JPH05125688A - ツインワイヤ式抄紙機 - Google Patents

ツインワイヤ式抄紙機

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JPH05125688A
JPH05125688A JP31013691A JP31013691A JPH05125688A JP H05125688 A JPH05125688 A JP H05125688A JP 31013691 A JP31013691 A JP 31013691A JP 31013691 A JP31013691 A JP 31013691A JP H05125688 A JPH05125688 A JP H05125688A
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wire
roll
paper machine
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twin
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Kazuo Murofushi
和雄 室伏
Eiichi Sugiyama
榮一 杉山
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ツインワイヤ式抄紙機において、コンパクト
な設備構成により、地合を向上し、且つ保守管理性を向
上すること。 【構成】 ツインワイヤ式抄紙機10において、下部ワ
イヤ12と上部ワイヤ13の会合部分の上部ワイヤ内面
側に金網ロール21を設置し、この金網ロール21のワ
イヤに対する押付け量を調整可能とし、この金網ロール
21の入側には原料液の水分調整器25を設置し、この
金網ロール21によるワイヤ押付け部の下部ワイヤ側に
は脱水される白水を掻き落すフォイル26を設置し、か
つ上記1組をなす両ワイヤ12、13を下部ワイヤ内面
側に設置した下部ロール12の外周面に沿って下方に走
行させ、その後両ワイヤ12、13を互いに分離して走
行させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ツインワイヤ式抄紙機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の抄紙機として、原料液を噴出する
ヘッドボックスの前方で略水平に走行する下部ワイヤ
と、下部ワイヤの水平部後端に対して上部より接近して
原料液を挟み込む上部ワイヤとを有して構成されるツイ
ンワイヤ式抄紙機がある。
【0003】このツインワイヤ式抄紙機は、ヘッドボッ
クスから噴出せしめられた原料液を下部ワイヤの水平部
で緩慢に脱水した後、上下のワイヤ間に湿紙を走行させ
て脱水を促進し、地合形成を完了させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のツ
インワイヤ式抄紙機では、上下のワイヤ間に導入される
湿紙がその前工程で当該湿紙層内における紙料繊維の攪
拌効果(ダンディ効果)を何ら付与されておらず、繊維
が均等に分布した良好な地合からなる製品を得ることに
困難がある。
【0005】尚、従来の長網抄紙機において、地合改善
のためにダンディロール(下網と上網からなる二重金網
ロール)を用い、ワイヤ上の原料液をダンディロールに
より圧搾し、上述したダンディ効果を得るものもある。
ところが、この長網抄紙機では、ダンディ効果により攪
拌された紙料繊維の分布状態を安定化するため、原料液
の水分濃度を低下(例えば92%)する必要から、ダンデ
ィロールの下流側に多大な脱水設備を必要とする。ま
た、ダンディロールは二重金網ロールであるため、ロー
ル汚れが激しく、使用金網の寿命も短い。
【0006】本発明は、ツインワイヤ式抄紙機におい
て、コンパクトな設備構成により、地合を向上し、且つ
保守管理性を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、原料液を噴出するヘッドボックスの前方で略水平に
走行する下部ワイヤと、下部ワイヤの水平部後端に対し
て上部より接近して原料液を挟み込む上部ワイヤとを有
して構成されるツインワイヤ式抄紙機において、下部ワ
イヤと上部ワイヤの会合部分の上部ワイヤ内面側に金網
ロールを設置し、この金網ロールのワイヤに対する押付
け量を調整可能とし、この金網ロールの入側には原料液
の水分調整器を設置し、この金網ロールによるワイヤ押
付け部の下部ワイヤ側には脱水される白水を掻き落すフ
ォイルを設置し、かつ上記1組をなす両ワイヤを下部ワ
イヤ内面側に設置した下部ロールの外周面に沿って下方
に走行させ、その後両ワイヤを互いに分離して走行させ
るようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記下部ワイヤと上部ワイヤ
の会合部分ないしその下流側の上部ワイヤ内面側の複数
位置のそれぞれに、複数の前記金網ロールを配置し、隣
