JPH0511058A - 体表面モニタ装置 - Google Patents
体表面モニタ装置Info
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- JPH0511058A JPH0511058A JP18368491A JP18368491A JPH0511058A JP H0511058 A JPH0511058 A JP H0511058A JP 18368491 A JP18368491 A JP 18368491A JP 18368491 A JP18368491 A JP 18368491A JP H0511058 A JPH0511058 A JP H0511058A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、被測定者用および保守操作用の各表
示装置を一つに統一して、装置全体のコンパクト化を図
ることを最も主要な特徴としている。 【構成】本発明は、放射線管理区域の境界に設置され、
放射線管理区域に入域した被測定者の体表面の放射能汚
染を自動的にモニタする体表面モニタ装置を、被測定者
に対して一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位等
の測定操作のための情報を表示する測定操作情報表示機
能と、放射線非管理区域の保守操作者に対して管理レベ
ル・校正定数等の設定パラメータ、異常発生原因，場所
等の保守操作のための情報を表示する保守操作情報表示
機能とを兼ね備えた表示装置と、表示装置を、その表示
内容が被測定者または保守操作者に対して見えるように
向きを変える表示装置方向可変手段、もしくは表示装置
の表示内容を写すようにモニタ装置本体の所望の部所に
配置された鏡とを備えて構成することを特徴としてい
る。
示装置を一つに統一して、装置全体のコンパクト化を図
ることを最も主要な特徴としている。 【構成】本発明は、放射線管理区域の境界に設置され、
放射線管理区域に入域した被測定者の体表面の放射能汚
染を自動的にモニタする体表面モニタ装置を、被測定者
に対して一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位等
の測定操作のための情報を表示する測定操作情報表示機
能と、放射線非管理区域の保守操作者に対して管理レベ
ル・校正定数等の設定パラメータ、異常発生原因，場所
等の保守操作のための情報を表示する保守操作情報表示
機能とを兼ね備えた表示装置と、表示装置を、その表示
内容が被測定者または保守操作者に対して見えるように
向きを変える表示装置方向可変手段、もしくは表示装置
の表示内容を写すようにモニタ装置本体の所望の部所に
配置された鏡とを備えて構成することを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子力施設にお
ける放射線管理区域の境界に設置され、放射線管理区域
に入域した人の体表面の放射能汚染を自動的にモニタす
る体表面モニタ装置に係り、体表面モニタ装置に関する
ものである。
ける放射線管理区域の境界に設置され、放射線管理区域
に入域した人の体表面の放射能汚染を自動的にモニタす
る体表面モニタ装置に係り、体表面モニタ装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】体表面モニタ装置は、図９にその平面図
を示すように、被測定者１の全身の放射能汚染をモニタ
するために、測定時には、放射線検出器２ａ〜２ｄを体
の周囲に配置する構成となっている。そのため、体表面
モニタ装置は、入口扉３および出口扉４が放射線検出器
２ｂ，２ｄを内蔵した扉構造となっており、その他の部
分も放射線検出器２ａ，２ｃを内蔵しており、全体の形
状がボックス状となっている。
を示すように、被測定者１の全身の放射能汚染をモニタ
するために、測定時には、放射線検出器２ａ〜２ｄを体
の周囲に配置する構成となっている。そのため、体表面
モニタ装置は、入口扉３および出口扉４が放射線検出器
２ｂ，２ｄを内蔵した扉構造となっており、その他の部
分も放射線検出器２ａ，２ｃを内蔵しており、全体の形
状がボックス状となっている。
【０００３】一方、このような体表面モニタ装置におい
て、被測定者１に一連の測定操作の手順を表示したり、
測定結果や汚染部位を表示したりするための被測定者用
表示装置５１を、被測定者１の見やすい位置（通常、ボ
ックス内の被測定者１前面右上部）に配置している。ま
た、保守操作者６に管理レベル・校正定数等の設定パラ
メータや、異常発生原因，場所等の保守のための情報を
表示したりするための保守操作用表示装置５２を、保守
