JPH05112376A - 粘性製品のデイスペンサ - Google Patents

粘性製品のデイスペンサ

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JPH05112376A
JPH05112376A JP4099797A JP9979792A JPH05112376A JP H05112376 A JPH05112376 A JP H05112376A JP 4099797 A JP4099797 A JP 4099797A JP 9979792 A JP9979792 A JP 9979792A JP H05112376 A JPH05112376 A JP H05112376A
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JP
Japan
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bag
outer container
plate
opening
dispenser
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JP4099797A
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Inventor
Piero Battegazzore
バツテガツツオーレ ピエロ
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GUARA SpA
Guala SpA
Original Assignee
GUARA SpA
Guala SpA
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Publication date
Application filed by GUARA SpA, Guala SpA filed Critical GUARA SpA
Publication of JPH05112376A publication Critical patent/JPH05112376A/ja
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/0055Containers or packages provided with a flexible bag or a deformable membrane or diaphragm for expelling the contents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2231/00Means for facilitating the complete expelling of the contents
    • B65D2231/001Means for facilitating the complete expelling of the contents the container being a bag

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 たわみ袋をその中間部分で外容器に付着させ
ることなく袋を完全に空にできるディスペンサを提供す
る。 【構成】 弾性変形可能な側壁6,7と開口4を有する
外容器1と;粘性製品を収容しかつ外容器1内に配置さ
れるたわみ袋13と;外容器の開口を横切って配置され
かつ通路10を備えた板状要素8であって、袋の口12
が板状要素に対しシールされるようになっている前記板
状要素8と;吐出導管28と外容器に結合させるための
結合手段37とを備えたヘッド27と;吐出導管内に配
置された第1の弁手段34と;外容器の内側方向に開口
する第2の弁手段25とからなる粘性製品のディスペン
サであって、前記板状要素に結合されたサポート15か
ら突出する2対の弾性開きレグ16,17,16a,1
7aからなる押拡げ手段を含み、前記レグは前記袋13
の内部で伸長しかつ袋13に対し外容器1の方向に圧力
を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は練り歯みがき製品、化粧
クリーム、食品ジュースなどのような粘性製品のディス
ペンサであって、容器が圧縮されて該製品を絞り出しか
つ次に解放されるところの該ディスペンサに関するもの
である。
【0002】さらに詳細には、本発明は、概して垂直方
向に横たわる長手方向軸に沿って伸長しかつ少なくとも
1つの弾性変形が可能な側壁と、密閉底部と、リムによ
り規定される開口が設けられた頂部とを有する外容器