接する金網ロール間に原料液の水分調整器を設置してな
るようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、下記〜の作用効果があ
る。 ヘッドボックスから噴出せしめられた原料液は、下部
ワイヤの水平部を経て水分調整器にて脱水された後、上
下ワイヤの会合部で、金網ロールにてバックアップされ
ている上部ワイヤと下部ワイヤとの間に導入される。こ
こで、金網ロールはワイヤに対する押付け量を調整する
ことにより、上下ワイヤ間の湿紙にダンディ効果を付与
し、当該湿紙層内における紙料繊維を攪拌し、紙料繊維
を均等分布せしめることにて地合の改善を行なう。
【0010】このとき、金網ロールのワイヤに対する押
付け量を調整することにて、製品紙厚(厚紙と薄紙では
100 倍程度の差がある)に応じた最適な改善地合を形成
できる。
【0011】そして、金網ロールの存在によりダンディ
効果を得て地合改善された湿紙は、上下ワイヤに挟まれ
た状態で直ちに、下部ロールの外周面に沿って下方に走
行し、(a) 上部ワイヤが下部ロール外周面を加圧する面
圧力、及び(b) ロール回りに生ずる遠心力により脱水促
進される。これにより、上述のダンディ効果を得て地合
改善された湿紙は、上述(a) 、(b)により極力早く地合
が変化しない濃度条件となるまで水分濃度を低下せしめ
られ、改善地合の安定を施される。
【0012】尚、金網ロールによって下部ワイヤ側に脱
水せしめられる白水は、フォイルにて掻き落とし捕捉さ
れるから、この白水が下部ロール入口に入り改善地合の
地合くずれを発生させることがない。
【0013】従って、紙料繊維が均等に分布した良好な
地合からなる製品を得ることができる。
【0014】金網ロールの下流側において、金網ロー
ルが湿紙に付与した改善地合安定化のための設備をコン
パクト化できる。即ち、金網ロールにより下部ワイヤの
下方に脱水された白水はフォイルにて直ちに掻き落とさ
れ、且つ下部ロール回りでは前述(a) 、(b) により脱水
促進されるから、金網ロールの下流側にサクションボッ
クス等の多大な脱水設備を設置することの必要がない。
【0015】金網ロールは、所望により下網と上網か
らなる二重金網ロールとしても良いが、上部ワイヤが上
網的機能を果たすものとなるから、一層、或いは粗いメ
ッシュからなる金網ロールを用いることができ、ロール
汚れを殆ど生じない。
【0016】また、金網ロール上に上網を使用せず、且
つこの上網に代わる上部ワイヤは例えばプラスチックワ
イヤを用いることができる。このとき、上部ワイヤの長
さは金網ロール円周の金網長さよりも長く、ワイヤ洗浄
装置も広いスペースにて行なえるから、上部ワイヤの寿
命は従来のダンディロールの上網寿命の例えば 5倍以上
の如くに飛躍的に向上できる。従って、保守管理性を向
上できる。
【0017】複数の金網ロールを隣接配置し、隣接す
る金網ロール間に水分調整器を設置することにより、一
基の金網ロールでは充分なダンディ効果を付与できない
高坪量製品の抄造が可能となる。
【0018】
【実施例】図1は第1実施例の要部を示す模式図、図2
は第1実施例の全体を示す模式図、図3は第2実施例の
全体を示す模式図、図4は第3実施例の要部を示す模式
図、図5は第3実施例の全体を示す模式図、図6は第4
実施例の全体を示す模式図、図7は第5実施例の全体を
示す模式図、図8は第6実施例の全体を示す模式図であ
る。
【0019】(第1実施例)(図1、図2参照) ツインワイヤ式抄紙機10は、原料液を噴出するヘッド
ボックス11の前方で略水平に走行する下部ワイヤ12
と、下部ワイヤ12の水平部後端に対して上部より接近
して原料液を挟み込む上部ワイヤ13とを有して構成さ
れる。
【0020】下部ワイヤ12の水平部の下面側には複数
の脱水機器14が設置され、下部ワイヤ12の内部には
セーボール15が設置されている。
【0021】上部ワイヤ13の内部には白水受け16及
び白水ガイド17が設置され、上部ワイヤ13の外側に
はワイヤシャワー装置18が設置されている。
【0022】然るに、抄紙機10において、下部ワイヤ
12と上部ワイヤ13の会合部分の上部ワイヤ13内面
側には金網ロール21が設置され、この金網ロール21
のワイヤ12、13に対する押付け量を調整可能として
いる。金網ロール21は架台22に支持されている揺動
アーム23に支持され、この揺動アーム23は架台22
に設置されているジャッキ装置24により揺動調整可能
とされており、これにより金網ロール21の押付け量を
調整可能とするものである。
【0023】また、金網ロール21の入側で、下部ワイ
ヤ12の水平部の下面側となる位置には、原料液の水分
調整器25を設置している。
【0024】また、金網ロール21によるワイヤ押付け
部の下部ワイヤ12側には、脱水される白水を掻き落と
すフォイル26を設置している。このフォイル26は、
フォイル移動装置27により上下動され、下部ワイヤ1
2の下面との接触状態を調整可能とされている。
【0025】また、上記1組をなす両ワイヤ12、13
