JPH05115092A - 外耳道挿入型イヤピース - Google Patents

外耳道挿入型イヤピース

Info

Publication number
JPH05115092A
JPH05115092A JP27285991A JP27285991A JPH05115092A JP H05115092 A JPH05115092 A JP H05115092A JP 27285991 A JP27285991 A JP 27285991A JP 27285991 A JP27285991 A JP 27285991A JP H05115092 A JPH05115092 A JP H05115092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear canal
earpiece
ear
external auditory
auditory meatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27285991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ikeda
田 保 男 池
Yoshiyuki Magara
柄 喜 行 真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Corp
Original Assignee
Pilot Corp
Pilot Pen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Corp, Pilot Pen Co Ltd filed Critical Pilot Corp
Priority to JP27285991A priority Critical patent/JPH05115092A/ja
Publication of JPH05115092A publication Critical patent/JPH05115092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外耳道内へのイヤピースの装着を確実にし、
イヤピースを外れないように保持する。 【構成】 外耳道21の途中にある突出壁部28に係合
するように、イヤピース10の途中のくびれ部分12b
に凹入部13を設け、くびれ部分12bの先のふくらみ
部分12aを突出壁部28の背後に当接させる。また、
くびれ部分12bとふくらみ部分12aの断面アスペク
ト比K,K′の大きさを外耳道寸法に合せて、K≧K′
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送話、受話または送受
話するために安定して装着できるイヤピースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイヤホンにおけるイヤピースとし
ては、例えば特開昭57−76993号公報に示される
ようなものがある。同公報に記載のイヤピースの一つ
は、円筒状に突出する挿入部を有し、この挿入部が外耳
道入口附近の耳孔内に挿入される。
【0003】また、同公報に記載のイヤピースの他のも
のでは、耳珠、対珠および耳甲介腔を利用してイヤピー
スを耳に装着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報に
記載のイヤピースの一つのものでは、外耳道入口付近の
耳孔の大きさおよび形状は様々であって、イヤピースの
安定的で外れにくい装着状態を得ることはできない。
【0005】また、前記公報に記載の他のイヤピースで
は、対珠部分が耳甲介腔に対してほとんど盛上っていな
い人々も多く、これらの人々に対しては、この形式のイ
ヤピースは安定的な装着をほとんど望むことができな
い。
【0006】よって、本発明は、耳への装着がいかなる
人に対しても確実で、また取外しも容易なイヤピースを
得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は次のような外耳道挿入型イヤピースにより達成され
る。すなわち、本発明の外耳道挿入型イヤピースは、マ
イクロホンおよびイヤホンの少なくとも一方を具備する
とともに、イヤピース基部とその先に連なる外耳道挿入
部とからなり、外耳道挿入部は、外耳道の方向を含む中
心面による断面が外耳道の屈曲に見合った先曲り状をな
し、外耳道挿入部が前記中心面に関してほぼ対称的な形
状をなしているイヤピースであって、前記外耳道挿入部
は、その屈曲部におけるくびれ部分と、このくびれ部分
より先側で屈曲しつつ膨大するふくらみ部分とより構成
され、これらのふくらみ部分およびくびれ部分の前記中
心面に直交する平面による断面のそれぞれのアスペクト
比、すなわち、中心面に沿う方向の断面寸法を中心面に
直交する方向の断面寸法で除した比KおよびK′は、K
≧K′なる関係を満すように設定されている。
【0008】
【作用】本発明のイヤピースを外耳道内に挿入すると、
くびれ部分の凹入部が外耳道の突出壁部にはまり、イヤ
ピースの先端の屈曲したふくらみ部分が突出壁部の奥に
はいり込み、イヤピースの脱出が防止される。また、イ
ヤピースと耳珠との接触によりイヤピースの回転も防止
される。くびれ部分とふくらみ部分の断面のアスペクト
比の大小関係は、イヤピースの外耳道内への密な装着を
