JPH05121118A - 複数のジヤツクコネクタモジユール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 モジュールの単一の所与のスペースに複数の
ジャックタイプのコネクタを入れることができるように
してスペースの問題を解消する。 【構成】 電気コネクタ１０は複数の孔１６を有する絶
縁ベースモジュール１２を含んでいる。少なくとも２組
の電気回路がこのベースモジュールの厚み内に配置され
ている。これらの２組の電気回路は相互に絶縁されてお
り、各組は複数の回路を含む。各回路は嵌め合わせのコ
ネクタデバイスの相手側の端子と電気的に接続するため
のリード部分２４を有する。各組の回路の一つはベース
モジュール内のそれぞれの孔１６内に露出されているコ
ンタクト部分４４ｃ，４４ｅを含む。ベースモジュール
内のいずれの孔にでも挿入した終端デバイスは両方の組
の回路の一つのコンタクト部分に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタの技術に係
り、更に具体的に言えば複数のジャックタイプコネクタ
のジャックモジュールに係るものである。

【０００２】

【従来の技術】モジューラジャック プラグコネクタシ
ステムは電話やその他の通信産業で標準の相互接続シス
テムとなっている。このようなジャックとプラグはデー
タプロセッシングやデータ伝達システムにも使用され、
又電話回線網を利用しての需要者の機械と商業機械との
相互接続のためこれらの機械に使用されている。事実、
新しいのも既存の配線システムも標準のジャックを装備
していなければならないし、もし装備していなければ新
たに装備しなければならない。新しいのでも既存の配線
システムでもそれぞれモジューラジャックプラグを装備
できるように調整される。

【０００３】モジューラージャックは比較的簡単な要素
であり、それのモールドした絶縁ハウジングはモジュー
ルプラグのコンタクトに係合する片持ち梁のスプリング
コンタクトを有する複数の端子を含んでいる。モジュー
ルジャックを回路に接続するのに種々の技術がある。そ
のような技術の一つとして複数の金属ストリップ回路を
有する絶縁モールドベースがあって、自由な端子部分が
ベースの縁から突出し、そしてモジューラージャックの
片持ち梁のスプリングコンタクトを形成している。ジャ
ックのハウジングは絶縁ベースに取り付けられており、
ストリップ回路の片持ち梁のスプリングコンタクト部分
はジャックハウジング内にある。このような配線モジュ
ールは１９９０年５月１日付けの米国特許４，９２１，
４３６に示されている。このような既存の配線モジュー
ルの問題は絶縁モールドベースの所与の領域で一個のモ
ジューラージャックとの接続に制限されるということで
ある。これはスペースの問題を生じ、配線モジュールの
その他の有利な技術の使用の価値を減じ、そして制限す
るものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、単一の所与
のスペースに複数のジャックタイプのコネクタを入れる
ことのできるモジュールを提供することによってストリ
ップ回路型の配線モジュールの上記の問題を解消するこ
とを指向している。

【０００５】従って本発明の目的は、ジャックタイプコ
ネクタのような多数のコネクタのためのユニークな配線
モジュールを組み込んだ新規な改良された電気コネクタ
システムを提供することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の実施例では、電
気コネクタシステムは複数の孔を有する絶縁ベースモジ
ュールを含んでいる。モジュールのベース部分は全体と
して平らで、絶縁材料からモールド形成されている。少
なくとも２組の電気回路をベースモジュールの厚み内に
配置する。２組の電気回路は例えば絶縁ストリップによ
り相互に絶縁されており、各組は複数の回路を含んでい
る。ジャックハウジング内での位置決めのためと、プラ
グコネクタのような嵌め合わせコネクタデバイスの相手
側端子との電気接続のため各回路のリード部分はベース
モジュールの一側に露出している。各組の回路のそれぞ
れのコンタクト部分はベースモジュールのどれかの孔に
差し込むことができ、そして各組の回路の一つのコンタ
クト部分と係合する。

【０００７】一対のジャックタイプコネクタハウジング
を取り付けるための手段をベースモジュールの一側に講
じている。本発明の実施例では単一のジャックハウジン
グはそれぞれのジャックプラグを受け入れる複数の孔を
有している。各組の回路のリード部分は、それぞれのジ
ャック孔に挿入されたプラグタイプのコネクタのコンタ
クトと電気接触するため片持ち梁となってハウジングの
それぞれの孔内に露出されている。更に、バレルタイプ
の端子デバイスのような終端デバイスを受け入れるため
ベースモジュールの孔と合っている複数の一体モールド
したソケットをベースモジュールが含んでいる。

【０００８】本発明の実施例では各組の回路は全体とし
て平らで、そして打ち出し成形した金属から作られてい
る。各回路の各コンタクト部分はベースモジュールのそ
れぞれの孔と揃っている孔手段を有している。好ましい
実施例では各コンタクト部分の弾性タブはそれぞれの孔
手段に突入していて、ベースモジュールのそれぞれの孔
に挿入された終端デバイスの一つと係合する。２組の回
路のコンタクトタブはベースモジュールのそれぞれの孔
を横切って直径上で相互から離されている。全体として
平らな回路は絶縁材料層によって絶縁ベースモジュール
内で相互から離されている。それ故、ベースモジュール
の孔の直径上で軸方向にタブは離されていて、タブは相
互に接触することなく十分に屈曲することができて終端
デバイスの端子ピンとタブとの間で十分良好な摩擦導電
係合をつくる。

【０００９】

【実施例】添付図中先ず図１と図２とを参照する。本発
明の電気コネクタシステムはプラスチックのような絶縁
材料のモールドである絶縁ベースモジュール１２を有す
る配線モジュール１０を含んでいる。ベースモジュール
１２の平らな部分１４は複数の上方に突出している円筒
ソケット１６を有する。これらのソケットは終端デバイ
ス例えば電話のバーレルタイプの端子デバイスを受ける
ためのものであるが、ソケット１６は様々な形とするこ
とができる。ベース部分１４の複数の間隔をあけた孔１
８は四角いものとして示されているが、ソケットに嵌め
る終端デバイスの端子ピンを補足するような丸や、矩形
やその他のどのような形でもよい。

【００１０】ベースモジュール１２の一対のアーム２０
はベースの一側から突出している。各アームは以下に説
明するように、モジュールへジャックハウジングを組付
けるための鳩尾状のスロット２２を含んでいる。又後で
説明するように、２組の電気回路のリード部分２４は図
１と図２とに示しているように、アーム２０間でベース
モジュールから外に向かってのびている。これらのリー
ド部分は図２に示すように片持ち梁の形に曲げられてお
り、電話ジャックシステムでは普通の仕方でジャックハ
ウジング内で片持ち梁スプリングコンタクトをつくって
いる。

【００１１】図３に示すデュアルジャックハウジング２
６の鳩尾状のフランジ２８はハウジングの両端に沿って
いてベースモジュール１２のアーム２０間にハウジング
を締まり嵌めによって取り付けるようになっている。図
３に示すように、デュアルジャックハウジングは普通の
モジューラープラグコネクタを受けるための一対のレセ
プタクル３０を有している。

【００１２】普通の標準モジューラージャックのよう
に、リード２４はジャックハウジング２６の内側で片持
ち梁となってその中でスプリングコンタクトをどのよう
にしてつくっているかを図３は示している。ソケット１
６内にバーレルタイプの終端デバイスを位置決めした後
ソケット１６を覆うカバー３２を図４は示している。

【００１３】補足し合うプラグを受ける２つのジャック
を単一のハウジングが形成しているということで、モジ
ューラージャックハウジング２６は「デュアルコネク
タ」ハウジングであると理解すべきである。本発明では
２つのジャックハウジングをベースモジュール１２に採
用できる。デュアルジャックハウジングは絶縁材から一
体モールドするのが効果的であり、費用もかからない。

【００１４】本発明では相互に絶縁された、少なくとも
２組の電気回路をベースモジュール１２の厚み内に配置
するようにし、そして図１−４を参照して上に説明した
ようにモジューラージャックのそれぞれに端子リード２
４をつくるようにしている。すなわち、図５に示すよう
に、第１の組の回路３４は金属シートから打ち出し成形
される。例示に過ぎないが、大量生産技術に使用する金
属の連続ストリップのウエブ３６へその第１の組の回路
は接続されたままである。

【００１５】図５の回路セット３４と同じように金属シ
ートからつくった第２組の回路３８を図６に示す。回路
セット３８は連続の金属シートのウエブ４０に未だくっ
ついたままである。回路セット３４，３８の詳細に入る
前に図５と図６とを比較すると判るように、回路セット
３４（図５）の複数のリード部分２４'は回路全体の左
へ幾らか寄って位置している。回路セット３８（図６）
の複数のリード部分２４' は回路全体の右へ寄って位置
している。これらの図を図１と図３と比較すると判るよ
うに、回路セット３４のリード部２４' （図５）はデュ
アルジャックハウジング２６の左手ジャックの片持ち梁
スプリングコンタクトをつくっており、回路セット３８
のリード部分２４''（図６）はデュアルジャックハウジ
ング２６の右手ジャックの片持ち梁スプリングコンタク
トをつくっている。

