JPH05129700A - レーザシステム及び周波数変換方法 - Google Patents

レーザシステム及び周波数変換方法

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JPH05129700A
JPH05129700A JP4088019A JP8801992A JPH05129700A JP H05129700 A JPH05129700 A JP H05129700A JP 4088019 A JP4088019 A JP 4088019A JP 8801992 A JP8801992 A JP 8801992A JP H05129700 A JPH05129700 A JP H05129700A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は非線形リング共振器10を用いてタイ
プ2の非線形第2高調波光34及び36を発生させるレ
ーザシステムを提案する。 【構成】当該非線形リング共振器10の反射面はすべて
結晶軸に対して対称である。これにより、直交するよう
に偏光させらた光を、複反射を受けることなく共振器1
0内の同一のビームパス22に沿つて共振させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザシステム及び周波
数変換方法に関し、特に周波数二逓倍又は和周波数混合
によつて光を発生するレーザシステムに適用して好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ダイオードレーザは、光データ記
憶、レーザ印刷及びバイオケミカル分析などの数多くの
分野に適用できるという利点がある。例えばガリウム・
アルミニウム・ヒ素(GaAlAs)ダイオードレーザ
は、近赤外領域(波長 750〜 860〔nm〕)のレーザ光を
発生する。光学的データ記憶システムにおいては、レー
ザダイオードからの光は、データの各ビツトを記録する
ために光デイスク上のスポツトに集光される。スポツト
の寸法はほぼλ/(2*(N.A.))に等しい。ここ
でλは光の波長であり、(N.A.)は集光レンズの開
口数である。一般的なシステムにおける開口数(N.
A.)はほぼ 0.5であり、その結果スポツトサイズの直
径はほぼ 800〔nm〕となる。
【0003】レーザ光の波長を半分にすることができれ
ば、スポツトの直径も半分になり、光デイスク上への総
合的記憶密度は4倍となる。しかしながら青の波長領域
(波長 430〔nm〕)の光を発生させるレーザダイオード
を使用することはできない。
【0004】一段と周波数の高い(一段と波長の短い)
光に変換する技術の1つに、第2高調波発生技術(SH
G)として知られている技術がある。最初の低い周波数
のレーザビームをニオブ酸カリウム(KNbO3 )など
の非線形結晶に通すと、第2高調波のレーザビーム(す
なわち、当該非線形結晶に入射した元のレーザビームの
周波数の2倍の周波数を有するビーム)が発生する。こ
のSHG技術は、1989年7月17日発行、「応用物理
学」、第55巻、 218頁及び1979年9月15日発行、「応用
物理学」、第35巻、 461頁において述べられている。
【0005】しかしながらダイオードレーザの出力は小
さいので、有用で効率的なレーザシステムを作るために
は第2高調波発生効率を改善する技術が必要である。
【0006】SHG方式の効率を向上させる1つの方法
は、非線形結晶の周囲に光共振器すなわちキヤビテイを
設けることである。光は、相当量の青い光を発生させる
ために共振器内部の結晶を通つて前後に反射される。こ
の技術は、1966年、IEEE発行、「量子エレクトロニクス
ジヤーナル」QE−2号、 109頁において最初に提案され
かつ実証された。他の例としては、1989年発行、「応用
物理学」、第55巻、 218頁及び1989年開催、「レーザ及
びエレクトロ光学学会」のペーパーTHM5がある。ニオブ
酸カリウム(KNbO3 )のような非線形結晶を含むビ
ルドアツプキヤビテイを使用するGaAlAsダイオー
ドレーザの周波数2逓倍は、簡単でコンパクトなレーザ
システムを設計できる。励起状態にするためには外部キ
ヤビテイ共振周波数がダイオードレーザの周波数にマツ
