JPH0512222B2 - - Google Patents
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- JPH0512222B2 JPH0512222B2 JP60201485A JP20148585A JPH0512222B2 JP H0512222 B2 JPH0512222 B2 JP H0512222B2 JP 60201485 A JP60201485 A JP 60201485A JP 20148585 A JP20148585 A JP 20148585A JP H0512222 B2 JPH0512222 B2 JP H0512222B2
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、改良された柔軟で弾力のあるゼラチ
ンカプセルに関し、特にカプセルが通常、口から
飲み込まれるようになつている型式の充填材料を
収容するのでなくて、ゼラチンカプセルの殻に穴
をあけ或いは殻を切つた後、例えば皮膚の上に外
部から用いられるようになつている充填材料を収
容するようなカプセルに関する。
ンカプセルに関し、特にカプセルが通常、口から
飲み込まれるようになつている型式の充填材料を
収容するのでなくて、ゼラチンカプセルの殻に穴
をあけ或いは殻を切つた後、例えば皮膚の上に外
部から用いられるようになつている充填材料を収
容するようなカプセルに関する。
従来技術
柔軟で弾力のあるセラチンカプセルは良く知ら
れた製品であり、多くの目的に用いられる種々の
広範な材料を収容するために多年の間使用されて
いる。柔軟で弾力のあるゼラチンカプセルは、2
つの部分からなるはまり込み式の硬質殻ゼラチン
カプセルと全く異なつており、一般に粉末等を収
容している硬質殻ゼラチンカプセルと対照的に、
普通は流動可能な流体材料或いは液体材料を収容
するのに用いられる。柔軟で弾力のあるゼラチン
カプセルは通常液体シールを有している。柔軟な
ゼラチンカプセルの充填材料は通常、ビタミンや
医薬品のような口から飲まれる材料と、浴油、皮
膚軟膏、ローシヨン、接着剤、潤滑油等のような
飲み込めない材料とを含む多種の材料のうちのい
ずれかである。
れた製品であり、多くの目的に用いられる種々の
広範な材料を収容するために多年の間使用されて
いる。柔軟で弾力のあるゼラチンカプセルは、2
つの部分からなるはまり込み式の硬質殻ゼラチン
カプセルと全く異なつており、一般に粉末等を収
容している硬質殻ゼラチンカプセルと対照的に、
普通は流動可能な流体材料或いは液体材料を収容
するのに用いられる。柔軟で弾力のあるゼラチン
カプセルは通常液体シールを有している。柔軟な
ゼラチンカプセルの充填材料は通常、ビタミンや
医薬品のような口から飲まれる材料と、浴油、皮
膚軟膏、ローシヨン、接着剤、潤滑油等のような
飲み込めない材料とを含む多種の材料のうちのい
ずれかである。
発明が解決しようとする課題
特に、飲み込めない柔軟なゼラチンカプセルに
関して、カプセルに開口部を設けるために通常、
カプセルを例えばナイフ、ピン等を用いることに
よつて開ける必要があり、その結果、充填材料を
例えばゼラチンカプセルを押しつぶすことによつ
てカプセルから容易に押し出して軟膏の場合には
皮膚のような所望の位置に差し向けることができ
る。身体の外部に用いられなければならない、即
ち塗られなければならない充填材料を収容するカ
プセルに伴なう一つの問題は、カプセルを開ける
ために器具を操作することが時々難かしいことで
ある。普通、カプセルに開口部を作るためにナイ
フ、ピン或いは他の鋭い工具を用いることが必要
である。しかしながら、この仕方によつては時々
所望の大きさの開口部にならないことがある。時
には、カプセルを開けている間、カプセルを保持
するのが難しいことがある。従つて、このような
問題によつて、ナイフのような他の工具を用いる
ことなく容易に開けることのできる柔軟で弾力の
あるゼラチンカプセルを提供することが非常に望
ましいと考えられる。
関して、カプセルに開口部を設けるために通常、
