JPH0511812U - 傘のハンドルカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘のハンドルを持つ掌を、冷風や寒風から防
いで保護する傘のハンドルカバーの提供。 【構成】 ハンドルカバー１は、人の掌を収容する大き
さの袋状物であって、傘のハンドル２の周辺に付加装着
され、傘の柄３に隙間なく固着される。ハンドルカバー
１は、防水性シートよりなり、掌を挿入するための収縮
性開口部５を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 本考案は傘のハンドル部に付加して使用される傘の ハンドルカバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】 傘のハンドルは、人が傘を差すときに掌で握って傘を支え るものであるが、それを被覆するものはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 冬の風雨、風雪の季節に傘を差すときは 、傘を持つ掌の指先が凍るように冷たくなる。また、例えば、ゴルフ競技は寒い 季節の雨の日でも行われることが多いが、ボールを打つときはその都度傘を折り たたまず、芝生の上に放り出してゴルフクラブに持ちかえ、ショットの後は再び 放り出された傘を差して次の打点へ向うことが多く、雨に濡れた傘のハンドルを 持つために手袋が濡れてしまい、ゴルフプレーに悪影響を及ぼす事態にもなりか ねない。

【０００４】 本考案は、これからの場合に、掌を冷雨や寒風から防いで暖かく保護する傘の ハンドルカバーの提供を解決課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】 この課題を解決するための本考案の傘のハ ンドルカバーは、傘のハンドル周辺部へ着脱自在に付加しうる、人の掌を収容す る大きさの袋状物であって、ゴム，プラスチック，防水布等の防水性シートより なり、掌を挿入するための収縮性開口部を備えたことを特徴としている。

【０００６】

【作用】 収縮性開口部から掌を挿入すれば通常の傘と同様に傘を差すこと ができ傘を差しているとき、及び、傘が放置されているときに、開口部が収縮性 のため袋状物内に風雨が浸入せず、ハンドル及びそれを握る掌が風雨から保護さ れる。

【０００７】

【実施例】 図１に本考案の実施例を示す。 傘のハンドルカバー１は、人の掌が入る大きさをもつ袋状物であって、ゴム， プラスチック，合成皮革，防水布地，不織布等の防水性と可撓性を有する材料よ りなり、傘のハンドル２を通して傘の柄３にバンド、紐等により隙間なく固着す る取付孔４と、掌を挿入するときに開き常時は閉じている収縮性開口部５を備え ている。

【０００８】 本考案の変形実施例として、ハンドルカバー１内面に毛皮，発泡プラスチック 材等の保温材を張り付けてもよく、カバー１の内部に、発熱体を内蔵させてもよ い。

【０００９】

【考案の効果】 本考案によれば、冷寒時にハンドルを握る掌が寒風や冷雨 から保護されていつも暖かく快適である。また，既製のいかなる傘にも付加して 直ちに実施することができ、反対に、温暖時にはハンドルカバーを取り外するこ とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 は、本考案の実施例を示す外観斜視図であ
る。

【符号の説明】

１・・・・ハンドルカバー ２・・・・傘のハンドル ３・・・・傘の柄 ５・・・・収縮性開口部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 傘のハンドル周辺部へ着脱自在に付加し
   うる、人の掌を収容する大きさの袋状物であって、ゴ
   ム，プラスチック，防水布等の防水性シートよりなり、
   掌を挿入するための収縮性開口部を備えた傘のハンドル
   カバー。