、ベンゼ
ンポリカルボン酸及びクエン酸のナトリウム、カリウ
ム、リチウム、アンモニウム及び置換アンモニウム塩が
含まれる。他の例は有機リン酸塩型イオン封鎖剤例えば
MonsantoからDequest の商品名で市販されているものや
アルカンヒドロキシホスホネートがある。
【0059】他の好適な有機ビルダーにはビルダー特性
を有することが知られている高分子量ポリマー及びコポ
リマー、例えば適当なポリアクリル酸、ポリマレイン酸
及びポリアクリル酸/ポリマレイン酸コポリマー及びそ
の塩、例えばBASFからSokalan の商品名で市販されてい
るものが含まれる。ビルダー物質の量は好ましくは0−
60重量%、より好ましくは5−50重量%、最も好ま
しくは10−40重量%である。
【0060】解膠剤 本発明組成物は好ましくは1つ以上の解膠剤物質も含
む。原則として、欧州特許明細書EP−A−266,1
99(Unilever)に記載の解膠テストを満たすものであ
ればどんな物質も解膠剤として使用できる。物質が解膠
剤として作用できる能力は固体/液体相の組合せにより
部分的に依存する。しかし、酸が特に好ましい。
【0061】解膠剤の典型例の一部にはアルカン酸例え
ば酢酸、プロピオン酸及びステアリン酸及びそのハロゲ
ン化物例えばトリクロル酢酸及びトリフルオロ酢酸、並
びにアルキル(例えばメタン)スルホン酸及びアラルキ
ル(例えばパラトルエン)スルホン酸が含まれる。
【0062】好適な無機酸及びその塩の例には、塩酸、
炭酸、亜硫酸、硫酸及びリン酸;硫酸一水素カリウム、
硫酸一水素ナトリウム、リン酸一水素カリウム、リン酸
二水素カリウム、リン酸一水素ナトリウム、ピロリン酸
二水素カリウム、トリリン酸一水素四ナトリウムがあ
る。
【0063】他の酸、例えば蟻酸、乳酸、アミノ酢酸、
安息香酸、サリチル酸、フタル酸、ニコチン酸、アスコ
ルビン酸、エチレンジアミン四酢酸及びアミノホスホン
酸、並びに長鎖脂肪カルボキシレート及びトリグリセリ
ド、例えばオレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸等も
解膠剤として使用できる。過酸例えば過カルボン酸及び
過スルホン酸も使用できる。
【0064】酸性解膠剤にはさらに、無機及び有機酸の
無水物を含むルイス酸も含まれる。これらの例には、無
水酢酸、無水マレイン酸、無水フタル酸及び無水コハク
酸、三酸化硫黄、五酸化二リン、三フッ化ホウ素、五塩
化アンチモンがある。
【0065】「脂肪」陰イオンは非常に好適な解膠剤で
あり、特に好ましい解膠剤は陰イオン表面活性剤からな
る。アルカリまたは他の金属の塩である陰イオン表面活
性剤も使用できるが、特に好ましいのはこれらの表面活
性剤遊離酸型のもの(金属陽イオンがH+陽イオンすな
わちプロトンで置換されている)である。これらの陰イ
オン表面活性剤には前記の表面活性剤についての一般的
参考文献すなわちSchwartz & Perry、Schwartz、Perry
及びBerch 及びMcCutcheon′s 、Tensid-Taschenbuchに
記載の全ての物質、サブクラス及び特定形のもの;及び
そのような表面活性剤の遊離酸型を含む。陰イオン表面
活性剤については本明細書に既に述べた。解膠剤の役割
にはこれらの遊離酸型のものが一般に好ましい。
【0066】特に、いくつかのサブクラス及び例には、
C10−C22脂肪酸及びその二量体、C8−C18ア
ルキルベンゼンスルホン酸、C10−C18アルキルま
たはアルキルエーテル硫酸モノエステル、C12−C1
8パラフィンスルホン酸、脂肪酸スルホン酸、ベンゼン
−、トルエン−、キシレン−及びクメンスルホン酸等が
ある。線状C12−C18アルキルベンゼンスルホン酸
が特に好ましい。
【0067】陰イオン表面活性剤と同様に、双イオン型
のものも解膠剤として使用できる。これらは前記の一般
的な表面活性剤の参考文献に記載の任意のものであり、
一例はレシチンである。
【0068】組成物中の解膠物質の量は前記EP−A−
266,199に記載の方法で最適なものとすることが
できるが、非常に多くの場合、少なくとも0.01重量
%、通常0.1重量%、好ましくは少なくとも1重量%
であり、15重量%まで多くてもよい。多くの実際の目
的には、最終組成物の2−12重量%、好ましくは4−
10重量%の範囲である。しかし、驚くべきことに、安
定性を得るためには、本発明組成物中では、ポリマー物
