JPH05138138A - 高圧ジエツト水による洗浄方法 - Google Patents

高圧ジエツト水による洗浄方法

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JPH05138138A
JPH05138138A JP3298691A JP29869191A JPH05138138A JP H05138138 A JPH05138138 A JP H05138138A JP 3298691 A JP3298691 A JP 3298691A JP 29869191 A JP29869191 A JP 29869191A JP H05138138 A JPH05138138 A JP H05138138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jet
water
high pressure
cleaning
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3298691A
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English (en)
Inventor
Osamu Kimura
修 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管のコーティングや塗装面を損傷せずに海
生物をおとすことのできる高圧ジェット水洗浄方法を提
供する。 【構成】 清掃作業アーム1に旋回及び起伏できるよう
に設けられたノズルヘッド2を用いて、配管4を清掃す
るとき、ノズルヘッドの入射角を15°〜30°とし、噴射
距離を220 〜270 mmとし、起伏角を5°〜20°とし、噴
射ノズルの高圧水を150 〜250 kg/cm2 前後とし、噴射
ノズルを前記配管の周方向に旋回させ、起伏を自動的に
行ないながら、高圧ジェット水を噴射して清掃するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管の内面に固着され
る海生物及びヘドロ等を除去しながら清掃する高圧ジェ
ット水による洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力、原子力発電所においては、冷却水
として海水を利用しており、したがって配管等の内面に
貝や藻類の海生物が多数付着し、冷却水の流れを妨げる
不都合が生じるので定期的にこれに海生物を除去する必
要がある。
【0003】そこで、最近配管等の内面を清掃する手段
として、冷却水管内に付着した海生物を高圧ジェット水
により除去しながら清掃する各種のロボットが提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での高圧ジェット水方式によるロボットではノズルヘッ
ド部の旋回及び起伏は設けられてはいるが、第3図に示
すように、ノズルヘッドと管壁との角度である入射角が
90°とした構造の為、水ジェット耐力に比較的強い内
面コーテング材及び塗装面では、ライニング等の面を損
傷することなく海生物だけを効率良く洗浄する条件であ
っても、高圧水ジェットの衝撃による熱によりライニン
グを損傷したり、配管接続部に挿入したゴムパッキンで
配管内面より飛び出し挿入されているものは、損傷させ
る問題があった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、コーティング材及び塗装面を損傷させずに海生
物を洗浄することのできる高圧ジェット水による洗浄方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄作業アー
ムに旋回及び起伏できるように設けられたノズルヘッド
を用いて、配管を清掃するとき、このノズルヘッドの入
射角を15°〜30°とし、噴射距離を220 〜270mmとし、
起伏角を5〜20°とし噴射ノズルの高圧水を 150〜250k
g /cm2 前後とし、噴射ノズルの旋回を配管の周方向と
し、起伏を自動的に行ないながら、高圧ジェット水を噴
射して清掃するようにしたものである。
【0007】
【作用】このようにすると、高圧ジェット水によって海
生物に対しては従来と同程度の衝撃を与え、コーティン
グ材や塗装面に対しては衝撃を抑制することができる。
【0008】
【実施例】以下、図示の一実施例について説明する。
【0009】図1において、符号1は、清掃作業アーム
で、旋回できるように設けられている。アームの端部に
はノズルヘッド2が付設されている。さらにまた、ノズ
ルベッド2には、起伏できるように設けられている。
【0010】特に、図1及び図2において本実施例によ
る清掃実験の結果によれば、噴射ノズル3の高圧ジェッ
ト水は入射角θでかつ起伏角θ′で噴射させると、高圧
ジェット水の圧力により海生物が管壁4aから剥離す
る。しかしながら、管壁のコーテング面4aは、ジェッ
ト熱の発生はなかった。この時の清掃条件は、 水圧:150 〜250kg /cm2 前後 流量:25〜30l/min 入射角:15°〜30° 起伏角:5〜20° 噴射距離:220 〜270mm であることが望ましい。
【0011】なお、水圧が低過ぎると海生物を剥離する
のが困難であるが、高過ぎると、管壁のコーティング材
及び塗膜が剥離して管壁を損傷するおそれがある。ま
た、海生物を効率よく剥離するには、流量を多くした方
が良いけれども使用済みの水処理や供給ポンプの容量が
多くなるために、上記の条件の流量が望ましい。また、
入射角を15°〜30°、起伏角を5〜20°に、噴射距離を
220 〜270mm に選び、管壁に対する水ジェット水の衝撃
を緩和させている。なお、次の表は、ジェット耐力の比
較的弱いライニング材及び塗装面を損傷しない水ジェッ
ト圧力と噴射距離の条件比較を表わしたものである。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、水
ジェット耐力の弱いコーティング材及び塗装面に対して
は、損傷させないような水ジェット噴射ができ海生物
は、効率良く洗浄出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧ジェット水による洗浄方法を示す
正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】従来の高圧ジェット水による洗浄方法を示す正
面図。
【図4】図3の側面図。
【符号の説明】
1…清掃作業アーム 2…ノズルヘッド 3…噴射ノズル 4…配管 4a…管壁(コーティング面) θ…入射角 θ′…起伏角 l…噴射距離 l′…清掃幅。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃作業アームに旋回及び起伏できるよ
    うに設けられたノズルヘッドを用いて、配管を清掃する
    とき、ノズルヘッドの入射角を15°〜30°とし、噴射距
    離を220 〜270 mmとし、起伏角を5°〜20°とし、噴射
    ノズルの高圧水を150 〜250 kg/cm2 前後とし、噴射ノ
    ズルを前記配管の周方向に旋回させ、起伏を自動的に行
    ないながら、高圧ジェット水を噴射して清掃するように
    したことを特徴とする高圧ジェット水による洗浄方法。
JP3298691A 1991-11-14 1991-11-14 高圧ジエツト水による洗浄方法 Pending JPH05138138A (ja)

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JP3298691A JPH05138138A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 高圧ジエツト水による洗浄方法

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Publications (1)

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JPH05138138A true JPH05138138A (ja) 1993-06-01

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ID=17863039

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JP3298691A Pending JPH05138138A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 高圧ジエツト水による洗浄方法

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JP (1) JPH05138138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376959U (ja) * 1986-10-31 1988-05-21

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376959U (ja) * 1986-10-31 1988-05-21

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