カプセルを例えばナイフ、ピン等を用いることに
よつて開ける必要があり、その結果、充填材料を
例えばゼラチンカプセルを押しつぶすことによつ
てカプセルから容易に押し出して軟膏の場合には
皮膚のような所望の位置に差し向けることができ
る。身体の外部に用いられなければならない、即
ち塗られなければならない充填材料を収容するカ
プセルに伴なう一つの問題は、カプセルを開ける
ために器具を操作することが時々難かしいことで
ある。普通、カプセルに開口部を作るためにナイ
フ、ピン或いは他の鋭い工具を用いることが必要
である。しかしながら、この仕方によつては時々
所望の大きさの開口部にならないことがある。時
には、カプセルを開けている間、カプセルを保持
するのが難しいことがある。従つて、このような
問題によつて、ナイフのような他の工具を用いる
ことなく容易に開けることのできる柔軟で弾力の
あるゼラチンカプセルを提供することが非常に望
ましいと考えられる。
従つて、本発明の重要な目的は、普通飲み込め
ない充填材料を収容する型式のもので、開口部を
作つた後押しつぶし内容物を押し出すように用い
られる型式の柔軟で弾力のあるゼラチンカプセル
であつて、手で開けるのを容易にするための独特
な構成を有していることを特徴とする改良された
カプセルを提供することにある。
ない充填材料を収容する型式のもので、開口部を
作つた後押しつぶし内容物を押し出すように用い
られる型式の柔軟で弾力のあるゼラチンカプセル
であつて、手で開けるのを容易にするための独特
な構成を有していることを特徴とする改良された
カプセルを提供することにある。
また、本発明の目的は、物理的に押し出される
べき充填材料を収容する柔軟で弾力のあるゼラチ
ンカプセルであつて、単一のカプセルの一部分が
いずれの工具を用いることなく物理的に開けられ
て、開けられたカプセルを押しつぶすとき内容物
を押し出すための妨げのない流路を作るカプセル
を提供することにある。
べき充填材料を収容する柔軟で弾力のあるゼラチ
ンカプセルであつて、単一のカプセルの一部分が
いずれの工具を用いることなく物理的に開けられ
て、開けられたカプセルを押しつぶすとき内容物
を押し出すための妨げのない流路を作るカプセル
を提供することにある。
さらに本発明の目的は、充填材料の有用な大部
分を貯えるための本体部分と、本体部分に対して
手動でねじることによつて物理的に切り離すこと
のできるキヤツプ部分とを有し、キヤツプを本体
部分から取り除いて充填材料をカプセルから流路
を通つて押し出すための妨げのない開口部を物理
的に作る独特なゼラチンカプセル構造を提供する
ことにある。
分を貯えるための本体部分と、本体部分に対して
手動でねじることによつて物理的に切り離すこと
のできるキヤツプ部分とを有し、キヤツプを本体
部分から取り除いて充填材料をカプセルから流路
を通つて押し出すための妨げのない開口部を物理
的に作る独特なゼラチンカプセル構造を提供する
ことにある。
本発明のさらに他の目的は、柔軟で弾力のある
ゼラチンカプセルを作るために慣用的に用いられ
ている在来の回転ダイプロセス製造設備を用いる
ことによつて大量に生産することのできる独特な
柔軟で弾力のあるゼラチンカプセルを提供するこ
とにある。
ゼラチンカプセルを作るために慣用的に用いられ
ている在来の回転ダイプロセス製造設備を用いる
ことによつて大量に生産することのできる独特な
柔軟で弾力のあるゼラチンカプセルを提供するこ
とにある。
本発明の他の目的はまた、キヤツプ部分を取り
除いた後、カプセルの内容物を容易に押し出すこ
とができて、キヤツプが本体部分と一体に形成さ
れている非常に簡単で経済的な設計の柔軟で弾力
のある独特のゼラチンカプセルを提供することに
ある。
除いた後、カプセルの内容物を容易に押し出すこ
とができて、キヤツプが本体部分と一体に形成さ
れている非常に簡単で経済的な設計の柔軟で弾力
のある独特のゼラチンカプセルを提供することに
ある。
本発明のこれらの目的および他の目的は、以下
の説明で明らかになろう。
の説明で明らかになろう。