チしなければならず、従来技術はこの周波数マツチング
を実現する種々の技術を含んでいる(例えば1989年発
行、「光学」第14巻、 731頁、1983年発行、「応用物理
学」第31巻、97頁及び1988年IEEE発行、「量子エレクト
ロニクスジヤーナル」第24巻、 913頁を参照)。
【0007】従来、GaAlAsレーザダイオードの共
振によつて増強された周波数2逓倍には、非線形結晶K
NbO3 が使用されてきた。このニオブ酸カリウムは、
GaAlAsレーザダイオードの波長において第2高調
波を発生する際に位相整合させるに十分な複屈折及び大
きな非線形係数を有する。しかしながらこの位相整合は
結晶の温度に対して極めて敏感であるので、効率的に第
2高調波の発生状態を維持するためにはこの温度を厳密
に制御しなければならない。
【0008】KNbO3 以外の非線形結晶は、半導体レ
ーザダイオードの周波数アツプコンバージヨンによる青
ないし緑光の発生に有益なことが判つた。特にリン酸チ
タニルカリウム(KTiOPO4 、KTP)は、990〔n
m〕の引張層InGaAsレーザダイオードの第2高調
波の発生に使用することができ(例えば、「応用物理
学」、第55巻、第12号、1179頁及び米国特許出願第07/5
70,251号を参照)、しかもそのような応用において広い
温度公差を有することが判つた。同様にGaAlAsレ
ーザ及びInGaAsレーザの組合せによつて供給され
る 994〔nm〕を超える波長とKTP内における 994〔n
m〕を下回る波長の和周波数混合(例えば、1987年発
行、「応用物理学」、第51巻、2192頁及び米国特許第4,
791,631 号を参照)を使用して、大部分、 450〔nm〕な
いし 500〔nm〕間のいずれかの青ないし緑の波長とする
ことができる。
【0009】KTP内における上述の非線形処理を効率
的にするためには、直交するように偏光された2つの赤
外光波の存在を必要とする。こうした相互作用は、タイ
プ2の非線形相互作用として知られている。これは、た
だ1つの偏光だけを必要とする(タイプ1の非線形相互
作用)KNbO3 における第2高調波発生の場合とは対
照的である。そこで、タイプ2の非線形相互作用の効率
を改善するには、同一の波長又は異なる波長の直交する
偏光を有する2つの光波が同時に共振させられることが
必要となる。
【0010】モノリシツク共振器は非線形結晶上に一体
に形成された複数の反射面を有しているので、共振して
いる光波が非線形結晶を離れることはない。このことは
効率、安定性及びコンパクト性には極めて好ましい。タ
イプ1の非線形処理における好適な構成は、3辺のビー
ム経路を有する三角リング共振器である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】タイプ2の非線形処理
の改善は従来モノリシツクリング共振器において実証さ
れたことがないことを本発明の発明者は発見した。それ
は、複反射現象のためである。複反射はリング経路を光
波の偏光に依存させるので、タイプ2の相互作用に必要
とされる2つの偏光は、タイプ1の相互作用に使用され
るリングのような三角形のスリーミラーモノリシツクリ
ングにおいて同時に共振させることができない。かくし
てタイプ2の相互作用に必要な波の双方を同一のリング
パスに沿つて同時に共振させ得る新しいリング共振器の
形態が必要となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1の偏光を有する放射を発生す
る第1の放射源と、第2の偏光を有する放射を発生する
第2の放射源と、第1及び第2の偏光を有する放射を受
け取つて第2高調波放射を発生する非線形結晶と、第1
及び第2の偏光を有する放射を共振させる非線形結晶の
周囲に一体に形成され、かつ非線形結晶の軸に対して対
称な複数の反射面を有するリング共振器とを設けるよう
にする。
【0013】
【作用】本発明の好適な実施例においては、KTP結晶
上に直接磨き出された4つの反射面からなるモノリシツ
クリング共振器を設けて、KTP結晶内に菱形のリング
パスを作る。この菱形のリングパスは、KTP結晶の結
晶対称軸に対して対称に設計される。この配列は、光の
偏光又は波長に依存しない閉じたリングパスを定義す