可能にする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例の説明に先立ち、その
理解のための前提となる耳の内部の構造について説明す
る。
【0010】図8に示すように、人間の耳はほぼ中央に
外耳道21があり、その入口の前側に耳珠23が突出し
ており、また外耳道入口下側に耳甲介腔24があり、そ
の下側の耳垂32の上側には上方へ向かって対珠33が
僅かに突出している。耳垂32から上方に向かって耳介
34が続いている。また、外耳道21の入口の下方には
珠間切痕35がある。
【0011】数多くの人々の外耳道21の形を調べた結
果、外耳道の形状は鼓膜に至るまでの経路で複雑な曲り
方をしていることが判った。左耳を例にとってこれを次
に説明する。外耳道入口のほぼ中心と口、鼻または顎を
結ぶ直線A−Aを含み、ミケン附近を通る平面A′を仮
想し、この平面A′内で外耳道21の形を調べてみる
と、その形状は図9に示すようになっている。
【0012】同図において、外耳道21の入口22を挟
んで耳珠23のほぼ反対側に耳甲介腔24の底の部分が
あり、その後側へ回り込む形で外耳道21は曲がりくね
っており、外耳道21の途中に突出壁部28が形成され
ている。耳甲介腔24の底の部分では、薄い皮膚などの
組織の下にすぐ頭骨25の一部がある。この突出壁部2
8の先端28′は軟質であるものの、皮質が薄く耳珠2
3と比較すると比較的硬度のしっかりした突部である。
【0013】耳珠23の裏側から鼓膜26へ至る左側の
外耳道壁はなだらかな曲面の壁部30を形成するが、そ
の先には小さな凹部27がある。この凹部27の部分は
鼓膜方向に押されると強い痛みを感じる程の鋭敏な痛覚
を備え、この部分を過ぎると、鼓膜26に向かって外耳
道21はやや左に曲がりながら細くなりつつ鼓膜26へ
達する。凹部27付近以外には、あまり痛覚を感じな
い。
【0014】本発明は、前述の比較的硬く剛性の高い突
出壁部28を利用して外耳道21内に挿入されたイヤピ
ースを保持しようとするものである。
【0015】以下、本発明のイヤピースの実施例につき
説明する。
【0016】図1において、本発明のイヤピース10
は、イヤホン基部11と外耳道挿入部12とから構成さ
れている。イヤホン基部11は、後述のように外部との
電気的な接続を行う手段を内部に備えている。
【0017】外耳道挿入部12は中央部が最も細くなっ
てくびれ部分12bが形成され、その先側には断面積が
増大したふくらみ部分12aが一体的に連なっている。
そして、くびれ部分12bからふくらみ部分12aにか
けて、外耳道挿入部12は全体的に屈曲した形状をなし
ている。
【0018】外耳道挿入部12のふくらみ部分12aお
よびくびれ部分12bの2−2線および3−3線におけ
る断面形状は、それぞれ図2および図3に示すように長
円形をなしている。そして、同図に示す仮想中心面P−
Pに関して外耳道挿入部12は対称的な形状をなしてい
る。この中心面P−Pによる断面でみると、くびれ部分
12bの図1における上側は凹入部13となっている
が、下側は滑らかな曲線突部14となっている。また、
ふくらみ部分12aの先端部分も滑らかな曲面により形
成されている。
【0019】図1に示すような形状のイヤピース10
は、図4に示すように外耳道21内に挿入される。すな
わち、イヤピース10の凹入部13は、突出壁部28の
形に対応するように形成されていて、突出壁部28には
められ、凹入部13の先の屈曲したふくらみ部分12が
突出壁部28の背後の部分に接するようになる。また、
曲線突部14は、外耳道の反対側の曲面壁部30に対向
するようになる。このように、図1に示すイヤピース1
0の形状は図9に示した外耳道21の形状に対応してい
る。そして、イヤピース10の装着状態では、イヤピー
スの中心面P−Pは図8の平面A′と一致する。
【0020】図9において、突出壁部28付近より奥に
向かって外耳道21の断面形状は多くの人で扁平になっ
ており、また、それより少し奥の位置27a,28a付
近で外耳道21の断面形状はややねじれながら左に折れ
曲りつつ鼓膜26に達している。外耳道挿入部12の前
述のくびれ部分12bは突出壁部28に見合った位置に
あり、ふくらみ部分12aは突出壁部28の背後に引っ
掛かった状態となり抜けにくい。また、イヤピース10
を外耳道21の軸線に対して回転させようとする外力に
対しては、外耳道挿入部12の下側部分12cおよび1
2d(図4)に対向する外耳道内壁および耳珠23の部
分が回転に抗する反力を生じさせている。この回転に抗
する反力によって、イヤピース10は外耳道内で回転し
ない。
【0021】図9で説明したように、外耳道21の形状
はほぼ万人に共通である。また、外耳道の諸寸法には、
人により当然ながらばらつきがあるが、突出壁部28、
曲面壁部30などを含む数か所を除いて外耳道21は変
形自在であり、イヤピース10の形状に対応できる。ま
た、耳珠23から凹部27にかけての曲面壁部30、突
出壁部28などの外耳道の曲折部分は痛みを感じ易い凹
部27をイヤピース10で押付けないようにしつつイヤ
ピースを頭部の運動により脱落しないように保持できる
耐力があることが判った。
【0022】イヤピース10は、適度な硬さ、摩擦係数
を有する材料、例えば硬質のシリコンゴムのような材料
で作るのがよいが、生体側の適応力が大きいため、通常
のプラスティックス、これらの複合材などを用いること