は、下部ワイヤ12の内面側に設置した下部ロール28
の外周面に沿って下方に走行し、その後両ワイヤ12、
13を互いに分離して走行させるようになっている。下
部ロール28はワイヤロールであっても良く、或いはス
テンレス鋼もしくはゴム巻き鋼の如くのソリッドロール
であっても良い。
【0026】尚、下部ロール28の出側において、上部
ワイヤ13の内側にはサクションボックス29が設置さ
れており、下部ロール28回りをワイヤ12、13に挟
まれて搬送されてくる湿紙は、サクションボックス29
の吸引力により上部ワイヤ13側に乗り移り、ひいては
タッチロール31回りでフェルト32上に移載される。
【0027】次に、抄紙機10による抄紙工程について
説明する。 (1) ヘッドボックス11から噴出された原料液は、下部
ワイヤ12の水平部において、脱水機器14により緩慢
脱水等水分調整を施される。
【0028】(2) 下部ワイヤ12の水平部の後端側であ
る金網ロール21の入側において、原料液は、水分調整
器25により水分調整される。
【0029】(3) 下部ワイヤ12と上部ワイヤ13の会
合部で、原料液は金網ロール21の押付け力を得て上方
と下方の両方向に脱水される。これにより、原料液中の
繊維分布は、湿紙のX、Y方向、及びZ方向(紙厚方
向)において極めて優れた均等分布を付与され、地合改
善される。
【0030】このとき、下部ワイヤ12の下面側に脱水
される白水はフォイル26により掻き落とされる。ま
た、上部ワイヤ13の上面側に脱水される白水は白水受
け16にて回収される。
【0031】(4) 金網ロール21により地合改善された
湿紙は、直ちに、下部ロール28回りにおいて、上部ワ
イヤ13の押付け力による面圧脱水と、下部ロール28
の回転の遠心力による脱水とを得て、上記(3) での改善
地合の安定を施される。
【0032】(5) 下部ロール28を経た湿紙は、サクシ
ョンボックス29により上部ワイヤ13の側に移行し、
タッチロール31にて加圧されながら、上部ワイヤ13
方向へ走行しているフェルト32へ移行される。
【0033】次に、本実施例の作用について説明する。 ヘッドボックス11から噴出せしめられた原料液は、
下部ワイヤ12の水平部を経て水分調整器25にて脱水
された後、上下ワイヤ12、13の会合部で、金網ロー
ル21にてバックアップされている上部ワイヤ13と下
部ワイヤ12との間に導入される。ここで、金網ロール
21はワイヤ12、13に対する押付け量を調整するこ
とにより、上下ワイヤ12、13間の湿紙にダンディ効
果を付与し、当該湿紙層内における紙料繊維を攪拌し、
紙料繊維を均等分布せしめることにて地合の改善を行な
う。
【0034】このとき、金網ロール21のワイヤ12、
13に対する押付け量を調整することにて、製品紙厚
(厚紙と薄紙では100 倍程度の差がある)に応じた最適
な改善地合を形成できる。
【0035】そして、金網ロール21の存在によりダン
ディ効果を得て地合改善された湿紙は、上下ワイヤ1
2、13に挟まれた状態で直ちに、下部ロール28の外
周面に沿って下方に走行し、(a) 上部ワイヤ13が下部
ロール28外周面を加圧する面圧力、及び(b) ロール回
りに生ずる遠心力により脱水促進される。これにより、
上述のダンディ効果を得て地合改善された湿紙は、上述
(a) 、(b) により極力早く地合が変化しない濃度条件と
なるまで水分濃度を低下せしめられ、改善地合の安定を
施される。
【0036】尚、金網ロール21によって下部ワイヤ1
2側に脱水せしめられる白水は、フォイル26にて掻き
落とし捕捉されるから、この白水が下部ロール28入口
に入り改善地合の地合くずれを発生させることがない。
【0037】従って、紙料繊維が均等に分布した良好な
地合からなる製品を得ることができる。
【0038】金網ロール21の下流側において、金網
ロール21が湿紙に付与した改善地合安定化のための設
備をコンパクト化できる。即ち、金網ロール21により
下部ワイヤ12の下方に脱水された白水はフォイル26
にて直ちに掻き落とされ、且つ下部ロール28回りでは
前述(a) 、(b) により脱水促進されるから、金網ロール
21の下流側にサクションボックス等の多大な脱水設備
を設置することの必要がない。
【0039】金網ロール21は、所望により下網と上
網からなる二重金網ロールとしても良いが、上部ワイヤ
13が上網的機能を果たすものとなるから、一層、或い
は粗いメッシュからなる金網ロールを用いることがで
き、ロール汚れを殆ど生じない。
【0040】また、金網ロール21上に上網を使用せ
ず、且つこの上網に代わる上部ワイヤ13は例えばプラ
スチックワイヤを用いることができる。このとき、上部
ワイヤ13の長さは金網ロール21円周の金網長さより
も長く、ワイヤ洗浄装置も広いスペースにて行なえるか
ら、上部ワイヤ13の寿命は従来のダンディロールの上
網寿命の例えば 5倍以上の如くに飛躍的に向上できる。
従って、保守管理性を向上できる。
【0041】(第2実施例)(図3参照) 第2実施例のツインワイヤ式抄紙機40が、前記抄紙機
