JPH05115346A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH05115346A
JPH05115346A JP3279096A JP27909691A JPH05115346A JP H05115346 A JPH05115346 A JP H05115346A JP 3279096 A JP3279096 A JP 3279096A JP 27909691 A JP27909691 A JP 27909691A JP H05115346 A JPH05115346 A JP H05115346A
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JP
Japan
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container
protrusion
pyramid
conical
wall
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Application number
JP3279096A
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English (en)
Inventor
Kiichi Michimasa
喜一 道正
Umeo Yamauchi
梅雄 山内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体等の物質の攪拌を効率的に行うことので
きる容器を得ること。 【構成】 容器の例えば底面には円錐状あるいは多角錐
状の突出部が設けられている。これらの表面はほとんど
凹凸が存在しない平坦状となっている。また、これらの
突出部全体は内壁で取り囲まれた空間内に配置されてお
り、外から邪魔とはならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種液体や固体あるい
は気体を収容するためのコップやビン等の容器に係わ
り、特にその底部等の内壁の形状に特徴を持たせた容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】日常生活において、液体や固体あるいは
気体を収容する容器が各種使用されている。例えば液体
を収容する容器として代表的なものは湯呑茶碗や一升ビ
ンである。これらの容器の内面の底部(以下本明細書で
は底面という。)は平らとなっているのが通常である。
これは、加工に適することと、容器の洗浄が容易なこと
によるものと思われる。
【0003】一部の容器では、その底部に魚等の動物の
形をした陶器片を取り付けているものがある。このよう
な容器に水等の液体を満たし、液面を動かすと、その動
物が液体中で泳いで見える等の効果を得ることができ
る。また、レモン絞り用の器具は、浅い皿状の容器の底
部に螺旋状に溝を切った円錐状の突起が設けられてお
り、この突起にレモンを押し当てて回転させることによ
りその果汁を搾り出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、攪拌棒を円
を描くように回転させながら液体中で砂糖や粉末ジュー
ス等の粒状物を攪拌しようとすると、底面が平らとなっ
た容器ではこれらの粒状物が底面中央に沈澱してしま
い、うまく攪拌することができない。底面に陶器片が取
りつけられている容器では尚更である。また、レモン絞
り用の器具は果汁を採取する機能を持てばよいので、容
器というよりは皿としての形状を持っており、ある程度
の量の液体や固体を安定して保持するには不適当であ
り、液体の攪拌にも適しないことはもちろんである。
【0005】また、従来の容器では単に物質を収容する
機能を持つだけであり、容器としての一般的な機能は物
質の保持や外部との完全または不完全な形での遮蔽とい
ったことに限られている。
【0006】そこで本発明の第1の目的は、物質の攪拌
に便利な容器を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、エジプトのギザの
ピラミッド等のピラミッドに関して解明が待たれている
いわゆるピラミッドパワーと呼ばれる空間エネルギの活
用が期待される容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の容
器は、その内壁の少なくとも一部が円錐状の突出部を形
成しており、かつ、その突出部の全体が内壁で取り囲ま
れた空間内に配置されていると共に、その表面が平坦に
なっている。
【0009】したがって、例えば容器の底面中央に円錐
状の突出部を形成すれば、攪拌棒で攪拌を行うとき効率
的な攪拌を行うことができる。また、請求項3記載の発
明のように円錐状の突出部の角度を所定のものに限定す
れば、空間エネルギの活用も期待することができる。
【0010】請求項2記載の発明の容器は、その内壁の
少なくとも一部が多角錐状の突出部を形成しており、か
つ、その突出部の全体が内壁で取り囲まれた空間内に配
置されていると共に、その表面が平坦になっている。
【0011】したがって、例えば容器の底面中央に多角
錐状の突出部を形成すれば、攪拌棒で攪拌を行うとき効
率的な攪拌を行うことができる。また、請求項4記載の
発明のように多角錐を4角錐形状のピラミッド状のもの
に限定すれば、空間エネルギの活用も期待することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明を湯呑茶碗に適用した第1の
実施例を表わしたものである。この湯呑茶碗10は、高
さh1 が約80mmで直径d1 が約60mmの大きさの
陶器製であり、その底面11の中央に円錐状の突出部1
2が一体的に形成されている。
【0014】図2は、この円錐状の突出部の具体的な形
状を表わしたものである。円錐状の突出部12は円形の
底面の直径d2 が約40mmであり、高さh2 が約22
mmとなっている。このため、斜辺sの長さは約30m
mとなっている。この突出部12の底面における円の中
心を通る直線13と、この直線13と円弧の交わる点と
頂点を結ぶ斜辺14とのなす角度θは約48度となる。
この結果、円錐状の突出部12の頂点と直線13を含む
2等辺3角形の断面における頂点のなす角度(頂角)α
は約84度となる。
【0015】図3は、この頂角84度の根拠を説明する
ためのものである。この図で4つの点A、B、D、Fは
円21に内接する正方四辺形の四隅の点であり、点Eは
円21の中心Cから鉛直に引かれた直線上に位置する点
である。そして、これらの5つの点A、B、D、F、E
を結んでなる4角錐がエジプトのギザにある三大ピラミ
