JPH0512756Y2 - - Google Patents

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JPH0512756Y2
JPH0512756Y2 JP16678986U JP16678986U JPH0512756Y2 JP H0512756 Y2 JPH0512756 Y2 JP H0512756Y2 JP 16678986 U JP16678986 U JP 16678986U JP 16678986 U JP16678986 U JP 16678986U JP H0512756 Y2 JPH0512756 Y2 JP H0512756Y2
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sample gas
gas sampling
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sampling tube
tube
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、石炭燃焼炉の如き燃焼室内の高温で
かつダストを含む燃焼ガスの性状分析を行うのに
使用される試料ガス採取管に関する。
従来の技術 従来の試料ガス採取管として第3〜4図に示す
ようなものがあり、第3図は試料ガス採取管の断
面図、第4図はその−矢視図である。
これらの図において、円筒状の試料ガス採取管
本体1の先端(入口)には多数の吸引孔2が明け
られた円板状のフイルタ3が形成され、かつこの
試料ガス採取管本体の外周には複数のボルト穴4
が明けられたフランジ5が付設され、このフラン
ジを介して試料ガス採取管本体1が燃焼室の側壁
に取付けられるようになつている。
一方、試料ガス採取管本体1の後端(出口)に
はエア送入管6を付設したエアシール管7がネジ
で接続されており、この接続部とは反対側のエア
シール管7の端部には蓋8がネジで取付けられ
て、閉じられている。そして、蓋8の中心部を貫
通し、この蓋により固定支持されているガス吸引
管9がエアシール管7の内部を通して延び、その
先端が試料ガス採取管本体1の中で継手部材10
を介してダストフイルタ11に接続されている。
このダストフイルタの周面には多数の通気孔12
が形成されており、これらの通気孔を被覆する如
く耐熱性ろ材13がダストフイルタ11の外周面
に装着されている。
第5図は、第3〜4図に示した従来の試料ガス
採取管の使用例を示す。
この図において、フイルタ3を備える先端部が
燃焼室20の中に挿入されている試料ガス採取管
本体1はフランジ5によつて燃焼室20の側壁に
固定されており、また蓋8に支持されているガス
吸引管9は開閉バルブ21を介装しサンプリング
ホース22を経てミスト除去用の第1の空ビン2
3の入口側に挿入されている。この空ビン23の
出口側は途中に吸引ポンプ24が介装されている
サンプリングホース25によつて第2の空ビン2
6の入口側に接続され、この空ビン26の出口側
が複数のサンプリングホース27a,27b,2
7cを経て各分析計(図示せず)へ連結されてい
る。
次に、その作用について説明する。
燃焼室20内の燃焼排ガスの一部は吸引ポンプ
24を作動させることによつて試料ガス採取管本
体1の内部へ導かれるが、ここで粒子の大きいダ
ストは試料ガス採取管本体1の先端に形成されて
いる円板状のフイルタ3によつて分離される。そ
して、試料ガス採取管本体1の中に入つた燃焼ガ
スと、円板状のフイルタ3によつて分離されなか
つたダストとは、ダストフイルタ11によつて完
全に分離され、燃焼ガスのみがダストフイルタ1
1の中を通り、ガス吸引管9、サンプリングホー
ス22を流れて、ミスト除去用の第1の空ビン2
3へ送られる。この空ビンへ送られた燃焼ガス
は、それから、吸引ポンプ24を通つて、第2の
空ビン26に集まり、完全にミストが除去された
後、それぞれサンプリングホース27a,27
b,27cを通り、各分析計(図示せず)へと送
られる。
一方、サンプリング中断時は、エア送入管6に
よつてエアシール管7へエアを送入し、試料ガス
採取管本体1を高温から守るために冷却するとと
もに、フイルタ3の各吸引孔2がダストにより目
詰りするのを防止する。なお、開閉バルブ21は
ガスサンプリング時の開閉用である。
考案が解決しようとする問題点 第3〜4図に示した従来の採取管を使用して、
ダスト量の多いボイラ排ガスの計測あるいは流動
床ボイラの流動層内部の反応ガスの計測を行う場
合においては、試料ガス採取管本体1の先端に形
成されているフイルタ3の吸引孔2に固着・固化
したダストをエア送入管6から送入したエアによ
つて完全には除去できず、したがつて目詰りが生
じることがあつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、このような従来の問題点を解決する
ために、前述した従来の試料ガス採取管における
本体の先端に形成されているフイルタの各吸引孔
にそれぞれウイグラー(振動具)を取付けたもの
である。
作 用 このような手段によれば、したがつて、ウイグ
ラーにフイルタの吸引孔を通るガスや流動粒子が
衝突し、これによりウイグラーが振動してダスト
が吸引孔に固着・固化するのを防止する。
実施例 以下第1〜2図を参照して本考案の一実施例に
ついて詳述する。なお、これらの図において、第
3〜4図に示したものと同一の部分には同一の符
号を付して、その詳細な説明は省略する。
しかして、本考案によれば、例えば型の断面
形状をもつウイグラー14が、円筒状の試料ガス
採取管本体1の先端に形成したフイルタ3の多数
の吸引孔2にそれぞれ取付けられている。したが
つて、試料ガス採取時には、試料ガス採取管本体
1の先端フイルタ3の各吸引孔2を通して吸引さ
れるガスや流動粒子が吸引孔2に取付けているウ
イグラー14に衝突しながら、これらの吸引孔2
を通過するので、ダストが吸引孔2に固着・固化
することはなくなる。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば、試料ガ
ス採取管における本体の先端に形成されているフ
イルタのダストによる目詰りを防止することがで
き、よつて長時間にわたる連続分析を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による試料ガス採取管の一例を
示す断面図、第2図は第1図の−矢視拡大
図、第3図は従来の試料ガス採取管を示す断面
図、第4図は第3図の−矢視拡大図、第5図
は従来の試料ガス採取管の使用例を示す系統図で
ある。 1……試料ガス採取管本体、2……吸引孔、3
……フイルタ、4……ボルト穴、5……フラン
ジ、6……エア送入管、7……エアシール管、8
……蓋、9……ガス吸引管、10……継手部材、
11……ダストフイルタ、12……通気孔、13
……耐熱性ろ材、14……ウイグラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジを介して燃焼室の側壁に取付けられる
    円筒状の試料ガス採取管本体の先端に多数の吸引
    孔を有するフイルタを形成し、またその後端には
    エア送入管を具備するエアシール管を接続すると
    ともに、このエアシール管を蓋で閉じ、かつ多数
    の通気孔を有する周面が耐熱性ろ材で覆われてい
    る円筒状のダストフイルタを前記試料ガス採取管
    本体の内部に挿入するとともに、前記蓋を貫通し
    この蓋により支持されて前記エアシール管の内部
    を通して延びるガス吸引管を前記ダストフイルタ
    の端部に継手部材を介して結合してなる試料ガス
    採取管において、前記試料ガス採取管本体の先端
    に形成したフイルタの各吸引孔にそれぞれウイグ
    ラーを取付けたことを特徴とする試料ガス採取
    管。
JP16678986U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0512756Y2 (ja)

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JPS6373654U JPS6373654U (ja) 1988-05-17
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