操作者６の見やすい位置（通常、非管理区域から見やす
いように、ボックスの出口近傍で、非管理区域に向け
て）に配置している。
て、被測定者１に一連の測定操作の手順を表示したり、
測定結果や汚染部位を表示したりするための被測定者用
表示装置５１を、被測定者１の見やすい位置（通常、ボ
ックス内の被測定者１前面右上部）に配置している。ま
た、保守操作者６に管理レベル・校正定数等の設定パラ
メータや、異常発生原因，場所等の保守のための情報を
表示したりするための保守操作用表示装置５２を、保守
操作者６の見やすい位置（通常、非管理区域から見やす
いように、ボックスの出口近傍で、非管理区域に向け
て）に配置している。
【０００４】ところで、この種の体表面モニタ装置は、
ボックス内に被測定者１を収納しなければならないの
で、装置を構成する部分はコンパクトであることが強く
要求される。
ボックス内に被測定者１を収納しなければならないの
で、装置を構成する部分はコンパクトであることが強く
要求される。
【０００５】しかしながら、上述したような体表面モニ
タ装置においては、被測定者用および保守操作者用のそ
れぞれに表示装置５１および５２を必要とし、表示装置
を体表面モニタ装置内に２台収容しなければならず、装
置が大形化するという問題があった。
タ装置においては、被測定者用および保守操作者用のそ
れぞれに表示装置５１および５２を必要とし、表示装置
を体表面モニタ装置内に２台収容しなければならず、装
置が大形化するという問題があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
体表面モニタ装置においては、という問題があった。
体表面モニタ装置においては、という問題があった。
【０００７】本発明の目的は、被測定者用および保守操
作用の各表示装置を一つに統一して、装置全体のコンパ
クト化を図ることが可能な極めて信頼性の高い体表面モ
ニタ装置を提供することにある。
作用の各表示装置を一つに統一して、装置全体のコンパ
クト化を図ることが可能な極めて信頼性の高い体表面モ
ニタ装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、放射線管理区域の境界に設置され、前記放射線管
理区域に入域した被測定者の体表面の放射能汚染を自動
的にモニタする体表面モニタ装置において、まず、請求
項１に記載の発明では、被測定者に対して一連の測定操
作の手順、測定結果や汚染部位等の測定操作のための情
報を表示する測定操作情報表示機能と、放射線非管理区
域の保守操作者に対して管理レベル・校正定数等の設定
パラメータ、異常発生原因，場所等の保守操作のための
情報を表示する保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表
示装置と、表示装置を、その表示内容が被測定者または
保守操作者に対して見えるように向きを変える表示装置
方向可変手段とを備えて構成している。
めに、放射線管理区域の境界に設置され、前記放射線管
理区域に入域した被測定者の体表面の放射能汚染を自動
的にモニタする体表面モニタ装置において、まず、請求
項１に記載の発明では、被測定者に対して一連の測定操
作の手順、測定結果や汚染部位等の測定操作のための情
報を表示する測定操作情報表示機能と、放射線非管理区
域の保守操作者に対して管理レベル・校正定数等の設定
パラメータ、異常発生原因，場所等の保守操作のための
情報を表示する保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表
示装置と、表示装置を、その表示内容が被測定者または
保守操作者に対して見えるように向きを変える表示装置
方向可変手段とを備えて構成している。
【０００９】また、請求項２に記載の発明では、被測定
者に対して一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位
等の測定操作のための情報を表示する測定操作情報表示
機能と、放射線非管理区域の保守操作者に対して管理レ
ベル・校正定数等の設定パラメータ、異常発生原因，場
所等の保守操作のための情報を表示する保守操作情報表
示機能とを兼ね備えた表示装置と、表示装置の表示内容
を写すようにモニタ装置本体の所望の部所に配置された
鏡とを備えて構成している。
者に対して一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位
等の測定操作のための情報を表示する測定操作情報表示
機能と、放射線非管理区域の保守操作者に対して管理レ
ベル・校正定数等の設定パラメータ、異常発生原因，場
所等の保守操作のための情報を表示する保守操作情報表
示機能とを兼ね備えた表示装置と、表示装置の表示内容