課題を解決するための手段
上述の目的は、ゼラチン殻に適合する充填材料
を収容する単一に形成された柔軟で弾力のあるゼ
ラチンカプセルであつて、該カプセルは充填材料
用の囲まれかつ密封された室を構成する単一のゼ
ラチン殻からなり、該ゼラチン殻は、充填材料の
予め選択された有用な量を収容するための囲まれ
た室内に第1の貯蔵スペースを形成する拡大部分
を有し、ゼラチン殻はまた、最小量の充填材料を
受け入れるためのスペースを作るために囲まれた
室内に第2のスペースを構成するキヤツプ部分を
有し、ゼラチン殻はさらに第1の貯蔵スペースと
第2の貯蔵スペースとを相互に連結するための内
部流路を構成する首部分を有し、キヤツプ部分は
その外側に、キヤツプ部分を本体部分に対して首
部分に沿つて都合良くねじりキヤツプ部分を本体
部分から完全に切り離すことを可能にするための
手で把持するような大きさおよび形状の部分を有
し、充填材料は、キヤツプ部分を本体部分から取
り除いた後、第1の貯蔵スペースから首部分を通
つて流れるゼラチンカプセルを作ることによつて
達成される。
を収容する単一に形成された柔軟で弾力のあるゼ
ラチンカプセルであつて、該カプセルは充填材料
用の囲まれかつ密封された室を構成する単一のゼ
ラチン殻からなり、該ゼラチン殻は、充填材料の
予め選択された有用な量を収容するための囲まれ
た室内に第1の貯蔵スペースを形成する拡大部分
を有し、ゼラチン殻はまた、最小量の充填材料を
受け入れるためのスペースを作るために囲まれた
室内に第2のスペースを構成するキヤツプ部分を
有し、ゼラチン殻はさらに第1の貯蔵スペースと
第2の貯蔵スペースとを相互に連結するための内
部流路を構成する首部分を有し、キヤツプ部分は
その外側に、キヤツプ部分を本体部分に対して首
部分に沿つて都合良くねじりキヤツプ部分を本体
部分から完全に切り離すことを可能にするための
手で把持するような大きさおよび形状の部分を有
し、充填材料は、キヤツプ部分を本体部分から取
り除いた後、第1の貯蔵スペースから首部分を通
つて流れるゼラチンカプセルを作ることによつて
達成される。
実施例
本発明の一つを特定の実施例を添付図面に示
す。
す。
第1図および第2図を参照すると、独特な構成
をした本発明の柔軟で弾力のあるゼラチンカプセ
ルが一般的に符号10で示されている。カプセル1
0は単一に形成された外側殻12を有し、該外側
殻12は充填材料16を収容する密封された内部
室14を形成している。
をした本発明の柔軟で弾力のあるゼラチンカプセ
ルが一般的に符号10で示されている。カプセル1
0は単一に形成された外側殻12を有し、該外側
殻12は充填材料16を収容する密封された内部
室14を形成している。
充填材料は、種々の物質を収容する継ぎ目のな
い充填式の柔軟で弾力のあるゼラチンカプセルを
作るための在来の技術によつて作られた柔軟で弾
力のあるゼラチン殻12内に充填される。使用さ
れる充填材料はゼラチンカプセルの壁を侵蝕する
ものであつてはならない。ゼラチン殻12を作る
ための在来の一つの配合は、ゼラチンを重量で約
30/100乃至53/100、グリセリン或いはソルビトー
ルのような可塑剤を重量で約15/100乃至48/100、
水を重量で約16/100乃至40/100含んでいる。更
に、ゼラチン殻12は例えば混合パラベン、約
4:1の比の普通のメチルパラベン又はプロピル
パラベン、のような防腐剤を含んでも良い。パラ
ベンは、使用されるときに、殻配合の全体の重量
に比べて小さな割合で殻配合に組み込まれる。在
来のゼラチンカプセルは、約160乃至200のブルー
ム値をもつゼラチンを利用するがこの値を広い範
囲にわたつて変えることができる。在来の仕方で
は、殻を作るために用いられるゼラチンは真空状
態で溶融され、柔軟で弾力のあるゼラチンカプセ
ルの製造者によつて使用される在来の回転ダイプ
ロセスでゼラチンシートに形成される。このよう
な方法および装置は、例えば、米国特許第
1970396号、第2288327号、および第2318718号に
開示されている。
い充填式の柔軟で弾力のあるゼラチンカプセルを
