JPH05127028A - 導波路型光合分波器 - Google Patents

導波路型光合分波器

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JPH05127028A
JPH05127028A JP11339492A JP11339492A JPH05127028A JP H05127028 A JPH05127028 A JP H05127028A JP 11339492 A JP11339492 A JP 11339492A JP 11339492 A JP11339492 A JP 11339492A JP H05127028 A JPH05127028 A JP H05127028A
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章宏 高木
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功雄 西
Toshimi Kominato
俊海 小湊
Hiroshi Terui
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小型で高性能な導波路型光合分波器を得る。 【構成】 3本の導波路1〜3により一対の3結合導波
路を形成する。 (a) 3結合導波路は中央の導波路2に対して両側の
導波路1,3の間隔、両側の導波路1,3の幅がほぼ等
しい対称構造であり、(c)で与えられる等価結合長L
c を有する。 (b) 3結合導波路間を接続する3本の導波路1〜3
は中央の導波路2に対して両側の導波路1,3の幅はほ
ぼ等しく、両側の導波路長はほぼ等しく、該導波路長は
中央の導波路長に対して(c)項で与えられる導波路長
差Ldを有する。 (c) 第1波長をλ1 、第2波長をλ2 とした場合、
等価結合長Lc と導波路長差Ldは次式をほぼ満足す
る。 2(n01−n21)LC =(M−1/2)・λ1 n・Ld = N・λ1 n・Ld =(N−1/2)・λ2

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光導波路を用いた導波路
型光合分波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光合分波器は波長分割多重伝送方式を実
現するためのキーデバイスであり、干渉フィルタや回折
格子を用いたマイクロオプティクス型光合分波器、ファ
イバカプラ型光合分波器が従来開発されてきた。さらに
近年は光導波路を用いた導波路型光合分波器の検討も進
められている。一方、波長分割多重伝送方式の高性能化
も進められ、従来の例えば、1.31μmと1.55μmの
2波長多重伝送に加えて、1.31μmの波長を時分割多
重双方向伝送に使用する方式が開発されつつある。この
ような伝送方式に使用する光デバイスは光合分波器の機
能と分岐器の機能を兼ね備えていなければならない。こ
の要求を満足する有力な方法として光導波路を用いて光
合分波器と分岐器を同一導波路型基板の上に集積する方
法が報告されている(A.C.Carter, P.J.Williams, J.W.
Burgess, IEEE Workshop on Passive Optical Networks
for the Local Loop, 7.5 Heathrow Penta Hotel, Lon
don8th-9th May 1990) 。
【0003】図10は上記の目的に適する従来技術の導
波路型光合分波器である。図10において36は導波路
基板、37は導波路基板36の上に設けたマッハツエン
ダ型光合分波器、38は導波路基板36の上に設けた方
向性結合器型光合分波器で、39はマッハツエンダ型光
合分波器37の第1の導波路端、40はマッハツエンダ
型光合分波器37の第2の導波路端、41は方向性結合
器型光合分波器38の第1の導波路端、42は方向性結
合器型光合分波器38の第2の導波路端である。本従来
技術例ではマッハツエンダ型光合分波器37が1.30μ
mと1.53μmの2波長合分波機能を有し、方向性結合
器型光合分波器38が1.30μmの3dB分岐器の機能
を有するため、上記のように高機能な波長多重伝送方式
に適用可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示し