を写すようにモニタ装置本体の所望の部所に配置された
鏡とを備えて構成している。
【００１０】特に、上記表示装置としては、液晶表示装
置を用いるようにし、特に請求項２に記載の発明では、
液晶表示装置の両面側から見られる特質を利用して、裏
面側の表示内容を鏡で反転し、表面側と同じパターンと
するか、もしくは液晶表示装置の裏面側で見るときは、
表示文字を表面側を鏡文字とし、裏面側からは通常の文
字で表示するようにしている。
置を用いるようにし、特に請求項２に記載の発明では、
液晶表示装置の両面側から見られる特質を利用して、裏
面側の表示内容を鏡で反転し、表面側と同じパターンと
するか、もしくは液晶表示装置の裏面側で見るときは、
表示文字を表面側を鏡文字とし、裏面側からは通常の文
字で表示するようにしている。
【００１１】
【作用】従って、本発明の体表面モニタ装置において
は、被測定者用および保守操作用に対する両方の表示情
報の表示機能を一つの表示装置で機能させると共に、表
示装置をその表示内容が被測定者または保守操作者に対
して見えるように向きを変えるか、もしくは表示装置の
表示内容を写すように鏡を配置することにより、測定操
作および保守操作に必要な情報が一つの表示装置に表示
されるため、被測定者および保守操作者が異なる位置、
すなわち放射線管理区域および放射線非管理区域から表
示装置の表示内容を見ることができ。
は、被測定者用および保守操作用に対する両方の表示情
報の表示機能を一つの表示装置で機能させると共に、表
示装置をその表示内容が被測定者または保守操作者に対
して見えるように向きを変えるか、もしくは表示装置の
表示内容を写すように鏡を配置することにより、測定操
作および保守操作に必要な情報が一つの表示装置に表示
されるため、被測定者および保守操作者が異なる位置、
すなわち放射線管理区域および放射線非管理区域から表
示装置の表示内容を見ることができ。
【００１２】これにより、体表面モニタ装置全体をコン
パクト化することができる。また、被測定者用および保
守操作者用の情報の表示装置が一つであるため、部品点
数を少なくして、体表面モニタ装置全体の信頼性を向上
させることができる。
パクト化することができる。また、被測定者用および保
守操作者用の情報の表示装置が一つであるため、部品点
数を少なくして、体表面モニタ装置全体の信頼性を向上
させることができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【００１４】図１は、本発明による体表面モニタ装置の
全体構成例を示す平面図である。なお、図１において図
９と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、
ここでは異なる部分についてのみ述べる。すなわち、本
実施例の体表面モニタ装置は、被測定者１の周囲に配置
した放射線検出器２ａ〜２ｄと、入口扉３と、出口扉４
とから構成される体表面モニタ装置において、被測定者
１に対して一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位
等の測定操作のための情報を表示する測定操作情報表示
機能と、放射線非管理区域の保守操作者６に対して管理
レベル・校正定数等の設定パラメータ、異常発生原因，
場所等の保守操作のための情報を表示する保守操作情報
表示機能とを兼ね備えた表示装置（例えば、ランプ表示
装置）７と、この表示装置７を、その表示内容が被測定
者１または保守操作者６に対して見えるように向きを変
える表示装置方向可変手段であるヒンジ８とを備えて構
成し、被測定者１および保守操作者６、すなわち放射線
管理区域および放射線非管理区域の２箇所から表示装置
７の表示内容を見ることができるようにしている。
全体構成例を示す平面図である。なお、図１において図
９と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、
ここでは異なる部分についてのみ述べる。すなわち、本
実施例の体表面モニタ装置は、被測定者１の周囲に配置
した放射線検出器２ａ〜２ｄと、入口扉３と、出口扉４
とから構成される体表面モニタ装置において、被測定者
１に対して一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位
等の測定操作のための情報を表示する測定操作情報表示
機能と、放射線非管理区域の保守操作者６に対して管理
レベル・校正定数等の設定パラメータ、異常発生原因，
場所等の保守操作のための情報を表示する保守操作情報
表示機能とを兼ね備えた表示装置（例えば、ランプ表示
装置）７と、この表示装置７を、その表示内容が被測定