る。
【0014】2つの各ダイオードレーザから出た光は、
コリメータレンズ、サーキユラライズプリズム、フアラ
デーアイソレータ及び集光レンズを通過する。集光レン
ズは光を非線形結晶内に向かわせる。2つのビームの入
射角は光の波長及び偏光の程度により異なる。2つのレ
ーザは、従来技術の一部として上記において参照された
技術のうちの1つによつてキヤビテイの共振周波数にロ
ツクされる。
【0015】非線形結晶の内部において双方の入力ビー
ムは、結晶を通る同じ菱形のパスを通過し、共振によつ
て増強されて出力が増大する。非線形相互作用によつて
生じた青ないし緑の光は、モノリシツクKTP結晶の外
にと射出される。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】図1(A)は本発明の非線形共振器10を
示す。非線形共振器10はリン酸チタニルカリウム(K
TP)のような非線形結晶材料12から作られる。非線
形結晶材料12を研磨して、両端の2つの曲面鏡14及
び16並びに互いに平行かつ鏡軸に平行な平らな全内部
反射面18及び20を設ける。曲面鏡14及び16は結
晶の研磨面に誘電体被膜を直接施されている。結晶対称
軸に沿う方向に鏡軸21が存在するように非線形結晶1
2の方位を選択したので複反射を除去することができる
と共に、当該結晶内において利用し得る最大の複屈折を
用いて位相を整合することができる。当分野において知
られているように、非線形結晶は図1(B)のように結
晶軸a、b及びcを有する。非線形結晶12としてKT
Pを用いるこの好適な実施例において、鏡軸21は結晶
のb軸に沿つて選択され、全内部反射面18及び20は
a軸に垂直である。
【0018】曲面鏡14及び16間の間隔及び平坦な全
内部反射鏡18及び20間の間隔は、結晶内に、閉じた
4辺を有する安定モードリングパス22をもつように選
択される。リングパス22は、2つの共振器モード26
及び28の状態にある非線形結晶12を伝播するパスを
表す。共振器モード26はリングパス22の面に垂直な
偏光を有する光を含み、共振器モード28はリングパス
22の面に平行な偏光を有する光を含む。これら2つの
モードにおける光エネルギーの空間的分布は波長及び屈
折率の違いにより僅かに異なるが、双方のモードのエネ
ルギーはほぼ同じ大きさを占める(すなわち、両モード
は同一のリングパスを通る)。さらに非線形共振器10
が共振し、かつモード26及びモード28において強度
を励起させる周波数は、屈折率の違いにより2つのモー
ドで異なる。曲面鏡14及び16の曲率半径は、共振モ
ード26及び28に対して小さなビームウエスト(1/
2 ビーム半径すなわちパワーが尖頭パワーの1/e2
である場合のビームの半径において20〔μm〕)を作る
ように選択するのが好ましい。この実施例における曲面
鏡14及び16の曲率半径はほぼ5〔cm〕、曲面鏡14
及び鏡16の間隔はほぼ6〔mm〕、平面鏡18及び平面
鏡20間の間隔はほぼ1〔mm〕である。菱形リングパス
の開き角24を小さくして非線形相互作用の位相を整合
し、できる限り短い第2高調波の波(青ないし緑)を発
生させると共に、非点収差を最小とすることが望まし
い。リングパス22はできるだけb軸と平行に近くなけ
ればならない。非線形結晶12の厚さは限定因子であ
る。好適な実施例における開き角はほぼ 9.1〔°〕であ
り、位相整合波長は 996〔nm〕である。
【0019】非線形共振器10は光学的に入射する入力
基本周波数ビーム30及び32を受け取る方向に合わせ
られる。ビーム30の偏光はリングパス22の面に対し
て垂直であり、ビーム32の偏光はリングパス22の面
に対して平行である。ビーム30及び32の偏光方向を
それぞれ、ドツト及び矢印で図1(A)に示す。好適な
実施例におけるビーム30及びビーム32はほぼ 996
〔nm〕の波長を有しており、鏡軸21に対してそれぞれ
16.9〔°〕及び16.0〔°〕の角度で共振器10に入る。
入力ミラー14におけるビーム30及び32の直径は、
基本共振器モード26及び28の最も効率的な励起のた
めの空間的モード整合を考慮して選択される。空間的モ
ード整合については、「応用物理学」第5巻(1966年)
、1550頁、「レーザビーム及び共振器」に詳細に述べ