た従来技術は下記の欠点を有していた。 1) マッハツエンダ型光合分波器37と方向性結合器
型光合分波器38とが縦属接続されているため導波路寸
法が長くなる。 2) 方向性結合器型光合分波器38の導波路端41、
42には発光素子、受光素子が結合される場合が多い
が、導波路端41、42が隣接しているため、発光素
子、受光素子ならびにこれらの素子と接続される送信回
路、受信回路の実装面積が制限される。
【0005】本発明の目的は上記の従来技術が有する欠
点を解決し、小形にして発光素子、受光素子の実装が容
易な導波路型光合分波器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の導波路型光合分
波器は3本の結合した光導波路(以下、「3結合導波路
と略記する。)を1対用い、3結合導波路の有する固有
モードの伝搬定数と等価結合長を所定の条件に設定する
とともに、光合分波機能と分岐機能を兼ね備えたことが
特徴である。従来の技術がマッハツエンダ型(2×2)
光合分波器(あるいは方向性結合器型光合分波器)と方
向性結合器型(2×2)光合分波器の縦属接続により所
望の機能を実現するのに比べて、単一の光導波路回路で
所望の機能を実現し、かつ光合分波器の光合分波特性の
設計自由度が多い利点を有することが従来技術と基本的
に異なる。
【0007】
【作用】その結果として導波路の長さが従来技術に比べ
て約半分となる利点を有する。また3本の導波路の両側
の2本の導波路が分岐出力端となるため、中央の導波路
と交差を生じることなく分岐出力端を導波路の対辺に配
置することが容易であり、分岐出力端の片方に発光素
子、他方に受光素子を実装する場合の実装面積が広くな
る。
【0008】
【実施例】以下に説明する実施例においては、光導波路
としてシリコン基板上の石英系単一モード光導波路を想
定したが、本発明はこれらの実施例に拘束されるもので
はなく、他の材料構成にもとづく光導波路でも構成可能
である。たとえば多成分ガラスとスパッタリングなどの
薄膜形成技術を用いて形成した光導波路、ニオブ酸リチ
ウム単結晶基板上に金属イオンの拡散技術を用いて形成
した光導波路、多成分ガラス基板中に金属イオンを電界
熱拡散して形成した導波路、半導体基板上に異種半導体
膜を成長しこれを微細加工して形成した導波路などにも
適用可能であること、もちろんである。
【0009】図1は、本発明の動作原理を説明する概念
図である。1、2、3は導波路、4は第1の非結合部、
5は第1の間隔変換部、6は第1の結合部、7は第2の
間隔変換部、8は第2の非結合部、9〜11は導波路1
〜3の非結合部8における区間、12は第3の間隔変換
部、13は第2の結合部、14は第4の間隔変換部、1
5は第3の非結合部である。非結合部4、8、15にお
いては導波路1〜3の間隔はそれぞれの区間内で光結合
が生じないよう十分な大きさとなっている。間隔変換部
5、7、12、14においては導波路1〜3の間隔が結
合部6、13に近づくにつれて徐々に減少する。図1に
おいては間隔変換部5、7、12、14は便宜上独立な
部分として表示しているが、間隔変換部は結合部と非結
合部の間の遷移領域として結果的に出現するものであっ
て独立した部分として取り扱う必要はない。間隔変換部
の結合部に近接した領域では若干の光結合が生じるので
この効果を後述の如く結合部に繰り込んで取り扱うのが
通例である。そのため本発明の回路は結合部と非結合部
を用いてその動作を説明することが可能である。結合部
と非結合部の導波路については以下の条件が成立するこ
とが必要である。
【0010】(A) 結合部6、13では導波路1、2
の間隔と導波路2、3の間隔はほぼ等しい。 (B) 導波路1と導波路3の幅は等しく、さらに導波
路1、3の幅に対して導波路2の幅もほぼ等しい対称構
造である。 (C) 非結合部8においては導波路区間9と導波路区
間11の導波路長は等しく両者の導波路長は導波路区間
10の導波路長に比べて所定の値だけ大きい。
【0011】このような構造の導波路型光合分波器の動
作を以下に説明する。非結合部4の導波路2に光を入力
すると、結合部6には、図2に示す3個の固有伝播モー
ドが励起される。3個の固有伝播モードは3本の結合導
波路が有する固有モードの中で、伝播定数が最も大きな
第0次モード、伝播定数が第0次モードに次いで大きな
