JPH05134315A - 投射型表示装置 - Google Patents
投射型表示装置Info
- Publication number
- JPH05134315A JPH05134315A JP3294303A JP29430391A JPH05134315A JP H05134315 A JPH05134315 A JP H05134315A JP 3294303 A JP3294303 A JP 3294303A JP 29430391 A JP29430391 A JP 29430391A JP H05134315 A JPH05134315 A JP H05134315A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- focus
- projection
- display device
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動焦点調整機能を有した投射型表示装置が
本出願人等により提案されている。この投射型表示装置
においては、画像投射光学系の途中に焦点検出用光学系
を設置しているので画像投射用の光と焦点検出用の光と
を合成するために光路中にハーフミラーを設けなければ
ならない。しかしながら、ハーフミラーを設けると画像
の明るさが減少するので、特に明るい画像を必要とする
投射型表示装置にはこのような構成は不向きであった。
本発明の目的は、このような従来装置の欠点を排除し、
より明るい投影画像を得られる、投射型表示装置を提供
することである。 【構成】 本発明の装置では、焦点検出を行なうときに
のみ焦点検出用光学手段が画像投射光学系の中に挿入さ
れるように構成されていることを特徴とする。焦点検出
用の光線を投光あるいは受光するのに必要な時間は非常
に短いので焦点調整が必要になった時だけ画像投射光学
系の中にハーフミラーや全反射ミラーを挿入しても観察
者には画像が暗くなったことは認識されない。
本出願人等により提案されている。この投射型表示装置
においては、画像投射光学系の途中に焦点検出用光学系
を設置しているので画像投射用の光と焦点検出用の光と
を合成するために光路中にハーフミラーを設けなければ
ならない。しかしながら、ハーフミラーを設けると画像
の明るさが減少するので、特に明るい画像を必要とする
投射型表示装置にはこのような構成は不向きであった。
本発明の目的は、このような従来装置の欠点を排除し、
より明るい投影画像を得られる、投射型表示装置を提供
することである。 【構成】 本発明の装置では、焦点検出を行なうときに
のみ焦点検出用光学手段が画像投射光学系の中に挿入さ
れるように構成されていることを特徴とする。焦点検出
用の光線を投光あるいは受光するのに必要な時間は非常
に短いので焦点調整が必要になった時だけ画像投射光学
系の中にハーフミラーや全反射ミラーを挿入しても観察
者には画像が暗くなったことは認識されない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は投射型表示装置に関し、
特に液晶プロジェクタやスライドプロジェクタなどで自
動焦点調整手段を具備するものに関するものである。
特に液晶プロジェクタやスライドプロジェクタなどで自
動焦点調整手段を具備するものに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】画像表示装置の中でも、投射型表示装置
はフィルム画像やＣＲＴ画像、液晶画像等を投射レンズ
によってスクリーン等に拡大投影するものであり、小さ
な装置を用いて大画像が得られるという利点を有してい
る。
はフィルム画像やＣＲＴ画像、液晶画像等を投射レンズ
によってスクリーン等に拡大投影するものであり、小さ
な装置を用いて大画像が得られるという利点を有してい
る。
【０００３】このような投射型表示装置に自動焦点調整
機能を持たせる方法としては、図４のように画像投射光
学系の途中に焦点検出用光学系を挿入し、画像投射用の
レンズを通して焦点検出用の投光、受光を行うことが望
ましい。
機能を持たせる方法としては、図４のように画像投射光
学系の途中に焦点検出用光学系を挿入し、画像投射用の
レンズを通して焦点検出用の投光、受光を行うことが望
ましい。
【０００４】このためにはハーフミラーを用いて画像の
投射光と焦点検出用の投射光を合成することが一般的で
ある。
投射光と焦点検出用の投射光を合成することが一般的で
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図４のよう
にハーフミラーを用いて画像の投射光と焦点検出用の投
射光を合成した場合、画像の投射光の明るさが減少して
しまい、投射画像の明るさが特に要求される投射型表示
装置にとっては大きなデメリットとなってしまうという
問題があった。
にハーフミラーを用いて画像の投射光と焦点検出用の投
射光を合成した場合、画像の投射光の明るさが減少して
しまい、投射画像の明るさが特に要求される投射型表示
装置にとっては大きなデメリットとなってしまうという
問題があった。
【０００６】本発明の目的は、前述の問題を解決できる
ように構成された新規な投射型表示装置を提供すること
である。
ように構成された新規な投射型表示装置を提供すること
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明では、自動焦点調
整機能を具備する投射型表示装置において、焦点検出を
行う時にだけ焦点検出用光学手段が画像投射光学系中に
挿入され、画像投射レンズを通して焦点検出用の光線を
投光あるいは受光することによって上記問題点を解決し
ている。
整機能を具備する投射型表示装置において、焦点検出を
行う時にだけ焦点検出用光学手段が画像投射光学系中に
挿入され、画像投射レンズを通して焦点検出用の光線を
投光あるいは受光することによって上記問題点を解決し
ている。
【０００８】前記焦点検出用光学手段は、投光部と、受
光部と、ハーフミラーあるいは全反射ミラーとによって
構成することが有効である。