られている。
【0020】誘電体ミラー被膜14及び16は、入力ビ
ーム30及び32によつて励起されたとき、共振器モー
ド26及び28の強度が最大の励起状態にするように設
計されている。鏡16は、双方のモード26及び28に
対応する波長において高度に反射し、かつ第2高調波
(青ないし緑)出力ビーム34及び36の波長において
高度に透過するように選択されている。長さ6〔mm〕の
結晶を用いる実施例においては、ほぼ 0.5〔%〕である
非線形結晶の内部損失すなわち巡回損失及び非線形相互
作用から予想される損失の双方を考慮して、入力ビーム
30及び32を最適にキヤビテイモード26及び28に
結合するように入力ミラー14の反射率を選択する。こ
の最適な結合はインピーダンス整合として知られ、IEEE
発行、「量子力学」、第QE−24巻、第6(1988年)号 913
頁、「ダイオードレーザによりポンプされたNd:YA
Gレーザの効率的な第2高調波発生」に述べられてい
る。50〔ミリワツト〕、80〔%〕空間的モード整合の好
適な実施例において、入力ビームミラー14はビーム3
0及び32の基本周波数fに対する98.9〔%〕の反射率
及び第2高調波出力ビーム34及び36の周波数に対す
る20〔%〕未満の反射率を有する。ミラー16は、ビー
ム30及び32の周波数に対してほぼ99.9〔%〕の高い
反射率を有し、かつ第2高調波出力ビーム34及び36
の周波数に対して20〔%〕未満の反射率を有する。
【0021】各入射ビーム30及び32が、そのそれぞ
れに対応する共振器モード26及び28の共振周波数に
変換されれば、モード26及び28の光学的パワーは高
い強度に増強される。さらに、共振器モード26及び2
8の周波数f1 及びf2 並びに発生されたビーム34及
び36の周波数f3 =f1 +f2 は、非線形相互作用に
ついての位相整合条件f1 1 +f2 2 =f3 3
満足する必要がある。ここでf1 はモード26の周波
数、f2 はモード28の周波数、f3 は出力ビーム34
及び36の周波数、n1 は結晶12のモード26に対す
る屈折率、n2 は結晶12のモード28に対する屈折
率、n3 は結晶12の出力ビーム34及び36に対する
屈折率である。
【0022】次に、共振器10の動作を説明する。基本
周波数ビーム30及び32はミラー14において共振器
10内に結合される。ビーム30及びビーム32の小部
分は共振器10に入らずに、それぞれビーム40及び4
2のように反射される。ビーム30及び32は結晶12
の内部においてビームパス22に沿つて共振する。各反
射面において同じ反射角で反射されるので、ビーム30
及びビーム32は同一のビームパス22に沿つて進む。
注意すべきは、反射面18及び20はb軸及びc軸に平
行であり、ミラー14及び16の反射点における接平面
はa軸及びc軸に平行である。複反射の問題点を除去す
ると共に、ビームを同一のビームパスに沿つて共振させ
るのは、この対称性である。この複反射問題について、
以下にさらに詳細に説明する。
【0023】ビーム30及び32は結晶12と相互作用
をしてタイプ2の非線形相互作用を行い、第2高調波
(SH)光を発生する。このSH光はビーム34として
ミラー14を射出すると共に、ビーム36としてミラー
16を射出する。
【0024】共振器10の他の具体例もあり得る。例え
ばビーム30及び32は異なる周波数を有していても良
い。また第2高調波をビーム34として逃さずに、第2
高調波光を共振させるミラー14を設計しても良い。こ
の場合、ビーム36のみが出力される。
【0025】図2(A)は非線形共振器10を用いるレ
ーザシステム100を示す。レーザダイオード110が
発生したレーザビーム30をレンズ112が平行ビーム
にし、サーキユラライズプリズム114が円形断面ビー
ムにする。次に光30はフアラデーアイソレータ116
を通過する。フアラデーアイソレータ116は、反射さ
れて戻つて来る光及び散乱光がダイオードレーザ110
に到達するのを阻止するために用いられる。レンズ11
8は光30を基本的空間モード26内に結合する。第2
のレーザダイオード120が発生したレーザビーム32
はレンズ122によつて平行ビームにされ、サーキユラ
ライズプリズム124によつて円形断面ビームにされ