質が存在すると一般に大量の解膠剤が存在する必要性が
減ることが発見された。
【0069】漂白剤系 漂白剤にはハロゲン特に塩素漂白剤、例えばアルカリ金
属ハイポライト例えばハイポクロライトの形で提供され
るようなものがある。ファブリックの洗濯の用途では、
好ましくは漂白剤前駆物質と組合わせた例えば無機過塩
の形または過酸化合物としての酸素系漂白剤が好まし
い。
【0070】無機過塩漂白剤の場合、活性化剤により低
温すなわち室温から約60℃での漂白剤の有効性を高め
る。従って、このような漂白剤系は一般に低温漂白剤系
として知られ、当業界ではよく知られている。無機過塩
例えば過ホウ酸ナトリウムの一水塩及び四水塩の両者は
溶液中に活性酸素を放出させる働きがあり、活性化剤は
通常過酸を形成する反応性アシル残基を1つ以上有する
有機化合物であり、活性化剤により過酸漂白剤化合物単
独に比べて低温での漂白作用がより有効となる。ペルオ
キシ漂白剤化合物と活性化剤の重量比は約20:1−約
2:1、好ましくは約10:1−約3.5:1である。
漂白剤系すなわちペルオキシ漂白剤化合物と活性化剤の
量は液体全体の約5重量%から約35重量%であるが、
漂白剤系形成成分を約6%から約30%使用するのが好
ましい。従って、組成物中の過酸漂白剤化合物の好適量
は約5.5重量%−約27重量%であり、一方活性化剤
の量は好ましくは約0.5重量%−約14重量%、最も
好ましくは約1重量%から約7重量%である。
【0071】好適なペルオキシ漂白剤化合物の典型例は
アルカリ金属の過ホウ酸塩(四水塩及び一水塩)、アル
カリ金属の過炭酸塩、過ケイ酸塩及び過リン酸塩であ
り、過ホウ酸ナトリウムが好ましい。
【0072】組成物に漂白剤または漂白剤系の安定化
剤、例えばエチレンジアミンテトラメチレンホスホネー
ト及びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネー
トまたは他の適当な有機ホスホネート及びその塩、例え
ば前記のDequest を含むと好ましい。これらの安定化剤
は酸及び塩例えばカルシウム、マグネシウム、亜鉛また
はアルミニウム塩の形で使用できる。安定化剤は約1重
量%までの量、好ましくは約0.1重量%から約0.5
重量%の量存在する。
【0073】本出願人らは、液体漂白剤前駆物質、例え
ばグリセロールトリアセテート及びエチリデンヘプタノ
エートアセテート、酢酸イソプロペニル等も液体相物質
として好適に作用し、従って、別の比較的揮発性の溶媒
例えば低級アルカノール、パラフィン、グリコール及び
グリコールエーテル等を例えば粘度調整用に使用する必
要性を減少させることを発見した。
【0074】種々のその他の成分 他の成分は、液体洗浄用製品に使用できる残りの成分、
例えばファブリックコンディショニング剤、酵素、香料
(脱臭剤も含む)、殺微生物剤、着色料、蛍光剤、汚れ
懸濁剤(再付着防止剤)、防腐剤、酵素安定化剤及び消
泡剤からなる。
【0075】ファブリック洗濯液またはすすぎ用コンデ
ィショニング剤のいずれかに使用できるファブリックコ
ンディショニング剤の中には、ファブリック柔軟剤例え
ばファブリック柔軟クレー、第四アンモニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩、脂肪アミン及びセルラーゼがある。本
発明の液体に使用できる酵素には蛋白質分解酵素、澱粉
分解酵素及び脂肪分解酵素(リパーゼ)が含まれる。種
々の型の蛋白質分解酵素及び澱粉分解酵素が当業界で公
知であり、市販されている。酵素は「粒子(prills)」、
「マルメ(marume)」または懸濁物として導入すること
ができる。
【0076】本発明の液体洗浄用組成物に使用できる蛍
光剤はよく知られており、多くの蛍光剤が市販されてい
る。通常、これらの蛍光剤はアルカリ金属塩例えばナト
リウム塩の形で供給され、使用されている。洗剤組成物
中に使用する蛍光剤の総量は一般に0.02−2重量%
である。
【0077】液体洗浄用組成物に再付着防止剤を含むこ
とが好ましい場合には、液体組成物全体の通常約0.1
−約5重量%、好ましくは約0.2−約2.5重量%の
量である。好ましい再付着防止剤は、糖及びセルロース
のカルボキシ誘導体、例えばナトリウムカルボキシメチ
ルセルロース、陰イオンポリ電解質、特に脂肪族カルボ
キシレートのポリマー、または有機ホスホネートを含ん
でいる。