もできる。また、部分的に異種材料を用いて装着感をよ
くすることもできる。また、特に外耳道挿入部12を特
に図8のA−A線付近で太くすることによって、外耳道
閉塞効果を発生させ、騒音下の受話性能を向上させるこ
ともできる。
【0023】前述の外耳道21の形状を考慮して種々試
験を行った結果、ふくらみ部分12aとくびれ部分12
bの図2、図3の断面寸法および下記寸法Cを次のよう
にすることによって、約60%の人々の耳にイヤピース
を適合させることができることが判明した。 a=6mm b=7mm a′=9mm b′=6.5mm ここでa,a′は中心面P−Pに直交する方向の断面寸
法、b,b′は中心面P−Pに沿う方向の断面寸法であ
る。いま、中心面P−Pに沿う方向の断面寸法bまたは
b′を中心面P−Pに直交する方向の断面寸法aまたは
a′で除した値b/aまたはb′/a′をアスペクト比
と呼ぶと、アスペクト比K,K′は次のようになる。 K=b/a=1.17 K′=b′/a′=0.72 よって、 K>K′ また、上記の条件で図1に示す寸法C、すなわちふくら
み部分12aの最大断面部分と、くびれ部分12bの最
小断面部分との距離は4〜6mmとするのがよい。
【0024】一方、上記よりも小さなイヤピースしか挿
入できない人もいる。この人達には次のような寸法が有
効であることがわかった。 a=6mm b=6mm a′=8mm b′=6mm c=3〜4mm よって、 K=b/a=1 K′=b′/a′=0.75 したがって、 K>K′ また、ごくまれな人達には次のような寸法がよいことが
判った。 a=5.5mm b=5.0mm a′=7mm b′=6.3mm c=3〜4mm よって、 K=b/a=0.9 K′=b′/a′=0.9 したがって、 K=K′ よって、以上の3つの例から、 K≧K′ なる関係が一般式として導き出される。
【0025】外耳道挿入部12の各断面形状は、円また
は長円のような滑らかな形とすることが必要である。人
々の外耳道の断面はもっと複雑な形をしており、イヤピ
ースの断面形状を角ばったものにすると、個人個人に合
せた場合は別にして、外耳道を局部的に押し広げること
になり、外耳道へのイヤピースの脱着をくり返すと痛み
が強くなり、連続した使用はできない。
【0026】前に示した形状寸法であれば痛みを伴うこ
となく、外耳道に多少の圧迫感を伴うものの使用感が良
く連続使用ができることが判った。
【0027】また、図1に示すふくらみ部分12aの先
端の凹入部13に近い部分Aの剛性または硬さを曲面部
14に近いふくらみ部分先端部Bの剛性または硬さと等
しいかそれより大きくすることにより、使用感が良くな
り、安定した装着が可能となることが判明した。逆に先
端部Bの剛性の方が高くなるようにすると、前記凹部2
7を押してその痛覚を刺激する上、イヤピースの回転耐
力が先端部Aが軟質になった分だけ減少する。
【0028】材料の硬度はシリコンゴム等にあってはJ
IS硬度40度以上のものが良く60〜70度が特に適
当であった。90度においてもこれに対応する外耳道の
特に狭い人を除いて不快感を与えないことが判った。
【0029】図5は、前述のような寸法および形状で形
成されるイヤピースの具体的使用例を示す。この例で
は、イヤピース10は外耳道装着型のイヤマイクロホン
で、中空の内部に固体振動ピックアップセンサを用いた
マイクロホンMと、音圧型イヤホンEを有し、これらは
配線15によりコード16を通して外部へ接続されてい
る。
【0030】この例では、イヤピース基部11と外耳道
挿入部12は、別体で予め成形された後圧入等により着
脱可能に組立てられている。外耳道挿入部12は内部に
音導路17を有している。外耳道挿入部はJIS硬度7
0〜80のシリコンゴム製で、マイクロホンMと密に接
触しており、イヤホンEの空気振動を外耳道に与えるた
めにイヤホンEをイヤピース基部11に内蔵している。
【0031】この例を骨伝導マイクロホンとして使用す
るには、外耳道に伝達された話者の音声を骨伝導音とし
て固体振動ピックアップセンサーを用いるマイクロホン
Mからピックアップする。さらに、受話に際しては、コ
ードを通じて外部より送信された信号を音圧型イヤホン
Eより空気振動に変換し、音導路17を介して外耳道へ
放出する。
【0032】このイヤマイクロホンは、外耳道内に安定
的に装着できるため身体の激しい運動(例えば全力で走
るとか、スキーで滑るとかなど)を行っても外耳道から
脱落することなく送受話を行うことができる。
【0033】特に音質に関しては、部分B(図1)の硬
度がある程度硬い方が良く、シリコンゴムを用いる場合
には、JIS硬度80〜90が音声の高域成分をピック
アップするのに適当である。JIS硬度40〜60のシ
リコンゴムでは0.7KHz 〜1.5KHz の成分感度が上
昇するため、マイクロホンの特性をこれで補うものにし
ている。
【0034】特に音声の高域成分をピックアップして明
瞭度を上げ、外界の空気騒音を低くするためには外耳道
挿入部12を熱可塑性プラスチックで作り、イヤピース
基部11をゴム弾性のある物質で作ると、周波数の高い
空気騒音に対して効果があり、比較的雑音の少ない中で
話者の音声が明瞭になるというメリットが生れる。
【0035】図6は、受話専用としてイヤホンE′を設
けた例を示す。この例は、送話を必要とせず、単に説明
を聞くとか、指令を受けるだけの使用目的の場合で、か