と;前記外容器の内部に置かれたたわみ袋であって、口
を有しかつ粘性製品を含むように設計された前記たわみ
袋と;容器の頂部内の開口を横切って配置されかつ該頂
部のリムに結合されている板状要素であって、前記板状
要素には外容器の長手方向軸に平行な軸方向通路が設け
られかつ前記外容器の内方方向に突出されたカラーを有
しており、前記袋はその口が前記カラーの周りでシール
されるようになっている前記板状要素と;その内側に粘
性製品吐出導管が設けられたヘッドであって、該吐出導
管は吐出オリフィスが設けられた一端と前記板状要素を
介して軸方向通路と通じている入口オリフィスが設けら
れた他端とを有し、前記ヘッドは前記外容器の頂部内の
開口のリムに結合させるための結合手段を含むところの
前記ヘッドと;前記粘性製品吐出導管内に配置されかつ
前記吐出オリフィスの方向に開口する第1の一方向弁手
段と;および外容器の内側方向に開口する第2の一方向
弁手段と;からなる粘性製品のディスペンサに関するも
のである。
【0003】
【従来の技術】上記のタイプのディスペンサはたとえば
米国特許第4,469,250号公報、第4,909,
416号公報および第4,842,165号公報に示さ
れかつ記載されている。
【0004】米国特許第4,469,250号公報およ
び第4,909,416号公報の開示によれば、小出し
使用される粘性製品を内包するように設計されたたわみ
袋は弾性的に変形が可能な壁を備えた容器の開口の位置
において、該開口を横切って配置されかつ容器に固定さ
れた保持要素によってしっかりと固定されているにすぎ
ない。
【0005】この装置は、外容器の弾性壁を反復して圧
縮及び解放をした後であっても、それが袋を完全に空に
させることがなく、したがって使用すべく袋の中に充填
された製品の全量を押し出すことができないという欠点
を有する。
【0006】米国特許第4,842,165号公報に開
示された従来技術によれば、粘性製品の袋は外容器に直
接固定される代わりに、その口の位置とおよび容器の全
長の中間の周縁領域の位置との両方で固定されている。
【0007】このような構造によれば、袋を空にするこ
とは容易でありかつその中に含まれる粘性製品の全量が
使用可能である。
【0008】しかしながら、外容器の内壁の中間領域と
その口の位置とで袋を結合することはきわめて複雑な製
作技術を必要とし、該製作技術はディスペンサの製造コ
ストを上昇させ、またこの結合方法は容器から分離した
状態で、小出し使用される製品を袋に充填し次に袋を容
器に装着することを不可能にする。
【0009】さらに、袋を外容器の中間領域に連続シー
ルすることは、容器への各圧縮作用の終端において発生
するように容器内部への空気の導入のための弁手段が、
たわみ袋の自由部分に力が加えられるように容器の底部
または少なくともシール領域の下側の領域内に配置され
ることを必要とする。
【0010】空気導入弁手段に対するこの位置的な要求
は外容器を一体品とする可能性を制約し、さらにディス
ペンサのコストを増大させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のディ
スペンサの欠点を取り除き、かつ袋の周縁を外容器の中
間領域に付着させることなくたわみ袋を完全に空にする
ことができるディスペンサを提供することが本発明の目
的である。
【0012】本発明の他の目的は、外容器の壁に設けら
れた空気導入弁手段を有する必要性を回避してディスペ
ンサの製造コストを低下させることおよび外容器から取
り出した状態で袋詰め作業を行うことができるようにす
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、概して
垂直方向に横たわる長手方向軸に沿って伸長しかつ少な
くとも1つの弾性変形が可能な側壁と、密閉底部と、リ
ムにより規定される開口が設けられた頂部とを有する外
容器と;前記外容器の内部に置かれたたわみ袋であっ
て、口を有しかつ粘性製品を含むように設計された前記
たわみ袋と;容器の頂部内の開口を横切って配置されか
つ該頂部のリムに結合されている板状要素であって、前
記板状要素には外容器の長手方向軸に平行な軸方向通路
が設けられかつ前記外容器の内方方向に突出されたカラ
ーを有しており、前記袋はその口が前記カラーの周りで
シールされるようになっている前記板状要素と;その内
側に粘性製品吐出導管が設けられたヘッドであって、該
吐出導管は吐出オリフィスが設けられた一端と前記板状
要素を介して軸方向通路と通じている入口オリフィスが
設けられた他端とを有し、前記ヘッドは前記外容器の頂
部内の開口のリムに結合させるための結合手段を含むと