者１または保守操作者６に対して見えるように向きを変
える表示装置方向可変手段であるヒンジ８とを備えて構
成し、被測定者１および保守操作者６、すなわち放射線
管理区域および放射線非管理区域の２箇所から表示装置
７の表示内容を見ることができるようにしている。
【００１５】次に、以上のように構成した本実施例の体
表面モニタ装置の作用について、図２を用いて説明す
る。
表面モニタ装置の作用について、図２を用いて説明す
る。
【００１６】まず、被測定者１は、体表面モニタ装置内
部で、一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位等の
測定操作のための情報を得る必要がある。また、保守操
作者６は、主に放射線非管理区域から管理レベル・校正
定数等の設定パラメータ、異常発生原因，場所等の保守
操作のための情報を得る必要がある。よって、両者は異
なる位置から表示装置７を見ることが必要となる。
部で、一連の測定操作の手順、測定結果や汚染部位等の
測定操作のための情報を得る必要がある。また、保守操
作者６は、主に放射線非管理区域から管理レベル・校正
定数等の設定パラメータ、異常発生原因，場所等の保守
操作のための情報を得る必要がある。よって、両者は異
なる位置から表示装置７を見ることが必要となる。
【００１７】この点、本実施例の体表面モニタ装置にお
いては、被測定者用および保守操作用の両方の表示情報
を一つの表示装置７で表示（表示のタイミングは、両方
同時でも、あるいは別々でもよい）させると共に、図２
にその立体図を示すように、表示装置１の向きをヒンジ
８で簡単に変更することができるため、被測定者１およ
び保守操作者６は、測定操作および保守操作に必要な情
報を一つの表示装置７を通して、それぞれ異なる位置か
ら見ることができる。これにより、体表面モニタ装置全
体をコンパクト化することができる。ただし、保守操作
者６は、通常、体表面モニタ装置が待機状態にあると
き、または異常状態にあるときに、表示装置７から情報
を得ることにより保守が可能であるので、一つの表示装
置７に、両者の表示情報を表示できるようにしても、個
々の操作の必要な時に、表示内容を確認することができ
る。また、被測定者用および保守操作者用の表示装置７
が一つであるため、部品点数を少なくして、体表面モニ
タ装置全体の信頼性を向上させることができる。
いては、被測定者用および保守操作用の両方の表示情報
を一つの表示装置７で表示（表示のタイミングは、両方
同時でも、あるいは別々でもよい）させると共に、図２
にその立体図を示すように、表示装置１の向きをヒンジ
８で簡単に変更することができるため、被測定者１およ
び保守操作者６は、測定操作および保守操作に必要な情
報を一つの表示装置７を通して、それぞれ異なる位置か
ら見ることができる。これにより、体表面モニタ装置全
体をコンパクト化することができる。ただし、保守操作
者６は、通常、体表面モニタ装置が待機状態にあると
き、または異常状態にあるときに、表示装置７から情報
を得ることにより保守が可能であるので、一つの表示装
置７に、両者の表示情報を表示できるようにしても、個
々の操作の必要な時に、表示内容を確認することができ
る。また、被測定者用および保守操作者用の表示装置７
が一つであるため、部品点数を少なくして、体表面モニ
タ装置全体の信頼性を向上させることができる。
【００１８】上述したように、本実施例では、被測定者
１の周囲に配置した放射線検出器２ａ〜２ｄと、入口扉
３と、出口扉４とから構成される体表面モニタ装置にお
いて、被測定者１に対して一連の測定操作の手順、測定
結果や汚染部位等の測定操作のための情報を表示する測
定操作情報表示機能と、放射線非管理区域の保守操作者
６に対して管理レベル・校正定数等の設定パラメータ、
異常発生原因，場所等の保守操作のための情報を表示す
る保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表示装置７と、
この表示装置７を、その表示内容が被測定者１または保
守操作者６に対して見えるように向きを変える表示装置
方向可変手段であるヒンジ８とを備えて構成し、被測定
者１および保守操作者６の２箇所から表示装置７の表示
内容を見ることができるようにしたものである。
１の周囲に配置した放射線検出器２ａ〜２ｄと、入口扉
３と、出口扉４とから構成される体表面モニタ装置にお
いて、被測定者１に対して一連の測定操作の手順、測定
結果や汚染部位等の測定操作のための情報を表示する測
定操作情報表示機能と、放射線非管理区域の保守操作者
６に対して管理レベル・校正定数等の設定パラメータ、
異常発生原因，場所等の保守操作のための情報を表示す