作るための在来の技術によつて作られた柔軟で弾
力のあるゼラチン殻12内に充填される。使用さ
れる充填材料はゼラチンカプセルの壁を侵蝕する
ものであつてはならない。ゼラチン殻12を作る
ための在来の一つの配合は、ゼラチンを重量で約
30/100乃至53/100、グリセリン或いはソルビトー
ルのような可塑剤を重量で約15/100乃至48/100、
水を重量で約16/100乃至40/100含んでいる。更
に、ゼラチン殻12は例えば混合パラベン、約
4:1の比の普通のメチルパラベン又はプロピル
パラベン、のような防腐剤を含んでも良い。パラ
ベンは、使用されるときに、殻配合の全体の重量
に比べて小さな割合で殻配合に組み込まれる。在
来のゼラチンカプセルは、約160乃至200のブルー
ム値をもつゼラチンを利用するがこの値を広い範
囲にわたつて変えることができる。在来の仕方で
は、殻を作るために用いられるゼラチンは真空状
態で溶融され、柔軟で弾力のあるゼラチンカプセ
ルの製造者によつて使用される在来の回転ダイプ
ロセスでゼラチンシートに形成される。このよう
な方法および装置は、例えば、米国特許第
1970396号、第2288327号、および第2318718号に
開示されている。
カプセル10の外側寸法は広い範囲にわたつて
変化する。本発明によつて作られたカプセルは、
約4インチ(10.16cm)の長さおよび約1インチ
(2.54cm)の直径まで大きくし、1/2乃至3/4イン
チ(1.27乃至1.91cm)の長さおよび3/8乃至1/2イ
ンチ(0.95乃至1.27cm)の直径まで小さくするこ
とができる。カプセル10の特定の外形および内
部の大きさは、以下に詳細に述べるように本発明
の独特な面を具体的に示している。以下に示すよ
うに、カプセル10の製造に用いられる製造技術
は基本的に、当業者に良く知られた在来の技術並
びにゲルカプセル配合である。
変化する。本発明によつて作られたカプセルは、
約4インチ(10.16cm)の長さおよび約1インチ
(2.54cm)の直径まで大きくし、1/2乃至3/4イン
チ(1.27乃至1.91cm)の長さおよび3/8乃至1/2イ
ンチ(0.95乃至1.27cm)の直径まで小さくするこ
とができる。カプセル10の特定の外形および内
部の大きさは、以下に詳細に述べるように本発明
の独特な面を具体的に示している。以下に示すよ
うに、カプセル10の製造に用いられる製造技術
は基本的に、当業者に良く知られた在来の技術並
びにゲルカプセル配合である。
第1および第2図を参照すると、殻12は本体
部分18、キヤツプ部分20および本体部分18
とキヤツプ部分20とを相互に連結するための流
路部分22を有している。本体部分18は、一般
に球形の形状のものとして示されているが、本体
部分18の特定の外形は広く変化することのでき
ることが理解されるべきである。例えば、本体部
分をより円筒形の本体をなすように細長くさせる
ことができる。一般的に、外形は、殻12内に収
容されるべき充填材料16の量、通常は所定の目
的に有用なほど十分な量、によつて部分的に定め
られる。本体の形状を変化させることはできる
が、本体18は人の親指とそれ以外の指との間に
把持されるような大きさでありかつ形状であるべ
きである。かくして、本体の大きさは、以下に述
べる仕方でキヤツプ部分20を本体部分18に対
してねじるために、手で扱うのに困難であるほど
小さいものであつてはならない。
部分18、キヤツプ部分20および本体部分18
とキヤツプ部分20とを相互に連結するための流
路部分22を有している。本体部分18は、一般
に球形の形状のものとして示されているが、本体
部分18の特定の外形は広く変化することのでき
ることが理解されるべきである。例えば、本体部
分をより円筒形の本体をなすように細長くさせる
ことができる。一般的に、外形は、殻12内に収
容されるべき充填材料16の量、通常は所定の目
的に有用なほど十分な量、によつて部分的に定め
られる。本体の形状を変化させることはできる
が、本体18は人の親指とそれ以外の指との間に
