JPH0511975Y2 - - Google Patents

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JPH0511975Y2
JPH0511975Y2 JP1987100444U JP10044487U JPH0511975Y2 JP H0511975 Y2 JPH0511975 Y2 JP H0511975Y2 JP 1987100444 U JP1987100444 U JP 1987100444U JP 10044487 U JP10044487 U JP 10044487U JP H0511975 Y2 JPH0511975 Y2 JP H0511975Y2
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JP
Japan
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cut
tweezers
pedestal
work
blade
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JP1987100444U
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JPS644567U (ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は特に切花を小さな台座に密植する作業
での使用に好適するピンセツトに関する。
(従来の技術) 多数の生花の切花が小籠に盛られた籠盛り花を
作製する際には、予め小籠内に水を含ませた保水
性を有する小さな台座を配設し、この台座に多数
の切花を一本ずつカツターで適当な長さに切断し
ながら差すことによつて多数の切花を小籠に盛る
ようにしている。この場合、小さな台座に多数の
切花を密植させるために、適当な長さに切断した
切花の茎をピンセツトに挟み、そのまま台座に差
し込むようにしている。このようにピンセツトを
使用すれば、切花を直接手で持つて行なう場合と
は異なり、花に手で触れて花を損傷させることな
く、既に台座に差してある花と花との狭い間隔か
らでも次に差す切花を容易に差し加えることが可
能になるものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、台座に切花を密植する作業にお
いて、作業者は切花の茎を適当な長さに切断する
ためのカツターと切り整えられた切花を挟んで台
座に差し込むためのピンセツトとを交互に持ち替
えながら作業を行なわなければならなず、この結
果、作業動作が煩雑になりるばかりでなく、交互
の持ち替えに要する時間は作業能率を低下させる
ものであり、また持ち替えの際にカツターの刃で
怪我をする虞がある等の問題があつた。
したがつて本考案の目的は、特に、籠盛り花等
の作製行程における切花の茎の切断と台座への差
し込みとを交互に繰り返して行なうことによつて
多数の切花を小さな台座に密植させる作業での使
用に好適して、作業動作が単純化され且つ作業を
短時間で行なうことができるようになり、作業の
能率化を図ることができるピンセツトを提供する
にある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のピンセツトは、ピンセツト本体の二辺
部の先端部に位置する挟み部と基端側に位置する
柄部との間に、両刃状をなす刃部を夫々形成し、
この刃部と柄部との間に、外方へ膨出するストツ
パを形成したところに特徴を有する。
(作用) 上記手段を小さな台座に多数の切花を密植させ
る作業に適用した場合、ピンセツト本体に形成し
た刃部を使用して適当な長さに切断した切花の茎
を挟んで台座に差し込むという動作を繰り返して
密植作業を行なうことにより、カツターとピンセ
ツトとを交互に持ち替える必要がなくなつて、カ
ツターの刃で怪我をすることがなくなると共に、
作業動作が単純化され且つ作業時間が短縮化され
る。
しかも、ピンセツト本体の二辺部に夫々両刃状
をなす刃部が設けられているので、ピンセツト本
体を持ち替えることなく、常に作業を行い易い所
望の方向に手を動かして茎の切断作業を行うこと
ができる。また、刃部と柄部との間に、外方へ膨
出するストツパを形成したので、そのストツパに
より刃部方向への指の移動が阻止され、ひいて
は、作業中に刃部に手指が接触してしまうことを
防止できる。
(実施例) 以下本考案を、籠盛り花の作製行程における切
花の密植作業に適用した一実施例につき、図面を
参照して説明する。
先ず、第1図において、1はV字状のピンセツ
ト本体で、その対応する二辺部2及び3の基端側
に指のすべりを防止して持ち易くするための凹凸
が外面側に形成された柄部2a及び3aを有して
おり、また、二辺部2及び3は先端側に向かうに
したがい細く形成され、その先端部分に挟まれた
物を保留するすべり止めとしての多数の細溝が内
面側に形成された挟み部2b及び3bを有する。
さて、4,4及び5,5は刃部であり、これらは
二辺部2及び3の柄部2a及び3aと挟み部2b
及び3bとの間に両刃状に形成されている。6及
び7は指の位置ずれ防止用のストツパで、二辺部
2及び3の刃部4及び5と柄部2a及び3aとの
間にこれを外方へ膨出させることにより一体形成
されている。
一方、第3図において、8は切花を盛る小籠
で、その内底部に配設された水受け皿9には、ス
ポンジ等の保水性を有する小さな台座10が水を
十分に含ませて載置されている。また台座10
は、小籠8内に配設された状態でこれに切花を差
すことができ且つ籠盛り花が完成した時にはこれ
に密植した切花で隠れる程度の高さ分だけ小籠8
の開口部8aから外方に露出するように設けられ
ている。
さて、籠盛り花作製の際、一般には、多数の切
花により最終的に完成させようとする盛り花の外
形、例えばドーム形の輪郭が形成されるように、
最初に数本の切花を適当な長さに整えて台座全体
に疎らに差しておいた上で、この数本の切花によ
つて予め形成された盛り花のおよその外形を目安
にして、残りの多数の切花を一本ずつ適当な長さ
に切断しながら、既に台座に差してある花と花と
の間隔を均等に埋めるように差し加えて切花をド
ーム形に盛るようにし、籠盛り花を仕上げるよう
にしている。そして、このような多数の切花を小
さな台座に差す密植作業は、切花を直接手で持つ
て台座に差すことは難しく、すなわち、本実施例
のピンセツトを使用して以下に述べるような手順
で作業を行なう。
まず、第2図に示すように、次に差す切花を片
手に取り、ピンセツト本体1に設けられた刃部4
(若しくは5)により、片手に持つた切花の茎を、
台座10への差し込み分の長さも考慮しながら、
予め数本の切花で形成したドームの概形の輪郭に
見合うような長さに切断する。次に、第3図に示
すように、この適当な長さに整えた切花の茎の部
分をピンセツト本体1先端部の挟み部2b,3b
間に挟み、そのまま、既に差してある花と花との
間隔の台座10の適宜の位置に差し込む。そし
て、その次に差す切花を片手に取り、再び上述の
手順によつて台座10に差し加え、以後同様に繰
り返すことにより多数の切花を台座10に次第に
密植させるようにする。この結果、台座10の小
籠8からの露出部分は密植された多数の切花によ
り隠され、以て多数の切花がドーム形に盛られた
籠盛り花が完成される。
ところで、上述の密植作業においては、作業者
が、例えば第2図に示すように、ピンセツト本体
1を手前に引くように動かして切花の茎を切断す
る場合、ピンセツト本体1の一方の辺部2の下側
に設けられた刃部4を使用して切断する。一方、
もし、ピンセツト本体1を上述の逆方向即ち向こ
う側へ押出すように動かして切断を行なおうとす
る場合には、他方の辺部3の下側に設けられた刃
部5を使用すればよい。また、ピンセツト本体1
を第2図に示す向きとは裏返しの持ち方をした場
合でも同様であり、辺部3若しくは2の下側に設
けられた刃部5若しくは4を使用する。したがつ
て、作業者は、切花の茎を切断するためにピンセ
ツト本体1の持ち方を変える必要はなく且つ作業
を行ない易い方向に手を動かして切断を行なうよ
うになる。
このように本実施例によれば次のような効果が
得られる。
即ち、ピンセツト本体1に刃部4,4及び5,
5を設けたことにより、多数の切花を一本ずつ適
当な長さに切り整えながら台座10に密植させる
作業の際に、従来とは異なり、切花の茎を切断す
るためのカツターと適当な長さに切り整えた切花
を台座10に差すためのピンセツトとを交互に持
ち替える必要がなくなるので、作業動作が単純化
されるとともに持ち替えに要する作業時間の浪費
がなくなり、この結果、作業の能率化を図ること
ができるようになる。更に、ピンセツト本体1に
は四つの刃部4,4及び5,5が各辺部2及び3
の双方に両刃状に夫々異なる向きに設けられてい
ることにより、作業者はピンセツト本体1の持ち
方を気にしなくとも、常に作業を行ない易い方向
に手を動かして切花の茎を切断し得るので、使い
勝手が向上して作業者の便宜向上が期待でき、ま
た、カツターとピンセツトとの持ち替えによる怪
我の虞がないのは勿論であるとともに、刃部4,
4及び5,5方向への指の移動はストツパ6及び
7によつて阻止されるので安全に作業を行なうこ
とができる。
尚、上記実施例では、柄部2a,3aから刃部
4,5への指の移動を阻止するためのストツパ
6,7をピンセツト本体1を外方へ膨出させて一
体形成したが、代りに、別体の環状のストツパを
ピンセツト本体の柄部と刃部との間に嵌め込んで
もよく、また柄部と刃部との間に樹脂モールドす
ることによりストツパを形成してもよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変形して実施し得る。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案のピンセ
ツトによれば、特に、籠盛り花等の作製行程にお
ける切花を小さな台座に密植させる作業に際して
の使用に好適して、この場合、カツターとピンセ
ツトとを交互に持ち替える必要がなくなつて、カ
ツターの刃で怪我をすることがなくなると共に、
切花の茎の切断と台座への差し込みとを交互に繰
り返して行なう作業動作が単純化され且つ短時間
で切花の密植作業を行なうことができるようにな
り、作業の能率化を図ることができるという実用
的効果を奏するものである。
しかも、ピンセツト本体の二辺部に夫々両刃状
をなす刃部を設けているので、ピンセツト本体を
持ち替えることなく、常に作業を行い易い所望の
方向に手を動かして茎の切断作業を行うことがで
き、その結果、使い勝手が向上して作業者の便宜
向上が期待できる。また、刃部と柄部との間に、
ストツパを形成したので、作業中に刃部に手指が
接触してしまうことを防止でき、その結果、作業
の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図及び第3図は作用を説明するた
めの図である。 図中、1はピンセツト本体、2及び3は辺部、
2a及び3aは柄部、2b及び3bは挟み部、
4,4及び5,5は刃部、6及び7はストツパで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピンセツト本体の二辺部の先端部に位置する挟
    み部と基端側に位置する柄部との間に、両刃状を
    なす刃部を夫々形成し、この刃部と柄部との間
    に、外方へ膨出するストツパを形成してなるピン
    セツト。
JP1987100444U 1987-06-29 1987-06-29 Expired - Lifetime JPH0511975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987100444U JPH0511975Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987100444U JPH0511975Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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Publication Number Publication Date
JPS644567U JPS644567U (ja) 1989-01-12
JPH0511975Y2 true JPH0511975Y2 (ja) 1993-03-25

Family

ID=31328519

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JP1987100444U Expired - Lifetime JPH0511975Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9250287B2 (en) 2006-02-17 2016-02-02 Mentor Graphics Corporation On-chip comparison and response collection tools and techniques

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58106145U (ja) * 1982-01-13 1983-07-19 キヤノン株式会社 ピンセツト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9250287B2 (en) 2006-02-17 2016-02-02 Mentor Graphics Corporation On-chip comparison and response collection tools and techniques

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JPS644567U (ja) 1989-01-12

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