る保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表示装置７と、
この表示装置７を、その表示内容が被測定者１または保
守操作者６に対して見えるように向きを変える表示装置
方向可変手段であるヒンジ８とを備えて構成し、被測定
者１および保守操作者６の２箇所から表示装置７の表示
内容を見ることができるようにしたものである。
【００１９】従って、被測定者用および保守操作用の両
方の表示機能を一つの表示装置７で機能させることがで
きるため、被測定者用および保守操作用の表示装置を一
つに統一することができ、もって従来のように表示装置
を個々に専用に設けることが不要となり、体表面モニタ
装置全体をコンパクト化することが可能となる。また、
被測定者用および保守操作者用の表示装置７が一つであ
るため、部品点数を少なくして、体表面モニタ装置全体
の信頼性を向上させることが可能となる。さらに、保守
時に操作のための情報を得たい時には、表示装置１を放
射線非管理区域に向けたままで実現することができ、ま
た逆に、体表面モニタ装置内部で保守操作のための情報
を得ることが可能となる。
方の表示機能を一つの表示装置７で機能させることがで
きるため、被測定者用および保守操作用の表示装置を一
つに統一することができ、もって従来のように表示装置
を個々に専用に設けることが不要となり、体表面モニタ
装置全体をコンパクト化することが可能となる。また、
被測定者用および保守操作者用の表示装置７が一つであ
るため、部品点数を少なくして、体表面モニタ装置全体
の信頼性を向上させることが可能となる。さらに、保守
時に操作のための情報を得たい時には、表示装置１を放
射線非管理区域に向けたままで実現することができ、ま
た逆に、体表面モニタ装置内部で保守操作のための情報
を得ることが可能となる。
【００２０】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
【００２１】（ａ）上記表示装置７を、例えば図３ある
いは図４に示すような部所にそれぞれ配設し、ヒンジ８
により表示装置７の向きを変更するような構成として
も、前述と同様な効果を得ることができる。
いは図４に示すような部所にそれぞれ配設し、ヒンジ８
により表示装置７の向きを変更するような構成として
も、前述と同様な効果を得ることができる。
【００２２】（ｂ）表示装置７の回動動作を行なうため
の手段として、ヒンジ８にモータ等の駆動源を付属し、
これにより自動的に表示位置を変えたり、変えるタイミ
ングを、例えば故障警報発生で行なうようにすることも
できる。
の手段として、ヒンジ８にモータ等の駆動源を付属し、
これにより自動的に表示位置を変えたり、変えるタイミ
ングを、例えば故障警報発生で行なうようにすることも
できる。
【００２３】（ｃ）図５ないし図７に示すように、被測
定者１の周囲に配置した放射線検出器２ａ〜２ｄと、入
口扉３と、出口扉４とから構成される体表面モニタ装置
において、被測定者１に対して一連の測定操作の手順、
測定結果や汚染部位等の測定操作のための情報を表示す
る測定操作情報表示機能と、放射線非管理区域の保守操
作者６に対して管理レベル・校正定数等の設定パラメー
タ、異常発生原因，場所等の保守操作のための情報を表
示する保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表示装置７
と、この表示装置７の表示内容を写すように所望の部所
に配置された鏡９とを備えて構成し、鏡９による画面の
写効果を利用して、被測定者１および保守操作者６の２
箇所から表示装置７の表示内容を見ることができるよう
にしてもよい。以上の各実施例においても、前述と同様
の効果を得ることができる。
定者１の周囲に配置した放射線検出器２ａ〜２ｄと、入
口扉３と、出口扉４とから構成される体表面モニタ装置
において、被測定者１に対して一連の測定操作の手順、
測定結果や汚染部位等の測定操作のための情報を表示す
る測定操作情報表示機能と、放射線非管理区域の保守操
作者６に対して管理レベル・校正定数等の設定パラメー
タ、異常発生原因，場所等の保守操作のための情報を表
示する保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表示装置７
と、この表示装置７の表示内容を写すように所望の部所
に配置された鏡９とを備えて構成し、鏡９による画面の
写効果を利用して、被測定者１および保守操作者６の２
箇所から表示装置７の表示内容を見ることができるよう
にしてもよい。以上の各実施例においても、前述と同様
の効果を得ることができる。
【００２４】（ｄ）上記各実施例において、表示装置７
として、液晶表示装置を用いるようにしてもよい。すな