ころの前記ヘッドと;前記粘性製品吐出導管内に配置さ
れかつ前記吐出オリフィスの方向に開口する第1の一方
向弁手段と;および外容器の内側方向に開口する第2の
一方向弁手段と;からなる粘性製品のディスペンサにお
いて、それが前記板状要素に結合されたサポートから突
出する少なくとも1対の弾性開きレグからなる押拡げ手
段を含み、前記レグが前記袋の内部で伸長しかつ袋に対
し外容器の方向を向く圧力を加えることを特徴とする粘
性製品のディスペンサによって解決される。
【0014】本発明を添付の図面を参照して、2つの好
ましい実施例について以下に詳細に説明するが、これら
は本発明を限定するものではない。
【0015】
【実施例】図面において、たとえばポリオレフィンのプ
ラスチック材料で製造された外容器が参照符号1で示さ
れている。
【0016】外容器は平面図においてほぼ楕円形であ
り、かつ自立ベースの役をなす密閉底2とエッジ5で規
定された開口4を形成された頂部3とを有する。
【0017】容器1は概して直立方向に配置された長手
方向軸X−Xに沿って伸長し、またたとえばユーザの手
の指からのフィンガ圧力のような外部からの圧力を加え
られたときに弾性変形可能に作られたより大きな半径の
曲線を有する少なくとも1つの壁6および7を有する。
【0018】開口4を横断して同じくプラスチック材料
で製造された板状要素8が設けられており、該板状要素
8はその周縁エッジ9により、開口4を規定するエッジ
5に結合されている。
【0019】板状要素8には軸X−Xと同軸の通路10
が形成され、該通路10の周りにカラー11が設けられ
ている。
【0020】前記カラー11は要素8と一体に製作さ
れ、かつ容器1の内側へ伸長している。
【0021】小出し使用される練り歯みがきのような製
品を内包するように設計されたたわみ袋13の口12は
溶接などによりカラー11の外面に結合されている。袋
13は概して積層フィルムで形成され、該フィルムの内
層はカラー11の材料に適合したヒートシール可能な材
料から形成される。
【0022】小出し使用される粘性製品が充填されると
完全に伸長した状態となる袋13の周縁は、袋と外容器
1の壁との間に中間空間14が形成されるようになって
いる。
【0023】板状要素8にはサポート15もまた結合さ
れ、該サポート15は図示の実施例においてはカラー1
1と同軸の環状要素の形状をなしかつカラー11の内部
に固定されている。サポート15から袋13の内側に向
かって対向レグ対16,17および16a,17aが伸
長し、該レグ対は弾性的に開いており、また端部18,
19および18a,19aを有し、該端部はリトラクタ
として袋13を外容器1の方向へ押すように設けられ、
これにより袋が製品の小出し作用によりそれ自身が次第
に中身を空にして、袋の底部分が図2の1点鎖線で示す
ように口12の方向に折り返されたときでも該端部は袋
に対し内側から外側へ向かう張力を与えている。
【0024】レグ16,17および16a,17aから
の押開き張力は軸X−Xに対しほぼ直角方向に沿って容
器1の全長のほぼ中間に位置する周縁領域において袋1
3に加えられる。
【0025】ポリオレフィンまたはポリアミドのプラス
チック材料から形成されるのが便利であるところのレグ
16,17および16a,17aの端部18,19およ
び18a,19aは対面する容器1のそれぞれの壁の曲
線に対応する曲線の半径を有する円弧セグメントとして
形成され、また軸X−Xに平行な所定の距離にわたる高
さにおいて伸長している。
【0026】レグ対16,17,16a,17aとそれ
らのそれぞれの端部18,19,18aおよび19aと
の間に、圧縮または解放される容器1上におけるレグの
弾性運動を可能にするようなサイズのスロット20が形
成されているが、袋13がスロット内に入り込んでディ
スペンスされない製品のポケットを形成するのを防止す
るようになっている。
【0027】とくに、図4および5に示されているよう
に、この同一板状要素8上に、製品ディスペンス作用の
終端において容器1の壁の弾性回復により形成される吸
引効果に基づいて容器1の内部へ外気を導入するための
一方向弁手段が設けられている。
【0028】この弁手段は円錐台側壁22と頂壁23と
により画成される中空シート21を含み、容器1から離
れる方向に尖っているテーパと容器の内壁内に開く空洞
とを備えている。円錐台側壁22には複数の開口24が
設けられている。
【0029】シート21の内部にベル形状要素25が設
けられており、該ベル形状要素25はエラストマー材料
で製造され、したがって弾性たわみ性を有し、該ベル形
状要素25は柄26により頂壁23に結合されている。
このベル形状要素25は、とくに容器1の壁6および7