る。次に光32はフアラデーアイソレータ126を通過
する。フアラデーアイソレータ126は、反射されて戻
つて来る光及び散乱光がダイオードレーザ120に到達
するのを阻止するために用いられる。レンズ128は光
32を基本的空間モード28内に結合する。
【0026】好適な実施例において、レーザダイオード
110及び120はいずれも、ほぼ995〜1000〔nm〕の
波長で動作する引張層InGaAs/GaAsレーザダ
イオードである。この実施例における出力ビーム34及
び36の波長はほぼ 499〔nm〕である。他の特定の実施
例において、レーザダイオード110は 810〜 820〔n
m〕の波長で動作するGaAlAsレーザダイオードで
あり、レーザダイオード120は1040〜1070〔nm〕の波
長で動作する引張層InGaAsレーザダイオードであ
る。この実施例における出力ビーム34及び36の波長
はほぼ 462〔nm〕である。
【0027】レーザダイオード110及び120の周波
数はモード26及び28の共振周波数に維持されなけれ
ばならない。このことは、この好適な実施例において
は、キヤビテイから反射されるビーム40及び42をそ
れぞれ光検出器134及び136によつて感知すること
により実行される。検出器134及び136はそれぞれ
一対のロツキング電子回路138及び140に接続され
る。ロツキング電子回路138及び140はそれぞれレ
ーザ110及び120に接続されてそれを制御する。反
射されたビーム40及び42はFM信号を含む。ロツキ
ング電子回路138及び140は、反射されたビーム4
0及び42に含まれるFM信号を使用して、レーザダイ
オード110及び120の周波数をキヤビテイ共振周波
数に整合するよう制御することができる。このFMロツ
キング技術は「応用物理学」、第56巻(1990 年)、2291
頁に述べられている。これ以外の周波数ロツキング技術
を使用しても良い。
【0028】図3、図4、図5のスロウネス曲線は、直
交するように偏光しているモード26及びモード28が
非線形共振器10内においてなぜ同一の幾何学的リング
パス22をとることができるのかを説明すると共に、こ
の発明の独特の幾何学がなぜ必要かを説明している。図
3は非線形物質KTPについてのスロウネス曲線を示
す。曲線200及び202は、KTP結晶のa軸に対し
てある角204をなして伝播する光波の屈折率特性を示
す。すなわちこれらの曲線は、所与の偏光を有する光波
が結晶内の特定の方向に進む場合の速度を示す。曲線2
00はa−b面に平行に偏光された光波に適用され、曲
線202はa−b面に垂直に偏光された光波に適用され
る。光波がa−b面に垂直に偏光される場合、その光波
は、矢印206の長さ(原点から曲線202までの距
離)によつて示されるように屈折率n1 を有する。光波
がa−b面に平行に偏光される場合、その光波は、矢印
208の長さ(原点から曲線200までの距離)によつ
て示されるように屈折率n2 を有する。特定の例とし
て、角204が90〔°〕ならば、当該光波は結晶のb軸
に沿つて伝播する。a−b面に平行に偏光された光波は
屈折率na を有し、a−b面に垂直に偏光された光波は
屈折率nc を有する。
【0029】図4は非線形物質KNbO3 を用いるGa
AlAsレーザのタイプ1の周波数2逓倍に一般的に用
いられるスリーミラーリング共振器の一般的な例を示
す。a−b面に垂直な偏光を有しかつ反射面314に入
射する光波を、この場合にはnc である波の屈折率に等
しい長さ(原点から曲線202までの距離)を有し、か
つ波の伝播方向に向いている矢印310により表す。反
射面314は、結晶のa軸及びb軸に対してある角をな
している。電磁的境界条件は、反射波が反射面の方向に
沿うその実効速度が入射波の実効速度と等しくなる方向
に進むことを要求する。反射面の方向に沿う波の実効速
度は、反射面314の矢印310の投影によつて表わさ
れる。従つて、矢印310によつて表わされる波におい
ては、この条件は矢印316の方向に伝播する反射波に
よつて満足させられる。矢印316の長さは原点から曲
線202までである。矢印312により表わされる第2
の入射波はa−b面に平行に偏光され、反射面314に
入射する。矢印312の長さは曲線200から原点まで