把持されるような大きさでありかつ形状であるべ
きである。かくして、本体の大きさは、以下に述
べる仕方でキヤツプ部分20を本体部分18に対
してねじるために、手で扱うのに困難であるほど
小さいものであつてはならない。
充填材料16は、殻12に適合する多種の材料
のうちのいずれかから選ばれる。即ち、充填材料
はゼラチン殻20を侵蝕してはならず、カプセル
10に適当に長い殻寿命を与える。充填材料16
の種類は広い範囲にわたつて変るが、一般に軟
膏、クリーム、オイルおよび例えば人間の皮膚に
局所的に塗るのに用いられる同様な流動材料を含
むことができる。一般的に、充填材料は口から飲
まれるものではない。カプセルまたは潤滑油、接
着剤および人体に使用するものでない同様な材料
を収容することができる。
のうちのいずれかから選ばれる。即ち、充填材料
はゼラチン殻20を侵蝕してはならず、カプセル
10に適当に長い殻寿命を与える。充填材料16
の種類は広い範囲にわたつて変るが、一般に軟
膏、クリーム、オイルおよび例えば人間の皮膚に
局所的に塗るのに用いられる同様な流動材料を含
むことができる。一般的に、充填材料は口から飲
まれるものではない。カプセルまたは潤滑油、接
着剤および人体に使用するものでない同様な材料
を収容することができる。
キヤツプ部分20は貯蔵スペース23を囲んで
おり、該貯蔵スペース23は、後で明らかになる
ように、この中に収容される充填材料16が一般
に使用されないから最小の大きさのものである。
キヤツプ部分20の外形は、図示のように(第2
図に最も良く示しているように)、拡大されたつ
まみ24を有しており、該つまみ24は、使用者
がこのキヤツプ部分20を親指とその他の指で都
合良く把持し、次いでキヤツプ部分を本体部分1
8に対して物理的にねじる(キヤツプ部分はまた
保持されている)ことのできるような大きさのも
のである。キヤツプ部分20が第3図に示したよ
うに本体部分18および流路部分22から物理的
に切り離されるまでねじり続ける。
おり、該貯蔵スペース23は、後で明らかになる
ように、この中に収容される充填材料16が一般
に使用されないから最小の大きさのものである。
キヤツプ部分20の外形は、図示のように(第2
図に最も良く示しているように)、拡大されたつ
まみ24を有しており、該つまみ24は、使用者
がこのキヤツプ部分20を親指とその他の指で都
合良く把持し、次いでキヤツプ部分を本体部分1
8に対して物理的にねじる(キヤツプ部分はまた
保持されている)ことのできるような大きさのも
のである。キヤツプ部分20が第3図に示したよ
うに本体部分18および流路部分22から物理的
に切り離されるまでねじり続ける。
流路部分22は本体部分18に対しておよびキ
ヤツプ20のつまみ部分24に対して小さな直径
をもつ。内部室によつて充填材を使用箇所に適当
な量で容易に差し向けることを可能にする。望ま
しくは、円周の凹み26をキヤツプ部分20と流
路部分22との間の接合部に配置させる。凹み2
6は、キヤツプ部分20が流路部分22から物理
的に切り離される位置にある。第3図を参照する
と、流路部分22はキヤツプ部分を取り除いた後
の状態で示されている。充填材料16は、本体部
分18内に構成された貯蔵室からそしてまた流路
部分22内のスペースから押し出される。流路部
分22は、希望の使用領域への充填材料16の流
れを都合良く制御するために比較的に狭い開口部
を備えている。上述したカプセル10では、一般
に、本体部分18および流路部分22からのキヤ
ツプ20の切り離しの後完全に開放いた流路22
の設定を確実にするためにキヤツプ部分20内に
貯蔵室を設けることが重要である。
ヤツプ20のつまみ部分24に対して小さな直径
をもつ。内部室によつて充填材を使用箇所に適当
な量で容易に差し向けることを可能にする。望ま
しくは、円周の凹み26をキヤツプ部分20と流
路部分22との間の接合部に配置させる。凹み2
6は、キヤツプ部分20が流路部分22から物理
的に切り離される位置にある。第3図を参照する
と、流路部分22はキヤツプ部分を取り除いた後
