JPH0511837U - 裁縫用台 - Google Patents

裁縫用台

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Publication number
JPH0511837U
JPH0511837U JP5301891U JP5301891U JPH0511837U JP H0511837 U JPH0511837 U JP H0511837U JP 5301891 U JP5301891 U JP 5301891U JP 5301891 U JP5301891 U JP 5301891U JP H0511837 U JPH0511837 U JP H0511837U
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JP
Japan
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base
synthetic resin
resin sheet
mat
sewing
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Pending
Application number
JP5301891U
Other languages
English (en)
Inventor
駿見正明
Original Assignee
ロイヤル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ロイヤル株式会社 filed Critical ロイヤル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 布の裁断やパッチワークに適する他、アイロ
ン掛け台としても使用でき、更には、洋裁台や和裁用ヘ
ラ台を載せるための基台としても使用可能な裁縫用台を
提供する。 【構成】 表面が平坦で、高さが等しい、実質的に同じ
大きさを有する一対の台1及び台2から成るもので、一
方の台1は、支持台3の上方に合成樹脂製シート4が配
置されたものであり、他方の台2は、支持台6の上方
に、クッション性を有するマット7が配置され、マット
7の上面がカバー8により覆われたものであることを特
徴とする。又、台1における支持台3の表面又は合成樹
脂製シート4の裏面、及び/又は、台2におけるカバー
8の表面に、碁盤目状の印刷を施こし、合成樹脂製シー
ト4が透明性又は半透明性を有する場合には、一層作業
し易いものが得られる。 【効果】 台1は、特に裁縫やパッチワークに適し、一
方、台2は、アイロン掛け作業に適し、両方を並列又は
縦列に配置させた際には一つの平面が形成されて、洋裁
台や和裁用ヘラ台を載せるのに適する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、布の裁断やパッチワークを行うのに適する他、アイロン掛け台とし ても使用でき、更には、洋裁台や和裁用ヘラ台を載せるための基台としても使用 可能な裁縫用台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、裁縫やパッチワークを行うのに使用されてきた台としては、平板状 の基材の表面にフラノを貼り付けたものや、木製の平板を表面側に配置したもの 等がある。 しかし、これらの裁縫台にあっては、この上でカッター等を用いて布を裁断し た場合、台の表面に傷が付き易く、耐久性が劣るという問題点があった。
【0003】 又、和裁用のヘラ台が、一般的に長手方向に延びた細長い長方形の形状を有す るのに対して、洋裁台はほぼ正方形状のものであるために、これらを台の上に載 せようとした場合、それぞれの形状に応じた基台が必要であった。 このような現状から、これまでに、洋裁、和裁、パッチワーク等の種々の用途 に対応し得る裁縫用台は提案されていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の欠点を改良し、カッター等を使用して布を裁断した際にも、 台の表面に傷が付きにくく、しかもアイロン掛け作業を行うこともでき、更には 、洋裁台や和裁用ヘラ台を載せることも可能な裁縫用台を提供することを課題と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の裁縫用台は、表面が平坦で、高さが等しい、実質的に同じ大きさを有 する一対の台から成るものであって、 一方の台は、支持台の上方に合成樹脂製シートが配置されたものであること、 及び 他方の台は、支持台の上方にクッション性を有するマットが配置され、マット の上面がカバーにより覆われたものであることを特徴とする。
【0006】 即ち、本考案では、表面に合成樹脂製シートが配置された一方の台は、この表 面上でカッター等を使用した場合にも表面を傷付けることなく布を裁断すること ができ、一方、クッション性のあるマットが配置された台は、アイロン掛けの作 業を行うのに適したものとなっている。 しかも本考案では、このような一対の台の上面が、それぞれ平坦で、高さが等 しく、実質的に同じ大きさを有するので、これらの台を並列又は縦列に配置させ ることによって、正方形状の和裁用ヘラ台を載せたり、長手方向に延びた洋裁台 を載せたりすることが可能な台としても使用できる。