つ身体を動かしつつイヤホンを耳に装着していなければ
ならない作業の場合に使用される。
【0036】イヤピース全体の質量を支えて簡単に脱落
しなければ良いため、外耳道挿入部12を軟質のものと
したり、部分B(図1)をスポンジ状にするなどして軟
質化を計るとより多くの人々に使うチャンスを与えるこ
とができる。また、使用するコード18を軟質のものに
すると、頭部の運動が激しくてもイヤピースが耳介から
はずれてしまうことはない。
【0037】図7は、本発明のイヤピースを耳装着型送
受話器に用いた例を示す。この例では、イヤピース10
の下部に、音圧型マイクロホンM′を内蔵したマイクカ
バー19を連結パイプ20を介して連結し、これに信号
送受のコード15′を接続している。
【0038】この例では、全体の質量を20グラム未満
とすることが可能なため、外耳道に装着するだけで送受
話を行うことができる。これを用いるには、イヤピース
を外耳道に装着することにより、マイクロホンを口元に
近く位置させて、空気中に伝播して来た話者の音声を空
気振動としてピックアップすることにより、、音質の良
い通話が可能になる。
【0039】これまで、ヘッドバンドを用いその両端に
イヤマイク付レシーバを取付け、連結パイプを口元近く
まで伸してマイクロホン内蔵のマイクカバーを取付けた
ものが数多く提案されているが、片手だけで頭部への装
着は全く不可能であった。また、頭部を急激に回転させ
るとはずれてしまう欠点があった。さらにまた、耳かけ
式も数多く提案されているが、耳介に引掛けたものが多
く頭部が地表に近くたれ下るような姿勢の時は、全く使
用不能であり、頭部を静止させて使う必要があった。こ
の例のイヤピースによれば、外耳道内での回転力に対抗
する力があるので数十グラムと全体を軽量に仕上げるこ
とにより、外耳道だけで安定保持が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明イヤピースは誰の
耳にも耳を痛めることなく容易に着脱でき、特にイヤピ
ースを外耳道の屈曲した形状に合致させ、しかも外耳道
内の比較的硬い突出壁部に屈曲部の凹入部が係合するよ
うにしたことにより外れにくいものとなる。そして、本
発明では、前記凹入部に相当するくびれ部分およびその
先側のふくらみ部分の断面のアスペクト比の大小関係を
大多数の人の外耳道形状に合致するように選定したこと
により、一層確実なイヤピースの装着が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイヤピースの正面図。
【図2】図1の2−2線断面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】外耳道内へ本発明のイヤピースを挿入した状態
を示す断面図。
【図5】本発明のイヤピースの使用例を示す断面図。
【図6】本発明のイヤピースの他の使用例を示す断面
図。
【図7】本発明のイヤピースのさらに他の使用例を示す
一部断面図。
【図8】耳を外側からみた説明図。
【図9】外耳道を示す断面図。
【符号の説明】
M,M′ マイクロホン E イヤホン 10 イヤピース 11 イヤピース基部 12 外耳道挿入部 A 平面 P 中心面 12a ふくらみ部分 12b くびれ部分 13 凹入部 K,K′ アスペクト比 a,a′ 中心面に沿う方向の断面寸法 b,b′ 中心面に直交する方向の断面寸法 21 外耳道 23 耳珠 24 耳甲介腔 26 鼓膜 27 凹部 28 外耳道の突出壁部 30 なだらかな曲面壁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロホンおよびイヤホンの少なくとも
    一方を具備するとともに、イヤピース基部とその先に連
    なる外耳道挿入部とから構成され、外耳道挿入部は、外
    耳道の方向を含む中心面による断面が外耳道の屈曲に見
    合った先曲り状をなし、前記外耳道挿入部が前記中心面
    に関してほぼ対称的な形状をなしているイヤピースであ
    って、前記外耳道挿入部は、その屈曲部におけるくびれ
    部分と、このくびれ部分より先側で屈曲しつつ膨大する
    ふくらみ部分とより構成され、これらのふくらみ部分お
    よびくびれ部分の前記中心面に直交する平面による断面
    のそれぞれのアスペクト比、すなわち、中心面に沿う方
    向の断面寸法を中心面に直交する方向の断面寸法で除し
    た比KおよびK′は、 K≧K′ なる関係を満すように設定されていることを特徴とする
    外耳道挿入型イヤピース。
  2. 【請求項2】請求項1記載のイヤピースにおいて、ふく
    らみ部分の硬さが、屈曲の内側に近いふくらみ部分先端
    部において屈曲の外側に近いふくらみ部分先端部に等し
    いかそれより大きく設定されていることを特徴とする外
    耳道挿入型イヤピース。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のイヤピースにおい
    て、外耳道挿入部がイヤピース基部に着脱可能に取付け
    られ、外耳道挿入部が弾性を有する材質よりなることを
    特徴とする外耳道挿入型イヤピース。
