JPH05138416A - 磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具 - Google Patents
磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具Info
- Publication number
- JPH05138416A JPH05138416A JP30163491A JP30163491A JPH05138416A JP H05138416 A JPH05138416 A JP H05138416A JP 30163491 A JP30163491 A JP 30163491A JP 30163491 A JP30163491 A JP 30163491A JP H05138416 A JPH05138416 A JP H05138416A
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- JP
- Japan
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- jig
- steel pipe
- magnet
- drilling machine
- magnetic drilling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気ボール盤を使用した鋼管への孔あけ作業を
容易にする。 【構成】磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具１は磁気ボー
ル盤のマグネット２Ａにボルト１Ａによって固定され
る。
容易にする。 【構成】磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具１は磁気ボー
ル盤のマグネット２Ａにボルト１Ａによって固定され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ボール盤を使用し
て鋼管に孔を空けるための治具に関する。
て鋼管に孔を空けるための治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁気ボール盤を使用して鋼管の外
周へ孔あけする場合は、磁気ボール盤を鋼管の外周に載
せてマグネットに通電し吸着させて孔あけを行い、マグ
ネットの底面と鋼管の接触面積が小さいため固定が不十
分で孔あけ中磁気ボール盤が揺動して不安定となり孔あ
け作業が困難であった。
周へ孔あけする場合は、磁気ボール盤を鋼管の外周に載
せてマグネットに通電し吸着させて孔あけを行い、マグ
ネットの底面と鋼管の接触面積が小さいため固定が不十
分で孔あけ中磁気ボール盤が揺動して不安定となり孔あ
け作業が困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】磁気ボール盤を使用し
て鋼管の外周へ孔あけする場合、マグネットを鋼管の外
周に吸着させていたが、マグネット底面と鋼管の接触面
積が小さいため吸着力が不足し、磁気ボール盤を鋼管の
外周に十分に固定することができず、作業者が手で支え
ながら作業をしなければならず、不安定となり安全性に
問題があった。また、手で支えても孔あけ中に孔の位置
がずれたり、孔が真円で無くなったり、磁気ボール盤本
体が揺動してしまい、刃物の寿命が著しく短くなるとい
う問題があった。本発明の目的は鋼管の孔あけ中に磁気
ボール盤が動かないようにする治具を提供することにあ
る。
て鋼管の外周へ孔あけする場合、マグネットを鋼管の外
周に吸着させていたが、マグネット底面と鋼管の接触面
積が小さいため吸着力が不足し、磁気ボール盤を鋼管の
外周に十分に固定することができず、作業者が手で支え
ながら作業をしなければならず、不安定となり安全性に
問題があった。また、手で支えても孔あけ中に孔の位置
がずれたり、孔が真円で無くなったり、磁気ボール盤本
体が揺動してしまい、刃物の寿命が著しく短くなるとい
う問題があった。本発明の目的は鋼管の孔あけ中に磁気
ボール盤が動かないようにする治具を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、鉄心にマグネットコイルが巻装されたマ
グネットと、前記マグネットの上部に取付けられたスタ
ンドと、前記スタンドに上、下動可能に取付けられた電
気ドリルとを含む磁気ボール盤において、加工対象物で
ある鋼管に載置されるように形成される中抜きの長方形
状の両端部に鞍状の切欠き部をもった治具と、前記治具
の中抜き部分の上方に前記マグネットを配置して前記治
具に取付けられ前記マグネットを支えるための複数のボ
ルトとを含むことを特徴とする。
め、本発明は、鉄心にマグネットコイルが巻装されたマ
グネットと、前記マグネットの上部に取付けられたスタ
ンドと、前記スタンドに上、下動可能に取付けられた電
気ドリルとを含む磁気ボール盤において、加工対象物で
ある鋼管に載置されるように形成される中抜きの長方形
状の両端部に鞍状の切欠き部をもった治具と、前記治具
の中抜き部分の上方に前記マグネットを配置して前記治
具に取付けられ前記マグネットを支えるための複数のボ
ルトとを含むことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具は、加工対
象物である鋼管に載置されるように形成される中抜きの
長方形状の両端部に鞍状の切欠き部をもった治具と、前
記治具の中抜き部分の上方に前記マグネットを配置して
前記治具に取付けられ前記マグネットを支えるための複
数のボルトとを含むので、磁気ボール盤を鋼管の上で安
定させることができ、作業中に本体を手で支える必要が
ないので、磁気ボール盤での鋼管の外周の孔あけ作業が
容易になる。
象物である鋼管に載置されるように形成される中抜きの
長方形状の両端部に鞍状の切欠き部をもった治具と、前
記治具の中抜き部分の上方に前記マグネットを配置して
前記治具に取付けられ前記マグネットを支えるための複
数のボルトとを含むので、磁気ボール盤を鋼管の上で安
定させることができ、作業中に本体を手で支える必要が
ないので、磁気ボール盤での鋼管の外周の孔あけ作業が
容易になる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１、図２、図３および図
４により説明する。
４により説明する。
【０００７】図１は磁気ボール盤に鋼管孔あけ用治具を
取付けた一実施例の斜視図である。図において、１は治
具、１Ａはボルト、２は磁気ボール盤、２Ａはマグネッ
トそして３は鋼管である。治具は磁気ボール盤のマグネ
ット２Ａにボルト１Ａによって固定されている。図２は
固定状態を下側から見た平面図であり、治具に前後左右