わち、この場合には、情報を表示することにおいては前
述の場合と同様であるが、液晶表示装置の特徴である、
薄い構造でしかも裏面側からも見ることができることに
より、従来のランプ式の表示装置やＣＲＴ式の表示装置
と比較して、体表面モニタ装置全体をコンパクトにでき
ると共に、裏面側から見ることができるため、構成のバ
リエーションを著しく増加させることが可能となる。
として、液晶表示装置を用いるようにしてもよい。すな
わち、この場合には、情報を表示することにおいては前
述の場合と同様であるが、液晶表示装置の特徴である、
薄い構造でしかも裏面側からも見ることができることに
より、従来のランプ式の表示装置やＣＲＴ式の表示装置
と比較して、体表面モニタ装置全体をコンパクトにでき
ると共に、裏面側から見ることができるため、構成のバ
リエーションを著しく増加させることが可能となる。
【００２５】（ｅ）液晶表示装置の両面側から見られる
特質を利用し、裏面側の表示内容を鏡で反転して、表面
側と同じパターンとするようにしてもよい。
特質を利用し、裏面側の表示内容を鏡で反転して、表面
側と同じパターンとするようにしてもよい。
【００２６】（ｆ）液晶表示装置の両面から見られる特
質を利用し、例えば図８に示すように、裏面側で見ると
きは、表示文字を鏡文字とし、裏面側からは通常の文字
で表示するようにしてもよい。
質を利用し、例えば図８に示すように、裏面側で見ると
きは、表示文字を鏡文字とし、裏面側からは通常の文字
で表示するようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、放
射線管理区域の境界に設置され、放射線管理区域に入域
した被測定者の体表面の放射能汚染を自動的にモニタす
る体表面モニタ装置を、被測定者に対して一連の測定操
作の手順、測定結果や汚染部位等の測定操作のための情
報を表示する測定操作情報表示機能と、放射線非管理区
域の保守操作者に対して管理レベル・校正定数等の設定
パラメータ、異常発生原因，場所等の保守操作のための
情報を表示する保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表
示装置と、表示装置を、その表示内容が被測定者または
保守操作者に対して見えるように向きを変える表示装置
方向可変手段、もしくは表示装置の表示内容を写すよう
にモニタ装置本体の所望の部所に配置された鏡とを備え
て構成するようにしたので、被測定者用および保守操作
用の各表示装置を一つに統一して、装置全体のコンパク
ト化を図ることが可能な極めて信頼性の高い体表面モニ
タ装置が提供できる。
射線管理区域の境界に設置され、放射線管理区域に入域
した被測定者の体表面の放射能汚染を自動的にモニタす
る体表面モニタ装置を、被測定者に対して一連の測定操
作の手順、測定結果や汚染部位等の測定操作のための情
報を表示する測定操作情報表示機能と、放射線非管理区
域の保守操作者に対して管理レベル・校正定数等の設定
パラメータ、異常発生原因，場所等の保守操作のための
情報を表示する保守操作情報表示機能とを兼ね備えた表
示装置と、表示装置を、その表示内容が被測定者または
保守操作者に対して見えるように向きを変える表示装置
方向可変手段、もしくは表示装置の表示内容を写すよう
にモニタ装置本体の所望の部所に配置された鏡とを備え
て構成するようにしたので、被測定者用および保守操作
用の各表示装置を一つに統一して、装置全体のコンパク
ト化を図ることが可能な極めて信頼性の高い体表面モニ
タ装置が提供できる。
【図１】本発明による体表面モニタ装置の一実施例を示
す平面図。
す平面図。
【図２】同実施例における表示装置を見る場合の立体
図。
図。
【図３】本発明による体表面モニタ装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図４】本発明による体表面モニタ装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図５】本発明による体表面モニタ装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図６】本発明による体表面モニタ装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図７】本発明による体表面モニタ装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図８】本発明による体表面モニタ装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図９】従来の体表面モニタ装置の構成例を示す平面
図。
図。