である。この場合、境界から反射された波は矢印318
の方向に進み、反射面314の方向に沿う実効速度は入
射波の実効速度と同じになる。矢印318の長さは原点
から曲線200までである。この場合、双方の波が同じ
角度で反射面314に入射しても、その反射面から2つ
の異なつた角度で反射される。
【0030】この複反射の問題は、2つの反射面が結晶
軸に対し非対称であるので、3辺を有する標準的な三角
リング共振器において生ずる。
【0031】図5は反射面414が結晶のb軸に平行な
場合を示す。この場合、a−b面に垂直に偏光された入
射波(矢印410で表す)は矢印416の方向に反射さ
れる。a−b面に平行に偏光された入射波(矢印412
で表す)は矢印418の方向に反射され、これは矢印4
16の方向と同じである。従つて双方の入射波は、それ
らの偏光の程度に拘らず同じ角度で反射される。矢印4
10及び矢印412の長さは、それぞれ曲線202及び
200から原点までの距離である。矢印416及び矢印
418の長さは、原点からそれぞれ曲線202及び曲線
200までの距離である。
【0032】これらの図は、直交するように偏光された
図1(A)のモード26及び28の双方に同一のリング
パス22をもたせるためには鏡14、16、18及び2
0を結晶対称軸に平行に配置する必要があることを示し
ている。本発明は、結晶のb軸に平行な平坦なTIR鏡
18及び20並びに結晶のb軸に沿つた曲率中心を有す
る球面鏡14及び16を利用する。リング経路22は結
晶のb軸及び結晶のa軸の双方について対称である。
【0033】本発明の特定的な実施例においてはKTP
及びGaAlAs並びに引張層InGaAsダイオード
レーザを用いる青ないし緑光の発生を使用したが、他の
非線形結晶及び他のレーザを用いて他の波長を発生させ
ることもできる。ニオブ酸リチウム、リチウム平衡ニオ
ブ酸リチウム、ニオブ酸リチウムカリウム、ヨウ素酸リ
チウム、KTP、KTA、ホウ酸バリウム、LBO、周
期的にポールされたKTP及びニオブ酸リチウムのよう
な他の非線形結晶は、直交するように偏光する2つの入
力ビームを必要とするタイプ2の非線形相互作用を有す
ると考えられる。これらの相互作用のために必要な基本
波長は、GaAlAsレーザダイオード、引張層InG
aAsレーザダイオード、InGaAsPレーザダイオ
ード、AlGaInPレーザダイオード、単一周波数チ
タン−サフアイア及び色素レーザシステム並びにNd:
YAGレーザのような単一周波数固体レーザを含む種々
のレーザシステムから発生させることができる。
【0034】図4はレーザシステム502を使用する相
変化光データ記憶システム500を示す。このシステム
502としてレーザシステム100を使用してよい。シ
ステム502から出た光はレンズ504により平行にさ
れてサーキユラライズ光学要素506に進む。要素50
6は円形断面ビームパターンを有する光を出す。要素5
06はプリズムであつてよい。
【0035】次に光は偏光ビームスプリツタ520及び
1/4波長板522を通過する。光は鏡524によつて
脇に反射され、レンズ526によつて光学的記録媒体5
30に集光させられる。媒体530は相変化型の光学的
記録媒体であつてよい。
【0036】媒体530から反射された光はレンズ52
6を通つて戻り、鏡524により反射され、板522を
通過してビームスプリツタ520に進む。その後反射光
はビームスプリツタ520によつて非点レンズ540に
向けられる。レンズ540は当該反射光を光検出器54
2に集光させる。媒体530の記録済みスポツトの有す
る反射率は異なつており、これらの相違がデータ「1」
及びデータ「0」として光検出器542によつて検出さ
れる。また検出器542は集光信号及びトラツキング信
号を提供する。
【0037】図7はレーザシステム602を使用する磁
気光学的データ記憶システム600を示す。このシステ
ム602としてレーザシステム100を使用してよい。
システム602から出た光はレンズ604により平行に
されてサーキユラライズ光学要素606に進む。要素6
06は円形断面ビームパターンを有する光を出す。要素
606はプリズムであつてよい。
【0038】次に光は漏洩偏光ビームスプリツタ620
を通過する。漏洩偏光ビームスプリツタ620は、ゼロ