JP27285991A 1991-10-21 1991-10-21 外耳道挿入型イヤピース Pending JPH05115092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27285991A JPH05115092A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 外耳道挿入型イヤピース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27285991A JPH05115092A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 外耳道挿入型イヤピース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05115092A true JPH05115092A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17519772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27285991A Pending JPH05115092A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 外耳道挿入型イヤピース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05115092A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524704A (ja) * 2010-04-14 2013-06-17 ジーエヌ リザウンド エー/エス 補聴器
WO2023181626A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 通話装置
JP2023143649A (ja) * 2022-03-24 2023-10-06 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 通話装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524704A (ja) * 2010-04-14 2013-06-17 ジーエヌ リザウンド エー/エス 補聴器
WO2023181626A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 通話装置
JP2023143649A (ja) * 2022-03-24 2023-10-06 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 通話装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10212525B2 (en) Universal earpiece
US5298692A (en) Earpiece for insertion in an ear canal, and an earphone, microphone, and earphone/microphone combination comprising the same
JP5934358B2 (ja) イヤーピースパッシブノイズ減衰
US7925038B2 (en) Earset assembly
US5953435A (en) Intra-concha stabilizer with length adjustable conchal wall hook
JP3556151B2 (ja) 骨伝導スピーカを用いた送受話装置
US10003878B2 (en) In-the-ear earphone, its variations and methods of wearing the earphone
WO2011088600A1 (zh) 耳模及开放式耳内受话助听装置
US20160050477A1 (en) In-the-ear earphone, (its variantions) and methods of wearing
US11381897B2 (en) Variable eartip for earphone
JP2023509594A (ja) 開放型オーディオデバイス
US8811644B2 (en) Member for transmitting the sound of a loud-speaker to the ear and equipment fitted with such member
JP2003032772A (ja) 耳掛け式イヤホン
EP3731536B1 (en) Auricular structure using skirt attachment
CN110100456B (zh) 声音收集装置
JP2000166959A (ja) 骨導スピ−カ
JP4135042B2 (ja) ヘッドホン
JPH05115092A (ja) 外耳道挿入型イヤピース
JP2009027675A (ja) イヤホンアタッチメント
JPH05300207A (ja) 片耳装着型送受話器
JPH06113001A (ja) 片耳装着型送受話器
JP5715012B2 (ja) 既製耳あな型補聴器
JPH05316583A (ja) 外耳道挿入型イヤピース
JP2008060943A (ja) イヤホンアタッチメント
CN215871794U (zh) 两用式发声装置