１…被測定者、２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ…放射線検出
器、３…入口扉、４…出口扉、６…保守操作者、７…表
示装置、８…ヒンジ、９…鏡。
器、３…入口扉、４…出口扉、６…保守操作者、７…表
示装置、８…ヒンジ、９…鏡。
Claims (6)
- 【請求項１】 放射線管理区域の境界に設置され、前記
放射線管理区域に入域した被測定者の体表面の放射能汚
染を自動的にモニタする体表面モニタ装置において、 前記被測定者に対して一連の測定操作の手順、測定結果
や汚染部位等の測定操作のための情報を表示する測定操
作情報表示機能と、放射線非管理区域の保守操作者に対
して管理レベル・校正定数等の設定パラメータ、異常発
生原因，場所等の保守操作のための情報を表示する保守
操作情報表示機能とを兼ね備えた表示装置と、 前記表示装置を、その表示内容が前記被測定者または保
守操作者に対して見えるように向きを変える表示装置方
向可変手段と、 を備えて成ることを特徴とする体表面モニタ装置。 - 【請求項２】 放射線管理区域の境界に設置され、前記
放射線管理区域に入域した被測定者の体表面の放射能汚
染を自動的にモニタする体表面モニタ装置において、 前記被測定者に対して一連の測定操作の手順、測定結果
や汚染部位等の測定操作のための情報を表示する測定操
作情報表示機能と、放射線非管理区域の保守操作者に対
して管理レベル・校正定数等の設定パラメータ、異常発
生原因，場所等の保守操作のための情報を表示する保守
操作情報表示機能とを兼ね備えた表示装置と、 前記表示装置の表示内容を写すようにモニタ装置本体の
所望の部所に配置された鏡と、 を備えて成ることを特徴とする体表面モニタ装置。 - 【請求項３】 前記表示装置としては、液晶表示装置を
用いるようにしたことを特徴とする請求項１に記載の体
表面モニタ装置。 - 【請求項４】 前記表示装置としては、液晶表示装置を
用いるようにしたことを特徴とする請求項２に記載の体
表面モニタ装置。 - 【請求項５】 前記液晶表示装置の裏面側の表示内容を
前記鏡で反転し、表面側と同じパターンとするようにし
たことを特徴とする請求項４に記載の体表面モニタ装
置。 - 【請求項６】 前記液晶表示装置の裏面側で見るとき
は、表示文字を表面側を鏡文字とし、裏面側からは通常
の文字で表示するようにしたことを特徴とする請求項４
に記載の体表面モニタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18368491A JPH0511058A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 体表面モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18368491A JPH0511058A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 体表面モニタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511058A true JPH0511058A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16140123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18368491A Pending JPH0511058A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 体表面モニタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0511058A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101145859B1 (ko) * | 2009-09-25 | 2012-05-18 | 한국수력원자력 주식회사 | 신체 내외부 방사능오염 구분 전신측정장비 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18368491A patent/JPH0511058A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101145859B1 (ko) * | 2009-09-25 | 2012-05-18 | 한국수력원자력 주식회사 | 신체 내외부 방사능오염 구분 전신측정장비 |
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