光部と、ハーフミラーあるいは全反射ミラーとによって
構成することが有効である。
【０００９】焦点検出用の光線を投光あるいは受光する
のに必要な時間は非常に短いので、焦点調整が必要と考
えられるときだけハーフミラーあるいは全反射ミラーを
挿入して画像投射光を減光しても観察者にはほとんど検
知されない。
のに必要な時間は非常に短いので、焦点調整が必要と考
えられるときだけハーフミラーあるいは全反射ミラーを
挿入して画像投射光を減光しても観察者にはほとんど検
知されない。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例を示す概略図で
ある。図中、１は光源、２Ｒと２Ｇと２Ｂは液晶パネ
ル、３は投射レンズ、５は投光および受光部、６Ａと６
Ｂはハーフミラー、７Ａと７Ｂと７Ｃと７Ｄは全反射ミ
ラー、９Ａは緑色光のみを反射するダイクロイックミラ
ー、９Ｂは青色光のみを反射するダイクロイックミラ
ー、１０はクイックリターン式ハーフミラー、である。
ある。図中、１は光源、２Ｒと２Ｇと２Ｂは液晶パネ
ル、３は投射レンズ、５は投光および受光部、６Ａと６
Ｂはハーフミラー、７Ａと７Ｂと７Ｃと７Ｄは全反射ミ
ラー、９Ａは緑色光のみを反射するダイクロイックミラ
ー、９Ｂは青色光のみを反射するダイクロイックミラ
ー、１０はクイックリターン式ハーフミラー、である。
【００１１】光源１を出た光はまず全反射ミラー７Ａで
直角に曲げられ、ダイクロイックミラー９Ａと９Ｂによ
って赤、緑、青の各色に分割された後に液晶パネル２Ｒ
と２Ｇと２Ｂを通過し、ハーフミラー６Ａと６Ｂによっ
て再び合成されて投射レンズ３によってスクリーン上に
拡大投射される。
直角に曲げられ、ダイクロイックミラー９Ａと９Ｂによ
って赤、緑、青の各色に分割された後に液晶パネル２Ｒ
と２Ｇと２Ｂを通過し、ハーフミラー６Ａと６Ｂによっ
て再び合成されて投射レンズ３によってスクリーン上に
拡大投射される。
【００１２】焦点検出のために５の投光部から出た光線
は投射レンズ３の直前に配置されたクイックリターン式
ハーフミラー１０によって投射レンズに導かれ、投射画
像と共にスクリーンに投射され、同じ光路を通って受光
部５に戻ってくる。
は投射レンズ３の直前に配置されたクイックリターン式
ハーフミラー１０によって投射レンズに導かれ、投射画
像と共にスクリーンに投射され、同じ光路を通って受光
部５に戻ってくる。
【００１３】なお、各液晶パネル２Ｒ，２Ｇ，２Ｂおよ
び受光部５は投射レンズ３から光学的に等距離に配置さ
れている。
び受光部５は投射レンズ３から光学的に等距離に配置さ
れている。
【００１４】クイックリターン式ハーフミラー１０は不
図示の電気制御回路によりコントロールされており、光
源のスイッチが入れられた時、投射レンズのズーミング
が行われた時、および前回の焦点検出が行われてから一
定時間が経過した時に、投射画像の光路中に瞬間的に挿
入されて測距を行う。
図示の電気制御回路によりコントロールされており、光
源のスイッチが入れられた時、投射レンズのズーミング
が行われた時、および前回の焦点検出が行われてから一
定時間が経過した時に、投射画像の光路中に瞬間的に挿
入されて測距を行う。
【００１５】クイックリターン式ハーフミラー１０が光
路中に挿入されている時間は１画面が操作される時間よ
りも短く、またその間でも投射画像がハーフミラーによ
り損失する光量はわずかであるため、観察者には光量の
減少は殆ど感知されないという効果がある。
路中に挿入されている時間は１画面が操作される時間よ
りも短く、またその間でも投射画像がハーフミラーによ
り損失する光量はわずかであるため、観察者には光量の
減少は殆ど感知されないという効果がある。
【００１６】焦点検出用光学系の挿入時間が本実施例の
ように極めて短時間である場合には、クイックリターン
式ハーフミラー１０の代わりにクイックリターン式全反
射ミラーを用いることも可能である。
ように極めて短時間である場合には、クイックリターン
式ハーフミラー１０の代わりにクイックリターン式全反
射ミラーを用いることも可能である。
【００１７】図２および図３は本発明の第２の実施例を
示す概略図である。図中１１は表面の一部に高い反射率
を有する蒸着膜を施した透明樹脂板であり、１２はその
透明部分、１３は蒸着膜部分を示している。
示す概略図である。図中１１は表面の一部に高い反射率
を有する蒸着膜を施した透明樹脂板であり、１２はその
透明部分、１３は蒸着膜部分を示している。
【００１８】透明樹脂板１１は投射レンズ３の直前に配
置されていて常に高速で回転しているので、反射部分と
透明部分が交互に周期的に投射レンズの前を通過するこ
とになる。
置されていて常に高速で回転しているので、反射部分と
透明部分が交互に周期的に投射レンズの前を通過するこ
とになる。
【００１９】また、投光部５からは常に焦点検出用の光
線が投光されているので、透明樹脂板１１の反射部分が
投射レンズ３の前を通過した瞬間だけ焦点検出用の光線
が投射レンズ３中に入り、スクリーンで反射され同じ光
路を通って受光部５に戻ってくる。
線が投光されているので、透明樹脂板１１の反射部分が
投射レンズ３の前を通過した瞬間だけ焦点検出用の光線
が投射レンズ３中に入り、スクリーンで反射され同じ光
路を通って受光部５に戻ってくる。
【００２０】透明樹脂板１１は高速で回転しており、反
射部分が投射レンズ３の前を通過する時間は投射された
焦点検出用光線がスクリーンで反射されて再び戻ってく
るのに要する時間によりははるかに長いが、一画面が走
査される時間よりも短いため、投射画像の明るさの損失
は観察者には殆ど感知されない。
射部分が投射レンズ３の前を通過する時間は投射された
焦点検出用光線がスクリーンで反射されて再び戻ってく
るのに要する時間によりははるかに長いが、一画面が走
査される時間よりも短いため、投射画像の明るさの損失
は観察者には殆ど感知されない。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、前述のように焦点検出
を行う時にだけ焦点検出用の光学手段を投射型表示装置