の状態で示されている。充填材料16は、本体部
分18内に構成された貯蔵室からそしてまた流路
部分22内のスペースから押し出される。流路部
分22は、希望の使用領域への充填材料16の流
れを都合良く制御するために比較的に狭い開口部
を備えている。上述したカプセル10では、一般
に、本体部分18および流路部分22からのキヤ
ツプ20の切り離しの後完全に開放いた流路22
の設定を確実にするためにキヤツプ部分20内に
貯蔵室を設けることが重要である。
前述したことから、前に述べた全ての目的が達
成されたことがわかる。カプセル10を種々の充
填材料で種々の大きさおよび形状に製造すること
ができる。カプセルを回転ダイプロセス設備で製
造できるから、生産量は高い。つまみを設けてい
ることによつて各カプセルのキヤツプを一方の手
の親指とその他の指とで在来の仕方で物理的に把
持することができる。一般的に、本体部分を他方
の手で保持することができて、キヤツプ部分は本
体に対してねじられる。キヤツプは、本体から、
通常凹みのところで容易に離れる。次いで柔軟な
ゼラチンカプセルを押しつぶし、第3図に示すよ
うに充填材料を押し出す。
成されたことがわかる。カプセル10を種々の充
填材料で種々の大きさおよび形状に製造すること
ができる。カプセルを回転ダイプロセス設備で製
造できるから、生産量は高い。つまみを設けてい
ることによつて各カプセルのキヤツプを一方の手
の親指とその他の指とで在来の仕方で物理的に把
持することができる。一般的に、本体部分を他方
の手で保持することができて、キヤツプ部分は本
体に対してねじられる。キヤツプは、本体から、
通常凹みのところで容易に離れる。次いで柔軟な
ゼラチンカプセルを押しつぶし、第3図に示すよ
うに充填材料を押し出す。
本発明の特定の実施例を詳細に説明したが、当
業者に自明な全ての均等物は、特許請求の範囲に
記載したような本発明の範囲内に含まれるべきで
あることが理解されるべきである。
業者に自明な全ての均等物は、特許請求の範囲に
記載したような本発明の範囲内に含まれるべきで
あることが理解されるべきである。
第1図は、本発明に従つて作られたカプセルの
側面図である。第2図は、カプセルの内部、並び
に本体部分からのキヤツプ部分の取り除きを容易
にするためにカプセルのキヤツプ部分に用いられ
るつまみを示す、第1図の2−2線における断面
図である。第3図は、キヤツプ部分を取り除いた
後のカプセルを示す、第2図と同様な断面図であ
る。 10……ゼラチンカプセル、12……外側殻、
14……内部室、16……充填材料、18……本
体部分、20……キヤツプ部分、23……貯蔵ス
ペース、24……つまみ、26……凹み、22…
…流路部分。
側面図である。第2図は、カプセルの内部、並び
に本体部分からのキヤツプ部分の取り除きを容易
にするためにカプセルのキヤツプ部分に用いられ
るつまみを示す、第1図の2−2線における断面
図である。第3図は、キヤツプ部分を取り除いた
後のカプセルを示す、第2図と同様な断面図であ
る。 10……ゼラチンカプセル、12……外側殻、
14……内部室、16……充填材料、18……本
体部分、20……キヤツプ部分、23……貯蔵ス
ペース、24……つまみ、26……凹み、22…
…流路部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 充填材料を収容する単一に形成された柔軟で
弾力のあるゼラチンカプセルであつて、前記充填
材料は前記ゼラチンカプセルに適合するものであ
り、前記カプセルは常態では前記充填材料用の囲
まれた殻室を構成する単一の殻からなり、前記殻
は、前記囲まれた室内に前記充填材料の予め選択
された有用な量を収容するための第1の貯蔵スペ
ースを構成する本体部分を有し、前記殻はまた、
前記囲まれた室内に最小量の前記充填材料用の第
2の貯蔵スペースを囲むキヤツプ部分を有し、前
記殻はさらに、前記第1の貯蔵スペースと前記第
2の貯蔵スペースとを相互に連通させるための内
部流路を構成する首部分を有し、前記キヤツプ部
分と前記本体部分とを前記首部分に沿つて手動で