に圧力が加えられたときに開口24に弾性的に付着して
通常は開口24を閉じた位置に保持する。
【0030】ディスペンス操作の終端において前記壁が
解放されると、ベル形状要素25がシート21の内側に
弾性変形を受けることにより開口24から外気が導入さ
れ、外気はたわみ袋13と外容器1との間の中間空間内
に導入される。
【0031】妨害する障害物が存在しないので、空気は
オープナレグの端部18、19および18a,19aの
位置を通過して袋13の下側へも流れ込むことができ、
これにより袋を次第に反転させて完全に中身を排出させ
ることとなる。
【0032】とくに図6を参照すると、本発明のディス
ペンサは概して符号27で示されるヘッドを含むことが
わかるであろう。このヘッドはその内側に吐出導管28
を有し、該吐出導管28にはその一端30に吐出オリフ
ィス29が設けられており、またその他端32には入口
オリフィス31が設けられている。入口オリフィス31
は、端部32のエッジが軸方向通路10の周りの要素8
上に形成された環状溝33と正面結合をなすことにより
板状要素8の軸方向通路10と連絡することになる。溝
33および端部32のエッジの断面プロフィルは相互に
はめ合いをなしてインターロック関係を形成する。
【0033】環状溝33の底部に複数の穴8aが設けら
れている。
【0034】図2からわかるように、前記穴8aは板状
要素8の厚さを貫通して中間空間14内に開口してい
る。
【0035】入口オリフィス31の位置において、吐出
導管28に一方向弁手段が設けられており、該一方向弁
手段は吐出オリフィス29に向かう方向に開口してい
る。この弁手段はたとえばポリプロピレンから製造され
るキャップ34を含み、該キャップ34はリング36へ
の装着点35の周りに角変位が可能であり(図2参
照)、該リング36は環状体36a上にシール面接をな
し、該環状体36aに対し前記キャップ34がシール位
置において当接している。
【0036】ヒンジ状の装着点35はレスト位置におい
てキャップ34を閉止位置に保持するように設計されて
いる。
【0037】ヘッド27にはさらに、容器1の開放頂部
3に結合させするための結合手段が設けられている。こ
の結合手段はヘッドのエッジ38の周りに形成されたリ
ング状リブ37と容器1の開口4のエッジ5の上に形成
された対向リブ39からなる。
【0038】最後に、ヘッド27は吐出オリフィス29
を密封するための、開封表示バンド41を備えたねじ込
みキャップ40を含む。
【0039】ここで図7に示す実施例を参照すると、ヘ
ッド27を容器1に結合するためのリブ37が示されて
いる。該リブ37はリング状バンド42上に形成されて
おり、該リング状バンド42は自己ヒンジたわみブリッ
ジ43とインターロックはめ合いプロフィル44および
45とにより軸方向にヘッド27に結合され、また該イ
ンターロックはめ合いプロフィル44および45はそれ
ぞれヘッド27およびバンド42の対面エッジに沿って
ブリッジ43の横方向伸長領域内に形成されている。
【0040】図7に示す同一実施例において、板状要素
8には軸方向通路10と同軸のグリップリング46が設
けられており、該グリップリング46はレスト位置にお
いて板状要素8とほぼ同一平面内にあり、自己ヒンジた
わみブリッジ47により板状要素8に結合されている。
【0041】グリップリング46は図7に示すようにブ
リッジ47の周りの角変位によって持上げられ、たわみ
袋13が完全に空にされたときに板状要素8およびたわ
み袋13により形成された構造アセンブリを容器1から
引き出しかつ充満した袋13を備えた他の構造アセンブ
リと取り替えるのに使用することができる。
【0042】いま説明した実施例は、空になった袋13
を再充填された充満袋と交換することにより容器1およ
びそのヘッド27の反復使用を可能にする。
【0043】上記の説明から、本発明を用いることによ
りたわみ袋13は、その口においてもまたは容器1の中
間周縁領域においても外容器1の内壁に対し直接結合さ
れることを必要としないことがわかるであろう。
【0044】袋13の内部に設けられたオープナレグの
端部18、19および18a,19aにより一定の張力
が加えられている袋13はその中に内包された製品の排
斥吐出を可能にする。さらに内部のオープナレグ対1
6,17および16a,17aと一緒に容器1から取出
し可能なように板状要素のカラー11に結合されている
ので、袋13は必要なときに容器1から取り出して充填
することができ、これにより分離再充填作業を提供しか
つ上に述べたすべての利点を提供する。
【0045】図8のオープナの異なる変更例を開示する
図9を参照すると、レグ対16および17の代わりに1