第1モード、伝播定数が第1次モードに次いで大きな第
2モードである。ここでは、入力光がTE偏光またはT
M偏光である場合を想定しているが、再偏光成分が混在
している場合は、TE偏光、TM偏光のそれぞれに対し
て0次モード、第1モード、第2モードが存在し、各モ
ードの伝播定数がTE偏光とTM偏光でわずかに異なる
ため厳密には6個の固有伝播モードが存在することにな
る。本発明においては同一次数モードのTE偏光とTM
偏光の伝播定数の差は無視できるものとして扱っている
が、伝播定数の差が無視出来ない場合においても本発明
の基本的動作に変わりは無い。また、伝播定数の減衰定
数成分は損失に影響するが光合分波器としての基本的な
動作には影響しないので以下では伝播定数の位相定数成
分にのみ着目して説明を進める。更に高次の固有伝播モ
ード及び放射モードへの結合は小さいため、光合分波器
としての基本的な動作には影響しないので以下の説明で
は省略する。
【0012】図2においてIは入力モードの界分布、A
は第0次モードの界分布、Bは第1次モードの界分布、
Cは第2次モードの界分布である。対称な構造の3結合
導波路の特徴として、第0次モードおよび第2次モード
の界分布は対称となり、さらに第0次モードの界分布は
導波路1〜3に同符号の極大値を有するのに対して第2
次モードの界分布は導波路1、3に同符号の極小値を、
また導波路2に極大値を有する。これに対して第1次モ
ードの界分布は本来反対称であり、導波路2において界
分布が零となる節点を有するのが特徴であるが、対称中
心である導波路2から光を入力した図2の例では第1次
モードが全く励起されないことが明らかである。すなわ
ち導波路2から光を入力した場合、第0次、第2次の2
個の固有伝播モードを考慮すれば十分である。さらに導
波路間隔が極端に狭くない場合には、図2に見られるよ
うに各モードにおける界分布の極大値、極小値は以下に
示す関係となる。 (1)第0次モードの導波路1、3における極大値は入
力モードの極大値のほぼ1/4であり、導波路2におけ
る極大値は入力モードの極大値のほぼ2-3/2である。 (2)第2次モードの導波路1、3における極小値は入
力モードの極大値のほぼ1/4であり、導波路2におけ
る極大値は入力モードの極大値のほぼ2-3/2である。 このような界分布を有する第0次、第2次の固有モード
は各々異なった伝播定数β0 、β2 で結合部6を伝播す
る。
【0013】上記の固有モードが結合部6を伝播した
後、導波路1〜3に分離されて導波路長差を有する非結
合部8を経由し、再び結合部13を伝播した後、導波路
1〜3に分離されて非結合部15に導かれる。この時、
非結合部4の導波路2に入力した光に対する非結合部1
5の導波路1〜3に出力する光の透過率T21、T22、T
23はモード結合理論により近似的に次式で与えられる。 T21=0.5・sin2((β0 −β2 )Lc )cos2(βLd /2) (1) T22=cos2((β0 −β2 )Lc )・cos2(βLd /2)+sin2(βLd /2) (2) T23=0.5・sin2((β0 −β2 )Lc )cos2(βLd /2) (3)
【0014】ここでLc は結合部6、13の等価結合
長、Ld は非結合部8の導波路長差、βは非結合部8の
導波路の伝播定数である。Lc を等価結合長と定義した
理由は、光結合が結合部部6、13ばかりでなく間隔変
換部5、7、12、14においても生じることにある。
そこで間隔変換部5、7、12、14で生じる光結合を
結合部6、13の結合長が等価的に増加したものとして
取り扱うために等価結合長をLc と定義した。上記の第
1式〜第3式は結合部6、13が対称な導波路構造を有
し、結合部6、13における導波路1〜3はほぼ等しい
構造であり、導波路損失が十分小さく、結合が十分弱い
ことを仮定した近似式であるが、近似の精度が悪くなる
ような領域においても本発明の基本的な動作は成立する
ものである。
【0015】伝播定数β0 、β2 、βに対応する等価屈
折率をn0 、n2 、nを用いて第1式〜第3式を書き替
えれば第4式〜第6式が得られる。 T21=0.5・sin2((n0 −n2 )2πLc /λ)cos2(nπLd /λ) (4) T22=cos2((n0 −n2 )2πLc /λ)・cos2(nπLd /λ) +sin2(nπLd /λ)(5) T23=0.5・sin2((n0 −n2 )2πLc /λ)cos2(nπLd /λ) (6)