10と異なる点は、サクションボックス29を下部ロー
ル28の出側において、下部ワイヤ12の内部に設置
し、下部ロール28を経た湿紙を、サクションボックス
29により下部ワイヤ12の側に移行し、タッチロール
31にて加圧されながら、下部ロール12方向へ走行し
ているフェルト32へ移行したことにある。
【0042】(第3実施例)(図4、図5参照) 第3実施例のツインワイヤ式抄紙機50が、上記抄紙機
40と異なる点は、下部ワイヤ12と上部ワイヤ13の
会合部分乃至その下流側の上部ワイヤ13内面側の2位
置のそれぞれに、金網ロール21A、21Bを配置し、
隣接する金網ロール21A、21B間に原料液の水分調
整ボックス51を設置したことにある。水分調整ボック
ス51は、金網ロール21Aの揺動アーム23に吊下げ
ボルト52を介して支持され、金網ロール21Aと共に
上下動でき、且つボルト52の調整により単独でも上下
動できる。
【0043】抄紙機50によれば、複数の金網ロール2
1A、21Bを隣接配置し、隣接する金網ロール21
A、21B間に水分調整ボックス51を設置することに
より、1基の金網ロール21では充分なダンディ効果を
付与できない高坪量製品の抄造が可能となる。
【0044】尚、水分調整ボックス51は、例えば3つ
のボックス51A〜51Cからなり、各ボックス51A
〜51Cを独立的にサクションさせ、或いはサクション
させずに単に貯水させるものであっても良い。
【0045】(第4実施例)(図6参照) 第4実施例のツインワイヤ式抄紙機60が、上記抄紙機
50と異なる点は、フェルト32に代えて、ワイヤ61
を用いたことにある。62は水分掻き取り用フォイル、
63はサクションボックスである。
【0046】(第5実施例)(図7参照) 第5実施例のツインワイヤ式抄紙機70が、上記抄紙機
60と異なる点は、サクションボックス29を下部ロー
ル28の出側において、上部ワイヤ13の内部に設置
し、下部ロール28を経た湿紙を、サクションボックス
29により上部ワイヤ13の側に移行し、上部ワイヤ1
3方向へ走行しているワイヤ61へ移行したことにあ
る。71はヘッドボックスである。
【0047】(第6実施例)(図8参照) 第6実施例の抄紙設備80は、前述のツインワイヤ式抄
紙機10を連結したものである。前述各実施例のツイン
ワイヤ式抄紙機10、40、50、60、70は、それ
らの2以上を互いに連結することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ツインワ
イヤ式抄紙機において、コンパクトな設備構成により、
地合を向上し、且つ保守管理性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例の要部を示す模式図である。
【図2】図2は第1実施例の全体を示す模式図である。
【図3】図3は第2実施例の全体を示す模式図である。
【図4】図4は第3実施例の要部を示す模式図である。
【図5】図5は第3実施例の全体を示す模式図である。
【図6】図6は第4実施例の全体を示す模式図である。
【図7】図7は第5実施例の全体を示す模式図である。
【図8】図8は第6実施例の全体を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ツインワイヤ式抄紙機 11 ヘッドボックス 12 下部ワイヤ 13 上部ワイヤ 21 金網ロール 25 水分調整器、 26 フォイル 28 下部ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料液を噴出するヘッドボックスの前方
    で略水平に走行する下部ワイヤと、下部ワイヤの水平部
    後端に対して上部より接近して原料液を挟み込む上部ワ
    イヤとを有して構成されるツインワイヤ式抄紙機におい
    て、下部ワイヤと上部ワイヤの会合部分の上部ワイヤ内
    面側に金網ロールを設置し、この金網ロールのワイヤに
    対する押付け量を調整可能とし、この金網ロールの入側
    には原料液の水分調整器を設置し、この金網ロールによ
    るワイヤ押付け部の下部ワイヤ側には脱水される白水を
    掻き落すフォイルを設置し、かつ上記1組をなす両ワイ
    ヤを下部ワイヤ内面側に設置した下部ロールの外周面に
    沿って下方に走行させ、その後両ワイヤを互いに分離し
    て走行させることを特徴とするツインワイヤ式抄紙機。
  2. 【請求項2】 前記下部ワイヤと上部ワイヤの会合部分
    ないしその下流側の上部ワイヤ内面側の複数位置のそれ
    ぞれに、複数の前記金網ロールを配置し、隣接する金網
    ロール間に原料液の水分調整器を設置してなる請求項1
    記載のツインワイヤ式抄紙機。
JP3310136A 1991-10-30 1991-10-30 ツインワイヤ式抄紙機 Expired - Lifetime JPH07116678B2 (ja)

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