相対的にねじり前記キヤツプ部分を前記本体部分
から完全に切り離すために、前記キヤツプ部分と
前記本体部分の両方はその外側が、前記カプセル
を手で把持するような大きさおよび形状をしてお
り、前記充填材料は、前記本体部分からの前記キ
ヤツプ部分の前記切り離しの後、前記第1の貯蔵
スペースから前記首部分を容易に流通することを
特徴とするゼラチンカプセル。 2 前記首部分に構成された凹み部分を有し、前
記凹み部分は、前記キヤツプ部分と前記本体部分
とを切り離すための領域をなすことを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載のカプセル。 3 前記キヤツプ部分には、該キヤツプ部分を手
で把持するのを助けるための手段が備わつている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
カプセル。 4 前記手段は前記キヤツプ部分の側面のつまみ
からなることを特徴とする特許請求の範囲第3項
に記載のカプセル。 5 前記流路は、この中に前記充填材料を通すた
めの狭い部分を構成するために、少なくとも前記
第1の貯蔵スペースよりもかなり小さい断面積を
有していることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載のカプセル。 6 前記首部分は細長いものであることを特徴と
する特許請求の範囲第5項に記載のカプセル。 7 前記流路に対する前記第1の貯蔵スペースと
第2の貯蔵スペースとを有する前記囲まれた室
は、前記カプセルからの前記充填材料の通路用の
開口部を保証するための連続した開放領域を構成
していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載のカプセル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US68427384A | 1984-12-20 | 1984-12-20 | |
US684273 | 1991-04-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152551A JPS61152551A (ja) | 1986-07-11 |
JPH0512222B2 true JPH0512222B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=24747394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20148585A Granted JPS61152551A (ja) | 1984-12-20 | 1985-09-11 | 取り除くことのできるキヤツプを備えたゼラチンカプセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152551A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0273106U (ja) * | 1988-11-18 | 1990-06-04 | ||
ES2057435T3 (es) * | 1990-04-27 | 1994-10-16 | Unilever Nv | Capsulas cosmeticas. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115309U (ja) * | 1980-02-07 | 1981-09-04 |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP20148585A patent/JPS61152551A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61152551A (ja) | 1986-07-11 |
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