より大きい反射率Rp及びほぼ1に等しい反射率Rsを
有する(ここで、s及びpは光の直交する偏光成分を表
わす)。その後光は鏡624からレンズ626の方に反
射され、光学的記録媒体630に集光される。媒体63
0は磁気−光型の光学的記録媒体であつてよい。
【0039】媒体630から反射された光はレンズ62
6を通つて戻り、鏡624により反射されてビームスプ
リツタ620に入る。ビームスプリツタ620はこの反
射光を振幅ビームスプリツタ640に向ける。反射され
たデータ光は、1/2波長板642に向けられ、ビーム
スプリツタ644に進む。他の振幅の反射光はビームス
プリツタ640を真つ直ぐに通過する。この光は非点レ
ンズ646によつてカツド検出器648に集光させら
れ、トラツキング信号及び集光信号を発生する。
【0040】媒体630の記録済みスポツトは、上向き
又は下向きの軸を有する。これらのスポツトから反射さ
れる光の偏光面は、そのスポツトの軸の方向次第で一方
に又は他方に回転させられる。ビームスプリツタ644
は、偏光面がどちらに回転させられるかによつて反射光
を分離する。分離されたビームは、レンズ650及び光
検出器652の方に進むか、又はレンズ660及び光検
出器662の方に進む。出力信号が検出器652の出力
信号であるか検出器662の出力信号であるかの違い
が、データ「1」及びデータ「0」となる。光デイスク
駆動システムのさらに詳細な説明は、「Gradiant-Index
Optics and Miniature Optics, 」、SPIE第 935号(19
88年)、63頁に述べられている。
【0041】
【発明の効果】上述の通り本発明によれば、4つの鏡が
共振器内に光のパスを定義するモノリシツク結晶リング
共振器を使用して、周波数2逓倍及び和周波数混合のよ
うなタイプ2の非線形プロセスの効率を向上させること
ができる。複反射を除去するためにこれらの鏡を結晶対
称の軸に平行に置き、非線形相互作用に必要な偏光の双
方が結晶内の同一のパスを通るようにする。本発明は特
に青ないし緑の光を発生させるために使用され、GaA
lAs及びInGaAsレーザダイオードの第2高調波
発生及び和周波数混合のためのモノリシツク共振器に適
合するように形成されたKTP結晶を使用する。これに
より、特に光記憶システムに好適な青ないし緑光の効率
的出力を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び(B)は本発明の菱形パスモノ
リシツクリング共振器及び結晶軸の方向を示す略線図で
ある。
【図2】図2(A)及び(B)は図1(A)の共振器を
使用する赤外レーザダイオードの周波数アツプコンバー
ジヨンのためのレーザシステムを示す構成図である。
【図3】図3は光学的異方性結晶内における光の伝播の
説明に供する略線図である。
【図4】図4は図1(A)の共振器内における三角リン
グパスの使用を阻止する複反射の問題を示す略線図であ
る。
【図5】図5は結晶対称の面に平行な鏡を用いて複反射
を除去する方法を示す略線図である。
【図6】図6は本発明の相変化記憶システムを示す構成
図である。
【図7】図7は本発明の磁気光学的記憶システムを示す
構成図である。
【符号の説明】 10……非線形共振器、12……非線形結晶材料、1
4、16……曲面鏡、18、20……全内部反射鏡、2
1……鏡軸、22……4辺を有するリングパス、24…
…菱形リングパスの開き角、26、28……共振器モー
ド、30、32……基本周波数ビーム、34、36……
第2高調波(青ないし緑)出力ビーム、40、42……
反射ビーム、100、502、602……レーザシステ
ム、110、120……レーザダイオード、112、1
18、122、128、504、526、604、62
6、650、660……レンズ、114、124……サ
ーキユラライズプリズム、116、126……フアラデ
ーアイソレータ、134、136、542、652、6
62……光検出器、138、140……ロツキング回
路、200、202……屈折率特性を示す曲線、204
……KTP結晶のa軸と光波のなす角、206、208
……屈折率を表わす矢印、310……a−b面に垂直な
偏光を有する波を表わす矢印、312……第2の入射波
を表わす矢印、314、414……反射面、316……