に配置されたボルト１Ａによってマグネット２Ａを挾
み、その押圧でマグネット２Ａに治具を固定している。
図３は治具を用いて磁気ボール盤をマグネット２Ａによ
って鋼管３に吸着させた場合の位置関係を示す説明図で
ある。図中、４Ａはマグネット２Ａと鋼管３の接触部、
４Ｂはマグネット２Ａと鋼管３の接触部である。マグネ
ット２Ａは接触部４Ａで鋼管３に吸着し、治具は接触部
４Ｂで鋼管３に接触している。
取付けた一実施例の斜視図である。図において、１は治
具、１Ａはボルト、２は磁気ボール盤、２Ａはマグネッ
トそして３は鋼管である。治具は磁気ボール盤のマグネ
ット２Ａにボルト１Ａによって固定されている。図２は
固定状態を下側から見た平面図であり、治具に前後左右
に配置されたボルト１Ａによってマグネット２Ａを挾
み、その押圧でマグネット２Ａに治具を固定している。
図３は治具を用いて磁気ボール盤をマグネット２Ａによ
って鋼管３に吸着させた場合の位置関係を示す説明図で
ある。図中、４Ａはマグネット２Ａと鋼管３の接触部、
４Ｂはマグネット２Ａと鋼管３の接触部である。マグネ
ット２Ａは接触部４Ａで鋼管３に吸着し、治具は接触部
４Ｂで鋼管３に接触している。
【０００８】本発明の治具を用いれば、接触部４Ａによ
り揺動が防げ、磁気ボール盤を鋼管３上で安定させるこ
とができる。治具の形状は図３に示すものの他に、図４
の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）に示すような形状でも同様の
効果が得られる。即ち、（ａ）は鋼管３の外周と治具の
平面部との接触部４Ｂおよび治具の突出部との接触部４
Ｃ、４Ｄ、（ｂ）は突出部との接触部４Ｄのみの場合、
そして（ｃ）は治具に鋼管３の外周面と全く同じ凹面を
形成した面接触の場合を示す。なお、一度治具をマグネ
ット２Ａに取付ければ、同サイズの鋼管３へ孔あけする
場合には治具の着脱は不要であり、磁気ボール盤の移動
も治具をマグネット２Ａに取付けたまま行うことができ
る。
り揺動が防げ、磁気ボール盤を鋼管３上で安定させるこ
とができる。治具の形状は図３に示すものの他に、図４
の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）に示すような形状でも同様の
効果が得られる。即ち、（ａ）は鋼管３の外周と治具の
平面部との接触部４Ｂおよび治具の突出部との接触部４
Ｃ、４Ｄ、（ｂ）は突出部との接触部４Ｄのみの場合、
そして（ｃ）は治具に鋼管３の外周面と全く同じ凹面を
形成した面接触の場合を示す。なお、一度治具をマグネ
ット２Ａに取付ければ、同サイズの鋼管３へ孔あけする
場合には治具の着脱は不要であり、磁気ボール盤の移動
も治具をマグネット２Ａに取付けたまま行うことができ
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、磁気ボール盤を鋼管の
上で安定させることができ、作業中に本体を手で支える
必要がないので、磁気ボール盤での鋼管の外周の孔あけ
作業が容易になる。
上で安定させることができ、作業中に本体を手で支える
必要がないので、磁気ボール盤での鋼管の外周の孔あけ
作業が容易になる。
【図１】本発明の磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具の平面
図である。
図である。
【図３】図１の鋼管と磁気ボール盤の治具とマグネット
の位置関係を示す側面図である。
の位置関係を示す側面図である。
【図４】本発明の磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具の他
の実施例を示す説明図である。
の実施例を示す説明図である。
１は治具、１Ａはボルト、２は磁気ボール盤、２Ａはマ
グネット、３は鋼管である。
グネット、３は鋼管である。
Claims (1)
- 【請求項１】 鉄心にマグネットコイルが巻装されたマ
グネットと、前記マグネットの上部に取付けられたスタ
ンドと、前記スタンドに上、下動可能に取付けられた電
気ドリルとを含む磁気ボール盤において、加工対象物で
ある鋼管に載置されるように形成される中抜きの長方形
状の両端部に鞍状の切欠き部をもった治具と、前記治具
の中抜き部分の上方に前記マグネットを配置して前記治
具に取付けられ前記マグネットを支えるための複数のボ
ルトとを含むことを特徴とする磁気ボール盤の鋼管孔あ
け用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30163491A JPH05138416A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30163491A JPH05138416A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05138416A true JPH05138416A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17899308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30163491A Withdrawn JPH05138416A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 磁気ボール盤の鋼管孔あけ用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05138416A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100906532B1 (ko) * | 2007-05-11 | 2009-07-07 | 백문현 | 드릴스탠드 |
| CN105033355A (zh) * | 2015-07-28 | 2015-11-11 | 江苏金通灵流体机械科技股份有限公司 | 一种风机转子铰制孔加工装置及其加工方法 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP30163491A patent/JPH05138416A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100906532B1 (ko) * | 2007-05-11 | 2009-07-07 | 백문현 | 드릴스탠드 |
| CN105033355A (zh) * | 2015-07-28 | 2015-11-11 | 江苏金通灵流体机械科技股份有限公司 | 一种风机转子铰制孔加工装置及其加工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |