JPH0512007Y2 - - Google Patents

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JPH0512007Y2
JPH0512007Y2 JP4666985U JP4666985U JPH0512007Y2 JP H0512007 Y2 JPH0512007 Y2 JP H0512007Y2 JP 4666985 U JP4666985 U JP 4666985U JP 4666985 U JP4666985 U JP 4666985U JP H0512007 Y2 JPH0512007 Y2 JP H0512007Y2
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ball
metal core
core ball
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JP4666985U
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、ミキサー車の出荷時に行なうミキサ
ー作動試験の際に玉ジヤリの代わりに用いられ
る、玉ジヤリ代替品である消音ボールに関する。
考案の技術的背景ならびにその問題点 建設現場では、コンクリートミキサー車が広く
用いられている。このようなミキサー車は、製造
後そのミキサーが完全に作動するか否かを、実際
に玉ジヤリを用いた試験を経た後に出荷されてい
る。
ところがミキサー車のミキサー作動試験を、ほ
んものの玉ジヤリを用いて行なうと、試験時に大
きな騒音が発生するという問題点があつた。ま
た、玉ジヤリを繰返してミキサー作動試験に用い
ると、玉ジヤリは砕けて砂状となつてしまうた
め、玉ジヤリの交換を頻繁に行なわなければなら
ないという問題点があつた。
したがつて、ミキサー車の出荷試験時に騒音が
発生せず、しかも玉ジヤリ交換の必要がないよう
な玉ジヤリ代替品が出現すれば、その効果は非常
に大きいと期待される。
考案の目的 本考案は、上記のような従来技術に伴なう問題
点を解決しようとするものであつて、ミキサー車
出荷時行なうミキサーの作動試験に際して用いら
れ、その際騒音が発生せずしかも玉ジヤリのよう
な交換の必要がない、玉ジヤリ代替品である消音
ボールを提供することを目的としている。
考案の概要 本考案に係る消音ボールは、 金属芯球と、 この金属芯球を収容するための中空部を有する
ゴム製外皮体とからなり、 金属芯球と外皮体とは着脱自在とされており、
玉ジヤリとほぼ等しい比重と大きさとを有するこ
とを特徴としている。このように本考案に係る玉
ジヤリ代替品は、玉ジヤリと類似した大きさと比
重に形成されていることが好ましい。
考案の具体的説明 以下本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
本考案に係る消音ボール1は、金属芯球2と、
この金属芯球2を包被するための外皮体3とから
なつており、金属芯球2と外皮体3とは着脱自在
となつている。すなわち、本考案に係る消音ボー
ル1では、金属芯球2と外皮体3とは、それぞれ
別体として準備され、金属芯球2は外皮体3中に
装着された後に使用される。
金属芯球2としては、ステンレス鋼球、アルミ
球、鉛球など種々のものが、消音ボールとして、
要望される比重に応じて用いられる。またこの金
属芯球2の大きさは、得られる消音ボール1が玉
ジヤリに類似した大きさと比重になるように選択
されることが好ましく、具体的に直径15〜60mmで
あることが好ましい。
このような金属芯球2の場合、ステンレス鋼
球、アルミ球、鉛球などその芯球材料の比重によ
り同じ大きさであつてもその金属芯球2の重量は
異なるが、例えば、φ15mm〜φ60mm程度の大きさ
の鋼球の場合では、13.8g〜882.2g程度である。
一方外皮体3は、その断面図が第2図に示され
るように、金属芯球2を包被するためのものであ
つて、内部味に該金属芯球2を収容するための中
空部4を有しており、そして該中空部4内に金属
芯球2を導くための導入路5aおよび5bを有し
ている。
この導入路5aおよび5bの直径は、金属芯球
2の直径よりも小さくされており、金属芯球2が
一旦中空部4に収容された後に金属芯球2が簡単
には脱離しないようにされている。
このような外皮体3は、JIS(A)90〜99°程度
の硬度を有するウレタンゴムなどのようなすぐれ
た機械的強度を有するとともに、耐摩耗性、耐油
性および弾性に優れたゴムから形成されているこ
とが好ましい。
この外皮体3の大きさは、玉ジヤリの実際の大
きさに合わせて、適宜設計変更し得るが、通常、
φ20mm×20mmt〜φ70mm×70mmt程度とされる。この
ような外皮体3では、該外皮体の肉厚が2mm〜10
mm程度であることが好ましい。このような肉厚と
なるような範囲内で、外皮体3の大きさ、重量等
は適宜調整される。
例えば、芯球2として、直径(φ)が15mmの
(鋼)球を用いる場合には、比重が約1.2であり、
その大きさがφ20mm×20mmtのウレタンゴム製外皮
体では、該外皮体重量は約2.9gとなる。
また、芯球2として、直径(φ)が60mmの
(鋼)球を用いる場合には、大きさがφ70mm×70t
のウレタンゴム製外皮体では、その外皮体重量は
約79.8gとなる。
このような外皮体3は、ウレタンゴムなどのゴ
ムで形成されているため、圧入用機械を用いれば
簡単に金属芯球2を外皮体3の中空部4に挿入す
ることができる。また一方金属芯球2は、治具を
用いて消音ボールを固定した上で金属芯球2をロ
ツドなどによつて押し出せば、簡単に外皮体3か
ら取り出すことができる。
本考案に係る消音ボール1は、上記に示す通
り、該消音ボール1を構成する金属芯球2と外皮
体3の材質、肉厚、径(φ)などについて、さま
ざまな組合せが可能である。このように金属芯球
2と外皮体3とを適宜組み合わせることにより、
玉ジヤリの大きさ、比重に合わせて消音ボール1
の全体積に対するその比重を変えることができ
る。
したがつて、消音ボール1の重量も、例えば、
15g〜1000g程度の範囲で変化させることがで
き、実際の玉ジヤリの大きさ、重量などに見合つ
た大きさ、重量などの設定も可能である。
本考案にかかる消音ボール1の作用および効果
について説明する。この消音ボール1は、金属芯
球2と、この金属芯球2を収容するための中空部
を有するウレタンゴム製などの外皮体3とからな
つており、玉ジヤリとほぼ等しい比重と大きさと
を有するので、ミキサー車出荷試験時の玉ジヤリ
代替物として使用できる。またこの消音ボール1
の外皮体3は、弾力性に富むウレタン材などのゴ
ム材で形成されているため、ミキサーの内壁と衝
突してもほとんど騒音を発生しない。また金属芯
球2と外皮体3とは着脱自在とされているため、
消音ボールを玉ジヤリとして繰返して使用した際
に、外皮体3が摩耗あるいは破損しても、金属芯
球2を外皮体3から取り出して、新たな外皮体3
に挿入すればよく、したがつて金属芯球2は繰返
して再利用が可能となる。
考案の効果 本考案に係る消音ボール1は、金属芯球2とこ
の金属芯球2を収容するための中空部4を有する
外皮体3とからなり、金属芯球2と外皮体3とは
着脱自在とされており、そして玉ジヤリと類似し
た大きさと比重を有するため、ミキサー車出荷時
に、玉ジヤリ代替品として使用できる。しかも外
皮体3は弾性に富むゴム材から形成されているた
め、消音ボール1がミキサー内壁と衝突しても騒
音があまり発生しない。その上、外皮体3が摩耗
あるいは破損しても、金属芯球2と外皮体3とは
着脱自在とされているため、金属芯球2を摩耗あ
るいは破損した外皮体3から取り出して新たな外
皮体3に装着すれば、金属芯球2の再利用が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る消音ボールの断面図であ
り、そして第2図は、金属芯球を外皮体に装着す
る際の説明図である。 1……消音ボール、2……金属芯球、3……外
皮体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属芯球と、 この金属芯球を収容するための中空部を有す
    るゴム製外皮体とからなり、 金属芯球と外皮体とは着脱自在とされてお
    り、玉ジヤリとほぼ等しい比重と大きさとを有
    することを特徴とする消音ボール。 (2) 外皮体がウレタンゴムから形成されている実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の消音ボー
    ル。
JP4666985U 1985-03-29 1985-03-29 Expired - Lifetime JPH0512007Y2 (ja)

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JP4666985U JPH0512007Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4666985U JPH0512007Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61162409U JPS61162409U (ja) 1986-10-08
JPH0512007Y2 true JPH0512007Y2 (ja) 1993-03-26

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