【0016】nの波長依存性、導波路構造依存性は極め
て小さいが、(n0−n2 )は差分であるため相対的な
変化率としては、例えば、図3に示すように大きな波長
依存性および導波路構造依存性を有している。第1波長
λ1 及び第2波長λ2 における値をそれぞれ(n01−n
21)、および(n02−n22)、として次式が成立するL
c 、Ld を選択する。ただしN、Mは整数である。 2(n01−n21)・Lc =(M−1/2)・λ1 (7) n・Ld = N・λ1 (8) n・Ld =(N−1/2)・λ2 (9)
【0017】このとき第1波長λ1 におけるT21
22、T23は第4式〜第6式より0.5、0、0.5とな
り、第2波長λ2 におけるT21、T22、T23は第1式〜
第3式より0、1、0となる。第1波長λ1 において導
波路2から導波路1および導波路3に3dBで結合し、
第2波長λ2 において導波路2を0dBで通過する、す
なわち第1波長λ1 と第2波長λ2 の通過帯域で動作す
る光合分波器の機能と第1波長λ1 で動作する3dB分
岐器の機能を兼ね備えていることが明らかである。ただ
し、第8〜第9式が成立するためには、第1波長λ1
第2波長λ2 には第10式の制約が生じる。 N=0.5・λ2 /(λ2 −λ1 ) (10) 第10式で整数Nの解を与えるλ1 、λ2 の組合せにお
いて本発明は効果を発揮するものである。
【0018】(n0 −n2 )は、図3に示すように波長
依存性を有するため、第7式がλ1 で成立する場合にお
いても、一般的には2(n02−n22)・Lc =(M−1
/2)・λ2 が成立しないため、第4式の右辺第1項の
0.5・sin2((n0 −n2 )2πLc /λ)はλ2 にお
いて有限な値をとる。そのような場合にあっても、第4
式の右辺第2項cos2(nπLd /λ)が第9式の条件に
よってλ2 において0となるため、第4式で与えられる
21が0となり本発明の動作が保証される。上記の説明
で明らかなとおり、本発明の動作を保証するためには
(A)〜(C)を満足する導波路において第7式〜第1
0式によって与えられるLc とLd を選択することだけ
で十分であり、導波路パラメータにその他の制約を課す
るものではない。
【0019】ところで、(n0 −n2 )が図3に示した
ような波長依存性、導波路構造依存性を有することを利
用して第11式が成立する導波路構造を選択すればさら
に副次的な効果が期待できる。 2(n02−n22)・Lc =Mλ2 (11) このとき第1波長λ1 におけるT21、T22、T23は第4
式〜第6式より0.5、0、0.5となり、第2波長λ2
おけるT21、T22、T23は第1式〜第3式より0、1、
0となる基本機能は第11式の制約が無い場合と変わら
ない。しかし、λ2 の近傍の波長においてその性能を著
しく改善することが可能である。λ=(1+X)λ2
して第11式を仮定して第4式、第6式を書き替えれば
次の近似式を得る。ただし、X≒0である。 T21=0.5sin4(π/2・X) (12) T23=0.5sin4(π/2・X) (13)
【0020】これに対して第11式の制約が無い場合に
は、次の近似式となる。 T21=K・sin2(π/2・X) (14) T23=K・sin2(π/2・X) (15) ここでKは定数である。すなわちX=0の近傍(λ=λ
2 の近傍)において第12式、第13式は4次の零点が
得られるのに対して第14式、第15式においては2次
の零点となるのみである。このため第11式の条件を付
与することによってλ2 の近傍の漏話量を著しく改善で
きることが明らかとなる。
【0021】〔実施例1〕図4(a),(b),(c)
は本発明の第1の実施例として、請求項1に関する具体
例を示したものである。これは、λ1 =1.31μm、λ
2 =1.57μmの2波長用に設計した導波路型光合分波
器の構成例であり、(a)は平面図、(b)、(c)は
平面図(a)における線分B−B′、線分C−C′で切
断した断面拡大図である。50はシリコン基板、16〜
18はシリコン基板50上に石英系ガラス材料を用いて
形成された石英系光導波路である。導波路16〜18は
膜厚50μm程度のSiO2系ガラス層24に埋設された断
面寸法7μm×7μm程度のSiO2−TiO2系ガラスコア部
からなる。導波路16〜18は非結合部19、21、2
3および結合部20、22から構成される。結合部2
0、22においては対称構造であることが望ましいた
め、導波路17はほぼ直線とし、導波路16、18は並
行に配置した。結合部20、22においても導波路幅は
前記のとおり7μm程度であるが、より望ましい性能を
得るために導波路17の幅に対して導波路16、18の
幅を数パーセント大きくした。非結合部21において
は、導波路16と導波路18の長さは等しく、導波路1
7の長さにたいして導波路長差Ld だけ大きくした。結
合部20、22における導波路間隔、等価結合長Lc
よび非結合部21における導波路長差Ld は次式が成立
するように設定した。
【0022】 2(n01−n21)Lc =1/2・λ1 (16) n・Ld =N・λ1 (17) n・Ld =(N−1/2)・λ2 (18) N=0.5・λ2 /(λ2 −λ1 ) (19)
【0023】第16式は、第7式においてM=1を選択
したものである。λ1 =1.31μm、λ2 =1.57μm
であるから、N=3に設定することにより第19式がほ
ぼ満足される。また等価屈折率が1.46の石英系導波路
を用いたのでLd =2.7μmに設定することにより第1
7式、第18式が満足される。結合部20、22におけ
る導波路間隔と等価長Lc はそれぞれ約2μm、約66
0μmと設定することにより第16式がほぼ満足され
る。非結合部19および23においては外部の光ファイ
バとの接続を考慮して導波路間隔を250μmに設定し
た。これらの構造パラメータを有する導波路型光合分波
器はシリコン基板上に直線状光導波路パターンと曲率半
径10mmの円弧状導波路パターンの組合せにより作製
した。導波路膜の形成および加工には公知の技術である
火炎加水分解反応を利用したガラス膜形成法と反応性イ
オンエッチングを組合せて適用した。
【0024】図5に、上記の設計に基づいて上記の作製
技術で試作した導波路型光合分波器の透過損失を示す。
AはT21、T23に対応する透過損失であり波長1.31μ
mで約3dBのとなり、波長1.57μmで30dB以上
となった。BはT22に対応する透過損失であり、波長1.
57μmでほぼ0dBとなり、波長1.31μmで20d
B以上となった。これらの結果から、本実施例の導波路
型光合分波器は設計通り波長1.31μmの近傍と波長1.
57μmの近傍で動作する光合分波器の機能と波長1.3
1μmの近傍で動作する3dB分岐器の機能を兼ね備え
ていることが明らかである。
【0025】〔実施例2〕図6は、本発明の第2の実施
例として設計した導波路型光合分波器の透過損失を示す
ものである。本実施例における導波路型光合分波器の構
成は第1の実施例と概ね等しいが、第7式〜第10式に
加えて第13式も成立するように導波路パラメータを設
定した点が第1の実施例と異なる。λ1 =1.31μm、
λ2 =1.57μmの2波長を想定したため第1の実施例
と同様M=1、N=3、Ld =2.7μmとした。ただし
結合部の導波路間隔と等価結合長Lc はそれぞれ約4μ
m、約2.3mmとした。図6と図5の比較からT21、T
23に対応する透過損失に次のような特徴が見える。λ1
=1.31μmの近傍では両者に大きな違いはない。一
方、λ2 =1.57μmの近傍では30dB以上の減衰量
が得られる波長帯域が2倍以上に広がっていることがわ
かる。このように第11式も成立するような導波路パラ
メータを用いた本実施例においては、T21、T23に対応
する透過特性Aに広い阻止波長帯域が得られることが明
らかとなった。T21、T23に対応する透過特性Aに広い
阻止波長帯域が得られることは同帯域においてT22に対
応する透過特性Bに広い通過波長帯域が得られることと
同義であり、広い阻止波長帯域あるいは通過波長帯域を
有する導波路型光合分波器の構成法としても本発明が有
効であることを本実施例は示している。
【0026】〔実施例3〕図7は、本発明の第3の実施
例を示したものである。25は導波路型光合分波器の主
要部、26〜28は導波路型光合分波器の主要部を構成
する導波路、29は展開部、30は第1ファイバ、31
は第2ファイバ、32は発光素子結合光学系、33は発
光素子、34は誘電体干渉膜フィルタ、35は受光素子
である。導波路型光合分波器の主要部25の構成は第3