【0078】 本発明組成物は実質的に非水性であり、すなわち、ほと
んどまたは全く水を含まず、水の含量は組成物全体の好
ましくは5重量%以下、好ましくは3重量%未満、特に
1重量%未満である。水の含量が増加すると粘度が上昇
し、沈降が起こることさえあることが発見された。
【0079】用途 本発明組成物は多くの洗浄の目的、例えば表面の洗浄及
びファブリックの洗濯に使用できる。ファブリックの洗
濯用には、0.1−10%、より好ましくは0.2−2
%の本発明非水性洗剤組成物を含有する水溶液を使用す
る。
【0080】製法 製造中、全ての原材料は組成物に使用するときに、乾燥
しており且つ(水和可能な塩の場合には)低水和状態で
あるのが好ましく、例えば無水のリン酸塩ビルダー、過
ホウ酸ナトリウム一水塩及び乾燥した方解石研磨剤が好
ましい。好ましい製法では、乾燥した実質的に無水の固
体を乾燥した容器内で液体相と混合する。解膠物質を使
用するときには、固体を加える前に、解膠物質の少なく
とも一部を液体相と混合するのが好ましい。固体の沈降
率を最小にするために、この混合物は粉砕ミルまたはい
くつかのミルの組合せ、例えばコロイドミル、コランダ
ムディスクミル、水平または垂直撹拌ボールミルに通し
て、粒径を0.1−100ミクロン、好ましくは0.5
−50ミクロン、理想的には1−10ミクロンにする。
このようなミルの組合せで好ましいものは、狭いサイズ
分布の最終製品を得るために必要な条件下で操作できる
ことから、コロイドミルの次に水平ボールミルを使用す
ることである。もちろん、既に所望の粒径を持つ粒状物
質はこの手順にかける必要はなく、所望であれば製法の
もっと後の段階で加えることができる。
【0081】この粉砕手順の間、エネルギーがかかるた
めに製品の温度が上昇し、固体成分粒子中もしくはそれ
らの間に捕らえられていた空気が遊離してくる。従っ
て、感熱性成分はすべて、粉砕段階及び次の冷却ステッ
プ後に混合することが非常に望ましい。これらの(通常
少量の)成分を加える前及び適宜製法の任意の他の段階
で、製品の脱気を行うことも望ましい。この段階で加え
ることのできる典型的な成分は香料及び酵素であるが、
高温感受性の漂白剤成分または最終組成物に存在するこ
とが望ましい揮発性溶媒成分も含まれる。しかし、揮発
性物質は任意の脱気ステップ後に導入することが特に好
ましい。冷却(例えば熱交換器)及び脱気に適した装置
は当業者に公知であろう。
【0082】この方法で使用する装置はすべて完全に乾
燥していることが望ましく、洗浄操作の後に常に特に注
意を払うことが好ましい。その後の保存及び包装装置に
ついても同様である。
【0083】
【実施例】実施例1 次の基本の配合物を、記載した順序で成分を混合し、次
に重量平均粒径が5μm まで粉砕することによって調製
した。
【0084】
【表1】
【0085】配合の初めに次の成分を加えた:
【0086】
【表2】
【0087】次のモノマーを、記載した重量比でランダ
ムに共重合させて次のポリマーを調製した:
【0088】
【表3】
【0089】製品の初期粘度は、21s-1(mPa.s) で測定
した。製品は37℃で4〜8週間貯蔵し、透明層の生成を
測定した(mm)。
【0090】次の結果を得た。
【0091】
【表4】
【0092】結果は、本発明によるポリマー含有物は明
らかに透明な層分離を低下させることを明示している。
【0093】実施例2 次の配合物(重量部)を、成分を記載した順序で混合す
ることによって調製した。TAEDの添加後、組成物を
ボールミルにかけて重量平均粒径を5μm にし、その後
残りの成分を後投与した。配合物の初期粘度は21s-1(m
Pa.s) で測定し、透明層の生成を4週間、20℃で貯蔵し
た後測定した(mm)。次の結果を得た:
【0094】
【表5】
【0095】配合物B〜Hの唯一の違いは Marlon AS
3の量である。
【0096】
【表6】
【0097】ポリマーA10がどの程度再付着防止剤及び
抗灰化剤(anti-ashing agent) として作用するかを決定
するために、実施例2の配合物Hと同様に製造したが、
ポリマーA10の量を1.0 %にあげた製品(以下、この新
しい配合物をH′と言う)を用いて評価を行った。後者
について、実施例1に記載した“基本の製品”と比較し
灰析出%をテストした。この効果に対する結果は、基本
の製品で使用した標準の抗灰化ポリマーVersa (登録商