対の小さなレグ160および170が使用され、該レグ
160および170はサポート150から最も遠い位置
においてたわみストリップ状環状要素171により相互
に結合されている。前記環状要素171は平らであっ
て、レグ160および170とほぼ同じ厚さである。押
し付けることなく袋13内に挿入されるとき、環状要素
171の輪郭は容器1の内側の輪郭と一致するようにな
っており、一方、その軸方向伸長部すなわち幅はレグ1
60および170の位置から対向位置172および17
3に向かって対称的に減少している。
【0046】前記対向位置172および173における
軸方向幅は図10に示すようにディスペンサの組立てス
テップの間における傾け運動により環状要素171が容
器の開口4を通過可能にするようになっている。
【0047】本発明によるディスペンサの操作は以下の
説明からわかるであろう。
【0048】保護キャップ40を取り外したのち、外容
器1を片方の手で保持しながら弾性壁6および7に圧力
を加えることにより、袋13および弾性オープナレグ対
16および17または160および170を圧縮させる
ことができる。
【0049】その結果、粘性製品の所定量が吐出オリフ
ィス29の方向に開口する一方向弁34を通過して押し
出される。
【0050】容器1の壁6および7から圧縮力が取り除
かれ、これらの壁がそれらの正常位置に復元すると、オ
ープナレグ対16および17または160および170
は袋13の内部に横方向スラスト力を発生し、該袋13
の横方向寸法によって可能なかぎりのその最大直径まで
伸長し、これにより該袋13は容器1の壁6および7の
内面と接触することになる。
【0051】それと同時に、キャップ34が当接リング
36に当接して密閉されると、ベル形状要素25は中空
シート24の方向に弾性変形をなし、そして外縁が密封
されていないヘッド27の空洞27a内に存在する空気
を外部から中間空間14を通して容器1および袋13の
下部領域内に流すことができる。
【0052】本発明のディスペンサは、オープナレグ用
のサポート15を最初に板状要素8に結合することによ
り、とくに該サポート15をカラー11の内壁に装着す
ることにより組み立てられる。
【0053】この段階において、図8の実施例の場合、
軸方向通路10内に通された保持ツール(図示せず)を
用いることにより、弾性レグ16,17および16a,
17aがツールと係合され、収斂状態をなすように一緒
に集められて保持される。とくに、それぞれのレグ1
6,17および16a,17aに端部18,19および
18a,19aの相互接続領域に設けられた凹部48は
この目的に対し有用である。
【0054】板状要素8とツールによってまとめて保持
されたオープナレグ16,17および16a,17aと
を含むアセンブリは袋の方向に挿入され、ツールに保持
されたままレグは口12がカラー11の外面の周りの位
置にくるまで該口12から挿入される。
【0055】ここで袋の口12は通常の溶接装置を用い
てカラー11に溶接される。
【0056】溶接ステップが完了すると、アセンブリは
容器1内に挿入され、板状要素8はそのエッジ9を容器
1のエッジ5に気密をなして固定される。
【0057】このシールは容器1の開口4の内部のスト
ッパとして装着されている壁セクション9aによって高
められる。
【0058】この点においてオープナレグ16,17お
よび16a,17aは保持ツールから解放され、ツール
が通路10から軸方向に取り出され、これによりオープ
ナレグはそれらの袋13が開いた位置にばね力で戻るで
あろう。
【0059】このあとヘッド27を装着する充填ステッ
プが続く。
【0060】充填ステップの間に溝33の底に設けられ
ている穴8aは中間空間14からの空気の流出を可能に
し、一方ヘッド27が容器1の上に装着されるときに、
穴8aは溝33内に挿入された吐出導管28の端部32
により気密に閉鎖されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくディスペンサの第1の実施例の
縦断面図である。
【図2】図1に示す実施例の縦断面図であるが、図1の
平面に対し直角な平面に沿って切断した縦断面図であ
る。
【図3】図2の線III −III による断面図である。
【図4】図1の線IV−IVによる断面図である。
【図5】図4の線V −V による部分拡大断面図である。
【図6】図1の図面に類似の縦断面図であるが、ヘッド
が外容器から取り外された状態を示す縦断面図である。
【図7】本発明に基づくディスペンサの第2の実施例の
縦断面図であって、袋を引き出すためにヘッドが開放状
態にあるところを示す。