ッドの形状と一致するように点Eの位置が選択されてい
る。このピラミッド形状では、2つの稜線DE、AEの
なす角度は前記した頂点のなす角度αの約84度と異な
る。角度αの約84度は、点Eと円21がなす円錐にお
ける頂点の角度である。
【0016】すなわち、この図3に示した円錐はピラミ
ッドの形状に外接させた形状となっている。4角錐から
なるピラミッドによる空間エネルギの有効性が論議され
ているが、この空間エネルギはピラミッドの形状をした
物体の底辺がどの方向を向いているかによって変化する
ものであるといわれている。ギザの三大ピラミッドの向
きがいずれも同一方向にあるが、これはその効果の極大
となる向きに配置されたものであるといわれている。図
3に示した円錐形状は、この方向性を無くすとともに、
空間エネルギを最も効果的に生じさせるとする報告も行
われている(雑誌サイ科学 Vol.14,No.1 AUGUST 199
1)。
【0017】いずれにしろ、図1に示した湯呑茶碗10
は、砂糖や葛湯等の物質を水等の液体と攪拌するとき、
これを効率的に行うことができ、しかも円錐状の突出部
12は攪拌後の液体を飲むときになんらの障害にもなら
ない。その上、突出部12の表面はほぼ平坦な形状とな
っているので、スポンジ等を用いて洗浄すれば内壁をき
れいな状態に保つことができる。
【0018】しかも、この湯呑茶碗10の円錐状の突出
部12から何らかの空間エネルギが放出されるものであ
ると期待することができる。この空間エネルギによっ
て、例えば水の粒子(クラスタ)の大きさが揃って水が
美味しくなったり、お茶が美味しくなるといった効果が
でることが期待される。
【0019】以上、湯呑茶碗を例にとって説明したが、
例えば日本酒の一升ビンやウイスキのビンの底面や側壁
にこのような円錐状の突出部を設けることで、アルコー
ルに円やかさを与える効果も期待される。同様の効果
は、容器の底面等にピラミッド状の4角錐あるいは4角
錐以外の多角錐の突出部を設けることでも期待すること
ができる。しかも、例えば透明なガラスのコップの底面
に透明あるいは金色等に着色されたピラミッド形状等の
多角錐の突出部を配置することで、その形状や各面の光
の反射特性によってファンタスティックな気分を与え、
空間エネルギの効果に半信半疑の者に対しても、アルコ
ールやミネラルウオータ等の美味さを引き立てることが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
器の底面等に円錐形あるいは多角錐形をした突出部を配
置したので、液体等を攪拌するとき、その攪拌が効率的
に行われるばかりでなく、通常のコップであればこれを
臨時の蝋燭立てに使用することもできる。また、飲食店
ではさくらんぼの実やアルコール漬けした梅等の果実を
ここに突き刺したり、キュービックアイスをこの上に載
せてジュースや酒類を提供することができ、ピラミッド
・パワーによるミステリアスな効果とともに飲食の楽し
さを効果的に盛り上げることができる。
【0021】しかも本発明によれば、突出部はその全体
が容器の内壁で取り囲まれた空間内に配置されているの
で、頂点の部分が外部に危害を与えることはない。しか
も空間エネルギが存在するものであれば、これをこの空
間内に十分適用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における湯呑茶碗の一部を取
り去った状態の一部断面斜視図である。
【図2】この湯呑茶碗の円錐状の突出部の具体的な形状
を表わした説明図である。
【図3】円錐状の突出部の頂角の算出の根拠を示すため
の説明図である。
【符号の説明】
10 湯呑茶碗 11 底面 12 円錐状の突出部 α 突出部の頂角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁の少なくとも一部が円錐状の突出部
    を形成し、その突出部の全体が前記内壁で取り囲まれた
    空間内に配置されており、かつ突出部の表面がほぼ平坦
    となっていることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 内壁の少なくとも一部が多角錐状の突出
    部を形成し、その突出部の全体が前記内壁で取り囲まれ
    た空間内に配置されており、かつ突出部の表面がほぼ平
    坦となっていることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 円錐状の突出部の頂角がほぼ84度とな
    っていることを特徴とする請求項1記載の容器。
  4. 【請求項4】 多角錐状の突出部は4角錐で構成され、
    それぞれの2等辺3角形の頂角がほぼ52度となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の容器。
JP3279096A 1991-10-25 1991-10-25 容 器 Pending JPH05115346A (ja)

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JP3279096A JPH05115346A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 容 器

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JP3279096A JPH05115346A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 容 器

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JPH05115346A true JPH05115346A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17606363

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JP3279096A Pending JPH05115346A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 容 器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100843359B1 (ko) * 2007-01-29 2008-07-03 한도현 이중벽으로 형성된 잔

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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