標)TL3の代りのポリマーA10の非常に好ましい性質
を示している。
【0098】
【表7】
【0099】結果は、本発明組成物中の少量の上記ポリ
マーは解膠物質(Marlon(登録商標)AS3) の量を減少
させる一方、透明層の分離に悪影響を与えないことを示
している。更に場合によっては抗灰化のような二次的な
利益が得られる。
【0100】実施例3 次の配合物(重量部)を、成分を記載した順序で混合す
ることによって調製した。過ホウ酸塩の添加後、配合物
を重量平均粒径5μm まで粉砕し、その後残りの成分を
添加した。
【0101】
【表8】
【0102】ポリマーはVista(登録商標)1012-62の20%
溶液として最初に加えた。ポリマーのパーセントは 100
%活性で表す。
【0103】製品の粘度は21s-1(mPa.s.)で測定した。
次の結果を得た。
【0104】
【表9】
【0105】これらの結果は、本発明のポリマーの非水
性洗浄用への添加により粘度が低下することを明示して
いる。
【0106】実施例4 実施例3による基本の配合物を、種々の量のポリマーA
14を含有させて調製した。硬化及び透明層分離を測定し
た。透明層分離(CLS) はmmで測定する。硬化%は瓶を横
にして置き、1分間そのままにした際流動しなかった製
品の重量%を指す。
【0107】次の結果を得た。
【0108】
【表10】
【0109】これらの結果は、20℃で貯蔵することによ
り、硬化を起すことなく透明層分離が低下するという改
善が得られることを示している。37℃で透明層分離が若
干増大することが認められるが、硬化の有利な減少を生
じた。
【0110】実施例5 次の配合物(重量部)を、成分を記載した順序で混合す
ることによって調製した。過ホウ酸塩及びポリマーを添
加後、組成物を重量平均粒径5μm まで粉砕した。TAED
をテスト直前に製品を加えた。
【0111】
【表11】
【0112】製品の性質をPhilips 1200 Silent 77 AWG
を用いて40℃でテストした。基本の製品の用量は90mlで
あり、ポリマー製品の場合は85mlであった。反射率(Δ
R 460)を測定することによって性質を調べた。
【0113】次の結果を得た。
【0114】
【表12】
【0115】最初の8つの汚れは当業者に公知の標準的
なものである。
【0116】これらの結果は、Versa(登録商標) TLポ
リアクリレートを本発明のポリマーで置き換えると、陰
イオン性物質を著しく減少でき、それにもかかわらず、
平均して製品の洗浄性は比較の基本の製品よりも優れて
いることを示している。
【0117】実施例6 次の組成物を、成分を記載した順序で混合することによ
って調製した。MgOを添加後、試料を20分間攪拌し
た。混合後、試料を比表体積(D3,2)平均直径約8
μm に粉砕した。
【0118】
【表13】
【0119】ポリマーを加える場合には、前もって非イ
オン性溶液として他の成分の最初に使用した。ポリマー
の%は 100%活性で表わす。
【0120】ポリマーA(比較)は分子量約14,000を有
するポリエチレンオキシドであった。ポリマーB(比
較)は分子量 5,000を有するポリ(2−ビニルピリジン
カルボン酸ナトリウム塩)であった。ポリマーC(本発
明)は、ポリエチレンオキシド(ポリマーA)、ポリ
(2−ビニルピリジンカルボン酸ナトリウム塩)(ポリ
マーB)及びポリエチレンオキシド(ポリマーA)の連
続ブロックからなり、S. Billmeycr“Textbook of Poly
mer Science ”, Wiley Interscience, 1987に記載され
ている方法と同様の方法で調製したブロックコポリマー
ABAであった。
【0121】配合物の透明な層分離は、前記実施例と同
様に37℃で8週間貯蔵後測定した。
【0122】
【表14】
【0123】これらの結果は、ポリマー ABAを使用する
ことにより透明層の形成の低下が認められることを示し
ている。
【0124】実施例7 次の配合物は、第1に秤量した固体物質を混合し、次に
成分を GTAに混合することによって調製した。最後に、
ポリマーを分散液に加えた。生成物を均質化し、粉砕に
よって粒径をd3,2平均15μに減少させた。
【0125】
【表15】
【0126】乾燥ミックス35容量部をGTA65 重量部と合
わせて使用した。
【0127】製品のコンシステンシー(Pa)は、先端の半