反射波を表わす矢印、318……境界からの反射波の移
動方向、410……a−b面に垂直に偏光された入射
波、412……a−b面に平行に偏光された入射波、4
16……入射波410が反射する方向を示す矢印、41
8……入射波412が反射する方向を示す矢印、500
……光学的データ記憶システム、506、606……サ
ーキユラライズ光学要素、520……偏光ビームスプリ
ツタ、522……1/4波長板、524、624……
鏡、530、630……光学的記録媒体、540、64
6……非点レンズ、600……磁気光学的データ記憶シ
ステム、620……漏洩偏光ビームスプリツタ、640
……振幅ビームスプリツタ、642……1/2波長板、
644……ビームスプリツタ、648……カツド検出
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ポール・リスク アメリカ合衆国、カリフオルニア州94041、 マウンテン・ビユウ、フランクリン・スト リート4307、651番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の偏光を有する放射を発生する第1の
    放射源と、 第2の偏光を有する放射を発生する第2の放射源と、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射を受け取つて
    第2高調波放射を発生する非線形結晶と、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射を共振させる
    上記非線形結晶の周囲に一体に形成され、かつ上記非線
    形結晶の軸に対して対称な複数の反射面を有するリング
    共振器とを具えることを特徴とするレーザシステム。
  2. 【請求項2】第1の偏光を有する第1の放射ビームを発
    生させるステツプと、 第2の偏光を有する第2の放射ビームを発生させるステ
    ツプと、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射ビームを非線
    形結晶に結合するステツプと、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射ビームを上記
    非線形結晶の軸に対して対称な複数の反射面で反射させ
    ることにより、上記非線形結晶の内部で共振させて、第
    2高調波の放射を発生させるステツプとを具えることを
    特徴とする周波数変換方法。
  3. 【請求項3】第1の偏光を有する放射ビームを発生する
    第1のレーザと、 第2の偏光を有する放射ビームを発生する第2のレーザ
    と、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射を受け取つて
    第2高調波放射を発生する非線形結晶と、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射を共振させ、
    上記非線形結晶と一体の上記非線形結晶の軸に対して対
    称である4つの反射面から形成された共振器とを具える
    ことを特徴とするレーザシステム。
  4. 【請求項4】第1の偏光を有する放射を発生する第1の
    放射源と、 第2の偏光を有する放射を発生する第2の放射源と、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射を受け取つて
    第2高調波放射を発生する非線形結晶と、 上記第1及び上記第2の偏光を有する放射を共振させる
    上記非線形結晶の周囲に配列され、かつ上記非線形結晶
    の軸に対して対称な複数の反射面を有するリング共振器
    と、 光学的データ記憶媒体と、 上記第2高調波放射を上記共振器から上記光学的データ
    記憶媒体に向ける光伝送手段と、 反射された第2高調波放射ビームを上記媒体から受け取
    ると共に、上記ビームに感応してデータ信号を提供する
    光受取り手段とを具えることを特徴とするレーザシステ
    ム。
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