【００１６】回路３４と３８の各組はリード線２４' と
２４''とへそれぞれ接続されている複数の個別の回路を
有している。後で詳しく説明するが、回路セット３４，
３８はベースモジュール１２の絶縁ベース部分１４内で
重ねられており、同じ面積を覆っている。好ましい実施
例では回路セット３４，３８は平らである。しかし、回
路セットの一部分をベースモジュール１２内で曲げて、
その曲げた部分の両側の部分が異なる面になるようにす
ることもある。

【００１７】上に述べたように、図５と図６とは大量生
産の打ち出しにおけるように２組の回路が未だウエブ３
６，４０に接続されていることを示している。回路をウ
エブから離し、リード線２４' 、２４''へ個々の回路を
結合したままにしておくには、図５と図６に円４２ａ−
ｈで示す場所で個々の回路を切り離せばよい。両方の組
３４，３８の個々の回路は、回路をベースモジュール１
２内にインサート成形した後簡単なパンチング操作によ
って適当な取り付け具内で同時に切り離せる。例示のた
め回路の一つを図５に番号４２ａで示す。図５に示すよ
うに、その円は組３４のどの回路とも交差していない。
図６から判るように、円４２ａは組３８の回路の一つと
交差している。同じことが図６の円４２ｂでも見られ、
その円は図６のいずれの回路とも交差していないが、図
５の同じ位置の円４２ｂは３つの円の相互接続部に交差
して金属を切って、これらの回路を電気的に隔離する。
こうして、モジュール１２内で回路セット３４と３８の
間に絶縁層６８を配して回路セット３４と３８を相互に
重ねて、円４２ａ−ｈの総てを打ち抜くことにより完全
なままとしておくべき回路セット３４，３８の部分を破
損したり、接触させたりすることなく同時に個々の回路
を切り離せる。

【００１８】各回路セット３４，３８の個々の回路の一
つはソケット１６と揃ったベースモジュール１２の孔１
８の一つに露出したコンタクト部分を含んでいて各組３
４，３８の一つの回路をバーレルタイプの終端デバイス
の端子ピン６４（図８，図９）へ電気的に接続する。す
なわち、図５に示すように、回路４４ａの最も右の孔４
４ｂからコンタクトタブ４４ｃが突出している。図６に
示すように、回路４４ｄの最も右の孔４４ｅからコタン
クトタブ４４ｆが突出している。回路セット３４と３８
とをベースモジュール１２内で重ね合わせると、タブ４
４ｃ（図５）と４４ｆ（図６）の遠い端がベースモジュ
ール１２内のそれぞれの孔１８内に露出して、単一のバ
ーレルタイプの終端デバイスの端子ピンによって組３４
の回路４４ａ（図５）と組３８の回路４４ｄ（図６）と
の両方との接触を確立する。

【００１９】それ程説明しなくても図５と図６の回路を
比較するだけで判るように、各組３４，３８の個々の回
路の各々が有している孔とコンタクトタブとはベースモ
ジュール１２の孔１８の一つの孔の中で他の回路の孔と
コンタクトタブとに整合している。適当なアルハベッド
を添字して数字４６−５８を図５の残りの７つの回路
に、そして図６の８つの残りの回路の中の７つの回路に
つけておき、それらの協働機能と整合関係については、
図５の回路セット３４の回路４４ａ、孔４４ｂ、そして
コンタクトタブ４４ｃとの関係で、そして図６の回路セ
ット３８の回路４４ｄ、孔４４ｅ、そしてコンタクトタ
ブ４４ｆとの関係で上に説明したことと同じことを説明
したものとする。

【００２０】回路セット３８の孔８０（図６）は１つで
はなく２つのタブ８２を有し、そして回路８４によって
孔８６へ接続され、この孔８６も２つのタブ８８を有し
ている。この回路８４は接地回路として働き、孔８０と
８６とはそれらのタブ８２，８８と一緒に回路３４の上
でそれらの相手方を有していない。孔８０と揃っている
ソケット９０はソケット１６と同じであり、そしてソケ
ット１６に受け入れられているのと同じタイプのプラグ
６０を受ける。ねじ付き端子９２は孔８６とタブ８８と
に機械的、電気的に接続されており、そして接地回路を
つくっている接地線（図示せず）へ接続されているねじ
のような端子（図示せず）を受ける。

【００２１】ある部品を除いて配線モジュール１０とベ
ースモジュール１２とを破断して、バーレルタイプ終端
デバイス６０とプラグコネクタ６２と一緒に図７に示
す。終端デバイス６０はベースモジュール１２のソケッ
ト１６の一つに配置され、端子ピン６４はベースモジュ
ールのベース１４内に突入している。絶縁層６８は回路
セット３４と３８との間に配置されて、示されている。
図７に示すように、プラグコネクタ６２はデュアルジャ
ックハウジング２６のレセプタクル３０の一つに挿入す
る普通のプラグコネクタである。知られていることであ
るが、プラグコネクタの複数のコネクタはジャックレセ
プタクル内に片持ち梁となっているリード部分２４に係
合する。

【００２２】ベース内の孔１８の一つを示すため、そし
て回路セット３４，３８の個々の回路のコンタクトタブ
が孔内でどのように露出されるかを示すためベースモジ
ュール１２のベース部分１４（図１）から突出している
ソケット１６の一つを幾らか略図的に図８に示す。すな
わち、例としてコンタクトタブ４４ｃ（図５）と４４ｆ
（図６）を用いて、これらのコンタクトタブの遠い端が
露出され、もしくは孔１８の側面を越えて内側に突出し
ていることを理解されよう。コンタクトタブは孔を横切
って直径方向に配置されており、そして直径方向で相互
から離されていて、タブを電気的に隔離している。

【００２３】図８と一緒に図９を参照する。図８に示す
タブ４４ｃと４４ｆの位置は図９に破線で示す。しかし
ながら、図９の実線では終端デバイス６０の端子ピン６
４はそれぞれのソケット１６に挿入され、端子ピンはタ
ブ４４ｃ，４４ｆを屈撓させて端子ピンとコンタクトタ
ブとの間に良好な導電係合を確立し、そして端子ピン６
４をその中にしっかり保持する。図９に示すように、回
路セット３４の回路４４ａが絶縁層６８により回路セッ
ト３８の回路４４ｄから孔１８の軸方向に離されてい
る。

【００２４】図１１に示すように、絶縁層６８の形と大
きさとは、ベースモジュール１２のベース１４の絶縁モ
ールド内で回路セット３８のすべての回路から回路セッ
ト３４のすべての回路を隔離するように決められてい
る。絶縁層には回路セット３４，３８の孔４４ｂ−５６
ｂ，４４ｅ−５６ｅ、８０そして８６と揃えて孔７０を
開けてある。

【００２５】要約すると、本文に説明した設計は、モジ
ュール内の回路をどのように使えるかについて柔軟性を
かなり増大している。例えば、図３で見た左のレセプタ
クル３０に挿入されたプラグ６２は声のような１つのタ
イプの伝達に使用し、右のレセプタクル３０は別のタイ
プの伝達に使用する。左のレセプタクル３０に挿入され
たプラグ内の音声の伝達を受けるコンタクトだけを含む
ことにより、そして同様に右のプラグ内のデータコンタ
クトだけを含むことにより回路は所望のように完成でき
る。明らかにこの構造により多くの種類の伝達形態が可
能とされる。モジュール１０をそのままにして変更を行
うことができる。変更しなければならないすべてのこと
は、２４' もしくは２４''のどのコンタクトにプラグ６
２を接触させるかということである。

【００２６】

【効果】以上詳述した如く、所定の単一のスペースに、
ジャックタイプの複数のコネクタを入れることのできる
配線モジュールを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の思想を具現した絶縁ベースモジュール
の平面図である。

【図２】図１の線２−２沿って切断した垂直断面図であ
る。

【図３】デュアルジャックハウジングをモジュールへ組
込んだ、図１のベースモジュールの平面図である。

【図４】図３の線４−４沿って切断した垂直断面図であ
る。

【図５】ベースモジュールに埋め込まれる回路の組の一
つの平面図である。

【図６】モジュールに埋め込まれる回路の第２の組の平
面図である。

【図７】ベースモジュールとジャックハウジング組立体
の破断部分の垂直断面図であり、モジュールカバーは側
面で示しており、終端プラグデバイスはジャックハウジ
ングに挿入しようとしている状態で示す。

【図８】ベースモジュール内の孔の一つを通して見下ろ
した平面図であり、孔内に露出した回路コンタクトタブ
を示す。

【図９】ベースモジュールの破断部分の断面図であり、
終端デバイスの端子がコンタクトタブをどのように屈撓
させているかを示す。

【図１０】キャリヤーストリップへ取り付けたままの、
図１のベースモジュールの平面図である。

【図１１】図５と図６の回路の組の間にある絶縁層の平
面図である。

【符号の説明】

１２ 絶縁ベースモジュール １６ 孔 ２４ リード部分 ３０ 雌ソケット ３４ １組の電気回路 ３８ 別の１組の電気回路 ４４ 個別の回路 ４６ 個別の回路 ４８ 個別の回路 ５０ 個別の回路 ５２ 個別の回路 ５４ 個別の回路 ５６ 個別の回路 ５８ 個別の回路 ４４ｃ コンタクト部分 ４４ｅ コンタクト部分 ４６ｃ コンタクト部分 ４６ｅ コンタクト部分 ４８ｃ コンタクト部分 ４８ｅ コンタクト部分 ５０ｃ コンタクト部分 ５０ｅ コンタクト部分 ５２ｃ コンタクト部分 ５２ｅ コンタクト部分 ５４ｃ コンタクト部分 ５４ｅ コンタクト部分 ５６ｃ コンタクト部分 ５６ｅ コンタクト部分 ５８ｃ コンタクト部分 ５８ｅ コンタクト部分 ６２ プラグタイプコネクタ ６４ 終端デバイス

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の孔１６を有する絶縁ベースモジュ
   ール１２と、このベースモジュールの厚み内に配置され
   た少なくとも２組の電気回路３４，３８とを備え、これ
   らの２組の電気回路は相互に絶縁されており、各組は複
   数の回路４４，４６，４８，５０，５２，５４，５６，
   ５８を含み、各回路は嵌め合わせのコネクタデバイス６
   ２の相手側の端子と電気的に接続するためのリード部分
   ２４を有し、そして各組の回路の一つはベースモジュー
   ル内のそれぞれの孔１６内に露出されているコンタクト
   部分４４ｃ，４４ｅ，４６ｃ，４６ｅ，４８ｃ，４８
   ｅ，５０ｃ，５０ｅ，５２ｃ，５２ｅ，５４ｃ，５４
   ｅ，５６ｃ，５６ｅ，５８ｃ、もしくは５８ｅを含み、
   それによりベースモジュール内のいずれの孔にでも挿入
   した終端デバイス６４は両方の組の回路の一つのコンタ
   クト部分に係合することを特徴とした電気コネクタ。
2. 【請求項２】 ベースモジュールは絶縁材料からモール
   ドされ、そして電気回路の組はそのベースモジュールに
   インサート成形されている請求項１に記載の電気コネク
   タ。
3. 【請求項３】 各回路の各コンタクト部分はベースモジ
   ュールのそれぞれの孔と揃った孔手段４４ｂ，４４ｅ，
   ４６ｂ，４６ｅ，４８ｂ，４８ｅ，５０ｂ，５０ｅ，５
   ２ｂ，５２ｅ，５４ｂ，５４ｅ，５６ｂ，５６ｅ，５８
   ｂ、もしくは５８ｅを有する請求項１に記載の電気コネ
   クタ。
4. 【請求項４】 各コンタクト部分の弾性タブは各孔手段
   に突入して、ベースモジュールのそれぞれの孔に挿入さ
   れた終端デバイスの一つと係合する請求項３に記載の電
   気コネクタ。
5. 【請求項５】 ２組の回路のコンタクト部分のタブはベ
   ースモジュールのそれぞれの孔を横切って直径上で対向
   している請求項４に記載の電気コネクタ。
6. 【請求項６】 ２組の回路は全体として平らで、そして
   絶縁層６８によって絶縁ベースモジュール内で相互に離
   されている請求項１に記載の電気コネクタ。
7. 【請求項７】 各組の回路は打ち出し成形された金属か
   ら作られている請求項６に記載の電気コネクタ。
8. 【請求項８】 ベースモジュールは一対のジャックタイ
   プの雌ソケット３０を取り付ける手段を含み、各組の回
   路のリード部分はそれぞれの雌ソケット内に露出されて
   おり、それぞれの雌ソケットに挿入されたプラグタイプ
   コネクタ６２のコンタクトと電気的に接触する請求項１
   に記載の電気コネクタ。
9. 【請求項９】 ベースモジュールはプラスチック絶縁材
   からモールドされており、そしてこのベースモジュール
   に電気回路はインサートモールドされている請求項８に
   記載の電気コネクタ。
10. 【請求項１０】 各コンタクト手段の弾性タブはベース
    モジュールの各孔手段に突入して、ベースモジュールの
    それぞれの孔に挿入された終端デバイスの一つと係合す
    る請求項９に記載の電気コネクタ。
11. 【請求項１１】 ２組の回路のコンタクト部分のタブは
    ベースモジュールのそれぞれの孔を横切って直径上で対
    向している請求項１０に記載の電気コネクタ。