径が8.6mm のリブ付ボブ及び半径9.33mmのカップからな
る同心シリンダーシステムを備えたCarri-Med CS流動計
を用い、0及び0.5 のポリマー量で測定した。粘度は剪
断速度0〜約 400s-1に変化させながら、運動曲線モー
ドで測定した。コンシステンシーはポリマー量0〜0.5
%で Siskoの式を用い、“下降”曲線に合った方法で測
定した(Pa)。次の結果を得た:
【0128】
【表16】
【0129】これらの結果は、本発明のポリマーを使用
することにより、コンシステンシーの驚くべき低下が得
られることを明白に示している。
【0130】実施例8 次の配合物を実施例7に記載したのと同様にして調製し
た。粉砕後の粒径は、d2,3 平均15〜19μm に減少し
た。同一実施例の表に示したように、35容量部の乾燥ミ
ックスをPlurafac RA30非イオン物質65容量部と合わ
せて使用した。
【0131】次のポリマーを使用した:
【0132】
【表17】
【0133】これらの製品のコンシステンシーを実施例
7に記載した方法によって測定した。
【0134】
【表18】
【0135】実施例9 実施例1の基本の配合物(組成物E)を使用した。基本
の製品の粘度及び1重量%のポリマーを含む基本の製品
の粘度を測定した。粘度は剪断速度2.5,20及び80s-1
測定した。
【0136】次の結果を得た。
【0137】
【表19】
【0138】上記のデータは、本発明のA−Bポリマー
が、当業界でのポリマーよりも低粘度のものを生成する
ことを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・キンプトン イギリス国、ノーサンプトンシヤー、デイ ブントリー、コリングウツド・ウエイ・26 (72)発明者 ステイーブン・ウイリアム・ラツセル オランダ国、3155・ベー・ベー・マースラ ント、フロウ・リデウエイシンヘル・7

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水性液体相に分散した粒状固相及びポ
    リマーを含有する非水性液体洗浄用組成物であって、ポ
    リマーが一般式: An m p [式中、Aはポリアルコキシ、ポリアルコキシル化脂肪
    アルコール、長鎖アルキル及びポリエステルから選択し
    た、固相表面から伸張できる基を含むモノマーまたはモ
    ノマー混合物であり;Bは酸またはそれに対応する塩も
    しくはエステルとしてのスルホン酸基及び硫酸基、並び
    にアミン基、シランから選択した、固相と会合できる基
    を含むモノマーまたはモノマー混合物であり;CはA及
    びBと共重合できるA及びB以外のモノマーもしくはモ
    ノマー混合物であるか、または存在せず;n:mのモル
    比は100:1−1:100であり、pは0もしくは0
    より大きく、(n+m):pのモル比は100:1−
    1:100である]を有するランダムまたはブロックコ
    ポリマーである前記組成物。
  2. 【請求項2】 ポリマーの分子量が500−500,0
    00であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリマーの分子量が1,000−10
    0,000であることを特徴とする請求項1に記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 n:mのモル比が50:1−1:50で
    あることを特徴とする請求項1から3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 (n+m):pのモル比が50:1−
    1:50であることを特徴とする請求項1から4に記載
    の組成物。
  6. 【請求項6】 モノマーBが酸またはそれに対応する塩
    もしくはエステルとしてのスルホン酸基または硫酸基を
    含んでいることを特徴とする請求項1から5に記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 ポリマー物質または適宜コポリマーの量
    が組成物全体の0.01ー10重量%であることを特徴
    とする請求項1から6に記載の組成物。
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