の実施例と同様である。展開部29は導波路型光合分波
器の主要部25と同一導波路基板上に曲率半径5mmの
円弧状導波路パタンと直線導波路パタンを用いて構成し
た。発光素子および受光素子を結合する導波路26と導
波路28の端部は導波路基板の両側面で相対する位置か
ら数mm異なる位置に設定して発光素子の出力の一部が
受光素子に達することを阻止した。発光素子を受光素子
と同時に駆動することが無い場合にはこの処置は無用で
ある。導波路27は両端において第1ファイバ30およ
び第2ファイバ31と屈折率調合剤を介して結合される
ため、本実施例では導波路端部は導波路基板側面に対し
て垂直に交差することとした。一方導波路26、28の
導波路端部は導波路基板側面法線に対して数度以上の傾
斜を持たせて導波路側面の反射光が導波モードに結合し
ないよう配慮した。誘電体干渉フィルタ34は導波路型
光合分波器の主要部における合分波特性を補足するため
波長1.31μm近傍に通過帯域を有し、波長1.55μm
近傍に阻止帯域を有するものであり、要求特性に応じて
付加または削除すべきものである。また本実施例では導
波路端面に接着したが、受光素子のパッケージなどに付
加することも可能である。
【0027】図7に示した第3の実施例の動作を以下に
説明する。第1ファイバ30から入射した波長1.31μ
m帯の光は、第1の実施例の図5から明らかな通り、導
波路型光合分波器の主要部25を経由し約3dBの分岐
損失で受光素子35に結合する。また第2ファイバ31
から入射した波長1.57μm帯の光は第1の実施例の図
5から明らかな通り、導波路型光合分波器の主要部25
を経由してほぼ無損失で第1ファイバ30に導かれる。
一方、波長1.31μm帯の発光素子33の光出力は、導
波路型光合分波器の主要部25を経由して第1ファイバ
30に導かれる。このように第3の実施例に示した導波
路型光合分波器を用いることにより、波長1.31μm帯
で同一波長双方向通信を行うとともに、1.31μm帯と
1.57μm帯の2波長分割多重通信を行うことが可能と
なり、さらに発光素子33、受光素子35、第2ファイ
バ31を3方向に分離でき、送信回路、受信回路などを
発光素子、受光素子の直近に実装し、かつ送信回路と受
信回路間の電気的結合を抑圧するなどの実装の自由度が
極めて広がった。
【0028】本実施例の発光素子結合光学系32は分布
屈折率レンズを用いているが、本発明はこの実施例に拘
束されるものではなく、発光素子のスポット径と導波路
のスポット径を整合するための光学系、たとえば球レン
ズ、非球面レンズ、先球加工ファイバなどを単独でまた
は組み合わせて使用すれば本実施例と同様の効果が得ら
れることは自明である。また本実施例では受光素子35
を誘電体干渉膜フィルタ34を介して導波路28の端面
に直接結合しているが、本発明はこの実施例に拘束され
るものではなく、受光素子35と導波路28の間に結合
光学系を挿入しても本実施例と同様に効果が得られるこ
とも自明である。本実施例においては発光素子、受光素
子を結合する導波路を特定しているが、導波路型光合分
波器の主要部25が構造的にまた機能的にも2回対称で
あることを鑑みると、発光素子、受光素子の配置には極
めて自由度があることは自明である。たとえば、本実施
例の発光素子33、受光素子35をともに波長1.31μ
m帯の発光素子または受光素子とすることも可能であ
る。さらに導波路26と導波路28の両端に合計4個の
波長1.31μm帯の発光素子および受光素子を組合せて
結合し、適宜駆動することも可能である。また本実施例
では導波路27の両端には光ファイバを接続している
が、その片方を波長帯域1.57μmの近傍で動作する発
光素子または受光素子を結合することが可能なことは自
明である。
【0029】これまで示した具体的な導波路型光合分波
器を実際に作製すると、内部ストレス等の影響によっ
て、光合分波特性に偏波依存性を生じることがある。こ
のような偏波依存性は実用上好ましくない。そこで、次
に請求項3に関し、偏波依存性を解消できる構成例につ
いて述べる。
【0030】〔実施例4〕図8は、本発明の第4の実施
例として、上記の実施例3を偏波依存性を解消できる構
成に改良したものであり、(a)は平面図、(b)、
(c)は平面図(a)における線分B−B′、線分C−
C′で切断した断面拡大図である。2つの方向性結合器