の画像投射光学系中に挿入することによって、投射画像
の明るさを殆ど犠牲にすることなしにＴＴＬ−ＡＦを行
うことができるという効果がある。
を行う時にだけ焦点検出用の光学手段を投射型表示装置
の画像投射光学系中に挿入することによって、投射画像
の明るさを殆ど犠牲にすることなしにＴＴＬ−ＡＦを行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例の概略図。
【図２】本発明の第２の実施例の概略図。
【図３】図２の透明樹脂板の説明図。
【図４】投射型表示装置に焦点検出手段を持たせる場合
の一般例を示す概略図。
の一般例を示す概略図。
１…光源 ２Ｒ，２Ｇ，２Ｂ…
液晶パネル ３…投射レンズ ４…スクリーン ５…投光および受光部 ６Ａ，６Ｂ…ハーフ
ミラー ７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ…全反射ミラー ９Ａ…緑色光のみを反射するダイクロイックミラー ９Ｂ…青色光のみを反射するダイクロイックミラー １０…クイックリターン式ハーフミラー １１…表面の一部に高い反射率を有する蒸着膜を施した
透明樹脂板 １２…１１の透明部分 １３…１１の反射部分
液晶パネル ３…投射レンズ ４…スクリーン ５…投光および受光部 ６Ａ，６Ｂ…ハーフ
ミラー ７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ…全反射ミラー ９Ａ…緑色光のみを反射するダイクロイックミラー ９Ｂ…青色光のみを反射するダイクロイックミラー １０…クイックリターン式ハーフミラー １１…表面の一部に高い反射率を有する蒸着膜を施した
透明樹脂板 １２…１１の透明部分 １３…１１の反射部分
Claims (3)
- 【請求項１】 自動焦点調整機能を具備する投射型表示
装置において、焦点検出を行う時にだけ画像投射光学系
中に挿入される焦点検出用光学手段を設け、画像投射レ
ンズを通して焦点検出用の光線を投光あるいは受光する
ように構成したことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項２】 前記焦点検出用光学手段は、投光部と、
受光部と、ハーフミラーとから構成されることを特徴と
する請求項１記載の投射型表示装置。 - 【請求項３】 前記焦点検出用光学手段は、投光部と、
受光部と、全反射ミラーとから構成されることを特徴と
する請求項１記載の投射型表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3294303A JPH05134315A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 投射型表示装置 |
| US08/327,803 US5537168A (en) | 1991-04-26 | 1994-10-24 | Projection optical apparatus comprising automatic adjustment unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3294303A JPH05134315A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 投射型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05134315A true JPH05134315A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17805953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3294303A Pending JPH05134315A (ja) | 1991-04-26 | 1991-11-11 | 投射型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05134315A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005083507A1 (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 映像投射装置 |
| JP2006163060A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Canon Inc | 投射表示装置及びそのピント補正方法 |
| JP2009122365A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Funai Electric Co Ltd | 画像表示装置 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3294303A patent/JPH05134315A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005083507A1 (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 映像投射装置 |
| US7988304B2 (en) | 2004-02-27 | 2011-08-02 | Panasonic Corporation | Video projector |
| JP2006163060A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Canon Inc | 投射表示装置及びそのピント補正方法 |
| JP2009122365A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Funai Electric Co Ltd | 画像表示装置 |
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