【0007】 まず、本考案の裁縫用台の一例を図面に示し、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案の裁縫用台の一例を示す斜視図であって、裁縫用に適した台1 と、アイロン掛けに適した台2とを並列に配置した時の状態が表されており、台 2については、内部構造が理解されるように部分破断されている。 又、図2は、図1に示される本考案の裁縫用台の、台1と台2とを縦列に配置 した時の状態を表したものである。
【0008】 図1及び図2に示される本考案の裁縫用台にあっては、台1における支持台3 は長方形状の平板であるが、このような形状に限定されるものではない。又、支 持台3の材質についても特に限定されるものではないが、一般的には木製のもの が好ましい。 尚、この支持台3は、その上面がポリエステル製の布などで覆われていても良 い。
【0009】 更に、この支持台3に配置される合成樹脂製シート4は、一般的には支持台3 と同じ大きさの長方形の表面形状を有するものであって、その材質については特 に限定されないが、塩化ビニール製のものが好ましく、その厚さとしては約4〜 10mm程度のものが好ましい。 そして、この合成樹脂製シート4は、透明性を有するものであっても有しない ものであっても良いが、透明性又は半透明性を有するものであることが好ましく 、長期間の使用によって表面に傷が付いた場合には、合成樹脂製シート4だけを 交換すれば良い。
【0010】 このように、本考案における台1の表面には、合成樹脂製シート4が配置され ているので、パッチワークを行う際に、合成樹脂製シート4の上に裁断する布を 置き、カッター等によって布を裁断しても表面に傷が付きにくく、台1の表面の 平滑性を長期間維持することができる。
【0011】 尚、この台1における支持台3の下方には図1及び図2に示されるような脚5 を設けるのが一般的であるが、この場合の脚5は、折り畳みにより収納が可能な ものであっても、固定されたものであっても良く、その形状や材質についても限 定されるものではない。
【0012】 一方、本考案における台2は、図1に示されるように、実質的に上述の台1と 同じ大きさを有し、支持台6の上方に、クッション性を有するマット7が配置さ れていて、しかも、このマット7の上面が、マット7を固定し、かつ台2の表面 の平滑性を高める目的で、綿布などで作られたカバー8で覆われるが、このカバ ー8は支持台6に固定されても、取り外し可能に形成されても良い。 一般に、このカバー8としては、テフロン加工した布が好ましい。
【0013】 又、本考案では、台2における支持台6が、図1に示されるような平板状のも のの他に、通気性を有する金網状のものであっても良い。 更に、本考案では、マット7について、その材質や厚み等に制限があるわけで はないが、アイロン掛けに適した、少し硬めの硬度を有するものであることが好 ましく、その材質としてはポリエステル系繊維を使用したものが好ましい。
【0014】 尚、この台2における支持台6の下方にも、上記の台1と同様に、脚9を設け ても良く、この場合も、脚9は、折り畳みにより収納が可能なものであっても、 固定されたものであっても良く、その形状や材質が限定されるものではない。 尚、本考案では、台2のカバー8の上に、上述の合成樹脂製シート4を配置し て、その上で布の裁断等を行うこともできる。
【0015】 又、本考案では、上述の台1及び台2の表面形状が長方形である場合、長い方 の辺の長さと短い方の辺の長さの比率は約2:1であることが好ましく、この比 率の場合には、それぞれの長い方の辺が接するようにして並列に配置させること により、上面全体が一つの正方形状となり、洋裁台を載せて使用するのに適した ものとなるので好ましい。 逆に、台1の短い方の辺と、台2の短い方の辺とが接するようにして縦列に配 置した場合には、上面全体が一つの細長い長方形状になり、和裁用ヘラ台を載せ て使用するのに適したものとなる。
【0016】 尚、本考案では、台1及び台2において、それぞれに脚5及び脚9を設けるの が一般的であり、特に、立って作業するのに適したものとする場合には、台1及 び台2の上面の高さが90cm程度になるようにすれば良く、又、座って作業す るのに適したものとする場合には、台1及び台2の上面の高さを20〜30cm 程度にすれば良い。
【0017】 又、本考案は、上述の構造を有する台1と台2とからなる裁縫用台にあって、 台1の支持台3の表面又は上記合成樹脂製シート4の裏面、及び/又は、上記台 2のカバー8の表面に、碁盤目状の印刷が施されており、しかも上記合成樹脂製 シート4が、透明性又は半透明性を有するものであることを特徴とするものでも ある。
【0018】 このような構造の裁縫用台の場合には、合成樹脂製シート4が透明性又は半透 明性を有するものであるために、合成樹脂製シート4を通して、支持台3の表面 又は合成樹脂製シート4の裏面に設けられた目盛りを見ることができ、定規の代 わりとして利用できるので、非常に作業し易いものとなる。
【0019】 尚、このようにして碁盤目状の目盛りを設ける場合には、10cmごとに3m mの太さの線を設け、5cmごとに2mmの太さの線を設け、更に2.5cmご とに1mmの太さの線を設けるのが好ましく、このようにすることで、本考案の 裁縫用台の作業性は一層高められる。
【0020】
【実施例】
一方の台としては、90cm×45cm×15mmの大きさを有する平板状の 木製の支持台の上方に、90cm×45cm×5mmの大きさを有する平板状の 塩化ビニール製シートを配置し、更に、この支持台の下方には金属製の棒を折り 曲げ加工した脚を4箇所に取り付け、台全体の高さが30cmであるような、図 1の台1に示される形状のものを作製した。 そして、支持台の上面には、10cmごとに3mmの太さの線、5cmごとに 2mmの太さの線、更に2.5cmごとに1mmの太さの線が設けられているよ うな碁盤目状の印刷を施した。
【0021】 もう一方の台としては、90cm×45cm×15mmの大きさを有する平板 状の木製の支持台の上方に、90cm×45cm×5mmの大きさを有する平板 状のポリエステル系繊維製マットを配置し、更に、このマットの上面をテフロン 加工した布のカバーで覆い、この支持台の下方には、上記の台1の場合と同様の 、金属製の棒を折り曲げ加工した脚を4箇所に取り付けて、台全体の高さが30 cmであるような、図1の台2に示されるものを作製した。 尚、このカバーの表面にも、上記の台1の場合と同様の碁盤目状の印刷を施し た。
【0022】 このようにして得られた、表面が平坦で、高さが等しい、実質的に同じ大きさ を有する台1及び台2を一対にして、本考案の裁縫用台とした。
【0023】
【考案の効果】
本考案の裁縫用台にあっては、台1と台2とを、並列又は縦列に配置させた際 、それぞれの上面が同じ高さになって一つの大きな平面を形成するので、市販の 和裁用ヘラ台や洋裁台を載せて使用することができ、和裁を行う際にも、洋裁を 行う際にも作業し易いものである。
【0024】 又、本考案の裁縫用台を構成する台1と台2は、単独でも使用することができ 、特に台1は、その表面が塩化ビニール等の合成樹脂性のシートで覆われている ので、カッター等を使用した場合にも傷が付きにくく、耐久性が優れており、特 に布の裁断やパッチワークに適している。一方、台2は、アイロン掛け作業に適 したものである。 尚、これらの台の表面には、裁縫用のピンを立てることもでき、洋裁や和裁を 行う際に非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の裁縫用台の一例を示す斜視図であっ
て、台1と台2とを並列に配置した時の状態が表されて
おり、台2については、内部構造が理解されるように部
分破断されている。
【図2】図1に示される本考案の裁縫用台の、台1と台
2とを縦列に配置した時の状態を表したものである。
【符号の説明】
1 台 2 台 3 支持台 4 合成樹脂製シート 5 脚 6 支持台 7 マット 8 カバー 9 脚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が平坦で、高さが等しい、実質的に
    同じ大きさを有する一対の台1及び台2から成るもので
    あって、 一方の上記台1は、支持台3の上方に合成樹脂製シート
    4が配置されたものであること、及び他方の上記台2
    は、支持台6の上方に、クッション性を有するマット7
    が配置され、上記マット7の上面がカバー8により覆わ
    れたものであることを特徴とする裁縫用台。
  2. 【請求項2】 上記台1における支持台3の表面又は上
    記合成樹脂製シート4の裏面、及び/又は、上記台2に
    おけるカバー8の表面に、碁盤目状の印刷が施されてお
    り、しかも上記合成樹脂製シート4が、透明性又は半透
    明性を有するものであることを特徴とする、請求項1記
    載の裁縫用台。
JP5301891U 1991-06-12 1991-06-12 裁縫用台 Pending JPH0511837U (ja)

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JP5301891U JPH0511837U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 裁縫用台

Applications Claiming Priority (1)

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JP5301891U JPH0511837U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 裁縫用台

Publications (1)

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JPH0511837U true JPH0511837U (ja) 1993-02-19

Family

ID=12931163

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JP5301891U Pending JPH0511837U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 裁縫用台

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JP (1) JPH0511837U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09121963A (ja) * 1995-08-29 1997-05-13 Kokuyo Co Ltd 家具の天板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09121963A (ja) * 1995-08-29 1997-05-13 Kokuyo Co Ltd 家具の天板

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