【図8】弾性開きレグを有するオープナの斜視図であ
る。
【図9】図8のオープナの修正態様を示す斜視図であ
る。
【図10】図9のオープナを外容器内に組み立てるステ
ップを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外容器 2 密閉底 3 頂部 4 開口 5 リム 8 板状要素 9 結合手段 10 軸方向通路 11 カラー 12 口 13 たわみ袋 15,150 サポート 16,16a,17,17a,160,170 レグ 18,18a,19,19a 個別自由端 21 中空シート 22 円錐台側壁 23 頂壁 24 開口 25 第2の一方向弁手段 27 ヘッド 28 吐出導管 29 吐出オリフィス 31 入口オリフィス 33 環状溝 34 第1の一方向弁手段 37 結合手段 42 環状バンド 43 自己ヒンジたわみブリッジ 46 リンググリップ 47 たわみ結合ブリッジ 171 たわみストリップ状環状要素

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概して垂直方向に横たわる長手方向軸
    (X−X)に沿って伸長しかつ少なくとも1つの弾性変
    形が可能な側壁(6,7)と、密閉底部(2)と、リム
    (5)により規定される開口(4)が設けられた頂部
    (3)とを有する外容器(1)と;前記外容器(1)の
    内部に置かれたたわみ袋(13)であって、口(12)
    を有しかつ粘性製品を含むように設計された前記たわみ
    袋(13)と;容器(1)の頂部内の開口(4)を横切
    って配置されかつ該頂部のリム(5)に結合されている
    板状要素(8)であって、前記板状要素(8)には外容
    器(1)の長手方向軸(X−X)に平行な軸方向通路
    (10)が設けられかつ前記外容器の内方方向に突出さ
    れたカラー(11)を有しており、前記袋(13)はそ
    の口(12)が前記カラー(11)の周りでシールされ
    るようになっている前記板状要素(8)と;その内側に
    粘性製品吐出導管(28)が設けられたヘッド(27)
    であって、該吐出導管(28)は吐出オリフィス(2
    9)が設けられた一端(30)と前記板状要素(8)を
    介して軸方向通路(10)と通じている入口オリフィス
    (31)が設けられた他端(32)とを有し、前記ヘッ
    ド(27)は前記外容器(1)の頂部内の開口(4)の
    リム(5)に結合させるための結合手段(37)を含む
    ところの前記ヘッド(27)と;前記粘性製品吐出導管
    (28)内に配置されかつ前記吐出オリフィス(29)
    の方向に開口する第1の一方向弁手段(34)と;およ
    び外容器(1)の内側方向に開口する第2の一方向弁手
    段(25)と;からなる粘性製品のディスペンサにおい
    て、 それが前記板状要素(8)に結合されたサポート(1
    5,150)から突出する少なくとも1対の弾性開きレ
    グ(16,17,16a,17a,160,170)か
    らなる押拡げ手段を含み、前記レグが前記袋(13)の
    内部で伸長しかつ袋(13)に対し外容器(1)の方向
    を向く圧力を加えることを特徴とする粘性製品のディス
    ペンサ。
  2. 【請求項2】 前記レグが外容器(1)の内部の袋(1
    3)の長手方向全長に沿ってほぼ中間の位置において袋
    (13)と係合する個別自由端(18,19,18a,
    19a)を有することを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィスペンサ。
  3. 【請求項3】 前記レグ(160,170)が前記サポ
    ート(150)から最も遠い位置においてたわみストリ
    ップ状環状要素(171)により相互に結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  4. 【請求項4】 前記たわみストリップ状環状要素(17
    1)が前記外容器(1)の内側の輪郭と面接する輪郭を
    有することを特徴とする請求項3に記載のディスペン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記たわみストリップ状環状要素(17
    1)に、レグ(160,170)から遠い対向位置(1
    72,173)へ向かって減少する軸方向幅が設けられ
    ている請求項4に記載のディスペンサ。
  6. 【請求項6】 前記板状要素(8)には、入口オリフィ