間にある中央導波路の一部を幅の狭いテーパ導波路60
に置き換えた点が実施例3と異なる。このような構成で
は、TE偏光とTM偏光が感じる実効的な屈折率との差
を、中央導波路幅の削減で予め逆に与えておき、全体と
して偏波依存性をキャンセルすることができる。なお、
光合分波器の各パラメータ条件や内部ストレスのかかり
方等により、図9に示すような中央導波路幅を太くする
べき場合も生じることを付記しておく。
【0031】以上示した実施例1〜実施例4において
は、光導波路としてシリコン基板上の石英系単一モード
光導波路を想定したが、本発明はこれらの実施例に拘束
されるものではなく、他の材料構成にもとずく光導波路
でも構成可能である。たとえば多成分ガラスとスパッタ
リングなどの薄膜形成技術を用いて形成した光導波路、
ニオブ酸リチウム単結晶基板上に金属イオンの拡散技術
を用いて形成した光導波路、多成分ガラス基板中に金属
イオンを電界熱拡散して形成した導波路、半導体基板上
に異種半導体膜を成長しこれを微細加工して形成した導
波路などにも適用可能である。特に第3の実施例は半導
体基板上に半導体導波路と発光素子、受光素子を形成す
ることにより一層の効果を発揮することが期待できる。
また、各実施例においては単一の導波路型光合分波器を
用いたが、同一導波路基板上に複数の導波路型光合分波
器を形成すること、および複数の導波路型光合分波回路
と複数の光ファイバ、発光素子、受光素子を結合するこ
とが可能であることは当然であり、導波路型光合分波器
の機能はこのような集積比において大きな効果を発揮す
ることが期待できる。
【0032】
【発明の効果】従来の技術が、たとえばマッハ・ツエン
ダ光干渉系型(2×2)光合分波器と、たとえば方向性
結合型(2×2)3dB分岐器の従続接続により実現し
ていた、2波長合分波機能と3dB分岐機能の二つの機
能を、本発明ではマッハ・ツエンダ光干渉系型(3×
3)光合分波器と同一規模の単一の光導波回路で実現で
きた。この結果として光導波路規模が半分となり、光導
波路の面積を半分に縮小することができる。ところで光
導波路の設計においては曲げ部の損失を抑圧するため、
光導波路の機能ブロックが大きい場合には光軸方向に配
列するのが通例である。このため光導波路規模の増加と
ともに光導波路基板の長さが増大することが問題となっ
ていた。本発明により光導波路規模の半減にともなって
導波路基板の長さを半減できたことは実用上大きな利点
となる。
【0033】2波長合分波機能に関して一方の波長の阻
止帯域幅または通過帯域幅を従来技術に比べて拡げるこ
とが可能となった。導波路型の光合分波器は一般的に正
弦波状の周期的透過特性を基本としているため、単体で
広い阻止帯域幅または通過帯域幅を得るのが困難であっ
た。そのため導波路型の光合分波器を多段に接続する
か、干渉膜フィルタを付加して阻止帯域幅を増大するの
が通例であった。しかし導波路型光合分波器の多段接続
は導波路基板の長さの増大を招き、干渉フィルタ付加は
阻止帯域幅のみを増大するものであって、対応する通過
帯域幅の増大には寄与しない。本発明は導波路基板長さ
を増大することなく阻止帯域幅と対応する通過帯域幅を
増大することが出来る利点を有する。
【0034】従来技術で、たとえばマッハ・ツエンダ光
干渉系型(2×2)光合分波器と、たとえば方向性結合
型(2×2)3dB分岐器の従続接続により構成した場
合、3dB分岐の出力ポートが相互に隣接していたのに
対して、本発明では合分波出力ポートの両側に3dB分
岐の出力ポートが分離されて配置されるので、3dB分
岐に結合する発光素子、受光素子とこれに接続される送
信回路、受信回路などの実装が容易となった。伝送信号
の高速化に伴って発光素子、受光素子の直近に送信回
路、受信回路を配置する必要性が高まっているが、発光
素子と受光素子の配置が近接している従来技術の構成法
ではこの要請を満足することが困難になることが予想さ
れる。さらに発光素子、受光素子を同時に駆動する同時
双方向通信を想定すれば送信回路と受信回路の電気的結
合を抑圧するために、送信回路と受信回路を電磁シール
ドすることが不可欠であるが、発光素子と受光素子の配
置が近接している従来技術の構成法では電磁シールドが
極めて困難である。本発明の構成では3dB分岐の出力
ポートが合分波出力ポートの両側に分離しているので、
他の導波路と交差することなく3dB分岐出力ポートを