    ス(31)を支持する前記粘性製品吐出導管(28)の
    端部(32)で前記粘性製品吐出導管(28)を結合す
    るための結合手段(9)が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のディスペンサ。
  7. 【請求項7】 前記結合手段が前記軸方向通路(10)
    の周りに形成された環状溝(33)を含み、この溝の断
    面プロフィルが前記吐出導管(28)の入口オリフィス
    (31)を支持する端部(32)のプロフィルとシール
    係合をなすことを特徴とする請求項6に記載のディスペ
    ンサ。
  8. 【請求項8】 前記第2の一方向弁手段(25)が前記
    板状要素(8)上で前記軸方向通路(10)の片側に設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載のディス
    ペンサ。
  9. 【請求項9】 前記第2の一方向弁手段が、両方とも前
    記板状要素(8)上に形成された円錐台側壁(22)と
    頂壁(23)とにより規定された中空シート(21)で
    あって、前記ヘッド(27)の方向を向いているテーパ
    と前記外容器(1)の方向を向いている空洞とを備えた
    該中空シート(21)と;前記円錐台側壁内に形成され
    た複数の開口(24)と;前記中空シート(21)内に
    装着された弾性たわみベル形状要素(25)であって、
    前記頂壁(23)に結合されかつ前記複数の開口(2
    4)に対し密着して前記円錐台側壁(22)に弾性的に
    付着するようにされた該弾性たわみベル形状要素(2
    5)と;を含むことを特徴とする請求項8に記載のディ
    スペンサ。
  10. 【請求項10】 前記ヘッド(27)を前記外容器
    (1)の開放頂部に装着するための前記結合手段が環状
    バンド(42)上に支持されており、該環状バンド(4
    2)は、自己ヒンジたわみブリッジ(43)と、ブリッ
    ジ(43)の横方向に伸長する領域においてヘッド(2
    7)とバンド(42)との対面するエッジの周りにおい
    てインターロックするように係合するプロフィル(4
    4,45)とによりヘッド(27)に軸方向に結合され
    ることを特徴とする請求項1に記載のディスペンサ。
  11. 【請求項11】 前記板状要素(8)にはリンググリッ
    プ(46)が設けられ、該リンググリップ(46)はレ
    スト状態においては前記板状要素(8)とほぼ同一平面
    内にあり、またたわみ結合ブリッジ(47)の周りのピ
    ボット運動によりそれを持ち上げられるように設計され
    ており、前記リンググリップ(46)が板状要素(8)
    とそれに装着された袋(13)とを前記外容器(1)か
    ら手で取り出せるようにしたことを特徴とする請求項1
    0に記載のディスペンサ。
JP4099797A 1991-04-26 1992-04-20 粘性製品のデイスペンサ Pending JPH05112376A (ja)

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IT91830168.0 1991-04-26
EP91830168 1991-04-26

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AT (1) ATE137193T1 (ja)
AU (1) AU643608B2 (ja)
BR (1) BR9201525A (ja)
CA (1) CA2065824A1 (ja)
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EP0510388A2 (en) 1992-10-28
ATE137193T1 (de) 1996-05-15
MX9201845A (es) 1992-10-30
EP0510388A3 (ja) 1994-02-16
BR9201525A (pt) 1992-12-01
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AU643608B2 (en) 1993-11-18
ES2086571T3 (es) 1996-07-01
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EP0510388B1 (en) 1996-04-24

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