任意の位置に配置することが可能であり、高速化、同時
双方向通信に多大の利点を有する。
【0035】上記の導波路型光合分波器を実際に作製す
る場合、内部ストレス等の影響によって、光合分波特性
に偏波依存性を生じることがあり、このような偏波依存
性は実用上好ましくない。2つの方向性結合器間にある
中央導波路の一部をテーパ導波路とすることによって、
TE偏光とTM偏光が感じる実効的な屈折率の差を予め
逆に与えておき、全体として偏波依存性をキャンセルす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する概念図。
【図2】3結合導波路の中央の導波路に光を入力したと
きに励起される固有伝播モードを示す特性図。
【図3】3結合導波路の第0次モードおよび第2次の固
有伝播モードの伝播定数の差(n0 −n2 )の波長依存
性、導波路構造依存性を示す特性図。
【図4】本発明の第1の実施例を示す構成図。
【図5】第1の実施例の特性例を示す特性図。
【図6】第2の実施例の特性例を示す特性図。
【図7】本発明の第3の実施例を示す構成図。
【図8】本発明の第4の実施例を示す構成図。
【図9】第4の実施例の変形例を示す構成図。
【図10】従来の導波路型光合分波器を示す構成図。
【符号の説明】
1,2,3 導波路 4,8,15 非結合部 5,7,12,14 間隔変換部 6,13 結合部 9,10,11 導波路区間 16,17,18 導波路 19,21,23 非結合部 20,22 結合部 25 導波路型光合分波器の主要部 26,27,28 導波路 29 展開部 30,31 ファイバ 32 発光素子結合光学系 33 発光素子 34 誘電体干渉膜フィルタ 35 受光素子 36 導波路基板 37 マッハツエンダ型光合分波器 38 方向性結合器型光合分波器 39,40,41,42 導波路端 50 導波路基板 60 テーパ導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照井 博 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本の結合した導波路である3結合導波
    路を1対用い、1対の3結合導波路間を3本の導波路で
    接続し、1対の3結合導波路およびこれを接続する3本
    の導波路は下記の条件を満足することを特徴とする導波
    路型光合分波器。 (a) 3結合導波路は中央の導波路に対して両側の導
    波路間隔、両側の導波路幅がほぼ等しい対称構造であ
    り、(c)で与えられる等価結合長Lc を有する。 (b) 3結合導波路間を接続する3本の導波路は中央
    の導波路に対して両側の導波路幅がほぼ等しく、両側の
    導波路長はほぼ等しく、該導波路長は中央の導波路長に
    対して(c)項で与えられる導波路長差Ld を有する。 (c) 第1波長をλ1 、第2波長をλ2 とした場合、
    等価結合長Lc と導波路長差Ld は次式をほぼ満足す
    る。 2(n01−n21)LC =(M−1/2)・λ1 n・Ld = N・λ1 n・Ld =(N−1/2)・λ2 ここでn01は第1波長における3結合導波路の最低次の
    固有伝播モードの等価屈折率であり、n21は第1波長に
    おける3結合導波路の最低次から数えて3番目の固有伝
    播モードの等価屈折率であり、nは3結合導波路間を接
    続する3本の導波路の等価屈折率であり、N、Mは整数
    である。
  2. 【請求項2】 次式をほぼ満足することを特徴とする請
    求項1に記載した導波路型光合分波器。 2(n02−n22)LC =M・λ2 ここでn02は第2波長における3結合導波路の最低次の
    固有伝播モードの等価屈折率であり、n22は第2波長に
    おける3結合導波路の最低次から数えて3番目の固有伝
    播モードの等価屈折率である。
  3. 【請求項3】 結合領域内あるいはマッハツエンダ型干
    渉計内の中央導波路または外側導波路の一部の幅が入出
    力導波路の幅と異なることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の導波路型光合分波器。
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